JP2002060112A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置

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JP2002060112A
JP2002060112A JP2000250478A JP2000250478A JP2002060112A JP 2002060112 A JP2002060112 A JP 2002060112A JP 2000250478 A JP2000250478 A JP 2000250478A JP 2000250478 A JP2000250478 A JP 2000250478A JP 2002060112 A JP2002060112 A JP 2002060112A
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JP
Japan
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sheet
recording
conveying
suction
image forming
Prior art date
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JP2000250478A
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English (en)
Inventor
Akira Nakatani
亮 中谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートのカール状態にかかわらず的確にエア
吸引してシートを搬送し得るシート搬送装置及びこれを
備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シートを吸引して搬送するシート搬送装
置において、シートに搬送力を付与する搬送手段と、前
記シートを吸引する吸引ファン7と、前記シートのカー
ル量を検出する変位センサ8と、前記変位センサ8で検
出したシートカール量に応じて前記吸引ファン7による
シート吸引力を変更する制御手段とを有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートを吸引して搬
送するシート搬送装置及びこれを備えた画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、記録用紙やOHP用の透明シート
など種々の記録媒体に記録を行なうプリンタ等において
は、密着しながら回転する2本のローラ間に記録媒体を
挟み込んで記録媒体を搬送し、それらのローラを複数設
けて一連のプリント工程を行なっている。
【0003】また、液状および熱溶融性インクを用いて
プリントを行なうインクジェットプリンタにおいては、
インクを吐出しながら移動する記録ヘッドと記録媒体と
の距離が狭いことや、その距離を一定に確保する必要が
あるため、プリント前からの記録媒体の変形や吐出され
て付着したインクの影響による記録媒体の変形などで、
記録ヘッドと記録媒体の距離が変化したり、記録媒体が
記録ヘッドに接触して擦れないように、記録ヘッドに隣
接した位置に前記搬送用ローラや板ばね状の部材を設け
て記録媒体の変形を抑制し、記録ヘッドと記録媒体の距
離を一定に保っている。
【0004】しかし、インクが記録ヘッドから吐出さ
れ、記録媒体に付着した直後に記録媒体を前記搬送用ロ
ーラや板ばね状の部材等で挟み込むと、インクの性質上
記録媒体の表面または、記録媒体の内部でインクが乾燥
固体化する前に、ローラが接触するために記録された文
字や図形が乱れるという現象が起こる。そのため、記録
ヘッドの下から記録媒体をエア吸引することで、負圧に
よって記録部の保持面に沿わせて搬送する吸引式記録媒
体搬送装置が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では記録媒体がカールした場合、カールによる隙間
からエアを吸引してしまい、負圧が高まらず吸引力が上
がらないため、安定した記録媒体の搬送が行なえないと
いう不具合が生じる。また、カールした状態でも確実に
吸引できるように吸引風量・風圧を強く設定しておく
と、カールしていない通常時には負圧が高すぎて記録媒
体を搬送できないという不具合が生じてしまう。
【0006】本発明は従来の上記課題を解決するもので
あり、その目的は、シートのカール状態にかかわらず的
確にエア吸引してシートを搬送し得るシート搬送装置及
びこれを備えた画像形成装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、シートを吸引して搬送
するシート搬送装置において、シートに搬送力を付与す
る搬送手段と、前記シートを吸引する吸引手段と、前記
シートのカール量を検出するカール検出手段と、前記カ
ール検出手段で検出したシートカール量に応じて前記吸
引手段によるシート吸引力を変更する制御手段と、を有
することを特徴とする。
【0008】上記構成にあっては、シートのカール量を
検出し、そのカール量に応じて吸引手段による吸引力を
制御するために、シートがカールしている場合、してい
ない場合にかかわらず、的確にシートを吸引して搬送す
ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第1の実施例を
図1乃至図3に基づいて説明する。なお、図1はシート
搬送装置を備えた画像形成装置の模式説明図であり、図
2はシートのカール量検出構成の説明図、図3は制御ブ
ロック図である。
【0010】この画像形成装置は、図1(a)に示すよう
に、搬送ローラ対1a,1b及び排出ローラ対2a,2
bで構成された搬送手段によってシートSが矢印a方向
へ搬送され、その際に記録手段によって所定画像が記録
されて排出される。
【0011】前記記録手段は記録ヘッド3をキャリッジ
4に搭載し、そのキャリッジ4をシート搬送方向と直交
する方向にスキャンしながらインクを吐出するシリアル
インクジェット記録方式を用いている。即ち、本実施形
態の記録ヘッドは微細な液体吐出口(オリフィス)、液
路及びこの液路の一部に設けられるエネルギー作用部
と、該作用部にある液体に作用させる液滴形成エネルギ
ーを発生するエネルギー発生手段を備えている。
【0012】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0013】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、高
密度実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利
である。
【0014】尚、本実施形態ではインクの吐出構成とし
て、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エ
ネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイン
クに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口か
ら吐出して記録を行うように構成している。
【0015】前記記録ヘッド3と対向する位置には搬送
されるシートを支持するプラテン5が設けられている。
このプラテン5にはシートの幅程度の領域に複数の吸気
孔5aが設けられており、且つプラテン5の下方にはシ
ート吸引手段が設けられている。すなわち、、図1(a)
(b)に示すように、プラテン5の下側には空間部(プレ
ナム)6が形成され、この空間部6に吸引ファン7が接
続されている。このため、吸引ファン7を駆動すると吸
気孔5aを介して搬送されるシートをプラテン5に吸引
するようになる。これによってシートSは記録領域にお
いてプラテン5から浮き上がることなく搬送され、記録
ヘッド3とシートSとの距離が正確に維持される。
【0016】また、記録位置よりもシート搬送方向上流
側において、シートのカール量を検出するためのカール
検出手段としての変位センサ8が設けられている。変位
センサ8は、図2に示すように、光源8aから発せられ
た光が投光レンズ8bで集光されて対象物体であるシー
トSに照射される。そして、シートSからの反射光を受
光レンズ8cによって位置検出素子(PSD)8d上に
集光する。
【0017】シートにカール等が生じており、光源8a
からシートSまでの距離が変化すると2つの出力A、B
の比が変化するので、これによって後述するCPUがシ
ートSのカール量を検知することができる。なお、8e
は変位センサの光源の駆動回路であり、8fは変位セン
サの位置検出素子のアンプである。
【0018】次に前記変位センサ8によって検出したカ
ール量に応じて吸引ファン7の吸引力を変化させるため
の制御手段の構成について、図3のブロック図を参照し
て説明する。
【0019】画像形成装置Aの制御構成は装置全体を制
御するCPU21、プログラムを格納したROM22、バッ
ファであるRAM23、タイマ24、信号をアナログ、デジ
タル変換するA/Dコンバータ25a及びD/Aコンバー
タ25b、プリント画像データをホストコンピュータ33か
らから入力するためのI/F26、プリント画像データを
H−V変換して、これによって生成する記録データをイ
ンクを吐出する記録ヘッド3へ出力するためのゲートア
レイ27、ゲートアレイ27がプリント画像データをH−V
変換するときにバッファとして使用するDRAM28、ゲ
ートアレイ27が記録ヘッド3へ出力する記録データをた
くわえるためのバッファであるSRAM29、H−V変換
された記録データによってインクを吐出する記録ヘッド
3、A/Dコンバータ25aを介して記録ヘッド3の抵抗
値の個体差データであるランクデータと記録ヘッド3の
温度データを画像形成装置AのCPU21へ送るICであ
るLICC30、電源スイッチ31、低電圧電源32から構成
される。
【0020】CPU21は、吸引ファン7を制御する。C
PU21はD/Aコンバータ25bを介して吸引ファン7の
回転数を変えることによって、吸引式記録媒体搬送装置
の吸引する風量・風圧を変えることができる。
【0021】すなわち、変位センサ8によってシートS
のカール量を検知し、シートSのカール量に応じて吸引
する風量・風圧変える。すなわち、シートがカールして
いない状態を基準とした場合、カール量が大きくなるに
従って吸引ファン7による吸引力が大きくなるように制
御する。これにより、シートがカールした場合でもカー
ルしていない場合でも、シートを記録領域におけるプラ
テン5に高精度で沿わせることによって、シートの安定
した搬送を行うことができ、高品位のインクジェット記
録を行うことが可能となる。
【0022】なお、前述した実施形態では記録手段とし
てインクジェット記録方式を例示したが、記録手段は他
の方式、例えば電子写真記録方式や熱転写記録記録方式
等を用いるようにしてもよい。
【0023】また、カール検出手段としてフォトセンサ
によって検出する例を示したが、これも他のセンサ、例
えばタッチセンサ等を用いるようにしてもよい。
【0024】また、前記シート搬送装置は画像形成装置
のみならず、シート原稿を搬送してこれを読み取る画像
読取装置に用いても同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】本発明は前述のように構成したために、
シートのカール量を検出し、そのカール量に応じて吸引
手段による吸引力を制御するために、シートがカールし
ている場合、していない場合にかかわらず、的確にシー
トを吸引して搬送することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート搬送装置を備えた画像形成装置の模式説
明図である。
【図2】シートのカール量検出構成の説明図である。
【図3】制御ブロック図である。
【符号の説明】
S …シート 1a,1b …搬送ローラ対 2a,2b …排出ローラ対 3 …記録ヘッド 4 …キャリッジ 5 …プラテン 5a …吸気孔 6 …空間部 7 …吸引ファン 8 …変位センサ 8a …光源 8b …投光レンズ 8c …受光レンズ 8d …位置検出素子 8e …駆動回路 8f …アンプ 21 …CPU 22 …ROM 23 …RAM 24 …タイマ 25a …A/Dコンバータ 25b …D/Aコンバータ 26 …I/F 27 …ゲートアレイ 28 …DRAM 29 …SRAM 30 …LICC 31 …電源スイッチ 32 …低電圧電源 33 …ホストコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを吸引して搬送するシート搬送装
    置において、 シートに搬送力を付与する搬送手段と、 前記シートを吸引する吸引手段と、 前記シートのカール量を検出するカール検出手段と、 前記カール検出手段で検出したシートカール量に応じて
    前記吸引手段によるシート吸引力を変更する制御手段
    と、 を有することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 シートを搬送して記録を行う画像形成装
    置において、 シートを搬送する請求項1記載のシート搬送装置と、 前記シートに記録を行う記録手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は信号に応じてインクを吐
    出して記録することを特徴とする請求項2に記載の画像
    形成装置。
JP2000250478A 2000-08-22 2000-08-22 シート搬送装置及び画像形成装置 Pending JP2002060112A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007063001A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2007302351A (ja) * 2006-05-08 2007-11-22 Ricoh Elemex Corp カール補正ベルト搬送装置
JP2007320668A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Konica Minolta Business Technologies Inc カール補正装置及びこれを備えた画像形成装置

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