JP2002063777A - 制振材供給体 - Google Patents

制振材供給体

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JP2002063777A
JP2002063777A JP2000249290A JP2000249290A JP2002063777A JP 2002063777 A JP2002063777 A JP 2002063777A JP 2000249290 A JP2000249290 A JP 2000249290A JP 2000249290 A JP2000249290 A JP 2000249290A JP 2002063777 A JP2002063777 A JP 2002063777A
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damping material
liner
vibration damping
peeling
cfr
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JP2000249290A
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English (en)
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Shinji Suzuki
伸治 鈴木
Masaomi Harada
正臣 原田
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制振材をライナーの離型面に貼着してある制
振材供給体であって、ライナーから制振材をナイフエッ
ジ等を用いて剥離する際に、一方の端をライナーに貼着
しつつ、確実に剥離してすることができ、制振材を正確
にサスペンション等ヘ貼付けることができる制振材供給
体を提供すること。 【解決手段】 粘弾性体と拘束体とを積層した構造を含
む制振材の粘弾性体の面を、ライナーの離型面に貼着し
てある制振材供給体において、前記離型面の剥離力が、
ライナーから制振材を剥離速度0. 3から30m/分の
範囲内で剥離する際に、剥離速度が増すに従って上昇す
る特性を有することを特徴とする制振材供給体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気・電子部品、
特に磁気記録媒体の磁気ヘッド或いは光記録媒体の光ピ
ックアップを支持するサスペンションに用いる制振材供
給体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクドライブ装置の内部の磁
気ヘッドは、磁気ディスクの回転による風圧と磁気ヘッ
ドを支えるサスペンションのバネ弾性とのバランスを利
用して、磁気ディスク上を微小なギャップを保ちながら
浮上している。近年、ハードディスクドライブは高記録
密度化、高速化が進んでおり、記録密度を上げるため
に、磁気ヘッドと磁気ディスクとのギャップは益々狭く
なり、また、高速化に対応するために、磁気ディスクの
回転数は益々上がってきている。磁気ディスクの回転に
よって発生する風乱によって、サスペンションに振動が
発生し、サスペンションの先端部に取りつけられた磁気
ヘッドの位置決め精度は著しく低下する。近年のこの傾
向によって、振動の問題は益々増してきている。
【0003】また、光ディスクドライブも、近年になっ
て、記録密度の上昇とディスクの高回転化によって、従
来のジンバルバネによって光ピックアップを支える方式
に代わって、ハードディスクドライブ装置のサスペンシ
ョンと同様にサスペンションを用いる方法が検討されて
おり、同様に振動の問題が発生している。
【0004】サスペンションの振動を抑える方法の一つ
に、特開昭59−180855号公報に述べられている
ような、制動材料層(粘弾性体)と該制動材料層と接触
する拘束部材(拘束体)から成る制振材をサスペンショ
ンに設ける方法がある。図9は、このような制振材3が
磁気ヘッド21のサスペンション22に貼着されている
状態を示している。なお、23はサスペンション22を
固定する取り付けブロックである。
【0005】上記の制動材料層には、例えば特開平5−
132658号公報に述べられているような粘弾性体が
用いられている。また、拘束体には、ステンレス等の金
属箔の他に、特開平10−249865号公報に述べら
れているポリイミドフィルムやその他ポリエステルフィ
ルム等のプラスチックフィルムが使用できることが既に
知られている。
【0006】このような拘束体と粘弾性体から成る制振
材は、サスペンション等の被着基板と拘束体によって固
定された粘弾性体が、振動が発生した際にずり変形を起
こし、この変形によって熱が発生することを利用して、
振動エネルギーを熱エネルギーに変換することによっ
て、振動を抑制している。
【0007】また、このような制振材は、通常、拘束体
と粘弾性体を貼り合わせた積層体を、金型で打ち抜いた
形状で提供され、粘弾性体は通常それ自体粘着性を有す
るものを用いるので、粘弾性体の拘束体に積層していな
い反対面を、離型処理を施したライナーに貼りつけた状
態で供給される。そして、制振材はサスペンション等の
使用される部品に貼り付ける際に、ライナーから剥離し
て使用されている。
【0008】制振材をライナーから剥離するに際して
は、たとえば、まず図10(a)に示すように、ライナ
ー4をナイフエッジ30に適度なテンションを掛けられ
た状態で沿わせて引っ張る。ライナー4を左下方向に引
っ張ると、図10(b)のようにライナー4はピール剥
離の状態で制振材3から剥離し、その結果、制振材3は
右方向に押し出された形となる。そして、一端をライナ
ー4に貼着したまま剥離した制振材3を、ピックアップ
治具31でピックアップする。なお、このときピックア
ップの方法は、特に制限されないが、例えば吸引による
方法が脱着も容易で一般である。また、ナイフエッジ3
0によって一部剥離した制振材3を図10(b)のよう
な浮いた状態とにする以外に、ナイフエッジ30の右側
に、例えばフッ素樹脂のような非接着材料によるステー
ジを設けて、一旦制振材3をその上に受けておいてか
ら、改めてピックアップ治具31によってピックアップ
しても良い。ピックアップされた制振材3は、図10
(c)に示すように、サスペンション32の所定の場所
に貼り付けられる。
【0009】しかし、ナイフエッジ30によってライナ
ー4から制振材3を剥離する際には、一旦、制振材3も
ライナー4とともに折り返し方向に幾分引き込まれて湾
曲した後、平らに戻ろうとする拘束体3の剛性による力
が働いて拘束体3が剥離される。この拘束体3の剛性に
起因する力が、ライナー4の離型面の剥離力よりも強す
ぎると、拘束体3が勢い余って完全に剥離してライナー
4から飛んでしまい、ピックアップできなという現象が
起きる。また、完全に飛んでいかないまでも、制振材3
のライナ−4に対する位置がずれてしまい、ピックアッ
プできたとしても、修正が効かないまでにずれてしま
う。このように、従来の制振材供給体では、制振材3を
正確にピックアップしてサスペンション等の所定の位置
に貼り付けることが困難になるといった不都合が生じて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はこのよ
うな問題を鑑み、制振材をライナーの離型面に貼着して
ある制振材供給体であって、ライナーから制振材をナイ
フエッジ等を用いて剥離する際に、一方の端をライナー
に貼着しつつ、確実に剥離してすることができ、制振材
を正確にサスペンション等ヘ貼付けることができる制振
材供給体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討を重ねた結果、以下に示す構成の制
振材供給体により前記目的を達成できることを見出し、
本発明を完成するに到った。
【0012】すなわち、本発明は、粘弾性体と拘束体と
を積層した構造を含む制振材の粘弾性体の面を、ライナ
ーの離型面に貼着してある制振材供給体において、前記
離型面の剥離力が、ライナーから制振材を剥離速度0.
3から30m/分の範囲内で剥離する際に、剥離速度が
増すに従って上昇する特性を有することを特徴とする制
振材供給体、に関する。
【0013】ライナーから制振材をナイフエッジ等を用
いて剥離する際に生じる前記問題の主な原因は、従来の
ライナーでは、ライナーの離型面の剥離力に係わる特性
が、初期剥離の生じる低速剥離領域よりも、剥離が進ん
で勢いの付いた高速剥離領域になるに従って低下してい
る(低速剥離領域よりも高速剥離領域での剥離が軽くな
っている)ためであると考えた。そこで、本発明では、
逆に、低速剥離領域に当たる初期剥離で掛かった力より
も、高速剥離領域に行くほど剥離力を上昇させることに
より剥離を重くして、高速剥離領域において剥離の勢い
を相殺することで制振材の一端を接着したまま剥離がで
きるようにした。本発明は、このようにライナーとし
て、離型面が上記特性の剥離力を示すものを用いること
により、適切な制振材の剥離を行うことを可能として、
サスペンション等ヘの正確な貼り付けを可能としたもの
である。
【0014】前記ライナーの離型面の剥離力とは、粘着
テープNo.31B(日東電工(株)製)の50mm幅
を、ライナーの離型面に2kgゴムローラー1往復で貼
り付け、室温で24hr放置後に、180゜ピールで所
定の引っ張り速度で粘着テープNo.31Bを剥離した
時の引っ張り強さを示す。
【0015】なお、剥離速度0. 3から30m/分は、
ナイフエッジ等を用いてライナーから制振材を剥離する
際の一般的な剥離速度の範囲(低速剥離速度と高速剥離
速度の幅)を示すものであり、通常この範囲内で制振材
の剥離は行われるが、本発明の制振材供給体が供される
制振材の剥離速度がこの範囲内に制限されているもので
はない。
【0016】前記制振材供給体において、ライナーの離
型面の剥離力は、剥離速度0. 3m/分において3N/
50mm幅以下、剥離速度30m/分において1N/5
0mm幅以上であって、剥離速度30m/分における剥
離力が0.3m/分における剥離力の2倍以上であるこ
とが好ましい。
【0017】たとえば、低速剥離速度0. 3m/分にお
ける剥離力の上限値と高速剥離速度30m/分における
剥離力の下限値を前記値とし、高速剥離速度30m/分
における剥離力が低速剥離速度0. 3m/分における剥
離力の2倍以上とすることで、ライナーから適切な制振
材の剥離を行うことができる。これらは剥離力の1つの
基準であり、好適には、低速剥離速度0. 3m/分にお
ける剥離力の上限値は望ましくは1N/50mm幅以下
であり、高速剥離速度30m/分における剥離力の下限
値は望ましくは1.5N/50mm幅以上である。また
高速剥離速度30m/分における剥離力は低速剥離速度
0.3m/分の剥離力の5倍以上であることが望まし
い。
【0018】前記制振材供給体において、ライナーの離
型面が、下記一般式(1): −(CFRO)a −、 −(CFR−CFR−O)b −、 −(CFR−CFR−CFR−O)c −、および −(CFR−CFR−CFR−CFR−O)d − (式中、Rはそれぞれ独立して−Fまたは−Cnn+2
(nは1〜9の整数)を示し、a、b、c、dは1〜1
000の整数である。)で表される構造から選ばれるも
のを少なくと1つ含むフッ化ポリエーテル化合物を含有
する離型処理剤により処理されたものであることが好ま
しい。
【0019】ライナーの離型面に使用する離型処理剤
は、上記特性を示すものであれば、特に限定されない
が、例えば、上記一般式(1)に示す構造を含むフッ化
ポリエーテル化合物が好適である。
【0020】また、前記フッ化ポリエーテル化合物を含
有する離型処理剤は、架橋型であることが好ましい。
【0021】前記フッ化ポリエーテル化合物を含有する
離型処理剤は、架橋させることによって、残留接着力等
の特性を向上させることができる。残留接着力とは、粘
着テープ(制振材の粘弾性体)をライナーから剥離した
際に、離型処理剤が凝集破壊によって一部粘着面に転写
し、その影響により粘着テープ(制振材の粘弾性体)接
着力の低下を表すものである。
【0022】さらに、前記フッ化ポリエーテル系化合物
は、末端にビニル基を含む化合物であり、かつ≡Si−
Hの構造を含む架橋剤を含有してなることが好ましい。
【0023】架橋方法には種々の方法があり、その手段
は特に制限されないが、例えば、末端にビニル基を導入
し、≡Si−Hの構造を含む架橋剤を用いて架橋するこ
とで残留接着力等が良好で安定した充分な架橋物が得ら
れる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の制振材供給体は、粘弾性
体と拘束体とを積層した構造を含む制振材の粘弾性体の
面を、上記特性の離型面を有するライナーに貼着してあ
るものであれば、その形状、構造は特に制限されない。
【0025】以下、本発明の好ましい実施の形態につい
て、図面を参照しながら、形状・構造の概略、材料・製
法等の順で説明する。
【0026】図1〜図4は本発明の制振材供給体の第1
実施形態を示すものである。図1の制振材供給体は、制
振材3を打ち抜き形成した状態で、連続するライナー4
の離型面に貼着して一定ピッチで複数配列してある。制
振材を打ち抜き形成した状態で、連続するライナーの離
型面に一定ピッチで複数配列してあるため、自動機によ
る貼り付け作業が可能となり、その際、粘弾性体の面を
貼着するため、粘弾性体の粘着性を利用した貼着が可能
となり、しかも粘弾性体の露出部分が少なくなりコンタ
ミを減少させることができる。また、前記制振材の配列
ピッチが、打ち抜き時のピッチと実質的に同じである場
合、打ち抜き時のピッチをそのまま利用して一定ピッチ
で制振材を配列することができ、打ち抜き後に制振材を
配列し直すという煩雑な工程を省略できるようになる。
【0027】図示した例では、ライナー4はリール1に
巻回してあり、その際にプラスチックフィルムを合紙2
として巻き込んである。プラスチックフィルムを合紙と
して巻き込んである場合、制振材が貼着されたライナー
をそのまま巻き込むと、巻き締りの力によって制振材が
位置ずれし易いところ、プラスチックフィルムの合紙を
合わせて巻き込むことによって、制振材との間に滑り性
が得られるため、制振材の位置ずれを好適に防ぐことが
出来るようになる。
【0028】リール1は、図2に示すように、2枚のフ
ランジ6とコア部7から構成され、フランジ6はコア部
7にホチキス針で数ヵ所ずつ止められて固定されてい
る。ライナー4の一方の端はコア部7に粘着テープで固
定されている。前記ライナーをリールに巻回してなる場
合、制振材を貼着した長尺のライナーをリールから連続
供給できるようになるため、自動機における作業効率を
より高めることができる。
【0029】図3は図1のA部分の拡大図である。図3
に示すように、制振材3は粘弾性体3bと拘束体3aと
を積層した構造を含み、粘弾性体3bの面をライナー4
の離型面に貼着してある。また、合紙2は、プラスチッ
ク基材2aの片面に帯電防止処理が施すことができ、制
振材3と直接接触しないように、制振材3の反対面に帯
電防止処理面2bが来るようにする。制振材3は拘束体
3aよりも粘弾性体3bの方が小さくなるように打ち抜
かれている。その為、ライナー4と貼り合わされた状態
で全抜き線Bにて打ち抜かれている。全抜きされたライ
ナー4の制振材3を貼着した部分をその周囲部分に固定
する為に、制振材3の反対面に裏打ちテープ5が貼り合
わされている。裏打ちテープ5は貼り合わせ時の位置ず
れによりライナー4からはみ出さないように、ライナ−
4よりも幅が狭くなっており、さらに、全抜きされたラ
イナー4が剥離しないように、必要かつ充分な幅が取ら
れている。
【0030】前記ライナーの前記制振材を貼着した部分
が、前記制振材と同一形状で打ち抜かれた状態で、裏打
ちテープによって打ち抜きの周囲部分に貼着保持されて
いる場合、ライナーと共に打ち抜きが行えるため、打ち
抜き工程が容易になり、しかも打ち抜きに使用したライ
ナーをそのまま使用でき、更に上記と同様に打ち抜き時
の配列をそのまま利用できる。また、裏打ちテープによ
って貼着保持するため、制振材が脱落しにくく、ライナ
ーにて制振材を容易に剥離することができる。
【0031】また、制振材3は図4に示すように、拘束
体3aと粘弾性体3bの一部が、抜き落とし部分Cとし
て抜き落されている。この抜き落とし部分Cは必ずしも
必要でないが、サスペンションの穴部分、或いは、配線
を止める部分に合わせて設けられる。
【0032】図5〜図8は本発明の第2実施形態を示す
ものである。リール8は図6〜図7に示すように、2枚
の発泡体のフランジ13とコア部14とコア部14の外
側に形成された巻き締り防止の発泡体層15から構成さ
れる。コア部14はリング状に打抜かれた発泡体14a
〜fを接着剤で貼り合わせて積層し構成されている。前
記リールのコア部の外周側に、発泡体層が形成されてい
る場合、発泡体層の圧縮変形により、特に巻き締り力が
大きくなる内周側の巻き締り力を緩和することができ、
外周側での制振材の位置ズレを有効に防止することがで
きる。
【0033】図8は図5のDの部分の拡大図である。第
1実施形態と同様に合紙9は、片面に帯電防止処理が施
されたプラスチック基材9aから成り、制振材10と直
接接触しないように、制振材の反対面に帯電防止処理面
9bが来るように構成されている。制振材10は拘束体
10aと粘弾性体10bと、ライナー11の積層シート
から、F部分をロータリー金型にて、リボン状に打ち抜
き、カスを取り除いた後に、抜き落しE及び抜き落しG
を高速プレスにて打抜いて作製することができる。ま
た、自動機に対応したスプロケット穴12が設けてあ
る。
【0034】以下、本発明の制振材連続供給体の材料・
製法等について説明する。
【0035】用いられる粘弾性体としては、使用部位の
温度及び抑えたい振動の周波数に対して制振特性を有す
るものであればよい。具体的には、アクリル酸及びアク
リル酸エステルモノマー2種或いはそれ以上の共重合ポ
リマーに、必要に応じて架橋剤、酸化防止剤等の添加剤
を加え或いは反応させたものが通常よく用いられてい
る。制振特性は、通常モノマーの種類及び配合により調
整される。粘弾性体はそれ自体粘着性を有するものが一
般に良く用いられているが、熱を加えることにより粘着
性を発現する感熱接着タイプでも良く、また、それ自体
粘着性有していないか、接着力が不足する場合に、接着
層を積層して用いても良い。
【0036】粘弾性体は、通常それ自体粘着性を有する
ものであるので、両面にライナーを貼り合わせた構成で
供給される。また、拘束体に直接塗布して、もう片面に
ライナーを貼り合わせても良いし、ライナーに直接塗布
した後に、拘束体と積層しても良い。その場合には、粘
弾性体と拘束体の積層工程は省かれる。
【0037】拘束体は、粘弾性体と積層した際に粘弾性
体の変形を拘束できるものであればよく、ステンレス、
アルミ等の金属箔の他、ポリイミド、ポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレンナフタレート、アラミド等の
プラスチックフィルム等を用いることが出来る。
【0038】粘弾性体と拘束体の積層には、通常ラミネ
ーターが用いられる。ラミネートの条件は粘弾性体の粘
着特性、拘束体の材質等によって適した条件を用いれば
良いが、例えば、圧力20〜490kPa、温度室温〜
130℃、速度0.1〜5m/分で用いられる。また、
粘弾性体と拘束体を積層した後に打ち抜く方法と、粘弾
性体と拘束体を別々に打ち抜いた後に、位置合わせをし
て積層する方法がある。
【0039】粘弾性体と拘束体とは通常2層積層される
が、更に多数層交互に積層してもよく、また、粘弾性体
と拘束体の夫々を複数層で形成してもよい。2層積層さ
れたものがサスペンションの制振材として使用される場
合、粘弾性体と拘束体との厚みは、粘弾性体が15〜2
50μm、拘束体が15〜100μmが好ましい。
【0040】ライナーとしては、ポリエステル等のプラ
スチックフィルムの少なくとも片面に上記特性を有する
ように離型処理が施された離型面を有するものを用い
る。
【0041】離型処理剤としては、たとえば、前記一般
式(1)で表される構造を少なくと1つ含むフッ化ポリ
エーテル化合物が用いられる。フッ化ポリエーテル化合
物中前記一般式(1)で表される構造を少なくとも75
重量%以上含有するものが好ましい。フッ化ポリエーテ
ル化合物には、通常、末端にビニル基(アクリロイル
基、アリルオキシ基等を含む)またはイソプロぺニル基
(メタクリロイル基、メタクリルオキシ基等を含む)等
の重合性官能基を含み、これを重合または他のモノマー
と共重合することにより、離型面を形成することができ
る。またフッ化ポリエーテル化合物としては、エポキシ
基、イソシアネート基を含むものを反応させたり、シラ
ンカップリング剤等により反応させることもできる。離
型処理剤を架橋型とするには、前記フッ化ポリエーテル
化合物として重合性官能基を二個以上有するものを用い
たり、官能基と反応性を有する架橋剤を別途加えて反応
させる方法等があげられる。フッ化ポリエーテル系化合
物が末端にビニル基を含む化合物の場合には、≡Si−
Hの構造を含む架橋剤が有効である。その他に、フッ化
ポリエーテル化合物としては、特公平3−40753号
公報当に記載のものを使用することができる。
【0042】ライナーは、リールに巻回する際の可撓性
や自動機における搬送性の点から、厚みが30〜110
μmのプラスチックフィルムが好ましい。
【0043】ライナーは、粘弾性体塗布の際に使用した
ものを、そのまま連続供給体として使用しても良いし、
必要に応じて、工程の途中で別のライナーに貼り替え
て、それを用いて連続供給体としても良い。
【0044】制振材の打ち抜きには、高速プレスやロー
タリー打抜き、或いはトムソン型を用いた打抜き、或い
はこれらの打抜きを組み合わせて使用しても良い。
【0045】制振材打ち抜きの際には、ライナーを切断
せず、ハーフカット打ち抜きにて、カス上げを行ない、
連続供給体としても良いが、高速プレスの場合には、ラ
イナーまで含めて全抜きを行なった後に、不必要な部分
をカス上げによって取り除くのが好ましい。カス上げ
は、打ち抜き工程の後に、手作業にて剥がすことも出来
るが、コンタミ汚染の原因ともなるので、打ち抜き工程
のインラインで行なうことが望ましい。
【0046】全抜きによって打ち抜かれた場合は、打ち
抜かれた制振材及びライナー部分が剥がれ落ちたり、或
いは自動機にて制振材を剥がして使用する際に、制振材
と共にライナーが着いていって、サスペンション等に貼
り付けが出来ない場合があるので、ライナーの制振材の
着いてない裏面に、裏打ちテープを打ち抜き部位に掛か
るように貼り合わせておくことが望ましい。裏打ちテー
プには、打ち抜かれたライナー部分を取られない強い接
着力を有し、ライナーに貼り付けた後にずれが発生しな
いことが好ましい。具体的には、裏打ちテープのライナ
ーとの接着力(JIS C 2107)が、ライナーと
制振材との接着力の2倍以上、好ましくは5倍以上であ
ることが望ましい。尚且つ、保持力(JIS Z023
7に準じるが、試験板SUS304板(#280研
磨)、試験片の接着面積縦20mm×横10mm、試験
温度80±2℃、荷重500±50g、保持時間1h
r)において、ずれ距離が1mm以下、好ましくは0.
3mm以下であることが望ましい。
【0047】打ち抜かれた制振材は、ライナーの離型処
理面上に一定のピッチで配置する場合には、制振材の配
列ピッチが、打ち抜き時のピッチと実質的に同じである
ことが好ましい。また、この場合、自動機での位置決め
のために、スプロケット穴をライナーに設けることが好
ましいが、制振材の位置を直接センサー等で検出する自
動機の場合には、スプロケット穴を省略することも出来
る。
【0048】打ち抜きは、制振材原反から一列で打ち抜
いても良いし、複数列打ち抜いても良い。また、複数列
抜くと同時、或いは直後に、スリットを行ない、複数本
を同時に作製しても良い。
【0049】制振材は、コンタミ汚染や異物付着を防ぐ
為に糊はみ出しは不都合であるが、拘束体よりも粘弾性
体を小さくすることでこれを防ぐことが出来る。但し、
あまりに粘弾性体を小さくしすぎると、所定の制振特性
が得られないので、粘弾性体厚さによっても異なるが、
望ましくは、0.01〜0.5mm、好ましくは、0.
02〜0.2mmの範囲で小さくすることが好適であ
る。
【0050】上記の場合、拘束体と粘弾性体を、別々に
サイズを変えて打ち抜いた後に積層する方法もあるが、
特開平10−249865号公報に示される方法、即
ち、凸状部が設けられた粘弾性体除去用パンチを用い
て、拘束体に粘弾性体を積層または被覆してなる複合材
の粘弾性体の一部を加圧除去する工程と、打抜き用パン
チとこれと対を成すダイによって、複合材の粘弾性体の
無い部分が縁部となるようにして打抜く工程とにより作
製する方が、一度の打ち抜きで得られ、工程が削減で
き、積層する際に起きる位置ずれもなく好適である。
【0051】制振材が一定ピッチで配列されている連続
するライナーは、制振材のサイズ、ピッチにもよるが、
通常ライナーは数mから数十mになる。このままでは輸
送及び使用上不都合であるので、リールを用いて巻回す
る方が好適である。
【0052】リールの材料には、紙、プラスチック、金
属等幅広い材料が使用できるが、プラスチック材料が軽
く、安価であり、また、紙のように紙粉の発生もなく、
好適である。プラスチック製リールには、射出一体成型
のものを用いても良いし、フランジとコアを別々に成型
して、接着剤、ホチキス針等で固定しても良い。また、
プラスチック製ダンボールや、発泡体を用いることも出
来る。その場合には、例えば、平板をトムソン型で打抜
いて作製することが出来る。コア部は、例えば、リング
状に打抜いたものを接着剤等で積層して作製することも
出来る。
【0053】リールに巻回する際には、プラスチックフ
ィルムを合紙として合わせて巻き込むのが好適である。
制振材が一定ピッチで搭載されている連続するライナー
をそのまま巻き込むと、巻き締りの力によって制振材が
動かされ、位置ずれの原因となることがある。合紙を合
わせて巻き込むことによって、制振材との間に滑り性が
得られ、制振材の位置ずれを防ぐことが出来る。該プラ
スチックフィルムには、滑り性を有する材料であればど
のような材料であっても良いが、例えばポリエステル、
ポリエチレン、ポリプロピレン等が好適である。また、
該プラスチックフィルムは、リールに巻回した際に制振
材と直接接触するものであるので、コンタミの転写の少
ない材料であることが望ましい。
【0054】該リールの材料には、帯電防止処理を施し
たプラスチック等を使用することが出来る。自動機にて
使用する際に、ライナーを巻き出したときにリールとラ
イナーとの間で剥離帯電が発生することがある。これに
より帯電によって空気中の塵埃を引き寄せ、異物付着の
原因となる。また、拘束体にプラスチックフィルムを使
用した場合には、拘束体にも帯電が残り、サスペンショ
ンに貼り付けた際に、静電気に弱いMRヘッド等はヘッ
ドクラッシュの原因となる。そこで、剥離帯電を防ぐ目
的で、リールの材料に帯電防止処理を施したプラスチッ
クを使用することが出来る。
【0055】該リールは帯電防止処理したものが好まし
く、表面抵抗率1011Ω/□以下、特に109 Ω/□以
下であることが望ましい。表面抵抗率1011Ω/□を超
えると、有効な帯電防止効果が得られない。帯電防止処
理は、上記表面抵抗率を示すものであれば、通常市販さ
れている材料をそのまま用いても構わない。帯電防止処
理は、リール材料に練り込んだものでも構わないし、リ
ール材料に塗布して使用しても良い。
【0056】リールにライナーを巻く際、巻き締りが生
じ易く、巻き締りは、制振材の位置ずれに繋がる。従っ
て、リールには、巻き締りを防止する目的で、コア部の
外側、すなわち、ライナーの巻きの最も内側に当る部分
に発泡体層を形成すること好ましい。該発泡体層は、コ
ア部の外側に、例えば接着剤や両面粘着テープで固定さ
れる。リールにライナーを巻き込んだ際に、ライナーが
巻き締まってくると、発泡体層がクッション性を発揮し
て、巻きを緩める効果がある。該発泡体層は、適度なク
ッション性を示すものであれば、市販のものを適用でき
るが、例えば、ウレタン発泡体で、厚さ0.5〜10m
m、好ましくは2〜6mmのものが好適である。また、
コア部の全体を発泡体で形成してもよい。
【0057】
【実施例】以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実
施例等について説明するが、本発明はこれら実施例に制
限されるものではない。
【0058】実施例1 (ライナーの作製) 下記式(化1):
【化1】 (式中、nは約400)で表されるフッ化ポリエーテル
100重量部に対して、下記式(化2):
【化2】 (式中、mは約70)で表される架橋材を10重量部と
なるように配合し、フッ素系溶媒(2−パーフルオロブ
チルテトラヒドロフラン:1,3−ジ− (トリフロオロ
メチル)ベンゼン=7 :3の混合溶媒)で希釈して固形
分5%とし、白金系触媒を加え撹伴した。この溶液をポ
リエチレンテレフタレートフィルム上に約20g/m2
塗布し、150℃で3分間乾燥を行ない、その後常温で
24時間放置してエージングとして離型処理したライナ
ーを得た。
【0059】(制振材供給体の作製)拘束体としてのユ
ーピレックス50S(ポリイミドフィルム,宇部興産
(株)製)に制振材用粘弾性体DA−8340(50μ
m)(日東電工(株)製)を貼合わせ、さらに粘弾性体
上に上記で作製したライナーの離型面を貼り合わせて制
振材供給体を得た。貼合わせは、ラミネーターを用い、
圧力2kg/cm2 、温度80℃、速度2m/分とし
た。
【0060】比較例1 攪拌機および温度計を付した反応容器に、モノマーとし
て2−(パーフロロオクチル)エチルメタクリレート1
00重量部、溶剤としてパーフロロ(2−ブチルテトラ
ヒドラフラン)140重量部とメタキシレンヘキサフロ
ライド90重量部、重合開始剤(アゾビスイソブチロニ
トリル)0.1重量部を入れ、窒素ガス雰囲気中、60
℃で約7時間溶液重合して、ポリマー溶液を得た。この
ポリマー溶液をパーフロロ(2−ブチルテトラヒドラフ
ラン)とメタキシレンヘキサフロライド6:4(重量
比)の混合溶液で希釈して、0.1重量%溶液を得た。
この溶液をポリエチレンテレフタレートフィルム上に約
20g/m2 塗布し、150℃で3分間乾燥を行ないラ
イナーを得た。次いで、得られたライナーを用いて実施
例1と同様にして制振材供給体を作製した。
【0061】比較例2 オクタデシルアクリル酸アミド−アクリル酸共重合体の
10重量%トルエン溶液をキシレンで希釈して0.1重
量%溶液とし、この希釈溶液をポリエチレンテレフタレ
ートフィルムフィルム上に約20g/m2 塗布し、15
0℃で3分間乾燥を行ない、ライナ−を得た。次いで、
得られたライナーを用いて実施例1と同様にして制振材
供給体を作製した。
【0062】(制振材剥離試験)得られた制振材供給体
のポリイミドフィルム(拘束体)と粘弾性体部分を1.
5mm×5mmの長方形に打ち抜いた(流れ方向を3m
mとした)。次いで、ナイフエッジの角度を20°で、
ナイフエッジ前後でのライナーの張力は1.5N(/m
m幅)で、2m/分の速度で引っ張り、制振材の剥離状
態を観察した。結果を表1に示す。
【0063】(剥離力の測定)ライナーの離型面の剥離
速度X(0.3m/分)と剥離速度Y(30m/分)に
おける剥離力を測定した。剥離力は、粘着テープNo.
31B(日東電工(株)製)の50mm幅を、ライナー
の離型面に2kgゴムローラー1往復で貼り付け、室温
で24時間放置後に、180゜ピールで所定の引っ張り
速度で粘着テープNo.31Bを剥離した時の引っ張り
強さを示す。結果を表1に示す。
【0064】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の制振材供給体を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図
【図2】第1実施形態のリールを示す図であり、(a)
は正面図、(b)は側面図
【図3】図1のAの部分の拡大図であり、(a)は側面
図、(b)は平面図
【図4】第1実施形態の制振材の拡大平面図
【図5】第2実施形態の制振材供給体を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は側面図
【図6】第2実施形態のリールを示す図であり、(a)
は正面図、(b)は側面図
【図7】第2実施形態のリールのコア部を示す図であ
り、(a)は正面視断面図、(b)は側面図
【図8】図5のDの部分の拡大図であり、(a)は側面
図、(b)は平面図
【図9】制振材を磁気ヘッドのサスペンションに貼着し
た使用状態を示す平面図
【図10】制振材をライナーから剥離する概念図
【符号の説明】
1 リール 2 合紙 3 制振材 3a 拘束体 3b 粘弾性体 4 ライナー 8 リール 9 合紙 10 制振材 10a 拘束体 10b 粘弾性体 11 ライナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AB01B AK01B AK17C AK25 AK42 AK49 AK54C AR00A AT00B AT00C BA03 BA07 BA10B BA10C EH46 EJ05C EJ64C GB41 JH02 JH02A JK07A JL14 JL14C YY00C 5D059 AA01 BA01 CA21 DA28 DA31 DA33 EA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘弾性体と拘束体とを積層した構造を含
    む制振材の粘弾性体の面を、ライナーの離型面に貼着し
    てある制振材供給体において、前記離型面の剥離力が、
    ライナーから制振材を剥離速度0. 3から30m/分の
    範囲内で剥離する際に、剥離速度が増すに従って上昇す
    る特性を有することを特徴とする制振材供給体。
  2. 【請求項2】 ライナーの離型面の剥離力が、剥離速度
    0. 3m/分において3N/50mm幅以下、剥離速度
    30m/分において1N/50mm幅以上であって、剥
    離速度30m/分における剥離力が0.3m/分におけ
    る剥離力の2倍以上であることを特徴とする請求項1記
    載の制振材供給体。
  3. 【請求項3】 ライナーの離型面が、下記一般式
    (1): −(CFRO)a −、 −(CFR−CFR−O)b −、 −(CFR−CFR−CFR−O)c −、 および−(CFR−CFR−CFR−CFR−O)d − (式中、Rはそれぞれ独立して−Fまたは−Cnn+2
    (nは1〜9の整数)を示し、a、b、c、dは1〜1
    000の整数である。)で表される構造から選ばれるも
    のを少なくと1つ含むフッ化ポリエーテル化合物を含有
    する離型処理剤により処理されたものであることを特徴
    とする請求項1または2記載の制振材供給体。
  4. 【請求項4】 フッ化ポリエーテル化合物を含有する離
    型処理剤が架橋型であることを特徴とする請求項3記載
    の制振材供給体。
  5. 【請求項5】 フッ化ポリエーテル系化合物が末端にビ
    ニル基を含む化合物であり、かつ≡Si−Hの構造を含
    む架橋剤を含有してなることを特徴とする請求項4記載
    の制振材供給体。
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