JP2002063831A - 電話用分離器 - Google Patents

電話用分離器

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JP2002063831A
JP2002063831A JP2000248973A JP2000248973A JP2002063831A JP 2002063831 A JP2002063831 A JP 2002063831A JP 2000248973 A JP2000248973 A JP 2000248973A JP 2000248973 A JP2000248973 A JP 2000248973A JP 2002063831 A JP2002063831 A JP 2002063831A
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Tsunaichi Hasegawa
綱一 長谷川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】誤操作を防止した電話用分離器を提供する。 【解決手段】外線に接続される外線用端子部36と、第
1乃至第3の屋内配線にそれぞれ各別に接続される屋内
用端子部37,38,39と、外線を第1及び第2の屋
内配線に接続された機器を介して第3の屋内配線に接続
する状態、又は外線を直接第3の屋内配線に接続する状
態に選択的に切り換える切換接続部40と、切換接続部
40を操作する操作片50と、前記各端子部36〜39
及び切換接続部40を収納するケース1とを備え、ケー
ス1に内部と連通する開口部15bを底面15aに有す
る操作片配置用凹部15を凹設し、操作片50を操作片
配置用凹部15内に配置する。操作片50をケース1の
操作片配置用凹部15内に配置したことでケース1の外
側に突出させず、操作片50を容易に操作され難くして
誤操作を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外線を例えば住宅
情報盤などの機器を介して屋内配線に接続する状態、又
は外線を直接屋内配線に接続する状態に選択的に切り換
える電話用分離器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、公衆電話回線である外線を例
えば住宅情報盤などの機器を介して屋内配線に接続する
接続状態、又は外線を直接屋内配線に接続する分離状態
に選択的に切り換える電話用分離器が提供されている。
【0003】このような電話用分離器は、外線又は屋内
配線に接続される複数個の端子部と、これらの端子部間
を切換接続して上述の接続状態又は分離状態にする切換
接続部と、切換接続部を操作する操作片と、複数個の端
子部および切換接続部を収納するケースとを備えてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電話用分離器では、操作片がケースの外側に突出し
ているために簡単に操作可能であり、誤操作される虞が
あった。
【0005】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、誤操作を防止した電話用分離器を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、外線に接続される外線用端子部
と、第1の屋内配線に接続される第1の屋内用端子部
と、第2の屋内配線に接続される第2の屋内用端子部
と、第3の屋内配線に接続される第3の屋内用端子部
と、外線用端子部を第1の屋内用端子部に接続するとと
もに、第2及び第3の屋内用端子部を接続することによ
り、外線を第1及び第2の屋内配線に接続された機器を
介して第3の屋内配線に接続する状態、又は外線用端子
部を第3の屋内用端子部に接続することにより、外線を
直接第3の屋内配線に接続する状態に選択的に切り換え
る切換接続部と、切換接続部を操作する操作片と、前記
各端子部及び切換接続部を収納するケースとを備え、ケ
ースに内部と連通する開口部を底面に有する凹部を凹設
し、操作片を凹部内に配置したことを特徴とし、操作片
を凹部内に配置したことで外側に突出させず、操作片を
容易に操作され難くして誤操作を防止することができ
る。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、切換接続部は、本体および本体から略垂直に突出す
る操作部を具備するスイッチを備え、スイッチは、ケー
スの凹部開口面と略平行な方向に操作部が本体から突出
するように配置されることを特徴とし、ケースの凹部開
口面と略垂直な方向に操作部が本体から突出するように
スイッチを配置した場合と比べて、凹部をより深く形成
することができ、その結果操作片をさらに操作され難く
して、誤操作をさらに防止することができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、スイッチはスライドスイッチであって、操作部はケ
ースの凹部開口面と略平行な方向にスライドし、操作片
には、スイッチの操作部に係止して操作部をスライドさ
せる係止部が一体に設けられたことを特徴とし、操作片
をケースの凹部開口面と略平行な方向に移動させること
により係止部をスイッチの操作部に係止させて操作部を
スライドさせることができ、凹部開口面と略垂直な方向
の全体の幅寸法を小さくして、小型化を図ることができ
る。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
の発明において、操作片は、ケースの凹部底面に設けら
れた開口部外側周辺と略対向する主部と、主部から突出
して開口部に挿通する少なくとも1対の保持部とを備
え、1対の保持部のそれぞれに、ケース開口部の互いに
略対向する内側周辺と係合する係合突起を設けて、係合
された開口部周辺に沿って操作片を移動自在としたこと
を特徴とし、操作片の係合突起がケース開口部の互いに
略対向する周辺と係合することによって、開口部周辺に
沿って操作片を移動自在としながらも操作片をケースか
ら外れ難くすることができる。
【0010】請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか
の発明において、外線用端子部と第1乃至第3の屋内用
端子部は、それぞれ複数の端子板ブロックを具備し、各
端子板ブロックは、外線又は第1乃至第3の屋内配線の
うちの何れかの配線に接続される端子片と、端子片に外
線又は前記配線を圧接接続する鎖錠ばねと、端子片と外
線又は前記配線との接続を外すために鎖錠ばねを圧接解
除方向に撓ませる解除釦とを具備する速結端子構造によ
り構成されて成ることを特徴とし、鎖錠ばねにより外線
又は前記配線を端子片に圧接接続することにより、外線
又は前記配線を容易に且つ確実に接続することができる
とともに、解除釦を操作することにより、外線又は前記
配線と端子片との接続を容易に外すことができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、解除釦はケースと一体に形成されたことを特徴と
し、部品点数を削減し、コスト低減や組立性の向上を図
ることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態は、図1及び図2に示
すように、公衆電話回線である外線に接続される外線用
端子部36と、第1の屋内配線に接続される第1の屋内
用端子部37と、第2の屋内配線に接続される第2の屋
内用端子部38と、第3の屋内配線に接続される第3の
屋内用端子部39と、外線用端子部36を第1の屋内用
端子部37に接続するとともに、第2及び第3の屋内用
端子部38,39を接続することにより、外線を第1及
び第2の屋内配線に接続された例えば住宅情報盤などの
機器を介して第3の屋内配線に接続する接続状態、又は
外線用端子部36を第3の屋内用端子部39に接続する
ことにより、外線を住宅情報盤を介さずに直接第3の屋
内配線に接続する分離状態に選択的に切り換える切換接
続部40と、切換接続部40を操作する合成樹脂製の操
作片50と、前記各端子部36〜39及び切換接続部4
0を収納する合成樹脂製のケース1とを備えている。ま
た、外線用端子部36は、1対の端子板ブロック36
a,36bから構成され、同様に第1の屋内用端子部3
7は、1対の端子板ブロック37a,37bから構成さ
れ、第2の屋内用端子部38は、1対の端子板ブロック
38a,38bから構成され、第3の屋内用端子部39
は、1対の端子板ブロック39a,39bから構成され
る。
【0013】上記本実施形態では、図23及び図25に
示すように、外線用端子部36に保安器からの外線f1
が接続され、屋内用端子部37,38に第1及び第2の
屋内配線a1,a2を介して住宅情報盤Cが接続されて
いる場合に、操作片50を長手方向の一方にスライドさ
せて操作すると、切換接続部40により端子板ブロック
36aが端子板ブロック37aに接続され、端子板ブロ
ック36bが端子板ブロック37bに接続され、端子板
ブロック38aが端子板ブロック39aに接続され、端
子板ブロック38bが端子板ブロック39bに接続され
て、外線f1が住宅情報盤Cを介して端子部39側の第
3の屋内配線に接続される接続状態となる。そして、操
作片50を長手方向の他方にスライドさせて操作する
と、切換接続部40により端子板ブロック36aが端子
板ブロック39aに接続され、端子板ブロック36bが
端子板ブロック39bに接続されることによって、外線
f1が住宅情報盤Cを介さずに直接端子部39側の第3
の屋内配線に接続されて、外線f1から住宅情報盤Cを
分離する分離状態となる。このように、本実施形態は、
操作片50を操作することによって、上述の接続状態又
は分離状態とを選択的に切り換えるものである。
【0014】ケース1は、端子部36〜39を収納する
合成樹脂製の一面を開口した略矩形箱状のボディ20
と、ボディ20の開口面を覆おうように取り付けられる
合成樹脂製の略矩形箱状のカバー10とからなる。この
ケース1は、日本工業規格(JIS)で規格化された大
角形連用配線器具の1個モジュール寸法(JIS C8
304参照)に形成されており、合成樹脂製や金属製の
上記大角形連用配線器具の取付枠(JIS C 837
5参照)に取り付けられる。
【0015】ボディ20は、図3〜5に示すように、長
手方向両端部の開口面側の縁に沿って突出するフランジ
部21,21を備え、フランジ部21,21の略中央部
には、ボディ20の開口面と略垂直な方向に貫通した略
矩形状の組立孔21aが設けられており、この組立孔2
1aにカバー10に設けられた後述の組立脚11を挿通
することによりカバー10がボディ20に取り付けられ
る。
【0016】ボディ20の内部は、図3〜図7に示すよ
うに、2つの隔壁22a,22a及び6つの仕切り壁2
2b…によって仕切られている。隔壁22a,22a
は、それぞれボディ20の長手方向に沿ってボディ20
底面略中央部から開口面側に略垂直に突出するように一
体に形成され、互いに隙間を空けて略対向するように配
置される。各仕切り壁22bは、それぞれボディ20の
長手方向に沿った側壁20aと隔壁22aとの間に、ボ
ディ20底面から開口面側に略垂直に突出するように一
体に形成され、側壁20aに沿って略等間隔に3個づつ
配置されている。
【0017】また、隔壁22a,22aの縁には、それ
ぞれ切換接続部40を載置するための略円柱状の架台2
6が3個づつ突設され、3個の架台26はそれぞれ隔壁
22a長手方向に沿って略等間隔に配列されている。
【0018】上述のような隔壁22aと仕切り壁22b
により、ボディ20内部には各側壁20a,20aに沿
って収納室23が4個づつ形成される。このような8個
の収納室23に端子板ブロック36a,36b,37
a,37b…がそれぞれ各別に収納される。また、各隔
壁22aの縁における各収納室23に対応する部位に
は、収納室23をボディ20の内側に連通させる凹部2
3aが形成されるとともに、隔壁22aの収納室23側
の面における凹部23a周辺には凹部23aより幅広の
凹所23bが形成されている。さらに、各収納室23の
ボディ20底面には、図7に示すように、外部からの外
線又は第1乃至第3の屋内配線の電線をボディ20内部
に導入する略円形状の挿通孔24,24が設けられてい
る。
【0019】上述のような各収納室23に収納される端
子板ブロック36a,36b,37a,37b…は、図
8(a)〜(c)に示すように、それぞれ挿入孔24,
24から挿入された外線又は第1乃至第3の屋内配線の
電線に接続される略コ字状の端子枠31と、端子枠31
の中に保持され、端子枠31に上記電線を圧接接続する
1対の鎖錠ばね32,32と、端子枠31と上記電線と
の接続を外すために1対の鎖錠ばね32,32を圧接解
除方向に撓ませる解除釦25とを具備する速結端子構造
により構成されて成る。ここで解除釦25は、各収納室
23に対応してボディ20の側壁20aに一体に形成さ
れ、これにより部品点数を削減し、コスト低減や組立性
の向上を図ることができる。
【0020】端子枠31の互いに略対向する端子片3
3,34のうちの一方の端子片33は、略中央にスリッ
ト33aが形成されることによって二分され、二分され
たそれぞれに対応するように1対の鎖錠ばね32,32
が配置される。また、端子片34における端子片33の
スリット33aに略対向する部位には、内側に突出する
突片34a,34aが設けられている。さらに、端子片
33,34を連結している連結部35のスリット33a
に対応する縁からは、切換接続部40に接続するための
接続部35aが端子片33と略垂直になるように延設さ
れている。
【0021】1対の鎖錠ばね32,32は、それぞれの
略中央部で橋絡片32cにより一体に形成されており、
各鎖錠ばね32は、帯状の板ばねの両端部を曲成して形
成されて、一端側に鎖錠部32a、他端側に押圧部32
bを有している。このような1対の鎖錠ばね32,32
は、押圧部32bを端子枠31の連結部35側に向け
て、鎖錠部32a及び押圧部32bを端子片33に当接
させるとともに、端子枠31の突片34a,34aの間
に橋絡片32cを挟ませるように端子枠31に配設され
る。
【0022】上述のような各端子板ブロック36a,3
6b,37a,37b…の端子枠31及び1対の鎖錠ば
ね32,32は、それぞれ端子枠31の端子片33と鎖
錠ばね32の鎖錠部32aおよび押圧部32bとが当接
する部位を、ボディ20の底面に形成された挿入孔2
4,24に対応させて収納室23に収納される。またこ
のとき、端子枠31の接続部35aが隔壁22aの凹部
23aに嵌合されるとともに、隔壁22aには凹所23
b周辺からボディ20底面にかけて収納室23内側に突
出する仕切りリブ23cが形成されているので、1対の
鎖錠ばね32,32は、上述の仕切りリブ23c及び仕
切り壁22b並びに端子枠31の突片34a,34aに
よってボディ20長手方向の位置ずれが防止される。
【0023】ボディ20の挿入孔24に挿入された外線
又は第1乃至第3の屋内配線の電線は、鎖錠ばね32の
押圧部32bで端子枠31の端子片33に押し付けられ
て電気的に接続され、さらに上記電線に引き抜き方向の
力が加わると鎖錠ばね32の鎖錠部32aの先端が外線
又は上記配線に食い込み、引き抜けないように鎖錠され
る。このように、鎖錠ばね32により上記電線を容易に
且つ確実に接続することができる。
【0024】そして、端子片33に接続された上記電線
を外すときには、ボディ20に一体に設けられた解除釦
25を収納室23の内側に押操作して変位させる。これ
により、解除釦25が1対の鎖錠ばね32,32の鎖錠
部32a,32aを押圧して圧接解除方向に撓ませ、鎖
錠部32aによる上記電線の鎖錠が解除される。このよ
うに解除釦25を押圧することによって、上記電線と端
子片33との接続を容易に外すことができる。
【0025】また上述のように各収納室23のボディ2
0底面に挿入孔24を2つ設け、各収納室23に収納さ
れる端子板ブロク36a,36b,37a,37b…が
それぞれ鎖錠ばね32を1対有して、それぞれが挿入孔
24,24から挿入された上記電線を同一の端子枠31
に電気的に接続することによって、送り配線を可能とし
ている。
【0026】切換接続部40は、プリント配線基板42
と、プリント配線基板42に実装されるスイッチ41と
から成り、上述の8個の端子板ブロック36a,36
b,37a,37b…は、それぞれ金具43を介してプ
リント配線基板42の配線パターンに接続される。
【0027】プリント配線基板42は、図9(a),
(b)に示すように、略矩形平板状に形成され、両面に
配線パタ−ンが形成されている。プリント配線基板42
の長手方向に沿った両側部には、それぞれ4個づつ金具
43を接続するためのスルーホール42aが形成され、
プリント配線基板42の略中央部には、スイッチ41の
接続端子41aを接続するためのスルーホール42b
が、長手方向に沿って6個づつ2列に配列して形成され
ている。また、これらのスルーホール42a,42bは
スルーホールめっきが施されている。さらに、スイッチ
41が実装される実装面(図9(a))は、金具43を
接続するためのスルーホール42a周辺以外をレジスト
処理され、実装面と反対側の半田面(図9(b))は、
スルーホール42b周辺以外をレジスト処理されてい
る。なお、このようなプリント配線基板42は、図10
に示すようなシート44から8個切り抜かれて製作され
る。
【0028】スイッチ41は、所謂4極単投タイプのス
ライドスイッチであって、内部に4組の切換接点及び各
切換接点を駆動する駆動機構を収める略矩形箱状の本体
41bと、本体41b背面から長手方向に沿って6個づ
つ2列に配列して突出する接続端子41aと、本体41
b側面から略垂直に突出して本体41b長手方向に沿っ
てスライドすることにより4組の切換接点を連動して切
り換える操作部41cとからなる。
【0029】このスイッチ41は、図11(a)〜
(c)に示すように、プリント配線基板42の実装面に
実装され、各接続端子41aがプリント配線基板42の
スルーホール42bに挿入されて、実装面と反対側の半
田面で半田付けされることによりプリント配線基板42
の配線パターンと接続される。スイッチ41がプリント
配線基板42に実装されたときには、スイッチ41の本
体41bは、プリント配線基板42の実装面と密着し、
スイッチ41の操作部41cは、本体41bからプリン
ト配線基板42の実装面に略平行な方向に突出する。こ
れにより、プリント配線基板42と略垂直な方向の切換
接続部40の高さを低く抑えることができる。
【0030】金具43は、図12に示すように、金属板
から形成され、プリント配線基板42の配線パターンに
接続される細長の基板接続部43aと、基板接続部43
aの長手方向一端から二股に分かれて突出する挟持部4
3b,43bとから構成されている。各金具43は、基
板接続部43aをプリント配線基板42の半田面側から
スルーホール42aに挿入し、実装面側から突出した部
位を配線パターンに半田付けすることによって、切換接
続部40に接続される。
【0031】上述のように8つの金具43が接続された
切換接続部40は、図13に示すように、各端子板ブロ
ック36a,36b,37a,37b…が各収納室23
に収納されたボディ20に、スイッチ41を端子板ブロ
ック36a,36b,37a,37b…と反対側に向け
て、プリント配線基板42がボディ20の架台26に当
接するように載置される。このとき、プリント配線基板
42はボディ20の開口面近くに、且つ開口面と略平行
するように配置される。さらにこのとき、各金具43の
1対の挟持部43b,43bは、図1に示すように、隔
壁22aに設けられた凹所23bに嵌め込まれるととも
に、端子枠31の接続部35aを間に挟み込み電気的に
各端子板ブロック36a,36b,37a,37b…と
接続する。
【0032】カバー10は、図14〜図18に示すよう
に、略矩形状の主部10aの周縁から一方に略垂直に突
出する周壁10bを有して、一面を開口した略矩形箱状
に形成されている。
【0033】カバー10の長手方向両端側の各周壁10
bからは、周壁10bの縁に沿うように取付台12が形
成され、各取付台12には、開口面をカバー10の長手
方向に向けた細長の結合孔12aが形成されるととも
に、カバー10の長手方向外側に突出する1対の結合爪
片12b,12bが形成されている。結合孔12a及び
結合爪片12bはそれぞれ上述の配線器具用の取付枠に
結合されるものであって、結合孔12aは金属製の取付
枠に対応し、結合爪片12bは合成樹脂製の取付枠に対
応するように寸法が設定されている。さらに、各取付台
12には、カバー10の開口面に略垂直な方向であって
主部10aと反対側に突出する組立脚11が設けられて
おり、組立脚11の先端部外側にはフック11aが形成
されている。カバー10をボディ20に取り付けるとき
には、上述の組立脚11をボディ20の組立孔21aに
挿通し、フック11aをフランジ部21の組立孔21a
周辺に係止させ、カバー10とボディ20とを固定す
る。
【0034】また本実施形態のカバー10内部には、図
1に示すように、カバー10を上述のようにボディ20
に取り付けたとき8個の端子板ブロック36a,36
b,37a,37b…を各別にボディ20との間に挟ん
で固定する8個の固定手段たる突起14が突設されてい
る。カバー10の主部10aの内面には、内面と略垂直
に突出して、主部10aの長手方向に沿った周壁10b
と隙間を空けて略対向するように配置される1対の基壁
13,13がそれぞれ設けられ、上述の8個の突起14
は、基壁13,13に長手方向に沿って4個づつ略等間
隔に隙間を空けて配置され、基壁13の突出方向に沿っ
てさらに突出するように形成されているのである。
【0035】突起14の突出方向に略垂直な断面形状
は、基壁13の長手方向に沿って幅広に細長く形成され
て、基壁13の長手方向と略垂直な方向の幅は、基壁1
3の厚さよりも大きくしている。これにより、突起14
の強度を高めている。
【0036】上述のような突起14が設けられたカバー
10と、各端子板ブロック36a,36b,37a,3
7b…が収納されたボディ20を結合してケース1を組
み立てると、各突起14が各端子板ブロック36a,3
6b,37a,37b…の端子枠31の連結部35をボ
ディ20底面側へ押圧し、端子板ブロック36a,36
b,37a,37b…を各別にボディ20との間に挟ん
でボディ20に固定する。これにより、各突起14とボ
ディ20との挟み込み方向の各端子板ブロック36a,
36b,37a,37b…の位置ずれを生じ難くするこ
とができる。その結果、各端子板ブロック36a,36
b,37a,37b…の各接続部35aと、切換接続部
40に接続された各金具43との接触不良を防止し、品
質を向上させることができる。
【0037】さらに、周壁10bと略対向する各突起1
4の突出方向に沿った幅広の側面略中央部には、図18
に示すように、突起14の突出方向に沿った溝14aが
形成され、この溝14aによって強度を損なうことなく
樹脂材料の肉逃がしを施してカバー10成形時のヒケの
発生を防止することができ、カバー10外観の見栄えを
良くすることができる。
【0038】またさらに、各突起14の先端面の長手方
向両端部には、カバー10をボディ20に取り付けたと
き端子板ブロック36a,36b,37a,37b…に
当接する突出幅であって、突起14の突出方向に略垂直
な断面寸法よりも小さい断面寸法に形成された突部14
bを設けている。
【0039】このような突部14bを設けることによ
り、カバー10をボディ20に取り付けたとき、各突部
14bが端子板ブロック36a,36b,37a,37
b…に当接すると、突部14bの断面寸法が小さいこと
によって各突部14bは押し潰されて、各突部14bの
突出幅を端子板ブロック36a,36b,37a,37
b…と各突起14との各隙間寸法に略等しくすることが
できる。その結果、ボディ20、カバー10、端子板ブ
ロック36a,36b,37a,37b…の部品寸法並
びに配置寸法のバラツキにより上述の各隙間寸法に誤差
が生じても、突部14bにより確実に端子板ブロック3
6a,36b,37a,37b…をボディ20に固定
し、さらに位置ずれを生じ難くすることができるととも
に、組立性を向上することができる。
【0040】なお、本実施形態では突起14を8個設け
てそれぞれ各別に端子板ブロック36a,36b,37
a,37b…を固定させたが、1つの突起に複数個の端
子板ブロックを固定させても良く、例えば突起を2個設
けて、一方の突起に端子板ブロック36a,37a,3
8a,39aをボティ20との間に挟んで固定させ、他
方の突起に端子板ブロック36b,37b,38b,3
9bをボディ20との間に挟んで固定せても良い。
【0041】ところで、本実施形態の主部10a前面側
の略中央部には、操作片50を配置して取り付けるた
め、カバー10内部と連通する開口部15bを底面15
aに有する操作片配置用凹部15が凹設されている。こ
の操作片配置用凹部15の開口面は、主部10aの長手
方向に沿って細長の略矩形状であって、開口面寸法は、
奥行き方向に向かうにつれて途中まで次第に小さくなる
ように形成され、開口部15bも主部10aの長手方向
に沿って細長の略矩形状に形成されている。また、カバ
ー10をボディ20に取り付けたときには、上述の開口
部15bの内部にスイッチ41の操作部41cが常に配
置され、スイッチ41の操作部41cは、操作片配置用
凹部15の開口面と略平行な方向に本体41bから突出
して、開口部15bの長手方向に沿ってスライドする。
【0042】操作片50は、図19(a)〜(d)に示
すように、合成樹脂からなり、カバー10に取り付けら
れたとき、カバー10の操作片配置用凹部15の底面1
5aの開口部15b外側周辺と略対向する細長略矩形平
板状の操作片主部51と、操作片主部51の一面側略中
央部に突設されたツマミ部52と、操作片主部51のツ
マミ部52が突設された面と反対側の面の略中央部から
突出してカバー10の開口部15bに挿通する1対2組
の保持部53a,53a,53b,53bとから構成さ
れる。
【0043】保持部53a,53aと保持部53b,5
3bの各組は、操作片主部51の長手方向両端側に隙間
を空けて配置され、1対の保持部53a,53aは、そ
れぞれ操作片主部51の長手方向と略垂直な方向に沿っ
て隙間を空けて配置されている。また同様に、1対の保
持部53b,53bもそれぞれ操作片主部51の長手方
向と略垂直な方向に沿って配置されている。
【0044】さらに1対の保持部53a,53aと1対
の保持部53b,53bとのそれぞれの先端部外側に
は、保持部53a,53a,53b,53bがカバー1
0の開口部15bに挿入されたとき、カバー10の開口
部15b内側周辺と係合する係合突起54が突設され、
各係合突起54には保持部53a,53bの突出する向
きに傾斜する傾斜面が形成されている。
【0045】また本実施形態では、スイッチ41の操作
部41cに係止して操作部41cをスライドさせる係止
部を、保持部53a,53a,53b,53bとしてい
る。
【0046】上述のような操作片50は、ボディ20及
びカバー10からなるケース1内部に端子板ブロック3
6a,36b,37a,37b…及び切換接続部40が
収められた後、カバー10の操作片配置用凹部15に保
持部53a,53a,53b,53b側から嵌め込ま
れ、操作片配置用凹部15内部の開口部15bに保持部
53a,53a,53b,53bを挿入する。
【0047】保持部53a,53a,53b,53bを
開口部15bに挿入するとき、各係合突起54の傾斜面
がカバー10の開口部15b周辺に当接することによ
り、保持部53a,53a,53b,53bは内側に撓
みながら挿入され、操作片主部51が底面15aに当接
すると、図1に示すように、係合突起54がカバー10
の開口部15bの長手方向に沿った互いに略対向する内
側周辺に係合し、操作片50は係合されたカバー10の
開口部15b周辺に沿って移動自在となる。このよう
に、操作片50の係合突起54がカバー10の開口部1
5bの互いに略対向する周辺と係合することによって、
操作片50はカバー10に取り付けられて、操作片50
を開口部15b長手方向に沿って移動自在としながらも
カバー10から外れ難くすることができる。
【0048】また、上述のように操作片50をカバー1
0に取り付けたときには、図1に示すように、操作片5
0は操作片配置用凹部15内に配置される。これによ
り、操作片50をカバー10の前面側に突出させず、操
作片50を容易に操作し難くして誤操作を防止すること
ができる。さらに、上述のように本実施形態ではスイッ
チ41は、カバー10の操作片配置用凹部15開口面と
略平行な方向に操作部41cが本体41bから突出する
ように配置されているので、カバー10の操作片配置用
凹部15開口面と略垂直な方向に操作部41cが本体4
1bから突出するようにスイッチ41が配置された場合
と比べて、操作片配置用凹部15をより深く形成するこ
とができる。その結果、操作片50をさらに操作し難く
して、誤操作をさらに防止することができる。
【0049】またさらに、操作片50をカバー10に取
り付けたとき、カバー10内部で保持部53a,53a
と保持部53b,53bとの間にスイッチ41の操作部
41cが挟まれるので、操作片50のツマミ部52を例
えばペン先などで操作して、操作片50を操作片配置用
凹部15長手方向に沿ってスライドさせたときには、保
持部53a,53a又は保持部53b,53bがスイッ
チ41の操作部41cに係止して操作部41を操作片5
0と同じ向きにスライドさせ、切換接続部40が操作さ
れる。このように、操作片50を操作片配置用凹部15
の開口面と略平行な方向に移動させてスイッチ41の操
作部41cをスライドさせ、切換接続部40を操作する
ことによって、操作片配置用凹部15開口面と略垂直な
方向の本実施形態の全体的な幅寸法を小さくして、小型
化を図ることができる。
【0050】上述のようにして操作片50をカバー10
に取り付けることにより、図1及び図20〜図22に示
すような本実施形態の8極8心の電話用分離器が完成す
る。
【0051】なお、本実施形態のボディ20及び金具4
3並びに操作片50は、他の機器と共用され、例えばボ
ディ20は8極8心の埋込モジュラジャックのボディ
と、金具43は電話用切分け器の金具と、操作片50は
埋込タイマスイッチの操作片と共通に用いられる。これ
により、本実施形態の品質を安定させ、且つコスト低減
を図ることができる。
【0052】ところで本実施形態を壁面などに配設する
ときには、図24(a),(b)に示すように、壁面な
どに埋設された埋込ボックス(図示せず)に取付可能な
取付枠60に取付けられる。この取付枠60は、上述の
ように規格化された大角形連用配線器具の取付枠であっ
て、本実施形態のケース1のように規格化された1個モ
ジュール寸法の配線器具を3個まで取り付けることがで
き、本実施形態の他にも、それぞれ同様に大角形連用配
線器具の1個モジュール寸法に形成されたケース62
A,63Aを有する6極4心のモジュラジャック62,
63を取り付けても良い。この場合、本実施形態とモジ
ュラジャック62,63のそれぞれのケース1,62
A,63A前面のみが露出されるような窓孔61aを有
するプレート61が取付枠60に被着される。
【0053】また本実施形態は、上述のようにモジュラ
ジャック62,63と並設されるとともに、ドアホンB
と通話可能な住宅情報盤C及びモジュラジャック62に
接続され、例えば図25〜図28に示すような形態で使
用される。
【0054】本実施形態の端子板ブロック36a,36
bは、保安器からの第1の外線f1に接続され、端子板
ブロック37a,37b及び端子板ブロック38a,3
8bは、第1及び第2の屋内配線a1,a2を介して住
宅情報盤Cに接続される。
【0055】モジュラジャック62の端子62a,62
bは、それぞれ第3の屋内配線a3を介して本実施形態
の端子板ブロック39a,39bに接続され、モジュラ
ジャック62の端子62a,62bに内部で各別に接続
された端子62c,62dは、第4の屋内配線a4を介
して屋内に配設された別のモジュラジャックDに接続さ
れる。
【0056】またモジュラジャック63の端子63a,
63bは、それぞれ保安器からの第2の外線f2に接続
され、モジュラジャック63の端子63a,63bに内
部で各別に接続された端子63c,63dは、第5の屋
内配線a5を介して屋内に配設された別のモジュラジャ
ックEに接続される。
【0057】上述のように本実施形態を配設した場合、
本実施形態の操作片50を操作して接続状態にすると、
図25及び図26に示すように、第1の外線f1は、住
宅情報盤Cを介してモジュラジャック62に接続され、
さらにモジュラジャック62により別のモジュラジャッ
クDと接続される。これにより、第1の外線f1を介し
て住宅情報盤Cから通話することができるととともに、
別途電話機をモジュラジャックD,62に接続すること
によって、上述の電話機から住宅情報盤C及び第1の外
線f1を介した通話が可能となる。さらに、電話機をモ
ジュラジャックE,63に接続することで、上述の電話
機から第2の外線f2を介して通話することができる。
【0058】このように、本実施形態の操作片50を操
作して接続状態とした場合、住宅情報盤Cからは第1の
外線f1を用いた通話(外線通話)と、ドアホンBとの
通話(ドアホン通話)が可能となる。
【0059】一方、本実施形態の操作片50を操作して
分離状態にすると、図27及び図28に示すように、第
1の外線f1は、住宅情報盤Cを介さずモジュラジャッ
ク62に接続される。これにより、住宅情報盤Cからは
外線通話ができず、別途電話機をモジュラジャックD,
62に接続することによって、上述の電話機から住宅情
報盤Cを介さずに第1の外線f1を介した通話が可能と
なる。
【0060】このような本実施形態と他の機器とを用い
た接続構成は、例えば住宅情報盤C以外を先行して住宅
に配設しておき、外線を介した通話を行う住宅情報盤C
が必要になったときには、本実施形態の操作片50を操
作して接続状態とすることにより、大幅な配線の変更な
ど要することなく簡単に住宅情報盤Cを増設することが
できるのである。
【0061】また、住宅情報盤Cを接続した状態で、モ
ジュラジャック62,Dにファックスなどを接続したと
きには、本実施形態の操作片50を操作して分離状態と
する。これにより、ファックスを住宅情報盤Cを介さず
に直接外線に接続し、ファックスに送信される信号が乱
れるといった住宅情報盤Cを介することによって生じる
悪影響を避けて、ファックスに外線を介した通信を行わ
せることができる。
【0062】
【発明の効果】請求項1の発明は、外線に接続される外
線用端子部と、第1の屋内配線に接続される第1の屋内
用端子部と、第2の屋内配線に接続される第2の屋内用
端子部と、第3の屋内配線に接続される第3の屋内用端
子部と、外線用端子部を第1の屋内用端子部に接続する
とともに、第2及び第3の屋内用端子部を接続すること
により、外線を第1及び第2の屋内配線に接続された機
器を介して第3の屋内配線に接続する状態、又は外線用
端子部を第3の屋内用端子部に接続することにより、外
線を直接第3の屋内配線に接続する状態に選択的に切り
換える切換接続部と、切換接続部を操作する操作片と、
前記各端子部及び切換接続部を収納するケースとを備
え、ケースに内部と連通する開口部を底面に有する凹部
を凹設し、操作片を凹部内に配置したので、操作片を外
側に突出させず、操作片を容易に操作され難くして誤操
作を防止することができるという効果がある。
【0063】請求項2の発明は、切換接続部は、本体お
よび本体から略垂直に突出する操作部を具備するスイッ
チを備え、スイッチは、ケースの凹部開口面と略平行な
方向に操作部が本体から突出するように配置されるの
で、ケースの凹部開口面と略垂直な方向に操作部が本体
から突出するようにスイッチを配置した場合と比べて、
凹部をより深く形成することができ、その結果操作片を
さらに操作され難くして、誤操作をさらに防止すること
ができるという効果がある。
【0064】請求項3の発明は、スイッチはスライドス
イッチであって、操作部はケースの凹部開口面と略平行
な方向にスライドし、操作片には、スイッチの操作部に
係止して操作部をスライドさせる係止部が一体に設けら
れたので、操作片をケースの凹部開口面と略平行な方向
に移動させることにより係止部をスイッチの操作部に係
止させて操作部をスライドさせることができ、凹部開口
面と略垂直な方向の全体の幅寸法を小さくして、小型化
を図ることができるという効果がある。
【0065】請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか
の発明において、操作片は、ケースの凹部底面に設けら
れた開口部外側周辺と略対向する主部と、主部から突出
して開口部に挿通する少なくとも1対の保持部とを備
え、1対の保持部のそれぞれに、ケース開口部の互いに
略対向する内側周辺と係合する係合突起を設けて、係合
された開口部周辺に沿って操作片を移動自在としたの
で、操作片の係合突起がケース開口部の互いに略対向す
る周辺と係合することによって、開口部周辺に沿って操
作片を移動自在としながらも操作片をケースから外れ難
くすることができるという効果がある。
【0066】請求項5の発明は、外線用端子部と第1乃
至第3の屋内用端子部は、それぞれ複数の端子板ブロッ
クを具備し、各端子板ブロックは、外線又は第1乃至第
3の屋内配線のうちの何れかの配線に接続される端子片
と、端子片に外線又は前記配線を圧接接続する鎖錠ばね
と、端子片と外線又は前記配線との接続を外すために鎖
錠ばねを圧接解除方向に撓ませる解除釦とを具備する速
結端子構造により構成されて成るので、鎖錠ばねにより
外線又は前記配線を端子片に圧接接続することにより、
外線又は前記配線を容易に且つ確実に接続することがで
きるとともに、解除釦を操作することにより、外線又は
前記配線と端子片との接続を容易に外すことができると
いう効果がある。
【0067】請求項6の発明は、解除釦はケースと一体
に形成されたことを特徴とし、部品点数を削減し、コス
ト低減や組立性の向上を図ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す側面断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上のボディを示す(a)は上面図、(b)は
下面図、(c)は側面図、(d)は他の側面図である。
【図4】同上のボディの側面断面図である。
【図5】同上のボディの他の側面断面図である。
【図6】同上のボディのさらに他の側面断面図である。
【図7】同上のボディの要部側面断面図である。
【図8】同上の端子板ブロックの端子枠及び鎖錠ばねを
示す(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は他の側
面図である。
【図9】同上のプリント配線基板を示す(a)は上面
(実装面)図、(b)は下面(半田面)図である。
【図10】同上のプリント配線基板の切り抜き前のシー
トを示す正面図である。
【図11】同上の切換接続部を示す(a)は上面図、
(b)は側面図、(c)は他の側面図である。
【図12】同上の金具を示す正面図である。
【図13】同上のカバーを取り外したときの上面図であ
る。
【図14】同上のカバーを示す(a)は側面図、(b)
は下面図、(c)は上面図である。
【図15】同上のカバーの取付台の側面断面図である。
【図16】同上のカバーの側面断面図である。
【図17】同上のカバーの他の側面断面図である。
【図18】同上のカバーの突起を示す上面図である。
【図19】同上の操作片を示す(a)は上面図、(b)
は側面要部断面図、(c)は下面図、(d)は他の側面
要部断面図である。
【図20】同上の(a)は上面図、(b)は側面図、
(c)は下面図である。
【図21】同上の他の側面図である。
【図22】同上の側面要部断面図である。
【図23】同上の回路図である。
【図24】同上の取付枠及び化粧カバーへの取付例を示
す(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図25】同上の他の機器と接続した例を示す、接続状
態での接続構成図である。
【図26】同上の構成の回路図である。
【図27】同上の他の機器と接続した例を示す、分離状
態での接続構成図である。
【図28】同上の構成の回路図である。
【符号の説明】
1 ケース 10 カバー 10a 主部 14 突起 15 操作片配置用凹部 15a 底面 15b 開口部 20 ボディ 36 外線用端子部 37 第1の屋内用端子部 38 第2の屋内用端子部 39 第3の屋内用端子部 40 切換接続部 50 操作片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外線に接続される外線用端子部と、第1
    の屋内配線に接続される第1の屋内用端子部と、第2の
    屋内配線に接続される第2の屋内用端子部と、第3の屋
    内配線に接続される第3の屋内用端子部と、外線用端子
    部を第1の屋内用端子部に接続するとともに、第2及び
    第3の屋内用端子部を接続することにより、外線を第1
    及び第2の屋内配線に接続された機器を介して第3の屋
    内配線に接続する状態、又は外線用端子部を第3の屋内
    用端子部に接続することにより、外線を直接第3の屋内
    配線に接続する状態に選択的に切り換える切換接続部
    と、切換接続部を操作する操作片と、前記各端子部及び
    切換接続部を収納するケースとを備え、ケースに内部と
    連通する開口部を底面に有する凹部を凹設し、操作片を
    凹部内に配置したことを特徴とする電話用分離器。
  2. 【請求項2】 切換接続部は、本体および本体から略垂
    直に突出する操作部を具備するスイッチを備え、スイッ
    チは、ケースの凹部開口面と略平行な方向に操作部が本
    体から突出するように配置されることを特徴とする請求
    項1記載の電話用分離器。
  3. 【請求項3】 スイッチはスライドスイッチであって、
    操作部はケースの凹部開口面と略平行な方向にスライド
    し、操作片には、スイッチの操作部に係止して操作部を
    スライドさせる係止部が一体に設けられたことを特徴と
    する請求項2記載の電話用分離器。
  4. 【請求項4】 操作片は、ケースの凹部底面に設けられ
    た開口部外側周辺と略対向する主部と、主部から突出し
    て開口部に挿通する少なくとも1対の保持部とを備え、
    1対の保持部のそれぞれに、ケース開口部の互いに略対
    向する内側周辺と係合する係合突起を設けて、係合され
    た開口部周辺に沿って操作片を移動自在としたことを特
    徴とする請求項1〜3記載の電話用分離器。
  5. 【請求項5】 外線用端子部と第1乃至第3の屋内用端
    子部は、それぞれ複数の端子板ブロックを具備し、各端
    子板ブロックは、外線又は第1乃至第3の屋内配線のう
    ちの何れかの配線に接続される端子片と、端子片に外線
    又は前記配線を圧接接続する鎖錠ばねと、端子片と外線
    又は前記配線との接続を外すために鎖錠ばねを圧接解除
    方向に撓ませる解除釦とを具備する速結端子構造により
    構成されて成ることを特徴とする請求項1〜4の何れか
    に記載の電話用分離器。
  6. 【請求項6】 解除釦はケースと一体に形成されたこと
    を特徴とする請求項5記載の電話用分離器。
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