JP2002062533A - 液晶分子の配向方法 - Google Patents

液晶分子の配向方法

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JP2002062533A JP2000246278A JP2000246278A JP2002062533A JP 2002062533 A JP2002062533 A JP 2002062533A JP 2000246278 A JP2000246278 A JP 2000246278A JP 2000246278 A JP2000246278 A JP 2000246278A JP 2002062533 A JP2002062533 A JP 2002062533A
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Naoyuki Nishikawa
尚之 西川
Masataka Ogawa
雅隆 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配向傾斜角を制御しながら液晶分子を配向さ
せる。 【解決手段】 基板上に、配向膜の塗布液を塗布して配
向膜を形成し、そして、配向膜上に、液晶分子を含む塗
布液を塗布して液晶層を形成し、液晶分子を配向させる
方法において、液晶層の塗布液に四級アンモニウム塩を
添加し、四級アンモニウム塩の作用により液晶分子の傾
斜角を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配向傾斜角を制御
しながら液晶分子を配向させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶性化合物は液晶層において液体のよ
うな流動性と結晶のような規則的な分子配列を併せ持つ
性質を示すことから様々な分野で応用展開が期待されて
おり、その分子配列の制御は液晶ディスプレイに代表さ
れる液晶デバイスへの工学的応用に欠かせないものとな
っている。特に、プレチルト角をはじめとする傾斜角の
制御は現在の液晶配向技術の重要な課題の一つとなって
いる。
【0003】液晶の分子配向は代表的なものとして、
1)ホメオトロピック配向、2)ホモジニアス配向、
3)ティルト配向、4)ハイブリッド配向、5)ツイス
ド配向、6)プレーナ配向、7)フォーカルコニック配
向の7種が知られており、詳しくは「液晶の基礎と応
用」、工業調査会出版(1991年)に記載されてい
る。
【0004】一般に、どんな種類の配向が得られるか
は、用いる液晶が決まれば基板表面にどんな配向処理が
施されるかで決定する。配向処理には様々な方法が提案
されており、これらは液晶の基礎と応用」、工業調査会
出版(1991年)に詳しく記載されている。例えば、
垂直、あるいは平行配向させる方法として、Appl. Phy
s. Lett.誌、第27巻、268頁(1975年)、 App
l. Phys. Lett.誌、第29巻、67頁(1976年)、
Appl. Phys. Lett.誌、第22巻、111頁(1973
年)等にはカルボン酸クロム錯体や有機シラン等の配向
剤を基板面に化学吸着させる方法、 応用物理誌、第4
3巻、18頁(1974年)、 Phys. Rev.Lett.誌、第
25巻、67頁(1976年)等には配向剤を基板面に
物理吸着させる方法、Appl. Phys. Lett.誌、第24
巻、297頁(1974年)等には低分子量物質をプラ
ズマ放電で基板面に重合付着させる方法、J. Appl. Phy
s.誌、第47、1270頁(1976年)等には高分子
量物質を高電界の作用で基板面に重合付着させる方法が
開示されている。次に、傾斜平行配向させる方法として
Appl. Phys. Lett.誌、第25巻、479頁(1974
年)等には基板面に斜めの角度から酸化珪素等の酸化物
を蒸着させる斜め蒸着法が、傾斜垂直配向させる方法と
して前記の斜め蒸着法と垂直配向剤を併用する方法が開
示されている。傾斜垂直配向させる方法としては、他に
基板面を回転させながら斜めの角度から酸化珪素等の酸
化物を蒸着させる斜め蒸着法が第6回液晶討論会要旨
集、96頁(1980年)に開示されている。この方法
では、一定の傾斜配向角を有する安定した配向は得られ
るものの工業的に製造するには生産性が悪く、大面積化
が困難であるなどの問題が生じる。
【0005】分子を配向させる手法としては基板表面に
有機被膜をもうけ、その表面を綿、ナイロン、ポリエス
テル等の布で一定方向にラビングし、ラビング方向に液
晶分子を配向させる方法がある。この方法は、比較的容
易に安定した配向が得られるため、工業的には専らこの
方法が採用されている。有機膜としては、ポリビニルア
ルコール、ポリオキシエチレン、ポリアミド、ポリイミ
ド等が挙げられるが、化学的安定性、熱的安定性等の点
からポリイミドが最も一般的に使用されている。この様
な液晶配向膜では、用いる配向膜により液晶分子の傾斜
角が変わることが知られている。例えば、特開平5−4
3687号、同8−12759号、同8−220541
号、同8−220542号、同9−143196号、同
9−230354号、同9−278724号、同10−
45690号、同10−123532号には傾斜配向可
能な種々の配向膜が開示されている。しかし、傾斜角は
配向膜自身の性質に依存するものであり、その角度を容
易に調整できるものではなかった。また、光により液晶
分子の配向を制御する方法も知られている。例えば、機
能材料、第17巻、13頁(1997年)には、光によ
り傾斜角を制御できる様々な配向膜が記載されている。
しかしながら、これらの手法は、偏光照射や偏光紫外線
照射を用いる必要があったり、傾斜角の調整に偏光の入
射角を変える変化させる必要があったり、必ずしも容易
に傾斜角を制御できるものではなかった。
【0006】以上のように様々な配向技術が提案され、
液晶性化合物を傾斜配向させる技術も開示されている。
しかしながら、傾斜角の制御という観点からはいずれも
十分ではなく、容易に液晶性化合物の配列傾斜角を制御
できる方法の開発が望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、液晶
性化合物の配向傾斜角を容易に制御することにある。
【0008】
【発明が解決するための手段】本発明は、下記(1)〜
(7)の液晶分子の配向方法を提供する。 (1)基板上に、配向膜の塗布液を塗布して配向膜を形
成し、そして、配向膜上に、液晶分子を含む塗布液を塗
布して液晶層を形成し、液晶分子を配向させる方法であ
って、液晶層の塗布液に四級アンモニウム塩を添加し、
四級アンモニウム塩の作用により液晶分子の傾斜角を制
御することを特徴とする液晶分子の配向方法。 (2)四級アンモニウム塩が、7乃至44の総炭素原子
数を有する(1)に記載の液晶分子の配向方法。 (3)四級アンモニウム塩が、下記式(I)で表される
(1)に記載の液晶分子の配向方法:
【0009】
【化2】
【0010】[式中、R1 は、炭素原子数が4乃至20
の脂肪族基であり;R2 、R3 およびR4 は、それぞれ
独立に、炭素原子数が1乃至8の脂肪族基であるか、あ
るいは、R2 とR3 とが結合して含窒素複素環を形成
し;そして、Xは、アニオンである]。 (4)式(I)において、R1 が、炭素原子数が4乃至
20のアルキル基または炭素原子数が4乃至20のハロ
ゲン置換アルキル基であり;R2 、R3 およびR4 は、
それぞれ独立に、炭素原子数が1乃至8のアルキル基で
ある(3)に記載の液晶分子の配向方法。 (5)四級アンモニウム塩を、液晶分子に対するモル比
で1/1000乃至250/1000の範囲で用いる
(1)に記載の液晶分子の配向方法。 (6)液晶分子がディスコティック液晶分子である
(1)に記載の液晶分子の配向方法。 (7)液晶分子がトリフェニレン核を有する(1)に記
載の液晶分子の配向方法。
【0011】
【発明の実施の形態】本明細書において、基板とは液晶
層をのせる材料、あるいは液晶セルの構成要素となる液
晶層をはさむ材料を示す。具体的には、トリアセチルセ
ルロース(TAC)フイルム、 ポリエチレンナフタレ
ート(PEN)フイルムのようなポリマーフイルムを用
いる。また、ガラス板、ITO基板、カラーフィルター
基板、水晶板、シリコンウェファー、偏光板を、基板と
して用いることができる。基板には、配向層、透明電極
(ITO)、カラーフィルター層、ブラックマトリック
ス、薄膜トランジスタを設けてもよい。また、電極パタ
ーン形成や前記に記すようなラビング処理、偏光UB照
射などの配向処理を行ってもよい。用いる基板は単独で
も一対でもよく、一対で用いる場合は必要に応じてスペ
ーサー、シール剤等を用いてもよい。本明細書におい
て、液晶層に隣接する層とは、基板と液晶層の間に位置
する層のうち、最も液晶層に近い層であることが好まし
い。液晶層に隣接する層は、配向膜あるいは透明電極と
しての機能を有していてもよい。
【0012】液晶層は主に液晶分子で構成される。液晶
分子としては、ディスコティック液晶分子、棒状液晶分
子、コレステリック液晶分子が好ましい。ディスコテッ
ク液晶性分子が特に好ましい。ディスコテック液晶分子
は、トリフェニレン核を有することが好ましい。二種類
以上の液晶性分子を併用してもよい。液晶層には、液晶
分子以外の成分(例、色素、二色色素、高分子、重合
剤、増感剤、相転移温度低下材、安定剤)を添加しても
よい。液晶層を基板上に設ける方法としては、周知の方
法が採用される。塗布する方式としては、公知の方法、
例えばカーテンコーティング法、押し出しコーティング
法、ロールコーティング法、スピンコーティング法、デ
ィップコーティング法、バーコーティング法、スプレー
コーティング法、スライドコーティング法、印刷コーテ
ィング法等が採用される。この時、基板は前記のような
必要な処理、配向層をはじめとする必要な層、部位を設
けてもよい。液晶分子を基板間に注入する方法として
は、ディスペンサー方式、ベルジャー法などの一般的な
方法が採用される。また、基板に液晶層を塗布し、別の
基板、あるいは別の液晶層を塗布した基板を併せてもよ
い。
【0013】本発明では、四級アンモニウム塩を液晶層
の塗布液に添加して、四級アンモニウム塩の作用により
液晶分子の傾斜角を制御する。四級アンモニウム塩を液
晶層の塗布液に添加すると、一般に液晶分子の傾斜角が
上昇する。その結果として、液晶分子の傾斜角を制御す
ることができる。四級アンモニウム塩のピリジニウム環
は、7乃至44の総炭素原子数を有することが好まし
い。四級アンモニウム構造の窒素原子には、四個の脂肪
族基が結合していることが好ましい。脂肪族基には、ア
ルキル基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケ
ニル基、アルキニル基および置換アルキニル基が含まれ
る。脂肪族基は、環状構造を有しててもよい。鎖状脂肪
族基は分岐を有していてもよい。脂肪族基の置換基の例
には、アリール基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ア
ミド基、アシル基、アシルオキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、カルボキシル、ハロゲン原子、アルコキシアル
キル基、アルキルオキシオキシカルボニルアルキル基、
2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,8−ペンタデカフルオロオクチルオキシカルボ
ニルエチルが含まれる。四級アンモニウム塩の対イオン
となる陰イオンの例には、フッ素イオン、塩素イオン、
臭素イオン、ヨウ素イオン、ベンゼンスルホニウムイオ
ンおよびパラトルエンスルホニウムイオンが含まれる。
下記式(I)で表される四級アンモニウム塩が、好まし
い。
【0014】
【化3】
【0015】式(I)において、R1 は、炭素原子数が
4乃至20の脂肪族基である。脂肪族基には、アルキル
基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル
基、アルキニル基および置換アルキニル基が含まれる。
脂肪族基は、環状構造を有しててもよい。環状脂肪族基
には、ステロイド構造を有する基も含まれる。鎖状脂肪
族基は分岐を有していてもよい。脂肪族基の置換基の例
には、アリール基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ア
ミド基、アシル基、アシルオキシ基、アルコキシカルボ
ニル基、カルボキシル、ハロゲン原子、アルコキシアル
キル基、アルキルオキシオキシカルボニルアルキル基、
2,2,3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,
8,8,8−ペンタデカフルオロオクチルオキシカルボ
ニルエチルが含まれる。
【0016】式(I)において、R2 、R3 およびR4
は、それぞれ独立に、炭素原子数が1乃至8の脂肪族基
であるか、あるいは、R2 とR3 とが結合して含窒素複
素環を形成する。脂肪族基は、アルキル基、置換アルキ
ル基、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキニル基
および置換アルキニル基を含む。環状脂肪族基よりも鎖
状脂肪族基の方が好ましい。R2 、R3 およびR4 は、
それぞれ独立に、アルキル基、置換アルキル基、アルケ
ニル基または置換アルケニル基であることが好ましく、
アルキル基または置換アルキル基であることがさらに好
ましく、アルキル基またはハロゲン置換アルキル基であ
ることが最も好ましい。R2 、R3 およびR4 の炭素原
子数は、1乃至7であることが好ましく、1乃至5であ
ることがさらに好ましく、1乃至4であることが最も好
ましい。脂肪族基の例には、メチル、エチル、n−プロ
ピル、イソプロピル、シクロプロピル、n−ブチル、se
c-ブチル、t−ブチル基、シクロブチル基、シクロプロ
ピルメチル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシ
ル、シクロヘキシルおよびn−ヘプチルが含まれる。R
2 とR3 とが結合して形成する含窒素複素環は、5員環
または6員環であることが好ましい。
【0017】式(I)において、Xは、アニオンであ
る。アニオンの例には、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ
素イオン、p−トルエンスルホニウムイオンおよびベン
ゼンスルホニウムイオンが含まれる。以下に、四級アン
モニウム塩の例を示す。
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】四級アンモニウム塩は、液晶層の塗布液に
添加する。添加量は、液晶分子に対してモル比で1/1
000から250/1000の範囲であることが好まし
い。
【0021】
【実施例】[実施例1] (液晶傾斜角制御能の評価)市販の配向膜塗布液(サン
エバーSE−610、日産化学(株)製)をガラス基板
上に#4のバーコーターを用いて塗布し、乾燥して、ラ
ビング処理を行い、配向膜を形成した。メチルエチルケ
トン400重量部に下記のディスコティック液晶化合物
(DLC)100重量部、セルロースアセテートブチレ
ート1重量部および四級アンモニウム塩(3)1重量部
を溶解して、液晶層塗布液を調製した。塗布液を、配向
膜上にスピンコート法で塗布した後、室温で乾燥した。
形成した液晶層を200℃に加熱した後、130℃で液
晶化合物を配向させ、その状態で基板を急速に室温まで
冷却して配向状態を固定した。液晶層を偏光顕微鏡で観
察し、ディスコティック液晶性化合物がラビング方向に
対して平行かつ均一(モノドメイン)に配向しているこ
とを確認した。結晶回転法により基板に対する平均傾斜
角を求めたところ、四級アンモニウム塩(3)の添加に
よって、液晶分子の配向傾斜角が上昇していることを確
認した。
【0022】
【化6】
【0023】[実施例2〜8]液晶層塗布液に添加する
四級アンモニウム塩の種類と添加量を、第1表に示すよ
うに変更した以外は、実施例1と同様にして液晶分子の
配向傾斜角を測定した。結果を第1表に示す。
【0024】
【表1】 第1表 ──────────────────────────────────── 試料 四級アンモニウム塩 添加量 平均傾斜角 ──────────────────────────────────── 実施例1 (3) 1重量部 11度 実施例2 (3) 4重量部 16度 実施例3 (4) 1重量部 12度 実施例4 (4) 4重量部 17度 実施例5 (5) 1重量部 11度 実施例6 (5) 4重量部 16度 実施例7 (6) 1重量部 11度 実施例8 (6) 4重量部 18度 ────────────────────────────────────
【0025】[比較例1] (液晶傾斜角制御能の評価)市販の配向膜塗布液(サン
エバーSE−610、日産化学(株)製)をガラス基板
上に#4のバーコーターを用いて塗布し、乾燥して、ラ
ビング処理を行い、配向膜を形成した。メチルエチルケ
トン400重量部に実施例1で用いたディスコティック
液晶化合物(DLC)100重量部およびセルロースア
セテートブチレート1重量部を溶解して、液晶層塗布液
を調製した。塗布液を、配向膜上にスピンコート法で塗
布した後、室温で乾燥した。形成した液晶層を200℃
に加熱した後、130℃で液晶化合物を配向させ、その
状態で基板を急速に室温まで冷却して配向状態を固定し
た。液晶層を偏光顕微鏡で観察したところ、ディスコテ
ィック液晶性化合物はデュアルドメインとなり、均一な
配向状態ではなかった。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に、配向膜の塗布液を塗布して配
    向膜を形成し、そして、配向膜上に、液晶分子を含む塗
    布液を塗布して液晶層を形成し、液晶分子を配向させる
    方法であって、液晶層の塗布液に四級アンモニウム塩を
    添加し、四級アンモニウム塩の作用により液晶分子の傾
    斜角を制御することを特徴とする液晶分子の配向方法。
  2. 【請求項2】 四級アンモニウム塩が、7乃至44の総
    炭素原子数を有する請求項1に記載の液晶分子の配向方
    法。
  3. 【請求項3】 四級アンモニウム塩が、下記式(I)で
    表される請求項1に記載の液晶分子の配向方法: 【化1】 [式中、R1 は、炭素原子数が4乃至20の脂肪族基で
    あり;R2 、R3 およびR4 は、それぞれ独立に、炭素
    原子数が1乃至8の脂肪族基であるか、あるいは、R2
    とR3 とが結合して含窒素複素環を形成し;そして、X
    は、アニオンである]。
  4. 【請求項4】 式(I)において、R1 が、炭素原子数
    が4乃至20のアルキル基または炭素原子数が4乃至2
    0のハロゲン置換アルキル基であり;R2 、R3 および
    4 は、それぞれ独立に、炭素原子数が1乃至8のアル
    キル基である請求項3に記載の液晶分子の配向方法。
  5. 【請求項5】 四級アンモニウム塩を、液晶分子に対す
    るモル比で1/1000乃至250/1000の範囲で
    用いる請求項1に記載の液晶分子の配向方法。
  6. 【請求項6】 液晶分子がディスコティック液晶分子で
    ある請求項1に記載の液晶分子の配向方法。
  7. 【請求項7】 液晶分子がトリフェニレン核を有する請
    求項1に記載の液晶分子の配向方法。
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