JP2002065115A - 擬似餌 - Google Patents

擬似餌

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JP2002065115A
JP2002065115A JP2000306863A JP2000306863A JP2002065115A JP 2002065115 A JP2002065115 A JP 2002065115A JP 2000306863 A JP2000306863 A JP 2000306863A JP 2000306863 A JP2000306863 A JP 2000306863A JP 2002065115 A JP2002065115 A JP 2002065115A
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JP
Japan
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artificial bait
bait
color
photochromic pigment
ultraviolet
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Application number
JP2000306863A
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English (en)
Inventor
Eiji Kanasugi
栄治 金杉
Kenichi Nakagawa
健一 中川
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KANASUGI KOGEI KK
Original Assignee
KANASUGI KOGEI KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】この発明は、水面および水面下の浅い領域にお
いて疑似餌として利用する釣り具を提供するものであ
る。 【構成】(イ)擬似餌本体(1)に紫外線を吸収して発
色するフォトクロミック顔料をもって構成される感紫外
線発色部(2)が設けられてなることを特徴とする擬似
餌。 (ロ)感紫外線発色部(2)が、紫外線を吸収して発色
するフォトクロミック顔料を擬似餌本体(1)の表面に
塗布又は印刷及び貼付することにより構成されてなる請
求項1記載の擬似餌。 (ハ)擬似餌本体(1)が合成樹脂からなり、且つ当該
合成樹脂に紫外線を吸収して発色するフォトクロミック
顔料を混合し成型することにより紫外線発色部(2)が
構成されてなる請求項1及び請求項2記載の擬似餌。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,水面および水面下の
浅い領域において疑似餌として利用する釣り具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の疑似餌は特定の魚の魚体を模擬し
た形状に魚の鱗や色彩を普通の色材を以て塗布印刷した
ものであり、擬似餌に施された色彩や模様が不変的で生
きた小魚のように、光の屈折具合や魚体の動きによって
生ずる色彩や模様の微妙な変化に乏しく、疑似餌として
の魚への誘発効果が低い欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、魚の生態や
習性として生きた獲物を好むことから、擬似餌本体
(1)をより生きた状態に見せるために、擬似餌本体
(1)の使用時の色彩や模様を太陽光の紫外線の強弱に
より微妙な変化を付与することによって、擬似餌本体
(1)にさながら生きた小魚のような印象を与える機能
を付与することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、擬似餌本体(1)の一部または全体に
太陽光の紫外線を吸収して発色するフォトクロミック顔
料を塗布又は印刷及び貼付する。さらに合成樹脂材料に
当該フォトクロミック顔料を練込み擬似餌本体(1)を
成型することにより、太陽光の紫外線(300nm〜7
00nm)を吸収して発色する疑似餌を得ることができ
る。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、釣場において当該擬似餌
(1)を水面に投入すると、太陽光中の紫外線(300
nm〜700nm)を吸収して所定の色に発色する。さ
らに水面下に没することで、水中においても紫外線(3
00nm〜700nm)が水に吸収されることから、擬
似餌本体(1)に達する紫外線(300nm〜700n
m)の強度が弱くなる為に水深が深くなる程に、擬似餌
本体(1)に施されたフォトクロミック顔料で構成され
た感紫外線発色部(2)の色濃度が薄くなることから、
さながら生きた小魚のような印象を水中の魚に与える。
【0006】
【実施例】(イ)擬似餌本体(1)に紫外線を吸収して
発色するフォトクロミック顔料をもって構成される感紫
外線発色部(2)が設けられてなることを特徴とする擬
似餌。 (ロ)感紫外線発色部(2)が、紫外線を吸収して発色
するフォトクロミック顔料を擬似餌本体(1)の表面に
塗布又は印刷及び貼付することにより構成されてなる請
求項1記載の擬似餌。 (ハ)擬似餌本体(1)が合成樹脂からなり、且つ当該
合成樹脂に紫外線を吸収して発色するフォトクロミック
顔料を混合して成型することにより、感紫外線発色部
(2)が構成されてなる請求項1及び請求項2記載の擬
似餌。
【0007】感紫外線発色部の構成 必要とする色のスピロピラン系フォトクロミック顔料を
所定量の水性バインダー及びメジウムに分散配合したも
のを水性インキとして調整して、スプレー塗布、スクリ
ーン印刷、筆塗り、その他の一般的な手法により擬似餌
本体(1)の表面に感紫外線発光部(2)を構成する
【0008】必要とする色のスピロピラン系フォトクロ
ミック顔料を所定量の油性バインダーやメジウムに分散
配合したものを油性インキとして調整して、スプレー塗
布、スクリーン印刷、筆塗り、その他の一般的な手法に
より擬似餌本体(1)の表面に感紫外線発光部(2)を
構成する
【0009】印刷を施していない表面が無地の擬似餌本
体(1)にスピロピラン系フォトクロミック顔料を以て
塗布又は印刷したシールを貼付して感紫外線発光部
(2)を構成することもできる。
【0010】合成樹脂成型による感紫外線発光部(2)
を有する擬似餌の製法 PE(ポリエチレン)をベースにしたスピロピラン系フ
ォトクロミック顔料をナチュラルプラスチックペレット
に所定量配合して、インジェクションマシンにより18
0°〜200°C以内の温度で熱成型して擬似餌本体
(1)を得ることができる。この場合には擬似餌本体
(1)の全体が感紫外線発光部(2)となるので、表面
に普通の色材をもって、魚体を模擬した模様を印刷する
こともできる。
【0011】合成樹脂成型による擬似餌の製法に関する
制約 スピロピラン系フォトクロミック顔料は耐熱性に劣るた
め熱成型加工温度が180°C〜200°C以内の温度
で熱成型できるポリオレフィン類のポリ塩化ビニル、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等に限定される。
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、感紫外
線発色部(2)の感応が晴天下、曇天下、水面領域、水
中深度により異なることから、一種の擬似餌により様々
な色濃度に変わることから、獲物にとってはさながら生
きた小魚のように錯覚して、釣果を向上させる効果が発
揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に於ける請求項1、2の擬似餌の実施形
態を示す側面図。
【図2】本発明に於ける請求項3の擬似餌の実施形態を
示す側面図。
【図3】本発明に於ける擬似餌の他の実施形態を示す側
面図。
【図4】本発明に於ける擬似餌のさらなる他の実施形態
を示す側面図。
【符号の説明】
1は擬似餌本体 2は感紫外線発色部 3は道糸掛けリング 4はフック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】擬似餌本体(1)に紫外線を吸収して発色
    するフォトクロミック顔料をもって構成される感紫外線
    発色部(2)が設けられてなることを特徴とする擬似
    餌。
  2. 【請求項2】感紫外線発色部(2)が、紫外線を吸収し
    て発色するフォトクロミック顔料を擬似餌本体(1)の
    表面に塗布又は印刷及び貼付することにより構成されて
    なる請求項1記載の擬似餌。
  3. 【請求項3】擬似餌本体(1)が合成樹脂からなり、且
    つ当該樹脂に紫外線を吸収して発色するフォトクロミッ
    ク顔料を混合し成型することにより、感紫外線発色部
    (2)が構成されてなる請求項1及び請求項2記載の擬
    似餌。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
HRP20060035B1 (en) * 2006-01-26 2010-04-30 Urličić Marko Angling artificial bait changing colour in water
US7966764B2 (en) * 2006-02-27 2011-06-28 Twilight Labs, Inc Decoy or fishing lure exhibiting realistic spectral reflectance
US8490321B1 (en) 2009-11-04 2013-07-23 Scott A. Butz UV reflective fishing lure system
US8667728B2 (en) * 2009-04-22 2014-03-11 Brett Ware Fishing lure
KR102593970B1 (ko) * 2022-12-23 2023-10-26 (주)휴몬트코리아 낚시용 루어

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