JP2002070941A - 除振装置 - Google Patents

除振装置

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JP2002070941A
JP2002070941A JP2000254851A JP2000254851A JP2002070941A JP 2002070941 A JP2002070941 A JP 2002070941A JP 2000254851 A JP2000254851 A JP 2000254851A JP 2000254851 A JP2000254851 A JP 2000254851A JP 2002070941 A JP2002070941 A JP 2002070941A
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Keiji Tamaoki
恵司 玉置
Tomomasa Fujita
知正 藤田
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Fujikura Composites Inc
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Fujikura Rubber Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 除振性能が優れることはもとより、さらなる
装置のコンパクト化が図れる除振装置を提供する。 【解決手段】 本発明の除振装置は、除振対象物に直接
または間接的に敷設され、除振対象物の除振を行う除振
装置であって、該除振装置は、除振対象物に直接または
間接的に接する天井板と、その天井板の略周縁から垂下
する垂下板と、これらの天井板と垂下板に被せられる基
台部とを備え、前記天井板の内側面と基台部との間には
布入りのゴム製ベローズが介在され、前記垂下板の内側
面と基台部から立設された立設板との間には、略半円タ
イプの布入りのゴム製ダイヤフラムが介在されているよ
うに構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除振装置に関し、
特に、除振対象物に直接または間接的に敷設され、除振
対象物の除振を行う除振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、半導体製造装置においてメモ
リ、ICを作る場合、ウエハ基板の上に回路を写真技術
を応用した焼き付け装置を備えるステッパーが用いられ
る。実際のステッパーの使用に際しては、生産効率を上
げるためにウエハ基板や焼き付け装置を所定位置に俊敏
かつ精度よく動かして位置決めする必要がある。しかし
ながら、俊敏な移動および停止を行なおうとすればする
程、ステッパーには振動の発生という問題が必然的に生
じる。
【0003】特に、ICの高い集積度が求められている
今日の仕様では、たとえ微振動であっても、これを完全
に除去しないと、回路の線が二重になったりショートし
たりする(回路のダブリの発生)という問題が生じる。
【0004】このような問題を解決するために従来より
ステッパーの微振動を除去する除振装置の提案が種々な
されている。その一例として、例えば、図5に示される
ような除振装置100が挙げられる。除振装置100
は、シリンダ部110と、この中に収納されたピストン
115と、シリンダ部110とピストン115との間に
介在された膜状のダイヤフラム117を備えており、ピ
ストン115の上面115aで除振対象物を直接または
間接的に支える構造をとっている(符号118は軸であ
り、符号119は軸受けを示す)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の提案の除振装置100は、簡易な構造で鉛直方向の
バネ定数が小さく除振応答性は優れるものの、水平方向
の振動に対しては応答性が極めて悪いという欠点があ
る。図5に示される基本構造に、さらに水平方向の除振
機能を付加して改善しようとすれば、装置構造が極めて
複雑になってしまうという問題が生じる。この一方で、
他の従来の除振装置として、金属板とゴム板を交互に多
層に積層したいわゆる免震用積層ゴムがある。しかしな
がらこのものは、鉛直方向のバネ定数が大きく除振性能
が悪いといった問題がある。さらに、バネ定数の計算が
困難であり、しかも装置の小型化には向かないといった
問題がある。
【0006】このような問題を解決するために本願出願
人は、すでに、特開平10−205578号公報、特開
平11−132285号公報、特開平11−13228
6号公報で特定される発明として、簡易な構造で、固有
振動数が小さく、鉛直方向および水平方向のいずれにも
極めて優れた除振性能を備えた種々の除振装置を提案し
ている。
【0007】しかしながら、装置の性能向上およびコン
パクト化に対する要望には際限がなく、除振性能が優れ
ることはもとより、さらなる装置のコンパクト化が図れ
る除振装置の提供が望まれている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、除振対象物に直接または間接的に敷設
され、除振対象物の除振を行う除振装置であって、該除
振装置は、除振対象物に直接または間接的に接する天井
板と、その天井板の略周縁から垂下する垂下板と、これ
らの天井板と垂下板に被せられる基台部とを備え、前記
天井板の内側面と基台部との間には布入りのゴム製ベロ
ーズが介在され、前記垂下板の内側面と基台部から立設
された立設板との間には、略半円タイプの布入りのゴム
製ダイヤフラムが介在されているように構成される。
【0009】また、本発明において、前記天井板の内側
面と基台部との間に介在される布入りのゴム製ベローズ
は、主として鉛直方向の荷重を支えるように配置され、
前記垂下板の内側面と基台部の立設板との間に介在され
る布入りのゴム製ダイヤフラムは、主として水平方向の
荷重を支えるように配置されて構成される。
【0010】また、本発明において、前記天井板と前記
垂下板は一体化され浮遊部としての機能を有し、前記基
台部は固定部としての機能を有してなるように構成され
る。
【0011】また、本発明において、前記布入りのゴム
製ベローズは、中心部に1つ立設した状態で配置され、
前記略半円タイプの布入りのゴム製ダイヤフラムは、複
数個、周方向に均等角度割りされた状態でかつ、ダイヤ
フラムの略半円頂部が前記垂下板の内側面と接触する状
態で配置されてなるように構成される。
【0012】また、本発明において、前記布入りのゴム
製ベローズの内部空間およびゴム製ダイヤフラムの内部
空間は、それぞれ、所望の圧縮空気が導入されるための
空気孔と連通されるとともに所定の圧力に制御されてな
るように構成される。
【0013】また、本発明において、前記天井板の略周
縁から垂下する垂下板は円筒形状に形成されており、前
記布入りのゴム製ベローズの外周面と円筒形状の垂下板
との間に、基台部から立設する複数の板状の立設板が配
置され、当該立設板に前記略半円タイプの布入りのゴム
製ダイヤフラムが固定されてなるように構成される。
【0014】また、本発明において、前記天井板の略周
縁から垂下する垂下板は四角筒形状に形成されており、
前記布入りのゴム製ベローズの外周面と四角筒形状の垂
下板との間に、基台部から立設する複数の板状の立設板
が配置され、当該立設板に前記略半円タイプの布入りの
ゴム製ダイヤフラムが固定されてなるように構成され
る。
【0015】また、本発明において、前記天井板の略周
縁から垂下する垂下板は四角筒形状に形成されており、
前記布入りのゴム製ベローズの外周面と四角筒形状の垂
下板との間に、基台部から立設する四角筒形状の立設板
が形成され、当該立設板の平面に前記略半円タイプの布
入りのゴム製ダイヤフラムが固定されてなるように構成
される。
【0016】また、本発明において、前記天井板の略周
縁から垂下する垂下板は円筒形状に形成されており、前
記布入りのゴム製ベローズの外周面と円筒形状の垂下板
との間に、基台部から立設する四角筒形状の立設板が形
成され、当該立設板の平面に前記略半円タイプの布入り
のゴム製ダイヤフラムが固定されてなるように構成され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明の除振装置1の好適例を説明
するための図面が図1〜図3に示される。図1は、本発
明の除振装置1の正面断面図である。図2は、図1の平
面図であって、かつ図面の下側半片が断面の状態を示し
た図である。図3(a)および(b)はそれぞれ、本発
明の除振装置1の使用状況の一例を示す正面図および平
面図である。
【0018】本発明の除振装置1は、図3(a),
(b)に示されるように除振対象物である例えば、ステ
ッパー3が載置された板状のステッパー支持台4の下に
直接または間接的に敷設され、ステッパー3(除振対象
物)により発生された振動を除去するように、また、床
からの振動をステッパー3に伝えないように用いられ
る。
【0019】除振装置1は、通常、載置の安定性を考慮
して3つ以上用いられ、好適な位置に適宜、配置され
る。
【0020】除振装置1は、図1および図2に示される
ように除振対象物に直接または間接的に接する円板状の
天井板10と、その天井板10の周縁から垂下する円筒
形状の垂下板20と、これらの天井板10と垂下板20
の組み合わせ体が被せられる基台部30とを備えてい
る。
【0021】天井板10と垂下板20は固定一体化され
ており、除振装置1の中で浮遊状態で使用されるいわゆ
る振動除去のための『浮遊部』としての機能を果たして
いる。この一方で、基台部30は除振装置1の中で固定
状態で使用されるいわゆる『固定部』としての機能を果
たしている。
【0022】本発明における除振装置1は、図1に示さ
れるように天井板10の内側面と基台部30との間に
は、3段の布入りのゴム製ベローズ70(山部が3つ存
在する:以下、単に『ベローズ70』と称す)が介在さ
れており、このベローズ70は、主として鉛直方向の荷
重を支えるように配置されている。ベローズ70は3段
に限定されることなく、2段あるいは4段以上であって
もよい。ただし、2段では、除振性能が3段に比べて劣
る傾向にあり、4段以上ではいわゆる座屈が生じ易くな
る傾向がある。
【0023】本発明で用いるベローズ70は、例えば、
半加硫のゴム成形体にポリエステルなどで形成された布
(好ましくは所定形状にプレフォーミングされた布)を
ゴム成形体表面に押圧・埋設し、その後、加硫すること
によって製造することができる。
【0024】本発明で用いられる3段ベローズ70の一
実施形態が図4に示される。この図に示されるように、
3段ベローズ70は、相対向する1組のリング状のゴム
製の対向面部2A,2Bと、対向面部2A,2Bの各外
周縁部を相互に連接するように設けられたゴム製の蛇腹
状壁面部3とを備えている。対向面部2A,2Bは、そ
れぞれリング状の平板形状をなし、中心部に開口部4を
備えるとともに、内周縁部の内側ないし外側にはフラン
ジ部(図示していない)が形成されている。蛇腹状壁面
部3は3つの山部3aと、山部3aの間に位置する2つ
の谷部3bを有している。そして、このべローズ70
は、対向面部2A,2Bおよび蛇腹状壁面部3に連続し
た布が埋め込まれている。なお、3段ベローズ70の形
態を簡易に維持させるため、2つの谷部3bにはそれぞ
れ周方向に沿ってぐるりと、補強リング77(図1)な
どを巻つけておくことが望ましい。
【0025】このようなベローズ70の肉厚は、0.1
0〜2.0mm程度、好ましくは0.4〜1.5mm程
度とされる。
【0026】このような3段ベローズ70を上述のごと
く(図1に示される)天井板10の内側面と基台部30
との間に介在させることによって、鉛直方向の荷重をう
けることができ、主として鉛直方向の除振効果を発現さ
せることができる。また、ベローズ70を用いることに
よって、装置全体の小型化を図ることができる。
【0027】なお、略円盤形状のベローズ70は、図1
に示されるように、ベローズ上部がリング状の固定部材
71によって、天井板10の内側面に固定されており、
ベローズ下部がリング状の固定部材75によって、基台
部30に固定されている。
【0028】さらに図1に示される実施の態様におい
て、当該ベローズ70の内部には、ストッパ部材80が
内装されている。ストッパ部材80はいわゆる異常振動
が生じた場合における安全装置に類する部材であって、
例えば、ベローズ70の内部の空気圧が異常に高くなっ
た時にベローズが上方に伸びきったりするのを防いだ
り、設計範囲外の過度の横揺れが生じた時にベローズ7
0の座屈が生じないように作用する。ストッパ部材80
は、ストッパ筒体81と、遊嵌ネジ部85を有して構成
され、ストッパ筒体81の下部は基台部30に固定され
ている。この一方で、ストッパ筒体81の上部は、図示
のごとく一定の隙間(遊び)を上下および左右方向に持
たせた状態で遊嵌ネジ部85によって天井板10の内側
面に間接的に固定されている。つまり、遊嵌ネジ部85
は、遊嵌プラグ85aとこれを固定するためのネジ本体
85bから構成される。
【0029】このようなベローズ70の内部空間は、所
望の圧縮空気が導入されるための空気孔79(図2)と
連通され、内部空間は所定の圧力に制御されるようにな
っている。
【0030】本発明における略四角形状の基台部30
は、当該基台部30から立設された立設板35を備え、
前記垂下板20の内側面と立設板35との間には、略半
円タイプの布入りのゴム製ダイヤフラム40(以下、単
に、『ダイヤフラム40』と称す)が介在され、ダイヤ
フラム40は、その周囲のフランジ部がリング状の押圧
板45によって立設板35の上に固定されている。すな
わち、図1に示される態様では、前記ダイヤフラム40
は、複数個、周方向に均等角度割りされた状態(図示の
例では、4個が90度の角度で均等割り配置されてい
る)でかつ、ダイヤフラム40の半円頂部40aが前記
垂下板20の内側面と接触する状態で配置されている。
ダイヤフラム40は、水平方向の荷重をうけることがで
き、主として水平方向の除振効果を発現させることがで
きるとともに、簡易な構造であるため装置全体の小型化
に大きく寄与することができる。
【0031】使用するダイヤフラム40の数は、特に制
限はないが、互いに対向配置させるすることが望まし
い。対向配置させることによって、水平方向の左右の振
動に対して、対向するダイヤフラム40の受圧面積(垂
下板20の内側面と接触する面積)が交互に変動すると
ともに漸減していき、常に『浮遊部』に対してセンタリ
ングする力(中心に戻そうとする力)が働くからであ
る。
【0032】このようなダイヤフラム40は、一般に、
柔軟性に富み、高強度の基布を薄肉のゴム弾性体で被覆
して製造される。基布は強度を、ゴムは気密を受け持つ
役目をしている。そして、各ダイヤフラム40の内部空
間は、図1に示されるように所望の圧縮空気が導入され
るための空気孔49a,49bと連通されるとともに所
定の圧力に制御されるようになっている。
【0033】また、図1および図2に示される実施形態
の第1変形例として、天井板10を四角板形状に形成
し、この天井板10の略周縁から垂下する垂下板20を
四角筒形状とし、前記布入りのゴム製ベローズ70の外
周面と四角筒形状の垂下板との間に、基台部30から立
設する複数の板状の立設板35を配置し、当該立設板3
5に前記略半円タイプの布入りのゴム製ダイヤフラム4
0を固定するようにしてもよい。この場合には、垂下板
が四角筒形状となるために図1および図2に示される実
施形態よりもわずかに角が張って装置が大きくなるが、
ダイヤフラム40の半円頂部40aが前記垂下板20の
平面と接触するために(図1の例では、曲面接触)、水
平方向の除振効果を高める精度がさらに向上する傾向に
ある。ただし、この変形例では、図1の実施形態のごと
く、基台部30の四隅に固定ボルト33(図2)を配置
するという仕様にすることがやや困難になってしまう。
【0034】さらなる図1に示される実施形態の第2変
形例として、天井板10を四角板形状に形成し、この天
井板10の略周縁から垂下する垂下板20を四角筒形状
とし、前記布入りのゴム製ベローズ70の外周面と四角
筒形状の垂下板との間に、基台部30から四角筒状に一
体化された立設板を配置し、当該立設板の平面に略半円
タイプの布入りのゴム製ダイヤフラム40を固定するよ
うにしてもよい。この場合には、立設板が一体化された
四角筒状に形成されているために立設板の立設強度が増
し、より一層の操作の安定化が図られる。
【0035】第3変形例として、前記第2変形例の天井
板10を円板形状に形成し、この天井板10の略周縁か
ら垂下する垂下板20を円筒形状としてもよい。
【0036】また、上記の四角形は多角形に変形するこ
とも勿論可能であるがコスト的デメリットの方がやや大
きくなる傾向にある。
【0037】なお、除振対象物に直接または間接的に敷
設される除振装置1の個数および配置の仕方によって
は、すべての除振装置1にそれぞれ側面のダイヤフラム
40を4つ備える必要はなく、例えば対向する位置に2
個のみ配置するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上、詳述してきたように本発明は、除
振対象物に直接または間接的に敷設され、除振対象物の
除振を行う除振装置であって、該除振装置は、除振対象
物に直接または間接的に接する天井板と、その天井板の
略周縁から垂下する垂下板と、これらの天井板と垂下板
に被せられる基台部とを備え、前記天井板の内側面と基
台部との間には布入りのゴム製ベローズが介在され、前
記垂下板の内側面と基台部から立設された立設板との間
には、略半円タイプの布入りのゴム製ダイヤフラムが介
在されているように構成されているので、従来の装置と
比べて除振性能が優れることはもとより、さらなる装置
のコンパクト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の除振装置1の正面断面図である。
【図2】図1の平面図であって、かつ図面の下側半片が
断面の状態を示した図である。
【図3】(a)は、除振対象物であるステッパーが載置
された板状のステッパー支持台の下に、直接または間接
的に除振装置が敷設された状態を示す正面図であり、
(b)は(a)の平面図である。
【図4】本発明で用いられる3段ベローズの一実施形態
を示す図面である。
【図5】従来の除振装置の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1…除振装置 10…天井板 20…垂下板 30…基台部 35…立設板 40…布入りのゴム製ダイヤフラム 70…布入りのゴム製ベローズ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 除振対象物に直接または間接的に敷設さ
    れ、除振対象物の除振を行う除振装置であって、 該除振装置は、除振対象物に直接または間接的に接する
    天井板と、その天井板の略周縁から垂下する垂下板と、
    これらの天井板と垂下板に被せられる基台部とを備え、 前記天井板の内側面と基台部との間には布入りのゴム製
    ベローズが介在され、前記垂下板の内側面と基台部から
    立設された立設板との間には、略半円タイプの布入りの
    ゴム製ダイヤフラムが介在されていることを特徴とする
    除振装置。
  2. 【請求項2】 前記天井板の内側面と基台部との間に介
    在される布入りのゴム製ベローズは、主として鉛直方向
    の荷重を支えるように配置され、 前記垂下板の内側面と基台部の立設板との間に介在され
    る布入りのゴム製ダイヤフラムは、主として水平方向の
    荷重を支えるように配置されてなる請求項1記載の除振
    装置。
  3. 【請求項3】 前記天井板と前記垂下板は一体化され浮
    遊部としての機能を有し、前記基台部は固定部としての
    機能を有してなる請求項1または請求項2記載の除振装
    置。
  4. 【請求項4】 前記布入りのゴム製ベローズは、中心部
    に1つ立設した状態で配置され、 前記略半円タイプの布入りのゴム製ダイヤフラムは、複
    数個、周方向に均等角度割りされた状態でかつ、ダイヤ
    フラムの略半円頂部が前記垂下板の内側面と接触する状
    態で配置されてなる請求項1ないし請求項3のいずれか
    に記載の除振装置。
  5. 【請求項5】 前記布入りのゴム製ベローズの内部空間
    およびゴム製ダイヤフラムの内部空間は、それぞれ、所
    望の圧縮空気が導入されるための空気孔と連通されると
    ともに所定の圧力に制御されてなる請求項1ないし請求
    項4のいずれかに記載の除振装置。
  6. 【請求項6】 前記天井板の略周縁から垂下する垂下板
    は円筒形状に形成されており、前記布入りのゴム製ベロ
    ーズの外周面と円筒形状の垂下板との間に、基台部から
    立設する複数の板状の立設板が配置され、当該立設板に
    前記略半円タイプの布入りのゴム製ダイヤフラムが固定
    されてなる請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の
    除振装置。
  7. 【請求項7】 前記天井板の略周縁から垂下する垂下板
    は四角筒形状に形成されており、前記布入りのゴム製ベ
    ローズの外周面と四角筒形状の垂下板との間に、基台部
    から立設する複数の板状の立設板が配置され、当該立設
    板に前記略半円タイプの布入りのゴム製ダイヤフラムが
    固定されてなる請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の除振装置。
  8. 【請求項8】 前記天井板の略周縁から垂下する垂下板
    は四角筒形状に形成されており、前記布入りのゴム製ベ
    ローズの外周面と四角筒形状の垂下板との間に、基台部
    から立設する四角筒形状の立設板が形成され、当該立設
    板の平面に前記略半円タイプの布入りのゴム製ダイヤフ
    ラムが固定されてなる請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載の除振装置。
  9. 【請求項9】 前記天井板の略周縁から垂下する垂下板
    は円筒形状に形成されており、前記布入りのゴム製ベロ
    ーズの外周面と円筒形状の垂下板との間に、基台部から
    立設する四角筒形状の立設板が形成され、当該立設板の
    平面に前記略半円タイプの布入りのゴム製ダイヤフラム
    が固定されてなる請求項1ないし請求項5のいずれかに
    記載の除振装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102182779A (zh) * 2011-03-23 2011-09-14 常熟市伟成非织造成套设备有限公司 针刺机的减震装置
CN108626300A (zh) * 2018-04-23 2018-10-09 深圳市德瑞茵精密科技有限公司 可变容积的防振装置及其防振平台

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