JP2002069390A - 接着剤の熱硬化方法及び装置 - Google Patents

接着剤の熱硬化方法及び装置

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JP2002069390A
JP2002069390A JP2000263908A JP2000263908A JP2002069390A JP 2002069390 A JP2002069390 A JP 2002069390A JP 2000263908 A JP2000263908 A JP 2000263908A JP 2000263908 A JP2000263908 A JP 2000263908A JP 2002069390 A JP2002069390 A JP 2002069390A
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Naohito Masuda
尚人 増田
Tomoshi Tsuchiya
智志 土谷
Kosaku Morishita
耕作 森下
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Thermo Electron KK
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Koito Manufacturing Co Ltd
Thermo Electron KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接着剤の熱硬化処理を短時間で行うことがで
きる生産性のよい小規模の熱硬化方法及び装置を提供す
る。 【解決手段】 ハウジングにレンズを組み付けたワーク
12は、ベルトコンベア14によってまず予備加熱炉2
0の予備加熱室22に送られ、熱風による予備加熱が行
われる。次に、予備加熱後のワーク12は、ベルトコン
ベア14によって過熱蒸気加熱炉40に送られ、過熱蒸
気による過熱が行われる。過熱蒸気は多量の熱を蓄積し
ており、この熱が対流のみならず放射によってもワーク
12に伝達され、極めて短時間のうちに効果的に加熱さ
れる。過熱蒸気による加熱後のワーク12は、結露防止
炉60に送られる。熱風によって、過熱蒸気と外気との
接触が遮断されているため、過熱蒸気の結露が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接着剤の熱硬化方
法及び装置に関し、例えば車両用照明機器の組み立てに
おける接着処理に好適な接着剤(シール剤)の熱硬化方
法及び装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】車両用の照明機器は、例えば図5に示すよ
うに、ハウジング(本体)900,リフレクタ(光反射
板)902,レンズ904を組み合わせた構成となって
おり、背後よりランプ906が取り付けられる。また、
必要に応じて、装飾用のブレード(図示せず)が取り付
けられる。これらのうち、ハウジング900,リフレク
タ902,レンズ904は、所定の形状に樹脂成型され
たものである。例えば、ハウジング900としてはポリ
プロピレン(PP)などが使用され、リフレクタ902
としてはBMC(ガラス繊維入り不飽和ポリエステル樹
脂)が使用される。また、レンズ904としてはPC
(ポリカーボネート樹脂)が使用される。ランプ906
としては、ハロゲンランプやキセノンランプが使用され
る。
【0003】これらの各部材は、接着剤を使用して組み
付けられる。図6にはその様子が示されている。同図
(A)に示すように、ハウジング900の周縁には断面
略U字状の溝910が設けられている。一方、レンズ9
04の周縁には、端部912に沿って外側に鍔部914
が設けられており、断面が略T字状となっている。組み
立ての手順を説明すると、まず、同図(A)に示すよう
に、リフレクタ902などが組み付けられたハウジング
900の溝910に、熱硬化性の接着剤916を充填塗
布する。次に、同図(B)に示すように、レンズ904
の端部912を溝910に押し込むようにして、ハウジ
ング900にレンズ904を組み付ける。その後、組み
付け後のセットを熱風炉に通し、加熱して接着剤916
を硬化する。また、照明機器だけでなく、標識灯のレン
ズとボディ(ハウジング)や、灯具に内蔵されている電
子部品ケースなども、同様の方式で接着硬化されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の熱風硬化方式では、接着剤が硬化するまで
に相当の時間を必要とする。例えば、 接着剤として1液エポキシ系を使用した場合………120℃×60分以上, 接着剤として1液シリコーン系を使用した場合……120℃×60分以上, 接着剤として2液ウレタン系を使用した場合…………90℃×40分以上, の熱処理が必要である。もちろん、熱風の温度を上げる
ことで硬化時間の短縮を図ることができるが、高温にす
ると各ワークが劣化する恐れがある。更に、長時間加熱
を行うため、相当規模の熱風炉を必要とするという不都
合もある。
【0005】本発明は、以上の点に着目したもので、接
着剤の熱硬化処理を短時間で行うことができる生産性の
よい小規模の熱硬化方法及び装置を提供することを、そ
の目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、熱硬化性の接着剤を使用して組み付けら
れたワークを加熱して、前記接着剤を硬化する際に、前
記ワークを過熱蒸気で加熱するとともに、前記ワークに
対する過熱蒸気による結露を防止することを特徴とす
る。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の
詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0007】
【発明の実施の形態】<実施形態1>……以下、本発明
の実施の形態について詳細に説明する。図1には、本発
明の実施形態1の熱硬化装置が示されている。同図にお
いて、熱硬化装置10は、予備加熱炉20,過熱蒸気加
熱炉40,結露防止炉60が、その順に連続した構成と
なっている。上述した組み付け後のワーク12は、ベル
トコンベア14上に置かれており、予備加熱炉20側か
ら熱硬化装置10に送り込まれ、結露防止炉60側にお
いて熱硬化装置10から送り出される。
【0008】まず、予備加熱炉20から説明すると、予
備加熱室22には、コンベア上方,側方又は下方に熱風
ノズル24が設けられており、これから熱風がワーク1
2に吐出されるようになっている。この熱風ノズル24
は、ファン26を介して空気加熱装置28に接続されて
いる。空気加熱装置28で加熱された空気は、ファン2
6により圧力が高められて熱風ノズル24に供給され、
ここから熱風として予備加熱室22内に吐出される。こ
の予備加熱室22のコンベア下方,側方又は上方(熱風
ノズル24の対面)には排気ダクト30が設けられてお
り、この排気ダクト30は前記空気加熱装置28に接続
されている。すなわち、予備加熱室22でワーク12を
加熱した空気は、排気ダクト30から空気加熱装置28
に送られ、ここで再度加熱されて予備加熱室22に供給
される。
【0009】次に、過熱蒸気加熱炉40について説明す
ると、主加熱室42には、コンベア上方,側方又は下方
に蒸気ノズル44が設けられており、これから過熱蒸気
がワーク12に吐出されるようになっている。この蒸気
ノズル44は、過熱蒸気発生装置46に接続されてお
り、この過熱蒸気発生装置46にはボイラ48が接続さ
れている。ボイラ48で生成された蒸気は、過熱蒸気発
生装置46に供給されて過熱蒸気となる。生成された過
熱蒸気は、蒸気ノズル44に供給され、ここから主加熱
室42内に吐出される。この主加熱室42のコンベア下
方,側方又は上方(蒸気ノズル44の対面)には回収ダ
クト50が設けられており、この回収ダクト50はポン
プ51を介して前記過熱蒸気発生装置46に接続されて
いる。すなわち、主加熱室42でワーク12を加熱した
過熱蒸気は、ポンプ51により回収ダクト50で回収さ
れて過熱蒸気発生装置46に送られ、ここで再度加熱さ
れて循環利用される。
【0010】次に、結露防止炉60は、上述した予備加
熱炉20とほぼ同様の構成となっている。すなわち、補
助加熱室62には、コンベア上方,側方又は下方に熱風
ノズル64が設けられており、これから熱風がワーク1
2に吐出されるようになっている。この熱風ノズル64
は、ファン66を介して空気加熱装置68に接続されて
いる。空気加熱装置68で加熱された空気は、ファン6
6により圧力が高められて熱風ノズル64に供給され、
ここから熱風として補助加熱室62内に吐出される。こ
の補助加熱室62のコンベア下方,側方又は上方(熱風
ノズル64の対面)には排気ダクト70が設けられてお
り、この排気ダクト70は前記空気加熱装置68に接続
されている。すなわち、補助加熱室62でワーク12を
加熱した空気は、排気ダクト70から空気加熱装置68
に送られ、ここで再度加熱されて補助加熱室62に供給
される。
【0011】上述した予備加熱炉20及び結露防止炉6
0としては、公知の熱風炉を適用することができる。過
熱蒸気加熱炉40も同様であり、過熱蒸気発生装置46
も公知の各種のものを利用してよいが、好適な例を示す
と、図2のようになる。同図において、加熱槽300に
は、蓄熱材(例えばセラミック製蓄熱板)によって構成
された隔壁302が交互に所定の間隔で設けられてお
り、これによってつづら折り状の通路304が加熱槽3
00内に形成されている。また、前記隔壁302を貫通
して前記通路304を横切るように、ヒーター306が
設けられている。更に、前記通路304には、耐腐食性
の金属線(もしくは金属片)308とセラミックス片3
10がランダムに絡まった蓄熱体312が充填されてい
る。金属線308としては、ステンレスやチタンなどの
錆びない材料が使用される。また、加熱槽300の外側
は、断熱材314で覆われている。
【0012】ヒーター306が通電によって発熱する
と、加熱槽300が内部から加熱され、蓄熱材によって
形成された隔壁302や、通路304の蓄熱体312も
加熱される。この状態でボイラ48から蒸気を加熱槽3
00の導入口316に供給すると、蒸気は、ヒーター3
06によって加熱され、通常の蒸気から過熱蒸気とな
る。しかも、この過熱蒸気は、通路304の蓄熱体31
2を通過し、あるいは隔壁302にあたるため、高温の
状態をそのまま維持し、加熱槽300の吐出口318か
ら吐出される。
【0013】次に、本実施形態の全体の作用を説明す
る。上述したハウジング900にレンズ904を組み付
けたワーク12は、ベルトコンベア14によってまず予
備加熱炉20の予備加熱室22に送られる。そして、こ
の予備加熱室22で熱風による予備加熱が行われる。例
えば、100〜120℃の温度で5〜15分程度の予備
加熱が行われる。
【0014】次に、予備加熱後のワーク12は、ベルト
コンベア14によって過熱蒸気加熱炉40に送られ、過
熱蒸気による過熱が行われる。ワーク12に対しては上
述した予備加熱が行われており、相当程度高温の状態と
なっている。また、過熱蒸気は多量の熱を蓄積してお
り、この熱が対流(場合によっては放射)によってワー
ク12に伝達される。このため、ワーク12は、極めて
短時間のうちに効果的に加熱され、温度が上昇する。こ
れにより、ワーク12の接着剤916の熱硬化が効率的
に行われるようになる。
【0015】次に、過熱蒸気による主加熱後のワーク1
2は、結露防止炉60に送られる。過熱蒸気は、急激に
温度が低下する性質を備えており、温度が低下すると結
露するようになる。ワーク12に結露すると、ランプ9
06に対する通電不良などの支障をきたす恐れがある。
そこで、過熱蒸気による加熱後のワーク12をそのまま
直接空気中に送り出すのではなく、結露防止炉60に送
り込む。すると、熱風によって、過熱蒸気と外気との接
触が遮断されるとともに、過熱蒸気の温度低下が防止さ
れる。このような状況は、予備加熱炉20側においても
同様である。これにより、過熱蒸気の結露が良好に防止
される。なお、この結露防止炉60では、100〜12
0℃の温度で5〜10分の加熱が行われる。結露を防止
すればよいので、温度は予備加熱炉20や過熱蒸気加熱
炉40よりも低くてよく、また短時間でよい。
【0016】以上のように、本実施形態によれば、過熱
蒸気が使用されるため、接着剤は短時間で熱硬化する。
例えば、 接着剤として1液エポキシ系を使用した場合………120℃×10分程度, 接着剤として1液シリコーン系を使用した場合……120℃×10分程度, 接着剤として2液ウレタン系を使用した場合…………90℃×10分程度, でそれぞれ硬化処理を行うことができた。上述した背景
技術と比較すれば明らかなように、本実施形態によれば
大幅に処理時間が短縮されており、生産性が向上する。
また、過熱蒸気によって効率的にワークが加熱されるの
で、全体として設備の規模が縮小される。
【0017】<実施形態2>……次に、図3を参照しな
がら実施形態2について説明する。上述した実施形態1
では、熱風炉と過熱蒸気炉を別個に構成したが、本形態
では、熱風炉中に過熱蒸気を導入する構成となってい
る。なお、上述した実施形態1と対応する構成要素には
同一の符号を用いることとする。
【0018】図3において、熱硬化装置500の加熱室
502には、空気加熱装置504からファン506によ
って熱風が供給されている。この熱風は、加熱室502
のワーク入口側及びワーク出口側にそれぞれ設けられた
熱風ノズル508によって加熱室502内に吐出され
る。一方、過熱蒸気発生装置510では、ボイラ512
から供給された蒸気が加熱されて過熱蒸気が生成されて
いる。この過熱蒸気は、加熱室502の中央付近に設け
られた蒸気ノズル514から加熱室502内に吐出され
る。加熱室502内の空気は、排気ダクト520から排
気され、乾燥機522に送られて乾燥される。本実施形
態の場合、熱風に過熱蒸気が混ざるため、加熱室502
内の空気が湿気を帯びるようになる。そこで、乾燥機5
22で空気を乾燥した後に、空気加熱装置504に供給
している。
【0019】本実施形態の作用も、上述した実施形態1
と同様であり、ワーク12の熱硬化時間は大幅に短縮さ
れる。また、過熱蒸気の結露も、熱風によって過熱蒸気
を挟んだ構成となっているので、良好に防止される。本
実施形態では、熱風と過熱蒸気が加熱室502内で混合
するが、混合気は乾燥機522で乾燥した後に加熱され
るので、特に不都合は生じない。
【0020】本発明には数多くの実施形態があり、以上
の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例
えば、次のようなものも含まれる。 (1)本発明が適用される接着剤としては、上述したエ
ポキシ系,シリコーン系,ウレタン系が代表的なもので
あるが、熱硬化性のものであれば各種のものに適用可能
である。また、車両用の照明器具に限らず、各種のもの
の接着剤による接合に適用可能である。 (2)前記実施形態では、図4(A)に示すように、予
備加熱炉20→過熱蒸気加熱炉40→結路防止炉60の
構成となっているが、上述したように予備加熱炉20
は、図4(B)に示すように予備加熱炉20Aと結露防
止炉20Bを兼用した構成となっている。従って、同図
に示すように、予備加熱炉20Aと結露防止炉20Bを
別個に設けるようにしてもよい。また、予備加熱炉20
Aによる予備加熱を行うことなく、過熱蒸気のみで熱硬
化を行う場合は、図4(C)に示すように、過熱蒸気加
熱炉40の前後に結露防止炉20B,60をそれぞれ設
ける構成となる。
【0021】(3)前記実施形態では、予備加熱や結露
防止に熱風炉を使用したが、加熱炉であれば、公知のも
のを用いてよい。例えば、予備加熱にIR炉などを用い
てよい。 (4)本発明の適用対象としては、車両用照明器具の部
品組み付けに使用される接着剤が好適な例であるが、各
種の接着剤の熱硬化処理に適用してよい。また、接着剤
には、シール剤も含まれる。例えば、図6に示した接着
剤916は、ハウジング900とレンズ904を接着す
るのみならず、照明器具内にホコリや湿気が入り込まな
いようにシールするシール剤としても作用する。 (5)前記実施形態では、照明器具の各部が接着剤によ
って組み立てられる例であるが、例えば標識灯などでハ
ウジングとレンズを振動溶着もしくは熱板溶着によって
組み立てる場合がある。このような場合、いずれの方法
においても、溶着によって生じた歪を除去するため、溶
着後にアニール処理を行っている。本発明は、このよう
なアニール処理にも適用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
過熱蒸気を使用して接着剤の熱硬化処理を行うこととし
たので、 処理時間を短縮して生産性の向上を図ることができ
る。 処理時間が短縮されるため、熱処理装置の規模を縮小
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示す図である。
【図2】過熱蒸気発生装置の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態2の構成を示す図である。
【図4】本発明の構成形態の例を示す図である。
【図5】車両用照明器具の一例を示す図である。
【図6】車両用照明器具の部品組み付けの一例を示す図
である。
【符号の説明】
10…熱硬化装置 12…ワーク 14…ベルトコンベア 20…予備加熱炉 22…予備加熱室 24…熱風ノズル 26…ファン 28…空気加熱装置 30…排気ダクト 40…過熱蒸気加熱炉 42…主加熱室 44…蒸気ノズル 46…過熱蒸気発生装置 48…ボイラ 50…回収ダクト 51…ポンプ 60…結露防止炉 62…補助加熱室 64…熱風ノズル 66…ファン 68…空気加熱装置 70…排気ダクト 300…加熱槽 302…隔壁 304…通路 306…ヒーター 308…金属線 310…セラミックス片 312…蓄熱体 314…断熱材 316…導入口 318…吐出口 500…熱硬化装置 502…加熱室 504…空気加熱装置 506…ファン 508…熱風ノズル 510…過熱蒸気発生装置 512…ボイラ 514…蒸気ノズル 520…排気ダクト 522…乾燥機 900…ハウジング 902…リフレクタ 904…レンズ 906…ランプ 910…溝 912…端部 914…鍔部 916…接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土谷 智志 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 (72)発明者 森下 耕作 静岡県清水市北脇500番地 株式会社小糸 製作所静岡工場内 Fターム(参考) 4J040 EC001 EF031 EK031 MA10 MB04 NA15 NA17 PA30 PB05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱硬化性の接着剤を使用して組み付けら
    れたワークを加熱して、前記接着剤を硬化する方法であ
    って、 前記ワークを過熱蒸気で加熱する工程;前記ワークに対
    する過熱蒸気による結露を防止する工程;を含むことを
    特徴とする接着剤の熱硬化方法。
  2. 【請求項2】 熱硬化性の接着剤を使用して組み付けら
    れたワークを加熱して、前記接着剤を硬化する装置であ
    って、 前記ワークを過熱蒸気で加熱する過熱蒸気加熱手段;該
    過熱蒸気加熱手段の過熱蒸気による前記ワークに対する
    結露を防止する結露防止手段;を備えたことを特徴とす
    る接着剤の熱硬化装置。
  3. 【請求項3】 前記ワークを過熱蒸気で加熱する前に予
    備的に加熱する予備加熱手段を備えたことを特徴とする
    請求項2記載の接着剤の熱硬化装置。
  4. 【請求項4】 前記予備加熱手段が前記結露防止手段を
    兼用したことを特徴とする請求項3記載の接着剤の熱硬
    化装置。
  5. 【請求項5】 前記ワークが車両用照明器具であること
    を特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の接着剤の
    熱硬化装置。
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