JP2002066690A - 造型ライン及び鋳造ライン - Google Patents
造型ライン及び鋳造ラインInfo
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Abstract
造ラインを提供する。 【解決手段】砂入れ工程及びスクイズ工程において鋳枠
又はスクイズヘッドを往復走行する工程を有することな
く造型完了する、下鋳型と上鋳型を交互に造型可能な枠
付造型機を具備したパスラインを2ライン配置し、これ
らのパスラインが1つの注湯ラインに合流することを特
徴とする造型ライン。
Description
ンパクトな造型ライン及び鋳造ラインに関する。
に2台の造型機を設けることは公知である(例えば、特
公昭62−52661号公報)。
造型ラインでは、2台の造型機を設けて造型ラインスペ
−スを大きくしても、造型機及びラインバラシ装置部と
もに、例えば、時間当たり300モ−ルド造型する生産
性を確保するだけの能力は有していなかった。本発明は
上記の問題に鑑みて成されたもので、従来よりも省スペ
−スで、しかも従来より高速で造型する造型ライン及び
鋳造ラインを提供することを目的とする。
めに本発明における造型ラインは、砂入れ工程及びスク
イズ工程において鋳枠又はスクイズヘッドを往復走行す
る工程を有することなく造型完了する、下鋳型と上鋳型
を交互に造型可能な枠付造型機を具備したパスラインを
2ライン配置し、これらのパスラインが1つの注湯ライ
ンに合流することを特徴とする。
り、デッドスペ−スがなく、パスラインが短くなり、生
産性が向上する。従来機と異なり、砂入れ、スクイズ
が、鋳枠進行方向にシャトル式に走行する工程を繰り返
す機構が不要となるからである。そして、本発明によれ
ば、同じパスラインが2ラインあり、同時に2つの合せ
枠ができる。このため、生産性が向上する。
における造型ラインは、請求項1に記載の造型ラインで
あって、前記枠付造型機が砂入れ工程及びスクイズ工程
においてスクイズテ−ブルを実質上昇降する工程を有す
ることなく造型完了することを特徴とする。
とができる。本発明では、従来機と異なり、鋳枠下面よ
りキャリアをセットする必要はなく、枠セットシリン
ダ、ガイドピンなどが、ピット内に入り込むことはな
い。このため、パスライン下のピットは最小限にでき
る。なお、砂入れはブロ−、エアレ−ション、自由落下
を問わない。
明における鋳造ラインは、造型ライン、注湯ライン、冷
却ライン及び枠バラシラインを有する鋳造ラインにおけ
る枠分離、造型及び枠合せまでの鋳型搬送工程におい
て、砂入れ工程及びスクイズ工程において鋳枠又はスク
イズヘッドを往復走行する工程を有することなく造型完
了する下鋳型と上鋳型を交互に造型可能な枠付造型機を
配置するパスラインを、2ライン組み込んだことを特徴
とする。
までの鋳型搬送工程において、同じパスラインが2ライ
ンあり、同時に2つの合せ枠ができる。このため、生産
性が向上する。
明における鋳造ラインは、請求項3に記載の鋳造ライン
であって、前記パスラインが1枠送りであり、枠合せ後
から枠分離までの注湯ライン、冷却ライン、枠バラシラ
インを全て2枠送りとしたことを特徴とする。
ラシ部とも、2枠送りとし、2サイクル分の時間にて1
工程ができる。このため、鋳造ライン全体で12秒サイ
クルラインであっても、各装置の能力は24秒サイクル
で対応可能となり高速ラインに対応も可能となる。
明における鋳造ラインは、請求項3又は請求項4に記載
の鋳造ラインであって、前記枠バラシラインの枠分離上
流に枠バラシ装置を2台直列に配置したことを特徴とす
る。
性能不足を効果的に補うことが出来る。ここで、枠バラ
シ装置を直列に配置したのは、省スペ−スのためであ
る。また、枠バラシラインが全て2枠送りのときには、
一度の枠送りで同時に枠バラシ処理を可能とするためで
ある。
明における鋳造ラインは、前記枠付造型機のスクイズ工
程において湯口が成形されていることを特徴とする。
パスライン上に設ける必要がなくさらに省スペ−スとな
る。
ターンを持っている。そのため、本発明にかかる造型ラ
イン及び鋳造ラインは、サンドメタル比等を考慮して、
まったく違った製品を同時に造型することも可能であ
る。
を往復走行する工程を有することなく造型完了すると
は、単に、進行方向だけでなく、進行方向に直角方向に
も往復走行しないことをも含む。従来は、進行方向に往
復移動することが多かったが、往復に時間がかかるため
生産性を上げることが出来なかった。本発明により、造
型サイクルを短くすることが出来る。
配置するときには、好ましくは筋違い状に設ける。筋違
い状であれば、さらに、さらに省スペ−スとなる。
ルを実質上昇降する工程を有することなくとは、具体的
には、スクイズテ−ブルの下に昇降機構が設けられてお
らず、スクイズテ−ブル(タ−ンテ−ブルの一部)の昇降
の工程はない。これにより、造型機のピットを最小限に
することができ、造型ライン全体の高さを低くすること
が可能である。
基づいて詳しく説明する。図1は、造型ライン、冷却ラ
イン及び枠バラシラインを示す概要図である。図1にお
いて、造型ラインのパスラインPL,PLAには、造型
機1,1Aが設けられている。造型機1,1Aの進行方向
には、造型された鋳型を180゜回転させる反転機2,
2Aが設けられている。反転機2,2Aの進行方向に
は、サンドカッター3,3Aが設けており、鋳型の背面
をサンドカットする。さらにサンドカッタ−3,3Aの
進行方向には、湯口清掃装置4,4Aが設けられてい
る。この湯口清掃装置4,4Aによって、予め造型機1,
1Aにて湯口成形されている上枠Cの湯口と湯道とをつ
なぐことができる。
枠反転機5,5Aが設けられている。更に進行方向の枠
合せ装置6,6Aでは、下トラバーサ7,7Aを用いるこ
とにより枠合せできる様になっている。中子のある製品
は移動途中の中子セットステーション8,8Aにて中子
入れができる。
ション9,9AとパスラインプッシャーPP,PPAとに
よって挟まれてローラコンベヤ10上を交互に進行方向
に送られる様になっている。
ある。図2において、枠合わせ装置6,6Aには、上下
枠C,Dが交互に運ばれて、枠合わせされる。図1にお
いて合わせ枠13は、枠合せ下トラバーサ7,7Aによ
ってレール11上に戻される様に構成されている。即
ち、2本のパスラインは、合流して、注湯ラインに向か
う。バラシ・注湯ラインプッシャー14は、定盤台車P
に載置した合せ枠13を2枠同時に移動可能に構成され
ている。枠合せ工程と注湯との間では、ハッカークラン
プ12によって2枠同時に、合せ枠13のハッカーをク
ランプする。この状態で、図示していない注湯ラインで
注湯される。その後、冷却がされる。
3は、冷却ラインA、冷却ラインBにより冷却される。
冷却ライントラバーサ15では、交互に2枠づつ、バラ
シ、注湯ラインプッシャー14の前まで2枠同時に送ら
れ枠バラシ装置16,16Aに入るように構成されてい
る。枠バラシ装置16,16Aには、定盤抜き取りトラ
バーサ17,17Aがあり、合せ枠13と定盤台車Pは
分離される。枠バラシ装置16,16Aでは、合せ枠1
3を、砂及び製品と分離しバラシが行われる。
終了した後、レ−ル11上方のバラシ済みの合せ枠13
の下に定盤台車Pを戻す様に構成されている。
共に上枠分離装置19,19A下に引き込まれる。
と、上枠Cと分離され、交互に造型機1,1Aに送られ
る。
インで使用される枠付造型機の一例を示す。図3におい
て、造型基盤101上の左右両側に枠セットシリンダ1
02、102が上向きにして立設されており、該枠セッ
トシリンダ102、102のピストンロッド102A、
102A先端間には昇降支持フレ−ム103が架設され
ている。前記枠セットシリンダ102、102のうちの
一方(図3で左側)下位にはスクイズテ−ブルとしての
タ−ンテ−ブル104の中心部が回転可能にして支持さ
れており、該タ−ンテ−ブル104の両端部には、上下
のパタ−ンプレ−ト105、105Aを載置したパタ−
ンキャリア106、106Aが図示されないスプリング
により5mm程度持ち上げられた状態でセットされ、該
パタ−ンプレ−ト105、105Aを前記造型基盤10
1の中央上部に交互に搬入出可能にされている。
おけるパタ−ンプレ−ト105、105Aの四隅外側位
置には、抜上げシリンダ107、107Aが上向きにし
て埋設されていて、その先端には前記パタ−ンプレ−ト
105、105Aの外周を包囲して上下摺動する枠状の
抜型フレ−ム108、108Aが連結支持されている。
なお抜型フレ−ム108、108Aは、抜上げシリンダ
107、107Aの伸長端でパタ−ンプレ−ト105、
105Aの見切り面から若干上方に突出され、縮引端で
パタ−ンプレ−ト105、105Aの見切り面とほぼ同
一面になるようにされている。
スライドゲ−ト109により開閉される砂投入口110
を設けると共に上側部に低圧エヤ−を導入する給気管1
21を連通させ、かつ下位周側及び下位内部に図示され
ない1個の切り替え弁を介して図示されない圧縮空気源
に連通する多数のエヤ−噴出チャンバ−111、111
を備えた砂ホッパ112が吊設されている。なお多数の
エヤ−噴出チャンバ−111、111からは低圧エヤ−
が砂ホッパ112内に噴出されて鋳物砂Sを浮遊流動化
させるエヤレ−ションを成すように構成されている。さ
らに砂ホッパ112の下端には、セグメント方式のスク
イズフット113、113と該スクイズフット113、
113の周囲に砂充填用ノズル114、114が配設さ
れている。
113、113及び砂充填用ノズル114、114の群
の外側を上下動可能にして包囲すると共に上位に図示さ
れない排気制御チャンバ−に通じるベントホ−ル11
5、115を穿孔した盛枠116が、前記砂ホッパ11
2の下側部において下向きにして設けられた盛枠シリン
ダ117、117に連結して配置されている。さらに前
記昇降支持フレ−ム103における砂ホッパ112の左
右外側位置には、前記セグメント方式のスクイズフット
113、113の下方位置まで伸びるフレ−ム118、
118を介して鋳枠120の搬入出コンベヤ119が吊
設されている。このように造型機1,1Aは構成されて
いる。
図1において、造型ラインの造型機1,1Aに入った空
の下枠Dまたは、上枠Cは造型される。この造型につい
て、図3から図9を用いて説明する。図3の状態は、砂
ホッパ112内に鋳物砂Sが投入され、セグメント方式
のスクイズフット113、113全体が下方のパタ−ン
プレ−ト105の凹凸に相対して凹凸を形成し、かつ搬
入出コンベヤ119に空の鋳枠120が搬入された状態
にある。なおパタ−ンキャリア106は図示しないスプ
リングにより5mm程度持ち上げられた状態でタ−ンテ
−ブル104上にセットされて造型基盤1との間に5m
m程度の隙間がある。また抜型フレ−ム108は抜上げ
シリンダ107、107によりパタ−ンプレ−ト105
の見切面から上方に突出された状態にある。
せて砂投入口110を閉じた後、盛枠シリンダ117、
117が伸長作動して盛枠116を下降させて鋳枠12
0の上面に押し付け密着させると共に枠セットシリンダ
102、102が縮引作動して鋳枠120がパタ−ンプ
レ−ト105の外周で上方に突出されている抜型フレ−
ム108上に押し付けられてパタ−ンキャリア106を
スプリングに抗して押し下げ、造型基盤101上に圧着
し、図4の状態になる。この際パタ−ンプレ−ト10
5、抜型フレ−ム108、鋳枠120、盛枠116、ス
クイズフット113、113で画成する造型空間は、ス
クイズフット113、113がパタ−ンプレ−ト105
の凹凸に相対する凹凸形状に形成された状態になる。
111から低圧エヤ−を砂ホッパ112内に噴出させて
砂ホッパ112内の鋳物砂Sを浮遊流動化させるエヤレ
−ションをさせながら給気管121から低圧エヤ−を砂
ホッパ112に供給して鋳物砂Sを造型空間に砂充填用
ノズル114、114を介して図5に示すようにエヤレ
−ション充填する。この際、エヤレ−ション充填時の低
圧エヤ−は、ベントホ−ル115又は/及びパタ−ンプ
レ−ト105のベントホ−ルから排気される。これによ
り造型空間におけるパタ−ンプレ−ト105の複雑形状
部の鋳物砂の充填密度を部分的に調整することができ
る。
がさらに縮引作動して盛枠シリンダ117、117を縮
引させながら昇降支持フレ−ム103及びこれに支持さ
れている部材を下降させてゆき、セグメント方式のスク
イズフット113、113下面全体が平坦になるまで鋳
物砂Sの一次スクイズをすると共にスライドゲ−ト10
9を逆作動させて砂投入口110を開放して図6の状態
にされる。この際、枠セットシリンダ102、102の
縮引作動は、図示されない圧力センサ−によりスクイズ
圧力が一次スクイズの設定圧力に到達するまで続けられ
る。
油をリリ−フする状態に切り替えると共に枠セットシリ
ンダ102、102が一次スクイズより高い圧力で縮引
作動をすることにより、鋳枠120、盛枠116、及び
スクイズフット113、113が一体となって下降し鋳
物砂S全体を二次スクイズする。これにより抜型フレ−
ム108は抜上げシリンダ107、107の縮引により
下降されてパタ−ンプレ−ト105の見切面とほぼ同一
レベルにされ、図7の状態になる。
圧力に到達すると、スクイズ安定タイマ−が作動し、所
定時間スクイズを保持する。
7、107を伸長作動させて鋳枠120を抜型フレ−ム
108を介して盛枠116に押し付けながら枠セットシ
リンダ102、102が逆作動して抜型をする。この際
盛枠シリンダ117、117は鋳枠120及びスクイズ
フット113、113と一体となって上昇される。その
後、鋳型を造型した鋳枠120は抜上げシリンダ10
7、107により抜型フレ−ム108を介して抜き上げ
支持される一方、盛枠116及びセグメント方式のスク
イズフット113、113は一体となって上昇されてゆ
く、途中において鋳型を造型した鋳枠120は搬入出コ
ンベヤ119により掬い上げられてパタ−ンプレ−ト1
05から完全に分離されると共に鋳物砂Sが砂ホッパ1
12内に補給されて図8の状態になる。
ンベヤ119を介して搬出され、空の鋳枠120が搬入
されると共にタ−ンテ−ブル104が180度回転され
てパタ−ンプレ−ト105とパタ−ンプレ−ト105A
とを入替え、さらにセグメント方式のスクイズフット1
13、113が作動されてパタ−ンプレ−ト105Aの
凹凸に相対した凹凸に形成されて図9の状態とされ造型
が完了する。この造型中、砂入れ工程及びスクイズ工程
において、鋳枠又はスクイズヘッドを往復走行する工程
はない。また、砂入れ工程及びスクイズ工程において、
スクイズテ−ブル(タ−ンテ−ブル104)を実質上昇降
する工程もない。
を図1に戻り説明をする。造型された下枠D又は上枠C
は進行方向の矢印方向に送られ、反転機2,2Aにて1
80゜回転される。回転した下枠D又は上枠Cは、枠送
り途中にサンドカッター3にてサンドカットされる。ロ
ーラコンベヤ10,10A上の下枠D、上枠Cはパスラ
インプッシャーPP,PPAとパスラインクッション9,
9Aに挟まれ交互に送られる。
1Aにて湯口成形されている上枠Cだけを湯口清掃装置
4,4Aにより湯口と湯道とをつなぐ。中子のある製品
は移動途中の、中子セットステーション8,8Aにて中
子入れを行う。上枠Cは上枠反転機5,5Aで再反転さ
れる。図2に示す枠合せ装置6,6Aには、まず下枠D
が入り、枠合せ下トラバーサ7,7A上の定盤台車Pの
上に乗せる。つぎに、上枠Cが枠合せ装置6,6Aに入
り、下枠D上に降ろされ枠合せが完了する。
サ7,7Aにてレール11上に戻される。このように造
型機を設けたパスラインが2ラインあり、同時に2枠の
合せ枠13ができる。レール11上に戻された合せ枠1
3と定盤台車Pはバラシ・注湯ラインプッシャー14に
て、2枠同時に注湯ライン方向に送られる。枠合せ工程
と注湯との間でハッカークランプ11によって2枠同時
に、合せ枠13のハッカーをクランプする。これによ
り、注湯の準備ができる。
3は、冷却ラインA、冷却ラインBを通過し、交互に2
枠づつ、冷却ライントラバーサ15に乗る。そして、バ
ラシ・注湯ラインプッシャー14の前まで移動し、2枠
同時に送られ枠バラシ装置16,16Aに入る(枠バラ
シラインに入る)。枠バラシ装置16,16Aには、定
盤抜き取りトラバーサ17,17Aがあり、合せ枠13
と定盤台車Pは定盤抜き取りトラバーサ17,17Aに
より、分離される。合せ枠13は枠バラシ装置16,1
6Aによって、砂及び製品が、枠外に出される。
ラバーサ17,17Aにより定盤台車Pが戻され、レー
ル11上を移動する。
ラバーサ18,18Aにより、定盤台車Pと共に上枠分
離装置19,19A下に引き込まれる。引き込まれた合
せ枠13の下枠D部分にはあらかじめ、上枠分離装置1
9,19Aの爪(図示せず)が待機していて、上枠分離
下トラバーサ18,18Aが停止と同時に、合せ枠13
が上昇する。上昇した合せ枠13の上枠Cのみ上枠分離
装置19,19Aの図示しないローラクランプにてクラ
ンプし、下枠Dは、上枠Cのピンが完全にはずれるまで
下降し上枠Cと分離できる。上枠分離装置19,19A
のローラクランプにてクランプした上枠Cはパスライン
プッシャーPP,PPAより送られる。次に下枠Dが上
昇し、ローラクランプにてクランプし、パスラインプッ
シャーPP,PPAにより送られる。上枠分離下トラバ
ーサ18,18A上の定盤台車Pは、レール11に戻さ
れる。このような工程がくり返し行われる。
明から明らかなように、砂入れ工程及びスクイズ工程に
おいて鋳枠又はスクイズヘッドを往復走行する工程を有
することなく造型完了する、下鋳型と上鋳型を交互に造
型可能な枠付造型機を具備したパスラインを2ライン配
置し、これらのパスラインが1つの注湯ラインに合流す
ることから、省スペ−スかつ生産性を高くすることが出
来る。また、枠付造型機が砂入れ工程及びスクイズ工程
においてスクイズテ−ブルを実質上昇降する工程を有す
ることなく造型完了させれば、更に生産性を高く、かつ
省スペ−スとなる。さらに、本発明にかかる鋳造ライン
は、造型ライン、注湯ライン、冷却ライン及び枠バラシ
ラインを有する鋳造ラインにおける枠分離、造型及び枠
合せまでの鋳型搬送工程において、砂入れ工程及びスク
イズ工程において鋳枠又はスクイズヘッドを往復走行す
る工程を有することなく造型完了する下鋳型と上鋳型を
交互に造型可能な枠付造型機を配置するパスラインを、
2ライン組み込んだことから、省スペ−ス、高い生産性
の鋳造ラインである。また、本鋳造ラインにおいてパス
ラインが1枠送りであり、枠合せ後から枠分離までの注
湯ライン、冷却ライン、枠バラシラインを全て2枠送り
としたすることにより、造型装置の負荷を増やすことな
く生産性を確保できる。そして、本鋳造ラインにおい
て、枠バラシラインに枠分離上流に枠バラシ装置を2台
直列に配置すれば、枠バラシ装置が小さくても高い生産
性のラインで対応が可能となる。さらに、枠付造型機の
スクイズ工程において湯口が成形されるならば、湯口成
形機を省略でき、さらに、省スペ−スとなる。以上のよ
うに、本発明にかかる造型ライン及び鋳造ラインは省ス
ペ−スかつ高生産性を実現でき、業界に与える効果は著
大である。
平面概略構成図である。
る。
ある。
た状態の断面図である。
態の断面図である。
の断面図である。
の断面図である。
である。
の断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 砂入れ工程及びスクイズ工程において鋳
枠又はスクイズヘッドを往復走行する工程を有すること
なく造型完了する、下鋳型と上鋳型を交互に造型可能な
枠付造型機を具備したパスラインを2ライン配置し、こ
れらのパスラインが1つの注湯ラインに合流することを
特徴とする造型ライン。 - 【請求項2】 前記枠付造型機が砂入れ工程及びスクイ
ズ工程においてスクイズテ−ブルを実質上昇降する工程
を有することなく造型完了することを特徴とする請求項
1に記載の造型ライン。 - 【請求項3】 造型ライン、注湯ライン、冷却ライン及
び枠バラシラインを有する鋳造ラインにおける枠分離、
造型及び枠合せまでの鋳型搬送工程において、砂入れ工
程及びスクイズ工程において鋳枠又はスクイズヘッドを
往復走行する工程を有することなく造型完了する下鋳型
と上鋳型を交互に造型可能な枠付造型機を配置するパス
ラインを、2ライン組み込んだことを特徴とする鋳造ラ
イン。 - 【請求項4】 前記パスラインが1枠送りであり、枠合
せ後から枠分離までの注湯ライン、冷却ライン、枠バラ
シラインを全て2枠送りとしたことを特徴とする請求項
3に記載の鋳造ライン。 - 【請求項5】 前記枠バラシラインに枠分離上流に枠バ
ラシ装置を2台直列に配置したことを特徴とする請求項
3又は請求項4に記載の鋳造ライン。 - 【請求項6】前記枠付造型機のスクイズ工程において湯
口が成形されていることを特徴とする請求項3から請求
項5のいずれかに記載の鋳造ライン。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000250477A JP4123461B2 (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 造型ライン及び鋳造ライン |
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JP4123461B2 JP4123461B2 (ja) | 2008-07-23 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100789150B1 (ko) | 2007-05-28 | 2007-12-28 | (주)일신금속 | 주조 주형틀의 자동 이송, 가압 성형장치 |
CN102198492A (zh) * | 2010-03-26 | 2011-09-28 | 新东工业株式会社 | 回转台及半自动减压铸型造型铸造线 |
-
2000
- 2000-08-22 JP JP2000250477A patent/JP4123461B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100789150B1 (ko) | 2007-05-28 | 2007-12-28 | (주)일신금속 | 주조 주형틀의 자동 이송, 가압 성형장치 |
CN102198492A (zh) * | 2010-03-26 | 2011-09-28 | 新东工业株式会社 | 回转台及半自动减压铸型造型铸造线 |
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