JP2005070928A - 商品の代金還元システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ポイントバックシステムにおいて、既購入者が、その後の商品人気により最も恩恵を受けることができようにする。
【解決手段】 商品Xが販売されたとき、商品情報テーブルの商品Xについての販売数を更新する(ステップ103)。商品Xの更新後の販売数が設定販売数に達しているかどうかを判別する(ステップ104)。この判別の結果、商品Xの更新後の販売数が設定販売数に達しているときには、顧客情報テーブルに対して、商品Xの商品番号をキーワードとして商品Xを購入した顧客を検索する(ステップ111)。この検索結果の顧客の総還元ポイントを、設定販売数に対応したポイント数だけ更新する(ステップ112)。
【選択図】 図2
【解決手段】 商品Xが販売されたとき、商品情報テーブルの商品Xについての販売数を更新する(ステップ103)。商品Xの更新後の販売数が設定販売数に達しているかどうかを判別する(ステップ104)。この判別の結果、商品Xの更新後の販売数が設定販売数に達しているときには、顧客情報テーブルに対して、商品Xの商品番号をキーワードとして商品Xを購入した顧客を検索する(ステップ111)。この検索結果の顧客の総還元ポイントを、設定販売数に対応したポイント数だけ更新する(ステップ112)。
【選択図】 図2
Description
この発明は、商品の代金還元システムに関する。
商品の代金還元システムとしてポイントバックと呼ばれる割り引きシステムがある。これは、
・店で買い物をしたとき、購入金額に応じてポイント(点数)が与えられる。
・次回の買い物のとき、そのポイントの大きさだけ割り引いて商品を購入できる。
・ポイントは貯めておいて、まとめて割り引きに使用することもできる。
というものである。
・店で買い物をしたとき、購入金額に応じてポイント(点数)が与えられる。
・次回の買い物のとき、そのポイントの大きさだけ割り引いて商品を購入できる。
・ポイントは貯めておいて、まとめて割り引きに使用することもできる。
というものである。
このポイントバックシステムは、一般の商店だけでなく、インターネットを通じて各種の商品を購入する、いわゆるインターネットショッピングにも広く導入されている。
また、インターネットショッピングにおける代金還元システムには、上記のポイントバックシステム以外に、次のようなものがある。
(1) 対象商品の現在までの販売数または販売額に応じて商品の価格を割り引く。
(2) 対象商品について、一定期間に一定の販売数または販売額の予約があった場合、その商品の価格を割り引く。
(3) ある販売枠に対して一定期間の販売数または販売額に達した場合、購入者に対し代金の一部を返還する。
(1) 対象商品の現在までの販売数または販売額に応じて商品の価格を割り引く。
(2) 対象商品について、一定期間に一定の販売数または販売額の予約があった場合、その商品の価格を割り引く。
(3) ある販売枠に対して一定期間の販売数または販売額に達した場合、購入者に対し代金の一部を返還する。
なお、上記に関連する資料として例えば下記の文献がある。
特開2003−050899号公報
特開2003−132243号公報
ところが、上記(1)の方法では、既購入者の人数に応じてこれから購入する人の商品価格が安くなり、既購入者が恩恵を受けることができない。また、(2)の方法では、予約数が目標販売数または目標販売額に達する時点まで商品が届かず、欲しいと思ったときにすぐ入手できない。
さらに、(3)の方法では、設定した期間以外の販売数または販売額は、割り引きが考慮されなくなる。また、設定期間の最初に購入しても、最後に購入しても同じ割り引き率になってしまう。
この発明は、これらの問題点を解決しようとするものである。
この発明においては、
サーバが、
顧客情報テーブルと、
商品情報テーブルと、
代金還元ルーチンと
を有し、
上記顧客情報テーブルは、
顧客を識別するための顧客番号と、
総還元ポイントと、
購入した商品を識別するための商品番号と
を、顧客ごとに有し、
上記商品情報テーブルは、
上記商品番号と、
その販売量の情報と
を、商品ごとに有し、
上記代金還元ルーチンは、
所定の商品Xが販売されたとき、上記商品情報テーブルのうち、上記商品Xについての販売数を更新し、
上記商品Xの更新後の販売数が所定の設定販売数に達しているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記商品Xの更新後の販売数が上記所定の設定販売数に達しているときには、上記顧客情報テーブルに対して、上記商品Xの商品番号をキーワードとして上記商品Xを購入した顧客を検索し、
この検索結果の顧客の上記総還元ポイントを、上記所定の設定販売数に対応したポイント数だけ更新する
ようにした商品の代金還元システム
とするものである。
サーバが、
顧客情報テーブルと、
商品情報テーブルと、
代金還元ルーチンと
を有し、
上記顧客情報テーブルは、
顧客を識別するための顧客番号と、
総還元ポイントと、
購入した商品を識別するための商品番号と
を、顧客ごとに有し、
上記商品情報テーブルは、
上記商品番号と、
その販売量の情報と
を、商品ごとに有し、
上記代金還元ルーチンは、
所定の商品Xが販売されたとき、上記商品情報テーブルのうち、上記商品Xについての販売数を更新し、
上記商品Xの更新後の販売数が所定の設定販売数に達しているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記商品Xの更新後の販売数が上記所定の設定販売数に達しているときには、上記顧客情報テーブルに対して、上記商品Xの商品番号をキーワードとして上記商品Xを購入した顧客を検索し、
この検索結果の顧客の上記総還元ポイントを、上記所定の設定販売数に対応したポイント数だけ更新する
ようにした商品の代金還元システム
とするものである。
この発明によれば、既購入者が、その後の商品人気により最も恩恵を受けることができ、積極的な商品購入を促すことができる。また、顧客は、購入人数や募集期間を気にすることなく、都合のいいときに商品を入手することができ、その後に恩恵を受けることができる。
1.第1の実施例
図1において、符号1A〜1Nは、顧客がインターネットショッピングをするときに使用するコンピュータを示す。このコンピュータ1A〜1Nは、インターネットショッピングに利用できるだけの機能および能力のある電子機器であれば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話機、ゲーム機などであってもよい。
図1において、符号1A〜1Nは、顧客がインターネットショッピングをするときに使用するコンピュータを示す。このコンピュータ1A〜1Nは、インターネットショッピングに利用できるだけの機能および能力のある電子機器であれば、パーソナルコンピュータ、PDA、携帯電話機、ゲーム機などであってもよい。
また、コンピュータ1A〜1Nは、顧客A〜Nによりそれぞれ使用されるものであるが、顧客A〜Nが所有している必要はなく、インターネットショッピング時、例えば顧客Aがコンピュータ1Bを使用してもよい。なお、以下においては、コンピュータ1A〜1Nおよび顧客A〜Nを特定する必要がない場合には、コンピュータ1Aおよび顧客Aにより代表して説明する。
そして、顧客Aがインターネットショッピングを行うときには、コンピュータ1Aは、インターネット2を通じてインターネットショッピングのサイトが運営するサーバ3に接続される。このサーバ3は、商品の販売を管理するとともに、顧客を管理するためのデータベースである。このため、サーバ3は、顧客管理テーブルCMTBLを有し、このテーブルCMTBLにより一般的に行われている顧客の管理、すなわち、顧客の氏名、住所、顧客番号(顧客を識別するため識別コード)、クレジットカード番号などのデータを顧客ごとに管理している。
なお、このサーバ3が販売を管理する商品は、ある程度まとまった数を受注・発送できるものであれば、任意であるが、音楽配信、コンテンツ配信など、受注数に関係なくコストが一定であるものならば、より効果的である。
さらに、サーバ3には、例えば図2に示すようなポイント還元ルーチン100が用意される。このルーチン100は、あらかじめ指定した商品が所定の販売数に達するごとに、その商品の購入者に所定のポイントを還元するものである。このルーチン100の詳細は後述するが、ルーチン100は、ポイントの還元される商品が販売されるごとに実行される。
また、サーバ3は、この発明ないし実施例に特有のデータテーブルとして、図3に示す顧客情報テーブルCSITと、図4に示す還元ポイント情報テーブルPBITと、図5に示す商品情報テーブルGDITとを有する。なお、以下の説明においては、理解を容易にするため、ポイントが還元される商品の1つを商品Xとし、その商品番号が5355であるとする。また、顧客Aの顧客番号が0390であるとする。
そして、顧客情報テーブルCSIT(図3)は、顧客ごとに、顧客番号と、パスワードと、総還元ポイント(還元するポイントの累積値)と、過去に購入した商品の商品番号とを有するデータテーブルである。なお、顧客と顧客番号との対応は、サーバ3の顧客管理テーブルCMTBLから分かる。図3は、顧客番号0390の顧客、つまり、顧客Aの顧客情報テーブルCSITの場合であり、顧客Aは、現在の総還元ポイントが120ポイントで、過去に、商品番号5355、3246、・・・の商品を購入していることを示している。
また、還元ポイント情報テーブルPBIT(図4)は、商品ごとに、その販売数があらかじめ設定された販売数(設定販売数)に達したとき、その商品の購入者に還元するポイントを示すテーブルであり、設定販売数と還元ポイントとが対応付けされている。なお、商品と商品番号との対応は、サーバ3にテーブル化されている。図4は、商品番号5355の商品Xの還元ポイント情報テーブルPBITの場合であり、商品Xは、販売数が10000個に達したとき、商品Xの既購入者の総還元ポイントに、20ポイントが追加され、30000個に達したとき、30ポイントが追加され、50000個に達したとき、30ポイントが追加され、・・・のように、追加還元されることを示している。
さらに、商品情報テーブルGDIT(図5)は、商品ごとに、その販売数を示すテーブルであり、商品番号と販売数とが対応付けされている。図5は、商品X(商品番号5355)の商品情報テーブルGDITの場合であり、現在までに9876個販売されていることを示している。
そして、サーバ3が管理する商品は、一般のインターネットショッピングと同様にして販売されるが、ポイントの還元される商品が販売されるごとに、ルーチン100が以下のように実行される。
すなわち、サーバ3の管理する商品Xが任意の顧客Nに販売されると、サーバ3の処理がルーチン100のステップ101からスタートし、次にステップ102において、その商品Xを購入した顧客Nの商品番号のデータが更新される。今の場合、顧客Nの顧客情報テーブルCSITのうち、商品番号のデータ欄(セル)に、商品Xの商品番号5355が追加される。
続いて、処理はステップ103に進み、このステップ103において、商品情報テーブルGDITのうち、その販売された商品Xの販売数が更新される。今の場合、その販売された商品Xの商品番号が5355なので、商品番号5355の販売数9876が例えば1だけインクリメントされて9877に更新される。
そして、処理はステップ104に進み、このステップ104において、ステップ103によりインクリメントされた販売数が、ポイントを還元する設定販売数に達したかどうかがチェックされる。このチェックは、還元ポイント情報テーブルPBITを参照して行われる。今の場合、その販売された商品Xの商品番号5355がなので、この商品番号5355の更新後の販売数9877が、商品番号5355の還元ポイント情報テーブルPBITに列記されている設定販売数を越えたかどうかがチェックされる。
このチェックの結果、今の場合は、どの設定販売数も越えていないので、処理はステップ104からステップ113に進み、ルーチン100を終了する。つまり、販売された商品Xの販売数が、還元ポイントを与える設定販売数に達していないときには、購入した商品の履歴および販売数だけが更新され、還元ポイントは更新されない。
しかし、商品Xの販売数が増加していき、ある顧客に商品Xを販売したとき、その販売数が還元ポイント情報テーブルPBITに列記されている設定販売数10000に達したとすると、これがステップ104において判別され、処理はステップ104からステップ111に進む。
そして、このステップ111において、商品Xの商品番号5355をキーワードにして顧客情報テーブルCSITの商品番号のデータ欄をチェックすることにより、商品Xの既購入者が検索される。今の場合、顧客Aも検索される。
続いて処理はステップ112に進み、このステップ112において、ステップ111の検索結果に該当する顧客の還元ポイントが更新される。今の場合、顧客情報情報テーブルCSITのうち、商品番号5355の商品Xの購入者の還元ポイントが更新される。このとき、更新される還元ポイントの大きさは、還元ポイント情報テーブルPBITに基づく。すなわち、今の場合は、商品番号5355であって、販売数が10000なので、還元ポイント情報テーブルPBITから還元ポイントは20ポイントとなる。したがって、顧客Aの総還元ポイントは、それまでの120ポイントから20ポイント加算されて140ポイントとなる。
そして、処理はステップ113に進み、ルーチン100を終了する。したがって、販売された商品Xの販売数が、還元ポイントを与える販売数に達した場合には、購入した商品の履歴および販売数が更新されるとともに、その商品Xの既購入者の総還元ポイントも更新される。
また、商品X(商品番号5355)の販売数がさらに増加して還元ポイント情報テーブルPBITの次の設定販売数30000に達したときには、そのときの還元ポイントは30ポイントとされているので、商品Xの既購入者の総還元ポイントには30ポイントが加算される。以後同様に、商品Xの販売数が還元ポイント情報テーブルPBITに列記されている設定販売数に達するごとに、その達した設定販売数に設定されている還元ポイントが、商品Xの既購入者の総還元ポイントに追加される。
つまり、商品X(商品番号5355)の既購入者は、その販売数が、還元ポイント情報テーブルPBITに列記されている設定販売数10000、30000、50000、・・・に達するごとに還元ポイントが追加されていく。
この場合、商品Xが例えば10000個販売されたのちに、その商品Xを購入した顧客の場合には、商品Xが30000個販売されたとき、還元ポイントが30ポイント追加されるが、このとき、10000個販売されたときの還元ポイント(20ポイント)は追加されない。つまり、販売数がある設定販売数に達したときには、その設定販売数に対応するポイントだけが還元され、その設定販売数よりも少ない設定販売数があっても、その設定販売数に対応するポイントは還元されない。
したがって、このポイントバックシステムによれば、商品を購入したのちであっても、その商品が設定されている販売数に達するごとにポイントが還元されるので、商品を早期に購入しても還元ポイントの恩恵を受けることができる。
しかも、商品の販売数が少ないときに購入すればするほど、すなわち、購入時期が早いほど、ポイントがより多く還元され、顧客はより多くの恩恵が得られる。したがって、販売側も積極的な商品購入を促すことができる。また、顧客は、購入人数や募集期間を気にすることなく、都合のいいときに商品を入手することができ、その後に恩恵を受けることができる。
さらに、商品の販売数が設定販売数のそれぞれに達するごとにポイントが還元されるので、既購入者はその商品の購入後も売れ行きに関心を持つことになり、例えば、既購入者自身が友人知人にその商品を薦める場合もあり、販売側にとっても好ましいものとなる。
2.第2の実施例
この例においては、あらかじめ設定された期間Pにおける商品Xの販売数に対応してポイントを還元するようにした場合である。このため、サーバ3には、図2のルーチン100に代わって図6に示すポイント還元ルーチン200が用意され、サーバ3が管理する商品が販売されるごとに、以下のように実行される。
この例においては、あらかじめ設定された期間Pにおける商品Xの販売数に対応してポイントを還元するようにした場合である。このため、サーバ3には、図2のルーチン100に代わって図6に示すポイント還元ルーチン200が用意され、サーバ3が管理する商品が販売されるごとに、以下のように実行される。
すなわち、サーバ3の管理する商品Xが販売されると、サーバ3の処理がルーチン200のステップ201からスタートし、ルーチン100のステップ102および103と同様のステップ202および203が実行され、商品Xを購入した顧客の顧客情報テーブルCSITの商品番号のデータが更新されるとともに、商品情報テーブルGDITの商品Xの販売数が更新される。
そして、処理はステップ203に続いてステップ204に進み、このステップ105において、販売日が商品Xにあらかじめ設定されている期間Pを経過しているかどうかがチェックされる。
このチェックの結果、設定期間Pを経過していない場合は、処理はステップ204からステップ215に進み、ルーチン200を終了する。つまり、商品Xの販売日が設定期間Pを経過していない場合には、購入した商品の履歴および販売数だけが更新され、還元ポイントは更新されない。
しかし、商品Xの販売日が設定期間Pを経過している場合には、処理がステップ204からステップ211に進み、このステップ211において、設定期間Pにおける商品Xの販売数(これは、商品情報テーブルGDITからわかる)から還元するポイント数が決定される。
次に、処理はステップ212に進み、このステップ212において、ルーチン100のステップ111と同様、商品Xの商品番号5355をキーワードにして顧客情報テーブルCSITの商品番号のデータ欄をチェックすることにより、商品Xの既購入者が検索される。
続いて処理はステップ213に進み、このステップ213において、ルーチン100のステップ112と同様、ステップ212の検索結果に該当する顧客の総還元ポイントに、ステップ211により決定したポイント数が追加される。そして、処理はステップ214に進み、次の設定期間Pが設定され、その後、ステップ215によりルーチン200を終了する。なお、ステップ214で設定される期間Pは、前回の設定期間Pと異なる期間であってもよい。
したがって、この場合には、設定期間Pごとに、その商品Xの既購入者の総還元ポイントが更新されることになる。つまり、商品Xの既購入者は、その商品が売れ続けると、設定期間Pごとに還元ポイントが追加されていく。
こうして、このポイントバックシステムにおいても、既購入者が、その後の商品人気により最も恩恵を受けることができ、積極的な商品購入を促すことができる。また、顧客は、購入人数や募集期間を気にすることなく、都合のいいときに商品を入手することができ、その後に恩恵を受けることができる。
3.第3の実施例
この例においては、設定された期間Pにおける商品Xの販売数と、顧客が商品Xを購入したときの販売数とから還元するポイントを顧客ごとに決定するようにした場合である。このため、サーバ3には、図2のルーチン100に代わって図7に示すポイント還元ルーチン300が用意され、サーバ3が管理する商品が販売されるごとに、以下のように実行される。
この例においては、設定された期間Pにおける商品Xの販売数と、顧客が商品Xを購入したときの販売数とから還元するポイントを顧客ごとに決定するようにした場合である。このため、サーバ3には、図2のルーチン100に代わって図7に示すポイント還元ルーチン300が用意され、サーバ3が管理する商品が販売されるごとに、以下のように実行される。
すなわち、サーバ3の管理する商品Xが販売されると、サーバ3の処理がルーチン300のステップ301からスタートし、ステップ302〜304が順次実行される。これらステップ302〜304は、ルーチン200のステップ202〜204と同様である。
したがって、商品Xの販売日が設定期間Pを経過していない場合は、処理はステップ304からステップ315に進み、ルーチン300を終了する。つまり、商品Xの販売日が設定期間Pを経過していない場合には、購入した商品の履歴および販売数だけが更新され、還元ポイントは更新されない。
しかし、商品Xの販売日が設定期間Pを経過している場合には、処理はステップ304からステップ311に進み、このステップ311において、ルーチン100のステップ111と同様、商品Xの商品番号5355をキーワードにして顧客情報テーブルCSITの商品番号のデータ欄をチェックすることにより、商品Xの既購入者が検索される。
続いて、処理はステップ312に進み、このステップ312において、商品Xの累計の販売数と、顧客Aが商品Xを購入した時点における商品Xの販売数との差の販売数から還元するポイント数が決定される。なお、顧客Aが商品Xを購入した時点における商品Xの販売数は、顧客Aの顧客情報テーブルCSITの商品番号のデータ欄に、商品Xの商品番号を追記するとき、顧客Aの顧客情報テーブルCSITに記録される。
また、還元するポイント数の決定は、ステップ311により検索したすべての顧客に対して、顧客Aの場合と同様に実行される。したがって、顧客によって(購入時点によって)還元するポイント数が異なる場合がある。
続いて処理はステップ313に進み、このステップ313において、ルーチン100のステップ112と同様、ステップ311の検索結果に該当する顧客の総還元ポイントに、ステップ312により決定したポイント数が追加される。そして、処理はステップ314に進み、次の設定期間Pが設定され、その後、ステップ315によりルーチン200を終了する。なお、ステップ314で設定される期間Pは、前回の設定期間Pと異なる期間であってもよい。
したがって、この場合には、設定期間Pごとに、その商品Xの既購入者の総還元ポイントが更新されることになる。つまり、商品Xの既購入者は、その商品が売れ続けると、設定期間Pごとに還元ポイントが追加されていく。
したがって、この例においても、既購入者が、その後の商品人気により最も恩恵を受けることができ、積極的な商品購入を促すことができる。また、顧客は、購入人数や募集期間を気にすることなく、都合のいいときに商品を入手することができ、その後に恩恵を受けることができる。
4.第4の実施例
この例においては、設定された期間Pにおける商品Xの販売数と、商品Xについてすでに還元したポイントとから新たに還元するポイントを決定するようにした場合である。このため、サーバ3には、図2のルーチン100に代わって図8に示すポイント還元ルーチン400が用意され、サーバ3が管理する商品が販売されるごとに、以下のように実行される。
この例においては、設定された期間Pにおける商品Xの販売数と、商品Xについてすでに還元したポイントとから新たに還元するポイントを決定するようにした場合である。このため、サーバ3には、図2のルーチン100に代わって図8に示すポイント還元ルーチン400が用意され、サーバ3が管理する商品が販売されるごとに、以下のように実行される。
すなわち、サーバ3の管理する商品Xが販売されると、サーバ3の処理がルーチン400のステップ401からスタートし、ステップ402〜404が順次実行される。これらステップ402〜404は、ルーチン200のステップ202〜204と同様である。
したがって、商品Xの販売日が設定期間Pを経過していない場合は、処理はステップ404からステップ417に進み、ルーチン400を終了する。つまり、商品Xの販売日が設定期間Pを経過していない場合には、購入した商品の履歴および販売数だけが更新され、還元ポイントは更新されない。
しかし、商品Xの販売日が設定期間Pを経過している場合には、処理はステップ404からステップ411に進み、このステップ411において、商品Xの累計の販売数から標準の還元ポイントが決定される。次に、ステップ412において、ステップ411により決定された標準の還元ポイントと、商品Xのそれまでの販売量にしたがって還元されたポイント数との差のポイント数が算出され、その差分が今回還元するポイント数に決定される。
次に、ステップ413において、ルーチン100のステップ111と同様、商品Xの商品番号5355をキーワードにして顧客情報テーブルCSITの商品番号のデータ欄(セル)をチェックすることにより、商品Xの既購入者が検索される。
続いて処理はステップ414に進み、このステップ414において、ルーチン100のステップ112と同様、ステップ413の検索結果に該当する顧客の総還元ポイントに、ステップ412により決定したポイント数が追加される。
そして、処理はステップ415に進み、次回にステップ412において使用される商品Xのそれまでの販売量にしたがって還元されたポイント数が更新され、次にステップ416において、次の設定期間Pが設定され、その後、ステップ4175によりルーチン400を終了する。なお、ステップ416で設定される期間Pは、前回の設定期間Pと異なる期間であってもよい。
したがって、この例においても、既購入者が、その後の商品人気により最も恩恵を受けることができ、積極的な商品購入を促すことができる。また、顧客は、購入人数や募集期間を気にすることなく、都合のいいときに商品を入手することができ、その後に恩恵を受けることができる。
5.その他
上述の還元ポイント情報テーブルPBIT(図4)には、設定販売数およびその還元ポイントが複数組用意されているが、設定販売数およびその還元ポイントを1組だけとし、その設定販売数が達成されるごとに、次の設定販売数およびその還元ポイントを用意することもできる。
上述の還元ポイント情報テーブルPBIT(図4)には、設定販売数およびその還元ポイントが複数組用意されているが、設定販売数およびその還元ポイントを1組だけとし、その設定販売数が達成されるごとに、次の設定販売数およびその還元ポイントを用意することもできる。
また、上述においては、商品の販売数にしたがってポイントを還元したが、販売額にしたがってポイントを還元することもできる。さらに、還元するポイントを、商品の価格に対する割り合い(還元率)とすることもできる。また、ポイントを還元する代わりに現金を還元したり(キャッシュバックシステム)、他の商品や景品などを還元の対象とすることもできる。
さらに、顧客情報テーブルCSITは、顧客管理テーブルCMTBLに一体化することができ、還元ポイント情報テーブルPBITと商品情報テーブルGDITとを一体化することもできる。
〔略語の一覧〕
PDA:Personal Digital Assistant
PDA:Personal Digital Assistant
1A〜1N…コンピュータ、2…インターネット、3…サーバ、CSIT…顧客情報テーブル、GDIT…商品情報テーブル、PBIT…還元ポイント情報テーブル
Claims (6)
- サーバが、
顧客情報テーブルと、
商品情報テーブルと、
代金還元ルーチンと
を有し、
上記顧客情報テーブルは、
顧客を識別するための顧客番号と、
総還元ポイントと、
購入した商品を識別するための商品番号と
を、顧客ごとに有し、
上記商品情報テーブルは、
上記商品番号と、
その販売量の情報と
を、商品ごとに有し、
上記代金還元ルーチンは、
所定の商品Xが販売されたとき、上記商品情報テーブルのうち、上記商品Xについての販売数を更新し、
上記商品Xの更新後の販売数が所定の設定販売数に達しているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記商品Xの更新後の販売数が上記所定の設定販売数に達しているときには、上記顧客情報テーブルに対して、上記商品Xの商品番号をキーワードとして上記商品Xを購入した顧客を検索し、
この検索結果の顧客の上記総還元ポイントを、上記所定の設定販売数に対応したポイント数だけ更新する
ようにした商品の代金還元システム。 - サーバが、
顧客情報テーブルと、
商品情報テーブルと、
代金還元ルーチンと
を有し、
上記顧客情報テーブルは、
顧客を識別するための顧客番号と、
総還元ポイントと、
購入した商品を識別するための商品番号と
を、顧客ごとに有し、
上記商品情報テーブルは、
上記商品番号と、
その販売量の情報と
を、商品ごとに有し、
上記代金還元ルーチンは、
所定の商品Xが販売されたとき、上記商品情報テーブルのうち、上記商品Xについての販売数を更新し、
上記商品Xの販売が所定の設定期間に達しているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記商品Xの販売が上記設定期間に達しているときには、上記顧客情報テーブルに対して、上記商品Xの商品番号をキーワードとして上記商品Xを購入した顧客を検索し、
この検索結果の顧客の上記総還元ポイントを、上記設定期間における販売数に対応したポイント数だけ更新する
ようにした商品の代金還元システム。 - サーバが、
顧客情報テーブルと、
商品情報テーブルと、
代金還元ルーチンと
を有し、
上記顧客情報テーブルは、
顧客を識別するための顧客番号と、
総還元ポイントと、
購入した商品を識別するための商品番号と
を、顧客ごとに有し、
上記商品情報テーブルは、
上記商品番号と、
その販売量の情報と
を、商品ごとに有し、
上記代金還元ルーチンは、
所定の商品Xが販売されたとき、上記商品情報テーブルのうち、上記商品Xについての販売数を更新し、
上記商品Xの販売が所定の設定期間に達しているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記商品Xの販売が上記設定期間に達しているときには、上記商品Xの累計の販売数と、顧客が上記商品Xを購入した時点における上記商品Xの販売数との差の販売数から還元するポイント数を決定し、
上記顧客情報テーブルに対して、上記商品Xの商品番号をキーワードとして上記商品Xを購入した顧客を検索し、
この検索結果の顧客の上記総還元ポイントに、上記決定したポイント数を加算する
ようにした商品の代金還元システム。 - サーバが、
顧客情報テーブルと、
商品情報テーブルと、
代金還元ルーチンと
を有し、
上記顧客情報テーブルは、
顧客を識別するための顧客番号と、
総還元ポイントと、
購入した商品を識別するための商品番号と
を、顧客ごとに有し、
上記商品情報テーブルは、
上記商品番号と、
その販売量の情報と
を、商品ごとに有し、
上記代金還元ルーチンは、
所定の商品Xが販売されたとき、上記商品情報テーブルのうち、上記商品Xについての販売数を更新し、
上記商品Xの販売が所定の設定期間に達しているかどうかを判別し、
この判別の結果、上記商品Xの販売が上記設定期間に達しているときには、上記商品Xの累計の販売数から還元する標準のポイント数を決定するとともに、この標準の還元ポイントと、上記商品Xのそれまでの販売量にしたがって還元されたポイント数との差のポイント数を算出し、
上記顧客情報テーブルに対して、上記商品Xの商品番号をキーワードとして上記商品Xを購入した顧客を検索し、
この検索結果の顧客の上記総還元ポイントに、上記算出した差のポイント数を加算する
ようにした商品の代金還元システム。 - 請求項1〜請求項4に記載の商品の代金還元システムにおいて、
上記販売数に代わって販売額とする
ようにした商品の代金還元システム。 - 請求項1〜請求項5に記載の商品の代金還元システムにおいて、
上記還元するポイントを、上記商品Xの価格に対する割り合いとする
ようにした商品の代金還元システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003297071A JP2005070928A (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 商品の代金還元システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003297071A JP2005070928A (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 商品の代金還元システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005070928A true JP2005070928A (ja) | 2005-03-17 |
Family
ID=34403029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003297071A Pending JP2005070928A (ja) | 2003-08-21 | 2003-08-21 | 商品の代金還元システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005070928A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012108862A (ja) * | 2010-10-21 | 2012-06-07 | Jvc Kenwood Corp | 情報処理方法、表示方法、情報処理装置、端末装置、及び情報処理プログラム |
JP2014222532A (ja) * | 2010-10-21 | 2014-11-27 | 株式会社Jvcケンウッド | 情報処理方法、表示方法、情報処理装置、端末装置、及び情報処理プログラム |
JPWO2015145847A1 (ja) * | 2014-03-27 | 2017-04-13 | ネットパイロティング株式会社 | 購入予約がされた商品又はサービスの販売管理装置及び販売管理方法 |
JP2021064337A (ja) * | 2019-10-17 | 2021-04-22 | 楽天株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
-
2003
- 2003-08-21 JP JP2003297071A patent/JP2005070928A/ja active Pending
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