JP2002068631A - エレベーターのドア装置 - Google Patents

エレベーターのドア装置

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JP2002068631A
JP2002068631A JP2000263650A JP2000263650A JP2002068631A JP 2002068631 A JP2002068631 A JP 2002068631A JP 2000263650 A JP2000263650 A JP 2000263650A JP 2000263650 A JP2000263650 A JP 2000263650A JP 2002068631 A JP2002068631 A JP 2002068631A
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JP
Japan
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door
elevator
light
car
light receiving
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JP2000263650A
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English (en)
Inventor
Manabu Handa
学 半田
Toshihiro Noi
敏博 能井
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乗場ドア及びかごドアの湾曲を検出するとと
もに、ドアの湾曲による閉じ込め事故を防止するエレベ
ーターのドア装置の提供。 【解決手段】 エレベーターの乗場及びかごに設けられ
るドア上下方向に開閉するエレベーターのドア装置にお
いて、乗場ドア及びかごドア1、2の少なくともかごド
ア1、2の裏側の左右に対向して配置される投光部6と
受光部7で構成される光センサと、投光部6及び受光部
7の中央部に穴体9Aとを備え、光センサの受光部7が
投光部6から照射される光束10の遮蔽を検出すると、
エレベーターの動作を停止させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターのド
ア装置に係り、特に上下開閉式ドアを備えたエレベータ
ーの安全に好適なエレベーターのドア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上下開閉式ドアを備えたエレベー
ターのドア装置は、特開昭61−69682号公報に、
建屋に取り付けられた枠、この枠の両側に立設された柱
に固着されたドアレール、このドアレールの間に配設さ
れたドアの両側に取り付けられた案内金具が前記ドアレ
ールに係合案内され前記ドアが上下方向に開閉するエレ
ベーターのドア装置において、前記ドアの両側に階段状
の掛け金具を取り付け、この掛け金具の先端が前記ドア
と前記枠に対して反対側に前記柱より外側に突き出すよ
うに配設し、かつ前記ドアが閉じた状態で前記掛け金具
の先方を包むように、コの字形の受け金具を前記柱の裏
側に固着し配設したものが提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、上下
開閉式の乗場ドアに関して、ドア外れ止めの点検を容易
に行なえる構成とした技術であり、ドアが車の衝突によ
る湾曲を検出するものでなく、ドアが湾曲すると、乗場
ドアの場合は、走行するかごに湾曲部が接触したり、か
ごドアの場合は、走行中に昇降路機器に接触し、エレベ
ーターが昇降路で停止してかご内に乗客が閉じ込められ
る問題があった。
【0004】本発明の目的は、乗場ドア及びかごドアの
湾曲を検出するとともに、ドアの湾曲による閉じ込め事
故を防止するエレベーターのドア装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、エレベーターの乗場及びかごに設けられ
るドアが上下方向に開閉するエレベーターのドア装置に
おいて、乗場及びかごドアの少なくともかごドアの裏側
の左右に対向して配置される投光部と受光部で構成され
る光センサと、前記投光部及び前記受光部の中央部に穴
体とを備えたものである。
【0006】また、前記光センサの前記受光部が前記投
光部から照射される光束の遮蔽を検出すると、エレベー
ターの動作を停止させるようにしたものである。
【0007】このように構成したので、ドアに車が衝突
してドアが湾曲した場合、投光部と受光部に芯ずれが発
生して、投光部から照射される光束が穴体を通過せずに
遮蔽され受光部に光束が入力されないので、ドアの湾曲
が直ちに検出できるとともに、受光部に光束が照射され
なくなると、エレベーターの動作を停止するようにした
ので、湾曲したドアが昇降機器に当接してドアが破損し
たり、エレベーターが停止してかご内に閉じ込められる
という事故を未然に防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図3を用いて説明する。
【0009】図1は本発明のエレベーターのドア装置の
一実施形態を示す上下開閉ドアの裏面の正面図で、図2
は本発明のエレベーターのドア装置の一実施形態の上下
開閉ドアが湾曲した状態を示すかごの横断面図で、図3
は本発明のエレベーターのドア装置の一実施形態のエレ
ベーターの要部回路図である。
【0010】図1において、自動車用エレベーターのか
ごドアである下ドア1と上ドア2には、それぞれその両
側に案内金具3が取り付けてあり、この案内金具3が敷
居4の両端に垂直に立設されたドアレール5に係合案内
され、下ドア1と上ドア2は上下方向に開閉可能になっ
ている。
【0011】また、下ドア1の裏面の中央に向かって左
側に投光部6、右側に受光部7が対向して設けてあり、
投光部6と受光部7の中央部には、下ドア1の裏面に取
り付けられたブラケット8に上下及び前後にそれぞれ調
整可能な長穴(図示しない)を有する板体9が螺着さ
れ、この板体9に投光部6から受光部7に照射される光
束10を通過させる穴体9Aが設けてある。
【0012】さらに、図2に示すように、下ドア1に車
Cが衝突してドアが湾曲した場合、投光部6と受光部7
に光束10の芯ずれが発生して、投光部6から照射され
る光束10が穴体9を通過せずに遮蔽され受光部7に光
束10が入力されないので、ドアの湾曲を直ちに検出す
ることができる。
【0013】また、図3の回路図において、電源P−N
間に、投光部6から照射される光束10を受光部7が検
出しているとき閉成する接点11と、常開接点12aを
有する光電リレー12とが直列接続されている。また、
電源P−N間に、常開接点12aと、かごが乗場に接近
しドア開放可能位置となると付勢する図示しない停止位
置検出リレーの常閉接点13bと、かご内に設けられて
いる図示しないドア閉釦の接点14aと、常開接点15
a1、15a2を有するドア開閉指令用リレー15とが
直列接続され、常開接点15a1と、ドア開放後所定時
間である5秒後に閉成する接点16aとが、それぞれ接
点14aに並列接続されている。
【0014】また、電源P−N間に、ドア閉端で開放す
るドア閉検出接点17bと、常開接点15a2と、常閉
接点18bを有し付勢するとドア閉動作を行わせるドア
閉リレー18とが直列接続され、また、電源P−N間
に、ドア開端で開放するドア開検出接点19bと、常閉
接点18bと、付勢するとドア開動作を行わせるドア開
リレー20とが直列接続されている。
【0015】次に、本実施形態の動作の説明を行う。
【0016】最初に、ドアの湾曲を検出していない平常
の動作について説明する。
【0017】まず、図示しないドア閉釦が押され接点1
4aが閉成したとき、または、ドア開放後所定時間であ
る5秒経過して接点16aが閉成すると、P−12a−
13b−14a−15−N、または、P−12a−13
b−16a−15−Nの回路が形成され、ドア開閉指令
用リレー15が付勢し、このドア開閉指令用リレー15
はP−12a−13b−15a1−15−Nの回路で自
己保持され、また、P−17b−15a2−18−Nの
回路が形成されてドア閉リレー18が付勢して、図示し
ないドアモータを駆動させてドア閉検出接点17bが開
放するまでドアの閉動作を行わせる。
【0018】次に、下ドア1に車Cが衝突してドアが湾
曲した場合を説明する。
【0019】下ドア1に車Cが衝突してドアが湾曲した
場合、投光部6と受光部7に芯ずれが発生して、投光部
6から照射される光束10が板体9に設けられる穴体9
Aを通過せずに遮蔽され、受光部7に光束10が入力さ
れないので接点11が開放し光電リレー12は消勢し、
常開接点12aが開放するので、P−12a−13b−
15a1−15−Nの回路が開放され、ドア開閉指令用
リレー15が消勢し、P−17b−15a2−18−N
の回路も開放してドア閉リレー18が消勢するので、P
−19−18b−20−Nの回路が形成されてドア開リ
レー20が付勢して、図示しないドアモータを駆動させ
てドア開検出接点19bが開放するまでドアの開動作を
行わせる。
【0020】このように、車Cが下ドア1に衝突してド
アの湾曲を投光部6と受光部7で検出したとき、ドアを
開放するようにしたことで、かごが走行するのを防止で
きるので、湾曲したドアが昇降機器に当接してドアが破
損したり、エレベーターがドア開可能位置以外で停止し
て閉じ込められるという事故を未然に防止することがで
きる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ドアに車が衝突してド
アが湾曲した場合、投光部と受光部に芯ずれが発生し
て、投光部から照射される光束が穴体を通過せずに遮蔽
され受光部に光束が入力されないので、ドアの湾曲が直
ちに検出できるとともに、受光部に光束が照射されなく
なると、エレベーターの動作を停止するようにしたの
で、湾曲したドアが昇降機器に当接してドアが破損した
り、エレベーターが停止してかご内に閉じ込められると
いう事故を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベーターのドア装置の一実施形態
を示す上下開閉ドアの裏面の正面図である。
【図2】本発明のエレベーターのドア装置の一実施形態
の上下開閉ドアが湾曲した状態を示すかごの横断面図で
ある。
【図3】本発明のエレベーターのドア装置の一実施形態
のエレベーターの要部回路図である。
【符号の説明】
1 下ドア 2 上ドア 6 投光部 7 受光部 8 ブラケット 9 板体 9A 穴体 10 光束 12 光電リレー 15 ドア開閉指令用リレー 18 ドア閉リレー 20 ドア開リレー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの乗場及びかごに設けられ
    るドアが上下方向に開閉するエレベーターのドア装置に
    おいて、乗場及びかごドアの少なくともかごドアの裏側
    の左右に対向して配置される投光部と受光部で構成され
    る光センサと、前記投光部及び前記受光部の中央部に穴
    体とを備えたことを特徴とするエレベーターのドア装
    置。
  2. 【請求項2】 前記穴体はブラケットを介して上下及び
    前後に調整可能に取り付けられたことを特徴とする請求
    項1記載のエレベーターのドア装置。
  3. 【請求項3】 前記光センサの前記受光部が前記投光部
    から照射される光束の遮蔽を検出すると、エレベーター
    の動作を停止させるようにしたことを特徴とする請求項
    1及び請求項2記載のエレベーターのドア装置。
JP2000263650A 2000-08-31 2000-08-31 エレベーターのドア装置 Pending JP2002068631A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162342A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ安全装置、エレベータ及びエレベータの制御方法
CN102730508A (zh) * 2011-04-11 2012-10-17 东芝电梯株式会社 电梯的停靠检测装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012162342A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ安全装置、エレベータ及びエレベータの制御方法
CN102730508A (zh) * 2011-04-11 2012-10-17 东芝电梯株式会社 电梯的停靠检测装置
CN102730508B (zh) * 2011-04-11 2015-04-29 东芝电梯株式会社 电梯的停靠检测装置

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