JP2002067183A - 複合品を製造するために用いられる装置によってその複合品の界面に加えられる圧力分布を較正する方法と装置 - Google Patents

複合品を製造するために用いられる装置によってその複合品の界面に加えられる圧力分布を較正する方法と装置

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JP2002067183A
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Shyh-Hua Eric Jao
エリック ジャオ シー−ファ
Larry Leon Toops
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合品の構成部材における空気の閉じ込めを
最小限にするか、または防止するための方法および装置
を提供する。 【解決手段】 製造装置とこの製造装置で形成される製
品との間の圧力分布を測定することによって、そして場
合によっては圧力が加えられる作用順序も測定すること
によって、製品形成の質を最適化できることがある。図
示されている実施例では、タイヤ組立装置において圧力
センサが折返しブラダーとタイヤエイペックスとの間に
配置されており、この装置によって加えられる圧力とそ
して加圧の作用順序が観察され、それらは製品の質と相
関関係にあるので、装置が加える力を較正することによ
り製品形成の質を最適化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合品、積層品、
およびこれらと同様な製品を作るために用いられる製造
装置を較正するための方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ製造産業においては、ブロー、即
ち、硬化時の高温で膨張し、そしてタイヤのラバー内で
気泡となる、タイヤ構造内に閉じ込められた小さな空気
領域のために、時折、新品のタイヤでも、廃棄されなけ
ればならないことがある。ブローは、組立工程における
特殊な不整合性によって、タイヤのビード、タイヤのエ
イペックス、タイヤのサイドウォール、またはトレッド
の縁部の内部に発生する可能性がある。このようなブロ
ーは、完成された未硬化タイヤの表面にも、また完成さ
れた硬化タイヤの表面にも、検出されることがある。
【0003】タイヤが硬化されるとき、タイヤのラバー
内に閉じ込められている空気は排出されるが、通常量以
上の空気が一カ所に閉じ込められて、その空気が逃げる
前に閉じ込められた空気の周囲のタイヤが硬化するとき
に、ブローが発生すると考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】カーカスプライの折返
し中に組立ドラム上におけるカーカスプライとエイペッ
クスとの間にかかる圧力を決定するために、従来から感
圧紙が使用されてきた。このような感圧紙は限定された
グレースケールを有しているが、加えられる最大圧力を
計測する方法がない。それぞれの圧力エリアを識別する
ことが困難であり、異なる圧力エリアにおける異なる加
圧の作用順序を計測することができない。
【0005】『テクスキャン社』は、タイヤフットプリ
ントにおける圧力分布図を得るために『グッドイヤー&
ラバー社』によって使用されているセンサマットの製造
業者である。本発明を着想するに際して、発明者たち
は、タイヤ組立の用途における具体的な圧力分布図を得
るために、このようなセンサを使用できるのではないか
と考えた。
【0006】空気の閉じ込めを最小限にするか、または
防止するための方法および装置を提供すること、あるい
は複合物の製造時に少なくともこのような空気の均一な
分布を助けることが、本発明の一つの目的である。
【0007】本発明の他の目的は、上記の請求の範囲お
よび以下の説明によって明らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複合品を製造
するために用いられる装置によって、その複合品を形成
する複合材の界面に加えられる圧力分布を較正する方法
に関するものであって、この方法には、(a)製造装置
と複合材との間の座標X、Yの複数の点における圧力を
検出するように作られているセンサマットを挿入する段
階と、(b)製造装置と複合材との各接点において圧力
を計測して、この圧力を分析する段階と、(c)必要に
応じて、この複合材に異なった圧力を加えるために製造
装置を調整する段階と、(d)必要に応じて、製造装置
を調整することによって生じた圧力分布の変化を計測す
るために段階(a)および(b)を繰り返す段階と、そ
して(e)最適圧力パラメータが達成されるまで段階
(c)および(d)を繰り返す段階とが含まれている。
【0009】この方法にはまた、時間の関数として圧力
分布を計測するもう一つの段階が含まれることがある。
【0010】この方法を最適化するには、複合材から空
気を押しやるのに充分な圧力を決定するか、または複合
材の硬化の間に空気が排出されるように、少なくともこ
の複合材内の空気を配分する、更にもう一つの段階が含
まれることが好ましい。
【0011】実施の形態で図面を参照して説明されてい
るタイヤの製造に用いられているこの方法では、段階
(a)には、タイヤ組立機械上における折返しブラダー
とタイヤ構成要素との間にセンサマットを使用するもう
一つの段階が含まれ、段階(b)には、時系列でフレー
ムごとに圧力変化を観察することができるプログラムを
用いて、コンピュータ上においてリアルタイムでセンサ
からデータを収集する更にもう一つの段階が含まれる。
【0012】さらに具体的に説明すると、複合品を製造
する方法には、(a)複合材の層状の構成要素を配置す
る段階と、(b)製造装置を較正する段階と、(c)そ
の製造装置の較正によって圧力または圧力の作用順序が
決定された製造装置を用いて、層状に重ねられた構成要
素に圧力または作用順序に従った圧力を加える段階とが
含まれており、製造装置を較正する段階(b)には、
(i)製造装置と複合材との間の座標X,Yの複数の点
における圧力が検出可能になっているセンサマットを挿
入することと、(ii)製造装置と複合材との各接点に
おいて圧力を計測してこの圧力を分析することと、(i
ii)必要に応じて、この複合材に異なった圧力を加え
るために製造装置を調整することと、(iv)必要に応
じて、装置を調整することによって生じた圧力分布の変
化を計測するために、段階(i)および(ii)を繰り
返すことと、そして(v)最適の圧力パラメータが達成
されるまで段階(iii)および(iv)を繰り返すこ
とが含まれている。
【0013】また、この発明では圧力センサマットが提
供されており、この圧力センサマットは円形または円筒
形の界面上のデータを得るための圧力センサマットであ
って、ハンドル部分に集約する複数の脚部が備えられて
おり、これらの脚部には複数の圧力センサが収められ、
ハンドルはこれらの圧力センサとデータ記録装置との間
のコネクタのための管路となっている。
【0014】脚部の形状は台形であってもよく、そして
これら脚部内のセンサは、その長さ方向においても幅方
向においても、同じ密度で配置されていてもよい。脚部
は、異なる脚部で構成要素の両側面において同時に計測
できるように、十分な長さを持つようにすることが好ま
しい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の方法は、製造品の構成要
素の配置中に、構成要素に加えられる圧力が重要であ
る、どのような複合品の組立のためにも適用することが
できる。説明を容易にするために、カーカスプライの折
返しとエイペックス要素との間か、またはタイヤのエイ
ペックス要素とカーカスプライとの間か、そのいずれか
における圧力が計測されるタイヤ組立工程に関して、本
発明は説明される。この方法は一般的に、積層品および
その他の複合材におけると同様に、タイヤの他の構成要
素においてもその組立および製造に用いることができる
ことを、当該技術に熟達している専門家は認めるであろ
う。
【0016】ここで、図1を参照すると、タイヤを組み
立てるために用いられるタイヤ組立装置10には、タイ
ヤ組立ドラム12と、この組立ドラム12の各端末に配
置されている折返しブラダー14とが備えられている。
タイヤ組み立てに際して、タイヤの構成要素はこのドラ
ム12上に配置される。図示されている実施例では、カ
ーカスプライ16は、このカーカスプライの縁部16A
がタイヤ組立ドラムの長さを越えて延びるように、この
ドラムに配置される。カーカスプライ16をタイヤ組立
ドラム12に配置した後に、このドラム12の各端末に
おいて、ビード18がカーカスプライ16の上に配置さ
れる。エイペックス20は、カーカスプライ16の上
に、ビード18に近接して配置される。タイヤの組立時
に、折返しブラダー14は、カーカスプライ16の膨張
と独立して、または同時に膨張させられ、そしてドラム
の端末上でカーカスプライの中央に向かって折り畳まれ
る。いずれにしても、図2に示されているように、折返
しブラダー14は、カーカスプライの縁部16Aをビー
ド18およびエイペックス20の上に押しつける。
【0017】図1および2においては、センサマット2
2はカーカスプライの縁部16Aとエイペックス20と
の間に設置されることが、示されている。幾つかのタイ
ヤ組立ドラムにおいては、折返しブラダー14をエイペ
ックス20およびビード18の上に誘導するのを助ける
ために、押し缶24が用いられる。
【0018】図6も参照すると、センサ63は、計測の
ために用いられるセンサマット22のハンドル26の内
部に導線によって接続され、このハンドルは、データ収
集装置に接続されている。図示されている実施例では、
データが収集され、これらのデータが得られた順序にし
たがって、フレームごとに表示されるデータ収集装置と
して、パーソナルコンピュータ28が用いられている。
【0019】したがって、プライの折返し中における未
硬化のタイヤ構成要素の界面の接触圧の過渡状態の履歴
が得られる。また、タイヤ組立ドラム上でタイヤをステ
ィッチ溶着している間の同様なデータも得られる。
【0020】センサマットは、折返し中にセンサマット
と接触する2つの表面間の接触圧の出力をデジタル化す
る。コンピュータシステムは、規定時限内で連続的に、
フレームごとに圧力分布を記録することが可能であり、
圧力データの表示は、再検討のためにスローモーション
またはリアルタイムで、再現することができる。
【0021】ここで図3を参照すると、この図には、正
方形のセンサマットを用いて得られた、カーカスプライ
の折返し中の圧力分布が示されており、これには、構成
要素の末端、即ち、エイペックスの縁部に相当するエリ
ア32および折返しの縁部に相当するエリア34におけ
る圧力が、構成要素の他のエリアに見られる圧力よりも
低いことが示されている。
【0022】これらの低圧エリア32、34は、ブロー
が最も生じやすい箇所に含まれており、こうした低圧
は、閉じ込められた空気がそこに集まる可能性があるこ
とを示している。
【0023】図4には、折返しブラダーの膨張と同時に
カーカスプライも膨張させられるタイヤ組立ドラムが示
されている。折返しブラダー42を有するタイヤ組立装
置40は、図1および2に示されている装置と同じ原理
で動作するが、カーカスプライ44が膨張するとき、折
返しブラダー42と共に、挟んで締め付ける動作を伴
い、この動作によってカーカスプライの縁部44Aがビ
ード46およびエイペックス48の上に折り返される点
が異なる。図4では、センサマット22はカーカスプラ
イ44とエイペックス48との間にあるものとして示さ
れているが、折り返されたカーカスプライの縁部44A
とエイペックス48との間に配置することもできる。
【0024】図5には、この装置を使用した結果とし
て、エイペックスの末端48Aの領域には、低圧エリア
52があることが示されている。この箇所は、この種の
装置において最も低圧が優勢なエリアであり、そしてこ
の低圧エリアは、タイヤが硬化されるとき、未硬化のタ
イヤにエイペックスまたはサイドウォールのブローを引
き起こさせる恐れがある。
【0025】本発明を展開させるに際して、様々な装置
に本発明を応用してデータが集められ、これらのデータ
が様々な機械の構成を比較するために用いられた。更
に、こうした情報は、どの機械がスクラップを出し、そ
してどの機械がスクラップを出さないかという知識とと
もに、装置の最も生産的でかつ質の高い利用に必要なパ
ラメータを決定するために、用いることができる。この
装置の圧力パラメータは、ある工程の段階中においてよ
り均一な圧力分布を得るために、修正されることもあり
得る。また、その工程の段階中における圧力分布や作用
順序の詳細な知識によって、複合材の構成要素の様々な
エリアにおいて空気を閉じ込め難くする作用順序が達成
できるように、工程を調整することが可能になる。
【0026】ここで図6を参照すると、上述の試験中、
市販の102mm×102mm(4”×4”)センサマ
ットを用いた応用において、こうしたセンサマットは、
タイヤ組立工程のプライ折返し中に構成要素の間に挟ま
れると、皺(しわ)になることが観察された。これらの
皺は、未硬化カーカスプライ表面の変化する曲率、即ち
未硬化カーカスプライの凸状面にそって生じる。皺の線
はマットの放射方向に主として発生し、そして周方向で
は発生していない。これらの皺を避けるために、発明者
は、周方向のセンサの幅を減少させるように、センサエ
リアが複数の狭い帯に分割されているマットを提供する
ことを着想した。折返し工程中のセンサマットが含まれ
ているエリアが減少するので、小さなセンサの増加はそ
れ自身を上に押し上げることを防ぐこととなる。本発明
のセンサマット60にはセンサエリア62が設けられて
おり、センサエリア62は図示されているような台形で
あってもよく、あるいはそれが用いられる特定の応用例
に応じて、四角形であってもよい。センサマット60の
センサエリア62は、センサマットの用いられ方に、あ
る程度、適応できるだけの長さ(D1)を有する脚部6
6によって、ハンドル64に連結されている。センサエ
リア62および62Aは、センサマットの用いられ方次
第で、同じ幅にも異なる幅にもすることができる。ま
た、センサマットが適用される特定の用途次第で、セン
サエリア62、62A内のセンサ63のX、Y分布は、
X方向においてもY方向においても、同じであってもよ
く、あるいは異なっていてもよい。
【0027】ここで用いられているようなセンサマット
内のセンサのX、Y分布は、センサの幾何学的分布であ
る。センサマットが本発明において採用されているの
は、センサマットが2次元であり、そしてこのマット上
のX、Y平面におけるセンサの配置が、このセンサによ
って計測される特定の圧力点の位置を特定するからであ
る。全てのセンサよりのデータが表示されるとき、各セ
ンサのXおよびYの位置によって、センサマット上にお
ける圧力分布の幾何学的地図が形成される。
【0028】センサマット60の可能な1つの応用で
は、エイペックス48の両側で圧力計測が行われるよう
に、センサエリア62はエイペックス48とカーカスプ
ライ44との間に配置することができ、センサエリア6
2Aはカーカスプライの折り返された縁部44Aとエイ
ペックス48との間に配置することができる。このセン
サの他の応用は、当該技術に熟達している専門家にとっ
ては、明らかなことであろう。
【0029】本発明は、以下の例に関して更に説明を加
えられる。
【0030】
【実施例】例1:グッドイヤープロダクションのタイヤ
組立製造(GPF)機械、即ち、図1および2に示され
ている装置を用いて、正方形の102mm×102mm
(4”×4”)センサマットが、折返し端末のスティッ
チ溶着作業中において試験された。その結果は上述され
ており、図3に示されている。それによると、エイペッ
クスおよびカーカスプライのような構成要素の端末で
は、圧力が比較的低くなっていることは、明らかであ
る。GPF機械の研究によって、この機械のカバープレ
ートの末端によって、低圧ゾーンが発生することが見出
された。
【0031】一方、サイドウォールのスティッチ溶着中
においても計測が行われた結果、スティッチ溶着がなさ
れる時の、スティッチ溶着の圧力の作用順序が明瞭に観
察された。
【0032】例2:この工程は、VMI機械(図4の装
置)でも試験された。VMIは、オランダの機械製造業
者である。VMI機械を使用するとき、エイペックスは
ビード上に予め取り付けられており、センターカーカス
は、折返しブラダーが膨張すると同時に、膨張させられ
る。試験結果はすでに図5に記されており、そして折返
し工程中、複合材に相当な低圧エリア52があることが
示されている。低圧エリア52は、折返しの周囲のエリ
アと比較して相当に低い圧力を示し、複合材の相当に広
いエリアを占めている。この低圧エリアは、エイペック
スの末端48Aと一致している。
【0033】異なる押し缶と折返しブラダー、即ち、2
80mm(11”)直径のブラダーおよび356mm
(14”)直径のブラダーを用いて計測が行われ、異な
った圧力分布結果が見られた。
【0034】本発明は、特定の実施例に基づいて図示さ
れ、そして説明されたが、本発明の精神から逸脱するこ
となく、様々に修正され、実施され得ることは、当該技
術に熟達している専門家には、明らかなことであろう。
本発明は、上記の請求の範囲によってのみ、限定され
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、座標X,
Yに配置された複数の圧力センサを有するセンサマット
を複合材の層状の構成要素と装置との間に装入してイン
タフェースにかかる圧力と時系列の変化を計測して、装
置が加える圧力を較正することにより、問題点、例えば
空気の閉じ込めを最小にしたり防止できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タイヤ組立工程中において、カーカスプライの
折返しを行うために、即ち、エイペックスの上にカーカ
スプライの端末の折返しを行うために、折返しブラダー
を用いるタイヤ組立ドラムの模式的部分断面側面図であ
る。
【図2】センサが折返しブラダーとタイヤエイペックス
との間に配置されている状態でのタイヤ組立中における
折返しブラダーの動作を示す模式的断面図である。
【図3】タイヤ組立中において、ビードの端から端まで
と、カーカスプライの折返し端末上とに加えられる、圧
力の分布図である。
【図4】折返しブラダーが膨張すると同時に、カーカス
プライが膨張する、折返し工程を示す拡大断面図であ
る。
【図5】折り返し工程中における圧力分布図である。
【図6】タイヤ組立中におけるタイヤのビードエリアの
周囲における圧力を計測するために用いることができる
圧力センサの模式的外形図である。
【符号の説明】
10,40 タイヤ組立装置 12 タイヤ組立ドラム 14,42 折返しブラダー 16,44 カーカスプライ 16A,44A カーカスプライの縁部 18,46 ビード 20,48 エイペックス 22,60 センサマット 24 押し缶 26,64 ハンドル 28 パーソナルコンピュータ 32,34,52 低圧エリア 52 エイペックスの末端 62,62A センサエリア 63 センサ 66 脚部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590002976 1144 East Market Stre et,Akron,Ohio 44316− 0001,U.S.A. (72)発明者 シー−ファ エリック ジャオ アメリカ合衆国 44224 オハイオ州 ス トウ アプト エフ リッジウッド コー ト 4935 (72)発明者 ラリー レオン トゥープス アメリカ合衆国 44718 オハイオ州 カ ントン アンブルウッド ストリート ノ ースウェスト 6555 Fターム(参考) 2F051 AA11 AB06 BA08 4F212 AH20 AP02 AR02 VK17 VQ02 VQ07 VR03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複合品を製造するために用いられる装置
    によって該複合品の界面に加えられる圧力分布を較正す
    る方法であって、該方法には、(a)製造装置と前記複
    合材との間の座標X、Yの複数の点における圧力を検出
    するように作られているセンサマットを挿入する段階
    と、(b)前記製造装置と前記複合材との各接点におけ
    る圧力を計測して該圧力を分析する段階と、(c)必要
    に応じて、前記複合材に異なった圧力を加えるために前
    記製造装置を調整する段階と、(d)必要に応じて、前
    記製造装置を調整することによって生じた圧力分布の変
    化を計測するために、前記段階(a)および(b)を繰
    り返す段階と、そして(e)最適の圧力パラメータが達
    成されるまで、前記段階(c)および(d)を繰り返す
    段階と、を備える、複合品を製造するために用いられる
    装置によって該複合品の界面に加えられる圧力分布を較
    正する方法。
  2. 【請求項2】 前記段階(a)には、タイヤ組立機械上
    における折返しブラダーとタイヤ構成要素との間に前記
    センサマットを使用するもう一つの段階が含まれ、そし
    て前記段階(b)には、時系列でフレームごとに圧力変
    化を観察することができるプログラムを用いて、コンピ
    ュータ上においてリアルタイムで前記センサからデータ
    を収集する更にもう一つの段階が含まれる、請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 円形または円筒形の界面上のデータを得
    るための圧力センサマットであって、該センサマットに
    は、ハンドル部分に集約する複数の脚部が備えられてお
    り、該脚部には複数の圧力センサが配置され、前記ハン
    ドルは前記複数の圧力センサとデータ記録装置との間の
    コネクタのための管路である圧力センサマット。
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US09/634377 2000-08-09

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