JP2002060454A - カチオン性樹脂組成物 - Google Patents
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Abstract
装適性、基材との密着性等に優れたカチオン電着塗膜を
形成しうるカチオン性樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 下記の成分: (A)エポキシ当量が400〜3000のエポキシ樹脂
(a−1)にアミノ基含有化合物(a−2)を付加させ
てなるアミノ基含有エポキシ樹脂、(B)エポキシ当量
180〜2500のエポキシ樹脂(b−1)にアミノ基
含有化合物(b−2)及び複数の活性水素基を含有する
化合物にカプロラクトンを付加して得られるポリオール
化合物(b−3)を反応させてなるポリオール変性アミ
ノ基含有エポキシ樹脂、及び(C)ブロック化ポリイソ
シアネート硬化剤を含んでなり、上記成分(A)、
(B)及び(C)の合計固形分を基準にして、成分
(A)を40〜70重量%、成分(B)を5〜40重量
%、そし成分(C)を10〜40重量%含有することを
特徴とするカチオン性樹脂組成物。
Description
物に関し、さらに詳しくは、防食性及び防錆鋼板に対す
るカチオン電着塗装適性に優れた硬化塗膜を形成しうる
カチオン性樹脂組成物に関する。
にカチオン電着塗料として自動車車体の下塗り用を始め
幅広い用途に使用されており、従来種々の特性を有する
ものが開発されている。従来のカチオン性塗料組成物と
しては、例えば、親水性基としてアミノ基及び/または
第4級アンモニウム塩基を含有するエポキシ樹脂をポリ
アミド、ポリエステル、ポリエーテルなどの可塑剤で内
部可塑化してなる変性エポキシ樹脂をビヒクル成分とし
て使用し、さらに、防錆顔料、例えば、クロム酸鉛、塩
基性ケイ酸鉛、クロム酸ストロンチウムなどの鉛化合物
やクロム化合物が配合してなる、防食性に優れかつ防錆
用鋼板に対する電着塗装適性や密着性が改良された塗料
組成物が提案されている。しかし、近年、公害問題の点
から、鉛化合物やクロム化合物のような有害性のある化
合物の使用が制限され、そのような有害性化合物を配合
しなくても塗膜の防食性を向上させることのできる技術
の開発が望まれている。
ーテルなどの可塑剤で内部可塑化されたエポキシ樹脂
は、塗膜の防食性を低下させる傾向があるため、可塑変
性剤を含有しないエポキシ樹脂を使用することにより防
食性を向上させることが考えられるが、そうすると、防
錆用鋼板に対する電着塗装適性が低下するという問題が
ある。このような問題を解決するためエポキシ樹脂の可
塑剤として、例えば、ポリエステルポリオール、ポリエ
ーテルポリオール、ポリウレタンポリオール、アクリル
ポリオール等のポリオール樹脂;ポリブタジエン、ポリ
エチレン等のポリオレフィン等の重合体を添加すること
が提案されているが、これらの材料はエポキシ樹脂との
相溶性が十分でなく、防錆鋼板適性などの向上にはあま
り効果がないばかりか、多量に添加すると塗膜の防食性
が低下するなどの問題がある。
化合物のような有害な化合物を用いることなく、防食性
及び防錆鋼板適性の両者が共に優れた塗膜を形成し得
る、特にカチオン電着塗料として有用なエポキシ樹脂を
ベースとするカチオン性樹脂組成物を提供することであ
る。
を重ねた結果、今回、カチオン性樹脂組成物におけるビ
ヒクル成分として、或る種のアミノ基含有エポキシ樹脂
を、特定のポリオール変性アミノ基含有エポキシ樹脂及
びブロック化ポリイソシアネート硬化剤と組み合わせる
ことにより、上記の目的を達成することができることを
見出し本発明を完成するに至った。
(a−1)にアミノ基含有化合物(a−2)を付加させ
てなるアミノ基含有エポキシ樹脂、(B)エポキシ当量
180〜2500のエポキシ樹脂(b−1)にアミノ基
含有化合物(b−2)及び複数の活性水素基を含有する
化合物にカプロラクトンを付加して得られるポリオール
化合物(b−3)を反応させてなるポリオール変性アミ
ノ基含有エポキシ樹脂、及び(C)ブロック化ポリイソ
シアネート硬化剤を含んでなり、上記成分(A)、
(B)及び(C)の合計固形分を基準にして、成分
(A)を40〜70重量%、成分(B)を5〜40重量
%、そして成分(C)を10〜40重量%含有すること
を特徴とするカチオン性樹脂組成物を提供するものであ
る。
いてさらに詳細に説明する。アミノ基含有エポキシ樹脂(A) :本発明のカチオン性
樹脂組成物において成分(A)として用いられるアミノ
基含有エポキシ樹脂は、エポキシ樹脂(a−1)にアミ
ノ基含有化合物(a−2)を付加反応させることにより
得られるものであり、上記のエポキシ樹脂(a−1)
は、400〜3000、好ましくは450〜2500、
さらに好ましくは500〜2200の範囲内のエポキシ
当量を有することができ、また、一般に500〜500
0、特に600〜4500、さらに特に800〜400
0の範囲内の数平均分子量を有するものが適している。
は、塗膜の防食性等の観点から、特に、ポリフェノール
化合物とエピハロヒドリン、例えばエピクロルヒドリン
との反応により得られるエポキシ樹脂が好適である。
リフェノール化合物としては、例えば、ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)−2,2−プロパン(ビスフェノール
A)、4,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、ビス(4
−ヒドロキシフェニル)メタン(ビスフェノールF)、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−エタン、ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)−1,1−イソブタン、
ビス(4−ヒドロキシ−tert−ブチル−フェニル)
−2,2−プロパン、ビス(2−ヒドロキシナフチル)
メタン、テトラ(4−ヒドロキシフェニル)−1,1,
2,2−エタン、4,4−ジヒドロキシジフェニルスルホ
ン(ビスフェノールS)、フェノールノボラック、クレ
ゾールノボラック等を挙げることができる。
ヒドリンとの反応によって得られるエポキシ樹脂として
は、中でも、ビスフェノールAから誘導される下記式
えば、ジャパンエポキシレジン社からエピコート828
EL、同1002、同1004、同1007なる商品名
で販売されているものが挙げられる。
ノ基を導入して、該エポキシ樹脂をカチオン化するため
のカチオン性付与成分であるアミノ基含有化合物(a−
2)としては、エポキシ樹脂(a−1)のエポキシ基と
付加反応する活性水素を少なくとも1個含有するアミン
化合物、例えば第1級アミノ基又は第2級アミノ基を分
子中に少なくとも1個有するものが適しており、具体的
には、例えば、モノメチルアミン、ジメチルアミン、モ
ノエチルアミン、ジエチルアミン、モノイソプロピルア
ミン、ジイソプロピルアミン、トリイソプロピルアミ
ン、モノブチルアミン、ジブチルアミンなどのモノ−も
しくはジ−アルキルアミン;モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、モノ(2−ヒドロキシプロピル)ア
ミン、ジ(2−ヒドロキシプロピル)アミン、トリ(2
−ヒドロキシプロピル)アミン、モノメチルアミノエタ
ノール、モノエチルアミノエタノールなどのアルカノー
ルアミン;エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ブ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、テトラエチ
レンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ジエチル
アミノプロピルアミン、ジエチレントリアミン、トリエ
チレンテトラミンなどのアルキレンポリアミン及びこれ
らのポリアミンのケチミン化物;エチレンイミン、プロ
ピレンイミンなどのアルキレンイミン;ピペラジン、モ
ルホリン、ピラジンなどの環状アミンなどが挙げられ
る。
ノ基含有化合物の付加反応は、それ自体既知の方法で行
なうことができ、例えば、エポキシ樹脂(a−1)を、
例えば、ヘプタン、トルエン、キシレン、オクタン、ミ
ネラルスピリッツ等の炭化水素系溶剤;酢酸エチル、酢
酸n−ブチル、酢酸イソブチル、エチレングリコールモ
ノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノ
ブチルエーテルアセテート等のエステル系溶剤;メチル
エチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶剤;メタノー
ル、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、
sec−ブタノール、イソブタノール等のアルコール系
溶剤;n−ブチルエーテル、ジオキサン、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエ
チルエーテル等のエーテル系溶剤などの有機溶媒中で、
アミノ基含有化合物(a−2)と、約80〜約130℃
の温度で反応させることにより行なうことができる。そ
の際のエポキシ樹脂(a−1)及びアミノ基含有化合物
(a−2)の使用割合は、厳密に制限されるものではな
く、用いる出発原料の種類や生成物に望まれる特性等に
応じて変えることができるが、通常、(a−1)/(a
−2)の重用比で、90/10〜60/40、特に85
/15〜70/30の範囲内が好適である。
脂(A)は、一般に30〜100、好ましくは40〜8
0の範囲内のアミン価を有することができる。ポリオール変性アミノ基含有エポキシ樹脂(B) :本発
明のカチオン性樹脂組成物において(B)成分として使
用されるポリオール変性アミノ基含有エポキシ樹脂は、
エポキシ樹脂(b−1)に、アミノ基含有化合物(b−
2)及び複数の活性水素基を含有する化合物にカプロラ
クトンを付加して得られるポリオール化合物(b−3)
を反応させることにより得られるものであり、上記のエ
ポキシ樹脂(b−1)は、180〜2500、好ましく
は200〜2000、さらに好ましくは400〜150
0の範囲内のエポキシ当量を有することができ、また、
少なくとも200、特に400〜4000、さらに特に
800〜2000の範囲内の数平均分子量を有するもの
が適している。
ポキシ樹脂と同様に、ポリフェノール化合物とエピクロ
ルヒドリンとの反応によって得られるものが好ましく、
例えば、エポキシ樹脂(a−1)について前記で例示し
たものの中から適当に選択して使用することができる。
可能な基としてのアミノ基を導入するために使用される
アミノ基含有化合物(b−2)としては、エポキシ樹脂
(a−1)にアミノ基を導入するために使用されるアミ
ノ基含有化合物(a−2)として前述したものが同様に
使用可能である。
樹脂(b−1)の内部可塑化(変性)のために、ポリオ
ール化合物(b−3)が反応せしめられる。このポリオ
ール化合物(b−3)としては、複数の活性水素基を含
有する化合物(以下、「活性水素−化合物」という)に
カプロラクトンを付加することにより得られるものが使
用される。
含有する原子団を意味し、例えば、アルコール性水酸
基、第1級アミノ基、第2級アミノ基などが包含され
る。しかして、かかる活性水素基を1分子中に複数個含
有する化合物、すなわち活性水素−化合物としては、例
えば、(i) 低分子量ポリオール、(ii) 線状又は
分岐状のポリエーテルポリオール、(iii) 線状又は分
岐状のポリエステルポリオール、(iv) 第1級アミノ
基及び/又は第2級アミノ基を含有するアミン化合物、
或は第1級アミノ基及び/又は第2級アミノ基と水酸基
とを併有するヒドロキシアミン化合物などが挙げられ
る。これらの活性水素基含有化合物(a)は、一般に6
2〜5,000、好ましくは62〜4,000、さらに好
ましくは62〜1,500の範囲内の数平均分子量を有
することができる。また、活性水素−化合物は、1分子
あたり、平均して、少なくとも2個かつ30個未満、特
に2〜10個の活性水素基を含有するものが好適であ
る。
子中に少なくとも2個のアルコール性水酸基を含有する
化合物であり、具体的には、例えば、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
シクロヘキサン−1,4−ジメチロール、ネオペンチル
グリコール、トリエチレングリコール、水素化ビスフェ
ノールAなどのジオール類;グリセリン、トリメチロー
ルエタン、トリメチロールプロパンなどのトリオール
類;ペンタエリスリトール、α−メチルグリコシドなど
のテトロール類;ソルビトール、ジペンタエリスリトー
ルなどのヘキソール類;シュークロースなどのオクトー
ル類等が挙げられる。
オール(ii)は、通常62〜10,000、好ましくは
62〜2,000の範囲内の数平均分子量を有すること
ができ、具体的には、例えば、アルキレンオキサイド
(例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド、テトラヒドロフランなど)の
開環付加反応によって製造される、ポリチエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレ
ングリコール、ポリ(エチレン・プロピレン)グリコー
ル、ビスフェノールAエチレングリコールエーテル、ビ
スフェノールAポリプロピレングリコールエーテルなど
が挙げられる。
オール(iii)は、通常200〜10,000、好ましく
は200〜3,000の範囲内の数平均分子量を有する
ことができ、具体的には、例えば、有機ジカルボン酸又
はその無水物と有機ジオールとの、有機ジオール過剰の
条件下での重縮合反応によって得られるものが挙げられ
る。ここで使用される有機ジカルボン酸としては、炭素
数が2〜44、特に4〜36の脂肪族系、脂環式又は芳
香族系ジカルボン酸、例えば、コハク酸アジピン酸、ア
ゼライン酸、セバシン酸、マレイン酸、フマル酸、グル
タル酸、ヘキサクロロヘプタンジカルボン酸、シクロヘ
キサンジカルボン酸、o−フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、テトラヒドロフタル酸、テトラクロロフタ
ル酸などが挙げられる。また、これらジカルボン酸に加
えて、3個以上のカルボキシル基を有するポリカルボン
酸の無水物や不飽和脂肪酸の付加物などを少量併用する
ことができる。
ば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチ
レングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ネオペンチルグリコールなどのアルキレ
ングリコールや、ジメチロールシクロヘキサンなどが挙
げられ、これらは場合により、トリメチロールプロパ
ン、グリセリン、ペンタエリスリトールなどのポリオー
ルの少量と併用してもよい。
基を含有するアミン化合物、或は第1級アミノ基及び/
又は第2級アミノ基と水酸基を併有するアミン化合物
(iv)としては、例えば、ブチレンジアミン、ヘキサメ
チレンジアミン、テトラエチレンペンタミン、ペンタエ
チレンヘキサミンなどのアルキルアミン類;モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、モノ(2−ヒドロキシプロピル)アミン、ジ(2−
ヒドロキシプロピル)アミンなどのアルカノールアミン
類;1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサノン、イソ
ホロンジアミンなどの脂環族ポリアミン類;キシリレン
ジアミン、メタキシレンジアミン、ジアミノジフェニル
メタン、フェニレンジアミンなどの芳香族ポリアミン
類;エチレンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミンなどのアルキレ
ンポリアミン類;さらに、ピペラジンやこれらのポリア
ミン類から誘導される、ポリアミド、ポリアミドアミ
ン、エポキシ化合物とのアミンアダクト、ケチミン、ア
ルジミンなどのその他のアミン化合物を挙げることがで
きる。
化合物(a)のうち、上記(i)、(ii)及び(iv)の
化合物、特に、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、ジエチレングリコール、水素化ビスフェノールA、
グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトー
ル、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール、ポリ(エチレン・
プロピレン)グリコール、ビスフェノールAエチレング
リコールエーテル、ビスフェノールAポリプロピレング
リコールエーテル、ブチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン、イソホロンジアミン、エチ
レンジアミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリア
ミン及びトリエチレンテトラミンよりなる群から選ばれ
るものが好適である。
うるカプロラクトン(b)としては、γ−カプロラクト
ン、ε−カプロラクトン、δ−カプロラクトンなどが挙
げられ、特にε−カプロラクトンが好適である。
付加反応はそれ自体既知の方法で行うことができる。具
体的には、例えば、テトラブトキシチタン、テトラプロ
ポキシチタン等のチタン化合物、オクチル酸錫、ジブチ
ル錫オキシド、ジブチル錫ラウレート等の有機錫化合
物;塩化第1錫などの金属化合物のような触媒の存在下
に、活性水素−化合物とカプロラクトンとを約100〜
約250℃の温度で約1〜約15時間加熱することによ
り行うことができる。
カプロラクトンとの合計量に基づいて0.5〜1,000
ppmの量で使用することができる。また、カプロラク
トンは、活性水素−化合物の活性水素基1当量あたり
(すなわち、活性水素1個あたり)、一般に1〜30モ
ル、好ましくは1〜20モル、さらに好ましくは1〜1
5モルの範囲内で使用することができる。
3)は、活性水素−化合物に基づく高い可塑化性能と、
(ポリ)カプロラクトンに基づくエポキシ樹脂に対する
高い相溶性と、末端水酸基による高い反応性とを兼備し
ており、塗料用エポキシ樹脂の内部可塑化剤として極め
て有用である。
カプロラクトンに由来する単位を合計で20〜95重量
%、好ましくは25〜90重量%の範囲内で含有するこ
とができ、また、一般に300〜10,000、好まし
くは400〜5,000の範囲内の数平均分子量を有す
ることができる。
して使用されるポリオール変性アミノ基含有エポキシ樹
脂は、前記のエポキシ樹脂(b−1)に、アミノ基含有
化合物(b−2)及びカプロラクトン由来の末端水酸基
を有するポリオール化合物(b−3)をそれ自体既知の
方法で付加反応させることにより製造することができ
る。エポキシ樹脂(b−1)に対するアミノ基含有化合
物(b−2)及びポリオール化合物(b−3)の反応は
任意の順序で行うことができるが、一般には、エポキシ
樹脂(b−1)に対して、アミノ基含有化合物(b−
2)及びポリオール化合物(b−3)を同時に反応させ
るのが好適である。また、エポキシ樹脂(b−1)の骨
格にポリオール化合物(b−2)の片末端が付加してい
るのが好ましい。
で、約90〜約170℃、好ましくは約100〜約15
0℃の温度で1〜5時間程度、好ましくは2〜4時間程
度行うことができる。上記の溶媒としては、例えば、ト
ルエン、キシレン、シクロヘキサン、n−ヘキサンなど
の炭化水素系;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルな
どのエステル系;アセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、メチルアミルケトンなどのケトン
系;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど
のアミド系;メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、iso−プロパノールなどのアルコール系;あるい
はこれらの混合物などが挙げられる。
割合は、厳密に制限されるものではなく、樹脂組成物の
用途等に応じて適宜変えることができるが、エポキシ樹
脂(b−1)、アミノ基含有化合物(b−2)及びポリ
オール化合物(b−2)の3成分の合計固形分重量を基
準にして以下の範囲内が適当である。 エポキシ樹脂 (b−1):一般に60〜90重量%、
好ましくは62〜85重量%、さらに好ましくは62〜
80重量%、 アミノ基含有化合物(b−2):一般に5〜25重量
%、好ましくは6〜19重量%、さらに好ましくは6〜
18重量%、 ポリオール化合物 (b−3):一般に5〜30重量
%、好ましくは5〜20重量%、さらに好ましくは5〜
18重量%。ブロック化ポリイソシアネート硬化剤(C) 本発明のカチオン性樹脂組成物において成分(C)とし
て用いられるブロック化ポリイソシアネート硬化剤は、
ポリイソシアネート化合物とイソシアネートブロック剤
とのほぼ化学量論量での付加反応生成物である。ここで
使用されるポリイソシアネート化合物としては、例え
ば、トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシア
ネート、フェニレンジイソシアネート、ビス(イソシア
ネートメチル)シクロヘキサン、テトラメチレンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、メチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなど
の芳香族、脂肪族又は脂環族のポリイソシアネート化合
物、及びこれらのイソシアネート化合物の過剰量にエチ
レングリコール、プロピレングリコール、トリメチロー
ルプロパン、ヘキサントリオール、ヒマシ油などの低分
子活性水素含有化合物を反応させて得られる末端イソシ
アネート含有化合物などを挙げることができる。
ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基に付加し
てブロックするものであり、そして付加によって生成す
るブロックポリイソシアネート化合物は常温においては
安定であるが、塗膜の焼付け温度(通常約100〜約2
00℃)に加熱した際、ブロック剤が解離して遊離のイ
ソシアネート基を再生しうるものであることが望まし
い。このような要件を満たすブロック剤としては、例え
ば、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクタムなどのラ
クタム系化合物;メチルエチルケトオキシム、シクロヘ
キサノンオキシムなどのオキシム系化合物;フェノー
ル、パラ−t−ブチルフェノール、クレゾールなどのフ
ェノール系化合物;n−ブタノール、2−エチルヘキサ
ノールなどの脂肪族アルコール類;フェニルカルビノー
ル、メチルフェニルカルビノールなどの芳香族アルキル
アルコール類;エチレングリコールモノブチルエーテル
などのエーテルアルコール系化合物等を挙げることがで
きる。カチオン性樹脂組成物 本発明により提供されるカチオン性樹脂組成物は、以上
に述べたアミノ基含有エポキシ樹脂(A)、ポリオール
変性アミノ基含有エポキシ樹脂(B)及びブロック化ポ
リイソシアネート硬化剤(C)を含んでなるものであ
り、本発明の樹脂組成物中において、上記各成分は、上
記成分(A)、(B)及び(C)の合計固形分を基準に
して、下記の割合で存在することができる。
は43〜67重量%、さらに好ましくは45〜65重量
% 成分(B):5〜40重量%、好ましくは7〜37重量
%、さらに好ましくは8〜35重量% 成分(C):10〜40重量%、好ましくは15〜40
重量%、さらに好ましくは17〜35重量%。
ば、アミノ基含有エポキシ樹脂(A)、ポリオール変性
アミノ基含有エポキシ樹脂(B)及びブロック化ポリイ
ソシアネート硬化剤(C)を十分に混合した後、通常、
水性媒体中において、ギ酸、酢酸、乳酸、プロピオン
酸、クエン酸、リンゴ酸、スルファミン酸などから選ば
れる酸性中和剤で中和して、上記成分を水溶化ないし水
分散化することにより調製することができ、これによっ
て、カチオン電着塗料用エマルションとして好適な樹脂
組成物を得ることができる。中和剤としては、特に酢
酸、ギ酸又はこれらの混合物が好適であり、これらの酸
の使用により、形成される塗料組成物の仕上がり性、つ
きまわり性、低温硬化性、塗料の安定性が向上する。
する場合、防錆剤としてビスマス化合物を含有せしめる
ことができる。配合しうるビスマス化合物の種類には特
に制限はなく、例えば、酸化ビスマス、水酸化ビスマ
ス、塩基性炭酸ビスマス、硝酸ビスマス、ケイ酸ビスマ
スなどの無機ビスマス化合物が挙げられる。特にこれら
の中でも水酸化ビスマスが好ましい。
有機酸と上記の如きビスマス化合物とを反応させること
によって製造され且つ該有機酸の少なくとも1種は脂肪
族ヒドロキシカルボン酸である有機酸ビスマス塩を使用
することもできる。該有機酸ビスマス塩の製造に用いう
る有機酸としては、例えば、グリコール酸、グリセリン
酸、乳酸、ジメチロールプロピオン酸、ジメチロール酪
酸、ジメチロール吉草酸、酒石酸、リンゴ酸、ヒドロキ
シマロン酸、ジヒドロキシコハク酸、トリヒドロキシコ
ハク酸、メチルマロン酸、安息香酸、クエン酸などが挙
げられる。
マス塩はそれぞれ単独で使用することができ又は2種以
上併用してもよい。
マス化合物の含有量は厳密に制限されるものではなく、
樹脂組成物に対して要求される性能等に応じて広範囲に
わたって変えることができるが、通常、本発明の樹脂組
成物中の樹脂固形分を基準にして0.01〜10重量
%、好ましくは0.05〜5重量%の範囲内が適当であ
る。
に、場合により、硬化触媒として錫化合物を含有するこ
とができる。該錫化合物としては、例えば、ジブチル錫
オキサイド、ジオクチル錫オキサイドなどの有機錫化合
物;ジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫ジラウレー
ト、ジブチル錫ジアセテート、ジオクチル錫ベンゾエー
トオキシ、ジブチル錫ベンゾエートオキシ、ジオクチル
錫ジベンゾエート、ジブチル錫ジベンゾエートなどのジ
アルキル錫の脂肪族または芳香族カルボン酸塩等を挙げ
ることができ、このうち低温硬化性の点からジアルキル
錫芳香族カルボン酸塩などが好適である。
合物の含有量は、厳密に規定されるものではなく、樹脂
組成物に対して要求される性能等に応じて広範囲にわた
って変えることができるが、通常、塗料中の樹脂固形分
100重量部あたりの錫含有量が0.01〜8重量部、
好ましくは0.05〜5重量部の範囲内になるようにす
るのが好適である。
に必要に応じて、着色顔料、体質顔料、防錆顔料、有機
溶剤、顔料分散剤、表面調整剤などの塗料添加物を配合
することができる。
ン電着塗装によって所望の基材表面に塗装することがで
きる。電着塗装は、一般には、固形分濃度が約5〜約4
0重量%、好ましくは15〜25重量%となるように脱
イオン水などで希釈し、さらにpHを5.5〜9の範囲
内に調整した本発明の樹脂組成物からなる電着浴を、通
常、浴温約15〜約35℃に調整し、負荷電圧100〜
400Vの条件で行うことができる。
着塗膜の膜厚は、特に制限されるものではないが、一般
的には、硬化塗膜に基づいて10〜40μm、特に15
〜35μmの範囲内が好ましい。また、塗膜の焼き付け
温度は、被塗物表面で一般に約120〜約200℃、好
ましくは約140〜約180℃の範囲内の温度が適して
おり、焼き付け時間は5〜60分程度、好ましくは10
〜30分程度とすることができる。
ン電着塗料として好適に使用されるが、それに限られ
ず、溶剤型塗料として静電塗装、ロール塗装等の方法で
塗装するための鋼板の防食用プライマーとして使用する
こともできる。
てブロック化ポリイソシアネート硬化剤の代りにポリイ
ソシアネート化合物やメラミン樹脂を使用することによ
り、2液型常乾塗料や接着剤として使用することもでき
る。
性、防錆用鋼板に対する電着塗装適性、基材との密着性
に優れた硬化塗膜を形成するものであり、例えば、自動
車車体用、自動車部品用、建設・建築分野などの下塗り
塗料として有用である。
的に説明する。しかし、本発明は何ら実施例のものに限
定されるものではない。なお、「部」及び「%」はそれ
ぞれ「重量部」及び「重量%」を示す。 製造例1.アミノ基含有エポキシ樹脂 エピコート828EL(ジャパンエポキシレジン社製、
商品名、エポキシ樹脂、エポキシ当量190、分子量3
50)1010g、ビスフェノールA390g及びジメ
チルベンジルアミン0.2gを加え、130℃でエポキ
シ当量800になるまで反応させた。次にジエタノール
アミン160g及びジエチレントリアミンのケチミン化
物65gを加え、120℃で4時間反応させ、ブチルセ
ルソルブ355gを加え、アミン価67、固形分80%
のアミノ基含有エポキシ樹脂No.1を得た。 製造例2.ポリオール変性アミノ基含有エポキシ樹脂 PP−400(三洋化成社製、商品名、ポリプロピレン
グリコール、分子量400)400gにε−カプロラク
トン300gを加えて、130℃まで昇温した。その
後、テトラブトキシチタン0.01gを加え、170℃
に昇温した。この温度を保ちながら経時でサンプリング
し、赤外吸収スペクトル測定にて未反応のε−カプロラ
クトン量を追跡し、反応率が98%以上になった時点で
冷却し、変性剤1を得た。
EL(ジャパンエポキシレジン社製、商品名、エポキシ
樹脂、エポキシ当量190、分子量350)1010
g、ビスフェノールA390g及びジメチルベンジルア
ミン0.2gを加え、130℃でエポキシ当量800に
なるまで反応させた。次に、変性剤1を200g、ジエ
タノールアミンを140g及びジエチレントリアミンの
ケチミン化物を65gを加え120℃で4時間反応させ
た後、ブチルセロソルブを300g加え、アミン価3
1、樹脂固形分90%のポリオール変性アミノ基含有エ
ポキシ樹脂No.2を得た。 製造例3.ポリオール変性アミノ基含有エポキシ樹脂 製造例2において変性剤1の代わりに、プラクセル20
8(ダイセル化学社製、商品名、ポリカプロラクトンポ
リオール化合物)を1561g用いる以外は、製造例2
と同様に操作して、固形分90%のポリオール変性アミ
ノ基含有エポキシ樹脂No.3を得た。 製造例4.ブロック化ポリイソシアネート硬化剤 ヘキサメチレンイソシアネート168g及びメチルイソ
ブチルケトン38gに50℃でメチルエチルケトンオキ
シム174gをゆっくり滴下し、固形分90%のブロッ
ク化ポリイソシアネート硬化剤aを得た。 製造例5.ブロック化ポリイソシアネート硬化剤 M−200(三井化学製、商品名、クルードMDI)2
70gに、メチルイソブチルケトン46gを加え70℃
に昇温した。ジエチレングリコールモノエチルエーテル
281gをゆっくり加えた後、90℃に昇温した。この
温度を保ちながら、経時でサンプリングし、赤外吸収ス
ペクトル測定にて未反応のイソシアネートの吸収がなく
なったことを確認することにより、固形分90%のブロ
ック化ポリイソシアネート硬化剤(b)を得た。 製造例6.カチオン電着塗料用エマルション 製造例1で得たアミノ基含有エポキシ樹脂No.1 6
2.5部、製造例2で得たポリオール変性アミノ基含有
エポキシ樹脂No.2 22.2部、製造例4で得たブ
ロック化ポリイソシアネート硬化剤a(ヘキサメチレン
イソシアネートのメチルエチルケトンオキシムブロック
化物)33.3部、LSN−105(三井有機合成社
製、商品名、ジブチル錫ジベンゾエート、固形分40
%)2.5部及び10%ギ酸8.2部を混合し、均一に
撹拌した後、脱イオン水201.8部を強く撹拌しなが
ら約15分かけて滴下し、固形分30.0%のカチオン
電着塗料用エマルションIを得た。 製造例7.カチオン電着塗料用エマルション 製造例6において、ブロック化ポリイソシアネート硬化
剤aの代わりに製造例5で得たブロック化ポリイソシア
ネート硬化剤bを使う以外は、同様の配合量及び操作に
てカチオン電着塗料用エマルションIIを得た。 製造例8.カチオン電着塗料用エマルション 製造例6において、ポリオール変性アミノ基含有エポキ
シ樹脂No.2の代わりに、製造例3で得たポリオール
変性アミノ基含有エポキシ樹脂No.3を使う以外は、
同様の配合量及び操作にてカチオン電着塗料用エマルシ
ョンIIIを得た。 製造例9.カチオン電着塗料用エマルション アミノ基含有エポキシ樹脂No.1 87.5部、ブロ
ック化ポリイソシアネート硬化剤a(ヘキサメチレンイ
ソシアネートのメチルエチルケトンオキシムブロック化
物)33.3部、LSN−105(三井有機合成社製、
商品名、ジブチル錫ジベンゾエート、固形分40%)
2.5部及び10%ギ酸8.2部を混合し、均一に撹拌
した後、脱イオン水201.8部を強く撹拌しながら約
15分かけて滴下し、固形分30.0%のカチオン電着
塗料用エマルションIVを得た。 製造例10.カチオン電着塗料用エマルション 製造例9において、さらにサニックスPP−1000
(三洋化成工業株式会社製、商品名、ポリエーテルポリ
オール)を10部添加する以外は、同様の配合量及び操
作にてカチオン電着塗料用エマルションVを得た。 製造例11.顔料分散ペースト 60%の第4級アンモニウム塩型エポキシ樹脂5.83
部、チタン白14.5部、カーボンブラック0.4部、体
質顔料7.0部及び水酸化ビスマス2.0部に、脱イオン
水2.24部を加え、固形分55.0%の顔料分散ペース
トを得た。実施例及び比較例 実施例1 カチオン電着塗料用エマルションI 297部に、顔料
分散ペースト49.8部及び脱イオン水235.7部を加
え、固形分20%のカチオン電着塗料組成物を得た。 実施例2、3及び比較例1、2 実施例1と同様にして、カチオン電着塗料用エマルショ
ンII〜Vのそれぞれに顔料分散ペースト及び脱イオン水
を下記表1に示す配合割合で加えて固形分20%のカチ
オン電着塗料組成物を得た。
パルボンド#3020(日本パーカライジング社製、商
品名、リン酸亜鉛処理剤)で化成処理した0.8×15
0×70mmの亜鉛メッキ鋼板を浸漬し、これをカソー
ドとして電着塗装を行った(防錆鋼板の塗装電圧:27
0V)。形成された電着塗膜を、電着熱風乾燥機を用い
て170℃で20分間焼き付けた。得られた塗装板の性
能試験結果を下記表2に示す。
浴のカソードとして浸漬し、電圧270V、浴温度28
℃にて塗装したときのテストピース10×10cm中の
ピンホールの数をかぞえる。○はピンホールの発生な
し、△は3〜5個発生、×は10個以上発生、を示す。 (注2) 防食性:温度170℃で20分間焼き付ける
ことにより得られた各電着塗板に、素地に達するように
電着塗膜にナイフでクロスカット傷を入れ、これをJI
SZ−2371に準じて840時間耐塩水噴霧試験を行
い、ナイフ傷からの錆、フクレ幅によって以下の基準で
評価した。○は、錆、フクレの最大幅がカット部より2
mm未満(片側);△は、錆、フクレの最大幅がカット
部より2mm以上、3mm未満(片側)でかつ塗面全体
にブリスターの発生がみられる;×は、錆、フクレの最
大幅がカット部より3mm以上でかつ塗面全体にブリス
ターの発生がみられる、ことを示す。 (注3) 耐衝撃性(デュポン式):温度170℃で2
0分間焼き付けることにより得られた試験板を、温度2
0±1℃、湿度75±2%の恒温恒湿室に24時間置い
たのち、デュポン衝撃試験器に規定の大きさの受台と撃
心を取り付け、試験板の塗面を上向きにして、その間に
挟み、次に500gの重さのおもりを撃心の上に落と
し、衝撃による塗膜のワレ、ハガレがない最大高さを測
定した。 (注4) 2次付着性:前記塗装試験で得た塗装板の塗
面にさらに、TP−37グレー(関西ペイント社製、商
品名、アミノアルキド系中塗り塗料)及びネオアミラッ
ク6000(関西ペイント社製、商品名、アミノアルキ
ド系上塗り塗料)を順次塗装し、焼き付け硬化させた塗
板を40℃の温水に240時間浸漬し、2mm角のゴバ
ン目カットを入れたあと、セロテープ(登録商標)剥離
試験を行い塗膜の残存割合(残存個数/100)を評価
する。○は、100/100、△は、90〜99/10
0、×は、89以下/100、をそれぞれ示す。 (注5) 耐屈曲性:試験板を温度20±1℃、湿度7
5±2%の恒温、恒湿室に24時間置いたのち、1〜2
秒で180°折り曲げを行う。折り曲げ部分の表裏両面
共に異常のない場合を○とし、少なくともどちらかに一
方にワレ、ハガレ等の異常のある場合を×とした。 (注6) 硬化性:温度170℃で20分間焼き付ける
ことにより得られた各電着塗板の塗面を、アセトンをし
みこませた4枚重ねのガーゼで、圧力0.392MPa
(約4kgf/cm2)で約3〜4cmの長さを約20往
復こすった時の塗面外観を目視で以下の基準で評価し
た。○は、塗面に傷が認められない;△は、塗面に傷が
認められるが素地はみえない;×は、塗膜が溶解し素地
がみえる、ことを示す。
Claims (24)
- 【請求項1】 下記の成分: (A)エポキシ当量が400〜3000のエポキシ樹脂
(a−1)にアミノ基含有化合物(a−2)を付加させ
てなるアミノ基含有エポキシ樹脂、(B)エポキシ当量
180〜2500のエポキシ樹脂(b−1)にアミノ基
含有化合物(b−2)及び複数の活性水素基を含有する
化合物にカプロラクトンを付加して得られるポリオール
化合物(b−3)を反応させてなるポリオール変性アミ
ノ基含有エポキシ樹脂、及び(C)ブロック化ポリイソ
シアネート硬化剤を含んでなり、上記成分(A)、
(B)及び(C)の合計固形分を基準にして、成分
(A)を40〜70重量%、成分(B)を5〜40重量
%、そして成分(C)を10〜40重量%含有すること
を特徴とするカチオン性樹脂組成物。 - 【請求項2】 エポキシ樹脂(a−1)が、ポリフェノ
ール化合物とエピハロヒドリンとの反応により得られる
ものである請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 ポリフェノール化合物がビスフェノール
Aである請求項2記載の組成物。 - 【請求項4】 エポキシ樹脂(a−1)が450〜25
00の範囲内のエポキシ当量を有するものである請求項
1〜3のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項5】 アミノ基含有エポキシ樹脂(A)が、エ
ポキシ樹脂(a−1)にアミノ基含有化合物(a−2)
を、(a−1)/(a−2)の重量比で90/10〜6
0/40の範囲内で付加させることにより得られるもの
である請求項1〜4のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項6】 アミノ基含有エポキシ樹脂(A)が40
〜80の範囲内のアミン価を有するものである請求項1
〜5のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項7】 エポキシ樹脂(b−1)が、ポリフェノ
ール化合物とエピハロヒドリンとの反応により得られる
ものである請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項8】 ポリフェノール化合物がビスフェノール
Aである請求項7記載の組成物。 - 【請求項9】 エポキシ樹脂(b−1)が200〜20
00の範囲内のエポキシ当量を有するものである請求項
1〜8のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項10】 複数の活性水素基を含有する化合物に
おける活性水素基がアルコール性水酸基、第1級アミノ
基及び第2級アミノ基よりなる群から選ばれる請求項1
〜9のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項11】 複数の活性水素基を含有する化合物
が、低分子量ポリオール、線状又は分岐状のポリエーテ
ルポリオール、線状又は分岐状のポリエステルポリオー
ル、第1級及び/又は第2級アミノ基を含有するアミン
化合物、並びに第1級及び/又は第2級アミノ基と水酸
基とを併有するヒドロキシアミン化合物よりなる群から
選ばれる請求項1〜10のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項12】 複数の活性水素基を含有する化合物が
62〜5000の範囲内の数平均分子量を有するもので
ある請求項1〜11のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項13】 複数の活性水素基を含有する化合物が
1分子あたり平均して少なくとも2個ないし30個未満
の活性水素基を含有するものである請求項1〜12のい
ずれかに記載の組成物。 - 【請求項14】 複数の活性水素基を含有する化合物
が、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,
4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ジエ
チレングリコール、水素化ビスフェノールA、グリセリ
ン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ
テトラメチレングリコール、ポリ(エチレン・プロピレ
ン)グリコール、ビスフェノールAエチレングリコール
エーテル、ビスフェノールAポリプロピレングリコール
エーテル、ブチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン、イソホロンジアミン、エチレンジア
ミン、プロピレンジアミン、ジエチレントリアミン及び
トリエチレンテトラミンよりなる群から選ばれる請求項
1〜13のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項15】 カプロラクトンがε−カプロラクトン
である請求項1〜14のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項16】 複数の活性水素基を含有する化合物に
対するカプロラクトンの付加モル量が、該活性水素基1
当量あたり1〜30モルの範囲内にある請求項1〜15
のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項17】 ポリオール変性アミノ基含有エポキシ
樹脂(B)が、エポキシ樹脂(b−1)に、アミノ基含
有化合物(b−2)及びポリオール化合物(b−3)を
同時に反応させることにより得られたものである請求項
1〜16のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項18】 ポリオール変性アミノ基含有エポキシ
樹脂(B)が、エポキシ樹脂(b−1)、アミノ基含有
化合物(b−2)及びポリオール化合物(b−3)の合
計固形分重量を基準にして、エポキシ樹脂(b−1)を
60〜90重量%、アミノ基含有化合物(b−2)を5
〜25重量%及びポリオール化合物(b−3)を5〜3
0重量%の割合で反応させてなるものである請求項1〜
17のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項19】 ポリオール変性アミノ基含有エポキシ
樹脂(B)が、エポキシ樹脂(b−1)、アミノ基含有
化合物(b−2)及びポリオール化合物(b−3)の合
計固形分重量を基準にして、エポキシ樹脂(b−1)を
62〜85重量%、アミノ基含有化合物(b−2)を6
〜19重量%及びポリオール化合物(b−3)を5〜2
0重量%の割合で反応させてなるものである請求項1〜
18のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項20】 成分(A)、(B)及び(C)の合計
固形分を基準にして、成分(A)を43〜67重量%、
成分(B)を7〜37重量%、そして成分(C)を15
〜40重量%含有する請求項1〜19のいずれかに記載
の組成物。 - 【請求項21】 防錆剤としてのビスマス化合物をさら
に含有する請求項1〜20のいずれかに記載の組成物。 - 【請求項22】 請求項1〜21のいずれかに記載のカ
チオン性樹脂組成物を含んでなるカチオン電着浴。 - 【請求項23】 請求項1〜21のいずれかに記載のカ
チオン性樹脂組成物を用いることを特徴とするカチオン
電着塗装方法。 - 【請求項24】 請求項1〜21のいずれかに記載のカ
チオン性樹脂組成物を用いて塗装された物品。
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