JP2002061128A - 道路標識柱の増高用補助具 - Google Patents

道路標識柱の増高用補助具

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JP2002061128A
JP2002061128A JP2000250077A JP2000250077A JP2002061128A JP 2002061128 A JP2002061128 A JP 2002061128A JP 2000250077 A JP2000250077 A JP 2000250077A JP 2000250077 A JP2000250077 A JP 2000250077A JP 2002061128 A JP2002061128 A JP 2002061128A
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Tsugio Yamada
次男 山田
Shizuo Kageyama
静男 影山
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設の道路標識柱の背丈を高くし、併せて、
光反射領域への雪の付着を抑制したり光反射領域に付着
した雪を払い落とすことができるようにすることによっ
て、吹雪時や積雪時の道路標識柱の標識機能を維持す
る。 【解決手段】 道路標識柱10の上端部12に嵌着する
ことによって道路標識柱10の背丈を高くすることので
きる補助具本体22と、補助具本体22に取り付けて補
助具本体22の光反射領域23への雪の付着を抑制した
り付着した雪を払い落としたりする作用を発揮する払拭
用部材50とを備える。払拭用部材50が暖簾状に垂れ
下がる不規則揺動可能な多数の垂下り片を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車道のセンターラ
インや分離体、車線変更線などに設置される道路標識柱
に取り付けられてその道路標識柱の背丈を高くすること
に用いられる道路標識柱の増高用補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】特許第2581422号公報に道路標識
柱についての記載がある。この道路標識柱は、外周面の
所定箇所に光反射シートが貼り付けられてなる柱本体
に、多数の払拭部材を垂れ下げたものであり、払拭部材
が自然風圧や自動車通過に伴って発生する風圧などを受
けて不規則揺動するようになっている。そして、払拭部
材の不規則揺動によってその払拭部材が柱本体の外周面
に当たり、上記光反射シートに付着した塵芥や泥による
汚れを払拭する、とされている。また、この公報には、
光反射シートを貼り付けた柱本体の全高部分を透明な筒
状の保護カバーで覆うことによって、上記光反射領域を
汚れにくくすることについても記載されている。
【0003】ところで、図5に示したように道路に並べ
て設置された複数の道路標識柱1において、その高さ
(背丈)が高すぎると自動車の走行安全性が損なわれる
などの不都合が生じ、その反面で、道路標識柱の高さが
低すぎると道路標識柱が目立たなくなってその標識機能
が損なわれるなどの不都合が生じる。そこで、道路標識
柱の高さは上記の不都合などを勘案した上で所定の高さ
に定められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5で説明
した道路標識柱1において、降雪時の吹雪が道路標識柱
に吹きつけたり冬期の積雪の多い地域では、道路標識柱
に雪が付着してその表面に貼り付けられている光反射シ
ートによる光反射性が損なわれたり道路標識柱が図6に
仮想線で示した積雪Sに埋まってその標識機能が損なわ
れたりするという事態が起こり、場合によっては道路標
識柱1の全体が積雪に埋まってしまってその標識機能が
まったく発揮されなくなるという事態も起こり得る。な
お、図6において、2は道路標識柱の表面に張り付けら
れた光反射シートを示している。
【0005】この点に関し、上掲の特許第258142
2号公報に記載されているように、光反射シートを貼り
付けた柱本体の全高部分を透明な筒状の保護カバーで覆
うという対策を講じると、その柱本体に貼り付けられて
いる光反射シートに雪が付着して光反射シート自体の光
反射性が損なわれるという事態が一応は避けられるけれ
ども、その外側の透明な保護カバーに雪が付着して光反
射シートに自動車のライトの光が届かなかったり反射し
た光が保護カバーを透過しにくくなったりするので、標
識機能が極端に低下することを避けられない。しかも、
上記保護カバーは柱本体の全高部分を覆うようにその柱
本体に被せられるので、既に積雪している場所では、保
護カバーを設置する前に先ず柱本体の周囲を除雪した後
で保護カバーを設置しなければならないといった手数と
時間のかかる煩わしい作業が必要になる。そのほか、保
護カバーが柱本体の長さに見合う長さを有しているの
で、その保護カバー自体の材料コストが高くつくだけで
なく、保護カバーの保管に要するコストや保護カバーを
設置場所まで運搬するのに要するコストなどが高くつく
という問題がある。
【0006】本発明は以上の状況に問題に鑑みてなされ
たものであり、既設の道路標識柱に継ぎ足して用いるこ
とによりその道路標識柱の背丈を高くし、併せて、光反
射機能を発揮する箇所に雪の付着や凍結が起こりにくく
なるようにすることによって、吹雪時や積雪時にも道路
標識柱の光反射性や標識機能を損なわれにくくすること
のできる道路標識柱の増高用補助具を提供することを目
的とする。また、本発明は、道路標識柱への取付けや取
外しの作業を、道路標識柱の周囲を除雪することなく短
時間で容易に行うことのできる道路標識柱の増高用補助
具を提供することを目的とする。
【0007】さらに、本発明は、保管に要するコストや
保護カバーを設置場所まで運搬するのに要するコストな
どを安く抑えることのできる道路標識柱の増高用補助具
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図面を参照して本発明の
道路標識柱の増高用補助具を説明する。なお、この欄で
図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助ける
ためであって、内容を図例に限定する意図ではない。
【0009】本発明に係る道路標識柱の増高用補助具A
は、外周面に光反射領域23が具備された筒体21の下
端部に、道路標識柱10の上端部に結合されて上記筒体
21を道路標識柱10の上方へ突出させる連結部が設け
られてなる補助具本体20と、この補助具本体20に取
り付けられる取付部に上記補助具本体20の外周に沿う
暖簾状に垂れ下げられて不規則揺動可能な垂下り片54
が連設された払拭用部材50と、を備えている。
【0010】この発明によれば、補助具本体20の連結
部を、既設の道路標識柱10の上端部12に連結するこ
とにより、その補助具本体20の長さに見合う分だけ道
路標識柱10の背丈が高くなる。そのため、積雪時であ
っても、補助具本体20を連結するのに道路標識柱10
の周囲を除雪する必要がなく、また、積雪の多い地域で
道路標識柱10の全体が雪に埋もれていても、補助具本
体20が積雪の上方に突き出て道路標識柱10の標識機
能を維持するようになる。さらに、補助具本体20には
光反射領域23が具備されており、自動車のライトなど
の光がその光反射領域23に当たって反射するので、運
転者はその反射光を見て安全な走行が可能になる。その
上、払拭用部材50の取付部を補助具本体20に取り付
けておくと、その垂下り片54が、自然の風圧や自動車
通過に伴う風圧により不規則揺動して補助具本体20の
光反射領域23に繰り返し当たったり光反射領域を繰り
返し叩いたり繰り返し擦ったりする。そのため、吹雪時
に補助具本体20の光反射領域23に雪が付着しにくく
なり、たとえ雪が付着したとしてもその雪が速やかに垂
下り片54により払い落とされるようになって光反射領
域23の光反射性が吹雪時にもかかわらず維持される。
そのほか、補助具本体20は道路標識柱10の全高部分
を覆うものではなく、道路標識柱10の上端部に取り付
けられるものであるので、その補助具本体20自体の長
さをそれほど長くする必要がなくなり、補助具本体20
の保管に要するコストや補助具本体20を設置場所まで
運搬するのに要するコストなどが安くつく。
【0011】本発明では、上記補助具本体20の連結部
が、上記筒体21の下端部により形成されて上記道路標
識柱10の上端部12に対し嵌着及び離脱が可能なスリ
ーブ部22でなることが望ましい。これによると、補助
具本体20の連結部を道路標識柱10の上端部12に嵌
着するだけでその補助具本体20を道路標識柱10に短
時間で容易に取り付けることが可能である。また、道路
標識柱10に取り付けられている補助具本体20を取り
外すときには、上記連結部を道路標識柱10の上端部1
2から引き抜いて離脱させるだけで済むので、積雪時期
が過ぎたときに補助具本体を道路標識柱から取り外す作
業を短時間で容易に行うことが可能になる。
【0012】本発明では、上記払拭用部材50の取付部
が、上記補助具本体20の上端部に嵌着される下端開放
の中空キャップ部53でなり、複数本の上記垂下り片5
4が、この中空キャップ部53の下端の周方向複数箇所
にそれぞれ連設されていることが望ましい。これによる
と、払拭用部材50の取付部を補助具本体20の上端部
25に嵌着するだけでその払拭用部材50を補助具本体
20に短時間で容易に取り付けることが可能である。ま
た、補助具本体20に取り付けられている払拭用部材5
0を取り外すときには、上記取付部を補助具本体20の
上端部25から引き抜いて離脱させるだけで済むので、
その取外し作業を短時間で容易に行うことが可能にな
る。さらに、払拭用部材50には複数本の垂下り片54
が備わっているので、それらの垂下り片54が上記した
風圧などで不規則揺動して光反射領域23に雪が付着し
にくくなり、また、付着した雪を効率よく払い落とすこ
とに役立つ。
【0013】本発明では、上記垂下り片23が、上記補
助具本体20の上記光反射領域23に重なる長さを有し
ていることが望ましい。これによると、上記した風圧な
どで不規則揺動する垂下り片54が、補助具本体20の
光反射領域23に直接当たったり、直接叩いたり、直接
擦ったりするので、垂下り片54による雪の払い落し作
用が良好に発揮される。特に、補助具本体20の上記光
反射領域23に対向する上記垂下り片54の裏面が、凹
凸面に形成されていたり、その裏面側に垂下り片54の
垂下り方向に延びる凸条55が形成されていたりする
と、垂下り片54による雪の払い落し作用が、垂下り片
54の幅方向の隅部56や凸部(凸条55を含む)によ
って顕著に発揮される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は道路標識柱10と本発明に
係る増高用補助具Aの実施形態を示した概略分解側面
図、図2は同補助具Aの使用状態を示した側面図、図3
は垂下り片54の裏面を示した部分斜視図、図4は図3
のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【0015】図1のように、補助具Aは、補助具本体2
0と払拭用部材50とを備えている。補助具本体20に
はポリウレタンやシリコーンゴムなどのゴム弾性を有す
るエラストマーが用いられている。この補助具本体20
は、筒体21の下端部に連結部としての筒状のスリーブ
部22を具備させることによって形成されており、その
筒体21の外周面には、高輝度の光反射シートを貼り付
けることによって形成された光反射領域23…が複数段
(図例では3段)に亘って具備されている。補助具本体
20の頭頂部24は閉塞されている。光反射領域23を
形成させるための光反射シートには、従来の道路標識柱
で用いられたものと同じものを用い得る。また、この補
助具本体20の筒体21の筒壁の所定箇所に、補助具本
体20の内部と外部との間での空気流通を可能にする小
孔25が開設されている。そのため、この補助具本体2
0は、仮に自動車に敷かれて変形した場合にもそのゴム
弾性によって速やかに初期形状に近い形状に復帰すると
いう形状復帰性に優れている。連結部としてのスリーブ
部22の内径や長さは、そのスリーブ部22を道路標識
柱10の上端部12の外側に差し込むだけでその上端部
12にぐらつきなく嵌まり込んで道路標識柱10に容易
に強固に結合されるように定められている。
【0016】この補助具本体20において、筒体21の
長さが補助具本体20の有効高さH(図2参照)にな
り、その有効高さHは図2のようにスリーブ部22を道
路標識柱10の上端部12に嵌着した場合に、積雪時に
光反射領域23が積雪Sの上面よりも上に位置する程度
に定められる。
【0017】このように構成された補助具本体20は、
図2のようにスリーブ部22を道路標識柱10の上端部
12に嵌着するだけでその道路標識柱10に取り付けら
れる。そして、取付状態では、補助具本体20の有効高
さH分だけ道路標識柱10の高さが高くなる。そのた
め、積雪時であっても道路標識柱10の周囲を除雪する
必要はなく、また、道路標識柱10が積雪に埋まってい
るようなときでも、補助具本体20の光反射領域23が
自動車のライトを反射して標識機能が十分に発揮され
る。また、道路標識柱10から補助具本体20を取り外
すときには、スリーブ部22を道路標識柱10の上端部
12から引き抜いて離脱させるだけの簡単な作業で済
む。
【0018】図1のように、払拭用部材50は、コーン
部51とそのコーン部51の下端に連設された筒部52
とによって形成された取付部としての下端開放の中空キ
ャップ部53と、この中空キャップ部53の下端の周方
向複数箇所のそれぞれに連設された垂下り片54…とを
有している。この払拭用部材50の中空キャップ部53
の筒部52の内径は、図2のように補助具本体20の上
端部25の外側に差し込むだけでその上端部25にぐら
つきなく嵌まり込んで補助具本体20の上端部25に容
易に抜け出さないように取り付けられるように定められ
ている。払拭用部材50には、降雪時などの低温環境化
でも柔軟性がそれほど損なわれることのない低温特性に
優れた材料で一体成形しておくことが望ましく、そのよ
うな材料の一例として、硬度範囲がJISA30〜70
°のEPDMといった特定のゴム材を掲げることができ
る。
【0019】払拭用部材50の垂下り片54は、図2の
ように中空キャップ部53を補助具本体20の上端部2
5に嵌着して取り付けたときに、補助具本体20の全部
の光反射領域23…に重なる長さを有している。この垂
下り片54には、自然の風圧や自動車通過に伴う風圧が
加わったときにその根元や長手方向の不特定箇所が変形
して不規則揺動する性質が要求されており、そのような
性質は、上掲のゴム材を用いることによって満足され
る。また、垂下り片54には、ある程度の腰の強さを持
つことやある程度の重さを持つことが要求され、それら
の腰の強さや重さが適切に定められていると、図2の使
用状態では、風圧によって不規則揺動する複数の垂下り
片54が、補助具本体20の光反射領域23…に適度の
強さで当たったり叩いたり擦ったりして、吹雪時に光反
射領域23…に雪が付着しにくくなり、また、付着した
雪が効率よく払い落とされるようになる。そのため、吹
雪時でも補助具本体20の光反射領域23が自動車のラ
イトを反射して標識機能が十分に発揮される。
【0020】この実施形態では、図3及び図4に示した
ように、それぞれの垂下り片54の裏面、すなわち補助
具本体20の光反射領域23に対向する裏面に、垂下り
片54の長手方向に延びる複数条(図例では3条)の凸
条55が備わっている。また、垂下り片54は裏面側の
2つの隅部56,56が角張った断面形状を有してい
る。このような垂下り片54であると、垂下り片54が
風圧で不規則揺動して帆補助具本体20の光反射領域2
3…に当たったり叩いたり擦ったりするときに、上記し
た角張った隅部56や凸条55が光反射領域23…を傷
つけずに引掻いたり掻き上げたりする作用を行うので、
光反射領域23…に付着した雪の払い落とし効率が顕著
に向上する。図例では、垂下り片54の裏面に凸条55
を形成することによってその裏面を凹凸面に形成してあ
るけれども、この点は、裏面に多数の尖った小突起を形
成することによって裏面を凹凸面に形成しておいてもよ
い。
【0021】この実施形態では、図1のように複数の垂
下り片54の相互間にある程度の隙間57を形成してあ
る。こうしておくと、図2に見られるように、風のない
ときや風が弱いときのように垂下り片54があまり不規
則揺動せずに暖簾状に取り下がったままになっているよ
うなときに、その隙間57から補助具本体20の光反射
領域23が露呈するので、垂下り片53によって光の反
射が損なわれにくいくなるという利点かある。
【0022】また、この実施形態では、補助具本体20
の上端部25に取り付けられる払拭用部材50の中空キ
ャップ部53が上尖り形状のコーン部51を有している
ため、この中空キャップ部53の上に雪が付着して積雪
するという事態が起こりにくい。そのため、払拭用部材
50に付着した雪の重みで補助具本体20や道路標識柱
10が折れ曲がったり倒れたりするという事態が起こり
にくい。
【0023】さらにこの実施形態では、補助具本体20
のスリーブ部22を道路標識柱10の上端部12に嵌着
するという操作だけで補助具本体20を道路標識柱10
に連結するものを説明したけれども、この点は、道路標
識柱10と道路標識柱10の上端部12に嵌着した補助
具本体20とを紐で連結したり、両者をねじ込み式にし
て連結したり、あるいは、道路標識柱10の上端部に設
けた周方向の溝部にスリーブ部22の内側に設けた突起
を係合したりすることによって、両者の連結構造をより
強固にすることが可能である。
【0024】なお、図1において、符号12で示した箇
所は、道路標識柱10に備わっている光反射領域であ
り、この光反射領域は、たとえば光反射シートを貼り付
けることによって形成される。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、既設の
道路標識柱に補助具本体を連結して道路標識柱の背丈を
高くすることが可能になり、併せて、払拭用部材の作用
によって補助具本体の光反射機能を発揮する光反射領域
に雪が付着しにくくなったり、付着した雪が効率よく払
い落とされたりするので、雪の付着によって光反射領域
の光反射性が損なわれにくくなって吹雪時や積雪時にも
道路標識柱の標識機能が維持されるという効果が奏され
る。
【0026】また、本発明は、道路標識柱の上端部に補
助具本体を継ぎ足して道路標識柱の背丈を高くするもの
であるので、道路標識柱が積雪に埋まっていても柱本体
の周囲を除雪せずに補助具本体を道路標識柱に連結する
ことができる。そのため、保持委具本体の設置に要する
手数や時間が従来に比べて大幅に節約される。しかも、
補助具本体自体に長いものが要求されることがないの
で、補助具本体を道路標識柱に対して取り付けたり取り
外したりするときの補助具本体の取扱性に優れ、取付け
や取外しの作業を短時間で容易に行うことのできるだけ
でなく、補助具本体の保管に要するコストや補助具本体
を設置場所まで運搬するのに要するコストなどを安く抑
えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】道路標識柱と本発明に係る増高用補助具の実施
形態を示した概略分解側面図である。
【図2】同補助具の使用状態を示した側面図である。
【図3】垂下り片の裏面を示した部分斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】道路標識柱の設置状況を説明するための概略斜
視図である。
【図6】従来の問題点を説明するための説明図である。
【符号の説明】
A 増高用補助具 10 道路標識柱 12 道路標識柱の上端部 20 補助具本体 21 筒体 22 スリーブ部(連結部) 23 光反射領域 24 補助具本体の頭頂部 50 払拭用部材 53 中空キャップ部(取付部) 54 垂下り片 55 凸条

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に光反射領域が具備された筒体の
    下端部に、道路標識柱の上端部に結合されて上記筒体を
    道路標識柱の上方へ突出させる連結部が設けられてなる
    補助具本体と、この補助具本体に取り付けられる取付部
    に上記補助具本体の外周に沿う暖簾状に垂れ下げられて
    不規則揺動可能な垂下り片が連設された払拭用部材と、
    を備えていることを特徴とする道路標識柱の増高用補助
    具。
  2. 【請求項2】 上記補助具本体の連結部が、上記筒体の
    下端部により形成されて上記道路標識柱の上端部に対し
    嵌着及び離脱が可能なスリーブ部でなる請求項1に記載
    した道路標識柱の増高用補助具。
  3. 【請求項3】 上記払拭用部材の取付部が、上記補助具
    本体の上端部に嵌着される下端開放の中空キャップ部で
    なり、複数本の上記垂下り片が、この中空キャップ部の
    下端の周方向複数箇所にそれぞれ連設されている請求項
    1又は請求項2に記載した道路標識柱の増高用補助具。
  4. 【請求項4】 上記垂下り片が、上記補助具本体の上記
    光反射領域に重なる長さを有している請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載した道路標識柱の増高用補助
    具。
  5. 【請求項5】 上記補助具本体の上記光反射領域に対向
    する上記垂下り片の裏面が凹凸面に形成されている請求
    項4に記載した道路標識柱の増高用補助具。
  6. 【請求項6】 上記補助具本体の上記光反射領域に対向
    する上記垂下り片の裏面側に、その垂下り片の垂下り方
    向に延びる凸条が形成されている請求項5に記載した道
    路標識柱の増高用補助具。
JP2000250077A 2000-08-21 2000-08-21 道路標識柱の増高用補助具 Withdrawn JP2002061128A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007314952A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Yunimatekku Kk 標識柱
JP2014098266A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Sekisui Jushi Co Ltd 道路用標示体および道路用標示体に用いるクリーナーの製造方法

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