JP2002070888A - 摩擦クラッチ装置 - Google Patents

摩擦クラッチ装置

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JP2002070888A JP2000262810A JP2000262810A JP2002070888A JP 2002070888 A JP2002070888 A JP 2002070888A JP 2000262810 A JP2000262810 A JP 2000262810A JP 2000262810 A JP2000262810 A JP 2000262810A JP 2002070888 A JP2002070888 A JP 2002070888A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 【解決手段】 摩擦フェーシング13を有するクラッチ
ディスクと、クラッチカバー17、プレッシャプレート
18、クラッチカバー17に支持されプレッシャプレー
ト18をフライホイール19に向けて付勢するコーンス
プリング20を有するクラッチカバー組立体21と、第
1の軸受22を介してクラッチカバー17と連結するシ
リンダ23、フライホイール19から離間する軸方向に
関してプレッシャプレート18と変位量が等しくなるよ
うに第2の軸受24を介してプレッシャプレート18と
連結するピストン25、供給される液圧に応じてピスト
ン25を軸方向に変位する液圧室26を有する液圧機構
27と、を備える摩擦クラッチ装置10。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動側部材から被
駆動側部材へ動力を伝達・遮断切替可能な摩擦クラッチ
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の摩擦クラッチ装置として、特開平
5−106645号公報に開示されるものが知られてい
る。この公報には、シリンダ及びピストンを中空管状に
形成するとともにシリンダをピストンの周囲に同心に装
着し、クラッチのカバー板に取付けたベアリングを押圧
するようにシリンダを配置し、車体の固定部分に対する
回転を防止する回り止め手段をシリンダに装着し、シリ
ンダの前段部を越えて軸方向にピストンを突出させて、
ダイアフラムスプリング(隔板)から成るクラッチの分
離機構を牽引するように作動するベアリングの固定側リ
ングにピストンが係合するように構成されている。
【0003】しかしながら上記の構成では、クラッチ断
時にダイアフラムスプリングが撓むことによってピスト
ンの作動効率が悪化するので、好ましくない。また、摩
擦クラッチの摩擦フェーシングの摩耗に対してダイアフ
ラムスプリングのレバー比分だけシリンダの軸方向寸法
を大きくしなければならない、という問題もある。
【0004】このような問題を解決するために、特開平
6−280895号公報に開示される技術がある。この
公報には、クラッチカバーに支持されてプレッシャプレ
ートを入力側回転部材に押圧するコーンスプリングを含
んだクラッチカバー組立体と、プレッシャプレートを軸
方向に移動させて摩擦部材の挟持を解除するための油圧
シリンダ装置を含んだレリーズ機構と、を備えるクラッ
チ装置が開示されている。
【0005】上述したクラッチの分離機構にダイアフラ
ムスプリングを用いていない形式のクラッチ装置は、ダ
イレクト型プルタイプクラッチとして一般的に知られて
おり、クラッチ装置の軸方向寸法を短くすることがで
き、好適である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平6
−280895号公報に開示の技術では、油圧シリンダ
装置のピストン分がベアリングを介してプレッシャプレ
ートに取り付けられており、また、油圧シリンダ装置の
ボデーはクラッチのハウジングに固定されているため、
例えば組付け工程や修理工場においてクラッチカバー及
び油圧シリンダー装置をフライホイールと脱着する際に
は作業性が非常に悪く、好ましくない、という問題があ
る。
【0007】そこで本発明は、上記問題点を解決すべ
く、ダイアフラムスプリングを用いない形式の摩擦クラ
ッチ装置において、クラッチカバー及び油圧シリンダー
装置をフライホイールと脱着する際の作業性を向上させ
ることを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに請求項1の発明は、摩擦フェーシングを有するクラ
ッチディスクと、フライホイールに接続するクラッチカ
バー、フライホイールとの間で摩擦フェーシングを挟持
するプレッシャプレート、クラッチカバーに支持されプ
レッシャプレートをフライホイールに近接する方向に付
勢する付勢部材を有するクラッチカバー組立体と、第1
の軸受を介してクラッチカバーと連結するシリンダ、フ
ライホイールから離間する軸方向に関してプレッシャプ
レートと変位量が等しくなるように第2の軸受を介して
プレッシャプレートと連結するピストン、シリンダとピ
ストンとにより形成されるとともに供給される液圧に応
じてピストンを軸方向に変位可能な液圧室を有する液圧
機構と、を備える摩擦クラッチ装置とした。
【0009】請求項1の発明は、第2の軸受を介してプ
レッシャプレートと連結し、フライホイールから離間す
る軸方向に関してプレッシャプレートと変位量が等しく
なるようなピストンを有する摩擦クラッチ装置であっ
て、ダイアフラムスプリングを用いない形式の所謂ダイ
レクト式クラッチである。このような形式の摩擦クラッ
チ装置において、液圧機構を構成するシリンダ及びピス
トンが、第1及び第2の軸受を介してクラッチカバー組
立体を構成するクラッチカバー及びプレッシャプレート
と連結されている。したがって、フライホイールと液圧
機構及びクラッチカバー組立体との脱着は、フライホイ
ールとクラッチカバー組立体のクラッチカバーとの固定
を解除するだけで可能になる。より具体的には、クラッ
チカバーとフライホイールとがボルトにて固定されてい
る場合には、このボルトを取外す又は取付けるだけでフ
ライホイールと液圧機構及びクラッチカバー組立体とが
脱着できる。これにより、フライホイールと液圧機構及
びクラッチカバー組立体との脱着に係る作業性が向上す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は摩擦クラッチ装置10を含む全体
の概略図である。摩擦クラッチ装置10はエンジン50
と変速機60との間に配設され、クラッチペダル70が
踏込まれていない状態ではエンジン50の出力を変速機
60に伝達し、運転者によりクラッチペダル70が踏込
まれるとマスタシリンダ80を介して摩擦クラッチ装置
10内に液圧を供給しクラッチを遮断することで、エン
ジン50から変速機60へ動力が伝達されないように構
成されている。
【0011】図2は第1の実施の形態における摩擦クラ
ッチ装置10の断面図である。摩擦クラッチ装置10
は、クラッチディスク11と、クラッチカバー17、プ
レッシャプレート18、プレッシャプレート18をフラ
イホイール19に近接する方向(図2右方向)に付勢す
る付勢部材であるコーンスプリング20を有するクラッ
チカバー組立体21と、第1の軸受22を介してクラッ
チカバー17と連結するシリンダ23、第2の軸受24
を介してプレッシャプレート18と連結するピストン2
5、シリンダ23とピストン25により形成される液圧
室26を有する液圧機構27と、これらを内設するクラ
ッチハウジング28とを備えている。
【0012】クラッチディスク11は、リベット12に
て外周側の両面に摩擦フェーシング13が設けられる摩
擦プレート14と、摩擦プレート14と同軸上且つ相対
回転可能に形成され内周面で変速機60の入力軸61と
結合するスプライン15aを形成するハブ15と、摩擦
プレート14とハブ15の間に配設され両者間のトルク
の変動を吸収しながらトルクを伝達するダンパ16とを
備える。
【0013】クラッチカバー組立体21の各構成につい
て説明する。図3は本実施の形態の摩擦クラッチ装置1
0のクラッチカバー組立体21と液圧機構27を示す拡
大図である。クラッチカバー17は、外周側の一部でフ
ライホイール19にボルト29にて固定されエンジン5
0の出力軸51と連結するフライホイール19と一体回
転する。また、クラッチカバー17の外周側の3個所に
は、プレッシャプレート18をフライホイール19から
離間する方向(図3左方向)に付勢するストラップ30
が設けられている。コーンスプリング20の外周側とク
ラッチカバー17との間、コーンスプリング20の内周
側とプレッシャプレート18との間のそれぞれには、コ
ーンスプリング20の支点を形成するためのガイドリン
グ31、32が配設されている。
【0014】液圧機構27について説明する。図4は図
3のA−A断面図である。ピストン25は中空円筒形状
を呈し、変速機60の入力軸61と相対回転可能であ
る。ピストン25はシリンダ23に対して摺動可能に配
設されており、シリンダ23の内周面とピストン25の
外周面との間にはカップシール33、34が嵌入され
て、液圧室26を形成している。液圧室26内には、ク
ラッチハウジング28の外部に延出するシリンダ23の
第1通路23Aを通ってマスタシリンダ80から吐出さ
れる液圧が供給される。尚、シリンダ23の第2通路2
3B側には、摩擦クラッチ装置10の初期設定時におい
て液圧室26内のエアー抜きを行なうためのブリーダプ
ラグ35が取り付けられている。
【0015】液圧室26内には、フライホイール19か
ら離間する方向(図3左方向)にピストン25を付勢す
る螺旋状のコイルスプリング36が配設されている。図
5は液圧室26内のコイルスプリング36とシリンダ2
3の一部を示す分解図である。液圧室26を成すシリン
ダ23のコイルスプリング36の軸方向端面と当接する
箇所には、コイルスプリング36の螺旋形状に沿った傾
斜溝23aを形成し、更にコイルスプリング36の両端
面と当接する当接面23bが形成されている。尚、図示
はしないがにもシリンダ23と同様の傾斜溝と当接面が
形成され、コイルスプリング36の両端部が当接面23
bに当接することでシリンダ23とピストン25との相
対回転を規制している。これによってシリンダ23とピ
ストン25とは軸方向の摺動のみとなり、液圧室26内
の気密性を確保している。
【0016】クラッチハウジング28はその内周面から
フライホイール19側に向かって突出する係合部として
の長軸ボルト37が取り付けられており、長軸ボルト3
7はシリンダ23の第1通路23Aと第2通路23Bの
間に形成される孔23cを貫通することでクラッチハウ
ジング28に対するシリンダ23の回転を規制してい
る。
【0017】液圧機構27とクラッチカバー組立体21
との連結について説明する。液圧機構27とクラッチカ
バー組立体21とを連結する第1及び第2の軸受22及
び24は、それぞれアウターリング22A、24A、イ
ンナーリング22B、24B及びボール22C、24C
から成るボールベアリングである。シリンダ23はフラ
イホイール19側に向かって突出する筒状部23dを有
しており、筒状部23dの内周面に圧入されるスリーブ
38の外周面に第1の軸受22のインナーリング22B
を圧入することで第1の軸受22をシリンダ23に連結
している。そしてクラッチカバー17の内周に第1の軸
受22のアウターリング22Aを圧入することで両者が
連結している。ピストン25の外周面には第2の軸受2
4のインナーリング24Bが挿入されている。第2の軸
受24とプレッシャプレート18との間には円板状のリ
リースプレート39が設けられている。リリースプレー
ト39の内周側は筒状を呈しており、第2の軸受24の
アウターリング24Aが圧入され、第2の軸受24及び
リリースプレート39を介してピストン25とプレッシ
ャプレート18が連結している。リリースプレート39
の外周側はプレッシャプレート18よりもフライホイー
ル19側に位置するように取付けられるとともに軸方向
に関してプレッシャプレート18のフライホイール19
側の面と当接する当接部39aを有する。図6は図3の
B視図、図7が図3のC視図である。図6及び図7に示
すように、リリースプレート39がプレッシャプレート
18に対して軸方向に変位可能且つ相対回転不能となる
ように、プレッシャプレート18の内周に切欠き18a
を形成するとともにリリースプレート39の外周側に突
出部39bを形成し、これらが係止している。この構成
によって、プレッシャプレート18とリリースプレート
39との当接時における相対回転が規制され、両プレー
ト18、39による異音の発生と摩耗が抑えられる。ま
た、リリースプレート39はプレッシャプレート18の
回転方向のみを規制して径方向は規制しない構成である
ので、プレッシャプレート18とピストン25との軸心
のずれを吸収することもでき、好適である。
【0018】本実施の形態では、第1の軸受22と第2
の軸受24とが同一径内に配置されるようにシリンダ2
3の筒状部23dとピストン25との位置を設定してい
る。これによって摩擦クラッチ装置10全体の軸方向寸
法を更に短縮することができる。
【0019】本実施の形態におけるクラッチカバー組立
体21と液圧機構27との連結の順序について簡単に説
明する。先ずスリーブ38に第1の軸受22を圧入して
からスリーブ38をシリンダ23の突出部23dに圧入
し、クラッチカバー17に第1の軸受22を圧入する。
次に、クラッチカバー17にコーンスプリング20とプ
レッシャプレート18を配置した状態で、第2の軸受2
4を圧入したリリースプレート39を設置し、リリース
プレート39に圧入された第2の軸受24をピストン2
5に挿入する。そしてピストン25にスナップリング4
0を取付けることで第2の軸受24がピストン25から
抜けるのを防止して、連結が完了する。
【0020】次に、本実施の形態における摩擦クラッチ
装置10の作動について説明する。運転者がクラッチペ
ダル70を踏込んでいない状態では液圧室26内には液
圧が供給されていないので、ピストン25をフライホイ
ール19から離間させる方向に作用する力はコイルスプ
リング36の付勢力とストラップ30の付勢力のみであ
る。ここで、コーンスプリング20の付勢力はコイルス
プリング36の付勢力とストラップ30の付勢力の合力
より大きく設定し、プレッシャプレート18の内周側で
リリースプレート39の当接面がプレッシャプレート1
8に当接しているので、プレッシャプレート18はフラ
イホイール19に近接する方向に力を受けてフライホイ
ール19との間で摩擦フェーシング13を挟持し、摩擦
プレート14がフライホイール19と一体回転する。フ
ライホイール19の回転トルクは摩擦プレート14、ダ
ンパ16、ハブ15を介して変速機60の入力軸61に
伝達される。
【0021】この状態から運転者がクラッチペダル70
を踏込むと、マスタシリンダ80からの液圧がシリンダ
23の第1通路23Aを介して液圧室26に供給され
る。尚、液圧室26内のエアー抜きを行なった後では第
2通路23Bの端部に取り付けているブリーダプラグ3
5は閉じているので、液圧が第2通路23Bを介してブ
リーダプラグ35から吐出することはない。液圧室26
内に供給される液圧によりピストン25がフライホイー
ル19から離間する方向の力とコイルスプリング36の
付勢力とストラップ30の付勢力の合力がコーンスプリ
ング20の付勢力より大きくなるとピストン25がフラ
イホイール19から離間する方向に摺動し、第2の軸受
24を介してリリースプレート39及びプレッシャプレ
ート18もピストン25と同じストロークだけ軸方向に
変位する。これにより摩擦フェーシング13を挟持する
力がなくなって、摩擦プレート14、ハブ15、変速機
60の入力軸61にはフライホイール19の回転トルク
が伝達されなくなる。
【0022】更にこの状態から運転者がクラッチペダル
70の踏込みを解除すると、液圧室26内の液圧及びピ
ストン25の押圧力が解除され、コーンスプリング20
の付勢力によって液圧室26内の液圧が第1通路23A
を介してマスタシリンダ80内に戻され、クラッチペダ
ル70が踏込まれていない位置に戻される。したがっ
て、先述したコイルスプリング36、ストラップ30、
コーンスプリング20の付勢力の関係によってプレッシ
ャプレート18とフライホイール19の間で摩擦フェー
シング13が再び挟持され、フライホイール19の回転
トルクが変速機60の入力軸61に伝達される。
【0023】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、例えばシリンダ23に関しては、図8に示すよ
うにシリンダ23の通路にジョイント41を接続するこ
とで、クラッチハウジング28の寸法に応じてシリンダ
23の形状を変更することなく様々な寸法のクラッチハ
ウジング28に対応することが可能になり、好適であ
る。また、シリンダ23とクラッチカバー17との連結
に際して、図9に示すように筒状部23dの外周に直接
第1の軸受22を圧入して筒状部23dの先端をかしめ
ることで別部材であるスリーブ38を設ける必要がなく
なり、部品点数が減少して好適である。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、フライホイールと液圧
機構及びクラッチカバー組立体との脱着は、フライホイ
ールとクラッチカバー組立体のクラッチカバーとの固定
を解除するだけで可能になる。これにより、フライホイ
ールと液圧機構及びクラッチカバー組立体との脱着に係
る作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】摩擦クラッチ装置を含む全体の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態における摩擦クラッチ装置
の断面図である。
【図3】図1のクラッチカバー組立体と液圧機構の拡大
図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】液圧室内のコイルスプリングとシリンダの一部
を示す分解図である。
【図6】図3のB視図である。
【図7】図3のC視図である。
【図8】本発明の別の実施の形態を示す図である。
【図9】本発明の別の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
10・・・摩擦クラッチ装置 11・・・
クラッチディスク 13・・・摩擦フェーシング 17・・・
クラッチカバー 18・・・プレッシャプレート 19・・・
フライホイール 20・・・コーンスプリング(付勢部材) 21・・・
クラッチカバー組立体2 2・・・第1の軸受 23・・・シ
リンダ 23b・・・当接面 23c・・
・孔 24・・・第2の軸受 25・・・
ピストン 26・・・液圧室 27・・・
液圧機構 28・・・クラッチハウジング 30・・・
ストラップ 36・・・コイルスプリング 37・・・
長軸ボルト(係合部) 39・・・リリースプレート 39a・・
・当接部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 摩擦フェーシングを有するクラッチディ
    スクと、 フライホイールに接続するクラッチカバー、該フライホ
    イールとの間で前記摩擦フェーシングを挟持するプレッ
    シャプレート、前記クラッチカバーに支持され前記プレ
    ッシャプレートを前記フライホイールに近接する方向に
    付勢する付勢部材、を有するクラッチカバー組立体と、 第1の軸受を介して前記クラッチカバーと連結するシリ
    ンダ、前記フライホイールから離間する軸方向に関して
    前記プレッシャプレートと変位量が等しくなるように第
    2の軸受を介して前記プレッシャプレートと連結するピ
    ストン、前記シリンダと前記ピストンとにより形成され
    るとともに供給される液圧に応じて前記ピストンを軸方
    向に変位可能な液圧室、を有する液圧機構と、 を備える摩擦クラッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の軸受と前記第2の軸受とが同
    一径内に配設されることを特徴とする、請求項1に記載
    の摩擦クラッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記液圧機構の液圧室内には前記フライ
    ホイールから離間する方向に前記ピストンを付勢するコ
    イルスプリングが配設されるとともに、前記シリンダと
    前記ピストンには、前記シリンダと前記ピストンとの相
    対回転を規制すべく前記コイルスプリングの端面と当接
    する当接面が形成されることを特徴とする、請求項1あ
    るいは請求項2に記載の摩擦クラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記クラッチディスク、前記クラッチカ
    バー組立体及び前記液圧機構を内設するとともに前記シ
    リンダの軸心から外れた位置に形成される孔に係合する
    係合部を有するクラッチハウジングを備えることを特徴
    とする、請求項1乃至請求項3に記載の摩擦クラッチ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第2の軸受と前記プレッシャプレー
    トとの間には、前記プレッシャプレートよりフライホイ
    ール側で前記プレッシャプレートと軸方向に関して当接
    する当接部を有するリリースプレートが介在することを
    特徴とする、請求項1乃至請求項4に記載の摩擦クラッ
    チ装置。
  6. 【請求項6】 前記リリースプレートが前記プレッシャ
    プレートに対して軸方向に変位可能且つ相対回転不能と
    なるように、前記プレッシャプレートと前記リリースプ
    レートとが係止されることを特徴とする、請求項5に記
    載の摩擦クラッチ装置。
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JP2006512541A (ja) * 2002-12-11 2006-04-13 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 圧力制御された摩擦クラッチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006512541A (ja) * 2002-12-11 2006-04-13 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア ヌッツファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 圧力制御された摩擦クラッチ
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