JP2002063471A - 商品情報管理システム - Google Patents

商品情報管理システム

Info

Publication number
JP2002063471A
JP2002063471A JP2000250541A JP2000250541A JP2002063471A JP 2002063471 A JP2002063471 A JP 2002063471A JP 2000250541 A JP2000250541 A JP 2000250541A JP 2000250541 A JP2000250541 A JP 2000250541A JP 2002063471 A JP2002063471 A JP 2002063471A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
product
customer
product information
book
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000250541A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Suzuki
喜雄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000250541A priority Critical patent/JP2002063471A/ja
Publication of JP2002063471A publication Critical patent/JP2002063471A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客が書籍等の商品を購入した際に、その商
品に関する情報を、商品を販売した側から顧客に供給す
る商品情報管理システムを提供する。 【解決手段】 商品情報管理システムでは、顧客が書店
で書籍を購入すると、書店側から、その書籍の著者や価
格などを含む書籍情報を、標準的なフォーマットのデジ
タルデータとして、顧客のPCに送信する。このシステ
ムは、スーパーマーケット等の小売店においても適用可
能であり、顧客の購入した食料品や日用雑貨に関する情
報が、デジタルデータとして、顧客のPCに送信され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書店等の店舗にお
いて顧客が購入した書籍等の商品に関する情報を、その
書店等から顧客に送信する商品情報管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子ブックやホームページなど、
電子的なコンテンツを目にすることが非常に多くなって
きているが、読み易さ、可搬性、従来からの習慣等、数
多くの理由から、書籍を購入する顧客はまだまだ多い。
【0003】一方、書籍をインターネット上のホームペ
ージでも購入できるようになってきているが、十分に普
及しているとは言い難い状況であり、ほとんどの書籍の
購入は、依然として書店において行われている。
【0004】顧客の中には、年に数百冊もの書籍を購入
する「読書家」もおり、また通常の顧客でも、年に十数
冊程度は購入している。
【0005】こうした顧客は、家にどの書籍があるのか
や、いつ、どの書籍を購入したか等を知るために、購入
した書籍の著作名、著者、発行日等を一冊一冊パソコン
等に入力して、管理していることが多い。
【0006】また、大学の研究室や、研究機関などで
は、図書館の規模には及ばないが、非常に多くの専門書
を保有しているのが一般的で、最新技術を把握するため
に多くの新刊書を購入する。これだけの規模になると、
蔵書の管理は不可欠であり、実際には、購入した書籍の
書籍情報(及び書架情報等)をパソコン等に入力して管
理している。
【0007】更に、書籍以外の商品を購入する場合にお
いても、それらの情報、例えば、製品名、価格、購入個
数等の情報を顧客側で管理しようとすれば、その情報を
顧客宅のパソコン等に逐一入力必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような書籍情報等
の商品情報は、多くの項目から構成されており、入力作
業は容易ではない。特に、年に数百冊もの書籍を購入す
る顧客や、多くの商品を購入する顧客にとって、それら
を管理するために書籍情報や商品情報を入力するために
は膨大な労力を要する。
【0009】こうした商品情報は、商品それ自体の情報
に加えて、顧客がそれを購入したという事実を示す点で
重要性が大きい。
【0010】しかし、今まで、顧客が購入した商品につ
いての情報を、購入店舗や製造元等から提供するような
システムはなかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、上記
課題を解決するために、顧客が書店等の店舗において書
籍等の商品を購入した際に、その商品情報を顧客のメー
ルアドレス等に配信するシステムを提供する。
【0012】本発明の第一の実施態様では、商品に関す
る商品情報を記憶している記憶手段と、顧客の購入した
商品を識別する識別情報を取得する識別情報取得手段
と、前記識別情報を元に、前記購入商品の商品情報を前
記記憶手段から取得する商品情報取得手段と、前記取得
された商品情報を、前記顧客の個人宛先に電子的に送信
する商品情報送信手段とを有する商品情報管理システム
が提供される。
【0013】これによって、顧客は、自身が購入した商
品の情報を逐一自宅で入力することなく、それらの各項
目をデジタルデータとして入手することができる。
【0014】本発明の第二の実施態様では、前記第一の
実施態様において、前記顧客側では、送信された商品情
報を用いて商品リストを作成する商品リスト作成手段を
備えているように構成される。
【0015】これによって、顧客は、自身が購入した商
品の情報を、自由に編集・加工することができる。
【0016】本発明の第三の実施態様では、前記第一の
実施態様において、前記識別情報を送信する識別情報送
信手段を更に有し、前記識別情報取得手段及び前記識別
情報送信手段とが、前記顧客が前記商品を購入する場所
に配置され、前記記憶手段、前記商品情報取得手段、及
び前記商品情報送信手段が、前記購入場所以外の場所に
設置され、前記識別情報送信手段は、前記識別情報を前
記商品情報取得手段に送信するように構成される。
【0017】これによって、商品を販売した店舗は、商
品の識別のみを、他のサイトや企業に送信し、商品情報
の取得・提供をそれらのサイトに委任することができ
る。
【0018】本発明の第四の実施態様では、顧客の購入
した商品を識別する識別情報を取得するステップと、前
記識別情報を元に、前記購入商品の商品情報を取得する
ステップと、前記取得された商品情報を、前記顧客の個
人宛先に電子的に送信するステップとを有する商品情報
管理方法が提供される。
【0019】更に、本発明の第五の実施態様では、商品
情報管理方法を実現させるプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体が提供され、前記方法を
実現させるプログラムは、顧客の購入した商品を識別す
る識別情報を取得するステップと、前記識別情報を元
に、前記購入商品の商品情報を取得するステップと、前
記取得された商品情報を、前記顧客の個人宛先に電子的
に送信するステップとを有するように構成される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第一の実施形態
の商品情報管理システム100を示すブロック図であ
る。商品情報管理システム100は、顧客110、書籍
120、書店の販売員130、書店に設置してある書店
PC140、データベース141、書籍情報150、顧
客サイトに設置してある顧客PC160、累積書籍デー
タ170、及びインターネット180から構成される。
【0021】前記商品情報管理システム100では、顧
客110が、書店において書籍120を購入した際に、
書店PC140から顧客PC160に、顧客110が購
入した書籍120についての書籍情報150を送信す
る。
【0022】書籍情報150は、顧客PC160に直接
送信される必要はなく、インターネット・メールやWe
bなどを介して間接的に送信・提示されても良い。ここ
では、書籍情報150が、インターネット180を経由
してメールで送信されるものとして説明する。
【0023】インターネット180は、LAN、WAN
等の他の広域回線網であってもよく、エクストラネット
やイントラネットを含むようなものであってもよい。更
に、インターネット180の代わりに、ネットワーク以
外の、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、メモ
リ、携帯電話のような物が、情報伝達媒体として使用さ
れても良い。
【0024】また、書店は、書店の売り場及びシステム
部門等がある場所を含む概念として用い、顧客サイト
は、顧客の自宅や研究室等の、顧客の書籍管理の本拠を
指す概念として用いられる。
【0025】前記商品情報管理システム100における
処理を、図2及び図3を参照して更に詳しく説明する。
通常、顧客110は、書店にある書籍120の中から自
分の購入したい書籍120を決定し、その書籍120を
購入するために、それらを手に持って書店の売り場へ行
くが、図2のフローチャートは、それ以降の処理を示す
ものである。また、このフローチャートは、左側に顧客
110の処理を、右側に書店(における販売員130、
又は書店PC140)の処理を表している。
【0026】ステップS10で、顧客110は、購入を
希望する書籍120と共に、自己のメールアドレスを販
売員130に提示する。顧客110は、複数の書籍12
0を購入する場合でも、1つのメールアドレスを提示す
るだけでよい。この場合は、複数の書籍120に関する
書籍情報150が、まとめて、提示されたメールアドレ
スに送信される。
【0027】また、書店では、顧客110に、このよう
なメールアドレス自体の提示を書籍購入の度に行わせる
ことを避けるために、メールアドレスを前もって記憶さ
せたサービスカード等を顧客に配布し、書籍購入の際
に、そのカードを読みとることによって、顧客のメール
アドレスを取得するようにしても良い。
【0028】また、従来のキャッシュカードに、顧客の
メールアドレスの情報を記憶させることができれば、そ
のカードによる決済と同時に、メールアドレスを取得す
るようにもできる。
【0029】ステップS12では、顧客110が書籍1
20の代金を書店の販売員130に支払い、ステップS
14では、その販売員130が受け取った代金を確認
し、その書籍120と領収書等を顧客に渡す。
【0030】ステップS12とステップS14は、矩形
Q1で囲まれているが、この部分は、従来の書店で行わ
れる処理と同様であることを意味している。
【0031】ここで販売員130が、前述したようなメ
ンバーカードを顧客110から受け取っている場合は、
そのカードもこのタイミングで返却することが望まし
い。
【0032】次に、ステップS16では、販売員130
の操作に応じて、書店PC140が、顧客110から提
示されたメールアドレス宛に、その顧客が購入した書籍
120に関する書籍情報150を送信する。また、書店
PC140の外部記憶装置内に配置されたデータベース
141には、その書店で扱う書籍の書籍情報が記憶され
ている。
【0033】この処理は、例えばキャッシュレジスタに
連動させて行うことができる。販売員130からキャッ
シュレジスタに書籍の識別ID(例えば、ISBNコー
ド)と顧客110のメールアドレスが入力されると、そ
の情報が書店PC140に送信される。次に書店PC1
40は、その識別IDをキーに、データベース141内
に記憶された書籍情報を検索して、書籍情報150を作
成し、前記メールアドレスに自動的に送信する。また、
販売員130は、キャッシュレジスタの操作とは別に、
書店PC140を操作して、上記送信を行うこともでき
る。
【0034】ここで、書籍情報の検索は、書店PC14
0が内蔵するデータベース141を使用して行っている
が、インターネット上にあるような外部のデータベース
を使用してもよい。
【0035】書籍情報150の例が図3に示されてい
る。書籍情報150は、書籍毎に著書名、著者、出版
社、価格、書評、購入日を含んでいる。ここで言う書評
とは、書籍の帯に記載してあるような、内容の概略、識
者のコメント、受賞情報、話題となっている事実、キャ
ッチフレーズ等を含むものである。もちろん、こうした
書籍情報150は一例に過ぎず、従って、書店によっ
て、これ以外の様々な情報を付加することができる。ま
た、図3の書籍情報150は、顧客が同時に複数の書籍
120を購入した場合の例であり、対応する複数の書籍
情報から構成されている。
【0036】多くの書籍には、書籍JANコードと呼ば
れる2段のバーコードが付されているが、ここには、I
SBNコード、図書分類、税抜き本体価格が記録されて
いるだけなので、この情報だけでは、本発明の意味する
書籍情報とは言えない。それ以外の情報は、書店が様々
なソースから独自に付加する必要がある。
【0037】書籍情報150は、顧客110側の様々な
アプリケーションで利用可能なように、RTF(rich t
ext format)やCSV(comma separated value)等のフ
ォーマットで送信されるのが望ましい。これらのフォー
マットは、異なるアプリケーション間でデータを交換す
るときによく使われるフォーマットである。
【0038】書籍情報150は、メールで送信する場
合、添付ファイル(MIMEエンコード)として送信可
能であるが、テキストデータであれば、メールの本文に
含ませることもできる。
【0039】再び、図2の説明に戻ると、ステップS1
8では、顧客110が書店から、前記書籍情報150を
受け取って、自己の所望する形に編集し、更に必要があ
れば新しい情報を付加して、累積書籍データ170を作
成する。累積書籍データ170の作成は、あくまでも顧
客110の必要性に応じて、顧客によってなされるもの
であり、従って、累積書籍データ170自体は、本発明
の必須の構成要素ではない。
【0040】書店は、書店PC140から、書籍情報1
50を、インターネットを介して顧客PC160に送信
するようしているが、ここでは、その書籍情報150
は、インターネット・メールに含まれるので、その書籍
情報150は、一旦、顧客110のプロバイダ等が有す
るインターネット上のメールサーバ等に保存され、次
に、顧客110が、顧客PC160を使って、そのメー
ルサーバに、自分宛のメールを取りに行くことになる。
【0041】書籍情報150を送信する別の方法では、
URLを利用することができる。書店PC140は、書
籍情報150としてURLのみを顧客に送信し、それを
受信した顧客PC160が、そのインターネット上のU
RLにアクセスすると、書籍情報150の実体が表示さ
れる。顧客110は、その表示内容をコピーして、累積
書籍データ170として保存すればよい。
【0042】次に、顧客110が、購入の度に受け取っ
た書籍情報150を累積、編集し、更に必要な情報を付
加した累積書籍データ170の例を図4に示す。この例
では、マイクロソフト社のEXELのような表計算ソフ
トで、累積書籍データ170を作成している。ここで顧
客110は、受け取った書籍情報150の他に、その書
籍が収められている書架の番号、及びその書籍のジャン
ルを新たな項目として付加し、購入日順に並べ、更にそ
の順に番号(NO.の項目)を付与して一覧表にしてい
る。図4の累積書籍データ170では、最後の2行が、
図3の書籍情報150の一部となっている。
【0043】書籍情報150、及び累積書籍データ17
0は、デジタルデータであるため、例えば著書名で
「山」の字を含んだものを検索したり、価格の合計を算
出したりすることもできる。
【0044】次に、本発明の第二の実施形態の商品情報
管理システム200について説明する。図5に示される
商品情報管理システム200は、本発明の第一の実施形
態の商品情報管理システム100と異なり、書店と顧客
サイトが直接接続されるのではなく、その間に出版社が
介在する。
【0045】商品情報管理システム200は、顧客21
0、書籍220、書店の販売員230、書店に設置して
ある書店PC240、書籍情報250、顧客サイトに設
置してある顧客PC260、累積書籍データ270、イ
ンターネット280、購入情報290、出版社PC30
0、及びデータベース301から構成される。
【0046】書店で顧客210が書籍220を購入した
際に、書店PC240から、その購入内容を記録した購
入情報290が、出版社PC300に配信される。その
後、出版社が、その情報290を元に、書籍220につ
いての書籍情報250を生成し、顧客PC260宛てに
送信する。
【0047】ここで、出版社は、書籍の出版元企業やそ
の企業の関連サービス会社などを指している。顧客21
0が、前記書店で異なる出版社の書籍220を複数購入
した場合、前記購入情報290は、書籍220の出版社
ごとに生成され、複数の出版社に送られることになる。
また、顧客210が、同じ出版社の書籍220を複数購
入した場合、1つの出版社に送られる購入情報290に
は、対応する複数の書籍の内容が含まれることになる。
【0048】前記商品情報管理システム200における
処理を、図6を参照して更に詳しく説明する。図6のフ
ローチャートは、図2のフローチャート同様、顧客21
0が、自分の購入したい書籍220を売り場に持ってき
た以降の処理を示している。また、このフローチャート
は、左側に顧客の処理を、中央に書店(における販売員
230、又は書店PC240)の処理を、更に右側に出
版社(における出版社PC300)の処理を表してい
る。
【0049】ステップS20では、顧客210は、購入
したい書籍220と共に、自己のメールアドレスを販売
員230に提示する。顧客210は、複数の書籍220
を購入する場合でも、1つのメールアドレスを提示する
だけでよい。
【0050】書店は、本発明の第一の実施形態で説明し
た通り、顧客210からサービスカード等の提示を受け
ることにより、簡単にメールアドレスを取得することも
できる。
【0051】ステップS22では、顧客210が書籍2
20の代金を書店の販売員230に支払い、ステップS
24では、その販売員230が受け取った代金を確認
し、その書籍220と領収書等を顧客に渡す。
【0052】ステップS22とステップS24は、矩形
Q2で囲まれているが、この部分は、従来の書店で行わ
れる処理と同様であることを意味している。第一の実施
形態と同様、サービスカードを受け取っていれば、それ
も返す必要がある。
【0053】次に、ステップS26では、販売員230
の操作等により、書店PC240が、各書籍の出版社の
出版社PC300のアドレスに、購入情報290を送信
する。前記購入情報290は、顧客210のメールアド
レスと、その顧客210が購入した書籍220の識別I
D(ISBNコード等)を含む。このような送信がメー
ルによって行われる場合、出版社PC300のアドレス
は、メールアドレスであるが、それ以外の任意のアプリ
ケーションによって送信されてもよく、その場合は、当
該アプリケーションが使用する、所定のアドレスであ
る。
【0054】本発明においては、出版社が書店から取得
する情報としては、顧客210のメールアドレスと書籍
220の識別IDがあれば十分であるが、例えば、前述
したメンバーカード等に、顧客の名前、住所、年齢、職
業等を記録しておき、それらを購入情報290に含める
ことにより、各出版社は、書籍毎の購入層や購入時期等
を把握することができ、出版における実績管理や予測な
どを容易に行うことができる。
【0055】次に、ステップS28において、出版社
は、購入情報290によって取得した顧客210のメー
ルアドレス宛に、その購入情報290に含まれている書
籍220に関する書籍情報250を送信する。この書籍
情報250は、本発明の第一の実施形態における書籍情
報150と同様のものである。
【0056】出版社PC300が購入情報290を受信
すると、その購入情報290に含まれる書籍220の識
別IDをキーとして、当該出版社の有するデータベース
301を検索し、対応する書籍情報を取得する。購入情
報290に複数の識別IDが含まれる場合には、当該検
索処理を複数回繰り返して、全ての書籍情報を取得す
る。データベース301から得られる情報としては、本
発明の第一の実施形態における書籍情報150の内容と
同程度のものが期待される。これらの情報は、最終的に
顧客サイトで累積書籍データ270として累積されるの
で、各出版社毎で共通のものである必要がある。
【0057】また、データベース301は、第一の実施
形態におけるデータベース141に対応するものである
が、データベース141が、書店にある書籍全てに関す
る書籍情報を含んでいることが求められるのに対し、デ
ータベース301は、その出版社が出版する書籍に関す
る書籍情報を含んでいればよい。
【0058】全ての書籍情報がデータベース301から
得られると、出版社PC300は、それらの情報を全
て、購入情報290に含まれる顧客のメールアドレス
に、書籍情報250として転送する。
【0059】ステップS30では、顧客サイトにおい
て、顧客PC260が出版社の出版社PC300からイ
ンターネット280等のネットワークを介して、前記書
籍情報250を受信し、それらを累積して累積書籍デー
タ270を作成する。顧客210は、その累積書籍デー
タ270を、自己の所望する形に編集し、更に必要があ
れば新しい情報を付加して利用することができる。
【0060】次に、本発明の第三の実施形態である、商
品情報管理システム400について説明する。当該シス
テムは、第一の実施形態の商品情報管理システム100
を、スーパーマーケット等の小売り販売に応用した例で
ある。
【0061】図7に示される商品情報管理システム40
0は、顧客410、商品420、小売店の販売員43
0、小売店に設置してある小売店PC440、商品情報
450、顧客サイトに設置してある顧客PC460、累
積商品データ470、及びインターネット480から構
成される。
【0062】小売店で顧客410が商品420を購入し
た際に、小売店PC440から、その購入内容を記録し
た商品情報450が、顧客PC460に配信される。
【0063】本発明の第一の実施形態の商品情報管理シ
ステム100と比べると、扱う商品が書籍ではなく、日
用品や食料品などになっただけで、全体の処理の流れに
ついては異なるところがない。
【0064】商品情報450には、商品名、その商品の
購入個数、その商品の単価、金額(単価×個数)、購入
店舗、購入日等の情報が含まれる。
【0065】顧客410は、このような情報を各小売店
から得ることにより、いつ、どの商品をどこからいくら
で購入したかを詳細に把握することができる。
【0066】顧客410は、商品情報450を顧客PC
460で受信し蓄積した後、マイクロソフト社のEXE
L等の表計算ソフトを使用して、様々な用途に適するよ
う編集して、累積商品データ470を作成することがで
きる。このデータは、デジタルデータであるために、任
意のアプリケーションによって編集や集計を容易に行う
ことができる。従って、例えば、支出の合計を計算して
家計簿の一部として活用したり、家庭における消費傾向
を自身で分析することも可能である。
【0067】図8は、累積商品データ470の一例を示
す図である。顧客410は、2000年8月8日に購入
した情報を、各店舗から商品情報450として受け取
り、それらを集めて、表データとし、更に、商品の種別
を追加し、支出金額の合計を計算させている。
【0068】以上、説明してきたように、本発明の商品
情報管理システムは、書店や小売店から、購入した書籍
・商品の情報を送信するものであるが、店舗が存在しな
い通信販売による購入や、インターネット等を介した電
子商取引による購入に関しても、本発明のシステムを適
用することが可能である。
【0069】また、商品についても制限はなく、古書、
雑貨、車、証券等、一般人が購入することができるあら
ゆる物を対象とすることができる。更に、飲食店での飲
食、ゲーム場での遊技等、対価を払ってサービスを受け
た内容についても本発明のシステムを適用可能である。
本明細書では、こうしたサービスの内容も「商品」とい
う概念に含まれるものとして考える。
【0070】また更に、本発明の各実施形態において、
書店または出版社は、こうした商品情報提供サービスの
対価として、顧客から、いくらかの手数料を徴収するこ
とも考えられる。徴収の方法については、年会費とし
て、あるいは受信したデータ量に応じて等、様々な形態
が考えられ、任意の方法を採ることが可能である。
【0071】次に、本明細書の各実施形態に用いられる
コンピュータの代表的な構成について説明する。上述し
た、書店PC(140、240、440)、顧客PC
(160、260、460)、出版社PC300は、基
本的に、ここで説明する構成を有するものである。
【0072】ただし、書店PCについては、前述のよう
に、キャッシュレジスタと一体、又は密接に接続されて
構成される場合がある。
【0073】図9は、前記コンピュータの構成を示して
いる。コンピュータ500は、CPU510、メモリ5
20、記憶装置530、入力装置540、出力装置55
0、ネットワーク・インタフェース560、記録媒体駆
動装置570、及びバス590を備えている。こうした
コンピュータは、一般的にはパーソナル・コンピュータ
やワークステーションであるが、その他様々な種類のコ
ンピュータを使用して構成することができる。
【0074】CPU510は、他の構成要素を制御し、
種々の処理を行うよう制御する。例えば、書店PC14
0では、販売員によって、顧客の購入した書籍の識別I
Dと、顧客のメールアドレス等が入力されると、自動的
にその識別IDから書籍情報を取得した後、その書籍情
報を内容とし顧客のメールアドレスを宛先としたメール
を作成する。
【0075】メモリ520は、CPU510による処理
で必要なデータが一時的に記憶され、また、本発明の商
品情報管理システムを実現するためのプログラムがロー
ドされる。
【0076】記憶装置530は、ハードディスクなどの
外部記憶装置であり、例えば書店PC140では、書籍
情報を有するデータベース141が記憶され、出版社P
C300では、各社の書籍情報を有するデータベース3
01が記憶される。
【0077】入力装置540は、ユーザが必要な項目や
指示を入力するために用いられる、キーボード、マウ
ス、バーコードリーダー、及びカードリーダー等であ
る。例えば書店においては、販売員130が、当該入力
装置を介して、書籍の識別IDや顧客のメールアドレス
を書店PC140に入力する。
【0078】出力装置550は、一般的には、CRTデ
ィスプレイ装置等であり、ユーザが必要な項目を入力す
る入力画面や、指示を行うための指定画面が表示され
る。
【0079】ネットワーク・インタフェース560は、
外部又は社内ネットワーク等とのインタフェースを有
し、当該コンピュータを他の端末に接続する。本発明の
商品情報管理システムでは、各PCが、当該ネットワー
ク・インタフェースを介してインターネットに接続され
る。
【0080】記録媒体駆動装置570は、フロッピー・
ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体
580から、データを読み込み、必要に応じて、当該コ
ンピュータ500のメモリ520又は記憶装置530に
転送する。前記記録媒体内のデータには、前述した、本
発明の商品情報管理システムを実現するプログラムも含
まれ得る。
【0081】バス590は、前記各構成要素CPU51
0ないし記録媒体駆動装置570の間でデータ、コマン
ド等の情報をやりとりする、共通伝送経路である。
【0082】
【発明の効果】本発明の商品情報管理システムにより、
顧客が購入した商品の情報を、顧客が逐一PC等に入力
することなく、デジタルデータとして管理することがで
きる。こうした商品に関する情報の量と、購入する商品
の数は非常に多く、それだけに入力作業を不要とするこ
とは、顧客の労力の軽減に大いに貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態の、書籍に関する商品
情報管理システム100の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の第一の実施形態における処理を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の第一の実施形態における書籍情報デー
タの内容の一例を示す図である。
【図4】本発明の第一の実施形態における累積書籍デー
タの編集例を示す図である。
【図5】本発明の第二の実施形態の、書籍に関する商品
情報管理システム200の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第二の実施形態における処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】本発明の第三の実施形態の、商品に関する商品
情報管理システム400の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の第三の実施形態における累積書籍デー
タの編集例を示す図である。
【図9】本発明の商品情報管理システムに使用されるコ
ンピュータの一般的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100、200、400 商品情報管理システム 110、210、410 顧客 120、220 書籍 130、230、430 販売員 140、240 書店PC 141、301 データベース 150、250 書籍情報 160、260、460 顧客PC 170、270、累積書籍データ 180、280、480 インターネット 290 購入情報 300 出版社PC 420 商品 440 小売店PC 450 商品情報 470 累積商品データ 500 コンピュータ 510 CPU 520 メモリ 530 記憶装置 540 入力装置 550 出力装置 560 ネットワーク・インタフェース 570 記録媒体駆動装置 580 記録媒体 590 バス

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品に関する商品情報を記憶している記
    憶手段と、 顧客の購入した商品を識別する識別情報を取得する識別
    情報取得手段と、 前記識別情報を元に、前記購入商品の商品情報を前記記
    憶手段から取得する商品情報取得手段と、 前記取得された商品情報を、前記顧客の個人宛先に電子
    的に送信する商品情報送信手段とを有することを特徴と
    する商品情報管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記顧客側では、送信された商品情報を用いて商品リス
    トを作成する商品リスト作成手段を備えていることを特
    徴とする商品情報管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記識別情報を送信する識別情報送信手段を更に有し、 前記識別情報取得手段及び前記識別情報送信手段とが、
    前記顧客が前記商品を購入する場所に配置され、 前記記憶手段、前記商品情報取得手段、及び前記商品情
    報送信手段が、前記購入場所以外の場所に設置され、 前記識別情報送信手段は、前記識別情報を前記商品情報
    取得手段に送信することを特徴とする商品情報管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記識別情報送信手段が更に、前記顧客の個人宛先を前
    記商品情報取得手段に送信し、前記商品情報送信手段
    が、前記顧客の個人宛先に前記商品情報を送信すること
    を特徴とする商品情報管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記記憶手段、前記商品情報取得手段、及び前記商品情
    報送信手段が、前記購入商品の提供元に配置されること
    を特徴とする商品情報管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記顧客が、異なる提供元の商品を購入した場合、前記
    識別情報送信手段が、それぞれの商品の前記識別情報
    を、対応する提供元の前記商品情報取得手段にそれぞれ
    送信することを特徴とする商品情報管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記送信が、インターネットを介して行われることを特
    徴とする商品情報管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記商品が書籍であり、前記商品情報が、前記書籍の著
    書名、著者、出版社、価格、書評、及び購入日のうち少
    なくとも1つを含んでいることをことを特徴とする商品
    情報管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1において、 前記商品情報送信手段が、インターネットを介して前記
    商品情報を前記顧客に送信することを特徴とする商品情
    報管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記商品情報送信手段が、インターネット・メールの形
    態で前記商品情報を前記顧客に送信することを特徴とす
    る商品情報管理システム。
  11. 【請求項11】 顧客の購入した商品を識別する識別情
    報を取得するステップと、 前記識別情報を元に、前記購入商品の商品情報を取得す
    るステップと、 前記取得された商品情報を、前記顧客の個人宛先に電子
    的に送信するステップとを有することを特徴とする商品
    情報管理方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記顧客側では、送信された商品情報を用いて商品リス
    トを作成するステップを備えていることを特徴とする商
    品情報管理方法。
  13. 【請求項13】 請求項11において、 前記識別情報を送信するステップを更に有し、 前記識別情報を取得するステップ及び前記識別情報を送
    信するステップとが、前記顧客が前記商品を購入する場
    所において行われ、 前記商品情報を取得するステップ及び前記商品情報を送
    信するステップが、前記購入場所以外の場所において行
    われ、 前記識別情報を送信するステップは、前記識別情報を前
    記商品情報を取得するステップに用いるために、前記購
    入場所以外の場所に送信することを特徴とする商品情報
    管理方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記識別情報を送信するステップが更に、前記顧客の個
    人宛先を前記購入場所以外の場所に送信し、前記商品情
    報を送信するステップが、前記顧客の個人宛先に前記商
    品情報を送信することを特徴とする商品情報管理方法。
  15. 【請求項15】 請求項13において、 前記商品情報を取得するステップ及び前記商品情報を送
    信するステップが、前記購入商品の提供元において行わ
    れることを特徴とする商品情報管理方法。
  16. 【請求項16】 商品情報管理方法を実現させるプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
    あって、前記方法を実現させるプログラムは、 顧客の購入した商品を識別する識別情報を取得するステ
    ップと、 前記識別情報を元に、前記購入商品の商品情報を取得す
    るステップと、 前記取得された商品情報を、前記顧客の個人宛先に電子
    的に送信するステップとを有することを特徴とするプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
JP2000250541A 2000-08-22 2000-08-22 商品情報管理システム Pending JP2002063471A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250541A JP2002063471A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 商品情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250541A JP2002063471A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 商品情報管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002063471A true JP2002063471A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18740094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000250541A Pending JP2002063471A (ja) 2000-08-22 2000-08-22 商品情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002063471A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003296562A (ja) * 2002-04-04 2003-10-17 Junichi Ishikawa 家計簿情報処理装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2007058848A (ja) * 2005-07-25 2007-03-08 Toyo Eng Corp 予測支援システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003296562A (ja) * 2002-04-04 2003-10-17 Junichi Ishikawa 家計簿情報処理装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2007058848A (ja) * 2005-07-25 2007-03-08 Toyo Eng Corp 予測支援システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8583507B2 (en) Rule-based transferable shopping basket for online purchases
US7571105B2 (en) Weight based upselling
JP3977989B2 (ja) 販売価格決定方法及び装置及び販売価格決定プログラムを格納した記憶媒体
US20070088615A1 (en) System and method for network-based management of physical and online stores utilizing dual-interfaces general-purpose computers
KR20090029870A (ko) 인터넷 쇼핑몰의 상품 판매 및 배송 정보 제공 방법
JP2002099764A (ja) 情報提供方法および情報提供装置
JP2002074129A (ja) インセンティブ設定装置および販促支援システム
JP2002063471A (ja) 商品情報管理システム
JP2002269423A (ja) ポイント変換サービスシステム
JP2004145646A (ja) 電子本棚管理システム、電子本棚管理方法および電子本棚管理用プログラム
KR20010094143A (ko) 전자상거래 방법과 시스템 및 그 기록매체
JPH11250139A (ja) 商品情報提供方式
JP2003030528A (ja) 買物情報の提供方法、買物情報の提供システム、買物情報の処理装置および顧客のメール受信装置
CN110852835A (zh) 电子商务运营管理平台
JP2004030001A (ja) 在庫管理装置
KR101034497B1 (ko) 인터넷 쇼핑몰 시스템 및 상품 판매 정보 제공 방법
JP2002260103A (ja) 販売時点情報管理システム
JP2005070928A (ja) 商品の代金還元システム
Beasty Retail's 2 worlds: tips on integrating online and offline channels; Retailers are in transition as they balance customer experience in the store and on the Web
Markellos et al. Towards a Usable Business-to-Consumer E-Store: Development of an Integrated Model for E-Commerce Transactions
JP2002015178A (ja) 商品取引システムおよび商品取引支援方法
JP2002288204A (ja) 情報配信システムおよび方法、データ処理装置、情報配信プログラム、記録媒体
KR20000036853A (ko) 네트워크 시스템에서 소매상을 이용한 전자상거래 방법 및그 방법을 기록한 컴퓨터로 읽을 수 있는 기록매체
JP2006323750A (ja) 商品販売システムおよび販売方法
JP2002032595A (ja) 商品販売システムおよび方法と記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021120