JP2002063522A - 有価証券取引システム及び取引方法 - Google Patents

有価証券取引システム及び取引方法

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JP2002063522A JP2000247356A JP2000247356A JP2002063522A JP 2002063522 A JP2002063522 A JP 2002063522A JP 2000247356 A JP2000247356 A JP 2000247356A JP 2000247356 A JP2000247356 A JP 2000247356A JP 2002063522 A JP2002063522 A JP 2002063522A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の注文にかかる有価証券の取引額が取引
口座の残高を越える場合であっても、銀行預金口座を含
めた残高の範囲内である場合には、簡単な手続きで迅速
に取引を可能にすることができるようにする。 【解決手段】 取引口座の残高が、取引額特に買い注文
の額に満たない場合には、証券会社側コンピュータ5
は、その不足分について、顧客によって予め指定された
銀行の預金口座の該当金額をフリーズする手続きを行
う。この処理にあたって、証券会社側コンピュータ5
は、顧客からの買い注文があった場合には、証券会社の
取引口座における該顧客の残高をチェックする。そし
て、取引口座に買い注文の額を上回る額だけ残っている
かどうかを確認する。買い注文の額が取引口座の残高範
囲内である場合には、コンピュータは、直ちに注文を有
効と判断して注文を受け付け、市場のコンピュータ10
にアクセスして買い注文を出す。市場のコンピュータ1
0はその条件に合致した売り注文が市場にあるかどうか
調査する。フリーズ処理によって迅速かつ安全な有価証
券取引が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、証券会社の顧客の取引
口座に証券取引に見合う残高がない場合でも、当該顧客
が銀行の預金残高を含めて証券取引に見合う余力を有す
る場合には迅速な手続きにより証券取引を可能にする証
券取引システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】証券取引を行う場合には、顧客は、証券
会社に取引注文を出し、証券会社が顧客の注文を受けて
売買の仲介を行う。最近では、インターネット等のネッ
トワークを介して顧客の注文を受け有価証券の売買を行
うことも可能になった。証券会社は、顧客からの取引注
文があった場合、注文を受け付け、所定の手続きにした
がって発注し、約定すれば、受渡日に決済出来るよう顧
客へ入金を促すようになっている。しかし、特に、店舗
を持たないインターネット上の証券会社では、顧客の買
い注文が、顧客の取引口座における残額を越える場合に
は、証券会社は、資金の回収業務負荷が高い。決済がで
きなくなる場合があるからである。従来では、証券会社
における扱者と顧客との間で受け付け可能限度額の取り
決めを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、銀行預金
を含めた全体の資産からみれば、十分な資金があると見
られる場合であっても、買い注文の額が取引口座の残高
を越える場合には、顧客の買い注文は受けいれられない
ことが多い。すなわち、上記の従来の運用では、顧客は
取引を行いたいとい希望を持っていても、証券会社の取
引口座の残高が買い注文の額に満たないという理由によ
り取引ができないという不便があった。
【0004】また、このような場合に取引を行うために
は、不足の資金を銀行口座等から充当する必要がある
が、従来では、銀行の預金口座から証券会社の取引口座
に振り込みをするためには、その都度顧客が銀行におい
て手続きをする必要があり、しかも、振り込み手続きを
行った後に実際に証券会社の取引口座に入金されるまで
は数日かかる場合があるので、面倒でかつ時間がかかる
という問題があった。
【0005】しかも、このような面倒な振り込み手続き
を行ったうえで、取引を可能にしても、すでに市場の状
況が変わっており、時期を逸してしまっているという事
態も生じていた。このように、従来では、銀行預金が証
券運用資金と切り離された状態になっていため、証券取
引を行う際に十分の資金運用ができず、その分証券取引
の自由な取引の障害となっていた。銀行預金と証券運用
資金とを連動して運用することのが困難な理由の1つ
は、法律上の制約により銀行業務と証券業務とが区別さ
れていたこともある。しかし、最近では、銀行業務と証
券業務との間の制約も緩和される状況にある。さらに、
最近の通信技術の急激な発達により、証券取引の市場形
態も変化してきており、コンピュータネットワークを通
じての証券取引も普遍化しつつある。
【0006】このような状況のもとで、上記のように取
引口座に十分な資金を保有していない場合においても、
有価証券取引における顧客の自由度を高めるための方策
が求められていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の事情に
鑑みてなされたものであって、顧客の注文にかかる有価
証券の取引額が取引口座の残高を越える場合であって
も、銀行預金口座を含めた残高の範囲内である場合に
は、簡単な手続きで迅速にかつ安全な有価証券の取引を
可能にすることができるようにすることを目的としてい
る。
【0008】本発明の上記目的は、ネットワークを通じ
て有価証券の取引を可能にする取引システムにおいて、
ネットワークを通じて有価証券の取引を可能にする取引
システムにおいて、有価証券の取引を希望する顧客を認
証する顧客認証手段と、前記顧客からの有価証券の買い
注文に相当する額が、該顧客から証券会社が買い注文を
受付可能な残高である買付余力の範囲以内である場合に
は、前記買い注文を発注する発注手段と、前記買い注文
に相当する額が前記買付余力を超える場合には、該顧客
によって指定された金融機関の預金口座における残高が
前記買付余力における不足分にかかる額以上あるかどう
かをチェックする残高チェック手段と、前記預金口座の
残高が前記買付余力における不足分にかかる額を超える
場合に、前記買付余力における不足分に係る額を前記金
融機関の預金口座の残高をもって補填する補填手段と、
前記買付余力を前記補填した金額分増加させる買付余力
増加手段と、を備えたことを特徴とする有価証券取引シ
ステムに達成することができる。
【0009】本発明の好ましい態様では、前記補填手段
は、前記預金口座の預金をフリーズし、前記フリーズし
た前記不足分にかかる前記預金口座の預金を前記証券会
社の取引口座に入金する入金手段と、前記発注に基づく
約定にかかる額を前記取引口座において決済する決済手
段とをさらに備える。
【0010】別の好ましい態様では、前記補填手段は、
前記預金口座から前記証券会社の預金口座に所定の金額
の振替を行い、前記振替を行った額を前記証券会社の取
引口座に入金する入金手段と、前記発注に基づく約定に
かかる額を前記取引口座において決済する決済手段さら
に備えている。また、前記補填があったとき、前記金融
機関からその通知を受ける通知手段を備えることもでき
る。
【0011】本発明の別の特徴によれば、ネットワーク
を通じて有価証券の取引を可能にする取引システムにお
いて、有価証券の取引を希望する顧客を認証する認証手
段と、前記顧客からの有価証券の買い注文に相当する額
が、該顧客から証券会社が買い注文を受付可能な残高で
ある買付余力の範囲以内である場合には、前記買い注文
を発注する発注手段と、前記顧客によって指定された金
融機関の預金口座における残高を表示する残高表示手段
と、表示した前記残高に基づいて前記顧客から指示され
た金額を、前記預金口座から証券会社の取引口座へ入金
指示する入金指示手段と、前記買付余力を前記入金指示
した金額分増加させる買付余力増加手段とを備えたこと
を特徴とする有価証券取引システムが提供される。
【0012】本発明の態様では、ネットワークを通じて
有価証券の取引を可能にする取引システムにおいて、有
価証券の取引を希望する顧客を認証する認証手段と、前
記顧客からの有価証券の買い注文に相当する額が、該顧
客から証券会社が買い注文を受付可能な残高である買付
余力の範囲以内である場合には、前記買い注文を発注す
る発注手段と、前記顧客の証券会社における取引口座の
残高を表示する残高表示手段と、表示した前記残高に基
づいて前記顧客から指示された金額を、前記取引口座か
ら前記顧客によって指定された金融機関の預金口座へ出
金指示する出金指示手段と、前記出金指示した金額だけ
前記買付余力を減少させる買付余力減少手段とを備えた
ことを特徴とする有価証券取引システムが提供される。
【0013】また、本発明の別の特徴によれば、ネット
ワークを通じて有価証券の取引を可能にする有価証券取
引方法において、有価証券の取引を希望する顧客が登録
されたものであるかまたは所定の条件を満たした者であ
るかを認証し、前記顧客からの有価証券取引の買い注文
に相当する額が、該顧客から証券会社が買い注文を受付
可能な残高である買付余力の範囲以内であるかどうかを
判断し、前記買い注文に相当する額が前記買付余力を超
える場合には、該顧客によって指定された金融機関の預
金口座における残高が前記買付余力における不足分にか
かる額以上あるかどうかをチェックし、前記預金口座の
残高が前記買付余力における不足分にかかる額を超える
場合には前記買付余力おける不足分を前記顧客の預金口
座において補填し、前記買付余力を前記補填した額分増
加させ、前記買い注文を発注することを特徴とする有価
証券取引方法が提供される。
【0014】好ましい態様では、前記補填は、前記預金
口座の預金をフリーズし、前記フリーズした前記不足分
にかかる前記預金口座の預金を前記証券会社の取引口座
に入金する入金段階と、前記発注に基づく約定にかかる
額を前記取引口座において決済する決済段階とをさらに
備える。前記補填は、前記預金口座から前記証券会社の
預金口座に所定の金額の振替を行い、また、前記振替を
行った額を前記証券会社の取引口座に入金する入金段階
と、前記発注に基づく約定にかかる額を前記取引口座に
おいて決済する決済段階とをさらに備えるようにしても
良い。また、前記約定にかかる額と前記買い注文に相当
する額とが一致しない場合に、前記補填した額を調整す
る調整段階をさらに備えるようにしても良い。また、こ
の場合、前記補填があったとき前記金融機関からその通
知を受けるのが好ましい。
【0015】本発明のさらに別の態様によれば、有価証
券の取引を希望する顧客が登録されたものであるかまた
は所定の条件を満たした者であるかを認証し、前記顧客
からの有価証券取引の買い注文の額が、該顧客から証券
会社が買い注文を受付可能な残高である買付余力を超え
るかどうかを判断し、前記買い注文に相当する額が前記
買付余力を超える場合には、該顧客によって指定された
金融機関の預金口座における残高が前記買付余力におけ
る不足分にかかる額以上あるかどうかをチェックし、前
記取引口座の残高が前記前記買付余力における不足分に
かかる額を超える場合には前記買付余力における不足分
を該顧客によって指定された金融機関の預金口座の預金
で補填し、前記買付余力を前記補填した額分増加させ、
前記買い注文を発注することを特徴とする有価証券取引
方法を実行するために顧客によって操作されるコンピュ
ータに情報伝送可能に結合される証券会社からの情報を
提供するための証券会社側コンピュータが提供される。
このコンピュータは、ハード構成としての特徴を有する
ことを要しない。上記のシステムを機能させるために、
証券会社内で実行される処理を遂行できるものであれば
よい。
【0016】また本発明の別の観点で、有価証券の取引
を希望する顧客が登録されたものであるかまたは所定の
条件を満たした者であるかを認証し、前記顧客からの有
価証券取引の買い注文に相当する額が、該顧客から証券
会社が買い注文を受付可能な残高である買付余力を超え
るかどうかを判断し、前記買い注文に相当する額が前記
買付余力を超える場合には、該顧客によって指定された
金融機関の預金口座における残高が前記買付余力におけ
る不足分にかかる額以上あるかどうかをチェックし、前
記預金口座の残高が前記買付余力における不足分を前記
顧客の預金口座によって補填し、前記買付余力を前記補
填した額分増加させ、前記買い注文を発注することを特
徴とする有価証券取引を実行するために使用される証券
会社側コンピュータと連携して使用される前記金融機関
側のコンピュータも本発明によって提供される。このコ
ンピュータも特別のハード的構成を要するものではな
く、本発明にしたがう有価証券取引のシステムを機能さ
せる上で取引市場において所定の役割を果たすものであ
れば良い。また、本発明の上記特徴を組み込んだコンピ
ュータプログラム、該コンピュータプログラムを記録し
たCD−ROM、ディスク等の記録媒体あるいはコンピ
ュータ内部に生成される各種データベースのデータを記
憶した各種ファイルも本発明の範囲に含まれる。
【0017】本発明によれば、顧客からの有価証券取引
注文が証券会社の取引口座の残高を越える場合であって
も、銀行預金口座の残高との合計が、取引額を上回る場
合には、顧客の注文は正当な注文として処理され、取引
が実行される。これによって顧客は、取引口座だけでな
く銀行預金口座の残高分を含めて時期を逸することなく
迅速な取引を行うことができる。したがって、本発明の
システムにより取引の安全性を保持しつつ、顧客の証券
取引の自由度および便宜性を高めることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
に係る実施の形態を説明する。図1を参照すると、本発
明の有価証券取引システム1のブロック図が示されてい
る。図2を参照すると、証券会社側コンピュータと銀行
側コンピュータによって管理されるデータが示されてい
る。図3には、顧客、証券会社、銀行および市場(取引
所等)との相関図が示されている。
【0019】図1を参照すると、本発明のシステム1
は、顧客が有価証券のためにあるいは他の目的のために
インターネット等のネットワーク2に接続して使用する
顧客側コンピュータ3を備えている。さらに本発明のシ
ステム1は、ネットワーク2を介して顧客側コンピュー
タ3に情報伝送可能に接続され、証券会社4に設けら
れ、あるいは当該証券会社4の意向により管理される証
券会社側コンピュータ5を備えている。証券会社側コン
ピュータ5は、顧客の取引の管理を行うようになってお
り、顧客毎の顧客管理データを記録するデータベース6
に接続されている。この証券会社側コンピュータ5は、
顧客が証券会社4の取引に関連して指定した銀行7に設
けられ、あるいは、その銀行7の管理下に置かれた銀行
側コンピュータ8に接続されている。銀行側コンピュー
タ8は、上記証券会社4の顧客の預金を含む当該銀行7
全体の顧客預金管理情報の格納するデータベース9に接
続されている。さらに、このシステムにおいて、証券会
社側コンピュータ5は、情報伝送可能に取引所等のコン
ピュータ10(例えば、東京証券取引所の株式売買シス
テム)に接続されている。
【0020】証券会社側コンピュータ5に接続されるデ
ータベース6には、たとえば、顧客の取引履歴、顧客の
取引口座残高などを管理する管理データファイル11お
よび12が設けられる。そして、銀行側コンピュータ8
に接続されたデータベース9には、顧客名義の預金口座
残高などを管理する顧客預金口座管理データファイル1
3、顧客預金口座管理データファイル13に対応する顧
客名義の預金のうち一部または全部についてフリーズし
た場合のフリーズ額等の情報を管理するフリーズ管理デ
ータファイル14、および証券会社4名義の預金口座残
高などを管理する証券会社預金口座管理データファイル
15が設けられる。
【0021】証券会社4は、顧客の買い注文を受付可能
な残高として、顧客毎に「買付余力」を設定している。
証券会社4は、顧客の取引口座(例えば、MRF:マネ
ー・リザーブ・ファンド)の残高に加え、顧客の買い注
文に相当する額が取引口座残高を越える場合に、銀行の
預金口座(例えば普通預金口座)の残高をもって取引口
座を補填する処理を行った場合は顧客が指定した銀行の
預金口座の残高に基づいて買付余力を設定する。
【0022】銀行の預金口座の残高をもって取引口座を
補填する処理として、本実施形態では、銀行の預金口座
から取引口座不足分にかかる金額をフリーズする。ここ
でフリーズとは、顧客の預金口座残高のうち一定の金額
について、顧客による出金を一時的に制限することであ
って、事実上、顧客が銀行7に有する預金口座の残高を
減じることを意味する。そして、預金口座から減じられ
た残高の部分については、銀行の普通預金口座の管理と
は別のデータベースにかかるフリーズ管理データファイ
ル14により管理される。当該指定銀行7において、顧
客の通常の預金口座は、顧客預金口座管理データファイ
ル13によって顧客の取引履歴および預金口座残高等が
記憶されて管理されている。
【0023】本実施形態の構成では、証券会社4は、銀
行7に当該証券会社名義の預金口座を有しており、この
口座は、銀行側コンピュータ8が管理する証券会社預金
口座管理ファイル15に対応する。このように証券会社
4の口座を銀行7に設けるのは、当該証券会社4に関係
する顧客の資金を一括して、証券会社4の取引口座に振
り替える等の処理を効率的に行えるようにするためであ
る。
【0024】図4には、本システムを利用して有価証券
の取引の代表的な手順がフローチャートの形式で示され
ている。図4の示す流れにしたがって、本システムを利
用した有価証券の取引手順について説明する。登録 顧客は、取引を行うに際してまず、顧客側コンピュータ
3を操作して証券会社側コンピュータ5にアクセスす
る。証券会社側コンピュータ5は、顧客からアクセスが
あった場合、顧客が登録された顧客かどうか判断する。
【0025】登録された顧客は、ユーザーネームとパス
ワードを与えられており、証券会社側コンピュータ5
は、ユーザーネームとパスワードに基づいてアクセスの
許可を行う。
【0026】顧客が証券会社4に登録していない者の場
合には、登録手続きを行なわなければならない。登録手
続きとしては、インターネット等のネットワーク2を利
用して、顧客側コンピュータ3から登録手続きの依頼を
行うことができ、この手続き依頼によって送付された書
面に記名捺印することによって登録を行う。直接店頭に
おいて、登録のための書類を要求してもよい。証券会社
4は、顧客の情報をデータベース6に入力して、顧客の
登録手続を行い、処理が完了した場合には、上記のユー
ザーネームとパスワードを顧客に送付する。
【0027】ユーザーネームとパスワードを得た時点
で、顧客は、上記と同様にネットワークを介して有価証
券の取引が可能となる。なお、実際に買い注文を有効に
するためには、後に説明するように、取引口座或いは銀
行預金口座のいずれかに取引注文に相当する額を上回る
残額が必要である。
【0028】なお、新規登録の際には、銀行口座の指定
をするとともに、当該銀行の預金残高を証券会社5が照
会することを顧客が予め承認する手続きも行う。例え
ば、新規登録の申込書にその旨を承認する記載を行うよ
うにしてもよいし、オンラインで承認できるようにして
もよい。このように予め顧客の了承を得る手続きを設け
るのは、銀行には顧客の預金に関する情報を秘匿する義
務があるので、第三者である証券会社に対して顧客の預
金残高に関する情報を通知するためには、顧客の了承が
必要だからである。取引注文の処理 顧客がすでに登録した者である場合には、顧客は、上記
したように買い注文の場合には、銀行預金口座を含めた
取引口座の残高の範囲内で取引を有効に行うことができ
る。また、売り注文は、特に、取引額の制限なく自己の
保有する証券の範囲内で顧客側コンピュータ3を介して
自由に行うことができる。顧客が買い注文を行う場合に
は、顧客は、顧客側コンピュータ3を操作して、証券会
社側コンピュータ5に接続するためにユーザーネームお
よびパスワードを入力してログインを行う。これによっ
て、証券会社側コンピュータ5に接続することができ
る。証券会社側コンピュータ5は、ユーザーネームおよ
びパスワードによって顧客からのアクセスがあった場合
には、当該顧客に対して予め作成された証券会社4から
のサービスおよび情報を提供する画面情報を顧客側のコ
ンピュータ3に送信する。顧客は、顧客側コンピュータ
3を操作することにより、送信された画像を選択して画
面表示することができる。たとえば、顧客が取引注文を
出したいと考える場合には、該当する項目をクリックす
ることにより、図5に示すような取引注文のための画面
を表示することができる。表示された画面上において顧
客は、取引に必要な情報を入力する。この情報には、た
とえば、銘柄、売りまたは買い等の取引の内容、指し
値、成り行き等の取引の形態、注文数、が含まれる。顧
客がこのような情報を入力すると、顧客側コンピュータ
3は証券会社側コンピュータ5に取引注文を発信し、証
券会社側コンピュータ5は、当該顧客の取引注文が受け
入れられるものであるかどうかを判断する処理を実行す
る。この判断処理の詳細については、後述するが、証券
会社側コンピュータ5が顧客の取引注文が受けいれられ
るものであると判断すると、顧客側コンピュータ3の画
面には、図7に示すような取引の内容を示す画面が表示
される。顧客は、この画面表示された取引の内容を確認
し、内容が意図した通りのものである場合には、画面上
に表示された注文発注をクリックすることによって発注
をシステム上有効なものとする。また、画面表示の内容
が、自分が意図した通りのものでない場合には、画面に
表示されたキャンセルをクリックすることによって、注
文をキャンセルすることができる。
【0029】なお、証券会社4からの画像情報には、登
録された顧客およびビジターが自由にみることができる
ビジター用画面情報、登録された顧客がパスワードを入
力して見ることができる顧客専用の画面情報の両方が用
意されている。例えば、証券会社の概要を示すホーム画
面情報、証券市場の状況を示すマーケット情報画面、お
よび投資に関する投資情報の画面などが用意されてい
る。また、顧客専用画面情報には、当該顧客の取引履歴
あるいは顧客が関心のある特定の有価証券についての情
報等を与える画面、また、図6に示すような顧客の取引
口座における残額等を確認するための口座情報の画面お
よび、図7に示すような取引の内容を確認するための画
面を含む取引情報の画面等が用意されている。登録され
た顧客は、適宜画面を操作して情報を入手し、あるい
は、取引注文を証券会社側コンピュータ5に送信するこ
とができる。発注処理 顧客側コンピュータ3から買い注文が発信されると、証
券会社側コンピュータ5は、顧客の買い注文に相当する
額が買付余力の範囲以内である場合にはこの買い注文を
発注する。買い注文に相当する額とは、当該買い注文に
かかる概算支払額であり、有価証券の概算約定金額の
他、手数料などが含まれる。なお、有価証券の取引にお
いては、注文時に算出した金額と約定時に決定される金
額(約定にかかる金額)が一致するとは限らないので、
ここでは買付余力の範囲内であるか否か判断する際に概
算支払額を用いている。
【0030】顧客の買い注文に相当する額が買付余力を
越える場合には、証券会社側コンピュータ5は、その不
足分について、顧客によって予め指定された銀行の預金
口座の該当金額をフリーズする手続きを行う。
【0031】この処理にあたって、証券会社側コンピュ
ータ5は、顧客からの買い注文があった場合には、銀行
の預金口座における該顧客の残高が、買付余力の不足分
にかかる額を上回るかどうかを確認する。買付余力の不
足分にかかる額が取引口座の残高範囲内である場合に
は、銀行の預金口座の残高をフリーズさせることによっ
て、その不足分を補填することができるので買い注文に
相当する額が買付余力の範囲以内とみなし、証券側コン
ピュータ5は、顧客の買い注文を有効と判断して注文を
受け付け、取引所等のコンピュータ10にアクセスして
買い注文を発注する。
【0032】例えば、顧客が100万円の買い注文を出
した場合において、顧客の取引口座には、30万円の残
高しか残っていないとする。取引口座の残高を買付余力
とすると、買い注文に相当する額について買付余力が7
0万円不足することになる。証券会社側コンピュータ5
は、顧客指定の銀行側コンピュータ8にアクセスして、
当該銀行の顧客の預金口座に買付余力の不足分70万円
以上の残高があるかどうかを確認する。
【0033】銀行の預金口座の残高が買付余力の不足分
70万円以上ある場合には、銀行側コンピュータ8は、
不足分に対応する額を銀行預金口座においてフリーズ
し、証券会社側コンピュータ5に対してその旨を通知す
る。証券会社側コンピュータ5は、この時点で顧客の買
い注文を有効なものとし、取引所等のコンピュータ10
にアクセスして、買い注文を発注する。
【0034】より具体的には、銀行側コンピュータ8
は、買付余力の不足分を証券会社側コンピュータ5から
通知されたときには、通知された不足分に対応する額を
銀行預金口座においてフリーズし、銀行預金口座の額が
当該不足分の額以下にならないように預金口座の額を管
理する。この場合、例えば銀行側コンピュータ8は、フ
リーズ用のデータベースを作成し、預金口座から事実上
フリーズした額を差し引いたものとして処理することに
よって管理することができる。また、通常の預金口座の
管理において、銀行側コンピュータ8に、上記不足分を
下回るような態様での預金口座からの出金を禁止する手
段を設けることができる。
【0035】なお、銀行側コンピュータ8は、このよう
にしてフリーズした顧客の預金を、証券会社の預金口座
に振替し、振替られた預金は後に証券会社4の顧客の取
引口座に入金される。
【0036】一方、顧客指定の銀行預金口座の残高が上
記不足分に満たない場合には、銀行側コンピュータ8
は、証券会社側コンピュータ5にその旨の通知を行う。
証券会社側コンピュータ5は、顧客側コンピュータ3に
対して当該買い注文が受け付けられないことを通知し、
顧客側コンピュータ3上にその旨を表示する。約定 買い注文の発注の後、売買取引が成立して取引所等のコ
ンピュータ10から約定の通知があると、証券会社側コ
ンピュータ5は、フリーズ額の調整が必要か否かを判断
する。上述したように、フリーズした額は、買付余力の
不足分、すなわち、買い注文に相当する額と取引口座の
残高の差額であるので、約定にかかる額が買い注文に相
当する額よりも少なかった場合には、銀行預金口座の残
高のうちフリーズしている全額を証券会社の預金口座に
振替る必要はない。そこで、以下に説明するように、フ
リーズ額の調整を行う。
【0037】約定にかかる金額と、フリーズ額とに差が
出る場合には、証券会社側コンピュータ5は、フリーズ
させた額と約定にかかる金額との差額を算出して、銀行
側コンピュータ8に通知する。銀行側コンピュータ8
は、顧客の預金口座についてフリーズ額として制限した
出金額のうち通知された差額について制限を解除して、
銀行預金口座の引き出し可能な金額を該差額分だけ増額
する。また、銀行側コンピュータ8は、通知された差額
とフリーズした額とに基づいて実際に振替する額を算出
し、顧客の預金口座から証券会社の預金口座へ振替を行
う。このようにして、証券会社側コンピュータ5および
銀行側コンピュータ8は、フリーズ額の調整を行う。
【0038】ところで、約定にかかる取引額が買い注文
に相当する額と異なる場合には、約定にかかる額がフリ
ーズ額より多くならないことが望ましい。約定にかかる
取引額とフリーズ額との差額が顧客の銀行預金口座残高
から不足している可能性があり、このような場合には、
この買い注文についての買付余力が不足してしまう場合
が考えられるからである。
【0039】このような要求を満たすためには、たとえ
ば、注文時の指示が成り行き場合には、前日終値ベース
のストップ高における取引額で注文を受け付けることも
できる。
【0040】なお、上述した、フリーズしている金額に
ついて顧客の預金口座から証券会社4の預金口座へ振替
する処理を顧客別に行うこともできるが、複数の異なる
顧客分を一括して振替することもできる。これによっ
て、振替作業および取引口座への入金処理を効率化する
ことができる。決済 約定の後、所定期間後に取引は決済される。この場合、
約定日の後3日後(T+3日)で決済されるのが一般的
であり、証券会社側コンピュータ5は取引により支払う
べき金額を取引所等のコンピュータ10との間で決済す
る。これによって、決済が完了する。顧客への通知 証券会社側コンピュータ5は、上述したような銀行側コ
ンピュータ8との間の処理の他、以下に説明するような
処理を行うことによって、顧客に対して必要な情報を通
知する。
【0041】例えば、証券会社側コンピュータ5は、顧
客の注文が受け付けされた場合にはその旨の通知を顧客
側コンピュータ3に通知し、顧客側コンピュータ3は、
これを画面に表示する。また、約定が成立した場合に
も、証券会社側コンピュータ5は、同様に、顧客側コン
ピュータ3にその内容を通知する。顧客は顧客側コンピ
ュータ3を操作してこの内容を画面表示することができ
る。また、決済についても同様の処理を証券会社側コン
ピュータ5および顧客側コンピュータ3が協働して動作
し、その結果を顧客側コンピュータ3の画面上に表示さ
せる。そして、決済に伴う作業として、顧客の預金口座
から証券会社の預金口座に振替えられた金額を銀行側コ
ンピュータ8から通知された場合には、証券会社側コン
ピュータ5は、顧客側コンピュータ3にさらに通知し
て、該振替の内容を顧客コンピュータ3の表示画面に表
示させる。売り注文の処理 上記の例は、顧客が顧客側コンピュータ3を通じて証券
会社側コンピュータ5に対して有価証券の買い注文を出
した場合の処理について説明したものである。顧客が売
り注文を出した場合には、注文の内容が明確でありか
つ、自己の保有範囲内の売り注文である場合には、証券
会社側コンピュータ5は、当該注文は有効であると判断
する。そして、証券会社側コンピュータ5は取引所等の
コンピュータ10にアクセスして売り注文を発注する。
取引所等のコンピュータ10から約定の連絡があった場
合には、証券会社側コンピュータ5は、確定した約定に
かかる金額分買付余力を増加させ、所定期間経過したの
ち当該取引を決済する。証券会社側コンピュータ5は、
顧客側コンピュータ3にその旨を通知し、顧客は顧客側
コンピュータ3を操作してこの結果を画面表示して知る
ことができる。顧客の指示による取引口座への入金処理 顧客が自分の取引口座の残高を越える有価証券の買い注
文を出したいと考える場合には、上記したように、フリ
ーズ処理を行うことによって買付余力を増加させて、買
い注文を行うことが可能である。買い注文によって取引
口座の残高が不足する場合に限らず、顧客の指示による
銀行預金口座から取引口座への入金処理によって、予め
買付余力を増加させることも可能である。より具体的に
は、顧客コンピュータ3を操作することにより、証券会
社側コンピュータ5にアクセスして自己の取引口座の残
額を照会し、その額を知ることできる。したがって、希
望する取引内容に照らして、予め取引口座に資金が不足
することが分かっている場合には、事前に資金を調達し
て、取引口座に入金処理を行っておくことにより、フリ
ーズ処理は必要がなくなる。
【0042】このような予め銀行等の金融機関から取引
口座に入金することは、本発明のシステムを利用するこ
とにより実現できる。図8を参照してその手順を説明す
る。
【0043】顧客は顧客側コンピュータ3を操作して証
券会社側コンピュータ5にアクセスし、自己の取引口座
の残額を見て、所定の金額を銀行の預金口座から入金し
ておく必要があると考える場合には、証券会社側コンピ
ュータ5に指定銀行7から自分の証券会社の預金口座に
所定の金額を入金するように指示する。
【0044】証券会社側コンピュータ5がこのような要
求を顧客から受けた場合、証券会社側コンピュータ5
は、銀行側コンピュータ8にアクセスして、銀行側コン
ピュータ8に対して顧客の預金口座の残高を照会し、顧
客側コンピュータ3に表示させる。顧客は残高を参照し
て証券会社側コンピュータ5に入金する金額を指示す
る。証券会社側コンピュータ5は、指示された金額を銀
行側コンピュータ8に通知する。銀行側コンピュータ8
は、証券会社側コンピュータ5からの指示に基づいて、
顧客の預金口座を調べ指示された金額を充足する残高が
残っているかどうかを確認し、その結果を証券会社側コ
ンピュータ5に知らせる。証券会社側コンピュータ5
は、銀行側コンピュータ8の回答により、入金可能であ
る場合には、その旨を顧客側コンピュータ3に知らせ、
画面に表示させる。また、顧客の入金要求に対する銀行
預金口座に必要な残高がない場合には、証券会社側コン
ピュータ5は顧客の入金要求を受けいれられない旨を顧
客側コンピュータ3に通知する。
【0045】このようにして、証券会社側コンピュータ
5は、銀行側コンピュータ8に振替指示を行い、銀行側
コンピュータ8はこの指示に基づいて、当該銀行におけ
る顧客の預金口座から証券会社の預金口座へ顧客から指
示された金額の振替を行う。この処理が完了すると、銀
行側コンピュータ8は、証券会社側コンピュータ5にそ
の旨を通知する。これを受けて証券会社側コンピュータ
5は、買付余力を増加させる。この処理が完了した後、
証券会社側コンピュータ5は、顧客側コンピュータ3に
一連の振替処理が完了したことを通知し、顧客側コンピ
ュータ3はこれを画面表示する。顧客の指示による取引口座からの出金処理 上記と逆に、顧客は有価証券の売却金が自分の取引口座
に入金されたことを顧客側コンピュータ3によって知っ
た場合、あるいは、その他の理由で、取引口座にある資
金を活用する場合には、取引口座の資金を直接引き出し
て使用することもできるが、所定の指示を行うことによ
り、指定銀行の自己の預金口座に入金することができ
る。図9を参照して、取引口座からの顧客の銀行の預金
口座への出金処理について説明する。顧客から顧客側コ
ンピュータを通じて取引口座から指定銀行顧客預金口座
への出金要請があった場合、証券会社側コンピュータ5
は、取引口座の残高を顧客側コンピュータ3に表示させ
る。顧客は、出金可能な残高を確認し、出金額を証券会
社側コンピュータ5に指示する。証券会社側コンピュー
タ5は、指示を実行するために必要な残高が顧客の取引
口座にある場合には、取引口座から顧客から指示のあっ
た金額の出金処理を行うとともに、買付余力を減少させ
る。銀行側コンピュータ8は、証券側コンピュータ5か
らの出金に応じて、銀行内の証券会社の預金口座から、
顧客の預金口座に指示された金額の振替処理を行う。こ
のようにして、顧客は、取引口座にある資金を証券会社
との間で指定した自分の指定銀行の預金口座に資金を移
して活用することができる。他の実施の形態 以上説明した例では、顧客の買い注文の額が顧客の取引
口座にある残高を越える場合には、顧客の指定銀行預金
口座においてその残額を越える分だけ、フリーズする手
続きを行うものであるが、必ずしも、このようにする必
要はない。
【0046】顧客の取引口座に取引注文に見合う資金が
ない場合において、フリーズ処理をしない形式で、資金
を調達し、取引注文を可能にする手順について図10を
参照して説明する。
【0047】顧客から顧客側コンピュータ3を介して取
引注文(買い注文)があった場合には、証券会社側コン
ピュータ5は、当該顧客の取引口座に買い注文に見合う
残高があるかどうかを照会する。取引口座に残高がある
場合には、当該取引注文を有効として、注文を取引所等
に発注する。買い注文に相当する額が取引口座の残高を
こえる場合には、証券会社側コンピュータ5は、顧客指
定の銀行側コンピュータ8にアクセスして、取引口座に
おける上記取引注文の不足分を満たす金額が顧客の預金
口座に残高があるかどうか照会を行う。銀行側コンピュ
ータ8は、この照会要求に応じて、顧客の預金口座を調
査し、取引注文の不足分を補う残額が預金口座にあるか
どうかを確認し、証券会社側コンピュータ5に返答す
る。残高を確認できた場合には、証券会社側コンピュー
タ5は、顧客側コンピュータ3にその旨を通知し、顧客
に対し取引の不足分に関し取引口座に銀行預金を補填し
た上で、発注するかどうかを問い合わせる。顧客が銀行
預金口座から証券会社の顧客取引口座への入金を承諾し
た上で取引を行う考えのある場合には、その旨を顧客側
コンピュータ3を介して、証券会社側コンピュータ5に
指示する。この指示に応じて、証券会社側コンピュータ
5は、銀行側コンピュータ8に振替指示を行う。銀行側
コンピュータ8は、顧客の預金口座から、証券会社の預
金口座への振替を行うとともに、顧客の銀行預金口座か
ら当該不足分を減じてこの内容を更新する。この処理が
完了した場合には、その旨を銀行側コンピュータ8は、
証券会社側コンピュータ5に通知する。証券会社側コン
ピュータ5は、この通知を受けて買付余力を増加させ
る。これにより、買付余力の範囲以内で顧客の買い注文
を発注することができるようになる。そして、顧客のコ
ンピュータ3の画面に取引注文の発注処理完了したこと
を通知する。なお、約定にかかる金額が買い注文にかか
る金額と異なる場合の調整は、図4を参照しながら上述
したようにその取引毎に行うようにしてもよいが、手続
が煩雑となることから、一定の期間ごとに行うようにし
てもよい。例えば、買い注文に相当する額から算出され
た買付余力の不足分につき、顧客の預金口座から証券会
社の預金口座に取引毎に振替しておき、上述した約定に
かかる額との差額が発生した場合には、一定期間分まと
めて取引毎の差額合計を顧客の預金口座に戻すようにす
れば、頻繁に取引を行う顧客に関する振替および差額調
整の処理を削減することができる。
【0048】なお、顧客の預金口座から顧客の取引口座
への資金移動が取引に関連して生じた場合おいて、注文
時と約定時との取引金額が異なった場合でも、調整を行
わないようにすることもできる。このようにしても、取
引口座に差額分が蓄積されるだけで特に弊害は生じない
からである。
【0049】この調整について、上記の例では補填した
額と約定にかかる金額との差額は証券会社側コンピュー
タ5から銀行側コンピュータ8に通知されるようにして
いるが、約定にかかる額を銀行側コンピュータ8に通知
し、差額を算出させるようにしてもよい。
【0050】また、上記の例では、指定銀行内に証券会
社の預金口座を設け、証券会社の預金口座を介して、顧
客の預金口座と顧客の証券会社の取引口座との間の入金
出金処理を行うようにしているが、証券会社の預金口座
を指定銀行内に必ずしも設ける必要はなく、顧客の銀行
口座と証券会社の顧客取引口座との間の入金出金処理が
直接行えるようにシステムを構成することもできる。
【0051】また、上記において、顧客の買い注文に相
当する額が取引口座預金残高を越える場合に、銀行の預
金口座(例えば普通預金口座)の残高をもって取引口座
を補填する処理として、注文時におけるフリーズや振替
によって、顧客から指定された金融機関の預金口座から
顧客の取引口座への資金移動を行っているが、その他、
デビットカード等による即時決済や振り込みなどによっ
て行うこともできる。さらに、上記の例では、銀行預金
の残高の範囲で買付余力を増加させることができるよう
にしうたが、金融機関の預金口座は銀行の普通預金に限
定されるものではなく、例えば、金融機関がローンの設
定を行う場合にはローンの利用限度額も預金口座の残高
として扱っても構わない。
【0052】いずれにしても、証券会社の取引口座の残
高が不足している場合であっても、金融機関の預金口座
の残高を用いて買付余力を増加させることにより、顧客
の買い注文を受け付けることができるようになる。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、顧客は、証券会社の取
引口座に有価証券取引用の資金が不足している場合であ
っても、他の金融機関に資金を有している場合には、実
質的に当該他の金融機関の資金を有効に活用することが
できる。これによって、顧客は、有価証券の取引の自由
度を高めることができる。また、本発明によれば、上記
したように有価証券による売却益を他の金融機関に迅速
簡単に移動させることができる。このように取引口座の
他の金融機関との資金移動が迅速簡単になることによっ
て、有価証券の売却益を有効に活用することができ、有
価証券取引の利便性を高めることができる。
【0054】なお、本発明の有価証券取引システムを機
能させるために作成されたコンピュータプログラムには
本発明の特徴が具現化されている。したがって、当該コ
ンピュータプログラムを実行する際に各コンピュータ間
で行われる通信は、本発明の特徴に依存する。すなわ
ち、本発明にかかるシステムの動作中に生成される通信
シグナル自体も本発明の特徴に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施形態に従う有価証券取引
システムの全体システムブロック図、
【図2】 図1の本発明の実施形態において証券会社側
コンピュータおよび吟銀行側コンピュータの管理ファイ
ルの内容を示す概略図、
【図3】 本発明の取引システムにおける顧客、証券会
社、金融機関としての銀行、市場との相関を示す説明
図、
【図4】 本発明の1実施形態にかかる取引手順を示す
フローチャート、
【図5】 本発明の1実施形態にかかる取引注文画面の
内容を示すイメージ図、
【図6】 本発明の1実施形態にかかる画面のイメージ
図、
【図7】 本発明の1実施形態にかかる画面のイメージ
図、
【図8】 取引口座への入金処理の処理手順を説明する
ための概念図、
【図9】 取引口座からの出金処理を処理手順を説明す
るための概念図、
【図10】 取引口座の資金を上回る取引を可能にする
ための手順を示す概念図である。
【符号の説明】
1 有価証券取引システム 2 ネットワーク 3 顧客側コンピュータ 4 証券会社 5 証券会社側コンピュータ 7 銀行 8 銀行側コンピュータ 10 市場側コンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴地 隆明 東京都千代田区神田神保町3丁目12番3 イー・トレード証券株式会社内 Fターム(参考) 5B049 BB47 CC05 CC36 GG00 5B055 CA00 CB09 CC00 EE27

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて有価証券の取引を
    可能にする取引システムにおいて、 有価証券の取引を希望する顧客を認証する顧客認証手段
    と、 前記顧客からの有価証券の買い注文に相当する額が、該
    顧客から証券会社が買い注文を受付可能な残高である買
    付余力の範囲以内である場合には、前記買い注文を発注
    する発注手段と、 前記買い注文に相当する額が前記買付余力を超える場合
    には、該顧客によって指定された金融機関の預金口座に
    おける残高が前記買付余力における不足分にかかる額以
    上あるかどうかをチェックする残高チェック手段と、 前記預金口座の残高が前記買付余力における不足分にか
    かる額を超える場合に、前記買付余力における不足分に
    係る額を前記金融機関の預金口座の残高をもって補填す
    る補填手段と、 前記買付余力を前記補填した金額分増加させる買付余力
    増加手段と、 を備えたことを特徴とする有価証券取引システム。
  2. 【請求項2】 前記補填手段は、前記預金口座の預金を
    フリーズし、 前記フリーズした前記不足分にかかる前記預金口座の預
    金を前記証券会社の取引口座に入金する入金手段と、 前記発注に基づく約定にかかる額を前記取引口座におい
    て決済する決済手段とをさらに備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の有価証券取引システム。
  3. 【請求項3】 前記補填手段は、前記預金口座から前記
    証券会社の預金口座に所定の金額の振替を行い、 前記振替を行った額を前記証券会社の取引口座に入金す
    る入金手段と、 前記発注に基づく約定にかかる額を前記取引口座におい
    て決済する決済手段とをさらに備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の有価証券取引システム。
  4. 【請求項4】 前記約定にかかる額と前記買い注文に相
    当する額とが一致しない場合に、前記補填した額を調整
    する調整手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1
    に記載の有価証券取引システム。
  5. 【請求項5】 前記補填があったとき、前記金融機関か
    らその通知を受ける通知手段を備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の有価証券取引システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを通じて有価証券の取引を
    可能にする取引システムにおいて、 有価証券の取引を希望する顧客を認証する認証手段と、 前記顧客からの有価証券の買い注文に相当する額が、該
    顧客から証券会社が買い注文を受付可能な残高である買
    付余力の範囲以内である場合には、前記買い注文を発注
    する発注手段と、 前記顧客によって指定された金融機関の預金口座におけ
    る残高を表示する残高表示手段と、 表示した前記残高に基づいて前記顧客から指示された金
    額を、前記預金口座から証券会社の取引口座へ入金指示
    する入金指示手段と、 前記買付余力を前記入金指示した金額分増加させる買付
    余力増加手段とを備えたことを特徴とする有価証券取引
    システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを通じて有価証券の取引を
    可能にする取引システムにおいて、 有価証券の取引を希望する顧客を認証する認証手段と、 前記顧客からの有価証券の買い注文に相当する額が、該
    顧客から証券会社が買い注文を受付可能な残高である買
    付余力の範囲以内である場合には、前記買い注文を発注
    する発注手段と、 前記顧客の証券会社における取引口座の残高を表示する
    残高表示手段と、 表示した前記残高に基づいて前記顧客から指示された金
    額を、前記取引口座から前記顧客によって指定された金
    融機関の預金口座へ出金指示する出金指示手段と、 前記出金指示した金額だけ前記買付余力を減少させる買
    付余力減少手段とを備えたことを特徴とする有価証券取
    引システム。
  8. 【請求項8】 ネットワークを通じて有価証券の取引を
    可能にする有価証券取引方法において、 有価証券の取引を希望する顧客が登録されたものである
    かまたは所定の条件を満たした者であるかを認証し、 前記顧客からの有価証券取引の買い注文に相当する額
    が、該顧客から証券会社が買い注文を受付可能な残高で
    ある買付余力の範囲以内であるかどうかを判断し、 前記買い注文に相当する額が前記買付余力を超える場合
    には、該顧客によって指定された金融機関の預金口座に
    おける残高が前記買付余力における不足分にかかる額以
    上あるかどうかをチェックし、 前記預金口座の残高が前記買付余力における不足分にか
    かる額を超える場合には前記買付余力おける不足分を前
    記顧客の預金口座において補填し、 前記買付余力を前記補填した額分増加させ、 前記買い注文を発注することを特徴とする有価証券取引
    方法。
  9. 【請求項9】 前記補填は、前記預金口座の預金をフリ
    ーズし、 前記フリーズした前記不足分にかかる前記預金口座の預
    金を前記証券会社の取引口座に入金する入金段階と、 前記発注に基づく約定にかかる額を前記取引口座におい
    て決済する決済段階とをさらに備えたことを特徴とする
    請求項8に記載の有価証券取引方法。
  10. 【請求項10】 前記補填は、前記預金口座から前記証
    券会社の預金口座に所定の金額の振替を行い、 前記振替を行った額を前記証券会社の取引口座に入金す
    る入金段階と、前記発注に基づく約定にかかる額を前記
    取引口座において決済する決済段階とをさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項8に記載の有価証券取引方法。
  11. 【請求項11】 前記約定にかかる額と前記買い注文に
    相当する額とが一致しない場合に、前記補填した額を調
    整する調整段階をさらに備えたことを特徴とする請求項
    8に記載の有価証券取引方法。
  12. 【請求項12】 前記補填があったとき前記金融機関か
    らその通知を受けることを特徴とする請求項8に記載の
    有価証券取引方法。
  13. 【請求項13】 有価証券の取引を希望する顧客が登録
    されたものであるかまたは所定の条件を満たした者であ
    るかを認証し、 前記顧客からの有価証券取引の買い注文に相当する額
    が、該顧客から証券会社が買い注文を受付可能な残高で
    ある買付余力を超えるかどうかを判断し、 前記買い注文に相当する額が前記買付余力を超える場合
    には、該顧客によって指定された金融機関の預金口座に
    おける残高が前記買付余力における不足分にかかる額以
    上あるかどうかをチェックし、 前記取引口座の残高が前記買付余力における不足分にか
    かる額を超える場合には前記買付余力における不足分を
    該顧客によって指定された金融機関の預金口座の預金で
    補填し、 前記買付余力を前記補填した額分増加させ、前記買い注
    文を発注することを特徴とする有価証券取引方法を実行
    するために顧客によって操作されるコンピュータに情報
    伝送可能に結合される証券会社からの情報を提供するた
    めの証券会社側コンピュータ。
  14. 【請求項14】 有価証券の取引を希望する顧客が登録
    されたものであるかまたは所定の条件を満たした者であ
    るかを認証し、 前記顧客からの有価証券取引の買い注文に相当する額
    が、該顧客から証券会社が買い注文を受付可能な残高で
    ある買付余力を超えるかどうかを判断し、 前記買い注文に相当する額が前記買付余力を超える場合
    には、該顧客によって指定された金融機関の預金口座に
    おける残高が前記買付余力における不足分にかかる額以
    上あるかどうかをチェックし、 前記預金口座の残高が前記買付余力における不足分を前
    記顧客の預金口座によって補填し、 前記買付余力を前記補填した額分増加させ、前記買い注
    文を発注することを特徴とする有価証券取引を実行する
    ために使用される証券会社側コンピュータと連携して使
    用される前記金融機関側のコンピュータ。
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