JP2002071076A - 分岐用挿し管及び、挿し管の連結方法 - Google Patents

分岐用挿し管及び、挿し管の連結方法

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JP2002071076A
JP2002071076A JP2000258808A JP2000258808A JP2002071076A JP 2002071076 A JP2002071076 A JP 2002071076A JP 2000258808 A JP2000258808 A JP 2000258808A JP 2000258808 A JP2000258808 A JP 2000258808A JP 2002071076 A JP2002071076 A JP 2002071076A
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JP
Japan
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pipe
tube
insertion tube
tool body
spindle
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Application number
JP2000258808A
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Inventor
Motoaki Hirota
源昭 広田
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Shimizu Alloy Mfg Co Ltd
Original Assignee
Shimizu Alloy Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管長が短かくて済む分岐用挿し管及びその連
結方法を提供する。 【解決手段】 挿し管1は、少なくとも分岐点では直交
十字状となし、T字管の場合には一つの管を短かい閉鎖
管12にする。連結工具3は、工具本体31と、スピン
ドル32と、引パイプ33と、クロスパイプ34とから
なる。工具本体31は、中央にスピンドル32と螺合す
るステムナット35を有し、両側にバルブ2などに固定
する為の抱持アーム38を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、管路の分岐部に
用いる挿し管、及びこの挿し管とバルブなどの機器とを
連結する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管路の分岐部には、一般に2方向
受口形のT字管や3方向受口形の十字管が用いられてい
る。そして、これにバルブを連結するには、先ず、この
受口に、他端にフランジの付いた短管を、特殊押輪を用
いて連結し、次に、その他端のフランジに、フランジ形
バルブを連結するという方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来のよう
に、受口形のT字管や十字管を用いる方法では、バルブ
の連結に、フランジ付きの短管が必要となるので、分岐
部での部品点数が増して、構成が複雑になるという問題
がある。これを是正するには、受口形の管を挿口形の管
に替え、かつ、バルブを受口形のものにすればよいので
あるが、単にこのように替えても、管を強制圧入する為
の連結工具のチャック代を、管の側に採っておかなけれ
ばならないので、管が必然的に長くなってしまうという
問題がある。
【0004】本発明はこのような点に鑑み、管長が比較
的短くて済む分岐用挿し管を提供するにある。また、本
発明は、この挿し管とバルブなどの機器とを簡単に連結
する為の方法を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の分岐用挿し管の
技術的手段は、少なくとも分岐点で、管が直交十字状に
延び出していることにある。
【0006】また、十字状に延び出して管の一つを、短
かい閉鎖管にしてもよい。
【0007】本発明の挿し管の連結方法の技術的手段
は、少なくとも一方の管連結口が受口形式である被連結
機器の後端に、工具本体を取付け、工具本体と螺合する
引パイプを、被連結機器を貫通させて、挿し管の分岐点
まで通し、この引パイプの先端を、挿し管に直交方向に
通したクロスパイプに結合させ、工具本体のステムナッ
トを回転させて、引パイプを軸方向に移動させることに
よって、被連結機器の受口に挿し管を圧入させるように
することにある。
【0008】また、引パイプの後端に、スピンドルを連
結して、このスピンドルを工具本体のステムナットと螺
合させ、また引パイプの先端に孔を設けて、この孔にク
ロスパイプを嵌入させるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の分岐用挿し管の実施の形
態を、図面の実施例に基づいて説明する。図1は、挿し
管1と、バルブ2と、連結工具3とを分解状態で示す。
挿し管1は、通常は鋳鉄管などの金属管であるが、合成
樹脂管とすることも可能である。図示例の挿し管1は3
方向に管が延びたT字管であるが、分岐点で直交する十
字状となるように、分岐管部11と反対方向に短かい閉
鎖管12が設けられている。この閉鎖管12の長さは短
かくてよいが、その管径は分岐管部11と一致させてお
く必要がある。
【0010】図示例のバルブ2はソフトシール式仕切り
弁であり、その少なくとも一方の管連結口21の形状
は、受口形にする必要がある。他方の管連結口22の形
状は自由であるが、図示例では、これも受口形となって
いる。
【0011】連結工具3は、工具本体31と、スピンド
ル32と、引パイプ33と、クロスパイプ34とからな
る。本体31の中央部には、ステムナット35が設けら
れていて、ここにスピンドル32が貫通状に螺合し、ス
テムナット35をスパナなどの工具で回転させると、ス
ピンドル32は軸方向に移動する。スピンドル32の先
端にはネジ部36が付いていて、引パイプ33と連結可
能である。引パイプ33の先端部には、孔37が設けら
れていて、この孔37にクロスパイプ34を通すことが
できる。
【0012】図2に工具本体31の詳細が示されてい
る。本体31の中央部に設けられているステムナット3
5は、回転自在である。また、本体31には、両側に対
向するように2本の抱持アーム38が付いていて、各ア
ーム38には、広狭2種のピン孔39が設けられてい
る。従って、抱持アーム38をバルブ2の端に結合さ
せ、ピン40を挿込むことによって、工具本体31とバ
ルブ2とを一体化できる。またピン孔39が2種設けら
れているので、大小2種のバルブと連結可能である。
【0013】図3、図4によって、連結作業について説
明する。先ず、一つのバルブ2の後端に、工具本体31
を取付け、バルブ2を全開状態とした上で、バルブ2内
に引パイプ33を通し、引パイプ33の後端にスピンド
ル32を連結させて、ステムナット35に螺合させる。
これを挿し管1の一つの管口にセットする。この際、引
パイプ33の先端が、挿し管1の分岐点に達するように
して、次に横方向から挿し込んだクロスパイプ34を、
引パイプ33の先端の孔37に嵌入させる。そして、ス
パナなどの工具で、ステムナット35を回転させる。締
め込めば、挿し管の管口がバルブ2の連結受口21に強
制圧入される。
【0014】このようにして、挿し管の一つの管口への
バルブ2の取付けが完了すると、図4のように次の管口
にバルブ2を取付ける。この際、挿し管1には閉鎖管1
2があって、クロスパイプ34の両端を掛け渡すように
係止できるので、前記と同様の操作でバルブ2の連結を
行うことができる。図5は、連結作業の完了状態であ
る。なお、この図示例では、バルブ2の連結口は両方共
に受口形であるが、反対側の連結形式は自由であり、挿
口形などにすることも可能である。
【0015】前記の実施例では、挿し管はT字管である
が、これを十字管にすることも可能である。この場合に
は、直交状に管が延びているので、閉鎖管12を設ける
必要はない。また、前記の説明は、連結時の作業につい
てであるが、連結後の解体時にもこの連結工具は使用可
能であり、この時には、引きパイプは押力を付与するよ
うになり、クロスパイプは挿し管の反対側の管壁と接す
るようになる。
【0016】本発明は、前記の実施例に限定されるもの
ではなく、特許請求の範囲の記載の範囲内で自由に変形
実施可能である。特に、挿し管の材質や形状、連結工具
の詳細な形状や構造などは自由である。
【0017】
【発明の効果】本発明の挿し管は、管が分岐点で直交十
字状になっていることを利用して連結作業を行うので、
挿し管に連結工具の為のチャック代を採る必要がなく、
この分、管の長さを短かくできる。
【0018】請求項2のものでは、T字管にかかわら
ず、短かい閉鎖管が存在する為、クロスパイプを掛け渡
すことができ、連結作業を簡単に行うことができる。
【0019】本発明の挿し管の連結方法では、挿し管と
バルブなどの機器とを簡単に連結でき、また、同様の操
作で解体も簡単に行える。更に連結工具は、構造が簡単
で、廉価に提供可能であり、また、持ち運びも容易で、
現場に持って行って簡単に連結作業を行うことができ
る。
【0020】請求項4のものでは、引パイプとスピンド
ルとが別体であり、かつ、引パイプとクロスパイプとの
結合手段も簡単であるので、連結工具全体をコンパクト
化でき、かつ、取扱いを容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の挿し管と連結工具との分離状態の一部
断面図。
【図2】工具本体の断面図。
【図3】連結作業の第1段階を示す図。
【図4】連結作業の第2段階を示す図。
【図5】連結作業の完了状態を示す図。
【符号の説明】
1 挿し管 2 バルブ 3 連結工具 12 閉鎖管 21 受口形の管連結口 31 工具本体 32 スピンドル 33 引パイプ 34 クロスパイプ 35 ステムナット 37 孔 38 抱持アーム 39 ピン孔 40 ピン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも分岐点で、管が直交十字状に
    延び出している分岐用挿し管。
  2. 【請求項2】 十字状に延び出した管の一つが、短かい
    閉鎖管になっている請求項1記載の分岐用挿し管。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の管連結口が受口形式で
    ある被連結機器の後端に、工具本体を取付け、工具本体
    と螺合する引パイプを、被連結機器を貫通させて、挿し
    管の分岐点まで通し、この引パイプの先端を、挿し管に
    直交方向に通したクロスパイプに結合させ、工具本体の
    ステムナットを回転させて、引パイプを軸方向に移動さ
    せることによって、被連結機器の受口に挿し管を圧入さ
    せるようにする挿し管の連結方法。
  4. 【請求項4】 引パイプの後端にはスピンドルが連結さ
    れ、このスピンドルが工具本体のステムナットと螺合
    し、また引パイプの先端に孔が設けられていて、この孔
    にクロスパイプが嵌入するようになっている請求項3記
    載の挿し管の連結方法。
JP2000258808A 2000-08-29 2000-08-29 分岐用挿し管及び、挿し管の連結方法 Pending JP2002071076A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010506616A (ja) * 2006-10-13 2010-03-04 メデラ ホールディング アクチェンゲゼルシャフト 片方の乳房から及び両方の乳房から搾乳を行うのに使用するためのコネクタ
JP2011163739A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Toshiba Carrier Corp 熱源ユニット

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