JP2002066348A - 米研ぎ器 - Google Patents
米研ぎ器Info
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- JP2002066348A JP2002066348A JP2000257483A JP2000257483A JP2002066348A JP 2002066348 A JP2002066348 A JP 2002066348A JP 2000257483 A JP2000257483 A JP 2000257483A JP 2000257483 A JP2000257483 A JP 2000257483A JP 2002066348 A JP2002066348 A JP 2002066348A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 白米の表面の糠を取り除く米研ぎ器におい
て、米収納容器内で白米を滞留させることなく、均一に
白米を研ぐこと。 【解決手段】 所定量の白米1を米収納容器5内に投入
して、米収納容器5内に回転自在に配設した回転羽根2
1を駆動手段23により駆動して米研ぎ工程を開始す
る。米研ぎ工程では、回転羽根21および回転羽根21
の米研ぎ部24が白米1を米収納容器5の側壁へ押し付
けることにより、白米1は米収納容器5を回転しながら
上昇し米収納容器5の略中央へ移動するという循環を繰
り返す。回転羽根21は、内壁部26に傾斜面を設け、
回転羽根21が回転することにより白米1を回転羽根2
1の外側へ導くように構成する。
て、米収納容器内で白米を滞留させることなく、均一に
白米を研ぐこと。 【解決手段】 所定量の白米1を米収納容器5内に投入
して、米収納容器5内に回転自在に配設した回転羽根2
1を駆動手段23により駆動して米研ぎ工程を開始す
る。米研ぎ工程では、回転羽根21および回転羽根21
の米研ぎ部24が白米1を米収納容器5の側壁へ押し付
けることにより、白米1は米収納容器5を回転しながら
上昇し米収納容器5の略中央へ移動するという循環を繰
り返す。回転羽根21は、内壁部26に傾斜面を設け、
回転羽根21が回転することにより白米1を回転羽根2
1の外側へ導くように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炊飯に用いる白米
の米研ぎ器に関するものである。
の米研ぎ器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、白米1は、澱粉細
胞2と、澱粉細胞2を覆う糊粉層3から構成されてい
る。
胞2と、澱粉細胞2を覆う糊粉層3から構成されてい
る。
【0003】白米1を炊飯するためには、糊粉層3を除
去する必要があるが、この糊粉層3を除去する工程、す
なわち白米1を洗う洗米工程を自動化し省力化を図る洗
米器が従来から多数開発されている。代表的なものとし
て、機械力を用いて水と白米1を攪拌させるもの、流水
の中で白米1どうしを水圧により擦り合わせるものがあ
る。また、糊粉層3を取り除いた状態で販売されている
無洗米もある。なお、白米1から分離された糊粉層3を
糠と呼ぶ。
去する必要があるが、この糊粉層3を除去する工程、す
なわち白米1を洗う洗米工程を自動化し省力化を図る洗
米器が従来から多数開発されている。代表的なものとし
て、機械力を用いて水と白米1を攪拌させるもの、流水
の中で白米1どうしを水圧により擦り合わせるものがあ
る。また、糊粉層3を取り除いた状態で販売されている
無洗米もある。なお、白米1から分離された糊粉層3を
糠と呼ぶ。
【0004】それから、精米器4として、図12に示す
ような構成のもの(特願平10−5989等)もある。
ここでは図12に示す精米器4の構成について説明す
る。
ような構成のもの(特願平10−5989等)もある。
ここでは図12に示す精米器4の構成について説明す
る。
【0005】図12に示すように、精米器4は、内部に
玄米12を収納する米収納容器5を設けている。また、
米収納容器5は、玄米12を選択的に通過させない孔6
を設けており、また、内部に回転羽根7を備えている。
そして、米収納容器5の下面に回転羽根7を駆動する駆
動手段8を設けている。制御装置9は精米工程を制御す
るように構成している。10は精米器蓋、11は運転開
始ボタンである。
玄米12を収納する米収納容器5を設けている。また、
米収納容器5は、玄米12を選択的に通過させない孔6
を設けており、また、内部に回転羽根7を備えている。
そして、米収納容器5の下面に回転羽根7を駆動する駆
動手段8を設けている。制御装置9は精米工程を制御す
るように構成している。10は精米器蓋、11は運転開
始ボタンである。
【0006】上記構成において動作を説明すると、利用
者が米収納容器5内に所定量の玄米12を投入し、精米
器蓋10を精米器4に取り付けた後運転開始ボタン11
を押して運転を開始すると、制御装置9は精米工程プロ
グラムに従って駆動手段8を動作させる。
者が米収納容器5内に所定量の玄米12を投入し、精米
器蓋10を精米器4に取り付けた後運転開始ボタン11
を押して運転を開始すると、制御装置9は精米工程プロ
グラムに従って駆動手段8を動作させる。
【0007】駆動手段8が動作すると回転羽根7が回転
するので、米収納容器5内に収納された玄米12が図1
3に示すように攪拌されることになる。
するので、米収納容器5内に収納された玄米12が図1
3に示すように攪拌されることになる。
【0008】回転羽根7により攪拌される玄米12は、
回転羽根7による押し付け力と遠心力により米収納容器
5の側壁へ押し付けられる。
回転羽根7による押し付け力と遠心力により米収納容器
5の側壁へ押し付けられる。
【0009】側壁へ押し付けられた玄米12は米収納容
器5の側壁を構成する孔6に擦り付けられたり、玄米1
2どうしが衝突したりするので、玄米12の表面を構成
する果皮や糊粉層3が削り取られることになる。そし
て、削り取られた果皮や糊粉層3は糠13となり、玄米
12の中に混在するごみや虫等とともに米収納容器5の
側壁を構成する孔6から米収納容器5外へ排出される。
器5の側壁を構成する孔6に擦り付けられたり、玄米1
2どうしが衝突したりするので、玄米12の表面を構成
する果皮や糊粉層3が削り取られることになる。そし
て、削り取られた果皮や糊粉層3は糠13となり、玄米
12の中に混在するごみや虫等とともに米収納容器5の
側壁を構成する孔6から米収納容器5外へ排出される。
【0010】また、米収納容器5内の玄米12は、回転
羽根7により、次々に米収納容器5の側壁へ押し付けら
れるので、側壁へ押し付けられた玄米12は、図13に
示すように、側壁を上昇していく。
羽根7により、次々に米収納容器5の側壁へ押し付けら
れるので、側壁へ押し付けられた玄米12は、図13に
示すように、側壁を上昇していく。
【0011】側壁を上昇する玄米12は、玄米12に与
えられた力の上昇成分と玄米12の自重のバランスによ
り、米収納容器5の所定の高さまで上昇する。そして、
所定の高さまで上昇すると、玄米12の自重の方が、玄
米12に与えられた力の上昇成分よりも大きくなるの
で、図13に示すように、玄米12は米収納容器5の略
底部中央に向かって落下していくことになる。
えられた力の上昇成分と玄米12の自重のバランスによ
り、米収納容器5の所定の高さまで上昇する。そして、
所定の高さまで上昇すると、玄米12の自重の方が、玄
米12に与えられた力の上昇成分よりも大きくなるの
で、図13に示すように、玄米12は米収納容器5の略
底部中央に向かって落下していくことになる。
【0012】そうして、玄米12は、回転羽根7により
米収納容器5の側壁に押し付けられて、果皮や糊粉層
3、ごみ、虫等が分離され、さらに米収納容器5の側壁
を上昇し、再び米収納容器5の略底部中央へ落下すると
いう循環を繰り返す。そして、玄米12は均一に精米さ
れていく。
米収納容器5の側壁に押し付けられて、果皮や糊粉層
3、ごみ、虫等が分離され、さらに米収納容器5の側壁
を上昇し、再び米収納容器5の略底部中央へ落下すると
いう循環を繰り返す。そして、玄米12は均一に精米さ
れていく。
【0013】所定の時間が経過した後、制御装置9は駆
動手段8を停止させて運転を終了する。
動手段8を停止させて運転を終了する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
の洗米器および精米器4では以下の問題を有している。
の洗米器および精米器4では以下の問題を有している。
【0015】機械力を用いて水と白米1を攪拌させるも
のは白米1を傷つけやすく、また糠13の混合した水を
素早く白米1と分離することができず糠臭のする水を白
米1が吸収し、炊飯した米飯が糠臭いご飯となり、さら
には糠13に含まれる脂肪酸が酸化し保温臭を増大させ
てしまう。
のは白米1を傷つけやすく、また糠13の混合した水を
素早く白米1と分離することができず糠臭のする水を白
米1が吸収し、炊飯した米飯が糠臭いご飯となり、さら
には糠13に含まれる脂肪酸が酸化し保温臭を増大させ
てしまう。
【0016】また、流水の中で白米1どうしを水圧によ
り擦り合わせるものは大量の水を必要とする。
り擦り合わせるものは大量の水を必要とする。
【0017】また、糠13を取り除いた状態で販売され
ている無洗米において、製造工程で水を用いる無洗米
は、水を用いた後乾燥させた状態で流通させるため食味
は劣り、粘着質の糠13を用いる無洗米は、システムが
非常に大規模で且つ糠13を用いることも取り扱いが容
易ではなく、システムを簡単な構成することができない
という問題がある。
ている無洗米において、製造工程で水を用いる無洗米
は、水を用いた後乾燥させた状態で流通させるため食味
は劣り、粘着質の糠13を用いる無洗米は、システムが
非常に大規模で且つ糠13を用いることも取り扱いが容
易ではなく、システムを簡単な構成することができない
という問題がある。
【0018】さらに、図12および図13に示す精米器
4は、玄米12から果皮や糊粉層3を除去することを目
的に開発されているもので、回転羽根7が玄米12に与
える力は強力なものである。そのため、白米1を精米器
4に投入して白米1の表面の糊粉層3を除去するために
用いると、精米器4のシステムが白米1に与える力は、
白米1表面の糊粉層3を除去するには強力すぎて白米1
の澱粉細胞2まで傷つけてしまう。
4は、玄米12から果皮や糊粉層3を除去することを目
的に開発されているもので、回転羽根7が玄米12に与
える力は強力なものである。そのため、白米1を精米器
4に投入して白米1の表面の糊粉層3を除去するために
用いると、精米器4のシステムが白米1に与える力は、
白米1表面の糊粉層3を除去するには強力すぎて白米1
の澱粉細胞2まで傷つけてしまう。
【0019】それゆえ、炊飯時に澱粉の流出を招き易
く、炊飯した米飯がべたつく等物性を損ない食味への悪
影響を生じることになる。
く、炊飯した米飯がべたつく等物性を損ない食味への悪
影響を生じることになる。
【0020】また、図13に示すように、米収納容器5
の側壁を上昇した白米1は、米収納容器5の側壁部分か
ら落下してくるため、米収納容器5の略底部中央に向か
って落下しない場合もある。
の側壁を上昇した白米1は、米収納容器5の側壁部分か
ら落下してくるため、米収納容器5の略底部中央に向か
って落下しない場合もある。
【0021】さらに、米収納容器5の側壁を上昇した白
米1は、白米1の自重のみで落下してくるので、米収納
容器5への白米1の投入量や回転羽根7の回転数等によ
り、白米1の自重よりも白米1が側壁を上昇する力の成
分の方が常に大きい場合は、図14に示すように、白米
1が米収納容器5の側壁に押し付けられたまま、側壁を
上昇しなくなったり、米収納容器5の略底部中央へ落下
しなくなったりする。そのため、白米1の循環が効率的
に行われず、擦りつけすぎて澱粉細胞を傷つけすぎた白
米1が生じたり、糊粉層3を十分に分離できない状態の
白米1が生じたりする。それゆえ、洗米および精米性能
にムラが生じてしまうという問題もある。
米1は、白米1の自重のみで落下してくるので、米収納
容器5への白米1の投入量や回転羽根7の回転数等によ
り、白米1の自重よりも白米1が側壁を上昇する力の成
分の方が常に大きい場合は、図14に示すように、白米
1が米収納容器5の側壁に押し付けられたまま、側壁を
上昇しなくなったり、米収納容器5の略底部中央へ落下
しなくなったりする。そのため、白米1の循環が効率的
に行われず、擦りつけすぎて澱粉細胞を傷つけすぎた白
米1が生じたり、糊粉層3を十分に分離できない状態の
白米1が生じたりする。それゆえ、洗米および精米性能
にムラが生じてしまうという問題もある。
【0022】これらの問題を解決するために、図15に
示すように、白米1を研ぐことを目的として、回転羽根
14の米研ぎ部14aを米収納容器5の側壁と略平行に
なるように形成し、米収納容器5の上部には米収納容器
5を密閉する容器蓋15を備えた米研ぎ器16が提案さ
れている。
示すように、白米1を研ぐことを目的として、回転羽根
14の米研ぎ部14aを米収納容器5の側壁と略平行に
なるように形成し、米収納容器5の上部には米収納容器
5を密閉する容器蓋15を備えた米研ぎ器16が提案さ
れている。
【0023】この米研ぎ器16では、回転羽根14の回
転により、白米1は米収納容器5の側壁を回転しながら
上昇し、容器蓋15により回転羽根14の略中央へ向か
って落下するように動作する。そして、白米1に作用す
る遠心力と回転羽根14の米研ぎ部14aが白米1を米
収納容器5の側壁に押しつける力により、白米1の表面
に付着した糊粉層3を除去することができる。
転により、白米1は米収納容器5の側壁を回転しながら
上昇し、容器蓋15により回転羽根14の略中央へ向か
って落下するように動作する。そして、白米1に作用す
る遠心力と回転羽根14の米研ぎ部14aが白米1を米
収納容器5の側壁に押しつける力により、白米1の表面
に付着した糊粉層3を除去することができる。
【0024】こうして、米とぎ器16は、図15に示す
ように、白米1の循環を滑らかに行い、図11に示す白
米1を構成する澱粉細胞2および糊粉層3のうち糊粉層
3のみを除去するものである。
ように、白米1の循環を滑らかに行い、図11に示す白
米1を構成する澱粉細胞2および糊粉層3のうち糊粉層
3のみを除去するものである。
【0025】しかしながら、この構成では、例えば、図
15および図16に示すように、回転羽根14を略円筒
形状で形成した場合、回転羽根14が白米1に与える遠
心力の作用により、図15および図17に示すように、
米研ぎ工程中に回転羽根14の内壁部17に押し付けら
れて滞留してしまう白米1が存在することになる。
15および図16に示すように、回転羽根14を略円筒
形状で形成した場合、回転羽根14が白米1に与える遠
心力の作用により、図15および図17に示すように、
米研ぎ工程中に回転羽根14の内壁部17に押し付けら
れて滞留してしまう白米1が存在することになる。
【0026】そのため、米研ぎ工程終了後も糊粉層3を
十分に除去されていない白米1が生じることになり、米
研ぎ性能にムラが生じてしまうという課題がある。
十分に除去されていない白米1が生じることになり、米
研ぎ性能にムラが生じてしまうという課題がある。
【0027】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、米を効率的に循環させ、且つ均一に米を研ぐことを
目的としている。
で、米を効率的に循環させ、且つ均一に米を研ぐことを
目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、米を収納する米収納容器と、米収納容器内
に回転自在に配設し且つ米研ぎ部を有した回転羽根と、
米収納容器内に米を密閉する容器蓋と、回転羽根を駆動
する駆動手段と、米研ぎ工程を制御する制御装置を備
え、回転羽根の内壁部に回転羽根を回転させることによ
り米を回転羽根の外側へ導く傾斜面を設けた構成にした
ものである。
するために、米を収納する米収納容器と、米収納容器内
に回転自在に配設し且つ米研ぎ部を有した回転羽根と、
米収納容器内に米を密閉する容器蓋と、回転羽根を駆動
する駆動手段と、米研ぎ工程を制御する制御装置を備
え、回転羽根の内壁部に回転羽根を回転させることによ
り米を回転羽根の外側へ導く傾斜面を設けた構成にした
ものである。
【0029】これにより、回転羽根の内壁部に米が滞留
しないので、米を効率的に循環させることができ、均一
に研ぐことができる。
しないので、米を効率的に循環させることができ、均一
に研ぐことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、米を収
納する米収納容器と、米収納容器内に回転自在に配設し
且つ米研ぎ部を有した回転羽根と、米収納容器内に米を
密閉する容器蓋と、回転羽根を駆動する駆動手段と、米
研ぎ工程を制御する制御装置を備え、回転羽根の内壁部
に回転羽根を回転させることにより米を回転羽根の外側
へ導く傾斜面を設けた構成にしたものであり、回転羽根
の回転による遠心力の作用により回転羽根の内壁部に滞
留してしまう米を、回転羽根の外側へ移動させることが
できるので、米を効率的に循環させることができ、均一
に研ぐことができる。
納する米収納容器と、米収納容器内に回転自在に配設し
且つ米研ぎ部を有した回転羽根と、米収納容器内に米を
密閉する容器蓋と、回転羽根を駆動する駆動手段と、米
研ぎ工程を制御する制御装置を備え、回転羽根の内壁部
に回転羽根を回転させることにより米を回転羽根の外側
へ導く傾斜面を設けた構成にしたものであり、回転羽根
の回転による遠心力の作用により回転羽根の内壁部に滞
留してしまう米を、回転羽根の外側へ移動させることが
できるので、米を効率的に循環させることができ、均一
に研ぐことができる。
【0031】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、回転羽根の米研ぎ部に、米が通過
することが可能な開口部を1個以上備えた構成にしたも
のであり、回転羽根の内壁部に滞留してしまう米を、開
口部を介してより効率的に回転羽根の外側へ移動させる
ことができるので、より均一に米を研ぐことができる。
記載の発明において、回転羽根の米研ぎ部に、米が通過
することが可能な開口部を1個以上備えた構成にしたも
のであり、回転羽根の内壁部に滞留してしまう米を、開
口部を介してより効率的に回転羽根の外側へ移動させる
ことができるので、より均一に米を研ぐことができる。
【0032】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、回転羽根の米研ぎ部に設けた開口
部を3個以上とした構成にしたものであり、回転羽根の
内壁部に滞留する米を回転羽根の外側へ確実に移動させ
ることができるので、確実に且つより一層均一に米を研
ぐことができる。
記載の発明において、回転羽根の米研ぎ部に設けた開口
部を3個以上とした構成にしたものであり、回転羽根の
内壁部に滞留する米を回転羽根の外側へ確実に移動させ
ることができるので、確実に且つより一層均一に米を研
ぐことができる。
【0033】請求項4に記載の発明は、上記請求項2ま
たは3に記載の発明において、開口部は、米の縦幅以上
の大きさになる構成にしたものであり、米が開口部を通
過しやすくなり、さらに米が開口部に挟まったりするこ
とがないので、より確実に開口部から回転羽根の外側へ
米を移動させることができ、より確実に且つより一層均
一に米を研ぐことができる。
たは3に記載の発明において、開口部は、米の縦幅以上
の大きさになる構成にしたものであり、米が開口部を通
過しやすくなり、さらに米が開口部に挟まったりするこ
とがないので、より確実に開口部から回転羽根の外側へ
米を移動させることができ、より確実に且つより一層均
一に米を研ぐことができる。
【0034】請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜
4に記載の発明において、回転羽根の内壁部は、傾斜面
の側端部に面取りを設けた構成にしたものであり、米研
ぎ工程中に米が側端部に衝突する衝撃力を緩和すること
ができるので、米に与える衝撃や駆動手段への負荷を低
減することができる。
4に記載の発明において、回転羽根の内壁部は、傾斜面
の側端部に面取りを設けた構成にしたものであり、米研
ぎ工程中に米が側端部に衝突する衝撃力を緩和すること
ができるので、米に与える衝撃や駆動手段への負荷を低
減することができる。
【0035】請求項6に記載の発明は、上記請求項1〜
5に記載の発明において、回転羽根の内壁部は、傾斜面
の側端部を突起させた構成にしたものであり、米を整流
して回転羽根の外側へ送り込むことができるので、米を
より傷めることなく、且つ駆動手段への負荷をより低減
することができる。
5に記載の発明において、回転羽根の内壁部は、傾斜面
の側端部を突起させた構成にしたものであり、米を整流
して回転羽根の外側へ送り込むことができるので、米を
より傷めることなく、且つ駆動手段への負荷をより低減
することができる。
【0036】請求項7に記載の発明は、上記請求項1〜
6に記載の発明において、回転羽根の米研ぎ部にブラシ
を備えた構成にしたものであり、米の表面に付着する糠
を効率的に除去することができるので、米研ぎ性能を向
上させることができる。
6に記載の発明において、回転羽根の米研ぎ部にブラシ
を備えた構成にしたものであり、米の表面に付着する糠
を効率的に除去することができるので、米研ぎ性能を向
上させることができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のも
のは同一符号を付して説明を省略する。
を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のも
のは同一符号を付して説明を省略する。
【0038】(実施例1)図1に示す米研ぎ器20は、
略円筒形状の側壁を持つ米収納容器5内に回転自在に配
設された回転羽根21、米収納容器5の上部を密閉する
容器蓋22を備えている。また、駆動手段23は回転羽
根21を駆動するものである。
略円筒形状の側壁を持つ米収納容器5内に回転自在に配
設された回転羽根21、米収納容器5の上部を密閉する
容器蓋22を備えている。また、駆動手段23は回転羽
根21を駆動するものである。
【0039】回転羽根21は、図2(a)に示すよう
に、米収納容器5の側壁と略同心円形状になるように米
研ぎ部24を設けており、米とぎ部24には、白米1が
少なくとも1個以上通過することができるスリット形状
の開口部25が少なくとも1ヶ所以上備えられている。
また、回転羽根21の内壁部26は、図2(b)に示す
ように、回転羽根21が回転すると、白米1が回転方向
の上流側から下流側に向かって移動するように傾斜面を
設けている。
に、米収納容器5の側壁と略同心円形状になるように米
研ぎ部24を設けており、米とぎ部24には、白米1が
少なくとも1個以上通過することができるスリット形状
の開口部25が少なくとも1ヶ所以上備えられている。
また、回転羽根21の内壁部26は、図2(b)に示す
ように、回転羽根21が回転すると、白米1が回転方向
の上流側から下流側に向かって移動するように傾斜面を
設けている。
【0040】上記構成において、動作を説明する。所定
量の白米1を米収納容器5内に投入し、容器蓋22を取
り付ける。容器蓋22を取り付けて白米1を米収納容器
5内に密閉した後、運転開始ボタン11を押して運転を
開始する。
量の白米1を米収納容器5内に投入し、容器蓋22を取
り付ける。容器蓋22を取り付けて白米1を米収納容器
5内に密閉した後、運転開始ボタン11を押して運転を
開始する。
【0041】運転が開始されると、制御装置9が米研ぎ
工程プログラムに従って駆動手段23を動作させる。そ
して、駆動手段23が動作することにより回転羽根21
が回転する。
工程プログラムに従って駆動手段23を動作させる。そ
して、駆動手段23が動作することにより回転羽根21
が回転する。
【0042】回転羽根21が回転すると、白米1には米
収納容器5の側壁に向かって遠心力が発生する。このと
き、米収納容器5内に存在する白米1が遠心力により次
々に米収納容器5の側壁に向かうので、図1に示すよう
に、白米1が米収納容器5の側壁を回転しながら上昇す
ることになる。
収納容器5の側壁に向かって遠心力が発生する。このと
き、米収納容器5内に存在する白米1が遠心力により次
々に米収納容器5の側壁に向かうので、図1に示すよう
に、白米1が米収納容器5の側壁を回転しながら上昇す
ることになる。
【0043】ここで、米収納容器5の上部には容器蓋2
2が配置されているので、米収納容器5の側壁を回転し
ながら上昇した白米1は、図1に示すように、容器蓋2
2と衝突し、さらに容器蓋22の内面に沿って米収納容
器5の略中央部に向かうことになる。
2が配置されているので、米収納容器5の側壁を回転し
ながら上昇した白米1は、図1に示すように、容器蓋2
2と衝突し、さらに容器蓋22の内面に沿って米収納容
器5の略中央部に向かうことになる。
【0044】白米1が略中央部近傍に近づくと、白米1
に与えられる遠心力はなくなり、白米1に与えられる力
は重力のみになる。そのため、白米1は自重により米収
納容器5の略中央部から底部に向かって落下することに
なる。
に与えられる遠心力はなくなり、白米1に与えられる力
は重力のみになる。そのため、白米1は自重により米収
納容器5の略中央部から底部に向かって落下することに
なる。
【0045】こうして、遠心力と回転羽根21の米研ぎ
部24の作用により、白米1は米収納容器5の側壁に擦
り付けられたり、白米1どうしが衝突したりして、白米
1の表面を構成する糊粉層3が削り取られていく。削り
取られた糊粉層3は、糠13となって孔6を介して米収
納容器5の外へ排出される。
部24の作用により、白米1は米収納容器5の側壁に擦
り付けられたり、白米1どうしが衝突したりして、白米
1の表面を構成する糊粉層3が削り取られていく。削り
取られた糊粉層3は、糠13となって孔6を介して米収
納容器5の外へ排出される。
【0046】このように本実施例によれば、米研ぎ工程
において、回転羽根21の回転により、遠心力が与えら
れた白米1は、米収納容器5の側壁へ移動するものと、
回転羽根21の内壁部26へ移動するものがある。この
とき、図2(b)に示すように、回転羽根21の内壁部
26は、回転羽根21が回転すると白米1が回転方向の
上流側から下流側に向かって移動するように傾斜面が設
けられているので、内壁部26へ移動した白米1は、内
壁部26の傾斜面の形状に沿って移動してさらに回転羽
根21の外側へ移動することになる。
において、回転羽根21の回転により、遠心力が与えら
れた白米1は、米収納容器5の側壁へ移動するものと、
回転羽根21の内壁部26へ移動するものがある。この
とき、図2(b)に示すように、回転羽根21の内壁部
26は、回転羽根21が回転すると白米1が回転方向の
上流側から下流側に向かって移動するように傾斜面が設
けられているので、内壁部26へ移動した白米1は、内
壁部26の傾斜面の形状に沿って移動してさらに回転羽
根21の外側へ移動することになる。
【0047】そのため、回転羽根21の内壁部26に傾
斜面を設けることにより、図2(b)に示すように、遠
心力の作用により回転羽根21の内壁部26に滞留して
しまう白米1を、回転羽根21の外側へ移動させること
ができる。
斜面を設けることにより、図2(b)に示すように、遠
心力の作用により回転羽根21の内壁部26に滞留して
しまう白米1を、回転羽根21の外側へ移動させること
ができる。
【0048】したがって、米研ぎ工程中に白米1を米収
納容器5内で滞留させることなく効率的に循環させるこ
とができ、均一に削ることができる。
納容器5内で滞留させることなく効率的に循環させるこ
とができ、均一に削ることができる。
【0049】なお、回転羽根21の内壁部26の傾斜面
は、図3(a)および(b)に示すように、斜め上方に
向かって傾斜するものであってもよいし、斜め下方に向
かって傾斜するものであってもよい。
は、図3(a)および(b)に示すように、斜め上方に
向かって傾斜するものであってもよいし、斜め下方に向
かって傾斜するものであってもよい。
【0050】さらに、回転羽根21の内壁部26の傾斜
面は、図2(a)および図2(b)に示すような形状
と、図3(a)または(b)に示すような形状の両方を
併せ持つ形状であってもよい。
面は、図2(a)および図2(b)に示すような形状
と、図3(a)または(b)に示すような形状の両方を
併せ持つ形状であってもよい。
【0051】また、回転羽根21は、図4に示すよう
に、円形の底部24aを有し、円形の底部24aと米研
ぎ部24との間に隙間Hを設けた構成でもよい。
に、円形の底部24aを有し、円形の底部24aと米研
ぎ部24との間に隙間Hを設けた構成でもよい。
【0052】また、回転羽根21は、白米1を傷めない
ようにするため、エッジがない構成にするのはいうまで
もない。
ようにするため、エッジがない構成にするのはいうまで
もない。
【0053】また、図2(a)に示すように、回転羽根
21の米研ぎ部24に、白米1が通過することができる
スリット形状の開口部25を少なくとも1個以上備える
ことにより、米研ぎ工程中に回転羽根21の内壁部26
の傾斜面に沿って移動した白米1は、開口部25を介し
て回転羽根21の米研ぎ部24と米収納容器5の側壁と
の隙間に送り込まれる。
21の米研ぎ部24に、白米1が通過することができる
スリット形状の開口部25を少なくとも1個以上備える
ことにより、米研ぎ工程中に回転羽根21の内壁部26
の傾斜面に沿って移動した白米1は、開口部25を介し
て回転羽根21の米研ぎ部24と米収納容器5の側壁と
の隙間に送り込まれる。
【0054】したがって、回転羽根21の内壁部26に
滞留してしまう白米1を、より効率的に回転羽根21の
外側へ移動させることができるので、より均一に白米1
を研ぐことができる。
滞留してしまう白米1を、より効率的に回転羽根21の
外側へ移動させることができるので、より均一に白米1
を研ぐことができる。
【0055】なお、開口部25の形状は、略円形状や多
角形形状でもよく、白米1が通過することができる形状
であればよい。
角形形状でもよく、白米1が通過することができる形状
であればよい。
【0056】また、白米1が回転羽根21の回転方向の
上流側から下流側へ移動するように、回転羽根21の内
壁部26に傾斜面を設ける場合において、開口部25が
2個以下の場合は、白米1は内壁部26の傾斜面を移動
する距離が長くなってしまい、内壁部26に滞留する白
米1を確実に回転羽根21の外側へ移動させることがで
きなくなったり、白米1を確実に回転羽根21の外側へ
移動させたるためには内壁部26の傾斜を大きくしなけ
ればならないが、このとき、図5(a)に示すように、
回転羽根の肉厚が厚くなるので米収納容器5における回
転羽根21の占める割合が多くなり所定量の白米1を米
収納容器5内に投入することができなくなったり、さら
に、開口部25が1個の場合は、図5(b)に示すよう
に、回転羽根21の構成が対称形でなくなるので、回転
羽根21を回転させるとバランスが狂いやすくなり、そ
の結果米研ぎ器20に大きな振動が生じてしまう、等の
問題が生じることになるが、図2(a)に示すように、
開口部25を3個以上とすることにより、これらの問題
を生じることなく、回転羽根21の内壁部26に滞留す
る白米1を回転羽根21の外側へ確実に移動させること
ができ、確実に且つより一層均一に白米1を研ぐことが
できる。
上流側から下流側へ移動するように、回転羽根21の内
壁部26に傾斜面を設ける場合において、開口部25が
2個以下の場合は、白米1は内壁部26の傾斜面を移動
する距離が長くなってしまい、内壁部26に滞留する白
米1を確実に回転羽根21の外側へ移動させることがで
きなくなったり、白米1を確実に回転羽根21の外側へ
移動させたるためには内壁部26の傾斜を大きくしなけ
ればならないが、このとき、図5(a)に示すように、
回転羽根の肉厚が厚くなるので米収納容器5における回
転羽根21の占める割合が多くなり所定量の白米1を米
収納容器5内に投入することができなくなったり、さら
に、開口部25が1個の場合は、図5(b)に示すよう
に、回転羽根21の構成が対称形でなくなるので、回転
羽根21を回転させるとバランスが狂いやすくなり、そ
の結果米研ぎ器20に大きな振動が生じてしまう、等の
問題が生じることになるが、図2(a)に示すように、
開口部25を3個以上とすることにより、これらの問題
を生じることなく、回転羽根21の内壁部26に滞留す
る白米1を回転羽根21の外側へ確実に移動させること
ができ、確実に且つより一層均一に白米1を研ぐことが
できる。
【0057】また、図6(a)に示すように、開口部2
5のスリット幅を白米1の縦幅以上の寸法にすることに
より、白米1が開口部25を通過しやすくなるので、米
研ぎ工程中に回転羽根21の内壁部26に滞留する白米
1をより一層効率的に回転羽根21の外側へ移動させる
ことができる。また、図6(b)に示すように、開口部
25のスリット幅が、白米1の縦幅以下の寸法の場合
は、白米1が開口部25に挟まって開口部25を塞いで
しまうことが生じるので、白米1が開口部25から回転
羽根21の外側へ移動しにくくなってしまうのを、図6
(a)のように構成することにより、白米1が開口部2
5に挟まったりすることがないので、より確実に開口部
25から回転羽根21の外側へ白米1を移動させること
ができる。したがって、より確実に且つより一層均一に
米を研ぐことができる。
5のスリット幅を白米1の縦幅以上の寸法にすることに
より、白米1が開口部25を通過しやすくなるので、米
研ぎ工程中に回転羽根21の内壁部26に滞留する白米
1をより一層効率的に回転羽根21の外側へ移動させる
ことができる。また、図6(b)に示すように、開口部
25のスリット幅が、白米1の縦幅以下の寸法の場合
は、白米1が開口部25に挟まって開口部25を塞いで
しまうことが生じるので、白米1が開口部25から回転
羽根21の外側へ移動しにくくなってしまうのを、図6
(a)のように構成することにより、白米1が開口部2
5に挟まったりすることがないので、より確実に開口部
25から回転羽根21の外側へ白米1を移動させること
ができる。したがって、より確実に且つより一層均一に
米を研ぐことができる。
【0058】また、図7に示すように、回転羽根21の
内壁部26の傾斜面の側端部27に面取りを設けること
により、米研ぎ工程中に白米1が側端部27に衝突する
衝撃力を緩和することができるので、白米1を傷めるこ
となく、また、駆動手段23に加わる負荷を低減するこ
とができる。
内壁部26の傾斜面の側端部27に面取りを設けること
により、米研ぎ工程中に白米1が側端部27に衝突する
衝撃力を緩和することができるので、白米1を傷めるこ
となく、また、駆動手段23に加わる負荷を低減するこ
とができる。
【0059】なお、図8(a)および図8(b)に示す
ように、側端部27は丸みを帯びた形状であってもよい
し、多角形で形成されるものであってもよい。
ように、側端部27は丸みを帯びた形状であってもよい
し、多角形で形成されるものであってもよい。
【0060】また、図9に示すように、回転羽根21の
内壁部26の傾斜面の側端部27を突起させたことによ
り、回転羽根21の内壁部26の傾斜面に沿って移動す
る白米1は、側端部27の突起形状により、整流されて
回転羽根21の外側へ送り込まれる。さらに、開口部2
5のA部を滑らかな形状にしたり、A部の丸みを大きく
することができるので、白米1を傷めたり、逆に白米1
が開口部25のA部を傷つけたり、削り取ったりするこ
とがない。
内壁部26の傾斜面の側端部27を突起させたことによ
り、回転羽根21の内壁部26の傾斜面に沿って移動す
る白米1は、側端部27の突起形状により、整流されて
回転羽根21の外側へ送り込まれる。さらに、開口部2
5のA部を滑らかな形状にしたり、A部の丸みを大きく
することができるので、白米1を傷めたり、逆に白米1
が開口部25のA部を傷つけたり、削り取ったりするこ
とがない。
【0061】したがって、白米1をより傷めることな
く、また、駆動手段23に加わる負荷をより低減するこ
とができる。
く、また、駆動手段23に加わる負荷をより低減するこ
とができる。
【0062】また、図10に示すように、回転羽根21
の米研ぎ部24にブラシ28を備えることにより、ブラ
シ28の作用により米研ぎ工程中に白米1の表面に付着
する糠13を除去することができるので、白米1から糠
13をより効率的に除去することができる。
の米研ぎ部24にブラシ28を備えることにより、ブラ
シ28の作用により米研ぎ工程中に白米1の表面に付着
する糠13を除去することができるので、白米1から糠
13をより効率的に除去することができる。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回転羽根
の内壁部に滞留する米を効率的に回転羽根の外側へ移動
させることができ、均一に米を研ぐことができ、白米の
米研ぎ性能を向上させることができる。
の内壁部に滞留する米を効率的に回転羽根の外側へ移動
させることができ、均一に米を研ぐことができ、白米の
米研ぎ性能を向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施例の米研ぎ器の断面図
【図2】(a)同米研ぎ器の回転羽根の構成図 (b)同米研ぎ器の回転羽根を上方から見た図
【図3】(a)同米研ぎ器の他の例の回転羽根の断面図 (b)同米研ぎ器の別の例の回転羽根の断面図
【図4】同米研ぎ器の別の例の回転羽根の構成図
【図5】(a)同米研ぎ器の回転羽根の開口部が2個の
場合の上方から見た図(b)同米研ぎ器の回転羽根の開
口部が1個の場合の上方から見た図
場合の上方から見た図(b)同米研ぎ器の回転羽根の開
口部が1個の場合の上方から見た図
【図6】(a)同米研ぎ器の回転羽根の開口部を米の縦
幅以上の大きさにした場合の構成図 (b)同米研ぎ器の回転羽根の開口部を米の縦幅以下の
大きさにした場合の構成図
幅以上の大きさにした場合の構成図 (b)同米研ぎ器の回転羽根の開口部を米の縦幅以下の
大きさにした場合の構成図
【図7】同米研ぎ器の回転羽根の部分拡大図
【図8】(a)同米研ぎ器の他の例の回転羽根の部分拡
大図 (b)同米研ぎ器の別の例の回転羽根の部分拡大図
大図 (b)同米研ぎ器の別の例の回転羽根の部分拡大図
【図9】同米研ぎ器の回転羽根の内壁部の傾斜面の側端
部を突起させた形状の部分拡大図
部を突起させた形状の部分拡大図
【図10】同米研ぎ器の回転羽根の米研ぎ部にブラシを
装着した構成図
装着した構成図
【図11】白米の断面図
【図12】従来の精米器の断面図
【図13】同精米器の精米工程の動作を示す図
【図14】同精米器の米の量が少ない場合の精米工程の
動作を示す図
動作を示す図
【図15】従来の米研ぎ器の断面図
【図16】同米研ぎ器の回転羽根構成の一例を示す図
【図17】同米研ぎ器の米研ぎ工程中の回転羽根を上方
から見た図
から見た図
21 回転羽根 24 米研ぎ部 25 開口部 26 内壁部 27 側端部 28 ブラシ
Claims (7)
- 【請求項1】 米を収納する米収納容器と、前記米収納
容器内に回転自在に配設し且つ米研ぎ部を有した回転羽
根と、米収納容器内に米を密閉する容器蓋と、前記回転
羽根を駆動する駆動手段と、米研ぎ工程を制御する制御
装置を備え、回転羽根の内壁部に回転羽根を回転させる
ことにより米を回転羽根の外側へ導く傾斜面を設けた米
研ぎ器。 - 【請求項2】 回転羽根の米研ぎ部に、米が通過するこ
とが可能な開口部を1個以上備えるようにした請求項1記
載の米研ぎ器。 - 【請求項3】 回転羽根の米研ぎ部に設けた開口部を3
個以上とした請求項2記載の米研ぎ器。 - 【請求項4】 開口部は、米の縦幅以上の大きさになる
ようにした請求項2または3記載の米研ぎ器。 - 【請求項5】 回転羽根の内壁部は、傾斜面の側端部に
面取りを設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の米
研ぎ器。 - 【請求項6】 回転羽根の内壁部は、傾斜面の側端部を
突起させた請求項1〜5のいずれか1項に記載の米研ぎ
器。 - 【請求項7】 回転羽根の米研ぎ部にブラシを備えた請
求項1〜6のいずれか1項に記載の米研ぎ器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257483A JP2002066348A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 米研ぎ器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257483A JP2002066348A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 米研ぎ器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002066348A true JP2002066348A (ja) | 2002-03-05 |
Family
ID=18745933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000257483A Pending JP2002066348A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 米研ぎ器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002066348A (ja) |
-
2000
- 2000-08-28 JP JP2000257483A patent/JP2002066348A/ja active Pending
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