JP2002064404A - 電子無線周波数識別システム - Google Patents
電子無線周波数識別システムInfo
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10009—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
- G06K7/10019—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers.
- G06K7/10029—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers. the collision being resolved in the time domain, e.g. using binary tree search or RFID responses allocated to a random time slot
- G06K7/10059—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers. the collision being resolved in the time domain, e.g. using binary tree search or RFID responses allocated to a random time slot transponder driven
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0008—General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データの破壊を防ぎ、読み取り時間を短縮す
る、複数のトランスポンダの読み取り方法を提供する。 【解決手段】 電子無線周波数識別システム10の複数
のトランスポンダ14.1〜14.nに、各応答データ
・フレームのプリアンブル30のみを読み取り装置12
に送信するように要求する。読み取り装置は、次にトラ
ンスポンダの1つが送信したプリアンブルにロックし、
ミュート信号38を同報通信し、まだ送信していないト
ランスポンダの全てをミュートさせる。次いで、第1時
間ウインドウ42中に、第1コマンド信号40を送信し
て、フレームの残りを送信させる。読み取り装置は、こ
の残りを受信し読み取った後、第2時間ウインドウ46
中に第2コマンド信号44を送信して、トランスポンダ
を、スリープ・モードに切り替えるとともに、ミュート
されているトランスポンダのミュートを取り消す。
る、複数のトランスポンダの読み取り方法を提供する。 【解決手段】 電子無線周波数識別システム10の複数
のトランスポンダ14.1〜14.nに、各応答データ
・フレームのプリアンブル30のみを読み取り装置12
に送信するように要求する。読み取り装置は、次にトラ
ンスポンダの1つが送信したプリアンブルにロックし、
ミュート信号38を同報通信し、まだ送信していないト
ランスポンダの全てをミュートさせる。次いで、第1時
間ウインドウ42中に、第1コマンド信号40を送信し
て、フレームの残りを送信させる。読み取り装置は、こ
の残りを受信し読み取った後、第2時間ウインドウ46
中に第2コマンド信号44を送信して、トランスポンダ
を、スリープ・モードに切り替えるとともに、ミュート
されているトランスポンダのミュートを取り消す。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの読み取り装
置および複数のトランスポンダを備えた種類の電子無線
周波数(RF)識別システムに関する。更に特定すれ
ば、本発明は、トランスポンダを順次読み取るためのプ
ロトコルに関する。
置および複数のトランスポンダを備えた種類の電子無線
周波数(RF)識別システムに関する。更に特定すれ
ば、本発明は、トランスポンダを順次読み取るためのプ
ロトコルに関する。
【0002】
【従来の技術】トランスポンダ群内の全てのトランスポ
ンダを読み取るために必要な合計時間は、少なくとも、
群内のトランスポンダ数と、読み取り装置による要求に
応答して各トランスポンダが送信するデータ・ストリー
ムの長さ(フレーム長)とに比例することは周知であ
る。合計読み取り時間を改善するために、様々な方式お
よび/またはプロトコルが開発されている。これらに
は、データ・ストリーム間の衝突を回避するための方式
や、すでに読み取ったトランスポンダをオフに切り替え
るためのプロトコルが含まれる。
ンダを読み取るために必要な合計時間は、少なくとも、
群内のトランスポンダ数と、読み取り装置による要求に
応答して各トランスポンダが送信するデータ・ストリー
ムの長さ(フレーム長)とに比例することは周知であ
る。合計読み取り時間を改善するために、様々な方式お
よび/またはプロトコルが開発されている。これらに
は、データ・ストリーム間の衝突を回避するための方式
や、すでに読み取ったトランスポンダをオフに切り替え
るためのプロトコルが含まれる。
【0003】米国特許第5,537,105号に開示さ
れた第1の公知のプロトコルでは、一旦トランスポンダ
を読み取ると、このトランスポンダは読み取り装置によ
ってアクノリッジ(受信確認)され、スリープ・モード
に切り替えられる。このモードでは、このトランスポン
ダはもはや送信は行わず、従って、読み取り装置に応答
しない。このように、群内のいまだアクティブなトラン
スポンダの数をしだいに減らしていくことによって、衝
突の確率を徐々に低くしていく。
れた第1の公知のプロトコルでは、一旦トランスポンダ
を読み取ると、このトランスポンダは読み取り装置によ
ってアクノリッジ(受信確認)され、スリープ・モード
に切り替えられる。このモードでは、このトランスポン
ダはもはや送信は行わず、従って、読み取り装置に応答
しない。このように、群内のいまだアクティブなトラン
スポンダの数をしだいに減らしていくことによって、衝
突の確率を徐々に低くしていく。
【0004】第2の公知のプロトコルは、第1のプロト
コルに基づいており、更に、トランスポンダが読み取り
装置からの要求に対してデータ・フレームによる応答を
開始する前にそれぞれランダムに発生したホールドオフ
期間を利用し、これによってフレーム衝突の確率を低下
させる。更に、このプロトコルは、読み取り装置が同報
通信するミュート信号も利用し、読み取り装置がロック
している第1のすなわち選択したトランスポンダの後に
応答を開始する他の全てのトランスポンダをミュートさ
せる。しかしながら、これらのシステムの半二重の性質
のため、選択したトランスポンダの後であるがミュート
信号を受信する前に応答を開始するトランスポンダをミ
ュートさせることはできない。そのため、これらのミュ
ートされていないトランスポンダは全て、通常90ない
し130ビットの全フレーム長を送信し続ける。この結
果、明らかに、フレーム間で衝突が生じ、読み取り装置
は選択したすなわち他のいずれかのトランスポンダを読
み取ることができず、結果として、読み取り装置からア
クノリッジ信号は送信されない。トランスポンダは、固
定のタイムアウト期間の後に再送信を開始するだけであ
る。このため、衝突の後、システム回復時間は不必要に
遅い。
コルに基づいており、更に、トランスポンダが読み取り
装置からの要求に対してデータ・フレームによる応答を
開始する前にそれぞれランダムに発生したホールドオフ
期間を利用し、これによってフレーム衝突の確率を低下
させる。更に、このプロトコルは、読み取り装置が同報
通信するミュート信号も利用し、読み取り装置がロック
している第1のすなわち選択したトランスポンダの後に
応答を開始する他の全てのトランスポンダをミュートさ
せる。しかしながら、これらのシステムの半二重の性質
のため、選択したトランスポンダの後であるがミュート
信号を受信する前に応答を開始するトランスポンダをミ
ュートさせることはできない。そのため、これらのミュ
ートされていないトランスポンダは全て、通常90ない
し130ビットの全フレーム長を送信し続ける。この結
果、明らかに、フレーム間で衝突が生じ、読み取り装置
は選択したすなわち他のいずれかのトランスポンダを読
み取ることができず、結果として、読み取り装置からア
クノリッジ信号は送信されない。トランスポンダは、固
定のタイムアウト期間の後に再送信を開始するだけであ
る。このため、衝突の後、システム回復時間は不必要に
遅い。
【0005】Kipp名義で欧州特許第689151号
に開示された第3の公知のプロトコルでは、トランスポ
ンダは、それぞれランダムなホールドオフ時間期間を処
理し、次いで送信要求(RTT)信号を送信する。ある
トランスポンダが送信したRTT信号の後の特定時間ウ
インドウ内に、読み取り装置が第1のアクノリッジ信号
によって応答すると、当該トランスポンダは応答データ
の送信へと進む。一旦このデータを読み取ると、読み取
り装置は第2のアクノリッジによって応答し、読み取っ
たばかりのトランスポンダをスリープ・モードへと切り
替えることができる。このプロトコルに伴う問題は、第
1のアクノリッジを受信する前に2つ以上のトランスポ
ンダがRTT信号の送信を開始した場合、RTT信号は
破損し、無駄になる時間は、少なくとも、RTT信号の
長さと、次のトランスポンダがRTT信号を送信する前
のランダムなホールドオフ時間とに等しいことである。
したがって、このプロトコルにしたがって動作するシス
テムでは、あるトランスポンダから発信するRTT信号
は、残りのトランスポンダが第1のアクノリッジを受信
するまでの間に、破壊される虞れがある。
に開示された第3の公知のプロトコルでは、トランスポ
ンダは、それぞれランダムなホールドオフ時間期間を処
理し、次いで送信要求(RTT)信号を送信する。ある
トランスポンダが送信したRTT信号の後の特定時間ウ
インドウ内に、読み取り装置が第1のアクノリッジ信号
によって応答すると、当該トランスポンダは応答データ
の送信へと進む。一旦このデータを読み取ると、読み取
り装置は第2のアクノリッジによって応答し、読み取っ
たばかりのトランスポンダをスリープ・モードへと切り
替えることができる。このプロトコルに伴う問題は、第
1のアクノリッジを受信する前に2つ以上のトランスポ
ンダがRTT信号の送信を開始した場合、RTT信号は
破損し、無駄になる時間は、少なくとも、RTT信号の
長さと、次のトランスポンダがRTT信号を送信する前
のランダムなホールドオフ時間とに等しいことである。
したがって、このプロトコルにしたがって動作するシス
テムでは、あるトランスポンダから発信するRTT信号
は、残りのトランスポンダが第1のアクノリッジを受信
するまでの間に、破壊される虞れがある。
【0006】Maletskyの米国特許第6,10
4,279号に開示された第4の公知のプロトコルで
は、トランスポンダは、最初にヘッダによって応答す
る。ヘッダを読み取った読み取り装置は、受信に成功し
たヘッダに続く時間ウインドウ内に、アクノリッジを同
報通信する。ヘッダを送信したトランスポンダは、当該
アクノリッジを許可信号として解釈し、他のトランスポ
ンダは自動的にミュートされる。このプロトコルに伴う
問題は、第1のアクノリッジを受信する前に2つ以上の
トランスポンダがヘッダの送信を開始した場合、ヘッダ
が互いに破損し合い、無駄になる時間は、少なくとも、
ヘッダの長さと、次のトランスポンダがヘッダを送信す
る前のランダムなホールドオフ時間とに等しいことであ
る。したがって、このプロトコルにしたがって動作する
システムは、アクノリッジが残りのトランスポンダによ
って受信されるまで、送信したヘッダの破損が生じやす
い。
4,279号に開示された第4の公知のプロトコルで
は、トランスポンダは、最初にヘッダによって応答す
る。ヘッダを読み取った読み取り装置は、受信に成功し
たヘッダに続く時間ウインドウ内に、アクノリッジを同
報通信する。ヘッダを送信したトランスポンダは、当該
アクノリッジを許可信号として解釈し、他のトランスポ
ンダは自動的にミュートされる。このプロトコルに伴う
問題は、第1のアクノリッジを受信する前に2つ以上の
トランスポンダがヘッダの送信を開始した場合、ヘッダ
が互いに破損し合い、無駄になる時間は、少なくとも、
ヘッダの長さと、次のトランスポンダがヘッダを送信す
る前のランダムなホールドオフ時間とに等しいことであ
る。したがって、このプロトコルにしたがって動作する
システムは、アクノリッジが残りのトランスポンダによ
って受信されるまで、送信したヘッダの破損が生じやす
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、本出願人が上述の欠点を少なくとも軽減するこ
とができると確信する、システム、読み取り装置、トラ
ンスポンダ、およびトランスポンダの読み取り方法を提
供することである。
目的は、本出願人が上述の欠点を少なくとも軽減するこ
とができると確信する、システム、読み取り装置、トラ
ンスポンダ、およびトランスポンダの読み取り方法を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電子識
別システムの部分を形成する複数のトランスポンダを読
み取る方法が提供される。電子識別システムは、読み取
り装置も備える。この方法は、トランスポンダに、各応
答データ・フレームのそれぞれの第1部分のみを送信す
るように促すステップと、読み取り装置を、トランスポ
ンダの1つが送信している第1部分の1つにロックする
ステップと、読み取り装置にミュート信号を同報通信さ
せて、まだ送信を行っていないトランスポンダの全てを
ミュートさせるステップと、読み取り装置に第1コマン
ド信号を送信させて、1つのトランスポンダにフレーム
の残りを送信させるステップと、読み取り装置において
フレームの残りを受信し読み取るステップと、フレーム
の残りを受信し読み取ったら、読み取り装置に第2コマ
ンド信号を送信させて、前記1つのトランスポンダを、
この1つのトランスポンダがフレームのいかなる部分も
送信しないスリープ・モードに切り替えるとともに、ミ
ュートされているトランスポンダをミュート解除するス
テップと、を含む。
別システムの部分を形成する複数のトランスポンダを読
み取る方法が提供される。電子識別システムは、読み取
り装置も備える。この方法は、トランスポンダに、各応
答データ・フレームのそれぞれの第1部分のみを送信す
るように促すステップと、読み取り装置を、トランスポ
ンダの1つが送信している第1部分の1つにロックする
ステップと、読み取り装置にミュート信号を同報通信さ
せて、まだ送信を行っていないトランスポンダの全てを
ミュートさせるステップと、読み取り装置に第1コマン
ド信号を送信させて、1つのトランスポンダにフレーム
の残りを送信させるステップと、読み取り装置において
フレームの残りを受信し読み取るステップと、フレーム
の残りを受信し読み取ったら、読み取り装置に第2コマ
ンド信号を送信させて、前記1つのトランスポンダを、
この1つのトランスポンダがフレームのいかなる部分も
送信しないスリープ・モードに切り替えるとともに、ミ
ュートされているトランスポンダをミュート解除するス
テップと、を含む。
【0009】トランスポンダは、付勢(活性化)信号ま
たはこの活性化信号上に変調された開始信号の印加によ
って促す(起動する)ことができる。各トランスポンダ
は、開始信号の後の各ホールドオフ期間の後に各応答デ
ータ・フレームのそれぞれの第1部分を送信することが
できる。各ホールドオフ期間は、ランダムに発生した期
間とすることが可能である。
たはこの活性化信号上に変調された開始信号の印加によ
って促す(起動する)ことができる。各トランスポンダ
は、開始信号の後の各ホールドオフ期間の後に各応答デ
ータ・フレームのそれぞれの第1部分を送信することが
できる。各ホールドオフ期間は、ランダムに発生した期
間とすることが可能である。
【0010】請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
方法において、ミュート信号は、第1部分の1つを送信
している間に送信される。第1コマンド信号は、第1部
分の1つを送信した後の第1時間ウインドウ内に送信す
ることが好ましい。
方法において、ミュート信号は、第1部分の1つを送信
している間に送信される。第1コマンド信号は、第1部
分の1つを送信した後の第1時間ウインドウ内に送信す
ることが好ましい。
【0011】第2コマンド信号は、フレームの残りを読
み取った後の第2時間ウインドウ内に送信することが好
ましい。また、本発明の範囲内に含まれる電子無線周波
数識別システムは、読み取り装置と、読み取り装置によ
って読み取られる複数のトランスポンダを含むトランス
ポンダ群と、を備え、読み取り装置は、コントローラ
と、トランスポンダ群に信号を送信する送信機と、トラ
ンスポンダ群から応答信号を受信する受信機とを備え、
コントローラは、トランスポンダを促して各応答データ
・フレームの各第1部分のみによって応答するように動
作し、コントローラは、トランスポンダの1つが送信し
ている第1部分の1つにロックするように動作し、コン
トローラは、送信機にミュート信号を同報通信させて、
まだ送信を行っていないトランスポンダの全てをミュー
トさせるように動作し、コントローラは、更に、第1部
分の1つの受信後の第1時間ウインドウ中に、第1コマ
ンド信号を送信して、トランスポンダの1つにフレーム
の残りを送信させるように動作し、コントローラは、受
信機に、フレームの残りの受信および読み取りを行わ
せ、コントローラは、フレームの残りの受信後の第2時
間ウインドウ中に、送信機に第2コマンドを同報通信さ
せて、前記1つのトランスポンダをスリープ・モードに
切り替えるとともに、ミュートされているトランスポン
ダをミュート解除するように動作する。
み取った後の第2時間ウインドウ内に送信することが好
ましい。また、本発明の範囲内に含まれる電子無線周波
数識別システムは、読み取り装置と、読み取り装置によ
って読み取られる複数のトランスポンダを含むトランス
ポンダ群と、を備え、読み取り装置は、コントローラ
と、トランスポンダ群に信号を送信する送信機と、トラ
ンスポンダ群から応答信号を受信する受信機とを備え、
コントローラは、トランスポンダを促して各応答データ
・フレームの各第1部分のみによって応答するように動
作し、コントローラは、トランスポンダの1つが送信し
ている第1部分の1つにロックするように動作し、コン
トローラは、送信機にミュート信号を同報通信させて、
まだ送信を行っていないトランスポンダの全てをミュー
トさせるように動作し、コントローラは、更に、第1部
分の1つの受信後の第1時間ウインドウ中に、第1コマ
ンド信号を送信して、トランスポンダの1つにフレーム
の残りを送信させるように動作し、コントローラは、受
信機に、フレームの残りの受信および読み取りを行わ
せ、コントローラは、フレームの残りの受信後の第2時
間ウインドウ中に、送信機に第2コマンドを同報通信さ
せて、前記1つのトランスポンダをスリープ・モードに
切り替えるとともに、ミュートされているトランスポン
ダをミュート解除するように動作する。
【0012】更に、本発明の範囲内に含まれ電子無線周
波数識別システムのための読み取り装置は、コントロー
ラと、複数のトランスポンダから成るトランスポンダ群
に信号を送信する送信機と、トランスポンダ群から応答
信号を受信する受信機と、を備え、コントローラは、ト
ランスポンダを促して各応答データ・フレームの各第1
部分のみによって応答するように動作し、コントローラ
は、トランスポンダの1つが送信している第1部分の1
つにロックするように動作し、コントローラは、送信機
にミュート信号を同報通信させて、まだ送信を行ってい
ないトランスポンダの全てをミュートさせるように動作
し、コントローラは、更に、第1部分の1つの受信後の
第1時間ウインドウ中に、第1コマンドを送信して、ト
ランスポンダの1つにフレームの残りを送信させるよう
に動作し、コントローラは、受信機に、フレームの残り
の受信および読み取りを行わせ、コントローラは、フレ
ームの残りの受信後の第2時間ウインドウ中に、送信機
に第2コマンドを同報通信させて、1つのトランスポン
ダをスリープ・モードに切り替えるとともに、ミュート
されているトランスポンダをミュート解除するように動
作する。
波数識別システムのための読み取り装置は、コントロー
ラと、複数のトランスポンダから成るトランスポンダ群
に信号を送信する送信機と、トランスポンダ群から応答
信号を受信する受信機と、を備え、コントローラは、ト
ランスポンダを促して各応答データ・フレームの各第1
部分のみによって応答するように動作し、コントローラ
は、トランスポンダの1つが送信している第1部分の1
つにロックするように動作し、コントローラは、送信機
にミュート信号を同報通信させて、まだ送信を行ってい
ないトランスポンダの全てをミュートさせるように動作
し、コントローラは、更に、第1部分の1つの受信後の
第1時間ウインドウ中に、第1コマンドを送信して、ト
ランスポンダの1つにフレームの残りを送信させるよう
に動作し、コントローラは、受信機に、フレームの残り
の受信および読み取りを行わせ、コントローラは、フレ
ームの残りの受信後の第2時間ウインドウ中に、送信機
に第2コマンドを同報通信させて、1つのトランスポン
ダをスリープ・モードに切り替えるとともに、ミュート
されているトランスポンダをミュート解除するように動
作する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、一例としてのみ、添付図
面を参照して、本発明について更に説明する。
面を参照して、本発明について更に説明する。
【0014】図1に、本発明による電子無線周波数(R
F)識別システムを、参照番号10によって概略的に示
す。このシステムは、読み取り装置12と、トランスポ
ンダ14.1〜14.nから成るトランスポンダ群14
とを備えている。使用の際、トランスポンダは、計数ま
たは識別の対象であるアイテムまたは物品(図示せず)
に取り付けるか、またはその他の方法で関連付けること
ができる。トランスポンダは、それら自身の内部電源を
備えたアクティブなトランスポンダとすることができ
る。好ましくは、これらは、読み取り装置によって送信
される活性化(付勢)信号16から動作のための電力を
得るという点で、受動トランスポンダである。これらの
トランスポンダは、構成が類似しているので、トランス
ポンダ14.1についてのみ更に説明する。トランスポ
ンダ14.1は、アンテナ18およびこのアンテナに接
続された集積回路19を備える。集積回路19は、それ
ぞれ変調器および復調器20、コントローラ22、およ
びメモリ装置24を備えた送信機および受信機から成
る。コントローラは、読み取り装置から受信したコマン
ドを解釈し実行するための受信コマンド・デコーダおよ
び状態機械(ステートマシン)を備える。
F)識別システムを、参照番号10によって概略的に示
す。このシステムは、読み取り装置12と、トランスポ
ンダ14.1〜14.nから成るトランスポンダ群14
とを備えている。使用の際、トランスポンダは、計数ま
たは識別の対象であるアイテムまたは物品(図示せず)
に取り付けるか、またはその他の方法で関連付けること
ができる。トランスポンダは、それら自身の内部電源を
備えたアクティブなトランスポンダとすることができ
る。好ましくは、これらは、読み取り装置によって送信
される活性化(付勢)信号16から動作のための電力を
得るという点で、受動トランスポンダである。これらの
トランスポンダは、構成が類似しているので、トランス
ポンダ14.1についてのみ更に説明する。トランスポ
ンダ14.1は、アンテナ18およびこのアンテナに接
続された集積回路19を備える。集積回路19は、それ
ぞれ変調器および復調器20、コントローラ22、およ
びメモリ装置24を備えた送信機および受信機から成
る。コントローラは、読み取り装置から受信したコマン
ドを解釈し実行するための受信コマンド・デコーダおよ
び状態機械(ステートマシン)を備える。
【0015】このシステムは、半二重の原理に基づいて
動作し、使用の際、読み取り装置は、トランスポンダ群
14に向けて活性化信号16を送信する。トランスポン
ダは、(前述のように)この信号から電力を得て、この
信号を、メモリ装置24に予め格納されているデータ・
フレームによって公知の方法で後方散乱(バックスキャ
タ)変調することによって、各応答信号26.1〜2
6.nを送信する。読み取り装置は、後述のように、応
答信号の1つに順次ロックし、データを読み取る。一
旦、この群を読み取ったら、上述のアイテムは識別およ
び/または計数される。
動作し、使用の際、読み取り装置は、トランスポンダ群
14に向けて活性化信号16を送信する。トランスポン
ダは、(前述のように)この信号から電力を得て、この
信号を、メモリ装置24に予め格納されているデータ・
フレームによって公知の方法で後方散乱(バックスキャ
タ)変調することによって、各応答信号26.1〜2
6.nを送信する。読み取り装置は、後述のように、応
答信号の1つに順次ロックし、データを読み取る。一
旦、この群を読み取ったら、上述のアイテムは識別およ
び/または計数される。
【0016】図2に、読み取り装置12からの変調コマ
ンド信号を含む活性化信号16および応答信号26.1
の一例を示す。応答信号26.1は、約11ビット長の
プリアンブル30および約117ビット長の本体部32
を含むデータ・フレームから成る。従って、このフレー
ムの全長は約128ビットである。
ンド信号を含む活性化信号16および応答信号26.1
の一例を示す。応答信号26.1は、約11ビット長の
プリアンブル30および約117ビット長の本体部32
を含むデータ・フレームから成る。従って、このフレー
ムの全長は約128ビットである。
【0017】本発明による方法では、16.1における
活性化信号16の開始の後、読み取り装置は、「開始」
コマンド34を群全体に同報通信する。この「開始」コ
マンドによって、トランスポンダは、ランダムな各ホー
ルドオフ期間36の処理を開始する。他の実施形態で
は、16.1における活性化信号の印加によってホール
ドオフ期間に入っても良い。かかる実施形態では、「開
始」コマンドは必要ない場合がある。最短のホールドオ
フ期間36の終了時に、当該ホールドオフ期間に関連付
けられたトランスポンダは、プリアンブル30のみを送
信する。読み取り装置がこのプリアンブルにロックする
と直ちに、読み取り装置は全トランスポンダンに「ミュ
ート」信号38を同報通信する。システムの半二重動作
のために、ヘッダを送信中のトランスポンダは、「ミュ
ート」信号を受信しない。しかしながら、この信号は、
送信を行っていない全てのトランスポンダによって受信
され、このため、それらのトランスポンダは、「ミュー
ト解除」信号によってミュートを取り消されるまで、読
み取り装置に応答しない。読み取り装置は、送信中すな
わち選択したトランスポンダにロックした後、選択した
トランスポンダによってプリアンブル送信後の第1時間
ウインドウ42内に受信されるような時刻に、「第1コ
マンド」信号40を同報通信する。選択されたトランス
ポンダは、「第1コマンド」信号を「許可」信号として
解釈し、次いで、フレームの本体部32を送信する。一
旦、本体部32のデータが読み取り装置によって公知の
方法で読み取られたなら、読み取り装置は、本体部32
に続く第2時間ウインドウ46内に、「第2コマンド」
信号44を同報通信する。この信号44は、選択したト
ランスポンダをスリープ・モードに切り替えるように作
用し、ミュートされているトランスポンダにとって「ミ
ュート解除」信号として機能する。その後、群内の全ト
ランスポンダを読み取るまで、ミュートを取り消された
トランスポンダに関して手順を繰り返す。プリアンブル
30の目的は、単に、読み取り装置が関連するトランス
ポンダにロックし、このトランスポンダに同期すること
を可能とすることである。本発明の好適な実施形態で
は、プリアンブルは、何の情報も含まない。実際のシス
テムでは、コントローラ22は、2ないし3ビット期間
内に選択したトランスポンダのプリアンブルにロックし
て、「ミュート」信号をプリアンブル送信中の極めて早
い時刻に送信し、できるだけ多くの他のトランスポンダ
をミュートさせることができるようにすると有利であ
る。
活性化信号16の開始の後、読み取り装置は、「開始」
コマンド34を群全体に同報通信する。この「開始」コ
マンドによって、トランスポンダは、ランダムな各ホー
ルドオフ期間36の処理を開始する。他の実施形態で
は、16.1における活性化信号の印加によってホール
ドオフ期間に入っても良い。かかる実施形態では、「開
始」コマンドは必要ない場合がある。最短のホールドオ
フ期間36の終了時に、当該ホールドオフ期間に関連付
けられたトランスポンダは、プリアンブル30のみを送
信する。読み取り装置がこのプリアンブルにロックする
と直ちに、読み取り装置は全トランスポンダンに「ミュ
ート」信号38を同報通信する。システムの半二重動作
のために、ヘッダを送信中のトランスポンダは、「ミュ
ート」信号を受信しない。しかしながら、この信号は、
送信を行っていない全てのトランスポンダによって受信
され、このため、それらのトランスポンダは、「ミュー
ト解除」信号によってミュートを取り消されるまで、読
み取り装置に応答しない。読み取り装置は、送信中すな
わち選択したトランスポンダにロックした後、選択した
トランスポンダによってプリアンブル送信後の第1時間
ウインドウ42内に受信されるような時刻に、「第1コ
マンド」信号40を同報通信する。選択されたトランス
ポンダは、「第1コマンド」信号を「許可」信号として
解釈し、次いで、フレームの本体部32を送信する。一
旦、本体部32のデータが読み取り装置によって公知の
方法で読み取られたなら、読み取り装置は、本体部32
に続く第2時間ウインドウ46内に、「第2コマンド」
信号44を同報通信する。この信号44は、選択したト
ランスポンダをスリープ・モードに切り替えるように作
用し、ミュートされているトランスポンダにとって「ミ
ュート解除」信号として機能する。その後、群内の全ト
ランスポンダを読み取るまで、ミュートを取り消された
トランスポンダに関して手順を繰り返す。プリアンブル
30の目的は、単に、読み取り装置が関連するトランス
ポンダにロックし、このトランスポンダに同期すること
を可能とすることである。本発明の好適な実施形態で
は、プリアンブルは、何の情報も含まない。実際のシス
テムでは、コントローラ22は、2ないし3ビット期間
内に選択したトランスポンダのプリアンブルにロックし
て、「ミュート」信号をプリアンブル送信中の極めて早
い時刻に送信し、できるだけ多くの他のトランスポンダ
をミュートさせることができるようにすると有利であ
る。
【0018】図3に、システム10の動作を更に示す。
活性化信号は、16に示されており、トランスポンダ1
4.1〜14.nからの応答信号は、26.1〜26.
4に示されている。開始信号34の後のランダムなホー
ルドオフ期間34.1の後に応答する第1のトランスポ
ンダは、応答信号26.1を用いるトランスポンダ1
4.1である。前述のように、プリアンブル30.1の
みを送信する。プリアンブル30.1にロックした読み
取り装置は、できるだけ早く「ミュート」信号38を送
信する。信号38は、まだ送信していないトランスポン
ダ14.4〜14.nの全てをミュートさせるように作
用するので、これらのトランスポンダは、第2コマンド
信号44等の「ミュート解除」信号を受信するまで、
(信号26.4に示すように)どれも応答信号を送信し
ない。
活性化信号は、16に示されており、トランスポンダ1
4.1〜14.nからの応答信号は、26.1〜26.
4に示されている。開始信号34の後のランダムなホー
ルドオフ期間34.1の後に応答する第1のトランスポ
ンダは、応答信号26.1を用いるトランスポンダ1
4.1である。前述のように、プリアンブル30.1の
みを送信する。プリアンブル30.1にロックした読み
取り装置は、できるだけ早く「ミュート」信号38を送
信する。信号38は、まだ送信していないトランスポン
ダ14.4〜14.nの全てをミュートさせるように作
用するので、これらのトランスポンダは、第2コマンド
信号44等の「ミュート解除」信号を受信するまで、
(信号26.4に示すように)どれも応答信号を送信し
ない。
【0019】しかしながら、トランスポンダ14.1の
すぐ後に、トランスポンダ14.2および14.3も、
各ホールドオフ期間36.2および36.3の後にそれ
ぞれプリアンブル30.2および30.3の送信を開始
する場合がある。読み取り装置によって「ミュート」信
号38が同報通信される時、トランスポンダ14.1、
14.2、および14.3の各々は送信中であるので、
「ミュート」信号を受信しない。
すぐ後に、トランスポンダ14.2および14.3も、
各ホールドオフ期間36.2および36.3の後にそれ
ぞれプリアンブル30.2および30.3の送信を開始
する場合がある。読み取り装置によって「ミュート」信
号38が同報通信される時、トランスポンダ14.1、
14.2、および14.3の各々は送信中であるので、
「ミュート」信号を受信しない。
【0020】プリアンブル30.1、30.2、および
30.3が衝突し、結果としてプリアンブルの破壊を引
き起こす。しかしながら、期間48の間、トランスポン
ダ14.3(送信を開始した最後のトランスポンダ)の
プリアンブル30.3の末端部は影響を受けず、読み取
り装置はこの末端部にロックする。読み取り装置が新た
に選択したトランスポンダ14.3にロックするために
必要なのは、プリアンブルのわずか数ビット・サイクル
(2または3)であることが知られている。
30.3が衝突し、結果としてプリアンブルの破壊を引
き起こす。しかしながら、期間48の間、トランスポン
ダ14.3(送信を開始した最後のトランスポンダ)の
プリアンブル30.3の末端部は影響を受けず、読み取
り装置はこの末端部にロックする。読み取り装置が新た
に選択したトランスポンダ14.3にロックするために
必要なのは、プリアンブルのわずか数ビット・サイクル
(2または3)であることが知られている。
【0021】読み取り装置12が適切にこの部分にロッ
クした場合、トランスポンダ14.3に関連する第1時
間ウインドウ42.3内に収まるような時間に、読み取
り装置によって第1コマンド40を同報通信する。第1
コマンド40は、トランスポンダ14.1および14.
2に関連した対応する第1時間ウインドウ内には収まら
ない。次いで、第1コマンドは、トランスポンダ14.
3によって「継続」コマンドとして解釈されるので、ト
ランスポンダ14.3は、そのデータ・フレームの本体
部32.3の送信へと進む。しかしながら、第1コマン
ドは、トランスポンダ14.1および14.2によって
「ミュート」コマンドとして解釈されるので、これらの
トランスポンダはデータ・フレームの各本体部分を送信
しない。
クした場合、トランスポンダ14.3に関連する第1時
間ウインドウ42.3内に収まるような時間に、読み取
り装置によって第1コマンド40を同報通信する。第1
コマンド40は、トランスポンダ14.1および14.
2に関連した対応する第1時間ウインドウ内には収まら
ない。次いで、第1コマンドは、トランスポンダ14.
3によって「継続」コマンドとして解釈されるので、ト
ランスポンダ14.3は、そのデータ・フレームの本体
部32.3の送信へと進む。しかしながら、第1コマン
ドは、トランスポンダ14.1および14.2によって
「ミュート」コマンドとして解釈されるので、これらの
トランスポンダはデータ・フレームの各本体部分を送信
しない。
【0022】次いで、読み取り装置12は、公知の方法
で本体部分32.3内のデータを読み取り、一旦データ
を読み取ったなら、読み取り装置は、トランスポンダ1
4.3に関連した第2時間ウインドウ46.3の間に、
第2コマンド信号44を同報通信する。次いで、トラン
スポンダ14.3は、第2コマンド信号を、スリープ・
モードへの切り替えコマンドとして解釈し、一方、ミュ
ートされた全トランスポンダは、コマンド44を、トラ
ンスポンダ14.1、14.2、および14.4〜1
4.nのミュートを取り消すミュート解除コマンドとし
て解釈する。
で本体部分32.3内のデータを読み取り、一旦データ
を読み取ったなら、読み取り装置は、トランスポンダ1
4.3に関連した第2時間ウインドウ46.3の間に、
第2コマンド信号44を同報通信する。次いで、トラン
スポンダ14.3は、第2コマンド信号を、スリープ・
モードへの切り替えコマンドとして解釈し、一方、ミュ
ートされた全トランスポンダは、コマンド44を、トラ
ンスポンダ14.1、14.2、および14.4〜1
4.nのミュートを取り消すミュート解除コマンドとし
て解釈する。
【0023】2つ以上のトランスポンダが同時にプリア
ンブルの送信を開始した場合には、読み取り装置はそれ
らのいずれにもロックしない。したがって、読み取り装
置は、第1時間ウインドウ内に第1コマンド信号を送信
せず、トランスポンダは、各プリアンブルの終了時に送
信を終える。次いで、読み取り装置12は、所定の期間
内(プリアンブルの最初のものの先頭部を受信した後の
16ビット期間等)に、「ミュート解除」信号を送信し
て、このミュート解除信号を受信した後の各「ホールド
オフ」期間後に、残りのトランスポンダ全てに、それぞ
れプリアンブルを再送信させる。
ンブルの送信を開始した場合には、読み取り装置はそれ
らのいずれにもロックしない。したがって、読み取り装
置は、第1時間ウインドウ内に第1コマンド信号を送信
せず、トランスポンダは、各プリアンブルの終了時に送
信を終える。次いで、読み取り装置12は、所定の期間
内(プリアンブルの最初のものの先頭部を受信した後の
16ビット期間等)に、「ミュート解除」信号を送信し
て、このミュート解除信号を受信した後の各「ホールド
オフ」期間後に、残りのトランスポンダ全てに、それぞ
れプリアンブルを再送信させる。
【0024】また、フレームの本体部32の読み取りが
成功しない場合、読み取り装置12は「ミュート解除」
信号を送信するが、この送信は第2時間ウインドウ内で
はない。これによって、まだ読み取られていない全トラ
ンスポンダに、前述のようにプリアンブルを再送信させ
る。
成功しない場合、読み取り装置12は「ミュート解除」
信号を送信するが、この送信は第2時間ウインドウ内で
はない。これによって、まだ読み取られていない全トラ
ンスポンダに、前述のようにプリアンブルを再送信させ
る。
【0025】第1コマンドは、例えば、以下のいずれか
1つとすることができる。前述のようなデータの本体3
2の送信、プリアンブル30の再送信、データのベース
(基本)・ブロック(例えば32ビット)のみの送信、
データのベース・ページ(例えば128ビット)のみの
送信、データの指定ブロックまたはページのみの送信、
およびミュート・コマンド。
1つとすることができる。前述のようなデータの本体3
2の送信、プリアンブル30の再送信、データのベース
(基本)・ブロック(例えば32ビット)のみの送信、
データのベース・ページ(例えば128ビット)のみの
送信、データの指定ブロックまたはページのみの送信、
およびミュート・コマンド。
【0026】第2コマンドは、例えば、次のいずれか1
つとすることができる。データの指定ブロックまたはペ
ージの送信、トランスポンダのメモリ装置24内の指定
アドレスへのデータのブロックまたはページの書き込
み、および、前述のように読み取ったばかりのトランス
ポンダをスリープ・モードに切り替えてミュートされた
トランスポンダのミュートを取り消す「終了」コマン
ド。
つとすることができる。データの指定ブロックまたはペ
ージの送信、トランスポンダのメモリ装置24内の指定
アドレスへのデータのブロックまたはページの書き込
み、および、前述のように読み取ったばかりのトランス
ポンダをスリープ・モードに切り替えてミュートされた
トランスポンダのミュートを取り消す「終了」コマン
ド。
【0027】本明細書中に規定し説明した方法およびプ
ロトコルは、トランスポンダ群を読み取る時間を短縮す
ると考えられるが、本明細書の導入部で引用したプロト
コル等の公知のプロトコルと互換性がある。更に、この
プロトコルは、いわゆる「トランスポンダが最初に発信
する」システムおよび「読み取り装置が最初に発信す
る」システムの双方と共に動作することが期待される。
ロトコルは、トランスポンダ群を読み取る時間を短縮す
ると考えられるが、本明細書の導入部で引用したプロト
コル等の公知のプロトコルと互換性がある。更に、この
プロトコルは、いわゆる「トランスポンダが最初に発信
する」システムおよび「読み取り装置が最初に発信す
る」システムの双方と共に動作することが期待される。
【0028】ここに規定し説明した本発明の詳細におい
て、請求の範囲の範囲および精神から逸脱することな
く、多くの変形があることは認められよう。
て、請求の範囲の範囲および精神から逸脱することな
く、多くの変形があることは認められよう。
【図1】本発明による電子識別システムのブロック図で
ある。
ある。
【図2】システムの読み取り装置が送信した信号および
トランスポンダの1つからの応答信号時間ドメインの図
(一定の縮尺どおりではない)である。
トランスポンダの1つからの応答信号時間ドメインの図
(一定の縮尺どおりではない)である。
【図3】本発明による方法を例示する時間ドメインの図
(一定の縮尺どおりではない)を更に詳細に示す。
(一定の縮尺どおりではない)を更に詳細に示す。
12 読み取り装置 20 変調器および復調器 22 コントローラ 24 メモリ 14.2 トランスポンダ#2 14.3 トランスポンダ#3 14.4 トランスポンダ#4 14.n トランスポンダ#n
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー・ゴードン・ガーヴェイ ス・ターナー 南アフリカ共和国2068ガウテング,ハーフ ウェイ・ハウス,アグリカルチュラル・ホ ールディングズ,プレジデント・パーク, リメインダー・オブ・256・ホフメイア ー・ロード (72)発明者 ジョン・マクマーレイ 南アフリカ共和国1457 ガウテング,アル バートン,ランドハート,ユージーン・マ ライズ・ストリート 6 Fターム(参考) 5B058 CA15 KA21 5J070 AK15 BC06 BC19
Claims (9)
- 【請求項1】 電子識別システムの部分を形成する複数
のトランスポンダを読み取る方法であって、前記電子識
別システムは読み取り装置も備え、前記方法は、 前記トランスポンダに、各応答データ・フレームのそれ
ぞれの第1部分のみを送信するように促すステップと、 前記読み取り装置を、前記トランスポンダの1つが送信
している前記第1部分の1つにロックするステップと、 前記読み取り装置にミュート信号を同報通信させて、ま
だ送信を行っていない前記トランスポンダの全てをミュ
ートさせるステップと、 前記読み取り装置に第1コマンド信号を送信させて、前
記1つのトランスポンダに前記フレームの残りを送信さ
せるステップと、 前記読み取り装置において前記フレームの前記残りを受
信し読み取るステップと、 前記フレームの前記残りを受信し読み取った場合、前記
読み取り装置に第2コマンド信号を送信させて、前記1
つのトランスポンダを、該1つのトランスポンダが前記
フレームのいかなる部分も送信しないスリープ・モード
に切り替えるとともに、前記ミュートされているトラン
スポンダをミュート解除するステップと、を含む方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記トラ
ンスポンダを促すために前記読み取り装置が開始信号を
同報通信する、方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、各トラ
ンスポンダは、前記開始信号の後の各ホールドオフ期間
の後に前記各応答データ・フレームのそれぞれの第1部
分を送信する、方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、前記各
ホールドオフ期間はランダムに発生した期間である、方
法。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
の方法において、前記第1部分の前記1つを送信してい
る間に前記ミュート信号を送信する、方法。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
の方法において、前記第1部分の前記1つを送信した後
の第1時間ウインドウ内において、前記第1コマンド信
号が送信される、方法。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項に記載
の方法において、前記フレームの前記残りを読み取った
後の第2時間ウインドウ内において、前記第2コマンド
信号が送信される、方法。 - 【請求項8】 電子無線周波数識別システムであって、 読み取り装置と、 前記読み取り装置によって読み取られる複数のトランス
ポンダを含むトランスポンダ群と、を備え、前記読み取
り装置は、コントローラと、前記トランスポンダ群に信
号を送信する送信機と、前記トランスポンダ群から応答
信号を受信する受信機とを備え、 前記コントローラは、前記トランスポンダを促して各応
答データ・フレームの各第1部分のみによって応答する
ように動作し、 前記コントローラは、前記トランスポンダの1つが送信
している前記第1部分の1つにロックするように動作
し、 前記コントローラは、前記送信機にミュート信号を同報
通信させて、まだ送信を行っていない前記トランスポン
ダの全てをミュートさせるように動作し、 前記コントローラは、更に、前記第1部分の前記1つの
受信後の第1時間ウインドウ中に、第1コマンドを送信
して、前記トランスポンダの前記1つに前記フレームの
残りを送信させるように動作し、 前記コントローラは、前記受信機に、前記フレームの前
記残りの受信および読み取りを行わせ、 前記コントローラは、前記フレームの前記残りの受信後
の第2時間ウインドウ中に、前記送信機に第2コマンド
を同報通信させて、前記1つのトランスポンダをスリー
プ・モードに切り替えるとともに、前記ミュートされて
いるトランスポンダをミュート解除するように動作する
ことを特徴とするシステム。 - 【請求項9】 電子無線周波数識別システムのための読
み取り装置であって、 コントローラと、 複数のトランスポンダから成るトランスポンダ群に信号
を送信する送信機と、 前記トランスポンダ群から応答信号を受信する受信機
と、を備え、 前記コントローラは、前記トランスポンダを促して各応
答データ・フレームの各第1部分のみによって応答する
ように動作し、 前記コントローラは、前記トランスポンダの1つが送信
している前記第1部分の1つにロックするように動作
し、 前記コントローラは、前記送信機にミュート信号を同報
通信させて、まだ送信を行っていない前記トランスポン
ダの全てをミュートさせるように動作し、 前記コントローラは、更に、前記第1部分の前記1つの
受信後の第1時間ウインドウ中に、第1コマンドを送信
して、前記トランスポンダの前記1つに前記フレームの
残りを送信させるように動作し、 前記コントローラは、前記受信機に、前記フレームの前
記残りの受信および読み取りを行わせ、 前記コントローラは、前記フレームの前記残りの受信後
の第2時間ウインドウ中に、前記送信機に第2コマンド
を同報通信させて、前記1つのトランスポンダをスリー
プ・モードに切り替えるとともに、前記ミュートされて
いるトランスポンダをミュート解除するように動作す
る、読み取り装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ZA2000/2937 | 2000-06-12 | ||
ZA200002937 | 2000-06-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002064404A true JP2002064404A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=25588789
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001177567A Pending JP2002064404A (ja) | 2000-06-12 | 2001-06-12 | 電子無線周波数識別システム |
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Country | Link |
---|---|
US (2) | US7019664B2 (ja) |
EP (2) | EP1734460A2 (ja) |
JP (1) | JP2002064404A (ja) |
CN (1) | CN1248419C (ja) |
AT (1) | ATE338308T1 (ja) |
DE (1) | DE60122628D1 (ja) |
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WO2021045181A1 (ja) * | 2019-09-04 | 2021-03-11 | パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ | 通信装置、および通信方法 |
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KR100667344B1 (ko) * | 2005-04-15 | 2007-01-15 | 삼성전자주식회사 | 충돌방지를 위한 rfid 태그 및 rfid 리더 그리고그들의 동작방법 |
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