JP2002071216A - チラーにおけるブライン昇温方法およびその装置 - Google Patents

チラーにおけるブライン昇温方法およびその装置

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JP2002071216A
JP2002071216A JP2000261259A JP2000261259A JP2002071216A JP 2002071216 A JP2002071216 A JP 2002071216A JP 2000261259 A JP2000261259 A JP 2000261259A JP 2000261259 A JP2000261259 A JP 2000261259A JP 2002071216 A JP2002071216 A JP 2002071216A
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JP
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brine
temperature
heating device
chiller
increased
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JP2000261259A
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Mitsuhiro Tanaka
三博 田中
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チラーの立ち上げ所要時間を短縮する。 【解決手段】 ブライン流路1の所定位置に対して熱的
に連結された冷却装置2と、ブライン流路1の他の所定
位置に対して熱的に連結された加熱装置の一種であるヒ
ータ3と、ブライン流路1のさらに他の所定位置に設け
られてブラインの流量を制御するポンプ4と、ヒータ3
の通電量を制御するヒータコントローラ5と、ポンプ4
の回転数を制御するポンプコントローラ6と、ヒータコ
ントローラ5およびポンプコントローラ6を制御するメ
インコントローラ7と、ブライン流路1のブライン出口
部に設けられてブラインの温度を検出する温度センサ8
とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ポンプによって
移動されるブラインと冷却装置および加熱装置との間で
熱交換を行わせることによりブラインの温度を所定温度
に設定して吐出するチラーにおいて、ブラインを所定温
度にまで昇温させるための方法およびその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、半導体製造装置などに対して
所定温度のブラインを供給するための装置として、ポン
プによって移動されるブラインと冷却装置および加熱装
置との間で熱交換を行わせることによりブラインの温度
を所定温度に設定して吐出するチラーが提供されてい
る。
【0003】この構成のチラーを採用すれば、ブライン
と冷却装置および加熱装置との間で熱交換を行わせるこ
とによりブラインを所定温度に保持することができる。
【0004】具体的には、負荷がかかった状態において
もブラインの温度を±1.0℃程度に保持することがで
き、例えば、エッチング時に半導体ウエハーの温度を一
定に保持して再現性を高め、エッチングの高品質化を達
成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チラーを起動
させてからブラインの温度が所定温度にまで昇温させる
ための所要時間、または設定温度を上昇させた場合にお
いてブラインの温度が設定温度にまで昇温させるための
所要時間が長くなり、稼働率の低下をもたらせてしまう
という不都合がある。
【0006】さらに説明する。
【0007】ブラインとしては、不活性であること、温
暖化係数が小さいことなどが要求されるが、これらの要
求を全て満足することは著しく困難である。具体的に
は、ブラインとして汎用されているフロリナートでは、
温度が150℃程度になると気化、分解などの悪影響が
認められることが知られている。
【0008】したがって、ブラインを昇温させるための
加熱装置(例えば、ヒータ)の発熱量が大きくなりすぎ
ると(電力密度を大きくしすぎると)、上記の悪影響が
発生することになり、このような不都合の発生を防止し
ようとすれば、加熱装置の発熱量(ヒータの電力密度)
を小さくしなければならない。
【0009】そして、加熱装置の発熱量を小さくすれ
ば、ブラインの昇温速度が小さくなるため、チラーを起
動させてからブラインを所定温度にまで昇温させるため
の所要時間、または設定温度を上昇させた場合において
ブラインの温度が設定温度にまで昇温させるための所要
時間が長くなり、この昇温期間には所定の動作(例え
ば、エッチング動作)を行わせることができないので、
稼働率が低下してしまう。すなわち、メンテナンス後や
設定温度上昇時には、チラーの立ち上げ所要時間が長く
なってしまい、稼働率が低下してしまう。
【0010】
【発明の目的】この発明は上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、チラーの立ち上げ所要時間を短縮するこ
とができる昇温方法およびその装置を提供することを目
的している。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1のチラーにおけ
るブライン昇温方法は、ブラインの温度を所定温度にま
で昇温させるに当たって、加熱装置の発熱量を増加させ
るとともに、ブラインの流量を増加させるべくポンプの
動作速度を増加させる方法である。
【0012】請求項2のチラーにおけるブライン昇温方
法は、前記加熱装置の増加された発熱量を、ブラインの
流量非増加時におけるブライン温度がブラインに悪影響
を及ぼす温度以上、かつブラインの流量増加時における
ブライン温度がブラインに悪影響を及ぼす温度未満にな
るように設定する方法である。
【0013】請求項3のチラーにおけるブライン昇温方
法は、ブラインの温度を所定温度にまで昇温させるに当
たって、加熱装置を動作させるとともに、ブライン供給
対象装置に含まれる加熱装置を動作させる方法である。
【0014】請求項4のチラーにおけるブライン昇温装
置は、加熱装置の発熱量を増加させる発熱量増加手段
と、ブラインの流量を増加させるべくポンプの動作速度
を増加させるポンプ制御手段とを含むものである。
【0015】請求項5のチラーにおけるブライン昇温装
置は、前記発熱量増加手段として、前記加熱装置の増加
された発熱量を、ブラインの流量非増加時におけるブラ
イン温度がブラインに悪影響を及ぼす温度以上、かつブ
ラインの流量増加時におけるブライン温度がブラインに
悪影響を及ぼす温度未満になるように設定するものを採
用するものである。
【0016】請求項6のチラーにおけるブライン昇温装
置は、加熱装置を動作させる第1加熱装置動作手段と、
ブライン供給対象装置に含まれる加熱装置を動作させる
第2加熱装置動作手段とを含むものである。
【0017】
【作用】請求項1のチラーにおけるブライン昇温方法で
あれば、ブラインの温度を所定温度にまで昇温させるに
当たって、加熱装置の発熱量を増加させるとともに、ブ
ラインの流量を増加させるべくポンプの動作速度を増加
させるのであるから、発熱量の増加によって熱交換量を
増加させることができ、しかも流量を増加させることに
よりブラインの昇温を抑制してブラインに悪影響が生じ
ることを防止することができる。この結果、立ち上げ所
要時間を短縮して稼働率を高めることができる。
【0018】請求項2のチラーにおけるブライン昇温方
法であれば、前記加熱装置の増加された発熱量を、ブラ
インの流量非増加時におけるブライン温度がブラインに
悪影響を及ぼす温度以上、かつブラインの流量増加時に
おけるブライン温度がブラインに悪影響を及ぼす温度未
満になるように設定するのであるから、ブラインに悪影
響が生じることを確実に防止し、しかも請求項1と同様
の作用を達成することができる。
【0019】請求項3のチラーにおけるブライン昇温方
法であれば、ブラインの温度を所定温度にまで昇温させ
るに当たって、加熱装置を動作させるとともに、ブライ
ン供給対象装置に含まれる加熱装置を動作させるのであ
るから、発熱量の増加によって熱交換量を増加させるこ
とができ、しかも加熱装置の分散によりブラインの昇温
を抑制してブラインに悪影響が生じることを防止するこ
とができる。この結果、立ち上げ所要時間を短縮して稼
働率を高めることができる。
【0020】請求項4のチラーにおけるブライン昇温装
置であれば、発熱量増加手段によって加熱装置の発熱量
を増加させ、ポンプ制御手段によってブラインの流量を
増加させるべくポンプの動作速度を増加させることがで
きる。
【0021】したがって、発熱量の増加によって熱交換
量を増加させることができ、しかも流量を増加させるこ
とによりブラインの昇温を抑制してブラインに悪影響が
生じることを防止することができ、ひいては、立ち上げ
所要時間を短縮して稼働率を高めることができる。
【0022】請求項5のチラーにおけるブライン昇温装
置であれば、前記発熱量増加手段として、前記加熱装置
の増加された発熱量を、ブラインの流量非増加時におけ
るブライン温度がブラインに悪影響を及ぼす温度以上、
かつブラインの流量増加時におけるブライン温度がブラ
インに悪影響を及ぼす温度未満になるように設定するも
のを採用するのであるから、ブラインに悪影響が生じる
ことを確実に防止し、しかも請求項4と同様の作用を達
成することができる。
【0023】請求項6のチラーにおけるブライン昇温装
置であれば、第1加熱装置動作手段により加熱装置を動
作させ、第2加熱装置動作手段によりブライン供給対象
装置に含まれる加熱装置を動作させることができる。
【0024】したがって、発熱量の増加によって熱交換
量を増加させることができ、しかも加熱装置の分散によ
りブラインの昇温を抑制してブラインに悪影響が生じる
ことを防止することができ、ひいては、立ち上げ所要時
間を短縮して稼働率を高めることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、この
発明のチラーにおけるブライン昇温方法およびその装置
の実施の態様を詳細に説明する。
【0026】図1はこの発明のブライン昇温装置が組み
込まれたチラーの構成を示す概略図である。
【0027】このチラーは、ブライン供給対象装置(図
示せず)と連通されるブライン流路1と、ブライン流路
1の所定位置に対して熱的に連結された冷却装置2と、
ブライン流路1の他の所定位置に対して熱的に連結され
た加熱装置の一種であるヒータ(例えば、高電力密度ヒ
ータ)3と、ブライン流路1のさらに他の所定位置に設
けられてブラインの流量を制御するポンプ4と、ヒータ
3の通電量を制御するヒータコントローラ5と、ポンプ
4の回転数を制御するポンプコントローラ6と、ヒータ
コントローラ5およびポンプコントローラ6を制御する
メインコントローラ7と、ブライン流路1のブライン出
口部に設けられてブラインの温度を検出する温度センサ
8とを有している。なお、冷却装置2を制御するための
構成は図示を省略している。その理由は、冷却装置2の
冷却能力に拘わらず、ブラインに悪影響を及ぼすおそれ
が全くないからである。
【0028】前記メインコントローラ7は、ブラインの
昇温動作を行うべきことを指示する昇温指示信号、ブラ
インの温度を所定温度に制御すべきことを指示する温度
制御指示信号を選択的に出力するとともに、温度制御指
示信号と共に目標温度指示信号を出力する。また、メイ
ンコントローラ7と図示しないブライン供給対象装置と
の間でデータ授受を行うようにしている。さらに、温度
センサ8からの温度検出信号を入力として昇温動作が完
了したか否かを判定し、昇温動作が完了したことを示す
判定結果に応答して昇温指示信号の出力を停止するとと
もに温度制御指示信号を出力する。
【0029】前記ヒータコントローラ5は、メインコン
トローラ7から昇温指示信号が供給されたことに応答し
て最大の発熱量を実現するための電力をヒータ3に供給
し、メインコントローラ7から温度制御指示信号が供給
されたことに応答して、温度センサ8による検出温度を
目標温度と等しくするための電力をヒータ3に供給す
る。
【0030】前記ポンプコントローラ6は、メインコン
トローラ7から昇温指示信号が供給されたことに応答し
て最大のブライン流量を実現するための回転数となるよ
うにポンプ4に最大回転数指令を供給し、メインコント
ローラ7から温度制御指示信号が供給されたことに応答
してブライン供給対象装置が要求するブライン流量を実
現するための回転数となるようにポンプ4に定常回転数
指令を供給する。
【0031】前記ヒータ3は、最大の発熱量を、ブライ
ンの流量非増加時(ポンプ4が定常回転数で動作してい
る時)におけるブライン温度がブラインに悪影響を及ぼ
す温度以上、かつブラインの流量増加時(ポンプ4が最
大回転数で動作している時)におけるブライン温度がブ
ラインに悪影響を及ぼす温度未満になるように設定され
たものである。
【0032】上記の構成のチラーの作用は次のとおりで
ある。
【0033】チラーの立ち上げ時には、図2中(a)の
実線の昇温領域に示すように、最大の発熱量を実現する
ためのヒータ電力をヒータ3に供給するとともに、図2
中(b)の実線の昇温領域に示すように、最大のブライ
ン流量を実現するための回転数となるようにポンプ4に
最大回転数指令を供給する。
【0034】したがって、ヒータ電力を大きくすること
によってブラインに供給する熱量を増加させてブライン
の昇温を迅速化することができる{図2中(c)の実線
の昇温領域参照}。すなわち、従来の昇温動作{図2中
(c)の破線参照}と比較して、昇温所要時間を短縮す
ることができる。また、ポンプ4の回転数を定常回転数
に設定したままの状態では、ヒータ電力を大きくするこ
とに伴ってブラインが必要以上に昇温して気化、分解な
どの悪影響が生じる可能性が高いのであるが、この実施
態様においては、ポンプ4の回転数を最大回転数にする
のであるから、ブラインが必要以上に昇温することはな
く、気化、分解などの悪影響が生じる可能性を排除する
ことができる。
【0035】そして、ブラインの昇温が完了した場合に
は、温度センサ8による検出温度を目標温度と等しくす
るための電力をヒータ3に供給するとともに、ポンプ4
を定常回転数で動作させることにより、所定温度、かつ
所定量のブラインをブライン供給対象装置に供給するこ
とができる。
【0036】上記の実施態様においては、ヒータ3とし
て、最大の発熱量を、ブラインの流量非増加時(ポンプ
4が定常回転数で動作している時)におけるブライン温
度がブラインに悪影響を及ぼす温度以上、かつブライン
の流量増加時(ポンプ4が最大回転数で動作している
時)におけるブライン温度がブラインに悪影響を及ぼす
温度未満になるように設定されたものを採用している
が、ヒータ3として、最大の発熱量を、ブラインの流量
非増加時(ポンプ4が定常回転数で動作している時)に
おけるブライン温度がブラインに悪影響を及ぼす温度未
満になるように設定されたものを採用するとともに、ブ
ライン供給対象装置に含まれる加熱装置を動作させるよ
うにすることが可能である。もちろん、この場合には、
ポンプ4を常に定常回転数で動作させ続けるようにして
いる。
【0037】図3はこの場合におけるヒータ電力、ブラ
イン供給対象装置に含まれる加熱装置による加熱量、お
よびブライン温度の変化を示す図である。
【0038】図3から分かるように、ブラインの昇温を
行わせる場合には、ヒータ3の発熱によりブラインを昇
温させるだけでなく、ブライン供給対象装置に含まれる
加熱装置の発熱によってもブラインを昇温させることが
できる。
【0039】したがって、この場合にも、ブラインの温
度を迅速に昇温させることができる。また、この場合に
は、ブラインが互いに異なる位置で昇温されるのである
から、ブライン温度がブラインに悪影響を及ぼす温度未
満に保持され続ける。
【0040】さらに、図1の実施態様に対して、ブライ
ン供給対象装置に含まれる加熱装置の発熱によるブライ
ンの昇温を併用することが可能であり、この場合には、
ブラインの昇温所要時間を一層短縮することができる。
【0041】
【発明の効果】請求項1の発明は、発熱量の増加によっ
て熱交換量を増加させることができ、しかも流量を増加
させることによりブラインの昇温を抑制してブラインに
悪影響が生じることを防止することができ、ひいては、
立ち上げ所要時間を短縮して稼働率を高めることができ
るという特有の効果を奏する。
【0042】請求項2の発明は、ブラインに悪影響が生
じることを確実に防止し、しかも請求項1と同様の効果
を奏する。
【0043】請求項3の、発熱量の増加によって熱交換
量を増加させることができ、しかも加熱装置の分散によ
りブラインの昇温を抑制してブラインに悪影響が生じる
ことを防止することができ、ひいては、立ち上げ所要時
間を短縮して稼働率を高めることができるという特有の
効果を奏する。
【0044】請求項4の発明は、発熱量の増加によって
熱交換量を増加させることができ、しかも流量を増加さ
せることによりブラインの昇温を抑制してブラインに悪
影響が生じることを防止することができ、ひいては、立
ち上げ所要時間を短縮して稼働率を高めることができる
という特有の効果を奏する。
【0045】請求項5の発明は、ブラインに悪影響が生
じることを確実に防止し、しかも請求項4と同様の効果
を奏する。
【0046】請求項6の発明は、発熱量の増加によって
熱交換量を増加させることができ、しかも加熱装置の分
散によりブラインの昇温を抑制してブラインに悪影響が
生じることを防止することができ、ひいては、立ち上げ
所要時間を短縮して稼働率を高めることができるという
特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のブライン昇温装置が組み込まれたチ
ラーの構成を示す概略図である。
【図2】図1のチラーの作用を説明する図である。
【図3】チラーの変更例作用を説明する図である。
【符号の説明】
2 冷却装置 3 ヒータ 4 ポンプ 5 ヒータコントローラ 6 ポンプコントローラ 7 メインコントローラ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポンプ(4)によって移動されるブライ
    ンと冷却装置(2)および加熱装置(3)との間で熱交
    換を行わせることによりブラインの温度を所定温度に設
    定して吐出するチラーにおいて、 ブラインの温度を所定温度にまで昇温させるに当たっ
    て、加熱装置(3)の発熱量を増加させるとともに、ブ
    ラインの流量を増加させるべくポンプ(4)の動作速度
    を増加させることを特徴とするチラーにおけるブライン
    昇温方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱装置(3)の増加された発熱量
    は、ブラインの流量非増加時におけるブライン温度がブ
    ラインに悪影響を及ぼす温度以上、かつブラインの流量
    増加時におけるブライン温度がブラインに悪影響を及ぼ
    す温度未満になるように設定される請求項1に記載のチ
    ラーにおけるブライン昇温方法。
  3. 【請求項3】 ポンプ(4)によって移動されるブライ
    ンと冷却装置(2)および加熱装置(3)との間で熱交
    換を行わせることによりブラインの温度を所定温度に設
    定してブライン供給対象装置に供給するチラーにおい
    て、 ブラインの温度を所定温度にまで昇温させるに当たっ
    て、加熱装置(3)を動作させるとともに、ブライン供
    給対象装置に含まれる加熱装置を動作させることを特徴
    とするチラーにおけるブライン昇温方法。
  4. 【請求項4】 ポンプ(4)によって移動されるブライ
    ンと冷却装置(2)および加熱装置(3)との間で熱交
    換を行わせることによりブラインの温度を所定温度に設
    定して吐出するチラーにおいて、 加熱装置(3)の発熱量を増加させる発熱量増加手段
    (5)(7)と、 ブラインの流量を増加させるべくポンプ(4)の動作速
    度を増加させるポンプ制御手段(6)(7)と、 を含むことを特徴とするチラーにおけるブライン昇温装
    置。
  5. 【請求項5】 前記発熱量増加手段(5)(7)は、前
    記加熱装置(3)の増加された発熱量を、ブラインの流
    量非増加時におけるブライン温度がブラインに悪影響を
    及ぼす温度以上、かつブラインの流量増加時におけるブ
    ライン温度がブラインに悪影響を及ぼす温度未満になる
    ように設定するものである請求項4に記載のチラーにお
    けるブライン昇温装置。
  6. 【請求項6】 ポンプ(4)によって移動されるブライ
    ンと冷却装置(2)および加熱装置(3)との間で熱交
    換を行わせることによりブラインの温度を所定温度に設
    定してブライン供給対象装置に供給するチラーにおい
    て、 加熱装置(3)を動作させる第1加熱装置動作手段と、 ブライン供給対象装置に含まれる加熱装置を動作させる
    第2加熱装置動作手段と、 を含むことを特徴とするチラーにおけるブライン昇温装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011002168A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Toyo Eng Works Ltd ブライン設備の温度制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011002168A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Toyo Eng Works Ltd ブライン設備の温度制御装置

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