JP2007256979A - 電子打楽器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ペダル操作によって自然打楽器のハイハットと同様な楽音を発生させるとともに、その操作感も自然打楽器のハイハットに近いものにする。
【解決手段】 打撃センサ14を設けたハイハット部1を、下部にペダル操作部を一体的に設けたスタンド部の上部に支持させる。ペダル操作部のフットペダルに連動する可動シャフト27に、ハイハット部1内に設けた制御信号発生手段5を構成するコアプレート54を固着し、そのコアプレート54の下降によりゴムブロック52を押圧操作して、センサであるメンブレンスイッチ51の各接点を順次にオンにし、ペダル操作に応じた制御信号を発生させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は電子打楽器に関し、特に自然楽器のドラムセットに使用されるハイハット・シンバルの音を電子音源からの電子音で発生する電子打楽器に関する。
電子打楽器である電子ドラムは、電子ドラム用パッド(打面)をスティック(打棒)などで打撃すると、その打撃状態(強弱など)がパッドの裏側に設けられた圧電素子などの打撃センサにより検知され、その検知信号に基づいて電子音源から電子音が発生する打楽器である。この電子ドラムは、複数枚のパッドを演奏者の周りにセットして、それぞれのパッドを打撃した時に電子音源から発生する電子音を自然打楽器のバスドラム、スネアドラムなどの楽音と同様な音色になるように設定してあり、自然打楽器であるアコースティックドラムと同様に演奏することができる。
ところで、アコースティックドラムセットまたは電子ドラムセットに用いられる自然打楽器のハイハット・シンバル(以下単に「ハイハット」と云う)または電子打楽器のハイハットは、バスドラム、スネアドラムと共に演奏のかなめとなる重要な打楽器である。
自然打楽器のハイハットは、付属のフットペダル(ハイハットコントローラ)の踏み込み操作によって開閉する仕組みの2枚組のシンバルであり、フットペダルの踏み込み量によってスティックで打撃した時の楽音が異なる。そして例えば、フットペダルを最下位位置まで踏み込んだ状態での切れのある楽音(クローズハイハット)をリズムキープに使ったり、このクローズハイハットとフットペダルを踏み込まない状態での延びのある楽音(オープンハイハット)を組合せてアクセントづけに使ったりする。また、フットペダルの踏み込み操作で2つのシンバルを互いに打ち鳴らしたりもする(フットハイハット)。このように自然打楽器のハイハットには多様な奏法がある。
従って、電子打楽器のハイハットを用いて自然打楽器のハイハットと同様に演奏するためには、電子打楽器のハイハットでも上記のような複数の音色の電子音を選択的に発生させる必要がある。
そこで、フットペダルが操作されたか否かを検知し、そのペダル操作の有無によって被打撃部材が打撃されたときに発生する電子音を選択できるようにし、クローズハイハット音又はオープンハイハット音を選択的に発生させるようにした電子打楽器がある。
また、スティックによる打撃強度を表す信号と、フットペダルに設けたメンブレンスイッチによって検出されるフットペダルの踏み位置を表す信号とをCPUに入力させ、CPUがそれらの信号に基づいて3種類の音源回路のうちいずれかを選択して楽音を発生させるようにした電子打楽器もある。
したがってこの電子打楽器では、スティックで打撃したときにフットペダルを最下位位置まで踏み込んでいる場合はクローズハイハット音を発生させる音源回路が作動し、この音源回路内でスティックの打撃強度に応じた楽音が生成される。また、フットペダルを最下位位置まで踏み込んでいない場合はオープンハイハット音を発生させる音源回路が作動し、この音源回路内でスティックの打撃強度とフットペダルの踏み位置に応じた楽音が生成される。一方、スティックの打撃なしにフットペダルを最下位位置まで踏み込んだ場合、フットハイハット音を発生させる更に別の音源回路が作動し、フットペダルの踏み込み速度に応じて楽音が生成される。
しかしながら、上述した前者の電子打楽器では、オープンハイハット音とクローズハイハット音を選択的に発生させることができるが、その中間の楽音を発生することはできず、且つフットハイハット音も発生することができないという問題点があった。
一方、上述した後者の電子打楽器では、フットペダルの踏み込み位置に応じてオープンハイハット音、クローズハイハット音、およびフットハイハット音を選択的に発生させことができる。
しかしながら、この電子打楽器はメンブレンスイッチをフットペダルに設けているため、フットペダルとパッド(打面)が別体となるので、自然打楽器のハイハットを演奏する場合に得られる操作感が得られない。つまり、自然打楽器のハイハットを演奏する場合は、フットペダルの踏み込みによって2枚のシンバルを接近離間させる操作を行うが、この電子打楽器では、フットペダルとハイハット部とは別体に配置されるので、フットペダルで実際にハイハット部の動きを制御するかのような操作感が得られないという問題点があった。
電子打楽器は、自然打楽器の代用として、自然打楽器と同様に演奏されることが多いので、演奏者が自然打楽器で表現する様々な奏法を電子打楽器でも実現できるようにする必要があり、そのため電子打楽器には、自然打楽器の楽音を再現するだけでなく、自然打楽器そのもののリアルな演奏感をもたせることが重要な課題である。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、電子打楽器のハイハットで、自然打楽器のハイハットと同様にフットペダルの操作によって、変化に富んだ各種の楽音を発生することができるようにするとともに、その演奏の操作感も自然打楽器に近いものにすることを目的とする。
この発明による電子打楽器は、上記の目的を達成するため、打撃検知手段を有するハイハット部と、そのハイハット部を上部で支持するスタンド部と、そのスタンド部の下部に配置されたペダル操作部とからなり、上記打撃検知手段による打撃検知信号に基づいて電子音を発生させる電子打楽器であって、そのスタンド部に、上記ペダル操作部のペダル操作に応じて上下動する可動シャフトを設け、その可動シャフトの上下動に応じて電子音を制御するための制御信号を出力する制御信号出力手段を上記ハイハット部に設けたものである。
そして、上記制御信号出力手段は、上記可動シャフトの上下動に連動する押圧部材と、その押圧部材によって押圧操作される可撓性部材と、その可撓性部材の変位又は変形に応じて信号を発生するセンサとによって構成することができる。
さらに、上記可撓性部材をゴムによって反りを有するブロック状に形成して、その一端部をハイハット部に固定し、上記センサをその可撓性部材の下側に配置されるメンブレンスイッチとし、可撓性部材の変位又は変形によりメンブレンスイッチが段階的にオン又はオフになるようにするとよい。
あるいは、上記可撓性部材の変位又は変形に応じて信号を発生するセンサがメンブレンスイッチ以外の感圧センサ、歪センサ、反射型フォトセンサなどの光センサであってもよい。また段階的にオン、オフするのではなく無段階の信号を発生するようにしてもよい。
さらに、上記押圧部材の重量を自然打楽器のシンバルの重量と略一致させれば、より一層、ペダル操作の操作感を自然打楽器のハイハットに近づけることができる。
また、上記押圧部材によって押圧操作される可撓性部材を、可動シャフトに対して対称に複数設けるか、又は可動シャフトを中心とする同心円上に等間隔になるように複数設けると、押圧操作する際のバランスが安定するので操作感が向上する。さらに、1個の可撓性部材のみを用いる時よりも経年劣化を抑えることができる。かつ、複数の押圧部材が同様に劣化していくので、経年劣化時でもバランス良く押圧操作することができる。
この発明による電子打楽器によれば、電子打楽器(ハイハット)でありながら、自然打楽器のハイハットと同様にフットペダルの操作によって、変化に富んだ種々の楽音を発生することができる。しかも、ペダル操作部とスタンド部とハイハット部が上下方向に一体的に連結されており、ペダル操作によって可動シャフトを介して質量のある押圧部材を上下動させることによって制御信号を発生させるので、その演奏の操作感も自然打楽器のハイハットに近いものとなる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2はこの発明による電子打楽器の一実施形態を示す斜視図である。
この図2に示す電子打楽器は電子ハイハットであり、打撃検知手段を有するハイハット部1と、そのハイハット部1を上部で演奏者が打撃し易い高さに支持するスタンド部2と、そのスタンド部2の下部に配置されたフットペダル31を有するペダル操作部3とからなる。
そのスタンド部2は、伸縮可能でロックねじ22によって固定される本体パイプ21と、それを起立状態で支持する3本の脚部材23と、その各脚部材23の上端部をまとめて本体パイプ21に位置調節可能に固定する上端取付部24と、各脚部材23の中間部と本体パイプ21の下端部とを結ぶ3本のステイ25を備えている。各脚部材23の下端にはゴム足26を被着している。
そして、本体パイプ21内には可動シャフト27を有し、その上部はハイハット部1の中心を貫通して上方に突出している。なお、この可動シャフト27の上部は、ハイハット部1内で後述する制御信号出力手段5を操作できる長さがあれば、ハイハット部1から突出していなくてもよい。また、この可動シャフト27の下端部は本体パイプ21から突出して、ペダル操作部3のフットペダル31の前端部に係着されている。その可動シャフト27は、本体パイプ21との間に係着した図示しないスプリングによって常に上昇する方向に付勢されている。その本体パイプ21の下端部はペダル操作部3のフレーム32に固着されている。
したがって、可動シャフト27は、ペダル操作部3のフットペダル31が矢示A方向に踏み込み操作されるとその付勢力に抗して下降し、踏み込まれないときはその付勢力によって上昇し、フットペダル31の操作に応じて上下動する。
これらのスタンド部2及びペダル操作部3の構成は、自然打楽器用のハイハットスタンド及びフットペダル装置と同様である。
ハイハット部1は、自然打楽器のシンバルに似た上方に凸曲面をなす円板状の上部11と、それを支持するフランジ部を有する皿状の下部12とから構成されている。上部11の表面に打撃面11aとその中央部には自然打楽器のシンバルのカップに対応するカップ部11bを、外周部には自然打楽器のシンバルのエッジに対応するエッジ部11cが設けられている。このハイハット部1の詳細については後述する。
このハイハット部1の下部12の下側には、ペダル操作に応じた制御信号を出力する信号出力ジャック41と打撃検知信号を出力する信号出力ジャック42とを備えたジャックボックス4を設けている。この各信号出力ジャック41,42には図示しない接続ケーブルのプラグが挿着され、電子音による楽音を発生する図示していない楽音発生部に接続される。
ハイハット部1の下部12とこのジャックボックス4は、スタンド部2の本体パイプ21の上部に固着されている。
このハイハット部1の詳細を図1によって説明する。図1はハイハット部1の径方向に沿う縦断面図である。
このハイハット部1の上部11は、上方に凸曲面をなす円板状の金属製基体11Aの上面側にゴム製のカバー11Bを被着しており、中央に透孔11dを設けている。そのカバー11Bによって、前述した打撃面11aとカップ部11bとエッジ部11cを形成している。
下部12は、平らな円板状の底部12aの周囲に段付き円錐状のフランジ部12bを一体に設け、全体として深皿状をなす金属製の部材である。そして、底部12aはジャックボックス4とともに本体パイプ21に水平に固着され、フランジ部12bの周縁部にゴム等の緩衝材13を介して上部11の基体11Aの周縁部を結合し、その結合部をカバー11Bが覆っている。
このようにして、上部11と下部12が一体に結合してハイハット部1を構成している。そして、前述したスタンド部2の可動シャフト27が、下部2を貫通し、この例では後述するコア55内を通して上部11の透孔11dから上方に突出している。
そして、上部11の基体11Aの中間部裏面(打撃面11aの反対側)に、打撃検知手段として圧電素子等の打撃センサ14をゴム等の振動吸収材15を介して接着して配設している。その接着剤が振動吸収材15を兼ねるようにしてもよい。この実施形態では、ハイハット部1のどこを打撃されてもほぼ均等に検出できるように、基体11Aの中心からほぼ等距離の位置に複数の打撃センサ14を配置し、その各打撃検知信号を加算して出力するようにしている。しかし、打撃センサ14は基体11Aの任意の位置に少なくとも1つ配設すればよい。この打撃センサ14によって、ハイハット部1の打撃面11aの打撃強度だけでなく、カップ部11b及びエッジ部11cの打撃強度も検出する。
また、上部11のエッジ部11cに対応する基体11Aの周縁部とカバー11Bの周縁部との間に、全周に亘って環状にエッジ部音色用メンブレンスイッチ16を配設し、上部11のカップ部11bに対応する基体11Aの中央部付近とカバー11Bの中央部付近との間にも、環状にカップ部音色用メンブレンスイッチ17を配設している。
したがって、エッジ部11cに打撃が与えられるとエッジ部音色用メンブレンスイッチ16がオンしてエッジ部セレクト信号を出力し、カップ部11bに打撃が与えられるとカップ部音色用メンブレンスイッチ17がオンしてカップ部セレクト信号を出力する。これらの各セレクト信号を打撃センサ14による打撃検知信号とともに、ジャックボックス4の信号出力ジャック42から図示していない楽音発生部へ出力することによって、エッジ部のハイハット音やカップ部のハイハット音を発生させることができる。しかし、これらはこの発明を実施するために必須のものではない。
そこで次に、この発明に特有の構成要素であるべダル操作に応じた制御信号を発生するための制御信号出力手段5について、図3乃至図5も参照して説明する。
図3は上述したハイハット部の下部側とこれから説明するコアプレートの斜視図であり、図4はそのゴムブロックとメンブレンスイッチのみを拡大して示す斜視図である。図5はメンブレンスイッチを用いた制御信号発生回路の一例を示す。
この実施形態における制御信号出力手段5は、図1及び図3に示すように、メンブレンスイッチ51と、それをオン・オフ操作するための可撓性部材であるゴムブロック52と、そのゴムブロック52を押圧操作するための押圧部材である円板状のコアプレート54と、そのコアプレート54を下端部に固着した円筒状のコア55とによって構成されている。コアプレート54とコア55は金属製であり、自然楽器の可動シンバルと同等の質量(重さ)を持たせるとよい。
なお、53はダミーのゴムブロックであり、ゴムブロック52がコアプレート54によって押圧操作される際のバランスをとるために設けられている。そのため、ゴムブロック52と53は同じ材質および形状のものであり、ハイハット部1の下部12の中心に対して対称に配置されている。
図2で説明したスタンド部2の可動シャフト27がこのハイハット部1を上下動自在に貫通しており、その上部にコア55を同軸状に固着している。
したがって、ペダル操作部3のフットペダル31の操作によって可動シャフト27が上下動すると、それに伴ってコア55が上下動し、それと一体のコアプレート54が図1に実線で示す上昇限位置と仮想線で示す下降限位置との間で矢示Bで示すように上下動する。
ここで、メンブレンスイッチ51とゴムブロック52について、さらに詳細に説明する。メンブレンスイッチ51は、可撓性部材であるゴムブロック52の変位又は変形に応じて信号を発生するセンサであり、図1及び図3に示すように、ハイハット部1の下部12の底部12aの内面に貼着され、その上にゴムブロック52が一端部を固着されて配設されている。
図4にも示すように、ゴムブロック52はゴムによって円弧状の反りを有するブロック体に形成されている。そして、その反りが上向きになるように一端部である基端部52aがハイハット部1の底部12aにネジ56で固着されているので、常時はその基端部52a以外は底部12aの内面から浮いており、メンブレンスイッチ51からも離間していて、その離間距離は自由端52b側へ行く程大きくなる。このゴムブロック52の上面の幅方向の中央部には、コアプレート54によって押圧される被押圧部となる円弧状の突条52cを長手方向に沿って設けている。その突条52cの自由端52b側の端部が最もコアプレート54に近くなる。
メンブレンスイッチは、一般に絶縁材のシートに接点と配線のパターンを導電材でスクリーン印刷した2枚の電極シートの間にスペーサを挟んで、常時は対向する接点が導通しないように僅かに離間させており、接点部が押圧されると導通(オン)する電気スイッチである。この実施形態で使用するメンブレンスイッチ51は、図4に示すように長方形の薄片状をなしており、その長手方向に間隔を置いて4個の接点SW1,SW2,SW3,SW4が並行に配設されている。
そして、このメンブレンスイッチ51は、可撓性部材であるゴムブロック52がコアプレート54によって押圧操作されて変形することにより段階的にオン又はオフされる。
つまり、コアプレート54の下降によってゴムブロック52の自由端52b側が押し下げられて変形すると、そのゴムブロック52の基端部52a側から下面が順次メンブレンスイッチ51に接触して各接点SW1,SW2,SW3,SW4を順次押圧するため、接点SW1から順次オンしていく。
逆に、コアプレート54の上昇によってゴムブロック52の自由端52b側が上昇してゴムブロック52の変形が復元していくと、そのゴムブロック52の自由端52b側から下面が順次メンブレンスイッチ51から離れ、各接点SW4,SW3,SW2,SW1を順次押圧しなくなるため、接点SW4から順次オフしていく。
したがって、ペダル操作部3のフットペダル31を踏み込まない時は、コアプレート54は図1に実線で示す上昇限位置にあり、ゴムブロック52から離れているため、ゴムブロック52は変形せず、下面全体がメンブレンスイッチ51から離れているため、接点SW1,SW2,SW3,SW4は全てオフである。
しかし、フットペダル31を踏み込むにつれて可動シャフト27が下降し、コアプレート54も下降するので、ゴムブロック52が押圧操作されて、円弧状から次第に平坦な形状に変形されながら押し下げられ、それによって前述のように基端部52a側からメンブレンスイッチ51を押圧し、その各接点を接点SW1,SW2,SW3,SW4の順にオンしていく。
図1に仮想線で示す状態は、コアプレート54が下降限位置まで下降し、ゴムブロック52が平坦な状態に変形されてその下面全体がメンブレンスイッチ51を押圧し、メンブレンスイッチ51の全ての接点SW1,SW2,SW3,SW4がオンになった時の状態を示している。
この状態からフットペダル31を戻すと、それにつれて可動シャフト27が上昇し、コアプレート54も上昇するので、ゴムブロック52は次第に元の円弧状に復元し、自由端52b側から順次メンブレンスイッチ51から離れるため、その各接点が接点SW4,SW3,SW2,SW1の順にオフしていく。
なお、ゴムブロック52の下面のメンブレンスイッチ51の各接点SW1,SW2,SW3,SW4に対応する位置に、それぞれ若干突出した突条を幅方向に形成すれば、ゴムブロック52が押圧操作されたときに、メンブレンスイッチ51の各接点SW1,SW2,SW3,SW4を確実にオンさせることができる。
このメンブレンスイッチ51を用いて、ペダル操作に応じて発生する電子音を制御するための制御信号を出力する回路の一例を図5に示す。
この回路において、メンブレンスイッチ51の各接点SW1,SW2,SW3,SW4のそれぞれ一方の端子は共通接続している。そして、接点SW1の他方の端子とグランドGNDとの間に3個の抵抗R1,R2,R3を直列に接続し、接点SW2の他方の端子を抵抗R1とR2の接続点aに、接点SW3の他方の端子を抵抗R2とR3の接続点bに、接点SW4の他方の端子をグランドGNDにそれぞれ接続する。
一方、前述した信号出力ジャック41はグランド端子41aと電源端子41bと信号出力端子41cとを有し、グランド端子41aはグランドGNDに、電源端子41bは抵抗R4を介して各接点SW1,SW2,SW3,SW4の共通接続点cに接続される。
したがって、電源端子41bに供給される電圧+Vが、抵抗R4の抵抗値と、抵抗R1〜R3のうちの共通接続点cとグランドGND間に有効に直列接続されている抵抗の直列抵抗値とによって分圧された電圧Vcが共通接続点cに発生する。この電圧Vcを抵抗R5とダイオードD1の直列回路と抵抗R6との並列回路を介して信号出力端子41cから制御信号として出力する。その信号出力端子41cとグランドGNDとの間にノイズ除去用のコンデンサC1を接続している。この制御信号発生回路は、ジャックボックス4内などに設けることができる。
ここで、抵抗R1〜R4の各抵抗値をR1〜R4で表すと、発生する電圧Vcは、メンブレンスイッチ51の各接点SW1,SW2,SW3,SW4が全てオフの時は抵抗R1〜R3はいずれも共通接続点cとグランドGND間に接続されないので、Vc=+V(電源電圧)になる。
接点SW1のみがオンになると、抵抗R1〜R3が直列に接続されるので、Vc=+V・(R1+R2+R3)/(R1+R2+R3+R4)になる。
接点SW1とSW2がオンになると、抵抗R2とR3が直列に接続されるので、Vc=+V・(R2+R3)/(R2+R3+R4)になる。
接点SW1〜SW3がオンになると、抵抗R3のみが接続されるので、Vc=+V・R3/(R3+R4)になる。
接点SW1〜SW4が全てオンになると、共通接続点cがグランドGNDに接続されるので、Vc=0になる。
電源電圧+Vを3ボルト(v)とし、抵抗R1〜R4の抵抗値が全て同一値とすると、発生する電圧Vcは、3v、3×3/4=2.25v、3×2/3=2.0v、3×1/2=1.5v、0vのように、3vから0vの間で5段階に変化することになる。この電圧Vcがペダル操作に応じた制御信号として、信号出力ジャック41の信号出力端子41cからそこに指し込まれるプラグを備えた接続ケーブルを通して楽音発生部へ送られる。
そして、この制御信号によって、図1に示した打撃センサ14からの打撃検知信号に同期して発生する電子音(ハイハットの音に似た楽音)の音色を制御する。
例えば、接点SW1〜SW4が全てオフの時にはオープンハイハットの音色に制御し、接点SW1〜SW4が全てオンの時にはクローズハイハットの音色に制御する。さらに、これらの中間の時、つまりフットペダル31が半押しされた状態の踏み込み位置にあり、接点SW1がオンでSW2〜SW4がオフの時、または接点SW1とSW2がオンでSW3とSW4がオフの時、または接点SW1〜SW3がオンで接点SW4がオフの時には、それぞれ自然打楽器のハイハットにおいて、フットペダルが同じ踏み込み位置にある状態でハイハットを打撃した時に発生する楽音の音色になるように制御する。このようにすれば、フットペダル31の踏み込み位置に応じて、5種類のハイハット打撃音色を割り当てることができる。
ところで、自然打楽器のハイハットでは、フットペダルの踏み込み操作だけで2つのシンバルを互いに打ち鳴らし、フットハイハット音を発音させることができる。このように、ペダル操作部3のフットペダル31の踏み込み操作だけで楽音を発音させるために、フットペダル31の踏み込み速度に応じて楽音の発音を制御することもできる。
つまり、フットペダル31が素早く(例えば上記ハイハット打撃音を制御する時の踏み込み速度よりも速い速度で)踏み込まれると、それに応じた速度で接点SW1,SW2,SW3,SW4が順々に素早くオンされるので、出力電圧はグランド電圧へ素早く変化する。この出力電圧の電圧変化を検出して、それに応じて、自然打楽器のハイハットのフットペダルを同様に踏み込み操作した時に発生するようなハイハット音を発音するように制御すればよい。
その一例を、図6に示す出力電圧(図5に示した制御信号発生回路によって出力される)の変化によって説明する。すなわち、変化前の出力電圧値がA点の2.54v以上、変化後の出力電圧値がB点の0.27v以下で、その出力電圧の変化に要した時間tが50msec以下の場合に、フットクローズ音を発音するように設定する。
このとき、出力電圧の変化に要した時間tの長さに応じてフットクローズ音の音量を変えるようにすることもできる。例えば、時間tが10msec以内程度であればフォルテ(音量大)で発音し、20msec程度であればメゾフォルテ(音量中)で発音し、50msec程度であればピアノ(音量小)で発音するようにすることができる。
さらにこのとき、フットペダル31の空踏みによってフットオンしないようにヒステリシスを持たせるとよい。つまり、出力電圧値が一度A点の2.54vより大きくならないと、出力電圧値がB点の0.27vを下回っても発音しないようにする。
また、フットペダル31を素早く踏み込んだ後すぐに離すことによって、フットスプラッシュ音が発音するようにすることもできる。
その一例を、図7に示す出力電圧(図5に示した制御信号発生回路によって出力される)の変化によって説明する。すなわち、フットペダル31を素早く踏み込むと、出力電圧はある電圧値から計測開始点A(例えば0.90v)を通過して低下し、その後フットペダル31を離すと出力電圧値は最小値のB点から計測終了点C(例えば1.25v)を通過して上昇する。
この時、変化した出力電圧の最小値のB点がスレシホールド電圧(例えば0.27V)以下であり、且つ出力電圧が計測開始点Aから計測終了点Cまで変化するのに要した時間Tが所定時間(例えば60msec)以内である場合に、フットスプラッシュ音を発音する。
このように、フットペダル31の踏み込み操作に応じて発生する楽音を制御できるので、フットペダル31の踏み込み操作に応じたハイハット音を選択的に発生させることができる。
また、フットペダル31の踏み込み操作によって可動シャフト27を介してコアプレート54を上下動させるので、自然打楽器のハイハットで、フットペダルの踏み込み操作によって可動シャフトを介して上側可動シンバルを上下動させるのと同様な操作感を得ることができる。なお、コアプレート54に自然打楽器の可動シンバル特有の質量(重さ)を持たせれば、フットペダル31で踏み込み操作した際の操作感を、より一層自然打楽器のハイハットに近いリアルなものにすることができる。
さらに、フットペダル31を踏み込んで、コアプレート54によってゴムブロック52を押圧操作してメンブレンスイッチ51に押し付ける操作によって、自然打楽器のハイハットの上側可動シンバルを下側固定シンバルに押しつける操作と似た操作感が得られる。
また、制御信号出力手段5をペダル操作部3ではなくハイハット部1に設けたので、自然打楽器のハイハットと同様に、市販のハイハットスタンド及びフットペダル装置を使用することができる。また、そのハイハットスタンドにこの発明によるハイハット部を、演奏者が簡単に取り付けることも可能になる。
なお、上述した実施形態では、ペダル操作に連動するゴムブロック52の変形に応じて信号を発生するセンサとして4個の接点を並行に配置したメンブレンスイッチ51を使用した。しかし、接点の数は任意に増減することができ、無段階のセンサを使用することもできる。例えば、メンブレンスイッチ51の代りに、感圧センサを使用してもよい。
あるいは、ゴムブロック52等の可撓性部材に歪センサを搭載し、変形する可撓性部材の歪を検知して信号を発生するようにしてもよい。さらにまた、反射型フォトセンサなどの光センサを使用して、コアプレート54又は可撓性部材の変位を検知して信号を発生するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、コアプレート54の下方の底部12a上に、2つの同一形状のゴムブロック52,53が可動シャフト27に対して対称に配置されている。これは、コアプレート54がゴムブロック52を押圧操作する時にバランスを良く押圧できるようにするためである。よって、ダミーのゴムブロック53の数は1個に限らず、メンブレンスイッチ51を操作するためのゴムブロック52を含めて3個以上のゴムブロックを可動シャフト27に対して同心円上に等間隔に配置してもよい。
なお、これら複数のゴムブロックは同じ力で押圧されるので、それぞれの経年劣化は同等になる。したがって、経年劣化してもコアプレート54がゴムブロック52をバランス良く押圧することができる。なお、ゴムブロックの数を増やすことによって経年劣化を減らすことができる。
メンブレンスイッチ等のセンサに信号を発生させるための可撓性部材は、この実施形態で使用したゴムブロックに限るものではなく、種々の形状や材質のものを使用することができる。
以上説明してきたように、この発明による電子打楽器によれば、電子打楽器(ハイハット)でありながら、自然打楽器のハイハットと同様にフットペダルの操作によって、変化に富んだ種々の楽音を発生することができる。しかも、ペダル操作部とスタンド部とハイハット部が上下方向に一体的に連結されており、ペダル操作によって可動シャフトを介して質量のある押圧部材を上下動させることによって制御信号を発生させるので、その演奏の操作感も自然打楽器のハイハットに近いものとなる。
図2に示す電子打楽器のハイハット部の径方向に沿う拡大断面図である。 この発明による電子打楽器の一実施形態の外観を示す斜視図である。 図1に示したハイハット部の下部側とコアプレートの斜視図である。 図1及び図3におけるゴムブロックとメンブレンスイッチのみを拡大して示す斜視図である。 メンブレンスイッチを用いた制御信号発生回路の一例を示す回路図である。 フットクローズ音を発音する場合の説明に供する図5に示した制御信号発生回路による出力電圧変化を示す線図である。 フットスプラッシュ音を発音する場合の説明に供する図5に示した制御信号発生回路による出力電圧変化を示す線図である。
符号の説明
1…ハイハット部、2…スタンド部、3…ペダル操作部、4…ジャックボックス、5…制御信号出力手段、11…上部、11A…基体、11B…カバー、11a…打撃面、11b…カップ部、11c…エッジ部、12…下部、12a…底部、12b…フランジ部、13…緩衝材、14…打撃センサ、15…振動吸収材、16…エッジ部音色用メンブレンスイッチ、17…カップ部音色用メンブレンスイッチ、21…本体パイプ、22…ロックねじ、23…脚部材、24…上端取付部、25…ステイ、26…ゴム足、27…可動シャフト、31…フットペダル、32…フレーム、41,42…信号出力ジャック、51…メンブレンスイッチ(センサ)、52…ゴムブロック(可撓性部材)、54…コアプレート(押圧部材)、55…コア、56…ネジ、SW1〜SW4…接点
1:

Claims (3)

  1. 打撃検知手段を有するハイハット部と、該ハイハット部を上部で支持するスタンド部と、該スタンド部の下部に配置されたペダル操作部とからなり、前記打撃検知手段による打撃検知信号に基づいて電子音を発生する電子打楽器であって、
    前記スタンド部は、前記ペダル操作部のペダル操作に応じて上下動する可動シャフトを有し、該可動シャフトの上下動に応じて前記電子音を制御するための制御信号を出力する制御信号出力手段を前記ハイハット部に設けたことを特徴とする電子打楽器。
  2. 請求項1記載の電子打楽器において、
    前記制御信号出力手段が、前記可動シャフトの上下動に連動する押圧部材と、該押圧部材によって押圧操作される可撓性部材と、該可撓性部材の変位又は変形に応じて信号を発生するセンサとからなることを特徴とする電子打楽器。
  3. 請求項2記載の電子打楽器において、
    前記可撓性部材が、ゴムによって反りを有するブロック状に形成され、一端部が前記ハイハット部に固定された部材であり、
    前記センサが、前記可撓性部材の下側に配置されたメンブレンスイッチであり、前記可撓性部材の変位又は変形により前記メンブレンスイッチが段階的にオン又はオフするようにしたことを特徴とする電子打楽器。
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