JP2002068685A - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JP2002068685A
JP2002068685A JP2000260014A JP2000260014A JP2002068685A JP 2002068685 A JP2002068685 A JP 2002068685A JP 2000260014 A JP2000260014 A JP 2000260014A JP 2000260014 A JP2000260014 A JP 2000260014A JP 2002068685 A JP2002068685 A JP 2002068685A
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telescopic post
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JP2000260014A
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English (en)
Inventor
Kinshi Kawakami
謹司 川上
Nobuyuki Miyawaki
宮脇  伸行
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Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の高所作業車は、旋回ポスト3、伸縮ブ
ーム4、伸縮ポストブーム5、その下端部から延出した
取付アーム6、取付アーム6にその基端部を水平揺動自
在に取付けた作業台8を備え、格納姿勢では、平面視に
おいて作業台8の長手側一側面を伸縮ポストブーム5に
近接して位置させ、側面視において伸縮ポストブーム5
と作業台8の先端側とが重複する位置としている。格納
姿勢より伸縮ポストブーム5側にさらに水平揺動させて
高所作業を行いたい場合、水平揺動できなかった。本願
発明の課題は、この従来技術の問題点を解決した高所作
業車を提供すること。 【解決手段】 作業台8を、取付アーム6に水平ブーム
7を介して取付ける一方、格納姿勢では、側面視におい
て伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側とが重複しな
い位置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路設備あるい
は橋梁等の保守・点検等に用いられる高所作業車に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の高所作業車は、図7〜図
8に示す如く、車両1のシャシフレーム1a上に取付け
た基台フレーム2、基台フレーム2の前方位置に旋回自
在に立設した旋回ポスト3、基端部を旋回ポスト3の上
端部に起伏自在に取付けた伸縮自在な伸縮ブーム4、そ
の最上段側の外筒5aを伸縮ブーム4の先端部に取付け
上段側の外筒5a〜5d内に下段側の内筒5b〜5eを
順次伸縮自在に嵌挿した伸縮ポストブーム5、伸縮ポス
トブーム5の最下段側の内筒5eの下端部にその基端部
を固定されそこから伸縮ポストブーム5の一側方に向か
って延出した取付アーム6、平面視形状が略長方形の床
面を有し取付アーム6の先端部上面にその基端部を水平
揺動自在に取付けた作業台8から構成している。
【0003】このように構成されている高所作業車は、
格納姿勢(図7〜図8に示す姿勢)で作業現場まで走行
移動するようにしている。格納姿勢では、伸縮ポストブ
ーム5を縮小、伸縮ブーム4を縮小、車両1の後方に向
けて倒伏、および作業台8の長手方向先端部が伸縮ブー
ム4の基端側に位置するよう作業台8を水平揺動するこ
とで、作業台8を基台フレーム2上に位置させるように
している。
【0004】このような格納姿勢では、伸縮ポストブー
ム5と作業台8とは、平面視において作業台8の長手側
一側面を伸縮ポストブーム5に近接して位置させ、伸縮
ポストブーム5に対する側面視において伸縮ポストブー
ム5と作業台8の先端側とが重複する位置としている。
【0005】このような格納姿勢にすることにより、コ
ンパクトな格納姿勢を取れるようになっている。
【0006】次に、作業現場での作業姿勢について説明
する。この高所作業車は、作業台8に作業員が搭乗した
上で適宜、旋回ポスト3を旋回駆動、伸縮ブーム4を起
伏および伸縮駆動、伸縮ポストブーム5を伸縮駆動、お
よび、作業台8を水平揺動駆動させ、作業台8を作業対
象に近接させた上で、高所作業をするようにしている。
【0007】作業の際に、伸縮ポストブーム5を伸縮駆
動して作業台8を鉛直に降下および上昇させることがで
きるので、この種の高所作業車は、とくに塀等の障害物
の向こう側での高所作業、あるいは路面よりも下側での
作業(以下、これらを総じて高所作業という)に適して
いる。図9は、路面より下側での作業をするときの作業
姿勢を示す一例である。
【0008】また、作業内容によっては、図9のよう
に、車両1に取付けられその下端にローラを備えたアウ
トリガジャッキを用い、車両1を安定させ、さらに、車
両1を低速走行させての高所作業もする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の高所作業車を用
いた高所作業の際に、格納姿勢より伸縮ポストブーム5
側にさらに水平揺動させて高所作業を行いたい場合が発
生していた。しかし、作業台8を伸縮ポストブーム5側
に水平揺動し近接させた場合の伸縮ポストブーム5と作
業台8との関係は、格納姿勢の場合と変わらなかった。
【0010】なぜなら、既に格納姿勢では、平面視にお
いて作業台8の長手側一側面は伸縮ポストブーム5に近
接Aして位置しており、伸縮ポストブーム5に対する側
面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側と
が重複しているからである。このような配置、構成のた
め、格納姿勢より伸縮ポストブーム5側にさらに水平揺
動させようとすると、これら作業台8と伸縮ポストブー
ム5とが干渉し、高所作業ができなかった。
【0011】本願発明は、上記従来技術の問題点を解決
した高所作業車、すなわち、高所作業の際に、作業台8
を、格納姿勢より伸縮ポストブーム5側にさらに水平揺
動させ得て高所作業が可能な高所作業車を提供すること
を課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明に係る高所作業車は以下の如く構成する。
【0013】すなわち、請求項1においては、車両1の
シャシフレーム1a上に取付けた基台フレーム2と、基
台フレーム2に旋回自在に立設した旋回ポスト3と、基
端部を旋回ポスト3に略水平に取付けた伸縮自在な伸縮
ブーム4と、その最上段側の外筒5aを伸縮ブーム4の
先端部に取付け上段側の外筒5a〜5d内に下段側の内
筒5b〜5eを順次伸縮自在に嵌挿した伸縮ポストブー
ム5と、伸縮ポストブーム5の最下段側の内筒5eの下
端部にその基端部を固定されそこから伸縮ポストブーム
5の一側方に向かって延出した取付アーム6と、取付ア
ーム6先端部上側にその基端部を水平揺動可能に取付け
た水平ブーム7と、平面視形状が略長方形の床面を有し
水平ブーム7の先端部上面に取付けた作業台8とを備
え、その格納姿勢では、伸縮ポストブーム5を縮小、伸
縮ブーム4を縮小し、平面視において作業台8の長手側
一側面を伸縮ポストブーム5に近接して位置させると共
に、伸縮ポストブーム5に対する側面視(以下、側面視
とは、伸縮ポストブーム5に対する側面視をいう)にお
いて伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側とが重複し
ない位置となるよう構成したのである。
【0014】側面視において伸縮ポストブーム5と作業
台8の先端側とが重複しない位置となるよう構成したの
で、作業台8を、格納姿勢より伸縮ポストブーム5側に
さらに水平移動させて高所作業を行いたい場合、格納姿
勢の位置から伸縮ポストブーム5側にさらに水平移動さ
せても伸縮ポストブーム5と作業台8とが干渉すること
なく、高所作業ができるのである。
【0015】次に請求項2においては、車両1のシャシ
フレーム1a上に取付けた基台フレーム2と、基台フレ
ーム2に旋回自在に立設した旋回ポスト3と、基端部を
旋回ポスト3に起伏自在に取付けた伸縮自在な伸縮ブー
ム4と、その最上段側の外筒5aを伸縮ブーム4の先端
部に取付け上段側の外筒5a〜5d内に下段側の内筒5
b〜5eを順次伸縮自在に嵌挿したまたはその最上段側
の外筒5aを伸縮ブーム4の先端部に取付け上段側の外
筒5a〜5d内に下段側の内筒5b〜5eを順次伸縮自
在に嵌挿すると共に伸縮ブーム4の起伏動に係らず常に
垂直姿勢を維持するようにした伸縮ポストブーム5と、
伸縮ポストブーム5の最下段側の内筒5eの下端部にそ
の基端部を固定されそこから伸縮ポストブーム5の一側
方に向かって延出した取付アーム6と、取付アーム6先
端部上側にその基端部を水平揺動可能に取付けた水平ブ
ーム7と、平面視形状が略長方形の床面を有し水平ブー
ム7の先端部上面に取付けた作業台8とを備え、その格
納姿勢では、伸縮ポストブーム5を縮小、伸縮ブーム4
を縮小、倒伏し、平面視において作業台8の長手側一側
面を伸縮ポストブーム5に近接して位置させると共に、
側面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側
とが重複しない位置となるよう構成したのである。
【0016】側面視において伸縮ポストブーム5と作業
台8の先端側とが重複しない位置となるよう構成したの
で、作業台8を、格納姿勢より伸縮ポストブーム5側に
さらに水平移動させて高所作業を行いたい場合、格納姿
勢の位置から伸縮ポストブーム5側にさらに水平移動さ
せても伸縮ポストブーム5と作業台8とが干渉すること
なく、高所作業ができるのである。
【0017】また、請求項3においては、車両1のシャ
シフレーム1a上に取付けた基台フレーム2と、基台フ
レーム2に旋回自在に立設した旋回ポスト3と、基端部
を旋回ポスト3に略水平に取付けた伸縮自在な伸縮ブー
ム4と、その最上段側の外筒5aを伸縮ブーム4の先端
部に取付け上段側の外筒5a〜5d内に下段側の内筒5
b〜5eを順次伸縮自在に嵌挿した伸縮ポストブーム5
と、伸縮ポストブーム5の最下段側の内筒5eの下端部
にその基端部を固定されそこから伸縮ポストブーム5の
一側方に向かって延出した取付アーム6と、取付アーム
6先端部上側にその基端部を水平揺動可能に取付けた伸
縮自在な水平ブーム7と、平面視形状が略長方形の床面
を有し水平ブーム7の先端部上面に取付けた作業台8と
を備え、その格納姿勢では、伸縮ポストブーム5を縮
小、伸縮ブーム4を縮小し、平面視において作業台8の
長手側一側面を伸縮ポストブーム5に近接して位置させ
る一方、水平ブーム7は、側面視において伸縮ポストブ
ーム5と作業台8の先端側とが少なくとも重複しない位
置まで伸長可能であるよう構成したのである。
【0018】水平ブーム7は、伸縮自在とすると共に、
側面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側
とが少なくとも重複しない位置まで伸長可能なよう構成
したので、作業台8を、格納姿勢の位置より伸縮ポスト
ブーム5側にさらに水平揺動させて高所作業を行いたい
場合、水平ブーム7を側面視において伸縮ポストブーム
5と作業台8の先端側とが少なくとも重複しない位置ま
で伸長させれば、格納姿勢の位置から伸縮ポストブーム
5側にさらに水平移動させても伸縮ポストブーム5と作
業台8とが干渉することなく、高所作業ができるのであ
る。
【0019】次に請求項4においては、車両1のシャシ
フレーム1a上に取付けた基台フレーム2と、基台フレ
ーム2に旋回自在に立設した旋回ポスト3と、基端部を
旋回ポスト3に起伏自在に取付けた伸縮自在な伸縮ブー
ム4と、その最上段側の外筒5aを伸縮ブーム4の先端
部に取付け上段側の外筒5a〜5d内に下段側の内筒5
b〜5eを順次伸縮自在に嵌挿したまたはその最上段側
の外筒5aを伸縮ブーム4の先端部に取付け上段側の外
筒5a〜5d内に下段側の内筒5b〜5eを順次伸縮自
在に嵌挿すると共に伸縮ブーム4の起伏動に係らず常に
垂直姿勢を維持するようにした伸縮ポストブーム5と、
伸縮ポストブーム5の最下段側の内筒5eの下端部にそ
の基端部を固定されそこから伸縮ポストブーム5の一側
方に向かって延出した取付アーム6と、取付アーム6先
端部上側にその基端部を水平揺動可能に取付けた伸縮自
在な水平ブーム7と、平面視形状が略長方形の床面を有
し水平ブーム7の先端部上面に取付けた作業台8とを備
え、その格納姿勢では、伸縮ポストブーム5を縮小、伸
縮ブーム4を縮小、倒伏し、平面視において作業台8の
長手側一側面を伸縮ポストブーム5に近接して位置させ
る一方、水平ブーム7は、側面視において伸縮ポストブ
ーム5と作業台8の先端側とが少なくとも重複しない位
置まで伸長可能であるよう構成したのである。
【0020】水平ブーム7は、伸縮自在とすると共に、
側面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側
とが少なくとも重複しない位置まで伸長可能なよう構成
したので、作業台8を、格納姿勢の位置より伸縮ポスト
ブーム5側にさらに水平揺動させて高所作業を行いたい
場合、水平ブーム7を側面視において伸縮ポストブーム
5と作業台8の先端側とが少なくとも重複しない位置ま
で伸長させれば、格納姿勢の位置から伸縮ポストブーム
5側にさらに水平移動させても伸縮ポストブーム5と作
業台8とが干渉することなく、高所作業ができるのであ
る。
【0021】さらに、請求項5においては、請求項1ま
たは2または3または4記載の高所作業車において、作
業台8は、水平ブーム7の先端部上面に水平揺動自在に
取付けて構成したのである。
【0022】作業台8は、水平ブーム7の先端部上面に
水平揺動自在に取付けたので、作業台8を作業対象物に
接近させるのに角度の自由度ができ、使い勝手のよい高
所作業車になる。
【0023】また、請求項6においては、請求項1また
は2または3または4または5記載の高所作業車におい
て、作業台8は、長手方向に伸縮自在に構成され、側面
視において伸縮ポストブーム5と伸長状態の作業台8の
先端側が少なくとも重複しない位置まで伸長可能にされ
ていることを特徴とする。
【0024】作業台8は、長手方向に伸縮自在に構成さ
れているので、作業対象物が連続する壁面等の場合効率
よく作業できる。そして、作業台8の伸長長さを、側面
視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側とが
重複しないような長さに止めているので、作業台8を、
格納姿勢の位置から伸縮ポストブーム5側にさらに水平
揺動させても伸縮ポストブーム5と作業台8とが干渉す
ることなく、高所作業ができるのである。
【0025】
【発明の実施の形態】まず、本願発明の第1の実施の形
態について、図1〜図2を用いて説明する。符号1〜
6、および8は、従来の技術で説明し用いたものと同義
であるので、ここでは、符号の説明を省略し用いる。
【0026】高所作業車は、車両1のシャシフレーム1
a上に取付けた基台フレーム2、基台フレーム2に旋回
自在に立設した旋回ポスト3、基端部を旋回ポスト3に
略水平に取付けた伸縮自在な伸縮ブーム4、その最上段
側の外筒5aを伸縮ブーム4の先端部に取付け上段側の
外筒5a〜5d内に下段側の内筒5b〜5eを順次伸縮
自在に嵌挿した伸縮ポストブーム5、伸縮ポストブーム
5の最下段側の内筒5eの下端部にその基端部を固定さ
れそこから伸縮ポストブーム5の一側方に向かって延出
した取付アーム6を備えている。
【0027】符号7は、水平ブームであり、水平ブーム
7は、取付アーム6先端部上側にその基端部を水平揺動
可能に取付けられている。この水平ブーム7の先端部上
面に平面視形状が略長方形の床面を有した作業台8を備
えている。
【0028】これら旋回ポスト3、伸縮ブーム4、伸縮
ポストブーム5、水平ブーム7は、それぞれ旋回駆動手
段11(図示せず)、伸縮駆動手段12(図示せず)、13
(図示せず)、揺動駆動手段14(図示せず)により、旋
回自在、伸縮自在、揺動自在に駆動される。なお、旋回
ポスト3を、伸縮駆動手段により伸縮自在に構成しても
よい。この場合には、伸縮駆動手段により駆動すればよ
い。
【0029】そして、この高所作業車は、格納姿勢で
は、伸縮ポストブーム5を縮小、伸縮ブーム4を縮小、
旋回ポスト3を縮小し、平面視において作業台8の長手
側一側面を伸縮ポストブーム5に近接して位置させ、か
つ作業台8を基台フレーム2上に位置させると共に、側
面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側と
が重複しない位置になっている。
【0030】このような格納姿勢にすることにより、コ
ンパクトな格納姿勢を取れるようになっている。
【0031】次に、作業現場での作業姿勢について説明
する。この高所作業車は、作業台8に作業員が搭乗した
上で適宜、旋回ポスト3を旋回および伸縮駆動、伸縮ブ
ーム4を伸縮駆動、伸縮ポストブーム5を伸縮駆動、お
よび、水平ブーム7を水平揺動駆動させ、作業台8を作
業対象に近接させた上で、高所作業をするようにしてい
る。
【0032】作業の際に、伸縮ポストブーム5を伸縮駆
動して作業台8を鉛直に降下および上昇させることがで
きるので、この種の高所作業車は、とくに塀等の障害物
の向こう側での高所作業、あるいは路面よりも下側での
作業(以下、これらを総じて高所作業という)に適して
いる。
【0033】また、作業内容によっては、車両1に取付
けられその下端にローラを備えたアウトリガジャッキを
用い、車両1を安定させ、さらに、車両1を低速走行さ
せての高所作業をすることもある。
【0034】ところで、高所作業において、作業台8
を、水平ブーム7を水平揺動させることによって格納姿
勢の位置より伸縮ポストブーム5側にさらに水平移動さ
せて高所作業を行いたい場合がある。このような場合、
本願発明の高所作業車によれば、作業台8を、格納姿勢
の位置より伸縮ポストブーム5側にさらに水平移動させ
ても、伸縮ポストブーム5と作業台8とが干渉しないの
である。なぜなら、格納姿勢における隙間B>水平移動
後の隙間Aであるからである。
【0035】よって、作業台8は、図4に想像線で示す
ような伸縮ポストブーム5に対する位置を取り、高所作
業ができるのである。伸縮ポストブーム5の同一位置で
の作業可能範囲が広がり、高所作業車の使い勝手および
作業効率が良くなる。
【0036】このような作業姿勢を採れる理由は、この
高所作業車は、格納姿勢では、伸縮ポストブーム5を縮
小、伸縮ブーム4を縮小し、平面視において作業台8の
長手側一側面を伸縮ポストブーム5に近接して位置させ
ていても、側面視において伸縮ポストブーム5と作業台
8の先端側とが重複しない位置になっていることによ
る。
【0037】次に、本願発明の第2の実施の形態につい
て、図3〜図4を用いて説明する。伸縮ブーム4の基端
部を、第1の実施の形態の高所作業車では、旋回ポスト
3に略水平に取付けていたのに対し、第2の実施の形態
を備えた高所作業車は、伸縮ブーム4の基端部を旋回ポ
スト3に起伏自在に取付けている点が異なる。
【0038】旋回ポスト3、伸縮ブーム4、伸縮ポスト
ブーム5、水平ブーム7は、それぞれ旋回駆動手段11
(図示せず)、起伏駆動手段15、伸縮駆動手段12(図示
せず)、13(図示せず)、揺動駆動手段14(図示せず)
により、旋回自在、起伏自在、伸縮自在、揺動自在に駆
動される。
【0039】また、伸縮ポストブーム5を、伸縮ブーム
4の起伏動に係らず常に垂直姿勢を維持するように構成
してもよく、この場合姿勢維持手段16が設けられ、姿勢
維持駆動手段17により姿勢が維持される。その他の構成
については、本願発明の第1の実施の形態と同じなの
で、説明を省略する。
【0040】本願発明の第2の実施の形態に構成した高
所作業車は、格納姿勢では、伸縮ポストブーム5を縮
小、伸縮ブーム4を縮小、倒伏し、平面視において作業
台8の長手側一側面を伸縮ポストブーム5に近接して位
置させ、かつ作業台8を基台フレーム2上に位置させる
と共に、側面視において伸縮ポストブーム5と作業台8
の先端側とが重複しない位置になっている。
【0041】このような格納姿勢にすることにより、コ
ンパクトな格納姿勢を取れるようになっている。
【0042】次に、作業現場での作業姿勢について説明
する。この高所作業車は、作業台8に作業員が搭乗した
上で適宜、旋回ポスト3を旋回駆動、伸縮ブーム4を起
伏、伸縮駆動、伸縮ポストブーム5を伸縮駆動、およ
び、水平ブーム7を水平揺動駆動させ、作業台8を作業
対象に近接させた上で、高所作業をするようにしてい
る。
【0043】作業の際に、伸縮ポストブーム5を伸縮駆
動して作業台8を鉛直に降下および上昇させることがで
きるので、この種の高所作業車は、とくに塀等の障害物
の向こう側、あるいは路面よりも下側での高所作業に適
している。
【0044】また、作業内容によっては、車両1に取付
けられその下端にローラを備えたアウトリガジャッキを
用い、車両1を低速走行させての高所作業もする。
【0045】ところで、高所作業において、作業台8
を、水平ブーム7を水平揺動させることによって格納姿
勢の位置より伸縮ポストブーム5側にさらに水平移動さ
せて高所作業を行いたい場合がある。このような場合、
本願発明の高所作業車によれば、作業台8を、格納姿勢
の位置より伸縮ポストブーム5側にさらに水平移動させ
ても、伸縮ポストブーム5と作業台8とが干渉しないの
である。なぜなら、格納姿勢における隙間C>水平移動
後の隙間Aであるからである。
【0046】よって、作業台8は、図4に想像線で示す
ような伸縮ポストブーム5に対する位置を取り、高所作
業ができるのである。伸縮ポストブーム5の同一位置で
の作業可能範囲が広がり、高所作業車の使い勝手および
作業効率が良くなる。
【0047】このような作業姿勢を採れる理由は、この
高所作業車は、格納姿勢では、伸縮ポストブーム5を縮
小、伸縮ブーム4を倒伏、縮小し、平面視において作業
台8の長手側一側面を伸縮ポストブーム5に近接して位
置させていても、側面視において伸縮ポストブーム5と
作業台8の先端側とが重複しない位置になっていること
による。
【0048】伸縮ポストブーム5の同一位置での作業可
能範囲が広がり、高所作業車の使い勝手および作業効率
が良くなるという本願発明の第1の実施の形態の効果に
加え、伸縮ブーム4が基端部を旋回ポスト3に起伏自在
に取付けられているため、車両の傾斜に対しても対応で
き、より使い勝手のよいものになっている。
【0049】また、伸縮ポストブーム5を、伸縮ブーム
4の起伏動に係らず常に垂直姿勢を維持するように構成
したものでは、伸縮ポストブーム5を、伸縮ブーム4の
起伏動に係らず常に垂直姿勢を維持し、作業台8を水平
に維持するので、伸縮ブーム4の起伏角度に規制されな
い柔軟な作業姿勢が可能となり、さらに使い勝手のよい
ものになる。
【0050】また、本願発明の第3および第4の実施の
形態について、第4の実施の形態を示す図5〜図6を用
いて説明する。第3の実施の形態の高所作業車では、本
願発明の第1の実施の形態における水平ブーム7を、伸
縮自在とすると共に、側面視において、格納姿勢で伸縮
ポストブーム5と作業台8の先端側とが重複しない位置
にしていたのに変えて、水平ブーム7が、伸縮ポストブ
ーム5と作業台8の先端側とが少なくとも重複しない位
置まで伸長可能なよう構成した。また、第4の実施の形
態の高所作業車では、同様に、本願発明の第2の実施の
形態における水平ブーム7を、伸縮自在とすると共に、
側面視において、格納姿勢で伸縮ポストブーム5と作業
台8の先端側とが重複しない位置にしていたのに変え
て、水平ブーム7が、伸縮ポストブーム5と作業台8の
先端側とが少なくとも重複しない位置まで伸長可能なよ
う構成した。
【0051】伸縮自在に構成した水平ブーム7は、伸縮
駆動手段18(図示せず)により駆動される。その他の構
成については、本願発明の第1または第2の実施の形態
と同じであるので、説明を省略する。
【0052】このように構成したので、本願発明の第3
および第4の実施の形態によれば、作業台8を、格納姿
勢より伸縮ポストブーム5側にさらに水平移動させて高
所作業を行いたい場合、図6に示すように、水平ブーム
7を、側面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の
先端側とが少なくとも重複しない位置まで伸長させるこ
とができる。このように水平ブーム7を、伸長させるこ
とでもって、格納姿勢の位置より伸縮ポストブーム5側
にさらに水平移動させても伸縮ポストブーム5と作業台
8とが干渉することなく、高所作業ができるのである。
【0053】つまり、格納姿勢においてたとえ図5のよ
うに、平面視において作業台8の長手側一側面を伸縮ポ
ストブーム5に近接して位置させ、かつ作業台8を基台
フレーム2上に位置させると共に、側面視において伸縮
ポストブーム5と作業台8の先端側とが重複する位置で
あっても、水平ブーム7を、図6のように伸長させるこ
とでもって、重複しない位置とすることができる。よっ
て、格納姿勢より伸縮ポストブーム5側にさらに水平移
動させて高所作業を行いたい場合でも、支障がなく高所
作業をできるのである。なお、水平ブーム7を、さらに
伸長させて作業台8を伸縮ポストブーム5から遠ざけた
場合には、伸縮ポストブーム5と水平ブーム7とが干渉
しない範囲で、より大きな高所作業範囲を得ることがで
きるのは、もちろんである。
【0054】また、水平ブーム7を伸縮可能にしたの
で、伸縮ポストブーム5の同一位置での作業可能範囲が
本願発明の第1または第2の実施の形態に比較して更に
広がり、高所作業車の使い勝手および作業効率が更に良
くなる。
【0055】なお、水平ブーム7の伸長長さを検出し、
側面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側
とが重複しない所定位置まで伸長したことを検出しない
限り、水平ブーム7の格納姿勢より伸縮ポストブーム5
側への水平移動を規制するようにしてもよい。
【0056】次に、本願発明の第5の実施の形態につい
て説明する。本願発明の第5の実施の形態では、本願発
明の第1または第2または第3または第4の実施の形態
の高所作業車において、作業台8を、水平ブーム7の先
端部上面に水平揺動自在に取付けて構成したのである。
【0057】水平揺動自在な作業台8は、揺動駆動手段
19(図示せず)により駆動される。その他の構成につい
ては、本願発明の第1または第2または第3または第4
の実施の形態と同じであるので、説明を省略する。
【0058】このように作業台8を、水平ブーム7の先
端部上面に水平揺動自在に取付けると、作業台8を作業
対象物に接近させるのに角度の自由度ができる。したが
って、本願発明の第1または第2または第3または第4
の実施の形態の高所作業車は、より使い勝手のよい高所
作業車になる。
【0059】さらに、本願発明の第6の実施の形態につ
いて説明する。本願発明の第6の実施の形態では、本願
発明の第1または第2または第3または第4または第5
の実施の形態の高所作業車において、作業台8は、長手
方向に伸縮自在に構成され、側面視において伸縮ポスト
ブーム5と伸長状態の作業台8の先端側が少なくとも重
複しない位置まで伸長可能に構成されている。
【0060】伸縮自在に構成した作業台8は、伸縮駆動
手段20(図示せず)により駆動される。その他の構成に
ついては、本願発明の第1または第2または第3または
第4または第5の実施の形態と同じであるので、説明を
省略する。
【0061】作業台8は、長手方向に伸縮自在に構成さ
れているので、作業対象物が連続する壁面等の場合効率
よく作業できる。そして、作業台8の伸長長さを、側面
視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側とが
重複しないような長さに止めているので、作業台8を、
格納姿勢の位置より伸縮ポストブーム5側にさらに水平
揺動させても伸縮ポストブーム5と作業台8とが干渉す
ることなく、高所作業ができるのである。
【0062】なお、作業台8の伸長長さを検出し、側面
視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側とが
重複するとみなされる所定位置まで伸長したことを検出
すると、作業台8の伸長を規制するようにしてもよい。
また、作業台8の伸長長さが前記所定位置を超えている
場合、水平ブーム7の格納姿勢より伸縮ポストブーム5
側への水平移動を規制するようにしてもよい。
【0063】
【発明の効果】本願発明の高所作業車は、伸縮ポストブ
ーム5の最下段側の内筒5eの下端部にその基端部を固
定されそこから伸縮ポストブーム5の一側方に向かって
延出した取付アーム6に平面視形状が略長方形の床面を
有した作業台8を取付けるにあたり、取付アーム6先端
部上側にその基端部を水平揺動可能に取付けた水平ブー
ム7を介して取付け、請求項1および2においては、そ
の格納姿勢では、伸縮ポストブーム5を縮小、伸縮ブー
ム4を縮小し、平面視において作業台8の長手側一側面
を伸縮ポストブーム5に近接して位置させると共に、側
面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側と
が重複しない位置となるよう構成した。
【0064】このように構成したので、格納姿勢では、
コンパクトでありながら、高所作業において、作業台8
を、水平ブーム7を水平揺動させることによって格納姿
勢の位置より伸縮ポストブーム5側にさらに水平移動さ
せて高所作業を行いたい場合、伸縮ポストブーム5と作
業台8とが干渉しないで高所作業をできるという効果を
持つ。
【0065】よって、作業台8は、伸縮ポストブーム5
の同一位置での作業可能範囲が広がり、高所作業車の使
い勝手および作業効率が良くなる。
【0066】また、本願発明の請求項3または4に係る
高所作業車は、本願発明の請求項1または2における水
平ブーム7を、伸縮自在とすると共に、側面視におい
て、格納姿勢で伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側
とが重複しない位置にしていたのに変えて、水平ブーム
7が、伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側とが少な
くとも重複しない位置まで伸長可能なよう構成した。
【0067】このように構成したので、格納姿勢では、
コンパクトでありながら、作業台8を、格納姿勢より伸
縮ポストブーム5側にさらに水平移動させて高所作業を
行いたい場合、水平ブーム7を、側面視において伸縮ポ
ストブーム5と前記作業台8の先端側とが少なくとも重
複しない位置まで伸長させ、伸縮ポストブーム5と作業
台8とが干渉しないで高所作業をできるという効果を持
つ。
【0068】また、水平ブーム7を伸縮可能にしたの
で、伸縮ポストブーム5の同一位置での作業可能範囲が
本願発明の請求項1または2に係る高所作業車に比較し
て更に広がり、高所作業車の使い勝手および作業効率が
更に良くなる。
【0069】また、本願発明の請求項5に係る高所作業
車は、本願発明の請求項1または2または3または4に
おいて、作業台8を、水平ブーム7の先端部上面に水平
揺動自在に取付けて構成したのである。
【0070】このように作業台8を、水平ブーム7の先
端部上面に水平揺動自在に取付けると、作業台8を作業
対象物に接近させるのに角度の自由度ができるという効
果を持つ。
【0071】したがって、本願発明の請求項1または2
または3または4に係る高所作業車は、より使い勝手の
よい高所作業車になる。
【0072】さらに、請求項6では、本願発明の請求項
1または2または3または4または5に係る高所作業車
において、作業台8は、長手方向に伸縮自在に構成さ
れ、側面視において伸縮ポストブーム5と伸長状態の作
業台8の先端側が少なくとも重複しない位置まで伸長可
能に構成されている。
【0073】このように構成したので、作業台8を、格
納姿勢の位置より伸縮ポストブーム5側にさらに水平揺
動させても伸縮ポストブーム5と作業台8とが干渉する
ことなく、高所作業ができるという効果を持つ。
【0074】また、作業台8を伸縮可能にしたので、伸
縮ポストブーム5の同一位置での作業可能範囲が本願発
明の請求項1または2または3または4または5に係る
高所作業車に比較して更に広がり、高所作業車の使い勝
手および作業効率が更に良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る高所作業車の側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本願発明の他の実施の形態に係る高所作業車の
側面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】本願発明のその他の実施の形態に係る高所作業
車の側面図である。
【図6】図5の姿勢変化を示す説明図である。
【図7】従来の高所作業車の側面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】図7の作業状態を示す図である。
【符号の説明】
1;車両、1a;シャシフレーム、 2;基台フレーム、 3;旋回ポスト、 4;伸縮ブーム、 5;伸縮ポストブーム、5a〜5d;上段側の外筒、5
b〜5e;下段側の内筒、 6;取付アーム、 7;水平ブーム、 8;作業台、

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両1のシャシフレーム1a上に取付け
    た基台フレーム2と、基台フレーム2に旋回自在に立設
    した旋回ポスト3と、基端部を旋回ポスト3に略水平に
    取付けた伸縮自在な伸縮ブーム4と、その最上段側の外
    筒5aを伸縮ブーム4の先端部に取付け上段側の外筒5
    a〜5d内に下段側の内筒5b〜5eを順次伸縮自在に
    嵌挿した伸縮ポストブーム5と、伸縮ポストブーム5の
    最下段側の内筒5eの下端部にその基端部を固定されそ
    こから伸縮ポストブーム5の一側方に向かって延出した
    取付アーム6と、取付アーム6先端部上側にその基端部
    を水平揺動可能に取付けた水平ブーム7と、平面視形状
    が略長方形の床面を有し水平ブーム7の先端部上面に取
    付けた作業台8とを備え、その格納姿勢では、伸縮ポス
    トブーム5を縮小、伸縮ブーム4を縮小し、平面視にお
    いて作業台8の長手側一側面を伸縮ポストブーム5に近
    接して位置させると共に、伸縮ポストブーム5に対する
    側面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先端側
    とが重複しない位置としたことを特徴とする高所作業
    車。
  2. 【請求項2】 車両1のシャシフレーム1a上に取付け
    た基台フレーム2と、基台フレーム2に旋回自在に立設
    した旋回ポスト3と、基端部を旋回ポスト3に起伏自在
    に取付けた伸縮自在な伸縮ブーム4と、その最上段側の
    外筒5aを伸縮ブーム4の先端部に取付け上段側の外筒
    5a〜5d内に下段側の内筒5b〜5eを順次伸縮自在
    に嵌挿したまたはその最上段側の外筒5aを伸縮ブーム
    4の先端部に取付け上段側の外筒5a〜5d内に下段側
    の内筒5b〜5eを順次伸縮自在に嵌挿すると共に伸縮
    ブーム4の起伏動に係らず常に垂直姿勢を維持するよう
    にした伸縮ポストブーム5と、伸縮ポストブーム5の最
    下段側の内筒5eの下端部にその基端部を固定されそこ
    から伸縮ポストブーム5の一側方に向かって延出した取
    付アーム6と、取付アーム6先端部上側にその基端部を
    水平揺動可能に取付けた水平ブーム7と、平面視形状が
    略長方形の床面を有し水平ブーム7の先端部上面に取付
    けた作業台8とを備え、その格納姿勢では、伸縮ポスト
    ブーム5を縮小、伸縮ブーム4を縮小、倒伏し、平面視
    において作業台8の長手側一側面を伸縮ポストブーム5
    に近接して位置させると共に、伸縮ポストブーム5に対
    する側面視において伸縮ポストブーム5と作業台8の先
    端側とが重複しない位置としたことを特徴とする高所作
    業車。
  3. 【請求項3】 車両1のシャシフレーム1a上に取付け
    た基台フレーム2と、基台フレーム2に旋回自在に立設
    した旋回ポスト3と、基端部を旋回ポスト3に略水平に
    取付けた伸縮自在な伸縮ブーム4と、その最上段側の外
    筒5aを伸縮ブーム4の先端部に取付け上段側の外筒5
    a〜5d内に下段側の内筒5b〜5eを順次伸縮自在に
    嵌挿した伸縮ポストブーム5と、伸縮ポストブーム5の
    最下段側の内筒5eの下端部にその基端部を固定されそ
    こから伸縮ポストブーム5の一側方に向かって延出した
    取付アーム6と、取付アーム6先端部上側にその基端部
    を水平揺動可能に取付けた伸縮自在な水平ブーム7と、
    平面視形状が略長方形の床面を有し水平ブーム7の先端
    部上面に取付けた作業台8とを備え、その格納姿勢で
    は、伸縮ポストブーム5を縮小、伸縮ブーム4を縮小
    し、平面視において作業台8の長手側一側面を伸縮ポス
    トブーム5に近接して位置させる一方、水平ブーム7
    は、伸縮ポストブーム5に対する側面視において伸縮ポ
    ストブーム5と作業台8の先端側とが少なくとも重複し
    ない位置まで伸長可能であることを特徴とする高所作業
    車。
  4. 【請求項4】 車両1のシャシフレーム1a上に取付け
    た基台フレーム2と、基台フレーム2に旋回自在に立設
    した旋回ポスト3と、基端部を旋回ポスト3に起伏自在
    に取付けた伸縮自在な伸縮ブーム4と、その最上段側の
    外筒5aを伸縮ブーム4の先端部に取付け上段側の外筒
    5a〜5d内に下段側の内筒5b〜5eを順次伸縮自在
    に嵌挿したまたはその最上段側の外筒5aを伸縮ブーム
    4の先端部に取付け上段側の外筒5a〜5d内に下段側
    の内筒5b〜5eを順次伸縮自在に嵌挿すると共に伸縮
    ブーム4の起伏動に係らず常に垂直姿勢を維持するよう
    にした伸縮ポストブーム5と、伸縮ポストブーム5の最
    下段側の内筒5eの下端部にその基端部を固定されそこ
    から伸縮ポストブーム5の一側方に向かって延出した取
    付アーム6と、取付アーム6先端部上側にその基端部を
    水平揺動可能に取付けた伸縮自在な水平ブーム7と、平
    面視形状が略長方形の床面を有し水平ブーム7の先端部
    上面に取付けた作業台8とを備え、その格納姿勢では、
    伸縮ポストブーム5を縮小、伸縮ブーム4を縮小、倒伏
    し、平面視において作業台8の長手側一側面を伸縮ポス
    トブーム5に近接して位置させる一方、水平ブーム7
    は、伸縮ポストブーム5に対する側面視において伸縮ポ
    ストブーム5と作業台8の先端側とが少なくとも重複し
    ない位置まで伸長可能であることを特徴とする高所作業
    車。
  5. 【請求項5】 前記作業台8は、前記水平ブーム7の先
    端部上面に水平揺動自在に取付けたことを特徴とする請
    求項1または2または3または4記載の高所作業車。
  6. 【請求項6】 前記作業台8は、長手方向に伸縮自在に
    構成され、伸縮ポストブーム5に対する側面視において
    前記伸縮ポストブーム5と伸長状態の作業台8の先端側
    が少なくとも重複しない位置まで伸長可能にされている
    ことを特徴とする請求項1または2または3または4ま
    たは5記載の高所作業車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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