JP2002062872A - 電子シンバル - Google Patents

電子シンバル

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JP2002062872A JP2000250765A JP2000250765A JP2002062872A JP 2002062872 A JP2002062872 A JP 2002062872A JP 2000250765 A JP2000250765 A JP 2000250765A JP 2000250765 A JP2000250765 A JP 2000250765A JP 2002062872 A JP2002062872 A JP 2002062872A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打撃感や外観を損なうことなく、打撃力およ
び打撃位置の検出精度が高められた電子シンバルを提供
する。 【解決手段】 柔らかい材質からなるカバー12が上面
に接して広がる第1,第2のフレーム11,20の、第
2のフレーム20の覆われた内側の部分に配設された圧
電センサ13およびカップ部シートセンサ19と、段差
をもって下がって形成された外周周縁部11aに配設さ
れたエッジ部シートセンサ18とを備え、第1のフレー
ム11中央の開口を貫通して第2のフレーム12中央を
シンバルスタンド(シャフト)14で支持した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アコースティック
シンバルを模擬した電子シンバルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、真鍮や燐青銅等からなる円盤
状の形状のアコースティックシンバルが知られている。
【0003】図5は、アコースティックシンバルを示す
図である。
【0004】このアコースティックシンバル110は、
外周周縁部であるエッジ部101と、中間部であるボウ
部102と、中央部である凸状のカップ部103とを有
する。ここで、アコースティックシンバル110のエッ
ジ部101をスティック等の打撃体で叩くと、「ジャー
ン」というノイズ成分の多い、いわゆるクラッシュ音と
呼ばれる音色が得られる。この音色は、演奏においてア
クセントを付ける際に用いられる。また、ボウ部102
を叩くと、「チーン」という、いわゆるレガート音ある
いはライド音と呼ばれる音色が得られる。この音色は、
演奏においてリズムを刻む際に用いられる。さらに、カ
ップ部103を叩くと、「カーン」という高域成分の多
い、いわゆるカップ音あるいはベル音と呼ばれる音色が
得られる。この音色は、演奏においてリズムを刻む際に
用いられる。このように、アコースティックシンバル1
10のエッジ部101,ボウ部102,カップ部103
毎に異なる音色が得られるため、それらエッジ部10
1,ボウ部102,カップ部103を叩き分けることに
より演奏表現を広げることができる。しかし、このよう
なアコースティックシンバルは、打撃体により打撃した
際に発生する打撃音は大きいため、一般家庭等で練習す
るには不向きである。
【0005】近年、上述したようなアコースティックシ
ンバルを模擬した電子シンバルが広く用いられている。
この電子シンバルは、スティック等の打撃による打撃位
置および打撃力を振動センサ等の打撃センサで検出し、
検出された打撃位置および打撃力に基づいて音源を制御
してシンバル音(電子打楽器音)を発生するものである
ため、打撃音の音量を小さく抑えることができるという
利点を有する。このような電子シンバルとして、例え
ば、電子シンバル自体をABS等の硬質樹脂で形成して
電子シンバル自体から発生する打撃音を小さく抑えた電
子シンバルや、演奏感や演奏性を高めるために大きさが
異なる2つの円盤状のフレームを組み合わせた電子シン
バル(特開平10−207451号公報参照)が提案さ
れている。また、円盤状の金属シンバルの表面にクッシ
ョン材を張り付けるとともに打撃センサを取りつけ、そ
の打撃センサからの出力に応じたシンバル音を発生する
電子シンバル(実公平4−3358号公報参照)や、円
盤状の金属シンバルに多数の小孔を設けることで打撃感
をあまり損なうことなく打撃音(振動音)を小さく抑え
た電子シンバル(特開平11−184459号公報,特
開平11−272266号公報参照)等も提案されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した、シ
ンバルを硬質樹脂で形成した電子シンバルでは、アコー
スティックシンバルと比較し、打撃感が異なるという問
題がある。また、2つの円盤状のフレームを組み合わせ
た電子シンバルでは、視覚的に違和感があるという問題
がある。
【0007】さらに、円盤状の金属シンバル表面にクッ
ション材を張り付けるとともに打撃センサを取り付けて
シンバル音を発生する電子シンバルでは、振動波に高周
波成分が多く含まれるため打撃位置(部位)の検出が困
難であり、従って音色の変化に乏しい等の問題がある。
また、センサの真上を打撃した場合とそれ以外の部分を
打撃した場合とで打撃センサからの出力は大きく異なる
ため、打撃センサの感度分布は見かけ上悪いこととな
り、従って打撃力を精度よく検出することは困難である
という問題もある。
【0008】また、円盤状のシンバルに多数の小孔を設
けた電子シンバルでは、打撃感の改善はなされるもの
の、打撃センサの感度分布の改善や打撃位置の検出精度
に欠ける面がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、打撃感や外観
を損なうことなく、打撃力および打撃位置の検出精度が
高められた電子シンバルを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の電子シンバルのうちの第1の電子シンバルは、円盤
状の第1のフレームと、上記第1のフレームの中央上部
に凸のドーム状に形成された第2のフレームと、上記第
1および第2のフレームの上面に接して広がり上記フレ
ームと比べ柔らかい材質からなるカバーと、上記第1の
フレームの、上記第2のフレームに覆われた内側の部分
に、打撃センサを備えたことを特徴とする。
【0011】本発明の第1の電子シンバルは、柔らかい
材質からなるカバーが上面に接して広がる第1および第
2のフレームの、第2のフレームに覆われた内側の部分
に、打撃センサを備えたものであるため、打撃体により
カバーが打撃された場合、その打撃が直接的にセンサに
伝わらないので、センサの真上を打撃した場合とそれ以
外の部分を打撃した場合とで打撃センサからの出力は大
きく異なることがない。従って、高い精度で打撃力およ
び打撃位置を検出することができる。
【0012】また、上記目的を達成する本発明の電子シ
ンバルのうちの第2の電子シンバルは、円盤状の第1の
フレームと、上記第1のフレームの中央上部に凸のドー
ム状に形成された第2のフレームと、上記第1および第
2のフレームの上面に接して広がり上記フレームと比べ
柔らかい材質からなるカバーと、上記第1のフレーム上
であって、上記第2のフレームの周縁下部にセンサを設
けたことを特徴とする。
【0013】本発明の第2の電子シンバルは、打撃体に
より第2のフレームが打撃された場合、その打撃振動は
第1のフレーム上であって、第2のフレームの周縁下部
に設けられたセンサによって検出されるので、第2のフ
レームの打撃を確実に検出することができる。
【0014】さらに、上記目的を達成する本発明の電子
シンバルのうちの第3の電子シンバルは、円盤状の第1
のフレームと、上記第1のフレームの中央上部に凸のド
ーム状に形成された第2のフレームと、上記第1および
第2のフレームの上面に接して広がり上記フレームと比
べ柔らかい材質からなるカバーと、上記第1のフレーム
は、円環状の段差を形成された外周周縁部を有し、上記
第1のフレームの、上記第2のフレームに覆われた部分
に、打撃センサを備えたことを特徴とする。
【0015】本発明の第3の電子シンバルは、第1のフ
レームが、円環状の段差を形成された外周周縁部を有
し、その第1のフレームの、第2のフレームに覆われた
部分に、打撃センサを備えたものであるため、打撃感や
外観を損なうことなくその段差が形成された外周周縁部
で振動を抑制することができる。従って、振動が比較的
速く減衰されて、例えば電子シンバルを連打した場合で
あっても一打一打の打撃位置および打撃力を正確に検出
することができる。
【0016】従って、打撃体で打撃されて発生した振動
がフレーム内を同心円状に規則性を持って伝達されるた
め、高い精度で打撃力および打撃位置を検出することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施形態の電子シンバ
ルの断面図である。
【0019】図1に示す電子シンバル10には、中央が
開口された円盤状の、相対的に硬い材質の第1のフレー
ム11が備えられている。第1のフレーム11の材質と
しては、例えば、ABS,ポリカーボネイト等の硬質プ
ラスティックが用いられる。
【0020】また、この電子シンバル10には、中央部
(カップ部と称する)12aが上に凸のドーム状に形成
されて、第1のフレーム11の、中央の開口およびその
開口を形成している開口周縁部を上から覆っている第2
のフレーム20と、この第1のフレーム11と外周部が
第2のフレーム20の上面に接して広がる、少なくとも
上面が第1のフレーム11と比べ柔らかい材質からなる
カバー12が備えられている。
【0021】カバー12の上記材質としては、ゴムや、
ゴムの長所である弾力性とプラスティックの長所である
耐久性とを合わせもった素材であるエラストマ等が用い
られる。第2のフレーム20は、カップ部12aの内部
に半球体の硬質材でインサート成型されている。半球体
の硬質材としては、例えばABS,ポリカーボネート等
の硬質プラスチック、あるいは金属等が用いられる。ま
た、第2のフレーム20は、第1のフレーム11の開口
よりも小さな開口を有する。
【0022】さらに、電子シンバル10には、第1のフ
レーム11の、第2のフレーム20に覆われた中央寄り
の上面に、圧電センサ13(本発明にいう打撃センサの
一例)が備えられている。この圧電センサ13は、後述
する検出方法で打撃力および打点位置の検出を行なうも
のである。尚、この圧電センサ13は、上記上面に対応
する裏面に備えられていてもよい。
【0023】また、第1のフレーム11の、第2のフレ
ーム20のカップ部12aに覆われた開口周縁部上面
に、カップ部シートセンサ19(本発明にいう打撃セン
サの一例)が備えられている。
【0024】さらに、第1のフレーム11中央の開口を
貫通して第2のフレーム20中央を支持するシンバルス
タンドを構成するシャフト14が備えられている。シャ
フト14は、金属ワッシャ15、フェルトワッシャ1
6、および蝶ナット17で第2のフレーム20のカップ
部12aを支持している。このように、第1のフレーム
11は、シャフト14に直接支持されるのではなく、カ
バー12の矢印で示す部分(ただし、半球体の硬質材が
インサート成型されてなる第2のフレーム20を除いた
部分)で、その第1のフレーム11が釣り下げられるフ
ローティング構造であり、また第1のフレーム11の開
口の方が第2のフレーム20の開口よりも大きいため、
第1のフレーム11がシャフト14に接触することもな
く、第1のフレーム11の振動(揺れ)が妨げられるこ
とはない。従って、第1のフレーム11の振動を効率よ
く圧電センサ13に伝えることができる。
【0025】また、第1のフレーム11は、その第1の
フレーム11の外周を形成する円環状の、段差をもって
下がって形成された外周周縁部11aを有する。この外
周周縁部11aには、エッジ部シートセンサ18が備え
られている。さらに、カバー12は、第1のフレーム1
1の外周周縁部11aに接する部分が上記段差の分だけ
厚く形成されており、これによりその段差に接する部分
上面が平坦に形成されている。このため、第1のフレー
ム11の振動は均一なものになり、また外周周縁部11
aの振動が抑制される。従って、振動は比較的速く減衰
することとなり、電子シンバル10を連打した場合であ
っても一打一打の打撃位置および打撃力を正確に検出す
ることができる。また、エッジ部シートセンサ18が保
護されるとともに、上面の外観がアコースティックシン
バルと同様になり打撃感もよい。
【0026】このように構成された電子シンバル10に
おいて、図1に示すスティック30により、カバー12
のカップ部12aが打撃される。すると、第2のフレー
ム20周縁部がカバー12のカップ部12a周縁部内面
を介してカップ部シートセンサ19を押圧する。カップ
部シートセンサ19には、例えば感圧センサが用いられ
る。このカップ部シートセンサ19は、所定のスペース
を持たせてカーボンパターンが印刷されたフイルム状の
センサであり、後述する検出方法で圧電センサ13と相
俟って打撃位置および打撃力の検出を行なう。
【0027】また、スティック30によりエッジ部12
cが打撃されると、上述したカップ部シートセンサ19
と同様な構成であるエッジ部シートセンサ18が押圧さ
れ、やはり後述する検出方法で圧電センサ13と相俟っ
て打撃位置および打撃力の検出を行なう。尚、このエッ
ジ部シートセンサ18を指で押さえることにより消音操
作を行なうことができる。
【0028】さらに、スティック30によりボウ部12
bが打撃されると、圧電センサ13のみにより、後述す
るようにして打撃位置および打撃力の検出が行なわれ
る。
【0029】図2は、図1に示す電子シンバルの、第2
のフレーム、及び、カバーの左半面を取り除いた状態に
して各センサの配置を示した斜視図である。
【0030】図2に示すように、圧電センサ13は、第
1のフレーム11のカップ部12aに覆われた部分に配
設されている。このため、スティック30により圧電セ
ンサ13の真上を直接的に打撃されることが防止され
る。従って、圧電センサ13から出力される信号の大き
さが、打撃される位置によって大きく変化するようなこ
とはなく、その圧電センサ13の感度分布特性は良好と
なり、打撃力および打撃位置の検出精度が一層高められ
る。
【0031】また、カップ部シートセンサ19は、第1
のフレーム11の、カバー12に覆われた開口周縁部上
面のおよそ2/3(演奏者の位置Pに対して左右に12
0度づつ)にわたり配設されている。本実施形態では、
コストを削減するために、カップ部シートセンサ19を
開口周縁部上面の2/3にわたり配設した例で説明した
が、カップ部シートセンサ19は、開口周縁部上面の全
周にわたって配設してもよい。
【0032】さらに、エッジ部シートセンサ18は、第
1のフレーム11の外周周縁部上面のおよそ1/3(演
奏者の位置Pに対して左右に60度づつ)にわたり配設
されている。尚、カップ部シートセンサ19の、円周方
向への長さが、エッジ部シートセンサ18の、円周方向
への長さより長いのは、図1に示すようにスティック3
0のチップ部(先端部分)で縦方向から打撃される以外
に、スティック30の中央よりの部分で横方向から打撃
されることに対応するためである。
【0033】図3は、図1に示す電子シンバルにおける
カップ部,ボウ部,エッジ部と、ボウ部において検出可
能な3つの打点位置を示す図である。
【0034】図3には、カップ部12aと、ボウ部12
bと、エッジ部12cとが示されている。また、ボウ部
12bにおいて検出可能な、3つの同心円で表される打
点位置a,b,cが示されている。尚、これら打点位置
a,b,cは、一例として挙げたものであって、実際に
は、同心円上の細かな打点位置(複数箇所の打点位置)
を連続的に検出できるものである。
【0035】ここで、カップ部シートセンサ19,エッ
ジ部シートセンサ18は、打撃力に応じた波形を出力す
る感圧センサであるため、打撃位置に加え打撃力も個別
に検出可能である。さらに、消音操作もエッジ部シート
センサ18の出力波形が鋭い立ち上がりの波形であるか
否かで検出することができる。
【0036】以下の表1に示すように、圧電センサ1
3,カップ部シートセンサ19,エッジ部シートセンサ
18それぞれの出力の有無の組合せによって、打撃部位
(カップ部12a,ボウ部12b,エッジ部12c)お
よび消音操作の有無が判定される。
【0037】
【表1】
【0038】表1に示すように、カップ部シートセンサ
19,圧電センサ13の双方からの出力が有り、エッジ
部シートセンサ18からの出力が無い場合は、カップ部
12aが打撃されたと判定される。また、圧電センサ1
3のみからの出力が有る場合は、ボウ部12bが打撃さ
れたと判定される。このボウ部12bにおける図3に示
す打点位置a,b,cそれぞれの検出方法については後
述する。さらに、カップ部シートセンサ19からの出力
が無く、圧電センサ13,エッジ部シートセンサ18の
双方からの出力が有る場合は、エッジ部12cが打撃さ
れたと判定される。また、カップ部シートセンサ19,
圧電センサ13の双方からの出力が無く、エッジ部シー
トセンサ18からの出力が有る場合は、消音操作が行な
われたと判定される。このようにして、打撃部位を判定
することにより、打撃部位および打撃力を高い精度で検
出することができる。尚、カップ部シートセンサ19,
エッジ部シートセンサ18を単にスイッチ動作(オン,
オフ動作)させて打撃が有ったか否かのみを検出するよ
うにし、打撃力は圧力センサ13の出力信号に基づいて
求めるように制御してもよい。
【0039】次に、ボウ部12bでの打点位置検出処理
について図4を参照して説明する。
【0040】図4は、図3に示す3つの打点位置a,
b,cにおける圧電センサの波形を示す図である。
【0041】図4(a),図4(b),図4(c)に
は、ボウ部12bにおける打点位置a,打点位置b,打
点位置cが打撃された場合に、圧電センサ13から出力
される波形A,波形B,波形Cが示されている。図4
(a),図4(b),図4(c)に示すように、圧電セ
ンサ13から出力される波形A,B,Cは、ボウ部12
bの打点位置によって変化する。ここで、打点位置aを
打撃したときに圧電センサ13から出力される波形Aの
第1半波の時間をTaとし、打点位置bを打撃したとき
の波形Bの第1半波の時間をTbとし、打点位置cを打
撃したときの波形Cの第1半波の時間をTcとすると、
Ta>Tb>Tcとなる。このように、打点位置が中心
から外周に移動するに従って、第1半波の時間は徐々に
長くなる。このような特性を持つ出力波形を、例えば波
形の立ち上がりと最初のゼロクロスを検出することで第
1半波を検出し、カウンタ等で第1半波の周期を検出
し、この周期に基づいて打点位置を求める。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
打撃感や外観を損なうことなく、打撃力および打撃位置
を高い精度で検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電子シンバルの断面図で
ある。
【図2】図1に示す電子シンバルの、第2のフレーム、
及び、カバーの左半面を取り除いた状態にして各センサ
の配置を示した斜視図である。
【図3】図1に示す電子シンバルにおけるカップ部,ボ
ウ部,エッジ部と、ボウ部において検出可能な3つの打
点位置を示す図である。
【図4】図3に示す3つの打点位置a,b,cにおける
圧電センサの波形を示す図である。
【図5】アコースティックシンバルを示す図である。
【符号の説明】
10 電子シンバル 11 第1のフレーム 11a 外周周縁部 12 カバー 12a カップ部 12b ボウ部 12c エッジ部 13 圧電センサ 14 シンバルスタンド(シャフト) 15 金属ワッシャ 16 フェルトワッシャ 17 蝶ナット 18 エッジ部シートセンサ 19 カップ部シートセンサ 20 第2のフレーム 30 スティック

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円盤状の第1のフレームと、 前記第1のフレームの中央上部に凸のドーム状に形成さ
    れた第2のフレームと、 前記第1および第2のフレームの上面に接して広がり前
    記フレームと比べ柔らかい材質からなるカバーと、 前記第1のフレームの、前記第2のフレームに覆われた
    内側の部分に、打撃センサを備えたことを特徴とする電
    子シンバル。
  2. 【請求項2】 円盤状の第1のフレームと、 前記第1のフレームの中央上部に凸のドーム状に形成さ
    れた第2のフレームと、 前記第1および第2のフレームの上面に接して広がり前
    記フレームと比べ柔らかい材質からなるカバーと、 前記第1のフレーム上であって、前記第2のフレームの
    周縁下部にセンサを設けたことを特徴とする電子シンバ
    ル。
  3. 【請求項3】 円盤状の第1のフレームと、前記第1の
    フレームの中央上部に凸のドーム状に形成された第2の
    フレームと、 前記第1および第2のフレームの上面に接して広がり前
    記フレームと比べ柔らかい材質からなるカバーと、 前記第1のフレームは、円環状の段差を形成された外周
    周縁部を有し、前記第1のフレームの、前記第2のフレ
    ームに覆われた部分に、打撃センサを備えたことを特徴
    とする電子シンバル。
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