JP2002063784A - 情報記憶装置 - Google Patents

情報記憶装置

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JP2002063784A
JP2002063784A JP2000254262A JP2000254262A JP2002063784A JP 2002063784 A JP2002063784 A JP 2002063784A JP 2000254262 A JP2000254262 A JP 2000254262A JP 2000254262 A JP2000254262 A JP 2000254262A JP 2002063784 A JP2002063784 A JP 2002063784A
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cassette
mic
dat
tape
data
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JP2000254262A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Kano
安章 加納
Kazuyuki Hirooka
和幸 広岡
Atsushi Ito
厚 伊藤
Toru Hasegawa
徹 長谷川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数及び組立工数の増大を招くことな
く、DATカセットのMICに対する管理情報の書き込
み/読み取りを高精度に行えるようにすること。 【解決手段】 フロントパネル34のカセット挿入口4
0から挿入されてシャーシ33上に装填されるDATカ
セット1のその挿入方向の後端側にMIC21を埋設し
て、そのMIC21に各種の管理情報を記憶しておき、
シャーシ33の前端に取り付けたスイッチ基板85をフ
ロントパネル34の内側にほぼ平行状に配置し、そのス
イッチ基板85に通信用アンテナ81を実装しておき、
DATカセット1がシャーシ23上に装填された時にM
IC21が通信用アンテナ81の内側に近接されて、ア
ンテナ81とMIC21との無線通信を高精度に行える
ようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープストリーマ
ドライブ等に適用するのに最適な情報記憶装置に関する
ものであって、特に、DAT(Digital Audio Tapereco
rder)カセット等のテープカセットが装着された時に、
そのテープカセット内に埋設されているMIC(Memory
In Casette)等の非接触型のメモリとの間で各種の管
理情報を通信用アンテナによって無線通信する技術分野
に属するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータを磁気テープに記録/再
生することのできる情報記憶装置として、例えば、DA
Tカセットを使用するテープストリーマドライブが知ら
れている。このテープストレリーマドライブは、記録メ
ディア(情報記録媒体)であるDATカセットの磁気テ
ープの長さによっても異なるものの、例えば数十〜数百
ギガバイト程度の膨大な情報量を記録(記憶)すること
が可能であることから、コンピュータ本体のハードディ
スク等の記録メディアに記録されたデータをバックアッ
プする等の用途に広く利用されている。また、データサ
イズの大きい画像データ等の保存に最適である。また、
テープストリーマドライブはDATカセットを脱着(交
換)可能に装着することができる、いわゆるリムーバル
メディア方式に構成されていることから、同じDATカ
セットを用いて複数のテープストリーマドライブでデー
タの記録/再生を行うことができる。
【0003】ところで、DATカセットは磁気テープの
長さ、厚み、素材等の違いに応じて、数種類のものが市
販されていて、テープストリーマドライブでは、DAT
カセットが装填されると、所要の検出手段によって、そ
のDATカセットの種類を識別し、その識別結果に基づ
いて各DATカセットに対応した方式の記録/再生を行
うように構成されている。即ち、磁気テープの長さ、厚
み、素材等の違いが異なる複数種類のDATカセットの
それぞれに対応した安定した記録/再生を実行するため
には、DATカセットの種類を細かく識別する必要があ
る。
【0004】そこで、本発明の出願人は、DATカセッ
トの磁気テープの長さ、厚み、素材等の違いに対応し
て、記録フォーマットの等を管理するための複数の管理
情報を予め記憶させた非接触型のメモリの一例であるM
ICをDATカセット内に埋設しておく一方、テープス
トリーマドライブ内に通信用アンテナを備えたメモリド
ライブ回路を組み込み、DATカセットがテープストリ
ーマドライブ内に装填された時に、メモリドライブ回路
の通信用アンテナによる無線通信によってDATカセッ
トのMICに対する管理情報の書き込み/読み取りを行
うことができるようにして、そのDATカセットの種類
に対応した記録フォーマットでデータの記録/再生を行
うことができるようにしたものを先に出願している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この際、テープストリ
ーマドライブのシステムコントロール回路は、通常、テ
ープストリーマドライブ内のシャーシの下部に水平状に
取り付けられたメイン基板に実装されていることから、
メモリドライブ回路及び通信用アンテナもそのメイン基
板に実装することが好ましい。しかし、テープストリー
マドライブはシャーシの上部に左右一対のリール軸や複
数のカセット位置決めピン等を有するカセット装填部が
配置されていて、通常、左右一対のリール軸を回転駆動
するための左右一対のリールモータがシャーシの下部に
配置されている。従って、フロントパネルのカセット挿
入口から挿入されたDATカセットはシャーシの上方の
比較的高い位置に装填される一方、メイン基板はリール
モータを避けたシャーシの下方の低い位置に配置しなけ
ればならず、メイン基板の通信用アンテナとDATカセ
ット内に埋設されているMICとの間の上下方向の距離
が長くなり、MIC情報の書き込み/読み取りの精度に
問題を生じる。そこで、メモリドライブ回路の通信用ア
ンテナをメイン基板から切り離したアンテナ専用基板に
実装して、そのアンテナ専用基板を装填されたDATカ
セットのMICの近くに配置することが考えられるが、
そうした場合には、アンテナ専用基板が必要となること
から、部品点数及び組立工数の増大によるコストアップ
を招くという問題が生じる。
【0006】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、部品点数及び組立工数の増大を招
くことなく、DATカセット等に埋設されているMIC
に対する管理情報の書き込み/読み取りを高精度に行う
ことができるようにした情報記憶装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の情報記憶装置は、フロントパネルのカセッ
ト挿入口から挿入されたシャーシ上に装填されるカセッ
トのその挿入方向の後端側にメモリを埋設して、そのメ
モリにそのカセット内の情報記録媒体の各種の管理情報
を記憶しておき、シャーシの前端に取り付けたスイッチ
基板をフロントパネルの内側にほぼ平行状に配置し、そ
のスイッチ基板に通信用アンテナを実装しておき、カセ
ットがシャーシ上に装填された時にそのカセットのメモ
リがスイッチ基板の通信用アンテナの内側に近接される
ように構成したものである。
【0008】上記のように構成された本発明の情報記憶
装置は、各種の管理情報が記録されているメモリをカセ
ットの後端側に埋設する一方、そのメモリに対する各種
の管理情報の無線通信を行う通信用アンテナをシャーシ
の前端でフロントパネルの内側にほぼ平行状に配置した
スイッチ基板に実装しておき、カセットがフロントパネ
ルのカセット挿入口から挿入されてシャーシ上に装填さ
れた時に、そのカセットのメモリをスイッチ基板の通信
用アンテナの内側に近接させることができるようにした
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したDATカ
セットとテープストリーマドライブの実施の形態につい
て図を参照して以下の順序で説明する。 (1) ・・・ DATカセットの説明 (2) ・・・ テープストリーマドライブの説明 (3) ・・・ MICとの通信用アンテナに関する説
明 (4) ・・・ MICと、テープストリーマドライブ
制御回路の説明
【0010】(1) ・・・ DATカセットの説明 まず、図1〜図7によって、情報記録用カセットの一例
であるDATカセット1について説明すると、扁平な直
方体形状のカセット筐体2が合成樹脂等で成形された上
下シェル3、4によって構成されていて、そのカセット
筐体2の内部には情報記録媒体である磁気テープ5が左
右一対のリールハブ6A、6Bの外周に巻装されて収納
されている。そして、カセット筐体2の前端面及び底面
の前端部の2面には前面開口7及び底面開口8が形成さ
れていて、磁気テープ5はそのカセット筐体2内の前端
部の左右両側に垂直状に形成された左右一対のテープガ
イド9で案内されて前面開口7及び底面開口8を左右方
向に横断する状態に架け渡されて左右一対のリールハブ
6A、6B間にパスされている。
【0011】そして、カセット筐体2の前端部には左右
一対の支点ピン10によって上下方向である矢印a、b
方向に開閉自在のフロントリッド11が取り付けられて
いて、このフロントリッド11が前面開口7を磁気テー
プ5の前方から開閉するように構成されていて、このフ
ロントリッド11は内蔵バネ(図示せず)によって閉扉
位置まで矢印b方向に回転付勢されている。そして、こ
のカセット筐体2の下シェル4の下部には断面形状がほ
ぼコ字状のスライダ12が前後方向である矢印c、d方
向にスライド自在に取り付けられていて、このスライダ
12とその上部の下シェル4にそれぞれ左右一対のハブ
ホール13、14が形成されている。そして、このスラ
イダ12が図7に実線で示す前方位置まで内蔵バネ(図
示せず)によって矢印c方向にスライドされた時に、そ
のスライダ12の左右一対のハブホール13が下シェル
4の左右一対のハブホール14に対して矢印c方向に偏
位されて、その左右一対のハブホール14がスライダ1
2によって閉塞されると共に、そのスライダ12前端部
でカセット筐体2の底面開口8も閉塞されるように構成
されている。また、このスライダ12が図7に1点鎖線
で示す後方位置まで内蔵バネに抗して矢印d方向にスラ
イドされた時に、そのスライダ12の左右一対のハブホ
ール13が下シェル4の左右一対のハブホール14の真
下に重ねられて、その左右一対のハブホール14が開放
されると共に、カセット筐体2の底面開口8も開放され
るように構成されている。
【0012】そして、このカセット筐体2の底面の後端
部に沿って下シェル4の底面に識別孔形成部15が形成
されていて、この識別孔形成部15の左右両端部分に
は、少なくとも合計5つの識別孔16a〜16eが形成
されている。また、カセット筐体2の後端部である後端
壁部2aの外側がラベル貼付部17に形成されていて、
カセット筐体2内で、ラベル貼付部17の一方の端部側
にはライトプロテクタ18が左右方向にスライド自在に
組み込まれている。また、カセット筐体2の前端に配置
されている左右一対のテープガイド9部分の中心の下面
には真円と長円で構成された左右一対の位置決めピン嵌
合孔19が形成されている。なお、上シェル3の上面で
前端側の中央部にはロック用凹部20が形成されてい
る。
【0013】そして、このDATカセット1には、磁気
テープ5の長さ、厚み、素材等の各種の管理情報が予め
記憶されたメモリチップであるMIC21がカセット筐
体2の後端壁部2aの内側で左右方向のほぼ中央位置に
垂直状に埋設されている。但し、このMIC21は接点
を有していない非接触型の不揮発性メモリに構成されて
いる。なお、この後端壁部2aのラベル貼付部17に凹
部を形成して、その凹部内にMIC21を外向けに埋設
することもできる。
【0014】(2) ・・・ テープストリーマドライ
ブの説明 次に、図1〜図5によって、情報記憶装置の一例である
テープストリーマドライブ31について説明すると、や
や扁平な直方体形状のドライブ本体32が合成樹脂等に
よって成形されたシャーシ33及びフロントパネル34
と、板金等にてプレス加工された上下カバー35、36
によって構成されている。そして、シャーシ33は水平
状の水平壁部33aと、その水平壁部33aの左右両端
から上方に垂直状に立ち上げられた左右両側壁部33b
とによってほぼコ字状に形成されていて、そのシャーシ
33の前端で左右両側壁部33bの両側に一体成形され
た左右一対の係止部37に、フロントパネル34の左右
両端の後部に平行状に一体成形したコ字状の左右一対の
係止アーム38を脱着可能に係止することにより、フロ
ントパネル34がシャーシ33の前端に直角状及び垂直
状で脱着可能に取り付けられている。また、上下対称状
のコ字状に形成された上下カバー35、36はシャーシ
33の上下から嵌合されてビス止めや係止構造によって
それぞれ脱着可能に取り付けられている。
【0015】そして、フロントパネル34の上部位置に
は横長形状のカセット挿入口40が水平状に形成されて
いて、そのカセット挿入口40の内側には内開き方式の
内側リッド41が垂直状に取り付けられている。この内
側リッド41は上端に形成された左右一対の支点ピン4
1aを中心に後方上方である矢印e方向に回転自在に構
成され、戻しバネ(図示せず)によって前方下方である
矢印f方向に回転復帰されるように構成されている。そ
して、このフロントパネル34の下部位置の一側部には
イジェクト釦42が取り付けられていて、その下部位置
の他側部には、テープ有無、記録/再生中、テープクリ
ーニング中等の動作を複数のLED(発光ダイオード)
によって表示する複数の動作表示部43が横一列状に形
成されている。
【0016】そして、シャーシ33の水平壁部33aの
上部で、前側位置にカセット装填部45が設けられ、後
側位置にはテープローディング機構61が配置されてい
る。そして、カセット装填部45には左右一対のリール
軸46A、46Bが垂直状に配置されていて、これら左
右一対のリール軸46A、46Bは左右一対のリールモ
ータ47A、47Bの垂直状のモータ軸48の上端に取
り付けられている。なお、左右一対のリールモータ47
A、47Bは板金製の配線基板で構成された水平状のモ
ータ基板49上に垂直状に取り付けられていて、そのモ
ータ基板49がシャーシ33の水平壁部33aの下部に
複数のスペーサを介して水平状にビス止めされていて、
左右一対のモータ軸48の上端の左右一対のリール軸4
7A、47Bがその水平壁部33aの上方に突出されて
配置されている。そして、この水平壁部33aの上部に
はDATカセット1を水平状に載置する前後各一対の位
置決めピン50、51及び左右一対の装填ガイド52が
形成されていて、前側の左右一対の位置決めピン50の
上端の中央部にはDATカセット1の左右一対の位置決
めピン嵌合孔19内に嵌合される円錐形状の位置決め基
準ピン50aが形成されている。また、後側の左右一対
の位置決めピン51はDATカセット1の識別孔形成部
15における複数の識別孔16a〜16eの内側領域相
当位置に配置されている。また、水平壁部33aの前側
の一側部にはフロントリッド開放用突起53が垂直状に
形成されている。
【0017】なお、テープストリーマドライブ31内に
は、シャーシ33の水平壁部33aの上部位置に図示省
略したカセットローディング機構が配置されていて、こ
のカセットローディング機構はDATカセット1を図2
に点線で示す排出位置と1点鎖線で示す引込みとの間で
矢印g、j方向に水平状にスライド駆動すると共に、図
2に1点鎖線で示す上昇位置(引込み位置)と実線で示
す下降位置との間で矢印h、i方向に平行運動によって
昇降駆動するように構成されている。そして、このカセ
ットローディング機構は図8に示されたカセットローデ
ィングモータ71の正逆回転によって駆動されるように
構成されている。
【0018】次に、図5に示すように、シャーシ33の
水平壁部33aの上部位置でカセット装填部45より後
側位置に配置されているテープローディング機構61
は、回転ヘッドドラム62、キャプスタン63及びオー
ディオヘッド64と、これら回転ヘッドドラム64に磁
気テープ5をローディングするための左右一対のローデ
ィングガイド65及び引出しガイド66及びピンチロー
ラ67等によって構成されている。なお、回転ヘッドド
ラム62は水平基準面に対して一側方に所定の角度に傾
斜されて配置されている。そして、回転ヘッドドラム6
2を回転駆動するドラムモータ68、キャプスタン63
を回転駆動するキャプスタンモータ69及び左右各一対
のローディングガイド65と引出しガイド66をスライ
ド駆動するテープローディングモータ70等の複数の駆
動モータが備えられている。
【0019】ここで、テープストリーマドライブのテー
プローディング動作について説明すると、まず、図2に
点線で示すように、DATカセット1をその前端側であ
るフロントリッド11側からフロントパネル34のカセ
ット挿入口40に矢印g方向に挿入して、そのDATカ
セット1で内側リッド34を押し開くようにして、その
DATカセット1をカセットローディング機構内の所定
位置まで矢印g方向に挿入する。すると、スライダ12
が図7に実線で示す閉位置から1点鎖線で示す開位置ま
で矢印d方向にスライドされて、底面開口8が開放され
ると同時に、スライダ12の左右一対のハブホール13
が下シェル4の左右一対のハプホール14の真下に重ね
られて、これらのハブホール14が開放される。なお、
この時、スライダ12はDATカセット1内のセルフロ
ック機構(図示せず)によってセルフロックされるとほ
ぼ同時に、カセットローディング機構のロック手段(図
示せず)がDATカセット1の上シェル3のロック用凹
部20内に係合されて、このDATカセット1がカセッ
トローディング機構内にロックされる。
【0020】そして、このDATカセット1のカセット
ローディング機構内への矢印g方向からの挿入が検出ス
イッチ(図示せず)によって検出されて、図8に示すカ
セットローディングモータ71が正回転駆動されて、そ
のDATカセット1が図2に点線で示す排出位置から1
点鎖線で示すカセット装填部45の真上の引込み位置
(上昇位置)までドライブ本体32内に完全に引き込ま
れた後、その引込み位置(上昇位置)から図2に実線で
示す下降位置まで矢印h方向に平行運動によって下降さ
れてカセット装填部45に装填される。
【0021】この時、DATカセット1は左右一対の装
填ガイド52で案内されながらカセット装填部45の前
後各一対の位置決めピン50、51上に水平状に装填さ
れ、左右一対の位置決めピン嵌合孔19内に下方から相
対的に嵌合された左右一対の位置決め基準ピン50aに
よって正確に位置決めされる。
【0022】また、この時、フロントリッド開放用突起
53によってDATカセット1のフロントリッド11が
下方から相対的に突き上げられて、このフロントリッド
11が内蔵バネに抗して上方である矢印a方向に回転さ
れて、前面開口7が開放されるのとほぼ同時に、左右一
対のリール軸46A、46Bが左右各一対のハブホール
13、14を通してDATカセット1内に下方から相対
的に挿入されて、そのDATカセット1内の左右一対の
リールハブ6A、6Bがこれら左右一対のリール軸46
A、46Bの外周に矢印g方向から係合される。そし
て、カセットローディング機構の内側リッド開閉機構
(図示せず)によって、内側リッド41が図2に1点鎖
線で示す開扉位置から実線で示す閉扉位置まで矢印e方
向に回転されて、カセット挿入口40が内側から閉扉さ
れる。そして、後述するカセットインスイッチによって
DATカセットローディング完了が検出されて、そのカ
セットローディング動作が終了する。
【0023】そして、このカセットローディング完了に
より、テープローディング機構61によるテープローデ
ィング動作が引き続き行われる。即ち、カセットローデ
ィングにより、図5に示すようにDATカセット1内の
底面開口8を通して左右一対のテープガイド9間にパス
されている磁気テープ5の内側にテープローディング機
構61の左右一対のローディングガイド65、引出しガ
イド66及びピンチローラ67が点線で示すように下方
から相対的に挿入される。
【0024】そして、カセットインスイッチによるカセ
ットローディング完了検出に基づいてテープローディン
グモータ70が正回転駆動されて、左右一対のローディ
ングガイド65、引出しガイド66及びピンチローラ6
7が図5に点線で示す位置から実線で示す位置までそれ
ぞれ矢印k方向に水平状にスライド駆動される。する
と、磁気テープ5がDATカセット1の前面開口7から
DATカセット1外に水平状に引き出されて、この磁気
テープ5が図5に1点鎖線で示すように回転ヘッドドラ
ム62の外周にほぼM型にローディングされると共に、
その磁気テープ5がキャプスタン63及びオーディオヘ
ッド64にそれぞれパスされる。
【0025】そして、この後、回転ヘッドドラム62及
びキャプスタン63がそれぞれドラムモータ68及びキ
ャプスタンモータ69によって回転駆動され、ピンチロ
ーラ67によって磁気テープ5がキャプスタン63に圧
着され、DATカセット1の左右一対のリールハブ6
A、6Bが左右一対のリールモータ47A、47Bによ
って回転駆動されると、磁気テープ5が回転ヘッドドラ
ム62の外周に沿って走行されるようにして左右一対の
リールハブ6A、6B間で走行されて、回転ヘッドドラ
ム62によって磁気テープ5にヘリカルスキャン方式に
よるデータの記録/再生が行われることになる。
【0026】なお、このデータの記録/再生後のテープ
アンローディング及びカセットアンローディング動作は
前述したカセットローディング及びテープローディング
動作の逆動作によって順次行われる。即ち、まず、図5
に示すテープローディング機構61のテープローディン
グモータの逆回転駆動によって左右一対のローディング
ガイド65、引出しガイド66及びピンチローラ67が
実線で示す位置から1点鎖線で示す位置まで矢印m方向
にそれぞれスライド復帰されると共に、リールモータ4
7A、47Bの何れか一方によって左右一対のリールハ
ブ6A、6Bの一方が回転駆動されて、磁気テープ5が
その一方のリールハブに巻き取られて、その磁気テープ
5が図5に実線で示すようにDATカセット1内に引き
戻されて左右一対のテープガイド9間に再びパスされた
状態になる。
【0027】次に、カセットローディング機構のカセッ
トローディングモータ71の逆回転駆動によって、図2
に1点鎖線で示すように、内側リッド41が矢印e方向
に再び開扉された後、DATカセット1が図2に実線で
示す下降位置から1点鎖線で示す上昇位置まで矢印i方
向に平行に上昇されて、そのDATカセット1のフロン
トリッド11が矢印b方向に閉扉される。そして、この
後、DATカセット1がその上昇位置(引込み位置)か
ら点線で示す排出位置まで矢印j方向に水平に排出され
て、スライダ12が矢印c方向にスライドされる。そし
て、この後は、DATカセット1を手でつまんでフロン
トパネル34外に矢印j方向に引き抜くことになる。
【0028】(3) ・・・ MICとの通信用アンテ
ナに関する説明 次に、図1〜図5によって、DATカセット1の後端壁
部2aに埋設されているMIC21との通信用アンテナ
81について説明するが、まず、プリント配線基板で構
成されているメイン基板82がシャーシ33の水平壁部
33aの下部で、モータ基板49より更に下部の位置に
ビス止め等により水平状に取り付けられている。このメ
イン基板82には後述するシステムコントロール回路が
実装されている。そして、シャーシ33の水平壁部33
aの前端の中央部に基板支持壁部83がその水平壁部3
3aの長さ方向(矢印g、j方向を言う)に対して直角
な垂直状に一体成形されていて、左右両側壁部33bの
内側には左右一対の基板取付壁部84が垂直状に一体成
形されている。
【0029】そして、プリント基板で構成されている小
幅のスイッチ基板85がシャーシ33の前端中央部の基
板支持壁部83の前面に平行状に密着され、そのスイッ
チ基板85の左右両端部がシャーシ33の左右一対の基
板取付壁部84に合計4つのビス86によるビス止め等
にて垂直状に取り付けられて、フロントパネル34の内
側に平行状に配置されている。なお、この際、スイッチ
基板85をシャーシ33にビス止めしないで、シャーシ
33の前端に形成した複数の位置決め部87で位置決め
し、下カバー36等の押え部でそのスイッチ基板85を
シャーシ33の基板支持部83に前方側から押え込むよ
うにして垂直状に固定することもできる。そして、この
スイッチ基板85とメイン基板82とがフレキシブル配
線基板88とコネクタ89によってメイン基板82に脱
着可能に接続されている。
【0030】そして、後述するように、メモリドライブ
回路がメイン基板82に実装されていて、そのメモリド
ライブ回路のMIC21に対する通信用アンテナ81が
スイッチ基板85に実装されている。つまり、スイッチ
基板85の左右方向の中央部の上端縁に凸部90を一体
に形成して、その凸部90の前面(又は後面)に銅箔パ
ターンで形成された通信用アンテナ81を実装してい
る。そして、この通信用アンテナ81は図1〜図3に示
すように、カセット装填部45に矢印h方向から水平状
に装填されたDATカセット1のMIC21の前面に平
行に対向する位置に配置されている。そして、その通信
用アンテナ81はフロントパネル34の内側に対しても
平行状に近接配置されている。
【0031】そして、このスイッチ基板85の背面の上
下中間位置で、左右両端部分にはプッシュスイッチで構
成された3連式の合計6つの検出スイッチ91〜96が
上向きに実装されている。そして、この複数の検出スイ
ッチ91〜96は、カセット装填部45上へのDATカ
セット1の装填を検出するカセットインスイッチ91
と、誤消去防止の有無を検出する誤消去防止検出スイッ
チ92と、DATカセット1の種類を識別する4つの種
類検出スイッチ93〜96とによって構成されている。
【0032】なお、DATカセット1の識別孔形成部1
5に形成されている5つの識別孔16a〜16eのうち
の識別孔16aはライトプロテクタ18によって開閉さ
れる誤消去防止検出孔に形成され、その他の4つの識別
孔16b〜16eはDATカセット1の種類識別孔に形
成されている。そして、このDATカセット1の種類識
別孔16b〜16eの詳細については図6を参照して後
述する。
【0033】なお、スイッチ基板85の前面の下端で、
一方の端部側にイジェクトスイッチ97が実装されてい
て、他方の端部には複数の動作表示LED98が一列状
に実装されている。そして、イジェクトスイッチ97が
フロントパネル34のイジェクト釦の背面に近接され、
複数の動作表示LED98がフロントパネル34の複数
の動作表示部43に対向されている。
【0034】このスイッチ基板85は以上のように構成
されていて、前述したように、DATカセット1がフロ
ントパネル34の内側のカセット装填部45上に矢印h
方向から水平状に装填された時に、そのDATカセット
1の識別孔形成部15における平坦部(複数の識別孔1
6a〜16eが形成されていない平坦な面)でカセット
インスイッチ91が上方から押されてONとなり、DA
Tカセット1の装填完了が検出されて、前述したテープ
ローディング機構61による磁気テープ5のローディン
グが実行される。そして、このDATカセット1の装填
により、誤消去防止検出スイッチ92によって誤消去防
止検出孔16aの開閉状態が検出されて、磁気テープ5
への記録が可能であるか否か識別されると共に、その他
の4つの種類検出スイッチ93〜96によってDATカ
セット1の4つの種類識別孔16b〜16eの開閉状態
が検出されて、それに基づきDATカセット1の種類が
識別されることになる。
【0035】そして、このDATカセット1の装填によ
り、DATカセット1の後端の内部に埋設されているM
IC21がスイッチ基板84の中央部に実装されている
通信用アンテナ81の内側に平行に対向された状態に近
接される。そして、後述するようにメモリドライブ回路
によってこの通信用アンテナ81を介してMIC21と
の間で電波による通信(無線通信)を行い、このMIC
21に電源を供給して、そのMIC21に記録されてい
る各種の管理情報の書き込み/読み取りを行い、磁気テ
ープ5の記録/再生時間やフォーマット等を自動設定し
て、磁気テープ5へのデータの正しい記録/再生を行う
ことができる。
【0036】ところで、合計6つの検出スイッチ91〜
96が実装されているスイッチ基板85に通信用アンテ
ナ81を実装したことによって、このスイッチ基板85
をアンテナ基板に兼用することができて、通信用アンテ
ナ81を実装してシャーシ33に取り付けるためのアン
テナ専用基板を廃止することができる。従って、部品点
数及び組立工数の削減によるコストダウンを実現でき
る。しかも、DATカセット1のカセット装填部45へ
の装填により、MIC21を通信用アンテナ81の内側
に平行状に対向された状態に近接させることができるの
で、その通信用アンテナ81によってMIC21に対す
る管理情報の書き込み/読み取りを高精度に行うことが
できる。
【0037】更に、この通信用アンテナ81はフロント
パネル34の内側に対しても平行状に近接されて配置さ
れているので、DATカセット1のMIC21をフロン
トパネル34の外側から通信用アンテナ81に近づける
だけでも、そのMIC21に記録されている各種の管理
情報の書き込み/読み取りを行うことができる。
【0038】(4) ・・・ MICと、テープストリ
ーマドライブ制御回路の説明 次に、図8〜図13によって、DATカセット1のMI
Cと、テープストリーマドライブ31のメイン基板82
に実装されているメモリドライブ回路及びシステムコン
トロール回路を備えたテープストリーマドライブ制御回
路110について説明する。
【0039】まず、図10に示すように、DATカセッ
ト1内に埋設されているMIC21は、メモリ部101
とアンテナ部102によって構成されている。そして、
メモリ部101は例えば半導体ICとしてパワー回路1
03、RF処理部104、コントローラ105、及びE
EP−ROM106によって構成されている。そして、
例えばメモリ部101がメイン基板82に実装され、ス
イッチ基板85に実装された銅箔パターンでアンテナ部
102が形成されている。但し、メモリ部101もスイ
ッチ基板85に実装することもできる。
【0040】そして、このMIC21は通信用アンテナ
81によって非接触にて外部から電力供給を受けて駆動
されるように構成されている。即ち、MIC21と通信
用アンテナ81との間の通信は、例えば13MHz帯の
搬送波を用いるが、通信用アンテナ81からの電波をア
ンテナ部102で受信することで、パワー回路103が
13MHz帯の搬送波を直流電力に変換する。そして、
その直流電力を動作電源としてRF処理部104、コン
トローラ105、EEP−ROM106に供給する。
【0041】RF処理部104は受信された情報の復調
及び送信する情報の変調を行う。コントローラ105は
RF処理部104からの受信信号のデコード、及びデコ
ードされた情報(コマンド)に応じた処理、例えばEE
P−ROM106に対する書き込み/読み出し処理等を
実行制御する。つまり、MIC21は、例えば、通信用
アンテナ81からの電波が受信されることでパワーオン
状態となり、コントローラ105が搬送波に重畳された
コマンドによって指示された処理を実行して不揮発性メ
モリであるEEP−ROM106のデータを管理する。
【0042】このMIC21には、DATカセット1ご
との製造年月日や製造場所、磁気テープ5の厚さや、材
質、及びテープカセットの種類を示す識別情報等が記録
されている。従って、DATカセット1がテープストリ
ーマドライブ31に装填されると、通信用アンテナ81
を介して、これらの情報が読み出されることになる。ま
た、MIC21には、磁気テープ5に記録される記録デ
ータの使用履歴等に関連する情報、ユーザ情報等が記憶
される。
【0043】次に、図8によって、メモリドライブ回路
及びシステムコントロール回路を備えたテープストリー
マドライブ制御回路110について説明する。前述した
ように、このテープストリーマドライブ31は、装填さ
れたDATカセット1の磁気テープ5に回転ヘッドドラ
ム62によってヘリカルスキャン方式によるデータの記
録/再生を行うようになされている。そして、回転ヘッ
ドドラム62には、アジマス角の異なる2つの記録ヘッ
ドWH1、WH2及びそれぞれ所要のアジマス角の3つ
の再生ヘッドRH1、RH2、RH3が所定の角度間隔
で設けられている。そして、前述したように、このテー
プストリーマドライブ13にはリールモータ47A、4
7B、ドラムモータ68、キャプスタンモータ69、テ
ープローディングモータ70及びカセットローディング
モータ71等の複数の駆動モータが備えられていて、こ
れらの駆動モータはメカドライバ111からの電力印加
によって回転駆動される。
【0044】そして、このメカドライバ111はサーボ
コントローラ112の制御に基づいて各駆動モータを駆
動制御する。そして、サーボコントローラ112は各駆
動モータの回転速度制御を行って通常の記録/再生時の
定速走行や高速再生時のテープ走行、早送り、巻戻し時
のテープ走行、DATカセット装填、排出動作、テープ
のローディング/アンローディング動作、テープテンシ
ョン制御動作等を実行する。なお、サーボコントローラ
112が各駆動モータのサーボ制御を実行するために、
各駆動モータにはそれぞれFG(周波数発生器)が設け
られていて、各駆動モータの回転情報が検出できるよう
に構成されている。
【0045】そして、サーボコントローラ112はこれ
らのFGパルスに基づいて各駆動モータの回転速度を判
別することで、各駆動モータの回転動作について目的と
する回転速度との誤差を検出し、その誤差分に相当する
印加電力制御をメカドライバ111に対して行うように
して、閉ループによる回転速度制御を実現することがで
きる。従って、記録/再生時の定速走行や、高速サー
チ、早送り、巻戻し等の各種動作時に、サーボコントロ
ーラ112はそれぞれの動作に応じた目標回転速度によ
り各駆動モータが回転されるように制御を行うことがで
きる。
【0046】EEP−ROM113にはサーボコントロ
ーラ112が各駆動モータのサーボ制御に用いる定数等
が格納されていて、サーボコントローラ112はEEP
−ROM113と、インターフェースコントローラ/E
CCフォーマター114(以下、1F/ECCコントロ
ーラと記載する)を介してシステム全体の制御処理を実
行するシステムコントロール回路であるシステムコント
ローラ115との双方向に接続されている。
【0047】ホール検出機構116は、前述したように
5つの検出スイッチ91〜92で構成されていて、カセ
ットイン検出やDATカセット1に予め定められた規格
に形成されている各種識別孔16a〜16eを検出し
て、誤消去防止の有無やDATカセット1の種類を検出
する検出情報を生成する。そして、このホール検出機構
116で生成された検出情報はシステムコントローラ1
15に供給され、システムコントローラ115におい
て、装填されたDATカセット1のライトプロテクト設
定状況や種類等を把握することができる。
【0048】このテープストリーマドライブ31におい
ては、データの入出力にSCSIインターフェース11
7が用いられている。例えば、データ記録時にはホスト
コンピュータ140から、固定長のレコード(record)
という伝送データ単位によりSCSIインターフェース
117を介して順次データが入力され、SCSIバッフ
ァコントローラ118を介して圧縮/伸長回路119に
供給される。なお、SCSIバッファコントローラ11
8はSCSIインターフェース117のデータ転送を制
御するが、SCSIインターフェース117の所定の転
送速度を得るために、バッファ手段であるSCSIバッ
ファメモリ120がSCSIバッファコントローラ11
8に備えられる。なお、このようなテープストリーマド
ライブシステムにおいては、可変長のデータの集合単位
によってホストコンピュータ140よりデータが伝送さ
れるモードも存在する。
【0049】なお、圧縮/伸長回路119では、入力さ
れたデータについて必要があれば、所定方式によって圧
縮処理を施す。圧縮方式の一例として、例えばLZ符号
による圧縮方式を採用する場合であれば、過去に処理し
た文字列に対して専用のコードが割り与えられて辞書の
形で格納される。そして、以降に入力される文字列と辞
書の内容とが比較されて、入力データの文字列が辞書の
コードと一致すれば、この文字列データを辞書のコード
に置き換えるようにしていく。辞書と一致しなかった入
力文字列のデータは順次新たなコードが与えられて辞書
に登録されていく。このようにして入力文字列のデータ
を辞書に登録し、文字列データを辞書のコードに置き換
えていくことによりデータ圧縮が行われるようにされ
る。
【0050】そして、圧縮/伸長回路119の出力は、
IF/ECCコントローラ114に供給されるが、IF
/ECCコントローラ114においてはその制御動作に
よって圧縮/伸長回路114の出力をバッファメモリ1
21に一時蓄積する。このバッファメモリ121に蓄積
されたデータはIF/ECCコントローラ114の制御
によって、最終的にグループ(Group)という磁気テー
プ5の58トラック分に相当する固定長の単位としてデ
ータを扱うようにされていて、このデータに対してEC
Cフォーマット処理が行われる。そして、ECCフォー
マット処理としては、記録データについて誤り訂正コー
ドを付加すると共に、磁気記録に適合するようにデータ
について変調処理を行ってRF処理部122に供給す
る。
【0051】そして、RF処理部122では供給された
記録データに対して増幅、記録イコライジング等の処理
を施して記録信号を生成し、記録ヘッドWH1、WH2
に供給して、記録ヘッドWH1、WH2から磁気テープ
5に対するデータの記録が行われることになる。
【0052】また、データ再生動作について簡単に説明
すると、磁気テープ5の記録データが再生ヘッドRH
1、RH2、RH3によりRF再生信号として読み出さ
れ、その再生出力はRF処理部122で再生イコライジ
ング、再生クロック生成、2値化、デコード(例えばビ
タビ複号)等が行われる。このようにして読み出された
信号はIF/ECCコントローラ114に供給されて、
まず誤り訂正処理等が施される。そして、バッファメモ
リ121に一時蓄積され、所定の時点で読み出されて圧
縮/伸長回路119に供給される。そして、圧縮/伸長
回路119では、システムコントローラ115の判断に
基づいて、記録時に圧縮/伸長回路119により圧縮が
施されたデータであれば、ここでデータ伸長処理を行
い、非圧縮データであれば、データ伸長処理を行わずに
そのままパスして出力される。そして、圧縮/伸長回路
119の出力データは、SCSIバッファコントローラ
118、SCSIインターフェース117を介して再生
データとしてホストコンピュータ140に出力される。
【0053】また、この図8にはDATカセット1内の
MIC21が示されている。このMIC21に対して
は、DATカセット1がテープストリーマドライブ31
に装填されることで、メモリドライブ回路であるリモー
トメモリインターフェース131を介して非接触状態で
システムコントローラ115とデータの入出力が可能な
状態となる。
【0054】次に、図9によってリモートメモリインタ
ーフェース131について説明する。このリモートメモ
リインターフェース131のデータインターフェース1
32は、システムコントローラ115との間のデータの
授受を行う。後述するように、MIC21に対するデー
タ転送は、機器側からのコマンドとそれに対応するMI
C21からのアクナレッジという形態で行われるが、シ
ステムコントローラ115がMIC21にコマンドを発
行する際には、データインターフェース132がSCS
Iバッファコントローラ118からコマンドデータ及び
クロックを受け取る。そして、データインターフェース
132はクロックに基づいてコマンドデータをRFイン
ターフェース133に供給する。また、データインター
フェース132はRFインターフェース133に対して
搬送波周波数CR(13MHz)を供給する。
【0055】そして、RFインターフェース133には
コマンド(送信データ)WSを振幅変調(100KH
z)して搬送波周波数CRに重畳すると共に、その変調
信号を増幅して通信用アンテナ81に印加するRF変調
/増幅回路134が形成されている。このRF変調/増
幅回路134により、コマンドデータが通信用アンテナ
81からDATカセット1内のMIC21のアンテナ部
102に対して無線送信される。DATカセット1側で
は、図10で説明した構成により、コマンドデータをア
ンテナ部102で受信してパワーオン状態となり、コマ
ンドで指示された内容に応じてコントローラ105が動
作を行う。例えば、書込みコマンドと共に送信されてき
たデータをEEP−ROM106に書き込む。
【0056】また、このようにリモートインターフェー
ス131からコマンドが発せられた際には、MIC21
はそれに対応したアクナレッジを発することになる。即
ち、MIC21のコントローラ105はアクナレッジと
してのデータをRF処理部104で変調、増幅させ、ア
ンテナ部102から送信出力する。このようなアクナレ
ッジが送信されて、リモートインターフェース131の
通信用アンテナ81で受信された場合は、その受信信号
はRFインターフェース133の整流回路135で整流
された後、コンパレータ136でデータとして復調され
る。そして、データインターフェース132からシステ
ムコントローラ115に供給される。例えばシステムコ
ントローラ115からMIC21に対して読み出しコマ
ンドを発した場合は、MIC21はそれに応じたアクナ
レッジとしてのコードと共にEEP−ROM106から
読み出したデータを送信してくる。すると、そのアクナ
レッジコード及び読み出したデータがリモートメモリイ
ンターフェース131で受信復調され、システムコント
ローラ115に供給される。
【0057】ここで、図8に戻って説明すると、S−R
AM123、フラッシュROM124はシステムコント
ローラ115が各種処理に用いるデータが記憶される。
例えば、フラッシュROM124には制御に用いる定数
等が記憶される。またS−RAM123はワークメモリ
として用いられたり、MIC21から読み出されたデー
タ、MIC21に書き込むデータ、テープカセット単位
で設定されるモードデータ、各種フラグデータ等の記憶
や演算処理等に用いるメモリとされる。なお、S−RA
M123、フラッシュROM124は、システムコント
ローラ115を構成するマイクロコンピュータの内部メ
モリとして構成しても良く、またバッファメモリ121
の領域の一部をワークメモリとして用いる構成としても
良い。
【0058】また、図8ではMIC21が備えられたD
ATカセット1が装填されている状態を例に挙げて示し
ているが、テープストリーマドライブ31としては例え
ばMIC21が備えられていないDATカセットが装填
された場合でも、記録/再生を行うことができるように
されている。この場合、DATカセット1の管理情報は
磁気テープ5上に形成される管理領域に記録されている
ので、テープストリーマドライブ31は磁気テープ5上
に記録されている管理情報を読み込んだり、管理情報を
更新することになる。
【0059】次に、図11によって、DATカセット1
の種類を識別している4つの識別孔16b〜16eの開
閉パターンの組み合わせについて説明する。まず、
「1」は識別孔が開いている状態、また「2」は識別孔
が閉じている状態に対応している。例えば、識別孔16
b〜16eがそれぞれ閉じている場合は、磁気テープ5
の厚みが13μm、磁気テープ5に形成されるトラック
の幅が13.6μmとされる、「DDS・・・Digital
Data Storage」と呼ばれるフォーマットに対応したもの
であることを示す。また、例えば識別孔16b、16d
が開いており、識別孔16c、16eが閉じている場合
は、磁気テープ5の厚みが6.9μm、磁気テープ5に
形成されるトラックの幅が9.1μmとされる、「DD
S−3」と呼ばれるフォーマットに対応したものである
ことを示す。
【0060】DATカセット1がテープストリーマドラ
イブ31に装填されると、ホール検出機構116におい
て、各識別孔16b〜16eの開閉パターンに基づいて
「1」又は「0」の開閉情報が生成される。そして、そ
の開閉情報がシステムコントローラ115に供給される
ことで、例えば「DDS」「DDS−2」「DDS−
3」「DDS−4」「DDS−5」等として規定されて
いる記録フォーマットに対応したテープカセットの種類
を識別することができる。更に、例えば回転ヘッドドラ
ム62の各磁気ヘッド(記録ヘッドWH1、WH2、再
生ヘッドRH1、RH2、RH3)のクリーニングを行
うためのクリーニングカセット等の識別も行うことが可
能とされている。
【0061】また、この識別孔16b〜16eの開閉パ
ターンに対応して、MIC21にもDATカセットの識
別情報が記録されている。この識別情報は、識別孔16
b〜16eの開閉パターンが、例えば4ビットのデータ
として記録されているものとされる。そして、DATカ
セット1がテープストリーマドライブ31に装填され
て、MIC21とリモートメモリインターフェース13
1の通信を行うことによって、識別情報を検出すること
ができるようになされる。
【0062】例えば、識別情報として「0000b」が
検出された場合は「DDS」、又は同じく識別情報とし
て「1010b」が検出された場合は「DDS−3」で
あると判別することができる。なお、本実施の形態で
は、一例として例えばDDSフォーマットに対応したD
ATカセット1の種類を識別するパターンを例に挙げた
が、これ以外のフォーマットに対応したDATカセット
についても、同様の開閉パターンの検出によって自己の
種類を示すことができるようにされている。
【0063】図12は本実施の形態のテープストリーマ
ドライブ31において、装填されたDATカセット1の
識類を識別する処理工程の一例を説明するフローチャー
トである。テープストリーマドライブ31にDATカセ
ット1が装填されると(S101)、まずMIC21か
ら識別情報を検出することができたか否かの判別を行う
(S102)。そして、MIC21から識別情報を検出
することができたと判別した場合は、この識別情報に基
づいてDATカセット1の種類を識別する(S10
3)。
【0064】また、例えばMIC21の通信不良、MI
C21に識別情報が記録されていない、又はDATカセ
ット1にMIC21が備えられていないとされ、ステッ
プS102でMIC21から識別情報を検出することが
できなかった場合には、ステップS104に進む。この
ステップS104では、識別孔16b〜16eの開閉パ
ターンを検出することがてきたか否かの判別を行う。そ
して、識別孔16b〜16eの開閉パターンを検出する
ことができたと判別した場合は、開閉パターンに基づい
た開閉情報によってDATカセット1の種類を識別する
(S105)。
【0065】また、ステップS104で識別孔16b〜
16eの開閉パターンを検出することができなかったと
判別した場合は、装填されたDATカセット1から磁気
テープ5の種類を識別する情報を得ることができなかっ
たものとして、所要のエラー処理を行う。
【0066】このように、本実施の形態では、まず、M
IC21からの識別情報に基づいてDATカセット1の
種類を識別し、更に、MIC21から識別情報を検出す
ることができなかった場合に、識別孔16b〜16eの
開閉パターンに基づいてDATカセット1の種類を識別
するようにしている。従って、例えばMIC21との通
信がうまく行かない、又は、MIC21の識別情報が何
らかの理由で失われてしまった場合でも、識別孔16b
〜16eの開閉パターンによってDATカセット1の種
類を識別することができる。また、ホール検出機構11
6における検出スイッチの機械的な不良等により識別孔
16b〜16eの開閉パターンを検出することができな
くても、MIC21からの識別情報によってDATカセ
ット1の種類を識別することができる。
【0067】なお、本実施の形態では、例えばMIC2
1の識別情報の検出処理を行った後に、ホール検出機構
116による識別孔16b〜16eの開閉パターンの検
出を行う例を挙げたが、先に、ホール検出機構116に
よる識別孔16b〜16eの開閉パターンの検出を行う
ようにしてもよい。
【0068】次に、MIC21から検出される識別情報
とホール検出機構116によって生成される開閉情報を
比較して、DATカセット1の種類を識別する処理工程
の一例を図13のフローチャートに従って説明する。な
お、以降説明するリトライカウンタは、DATカセット
1の着座リトライ回数をカウントする手段とされ、着座
リトライが行われる毎に、例えばシステムコントローラ
115又はサーボコントローラ112によってその回数
のカウントが行われることになる。
【0069】テープストリーマドライブ31にDATカ
セット1が装填されると(S201)、まず、リトライ
カウンタCNTを「0」で初期化して(S202)、M
IC21から識別情報を検出し(S203)、更にホー
ル検出機構116によって生成される開閉情報を検出す
る(S204)。そして、MIC21からの識別情報と
ホール検出機構116によって生成された開閉情報との
比較を行い(S205)、比較結果の判別を行う(S2
06)。そして、比較結果が一致した場合は、ステップ
S203で検出された識別情報と、ステップS204で
検出された開閉情報が正しいものであると判断して、D
ATカセット1の種類を確定する(S207)。
【0070】また、ステップS206で比較結果が不一
致であると判別した場合は、リトライカウンタCNTの
値が「n」以上であるか否かの判別を行う(S20
8)。そして、リトライカウンタCNTの値が「n」以
下であると判別した場合は、比較結果の不一致は、DA
Tカセット1の着座状態によってホール検出機構116
の検出スイッチと識別孔16b〜16eが正規の位置に
対応していないものとして、DATカセット1の装填動
作(着座動作)のリトライを行う(S209)。そし
て、リトライカウンタCNTのカウントアップ(S21
0)を行って、識別情報の検出(S203)、識別孔1
6b〜16eの開閉パターンの検出(S204)を行っ
ていく。
【0071】そして、ステップS206で比較結果が一
致であると判別した場合は、着座リトライ(S209)
によって、正しい情報が検出されたものとして、検出さ
れた識別情報、開閉情報に基づいてDATカセット1の
種類を識別する(S207)。
【0072】また、リトライを行った後においても、比
較結果が不一致であると判別した場合に、ステップS2
08において、リトライカウンタCNTの値が「n」以
上であると判別した場合は、MIC21から検出された
識別情報に基づいて磁気テープ5の種類を識別するよう
にする(S211)。つまり、所定回数のリトライを行
っても例えばホール検出機構116の不良や、識別孔1
6b〜16eの形状等を要因として、正規の開閉情報を
得ることができなかったものとして、識別情報のみによ
って磁気テープ5の種類の識別を行う。従って、図13
に示したフローチャートの処理工程では、識別情報と開
閉情報を比較することにより、テープ種類の識別精度を
向上できると共に、MIC21の識別情報に基づいて、
ホール検出機構116の検出精度が劣化しているという
判断を下すことができるようになる。
【0073】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。例えば、上記した実施の形態では、情報記憶用カ
セットとしてテープカセットの一例であるDATカセッ
トを使用し、情報記憶装置としてテープドライブ装置で
あるテープストリーマドライブを示したが、本発明は情
報記憶用カセットとして光ディスク等のディスクカセッ
トを適用し、情報記憶装置として光ディスクドライブ装
置を適用することができ、各種の記録方式によって各種
の情報記録媒体にデータを記録することができる各種の
情報記憶装置に適用することができる。
【0074】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の情報記
憶装置は、各種の管理情報が記録されているメモリをカ
セットの後端側に埋設する一方、そのメモリに対する各
種の管理情報の通信を行う通信用アンテナをシャーシの
前端でフロントパネルの内側にほぼ平行状に配置したス
イッチ基板に実装しておき、カセットがフロントパネル
のカセット挿入口から挿入されてシャーシ上に装填され
た時に、そのカセットのメモリをスイッチ基板の通信用
アンテナの内側に近接させることができるようにしたの
で、通信用アンテナによってメモリに対して各種の管理
情報の書き込みや読み取りを高精度に行えるにも拘ら
ず、スイッチ基板をアンテナ基板に兼用して、アンテナ
専用基板を廃止することができることから、部品点数及
び組立工数の削減による大幅なコストダウンを図ること
ができる。
【0075】本発明の情報記憶装置は、メモリに対する
各種の管理情報の通信を行う通信用アンテナをフロント
パネルの内側にほぼ平行状に配置したので、カセットに
埋設されているメモリをフロントパネルの外側から通信
用アンテナに近づけるだけで、そのメモリに対する各種
の管理情報の書き込みや読み取りを行えて、利便性に優
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をDATカセットとテープストリーマド
ライブに適用した実施の形態を説明する要部の斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A矢視での拡大断面側面図である。
【図3】図2のB−B矢視での断面平面図である。
【図4】テープストリーマドライブのフロントパネル側
部分を示した外観斜視図である。
【図5】同上のテープストリーマドライブのテープロー
ディング機構を概略的に示した平面図である。
【図6】DATカセットの上面視状態の斜視図である。
【図7】DATカセットの下面視状態の斜視図である。
【図8】DATカセットのMICと、テープストリーマ
ドライブ内のメイン基板に実装されているテープストリ
ーマドライブ制御回路を説明する回路ブロック図であ
る。
【図9】同上のメモリドライブ回路の詳細を説明する回
路ブロック図である。
【図10】同上のMICの詳細を説明する回路ブロック
図である。
【図11】複数の識別孔の開閉パターンに対応したDA
Tカセットの種類を説明する図面である。
【図12】DATカセットの種類を識別する場合の処理
工程の一例を説明するフローチャートである。
【図13】DATカセットの種類を識別する場合の処理
工程の他の例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1は情報記憶カセットであるDATカセット、5は情報
記録媒体である磁気テープ、16a〜16eは識別孔、
21はメモリであるMIC、31は情報記憶装置である
テープストリーマドライブ、33はシャーシ、34はフ
ロントパネル、45はカセット装填部、81は通信用ア
ンテナ、82はメイン基板、85はスイッチ基板、88
はフレキシブル配線基板、91〜96は検出スイッチ、
115はシステムコントロール回路であるシステムコン
トローラ、131はメモリドライブ回路であるリモート
メモリインターフェースである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 厚 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 長谷川 徹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D105 AB07 AC07 AF13 PB05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャーシの前端に取り付けられ、カセット
    挿入口が形成されているフロントパネルと、 上記カセット挿入口から上記フロントパネルの内部に挿
    入されて上記シャーシ上に装填された情報記憶用カセッ
    トと、 上記カセットの挿入方向の後端側に埋設されて、そのカ
    セット内の情報記録媒体の各種の管理情報が記録されて
    いる非接触型のメモリと、 上記シャーシの前端に取り付けられて、上記フロントパ
    ネルの内側にほぼ平行状に配置されたスイッチ基板と、 上記スイッチ基板に実装されていて、上記シャーシ上に
    装填された上記カセットの上記メモリが内側に近接さ
    れ、そのメモリに対する各種の管理情報の無線通信を行
    う通信用アンテナとを備えたことを特徴とする情報記憶
    装置。
  2. 【請求項2】上記カセットの装填検出及び複数の識別情
    報を検出する複数の検出スイッチを上記スイッチ基板に
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の情報記憶装
    置。
JP2000254262A 2000-05-08 2000-08-21 情報記憶装置 Pending JP2002063784A (ja)

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JP2000254262A JP2002063784A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 情報記憶装置
KR1020010023532A KR20010103628A (ko) 2000-05-08 2001-04-30 테이프 카세트와 정보저장장치
US09/849,008 US6667846B2 (en) 2000-05-08 2001-05-04 Information storage device having tape cassette with noncontact memory and antenna
US10/459,199 US20030210495A1 (en) 2000-05-08 2003-06-10 Tape cassette and information storage device

Applications Claiming Priority (1)

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