JP2002070431A - 鋼製ドア及びその製造方法 - Google Patents

鋼製ドア及びその製造方法

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JP2002070431A
JP2002070431A JP2000263034A JP2000263034A JP2002070431A JP 2002070431 A JP2002070431 A JP 2002070431A JP 2000263034 A JP2000263034 A JP 2000263034A JP 2000263034 A JP2000263034 A JP 2000263034A JP 2002070431 A JP2002070431 A JP 2002070431A
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Toshihiko Tsukayama
俊彦 塚山
Hideo Kimura
秀雄 木村
Ryoji Tomiyama
良司 冨山
Yasukuni Nishikawa
泰邦 西川
Megumi Kubota
恵 久保田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鋼製ドアの製造において溶接方法を用いなが
ら、歪み発生の極小化、作業工数の低減による作業時間
の短縮化を図る。 【解決手段】骨材210等の一方面を予め表面材2にレ
ーザービーム溶接により溶着させるとともに、裏面材3
を骨材210の他方面に敷設した後、表面材2と裏面材
3との周縁小口部をレーザービーム溶接を行ない、表面
材2、裏面材3及び骨材210等を一体構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製ドア及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から鋼製ドアの製造及び製造方法に
おいては、例えば特開昭60−242285号公報に知
られるようにアーク溶接が一般に使用されていた。かか
る従来例にあっては、ドア表面材のいずれか一方の板材
に、各補強部材の一面側をアーク溶接し、次に各補強部
材の他面側に、他方の板材を重ね合わせて表裏両板材間
をアーク溶接用ホルダーを用いて各補強部材の他面側と
これに対向する板材とを溶着することにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる溶接方
法による場合、補強材を表面材に溶接する際に、溶接
の痕跡が表面材の表面に現れてしまい、この部分を研磨
しさらにパテ補修を行なわなければならなかった。ま
た、補強材を固着した表面材は、作業者の熟練度に左
右され、捻じれ等の大きな歪みが発生する場合がある。
そのための矯正も必要であり手間を要していた。さらに
裏面材を組み付けして一体化したドアは、通常ドア見
込み面である小口部をスポット溶接するが、小口見えが
かり部分に溶接の肉盛りができるため、研磨等の仕上げ
を要し、作業工数が増加していた。また、薄板加工部
材同士や薄板と厚板を重ねたり突き合わせしてアーク溶
接する場合には、薄板を貫通してしまう事態も発生し、
特に化粧シートなどを貼付けした金属板を用いてドアを
製造する場合、化粧シート表面にアーク溶接による溶接
跡が表れるといった問題が生じ、化粧シート表面の美感
を損なう等の支障が生じていた。そこでかかる問題を解
消する策として、特開平8−4435号記載の発明のよ
うに溶接方法によらず、接着方法にを採用した技術が創
案されるに至った。
【0004】しかしながら、かかる接着方法による鋼製
ドアの場合、火災時にドア内部に充填する発泡材等の接
着剤が燃焼し有害物質を周囲に拡散する等の新たな問題
が生じた。
【0005】本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みて
発明したものであって、その目的とするところは、鋼製
ドアの製造において溶接方法を用いながら、歪み発生の
極小化、作業工数の低減による作業時間の短縮化を図ら
んとするものである。
【課題を解決するための手段】上記した従来例の問題点
を一掃して本発明の目的を達成するために、骨材の一面
側を予め表面材にレーザービーム溶接により溶着させる
とともに、裏面材を骨材の他面側に被装した後、表面材
と裏面材との周縁小口部をレーザービーム溶接を行な
い、表面材、裏面材及び骨材を一体構造としたことを特
徴とするものである。また、本発明の鋼製ドアの製造方
法は、骨材の一面側を予め表面材にレーザービーム溶接
により溶着させるとともに、裏面材を骨材の他面側に被
装した後、表面材と裏面材との周縁小口部をレーザービ
ーム溶接を行ない、表面材、裏面材及び骨材を一体構造
としたことを特徴とするものである。かくて、本発明に
よれば、レーザービーム溶接をドア組立ての第一段階で
ある表面材と骨材との溶着、第二段階としての裏面材の
表面材への組み付けに用いつつ、溶接による痕跡の発現
を解消し得るとともに、ドア歪みを可及的に極小とし、
作業者の熟練度には無関係に従来技術に比較し、作業工
数を削減したドアを容易に提供することができるもので
ある。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
について、図1〜図5の図面に基づいて説明する。図1
は、本発明の鋼製ドア1の斜視図である。1a、1b、
1c、dをそれぞれドア上端部、錠前側端部である右端
部、丁番側である左端部、下端部という。鋼製ドア1
は、鋼製面材として表面材2(以下、表面側を2a、背
面側を2bという。)および表面材3(以下、表面側を
3a、背面側を3bという。)により構成する。表面材
2は、図2に示すように表面材2の背面である背面部2
a側の左右両端部および上端部に折り曲げ加工を行ない
突き合わせ片201、202及び203が形成されてい
る。突き合わせ片201、202及び203の高さは同
一寸法である。また背面部2aの下端部204は、切り
放しの状態とする。210、220、230、240は
各突き合わせ片201、202、203及び下端部20
4に沿って設けるコ型鋼からなる力骨である。250
は、力骨230、240の間に懸架状に設けたコ型鋼か
らなる中骨であって、背面部2aの上下方向に1又は2
以上配設する。各突き合わせ片201、202、203
及び中骨240のフランジ部の高さは同一とし、突き合
わせ片201等の高さの2倍弱の寸法である。C部は切
り欠き部であって、切り欠き部Cに力骨210に予め互
いに臨ませるように突出成形したベロ板201a、20
1bを取り付け部とする図示しない錠前のベースを螺子
等で装着させるスペースとなっている。
【0007】図3は、裏面材3を表わし、表面材2の突
き合わせ片201、202及び203にそれぞれ対応さ
せるべく背面部3aに突き合わせ片301、302及び
303を形成している。なお、裏面材3の縦横寸法は表
面材2と同一であり、突き合わせ片301、302及び
303の高さは同一、かつ突き合わせ片201等とも同
一となっている。
【0008】以上の鋼製ドアの構造を組立て工程とその
後の塗装工程を含め図4及び図5に基づいて説明する。
表面材2および表面材3の切断と各突き合わせ部の曲げ
加工ならびに各力骨、中骨の切断と折り曲げ加工は従来
技術と同様であって特記すべき点はない。なお、図中W
は、レーザービームによる溶接部位を示す。
【0009】組立て工程: 工程1:表面材2の突き合わせ片201、202及び2
03に対応させて力骨210、220、230を、また
表面材2の下端部204に沿って力骨240を間欠的な
レーザービーム溶接により固着する。この場合、力骨2
10、220、230はコ字状の上下ウェブ端面がそれ
ぞれ背面部2bを臨むようにしフランジ外面を突き合わ
せ片201、202及び203の背面部2a側に突き合
わせて突き合わせ片201、202及び203の突き合
わせ先端部201a、202b及び203cと溶接す
る。また、力骨240はコ字状の上下ウェブ端面が表面
材2の下端部204を臨むようにし、背面部2b側ウェ
ブ端面を下端部204とレーザービーム溶接により固着
する。 工程2:背面部2b側の上下方向に一定間隔で中骨25
0を間欠的なレーザービーム溶接により固着する。 工程3:中骨250の見え掛かりのウェブ表面250a
に両面テープを貼布する。 工程4:裏面材3の背面部3bの突き合わせ片301、
302及び303を表面材2の突き合わせ片201、2
02及び203に位置合わせして被装し、クランプ等で
仮止めする。 工程5:表面材3の下端部304と力骨240のリブ端
部とを間欠的にレーザービーム溶接により固着する。 工程6:突き合わせした突き合わせ片201、301、
突き合わせ片202、302、突き合わせ片203、3
03の突き合わせ部をレーザービームの連続溶接により
固着する。 工程7:錠前、ドアクローザー等取付け用のタップ加工
を所定位置に加工する。 工程8:丁番の取付けを行なう。
【0010】塗装工程:工程9:丁番のマスキングを行
なう。 工程10:塗装面の清掃を行なう。 工程11:防錆塗装を行ない乾燥させる。
【0011】以下、本発明の第一の実施の形態に基づく
供試体とその測定結果について説明する。
【0012】供試体の製作 供試体1−1:供試体1−1とは、レーザービーム溶接
による上記工程2完了時の表面材2に各力骨、中骨を固
着したものである。表面材2は1.6mm厚の鉄板と
し、縦横寸法は520×520mm、各突き合わせ片2
01、202、203、301,302,302の高さ
は20mmとする。また、各力骨、中骨の板厚は2.3
mm、フランジ高さは36.8mm、上下リブの幅は15
mmとする。ただし、中骨250は、1本設けるものと
する。また各力骨、中骨間は若干(5mm内外)の隙間
を設けてあり、各力骨、中骨間には相互の溶接個所はな
い。間欠的な溶接のビード長さは10mmないし15m
m程度とし、溶接ピッチは80mm内外とする。
【0013】ここでレーザービーム溶接にあたっては、
既製のレーザートーチをロボットによって自動動作さ
せ、出力は約2.5kW、連続パルス波による走行速度
を約3m/分に設定した。この設定条件による溶け込み
は、3.3mmは確保出来たと推定されるから、1.6
mm厚の表面材2に対する2.3mm厚の各力骨、中骨
からレーザービーム溶接すると表面材2の表面部2aの
0.6mm前まで溶け込むことになるから、表面部2a
への溶接痕は現れない。また、本溶接作業を手作業で行
なうことも出来、この場合の出力は25〜300W、パ
ルスは60〜100が最適値である。なお、レーザート
ーチを含む付属のレーザー発振装置、コントロール装置
等については市販のものであって特に固有の特徴はない
ため図示しない。
【0014】供試体1−2:供試体1−2とは、従来技
術であるアーク溶接による上記工程2完了時の表面材2
に各力骨、中骨を固着したものである。表面材2、各力
骨、中骨の板厚、各断面寸法、配置等の仕様は供試体1
−1と同一である。各突き合わせ片201、202、2
03の高さは20mmとする。表面材2と各力骨、中骨
間の溶接はスポット溶接とし、供試体1−1と同一作業
者が溶接にあたった。
【0015】供試体2−1:供試体2−1とは、溶接工
程6完了時である表面材2と表面材3との小口をレーザ
ービーム溶接にて一体組立て構造としたドアである。突
き合わせ片201、301、突き合わせ片202、30
2、突き合わせ片203、303の突き合わせ部はレー
ザービームによる連続溶接により固着する。なお、各突
き合わせ片301、302、303の高さは20mmと
する。
【0016】供試体2−2:供試体2−2とは、溶接工
程6完了時である表面材2と表面材3とをアーク溶接に
て一体組立て構造としたドアである。突き合わせ片20
1、301、突き合わせ片202、302、突き合わせ
片203、303の突き合わせ部はアーク溶接によるス
ポット溶接により固着する。各突き合わせ片301、3
02、303の高さは20mmとする。なお、各突き合
わせ部をスポット溶接としたのは、連続溶接では相当の
歪みが発生したためである。スポット溶接のピッチは1
30mm前後とした。
【0017】試験方法 供試体1−1、1−2、2−1,2−2の4体をフラッ
トなテーブルに置き表面材2が上側なるようにした。
【0018】供試体1−1、1−2、2−1,2−2の
4体の測定結果を図6に示す。
【0019】図6において、測定値を得るにあたり工程
2完了時の供試体1−1、1−2、工程6完了時の供試
体2−1,2−2とも表面材2の表面側について、図7
に示すように供試体の中央縦方向(X〜X)、横方向
(Y〜Y)、対角方向(R〜R、L〜L)にスケールを
当てすきまゲージにより、最もすきまの生じている部位
の値を記録した。各供試体とも表面材2の表面側を測定
対象としたのは、表面材2が各力骨等との溶接を行なっ
ており、表面材3側に比し溶接による歪み発生が顕著に
生ずると考えられるからである。
【0020】次に本発明の他の実施の形態について図8
ないし図11に基づいて説明する。これらの図はいずれ
も鋼製ドアの見込み面である小口面に係るものである。
図8は第2の実施の形態で、一方の表面材2の突き合わ
せ部201の先端201cを若干(略板厚分)表面材内
側に段落ち成形させ、他方の表面材3の突き合わせ部3
01の先端部を突き合わせ部201の先端201cに被
せるようにしたものである。この場合W部に沿ってレー
ザービームによる連続溶接を行なう。
【0021】図9は第3の実施の形態で、表面材2,3
とも表裏対象形とし、先端部2c、3cを略板厚分段落
ち成形させ小口カバー4を包履嵌合状に冠したものであ
る。この場合W部分に沿ってレーザービームによる連続
溶接を行なう。
【0022】図10は第4の実施の形態で、表面材2の
先端部を折り返していわゆるつぶし部2dを形成するよ
うにし、表面材3の突き合わせ部301の先端を更に表
面材3側に折り返し部301bを設けるようにしたもの
である。この場合W部分に沿ってレーザービームによる
連続溶接を行なう。
【0023】図11は小口面の第5の実施の形態で、表
面材2,3の突き合わせ部201d、301cの先端を
折り返していわゆるつぶし部201e、301dを形成
したものである。この場合突き合わせとなるW部分に沿
ってレーザービームによる連続溶接を行なう。
【0024】以上の実施の形態では、従来のW部分に対
する連続的なアーク溶接では、歪みが異常に生ずること
になってしまいドア製品としては不適挌になるが、レー
ザービームによる連続溶接を行なっても、溶接面が一筋
状になるだけで、肉盛り部の発生は生ぜず、歪みもほと
んど発生しない外観的にもそのままで製品とすることが
できるドアとなすことができる。
【0025】次に本発明の第6の実施の形態について、
図12(A)(B)に基づいて説明する。5はドア1の
表面材2の下方に装着したキックプレートである。キッ
クプレート5は、通常ステンレス製であるが、ドア製作
工程において、表面材2の裏側2bのW部分にレーザー
ビームによる溶接を行なうことによって、キックプレー
ト5の表面には溶接痕を全く残さず容易に固着すること
ができる。
【0026】本発明の第7の実施の形態について、図1
3(A)(B)に基づいて説明する。図13(A)は、
鋼製ドア1の正面図で、表面材2が周辺部表面材2Aに
対し段落ちさせた段落ち表面材2Bを有するようにした
ものである。図13(B)は当該ドアの断面図であっ
て、W部位を表面材2の裏面側2bからレーザービーム
による溶接を行なうものである。なお、周辺部表面材2
A、段落ち表面部2Bの面板はともに薄手厚(例えば
0.6mm、0.8mm)の鋼板でもよく、また、段落
ち表面部2Bの面板のみを周辺部表面材2Aの面板より
厚く(例えば1.6mm、2.3mm)してもよく、さ
らに周辺部表面材2A、段落ち表面部2Bとも表面が樹
脂加工された化粧鋼板として選択しても外観上良好な結
果を得ることができる。
【0027】さらに本発明の第8の実施の形態につい
て、図14(A)(B)に基づいて説明する。両図とも
鋼製ドア1の断面図である。図14(A)において、小
口面を相対応する突き合わせ部201f、301eを重
合状にしたものである。W部位をレーザービームによる
連続的な溶接を行なう。このようにすることによって、
小口部の強度が向上することから、小口部内部の力骨を
設けることを省略することができる。また、両開き鋼製
ドアにあっては、召しあわせ部6について、W部位をレ
ーザービームによる溶接を行なうものである。図14
(B)についても同様W部位をレーザービームによる溶
接を行なう。
【0028】以上本発明の実施の形態として、専らドア
を中心に詳説したが、これに限定されるものではなく、
例えば、図示しないガラリの羽根とガラリ框との溶接や
留め形状のドア枠の留め部の溶接等作業時間を短縮で
き、溶接歪みを可及的に少なくする手段として幅広く利
用することができる。
【0029】
【発明の効果】図6の測定結果から、従来の溶接工法に
よる鋼製ドアの製造に比較し、本発明に係るレーザービ
ーム溶接による鋼製ドアの歪み数値は、一段と改善され
た。薄板同士、薄板と厚板の組み合わせ、厚板同士等の
板厚間の溶接が自由かつ熟練を要せず行なうことができ
る。スチール鋼板とステンレス鋼板の組み合わせによる
鋼製ドアの製造も容易である。前記組立て溶接工程にお
いて、従来溶接では、小口面等の見えがかり部は必ず溶
接後サンダーによる研磨が必要であったが、レーザービ
ーム溶接ではその必要性がなく、かかる工程の省略に伴
う加工時間の短縮ガ可能となる。特に力骨等の補助材を
表面材の裏から溶接する場合、レーザービーム溶接では
その溶接痕を表面部に残さないため、ドア表面部のパテ
仕上げ等を行なう必要もない。したがって、溶接加工
後、何ら養生を施すことなく、直ちにドア表面の塗装に
かかることができ、加工、塗装のトータル時間の短縮化
が可能となる。亜鉛等のめっきを施した鋼板において
も、めっき層を最小限の局部的範囲で溶解するだけで溶
接することができるため、溶接加工後のめっき養生も従
来に比べ極めて小範囲ですむ。本発明によるレーザービ
ーム溶接にあたっては、ロボットによる自動溶接の場合
は、出力を約2・5kWとしたときには、連続波による
走行速度を約3m/分に設定したときが、表面材2と骨
材210等との溶接として最適値である。また、パルス
波による場合は、出力は25〜300W、パルス60〜
100が最適値である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のドア斜視図
【図2】同上の表面材2と骨材等との組立て斜視図
【図3】同上の表面材3の斜視図
【図4】同上の表面材2,3の離間状態のドア断面図
【図5】同上の表面材2,3の結合状態のドア断面図
【図6】測定結果図
【図7】測定部位図
【図8】第2実施形態のドア小口面断面図
【図9】第3実施形態のドア小口面断面図
【図10】第4実施形態のドア小口面断面図
【図11】第5実施形態のドア小口面断面図
【図12】(A)第6実施形態のドア正面図 (B)同上のドア断面図
【図13】(A)第7実施形態のドア正面図 (B)同上のドア断面図
【図14】(A)第7実施形態のドア断面図 (B)同上のドア召しあわせ部断面図
【符号の説明】
1 鋼製ドア 2 表面材 2a 表面材の表面部 2b 表面材の背面部 201 表面材の錠前側の突き合わせ片 202 表面材の丁番側の突き合わせ片 203 表面材の上側の突き合わせ片 210 力骨 220 力骨 230 力骨 240 力骨 250 中骨 3 裏面材 3a 裏面材の表面部 3b 裏面材の背面部 301 裏面材の錠前側の突き合わせ片 302 裏面材の丁番側の突き合わせ片 303 裏面材の上側の突き合わせ片 4 小口カバー 5 キックプレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 泰邦 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 (72)発明者 久保田 恵 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 三和 シヤッター工業株式会社内 Fターム(参考) 2E016 HA06 HA09 JA01 JA11 KA01 LA01 LB03 LC02 LD01 MA11 NA01 QA14 QA16 RA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】骨材の一面側を予め表面材にレーザービー
    ム溶接により溶着させるとともに、裏面材を骨材の他面
    側に被装した後、表面材と裏面材との周縁小口部をレー
    ザービーム溶接を行ない、表面材、裏面材及び骨材を一
    体構造としたことを特徴とする鋼製ドア。
  2. 【請求項2】骨材の一面側を予め表面材にレーザービー
    ム溶接により溶着させるとともに、裏面材を骨材の他面
    側に被装した後、表面材と裏面材との周縁小口部をレー
    ザービーム溶接を行ない、表面材、裏面材及び骨材を一
    体構造としたことを特徴とする鋼製ドアの製造方法。
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