JP2001055538A - カチオン電着塗料組成物 - Google Patents
カチオン電着塗料組成物Info
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Abstract
に優れた塗膜を形成し得るカチオン電着塗料組成物を開
発すること。 【解決手段】 脂肪族ヒドロキシカルボン酸銅塩水溶液
を含有することを特徴とするカチオン電着塗料組成物。
Description
物に関し、詳しくは鉛化合物を含まなくても防食性、仕
上がり性等に優れた電着塗膜を形成できる鉛フリ−電着
塗料組成物に関する。
塗料は、つきまわり性に優れ、また耐久性や防食性など
の性能に優れた塗膜を形成することができるため、従来
より、それらの性能が要求される用途分野、例えば自動
車車体の塗装、電気器具の塗装等に広く採用されてい
る。
せるために、しばしば防錆顔料、例えばクロム酸鉛、塩
基性ケイ酸鉛、クロム酸ストロンチウムなどの鉛化合物
やクロム化合物が配合されているが、該化合物は非常に
有害な物質であり、公害対策上その使用には問題があ
る。そこで該鉛化合物等に代わる無毒性ないし低毒性の
防錆顔料として、従来、リン酸亜鉛、リン酸鉄、リン酸
アルミニウム、リン酸カルシウム、モリブデン酸亜鉛、
モリブデン酸カルシウム、酸化亜鉛、酸化鉄、リンモリ
ブデン酸アルミニウム、リンモリブデン酸亜鉛などの使
用が検討されてきたが、これらの化合物は、前記の鉛化
合物やクロム化合物ほどの防錆能を持たず、実用的には
満足できるものではない。
題を解決すべく鋭意検討した結果、電着塗料に特定の脂
肪族ヒドロキシカルボン酸銅塩の水溶液を添加すること
により、電着浴中に均一に分散可能で、且つ鉛化合物等
を用いなくとも仕上り性、防食性に優れた電着塗膜が得
られることを見出し本発明に到達した。該脂肪族ヒドロ
キシ酸銅塩水溶液の製造に用いられる脂肪族ヒドロキシ
カルボン酸としては、例えばグリコ−ル酸、グリセリン
酸、乳酸、ジメチロ−ルプロピオン酸、ジメチロ−ル酪
酸、ジメチロ−ル吉草酸、酒石酸、リンゴ酸、ヒドロキ
シマロン酸、ジヒドロキシコハク酸、トリヒドロキシコ
ハク酸、ヒドロキシメチルマロン酸などが挙げられ、こ
れらのうちモノカルボン酸類が有用であり、このうち乳
酸、ジメチロ−ルプロピオン酸、ジメチロ−ル酪酸が好
適であり、特に乳酸が好適である。これらは単独又は2
種以上用いてもよい。炭素数10以上の鎖長を有するも
のは、銅塩の水溶化を妨げる恐れがあるので望ましくな
い。
機酸も一部用いてもかまわず、その有機酸銅塩として
は、銅塩の水溶化を妨げないものであれば特に制限なく
使用でき、炭素数6以下、好ましくは5以下の脂肪族カ
ルボン酸が好適に使用できる。該脂肪族カルボン酸とし
ては、例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、コハク
酸、アジピン酸、グルタル酸などが挙げられ、特にギ
酸、酢酸、プロピオン酸が好適である。これらは単独又
は2種以上併用して用いてもよい。
いられる銅化合物としては、酸化銅、水酸化銅などが挙
げられ、特に水酸化銅が好適である。該ヒドロキシカル
ボン酸銅塩水溶液は、例えば、水の存在下で、水酸化銅
1モルにヒドロキシカルボン酸1.2〜2.7モル、好
ましくは1.5〜2.5モルを反応させて得られる。該
有機酸が1.2モル未満では銅塩の水溶化が困難であ
り、2.7モルを越えると過剰の酸が電着浴に入ること
になり、電着塗装性が低下するので望ましくない。また
酸化銅を用いた場合でも同様である。
電着塗料組成物に添加する際に、電着塗料組成物の水分
散前に添加してもよいし、電着塗料組成物の水分散後に
添加してもよい。
には銅塩水溶液の固形分濃度に特に制限はないが、電着
塗料組成物の水分散後に添加する場合には銅塩水溶液の
固形分濃度を60重量%以下にすることが望ましい。か
かる操作は電着塗料組成分中に銅塩水溶液が均一に分散
されるために必要である。尚、塗料配合の容易さ、貯蔵
安定性からは、電着塗料組成物の水分散後に銅塩水溶液
を添加することが好ましい。
の添加量は、厳密に規定されるものではなく、電着塗料
に要求される性能に応じて広範囲にわたって変えること
ができるが、通常、電着塗料中の樹脂固形分100重量
部に対する銅含有量が0.01〜10重量部、好ましく
は0.05〜5.0重量部となるようにするのが好適で
ある。該銅含有量が0.01重量部未満では、形成され
る塗膜の防錆性が十分でなく、10重量部を越えると電
着塗料の安定性が低下する傾向がみられる。
物は、カチオン型であり、基体樹脂としては、エポキシ
系、アクリル系、ポリブタジエン系、アルキド系、ポリ
エステル系などのいずれの樹脂でも使用することができ
るが、なかでも例えばアミン付加エポキシ樹脂に代表さ
れるポリアミン樹脂が好ましい。
えば、 (i)ポリエポキシ化合物と1級モノアミン又はポ
リアミン、2級モノアミン又はポリアミン、又は1,2
級混合ポリアミンとの付加物(例えば、米国特許第3,
984,299号明細書参照); (ii) ポリエポキシド
化合物とケチミン化された1級アミノ基を有する2級モ
ノアミン又はポリアミンとの付加物(例えば、米国特許
第4,017,438号明細書参照); (iii)ポリエポ
キシド化合物とケチミン化された1級アミノ基を有する
ヒドロキシ化合物とのエ−テル化により得られる反応物
(例えば、特開昭59−43013号公報参照)等を挙
げることができる。
されるポリエポキシド化合物は、エポキシ基を1分子中
に2個以上有する化合物であり、一般に少なくとも20
0、好ましくは400〜4000、更に好ましくは80
0〜2000の範囲内の数平均分子量を有するものが適
しており、特にポリフェノ−ル化合物とエピクロルヒド
リンとの反応によって得られるものが好ましい。
い得るポリフェノ−ル化合物としては、例えば、ビス
(4-ヒドロキシフェニル)−2,2 −プロパン、4,4 −ジ
ヒドロキシベンゾフェノン、ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)-1,1−エタン、ビス(4-ヒドロキシフェニル)-1,1
−イソブタン、ビス(4-ヒドロキシ−tert−ブチル−フ
ェニル)-2,2- プロパン、ビス(2-ヒドロキシナフチ
ル)メタン、テトラ(4-ヒドロキシフェニル)−1,1,2,
2 −エタン、4,4 −ジヒドロキシジフェニルスルホン、
フェノ−ルノボラック、クレゾ−ルノボラック等を挙げ
ることができる。
ポリエ−テルポリオ−ル、ポリエステルポリオ−ル、ポ
リアミンアミド、ポリカルボン酸、ポリイソシアネ−ト
化合物などと一部反応させたものであってもよく、更に
また、ε−カプロラクトン、アクリルモノマ−などをグ
ラフト重合させたものであってもよい。
は自己)架橋型のいずれのタイプのものであってもよ
く、外部架橋型の樹脂の場合に併用される硬化剤として
は、例えば(ブロック)ポリイソシアネ−ト化合物やア
ミノ樹脂等の従来から既知の架橋剤であることができ、
特にブロックポリイソシアネ−ト型を導入したものが好
適である。また内部架橋型の樹脂としては、樹脂中にブ
ロックポリイソシアネ−ト基を導入したものが使用でき
る。
イソシアネ−ト化合物は、各々理論量のポリイソシアネ
−ト化合物とイソシアネ−トブロック剤との付加反応生
成物であることができる。このポリイソシアネ−ト化合
物としては、例えば、トリレンジイソシアネ−ト、キシ
リレンジイソシアネ−ト、フェニレンジイソシアネ−
ト、ビス(イソシアネ−トメチル)シクロヘキサン、テ
トラメチレンジイソシアネ−ト、ヘキサメチレンジイソ
シアネ−ト、メチレンジイソシアネ−ト、イソホロンジ
イソシアネ−トなどの芳香族、脂肪族又は脂肪族のポリ
イソシアネ−ト化合物、及びこれらのイソシアネ−ト化
合物の過剰量にエチレングリコ−ル、プロピレングリコ
−ル、トリメチロ−ルプロパン、ヘキサントリオ−ル、
ヒマシ油などの低分子活性水素含有化合物を反応させて
得られる末端イソシアネ−ト含有化合物を挙げることが
できる。
リイソシアネ−ト化合物のイソシアネ−ト基に付加して
ブロックするものであり、そして付加によって生成する
ブロックポリイソシアネ−ト化合物は常温において安定
で且つ約100〜200℃に加熱した際、ブロック剤を
解離して遊離のイソシアネ−ト基を再生しうるものであ
ることが望ましい。
は、例えば、ε−カプロラクタム、γ−ブチロラクタム
などのラクタム系化合物;メチルエチルケトオキシム、
シクロヘキサノンオキシムなどのオキシム系化合物;フ
ェノ−ル、パラ−t−ブチルフェノ−ル、クレゾ−ルな
どのフェノ−ル系化合物;n−ブタノ−ル、2−エチル
ヘキサノ−ルなどの脂肪族アルコ−ル類;フェニルカル
ビノ−ル、メチルフェニルカルビノ−ルなどの芳香族ア
ルキルアルコ−ル類;エチレングリコ−ルモノブチルエ
−テルなどのエ−テルアルコ−ル系化合物等を挙げるこ
とができる。これらのうち、オキシム系およびラクタム
系のブロック剤は比較的低温で解離するブロック剤であ
るため、電着塗料組成物の硬化性の点から特に好適であ
る。
中に有していて自己架橋するタイプにおいて、該基体樹
脂中へのブロックイソシアネ−ト基の導入方法は従来既
知の方法を用いることができ、例えば部分ブロックした
ポリイソシアネ−ト化合物中の遊離のイソシアネ−ト基
と基体樹脂中の活性水素含有部とを反応させることによ
って導入することができる。
脂の場合には通常、該樹脂を脂肪族カルボン酸、特に酢
酸及び/又はギ酸などの水溶性有機酸で中和して水溶化
・水分散化することによって行なわれる。その際、前記
脂肪族ヒドロキシカルボン酸銅塩水溶液の一部又は全部
を中和に用いることができる。中和剤として酢酸及び/
又はギ酸を用いると、仕上り性、つきまわり性、低温硬
化性などが優れるので好ましい。
物を含有することができる。該錫化合物としては、例え
ば、ジブチル錫オキサイド、ジオクチル錫オキサイドな
どの有機錫化合物;ジブチル錫ジラウレ−ト、ジオクチ
ル錫ジラウレ−ト、ジブチル錫ジアセテ−ト、ジオクチ
ル錫ベンゾエ−トオキシ、ジブチル錫ベンゾエ−トオキ
シ、ジオクチル錫ジベンゾエ−ト、ジブチル錫ジベンジ
エ−トなどのジアルキル錫の脂肪族または芳香族カルボ
ン酸塩等を挙げることができ、このうち低温硬化性の点
からジアルキル錫芳香族カルボン酸塩などが好適であ
る。電着塗料組成物中での錫化合物の含有量は、厳密に
規定されるものではなく、電着塗料に要求される性能等
に応じて広範囲にわたって変えることができるが、通
常、電着塗料中の樹脂固形分100重量部あたりの錫含
有量が0〜8重量部、好ましくは0.05〜5.0重量
部の範囲内になるようにするのが好適である。
合物を含有することができる。該亜鉛化合物としては、
例えば、リン酸亜鉛、ぎ酸亜鉛、酢酸亜鉛、モリブデン
酸亜鉛、酸化亜鉛、リンモリブデン酸亜鉛等を挙げるこ
とができる。電着塗料組成物中での亜鉛化合物の含有量
は、厳密に規定されるものではなく、電着塗料に要求さ
れる性能等に応じて広範囲にわたって変えることができ
るが、通常、電着塗料中の樹脂固形分100重量部あた
りの亜鉛含有量が0〜8重量部、好ましくは0.05〜
5.0重量部の範囲内になるようにするのが好適であ
る。
に応じて、着色顔料、体質顔料、有機溶剤、顔料分散
剤、塗面調整剤などの塗料添加物を配合することができ
る。
って所望の基材表面に塗装することができる。電着塗装
は、一般には、固形分濃度が約5〜40重量%となるよ
うに脱イオン水などで希釈し、さらにPHを5.5〜
9.0の範囲内に調整した本発明の電着塗料組成物から
なる電着浴を、通常、浴温15〜35℃に調整し、負荷
電圧100〜400Vの条件で行うことができる。
る電着塗膜の膜厚は、特に制限されるものではないが、
一般的には、硬化塗膜に基づいて10〜40μmの範囲
内が好ましい。また、塗膜の焼き付け温度は、被塗物表
面で一般に100〜200℃の範囲、好ましくは150
〜200℃温度が適しており、焼き付け時間は20〜4
0分間程度、被塗物表面が保持されることが好ましい。
説明する。本発明をさらに詳細に説明する。本発明はこ
れによって限定されるものではない。尚、「部」及び
「%」は「重量部」及び「重量%」を示す。
a及びbの作成 「エポン1004」(油化シェルエポキシ社製、エポキ
シ当量約950のビスフェノ−ルA型エポキシ樹脂)1
900部をブチルセロソルブ1012部に、溶解し、ジ
エチルアミン124部を80〜100℃で滴下後、12
0℃で2時間保持してアミン価47をもつエポキシ樹脂
−アミン付加物を得た。
イプポリアミド樹脂(商品名「バ−サミド460」、ヘ
ンケル白水(株)製品)1000部をメチルイソブチル
ケトン429部に溶解し、130〜150℃に加熱還流
し、生成水を留去して該アミド樹脂の末端アミノ基をケ
チミンに変えた。このものを150℃で約3時間保持
し、水の留去が停止してから60℃に冷却した。次い
で、このものを前記エポキシ樹脂−アミン付加物に加え
て100℃に加熱し、1時間保持後室温に冷却して固形
分68%及びアミン価65のエポキシ樹脂−アミノ−ポ
リアミド付加樹脂のワニスを得た。
70部)、トリレンジイソシアネ−トの2−エチルヘキ
シルアルコ−ルブロック化物30部(樹脂固形分で)、
10%酢酸15部を配合し、均一に撹拌した後、脱イオ
ン水150部を強く撹拌しながら約15分かけて滴下
し、固形分33.6%のカチオン電着用クリヤ−エマル
ションaを得た。
ンaにおいて、中和剤として10%酢酸15部の代わり
に、10%ギ酸11.5部、及び10%乳酸22.5部
を用いる以外はエマルションaと同様の操作で、固形分
33.6%のカチオン電着クリヤ−エマルションbを得
た。
製造 製造例1 フラスコに、90%乳酸200部(乳酸として2.0モ
ル)、及び脱イオン水910部を仕込み、60℃に加熱
した。次いでこの中に水酸化銅97.6部(1.0モ
ル)をゆっくり加え、60℃で4時間撹拌し反応させ
た。反応液中に固形分が無くなり透明になったことを確
認した後、脱イオン水1208部を加え、固形分10%
の乳酸銅水溶液を得た。
ル)、酢酸30部(0.5モル)及び脱イオン水541
部を仕込み、60℃に加熱した。次いでこの中に水酸化
銅97.6部(1.0モル)をゆっくり加え、60℃で
4時間撹拌し反応させた。反応液中に固形分が無くなり
透明になったことを確認した後、脱イオン水1297g
を加え、固形分10%の乳酸・酢酸銅水溶液を得た。
ル)、及び脱イオン水1219部を仕込み、70℃に加
熱した。次いでこの中に水酸化銅97.6部(1.0モ
ル)をゆっくり加え、70℃で4時間撹拌し反応させ
た。反応液中に固形分が無くなり、透明になったことを
確認した後、脱イオン水1711部を加え、固形分10
%のジメチロ−ルプロピオン酸銅塩水溶液を得た。
配合組成で有機酸銅塩水溶液などを添加し、撹拌して各
カチオン電着塗料を得た。
共有機合成(株)製、ジブチル錫ジベンゾエ−トのブチ
ルセルソルブ/メチルイソブチルケトン40%溶液塗装試験 上記実施例及び比較例で得た各カチオン電着塗料中に、
パルボンド#3020(商品名、日本パ−カライジング
社製、リン酸亜鉛処理剤)で化成処理した0.8×15
0×70mmの冷延ダル鋼板を浸漬し、これをカソ−ド
として電着塗装を行った。電着条件は電圧250Vで、
膜厚(乾燥膜厚に基づいて)約20μmの電着塗膜を形
成し、水洗後、焼き付けを行った。焼き付けは被塗物で
の保持時間を20分間として、電気熱風乾燥機を用いて
行った。得られた塗装板の性能試験結果を表2に示す。
及び、170℃分で得られた各電着塗板の塗面をメチル
イソブチルをしみこませた4枚重ねのガ−ゼで圧力約4
kg/cm2 で約3〜4cmの長さを約20往復こすっ
た時の塗面外観を目視で以下の基準で評価した。 ○:塗面に傷が認められない △:塗面に傷が認められるが素地はみえない ×:塗膜が溶解し素地がみえる (*2)防食性:焼き付け温度150℃分及び、170
℃分で得られた各電着塗板に、素地に達するように電着
塗膜にナイフでクロスカット傷を入れ、これをJIS
Z−2371に準じて840時間耐塩水噴霧試験を行
い、ナイフ傷からの錆、フクレ幅によって以下の基準で
評価した。
側) △:錆、フクレの最大幅がカット部より2mm以上、3
mm未満(片側)でかつ平面部にブリスタ−がかなり目
立つ ×:錆、フクレの最大幅がカット部より3mm以上でか
つ塗面全面にブリスタ−の発生がみられる (*3)塗料安定性: ○:電着浴の経時で1ケ月経過しても、分離のないも
の。
族ヒドロキシカルボン酸銅塩水溶液を含有することによ
り、公害上問題のある鉛化合物などの防錆顔料を使用せ
ずに、これを配合した場合と同等ないしはそれ以上の硬
化性、防食性、仕上がり性に優れた電着塗膜を形成でき
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 カチオン電着塗料組成物中に脂肪族ヒド
ロキシカルボン酸銅塩水溶液を必須成分として含有する
ことを特徴とするカチオン電着塗料組成物。 - 【請求項2】 カチオン電着塗料組成物が(ブロック)
ポリイソシアネ−ト硬化型カチオン性電着塗料組成物で
ある請求項1に記載のカチオン電着塗料組成物。 - 【請求項3】 脂肪族ヒドロキシカルボン酸が、乳酸で
ある請求項1又は2記載のカチオン電着塗料組成物。 - 【請求項4】 脂肪族ヒドロキシカルボン酸銅塩が水酸
化銅1モルに対して脂肪族ヒドロキシカルボン酸1.2
〜2.7モルを反応させて得られる請求項1乃至4のい
ずれか1項に記載のカチオン電着塗料組成物。 - 【請求項5】 脂肪族ヒドロキシカルボン酸銅塩水溶液
が、電着塗料組成物中の樹脂固形分100重量部に対し
て、脂肪族ヒドロキシカルボン酸銅塩を銅として0.0
1〜10重量部含有してなる請求項1乃至5のいずれか
1項に記載のカチオン電着塗料組成物。 - 【請求項6】 カチオン電着塗料組成物において、ジア
ルキル錫芳香族カルボン酸塩を硬化触媒として含有する
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカチオン電着塗
料組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11231473A JP2001055538A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | カチオン電着塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11231473A JP2001055538A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | カチオン電着塗料組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001055538A true JP2001055538A (ja) | 2001-02-27 |
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ID=16924057
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11231473A Pending JP2001055538A (ja) | 1999-08-18 | 1999-08-18 | カチオン電着塗料組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001055538A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002294141A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Nippon Paint Co Ltd | カチオン電着塗料組成物 |
US7297406B2 (en) | 2003-03-05 | 2007-11-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Lead-free electrodeposition coating composition and coated article |
-
1999
- 1999-08-18 JP JP11231473A patent/JP2001055538A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002294141A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Nippon Paint Co Ltd | カチオン電着塗料組成物 |
US7297406B2 (en) | 2003-03-05 | 2007-11-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Lead-free electrodeposition coating composition and coated article |
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