JP2002060487A - マルチブロック共重合体、コンタクトレンズ及びそれらの製造方法 - Google Patents

マルチブロック共重合体、コンタクトレンズ及びそれらの製造方法

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JP2002060487A
JP2002060487A JP2000251062A JP2000251062A JP2002060487A JP 2002060487 A JP2002060487 A JP 2002060487A JP 2000251062 A JP2000251062 A JP 2000251062A JP 2000251062 A JP2000251062 A JP 2000251062A JP 2002060487 A JP2002060487 A JP 2002060487A
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Kensaku Sonoda
賢作 園田
Taijiro Shiino
太二朗 椎野
Akio Hayashi
昭男 林
Katsumi Nakazato
克已 中里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】親水性を示し、且つ機械的強度、熱可塑性、酸
素透過性、柔軟性等の種々の性能が期待でき、広範囲な
分野に利用可能なマルチブロック共重合体、その製造方
法、それを用いたコンタクトレンズ及びその製造方法を
提供すること。 【解決手段】式(1)のポリアルキレンオキシド単位、式
(2)のポリシロキサン単位及び式(3)のポリアミド単位
を構成単位として含むマルチブロック共重合体、その製
造方法、それを用いたコンタクトレンズ及びその製造方
法。 【化1】 (R1:C1〜4のアルキレン基、R2、R3:特定の二価
有機基、t:1〜1000、l:1〜50。X:O、イ
ミノ基。R4、R5、R6、R9:二価有機基。R7、R8
一価有機基、y:1〜100、m:1〜50。n:1〜
100。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアルキレンオ
キシド単位、ポリシロキサン単位及びポリアミド単位を
構成単位として含む、医療用材料、特に、コンタクトレ
ンズや眼内レンズ材料に適用しうるマルチブロック共重
合体、コンタクトレンズ及びそれらの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリシロキサン類は、化学的安定性が高
く、溶出物をほとんど含まないという点で生体安定性に
優れる。また、ポリシロキサン類は、分子量や架橋度を
変化させることにより、その性状を、オイル、ゲル、ペ
ースト、エラストマー、プラスチックス等に変えられる
という特性を有し、加えて、その性状等によっては気体
透過性、撥水性等の機能を示すことが知られている。一
方、ポリアミド類は、その分子間力に起因する優れた機
械的強度を有することが知られている。そこで、ポリシ
ロキサン類の示す特性と、ポリアミド類の優れた機械的
特性とを兼ね備えた、ポリシロキサン−ポリアミド系の
マルチブロック共重合体が提案されている(特開昭61
−293224号公報)。一般に、ポリシロキサン類や
ポリアミド類は共に疎水性を示すため、上記ポリシロキ
サン−ポリアミド系マルチブロック共重合体は、その成
形体の表面において強い撥水性を示し、且つ吸水性をほ
とんど示さないことが知られている。このため、上記ポ
リシロキサン−ポリアミド系マルチブロック共重合体
は、装用感等の点から、医療用、特にコンタクトレンズ
に代表される眼科用材料への適用がし難い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、親水
性を示し、且つ機械的強度、熱可塑性、酸素透過性、柔
軟性等の種々の性能が期待でき、広範囲な分野における
材料として利用可能なマルチブロック共重合体及びその
製造方法を提供することにある。本発明の別の目的は、
親水性を示し、且つ機械的強度、熱可塑性、酸素透過
性、柔軟性等の種々の性能が期待できるコンタクトレン
ズ材料、該材料により得られるコンタクトレンズ及びそ
の製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、式(1)
で示されるポリアルキレンオキシド単位、式(2)で示さ
れるポリシロキサン単位及び式(3)で示されるポリアミ
ド単位を構成単位として含むことを特徴とするマルチブ
ロック共重合体が提供される。
【化4】 (式(1)中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基を示し、
2及びR3はそれぞれ独立に式(4)〜(8)で示される二
価の有機基からなる群より選択される1種又は2種以上
を示す(但し、式(4)〜(6)及び式(8)中、R10
11、R12及びR14はそれぞれ独立に炭素数1〜4のア
ルキレン基を示し、式(7)中、R13は水素原子又は炭素
数1〜6のアルキル基を示す。)
【化5】 tは1〜1000の整数を、lは1〜50の整数を示
す。Xは酸素原子又はイミノ基を示す。式(1)〜(3)
中、R4、R5、R6及びR9はそれぞれ独立に二価の有機
基を示す。式(2)中、R7及びR8はそれぞれ独立に一価
の有機基を示し、yは1〜100の整数、mは1〜50
の整数を示す。式(3)中、nは1〜100の整数を示
す。)
【0005】また本発明によれば、式(9)〜(12)で示
される重合性単量体を、溶液中で重合させることを特徴
とする上記マルチブロック共重合体の製造方法が提供さ
れる。
【化6】 (式中、R1〜R9、t及びyは、式(1)〜(3)中のもの
と同義であり、Yはヒドロキシル基又はアミノ基を示
し、Zはヒドロキシル基又は塩素原子を示す。)
【0006】更に本発明によれば、前記マルチブロック
共重合体を含むコンタクトレンズ材料が提供される。更
にまた本発明によれば、前記コンタクトレンズ材料を加
工したコンタクトレンズが提供される。また本発明によ
れば、前記マルチブロック共重合体を含む材料を加熱プ
レス加工した後、水に膨潤することを特徴とする前記コ
ンタクトレンズの製造方法が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のマルチブロック共重合体
は、上記式(1)で示されるポリアルキレンオキシド単
位、上記式(2)で示されるポリシロキサン単位及び上記
式(3)で示されるポリアミド単位を構成単位として含
む。本発明のマルチブロック共重合体の重量平均分子量
は、500〜2000000、特に、1000〜100
0000が好ましい。
【0008】式(1)において、R1は炭素数1〜4のア
ルキレン基であって、例えば、メチレン基、エチレン
基、プロピレン基、ブチレン基等の直鎖アルキレン基;
メチルメチレン基、メチルエチレン基、メチルプロピレ
ン基、エチルエチレン基等の分枝アルキレン基等が挙げ
られる。R2及びR3はそれぞれ独立に上記式(4)〜(8)
に示される二価の有機基からなる群より選択される1種
又は2種以上である。但し、式(4)〜(6)及び式(8)
中、R10、R11、R12及びR14はそれぞれ独立に炭素数
1〜4のアルキレン基を示し、式(7)中、R13は水素原
子又は炭素数1〜6のアルキル基を示す。式(4)で示さ
れる二価の有機基としては、例えば、メチレンオキシ
基、エチレンオキシ基、プロピレンオキシ基、ブチレン
オキシ基、ペンチレンオキシ基、へキシレンオキシ基等
が挙げられる。式(5)で示される二価の有機基として
は、例えば、メチレンチオ基、エチレンチオ基、プロピ
レンチオ基等が挙げられる。式(6)で示される二価の有
機基としては、例えば、R12がメチレン基、エチレン基
又はプロピレン基である二価の有機基等が挙げられる。
式(7)で示される二価の有機基としては、例えば、R13
が水素原子又はメチル基である二価の有機基等が挙げら
れる。式(8)で示される二価の有機基としては、例え
ば、R14がメチレン基、エチレン基又はプロピレン基で
ある二価の有機基等が挙げられる。式(1)において、t
は1〜1000の整数を、lは1〜50の整数を示す。
Xは酸素原子又はイミノ基を示す。
【0009】式(1)〜(3)中、R4、R5、R6及びR9
それぞれ独立に二価の有機基を示す。上記R4として
は、アルキレン基又はアリーレン基であって、窒素原子
若しくは酸素原子をその構造中に含んでいてもよい基が
好ましい。例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基、ペンタメチレン基、へキサメチレン
基、デカメチレン基、ドデカメチレン基等の直鎖アルキ
レン基;2−メチルプロピレン基等の分枝アルキレン
基;m−フェニレン基、p−フェニレン基、4,4'−
ジフェニレンエーテル基、3,4'−ジフェニレンエー
テル基、4,4'−ビフェニレン基、3,4'−ビフェニ
レン基、4,4'−フェニレンジメチレン基、4,4'−
プロピレンジフェニレン基、3,4'−プロピレンジフ
ェニレン基、4,4'−メチレンジフェニレン基、3,
4'−メチレンジフェニレン基等のアリーレン基等が好
ましく挙げられる。上記R5及びR6としては、炭素数3
0以下の二価の有機基が好ましい。例えば、メチレン
基、エチレン基、プロピレン基等の直鎖アルキレン基、
p−フェニレン基、m−フェニレン基、o−フェニレン
基等のアリーレン基等が挙げられる。上記R9として
は、窒素原子又は酸素原子をその構造中に含んでいても
良い、アルキレン基若しくはアリーレン基等が好まし
い。例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、
ブチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、デ
カメチレン基、ドデカメチレン基等の直鎖アルキレン
基;2−メチルプロピレン基等の分枝アルキレン基;p
−フェニレン基、m−フェニレン基、o−フェニレン
基、4,4'−ジフェニレンエーテル基、3,4'−ジフ
ェニレンエーテル基、4,4'−ビフェニレン基、3,
4'−ビフェニレン基、4,4'−フェニレンジメチレン
基、4,4'−プロピレンジフェニレン基、3,4'−プ
ロピレンジフェニレン基、4,4'−メチレンジフェニ
レン基、3,4'−メチレンジフェニレン基等のアリー
レン基等が好ましく挙げられる。
【0010】上記式(2)中のR7及びR8はそれぞれ独立
に一価の有機基であって、例えば、炭素数1〜6のアル
キル基又はフェニル基等が好ましく挙げられる。例え
ば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペン
チル基、へキシル基、フェニル基等が挙げられる。式
(2)中、yは1〜100の整数、mは1〜50の整数を
示す。式(3)中、nは1〜100の整数を示す。
【0011】本発明のマルチブロック共重合体におい
て、上記式(1)〜(3)で示される各構成単位の配列は特
に限定されないが、例えば、式(1)〜(3)で示される構
成単位をそれぞれA〜Cで表すと、−A−B−A−C−B−C−
A−B−の様な配列等が例示できる。式(1)で示される構
成単位としては、具体的には式(9)及び式(10)から構
成される化合物に基づく構成単位が挙げられる。式(2)
で示される構成単位としては、具体的には式(10)及び
式(11)から構成される化合物に基づく構成単位が挙げ
られる。式(3)で示される構成単位としては、具体的に
は式(10)及び式(12)から構成される化合物に基づく
構成単位が挙げられる。
【0012】本発明において、上記式(1)〜(3)で示さ
れる各構成単位の合計含有割合は、共重合体全体に対し
て90〜100モル%、特に、95〜100モル%が好
ましい。合計含有割合が90モル%未満では、各構成単
位に基づく所望の効果が得られない恐れがあるので好ま
しくない。式(1)〜(3)で示される各構成単位のそれぞ
れの含有割合は1〜50:1〜50:10〜90モル
%、特に5〜40:5〜40:20〜80モル%が好ま
しい。式(1)で示されるポリアルキレンオキシド単位の
含有割合が1モル%未満では、得られる共重合体におい
て、親水性等の好ましい性質が得られない恐れがあり、
50モル%を超える場合には得られる共重合体の強度が
低下する恐れがあるので好ましくない。式(2)で示され
るポリシロキサン単位の含有割合が1モル%未満では、
得られる共重合体において、酸素透過性、柔軟性等の好
ましい性質が得られない恐れがあり、50モル%を超え
る場合には得られる共重合体の形状安定性が失われる恐
れがあるので好ましくない。式(3)で示されるポリアミ
ド単位の含有割合が10モル%未満では、得られる共重
合体の強度が低下する恐れがあり、90モル%を超える
場合には得られる共重合体において、柔軟性、透明性等
の好ましい性質が失われる恐れがあるので好ましくな
い。
【0013】本発明のマルチブロック共重合体において
は、熱可塑性、酸素透過性、柔軟性、親水性等の好まし
い特性を阻害しない範囲で他の構成単位を含んでいても
良い。他の構成単位の含有割合は、上記好ましい特性を
阻害しないために、50モル%以下が望ましい。
【0014】本発明のマルチブロック共重合体を製造す
るには、例えば、上記式(9)〜(12)で示される重合性
単量体を、溶液中で重合させる方法等が好ましく挙げら
れる。具体的には、式(9)、式(11)及び式(12)で示
される重合性単量体を混合後、式(10)で示される重合
性単量体を反応させる方法;第1段階として式(9)で示
される重合性単量体と式(10)で示される重合性単量体
とを反応させた後、第2段階として式(11)及び式(1
2)で示される重合性単量体の混合物を添加、重合させ
る方法;第1段階として式(11)で示される重合性単量
体と式(10)で示される重合性単量体とを反応させた
後、第2段階として式(9)及び式(12)で示される重合
性単量体の混合物を添加、重合させる方法;第1段階と
して式(12)で示される重合性単量体と式(10)で示さ
れる重合性単量体とを反応させた後、第2段階として式
(9)及び式(11)で示される重合性単量体の混合物を添
加、重合させる方法;第1段階として式(9)及び式(1
1)で示される重合性単量体の混合物と式(10)で示さ
れる重合性単量体とを反応させた後、式(12)で示され
る重合性単量体を添加、重合させる方法;第1段階とし
て式(9)及び式(12)で示される重合性単量体の混合物
と式(10)で示される重合性単量体とを反応させた後、
式(11)で示される重合性単量体を添加、重合させる方
法;第1段階として式(11)及び式(12)で示される重
合性単量体の混合物と式(10)で示される重合性単量体
とを反応させた後、式(9)で示される重合性単量体を添
加、重合させる方法等、多段階の製造方法を用いること
もできる。本発明のマルチブロック共重合体を製造する
にあたっては、上記式(9)〜(12)に示される重合性単
量体以外に、必要により他の構成単位を形成する重合性
単量体を適宜反応させることもできる。
【0015】上記式(9)〜(12)において、R1〜R9
t及びyは、式(1)〜(3)中のものと同義であり、例示
としては上記具体例等を好ましく挙げることができる。
Yはヒドロキシル基又はアミノ基を示し、Zはヒドロキ
シル基又は塩素原子を示す。
【0016】式(9)で示される重合性単量体としては、
上記式(1)で示される構成単位の部分を形成しうるもの
であれば良く、例えば、α,ω−ジヒドロキシポリオキ
シメチレン、α,ω−ジヒドロキシポリオキシエチレ
ン、α,ω−ジヒドロキシポリオキシプロピレン等のジ
オール;α,ω−ビス(アミノメチル)ポリオキシメチレ
ン、α,ω−ビス(アミノメチル)ポリオキシエチレン、
α,ω−ビス(アミノメチル)ポリオキシプロピレン、
α,ω−ビス(2−アミノエチル)ポリオキシメチレン、
α,ω−ビス(2−アミノエチル)ポリオキシエチレン、
α,ω−ビス(2−アミノエチル)ポリオキシプロピレ
ン、α,ω−ビス(3−アミノプロピル)ポリオキシメチ
レン、α,ω−ビス(3−アミノプロピル)ポリオキシエ
チレン、α,ω−ビス(3−アミノプロピル)ポリオキシ
プロピレン等のジアミン等が挙げられる。これらは使用
に際して単独もしくは混合物として用いることができ
る。
【0017】式(10)で示される重合性単量体として
は、上記式(1)〜(3)で示される構成単位の部分を形成
しうるものであれば良く、例えば、マロン酸、コハク
酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン
酸、セバシン酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジカル
ボン酸等の直鎖脂肪族ジカルボン酸;2−メチルグルタ
ル酸、3−メチルグルタル酸等の分枝脂肪族ジカルボン
酸;イソフタル酸、テレフタル酸、フタル酸;4,4'−
オキシビス安息香酸、3,4'−オキシビス安息香酸、
4,4'−ビス安息香酸、3,4'−ビス安息香酸、4,4'
−メチレンビス安息香酸、3,4'−メチレンビス安息香
酸、4,4'−エチレンビス安息香酸、3,4'−エチレン
ビス安息香酸、4,4'−プロピレンビス安息香酸、3,
4'−プロピレンビス安息香酸等の芳香族ジカルボン
酸;マロン酸ジクロリド、コハク酸ジクロリド、グルタ
ル酸ジクロリド、アジピン酸ジクロリド、ピメリン酸ジ
クロリド、スべリン酸ジクロリド、セバシン酸ジクロリ
ド、デカンジカルボン酸ジクロリド、ドデカンジカルボ
ン酸ジクロリド等の直鎖脂肪族ジカルボン酸ジクロリ
ド;2−メチルグルタル酸ジクロリド、3−メチルグル
タル酸ジクロリド等の分枝脂肪族ジカルボン酸ジクロリ
ド;イソフタロイルクロリド、テレフタロイルクロリ
ド、フタロイルクロリド;4,4'−オキシビス安息香酸
クロリド、3,4'−オキシビス安息香酸クロリド、4,
4'−ビス安息香酸クロリド、3,4'−ビス安息香酸ク
ロリド、4,4'−メチレンビス安息香酸クロリド、3,
4'−メチレンビス安息香酸クロリド、4,4'−エチレ
ンビス安息香酸クロリド、3,4'−エチレンビス安息香
酸クロリド、4,4'−プロピレンビス安息香酸クロリ
ド、3,4'−プロピレンビス安息香酸クロリド等の芳香
族ジカルボン酸ジクロリド等が挙げられる。これらは使
用に際して単独もしくは混合物として用いることができ
る。
【0018】式(11)で示される重合性単量体として
は、上記式(2)で示される構成単位の部分を形成しうる
ものであれば良く、例えば、式(11)において、R7
びR8がメチル基であり、R5及びR6が共にプロピレン
基である化合物が、入手しやすさの点から好ましく挙げ
られる。
【0019】式(12)で示される重合性単量体として
は、上記式(3)で示される構成単位の部分を形成しうる
ものであれば良く、例えば、メチレンジアミン、エチレ
ンジアミン、1,3−ジアミノプロパン、1,4−ジアミ
ノブタン、1,5−ジアミノペンタン、1,6−ジアミノ
へキサン、1,8−ジアミノオクタン、1,10−ジアミ
ノデカン、1,12−ジアミノドデカン等の直鎖脂肪族
ジアミン;1,3−ジアミノ−2−メチルプロパン等の
分枝脂肪族ジアミン;o−フェニレンジアミン、m−フ
ェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン;4,4'−
ジアミノジフェニルエーテル、3,4'−ジアミノジフェ
ニルエーテル、4,4'−ジアミノビフェニル、3,4'−
ビフェニル、4,4'−ジアミノジフェニルメチレン、
3,4'−ジアミノジフェニルメチレン、4,4'−ジアミ
ノジフェニルエチレン、3,4'−ジアミノジフェニルエ
チレン、4,4'−ジアミノジフェニルプロピレン、3,
4'−ジアミノジフェニルプロピレン等の芳香族ジアミ
ン等が挙げられる。これらは使用に際して単独もしくは
混合物として用いることができる。
【0020】本発明のマルチブロック共重合体を製造す
るにあたっては、溶液重合法、界面重合法等の公知の高
分子製造方法により合成しても良いが、特に、溶媒中で
重合反応を行う溶液重合法が、反応制御の容易さ、得ら
れる重合体の均一性等の面から好ましい。溶液重合法に
用いる溶媒としては、例えば、N,N−ジメチルホルム
アミド、N,N−ジメチルアセトアミド、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、ジグライム、アセトニトリル、ジ
メトキシエタン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸
メチル、酢酸エチル、クロロホルム又はこれらの2種類
以上の混合溶媒等が挙げられる。反応条件は、常圧下、
−80℃〜160℃の条件で行うことができるが、これ
に限定されない。さらに、公知の方法で溶媒中の水分量
を減少させ、適宜、乾燥窒素ガス又は乾燥空気等を反応
容器内に充填することでより好ましい反応条件とするこ
とができる。また、反応を円滑かつ迅速に行うために触
媒を加えることが望ましい。触媒としては、式(10)で
示される重合性単量体がジカルボン酸である場合、公知
の縮合剤、例えば、ジシクロヘキシルカルボジイミド、
ジイソプロピルカルボジイミド、1−エチル−3−(3'
−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド及びその塩
酸塩等のカルボジイミド類;ベンゾトリアゾール−1−
イル−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムへキサフル
オロリン化物塩、ジフェニルホスホリルアジド、トリフ
ェニルホスファイト/ピリジン混合系等が好ましく挙げ
られる。また、式(10)で示される重合性単量体が酸ク
ロリドである場合、公知の塩基性触媒、例えば、トリメ
チルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン等
の3級アミン;ピリジン、ピラジン、N,N−ジアルキ
ルアミノピリジン、ピコリン、ルチジン等の環状アミン
類等が好ましく挙げられる。
【0021】一般に縮重合による高分子の合成の際には
式(9)、式(11)及び式(12)で示される重合性単量体
のモル数の総和が、式(10)で示される重合性単量体の
モル数に等しいときに、重合度が最も高くなることが知
られているが、本発明の場合には、(式(9)、式(11)
及び式(12)で示される重合性単量体のモル数の総和)
/(式(10)で示される重合性単量体のモル数)の値が、
0.8〜1.2の範囲となるように反応させることが好
ましい。この範囲外では重合度が十分増加しないため好
ましくない。
【0022】上記各重合性単量体を反応させた後、本発
明のマルチブロック共重合体を精製するには、公知の再
沈殿法、透析法、限外濾過法等を用いて行うことができ
る。例えば、水、炭素数8以下のアルコールあるいはそ
れらの混合物に反応液を滴下することで沈澱単離する方
法、反応溶液中に水、上記アルコール類、その他の有機
溶媒あるいはそれらの混合物を加えて沈澱単離する方
法、これらにより沈澱単離した沈澱物を加熱、冷却を行
い精製度を上げる方法等が挙げられる。本発明のマルチ
ブロック共重合体は、上記精製工程において、特定の形
状、例えば、繊維状、中空糸状、糸状等の形状に成形し
ながら凝固させることによって、湿式成形することがで
きる。
【0023】上記精製工程終了後、精製物を乾燥するこ
とができる。乾燥は、減圧下、−20℃〜240℃の条
件で行うことが好ましいが、室温〜180℃で、1〜2
4時間の乾燥がより好ましい。
【0024】本発明のマルチブロック共重合体は、成膜
性や成形性に優れており、容易にフィルムや繊維等の所
望の形状に成形可能である。例えば、加熱プレス、溶媒
キャスト等の極めて簡単な方法により、容易にフィルム
を形成することができる。本発明のマルチブロック共重
合体は、ポリアルキレンオキシド単位、ポリシロキサン
単位及びポリアミド単位を構成単位として有するので、
それぞれの構成単位の含有割合を変えることにより、そ
の性状を、オイル、ゲル、ペースト、エラストマー、プ
ラスチックス等とすることができる。本発明のマルチブ
ロック共重合体は、表面親水性、酸素等の気体透過性等
の好ましい性質を有するので、人工臓器等の医用材料、
バイオセンサー等のセンサー類、コンタクトレンズ、眼
内レンズ等の眼科用品、ガス分離膜、化粧品等の幅広い
分野への利用が可能である。特に、医療用材料として好
適に応用することができる。
【0025】本発明のコンタクトレンズ材料は、前記マ
ルチブロック共重合体を含んでおれば良く、必要により
他の重合物や各種添加剤等を含んでいても良い。このコ
ンタクトレンズ材料は、例えば、マルチブロック共重合
体を含む材料を加熱プレスしたもの、更に水に膨潤し乾
燥させたもの等が挙げられる。加熱プレス条件、膨潤、
乾燥条件等は、用いる材料によって適宜選択することが
できる。
【0026】本発明のコンタクトレンズ材料は、前記コ
ンタクトレンズ材料を、公知の方法等により、適宜加工
したものである。このようなコンタクトレンズは、例え
ば、前記マルチブロック共重合体を含む材料を加熱プレ
ス加工した後、水に膨潤することにより得ることができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明のマルチブロック共重合体は、ポ
リアルキレンオキシド単位、ポリシロキサン単位及びポ
リアミド単位を構成単位として有するので、所望性状と
することができ、しかも、親水性を示し、成形すること
により実用的な機械的強度を得ることができるので、容
易にフィルム等とすることができ、医療用材料等として
好適である。また本発明のコンタクトレンズ材料及びコ
ンタクトレンズは、前記マルチブロック共重合体を材料
として用いるので、親水性を示し、且つ機械的強度、熱
可塑性、酸素透過性、柔軟性等の種々の性能が期待でき
る。
【0028】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施例1 窒素雰囲気下、式(9)で示される重合性単量体としての
α,ω−ビス(3−アミノプロピル)ポリオキシエチレン
(平均分子量600)0.57g、式(11)で示される重
合性単量体としてのα,ω−ビス(3−アミノプロピル)
ポリジメチルシロキサン(平均分子量1658)2.90
g、式(12)で示される重合性単量体としての3,4'−
ジアミノジフェニルエーテル0.96g、触媒としての
トリエチルアミン1.66g及びテトラヒドロフラン:
N,N−ジメチルアセトアミド(体積比2:1)の混合溶
媒25mlを混合し、−7℃〜−5℃まで冷却した。次
いで、式(10)で示される重合性単量体としてのイソフ
タロイルクロライド1.52gを、テトラヒドロフラ
ン:N,N−ジメチルアセトアミド(体積比2:1)の混
合溶媒25mlに溶解した混合溶液を液温が上昇しない
ように徐々に滴下し、1時間反応させた。反応後、生成
物を濾過して副生成物であるトリエチルアミン塩酸塩を
除去した。得られた濾液を水800ml中に滴下するこ
とによりポリマーを沈澱させた。生成したポリマーを濾
過、60℃で減圧乾燥した後、80mlのテトラヒドロ
フランに溶解して800mlの水に再沈する操作を二回
繰り返し、精製を行った。精製後、60℃で一日減圧乾
燥することによりポリマー3.38g(収率62.5%)
が得られた。得られたポリマーの重量平均分子量を、ポ
リエチレングリコールを標準としてGPC測定を行い算
出したところ27000であった。これらの結果を表1
に示す。また、得られたポリマーに関して重水素化ジメ
チルスルフォキシドを溶媒として1H−NMRにより分
析を行った。結果を図1に示し、積分値比率を及び組成
理論値(l、m、nの換算値)を表1に示す。以上の結果
より、得られたポリマーは以下に示す構成単位により構
成されていることが判った。
【0029】
【化7】
【0030】実施例2〜5 原料の重合性単量体の配合量を表1に示すとおり代えた
以外は実施例1と同様に反応を行いポリマーを得た。得
られたポリマーについて実施例1と同様な分析を行っ
た。結果を表1に示す。また、実施例2〜4で得られた
ポリマーについて 1H−NMRの分析を行なった。結果
を図2〜図4に示す。なお、各実施例で得られたポリマ
ーの構成単位は、その割合以外は実施例1と同様であっ
た。
【0031】
【表1】
【0032】実施例6 実施例1で調製したポリマーを、TOYOSEIKI社製 "MINI
TEST PRESS−10"を用いて、5MPs/cm2の圧力で、
0.1mmのスペーサーを用い160℃で加熱プレス成
形してコンタクトレンズ材料を調製した。次いで、得ら
れたコンタクトレンズ材料を、自重の10000倍の精
製水に投入し、室温で3日間放置することにより水に膨
潤させハイドロゲルを得た。次いで、得られたハイドロ
ゲルを秤量し(W3)、オーブン中で100℃、24時間
乾燥後、再度秤量して(W4)含水率を次式により求め
た。結果を表2に示す。 含水率(%)=((W3−W4)/W3)×100(W3:乾
燥前のハイドロゲルの重量、W4:乾燥後の重量) 次に、上記得られたハイドロゲルを、幅2mm、長さ1
0mmの短冊状に切出して試験片とし、引張り強度試験器
(山電社製、「レオナーRc−3305」)を用いて1mm/分
の引張り速度で、引張り強度及び破断伸びを測定した。
結果を表2に示す。
【0033】実施例7及び8 実施例1で調製したポリマーの代わりに、実施例2で調
製したポリマー(実施例7)又は実施例5で調製したポリ
マー(実施例8)を用い、実施例7においては加熱プレス
温度を120℃とした以外は、実施例6と同様にコンタ
クトレンズ材料及びハイドロゲルを調製し、各測定を行
なった。結果を表2に示す。
【0034】
【表2】
【0035】実施例9 実施例8で調製したコンタクトレンズ材料を、昭和金属
工業株式会社製の樹脂成形装置(HPM200−5)にコンタク
トレンズ成形用の金型をセットし、160℃で加熱プレ
ス成形して成形物を得た。得られた成形物を滅菌下で1
週間膨潤することによってコンタクトレンズを作製し
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で調製したマルチブロック共重合体の
1H−NMR測定結果を示すグラフである。
【図2】実施例2で調製したマルチブロック共重合体の
1H−NMR測定結果を示すグラフである。
【図3】実施例3で調製したマルチブロック共重合体の
1H−NMR測定結果を示すグラフである。
【図4】実施例4で調製したマルチブロック共重合体の
1H−NMR測定結果を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H006 BB03 BB05 BB06 BB07 4F073 AA01 AA08 BA29 BB02 BB05 EA11 4J001 DA01 DA02 DA03 DA04 DB05 DC03 DC05 DC10 EB04 EB05 EB06 EB07 EB08 EB09 EB13 EB34 EB35 EB36 EB37 EB44 EB56 EB57 EC06 EC07 EC08 EC09 EC13 EC44 EC45 EC46 EC54 EC66 EC67 EC81 EC83 ED63 ED64 ED65 EE23F EE24F EE26F EE30F EE38F EE44D EE53F EE55D EE56F EE64D EE65D EE74D EE83A FB03 FC07 FD01 GA13 GA16 HA05 JA20 JB42 JC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)で示されるポリアルキレンオキシ
    ド単位、式(2)で示されるポリシロキサン単位及び式
    (3)で示されるポリアミド単位を構成単位として含むこ
    とを特徴とするマルチブロック共重合体。 【化1】 (式(1)中、R1は炭素数1〜4のアルキレン基を示し、
    2及びR3はそれぞれ独立に式(4)〜(8)で示される二
    価の有機基からなる群より選択される1種又は2種以上
    を示す(但し、式(4)〜(6)及び式(8)中、R10
    11、R12及びR14はそれぞれ独立に炭素数1〜4のア
    ルキレン基を示し、式(7)中、R13は水素原子又は炭素
    数1〜6のアルキル基を示す。) 【化2】 tは1〜1000の整数を、lは1〜50の整数を示
    す。Xは酸素原子又はイミノ基を示す。式(1)〜(3)
    中、R4、R5、R6及びR9はそれぞれ独立に二価の有機
    基を示す。式(2)中、R7及びR8はそれぞれ独立に一価
    の有機基を示し、yは1〜100の整数、mは1〜50
    の整数を示す。式(3)中、nは1〜100の整数を示
    す。)
  2. 【請求項2】 式(1)〜(3)で示される各構成単位の合
    計含有割合が、共重合体全体に対して90〜100モル
    %であり、式(1)〜(3)で示される各構成単位の含有割
    合が、それぞれ1〜50:1〜50:10〜90モル%
    であり、かつ重量平均分子量が500〜2000000
    であることを特徴とする請求項1記載のマルチブロック
    共重合体。
  3. 【請求項3】 式(1)においてR1がエチレン基及び/
    又はプロピレン基であり、R2及びR3が式(4)において
    10がプロピレン基である二価の有機基であり、Xがイ
    ミノ基であり、式(1)〜(3)においてR4がm−フェニ
    レン基であり、式(2)においてR5及びR6がプロピレン
    基であり、R7及びR8がメチル基であり、式(3)におい
    てR9が3,4−オキシジフェニレン基であることを特
    徴とする請求項1又は2に記載のマルチブロック共重合
    体。
  4. 【請求項4】 式(9)〜(12)で示される重合性単量体
    を、溶液中で重合させることを特徴とする請求項1記載
    のマルチブロック共重合体の製造方法。 【化3】 (式中、R1〜R9、t及びyは、式(1)〜(3)中のもの
    と同義であり、Yはヒドロキシル基又はアミノ基を示
    し、Zはヒドロキシル基又は塩素原子を示す。)
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項記載のマル
    チブロック共重合体を含むコンタクトレンズ材料。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコンタクトレンズ材料
    を加工したコンタクトレンズ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか1項記載のマル
    チブロック共重合体を含む材料を加熱プレス加工した
    後、水に膨潤することを特徴とする請求項6に記載のコ
    ンタクトレンズの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008522009A (ja) * 2004-12-01 2008-06-26 ダウ・コーニング・コーポレイション シリコーンポリエーテル−アミドブロック共重合体
JP2010530920A (ja) * 2007-06-22 2010-09-16 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 有機ソフトセグメントを有するポリジオルガノシロキサンポリアミドコポリマー
JP2010530919A (ja) * 2007-06-22 2010-09-16 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 分枝状ポリジオルガノシロキサンポリアミドコポリマー

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