JP2018140627A - インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復方法 Download PDF

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Abstract

【課題】生産性の低下を抑制することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復方法を提供すること。【解決手段】吐出口と記録媒体とが対向している時間と、吐出口と記録媒体とが対向していない時間とに応じて許容暴露時間を設定し、暴露時間が許容暴露時間を越えるようであれば回復動作を実施する。【選択図】図6

Description

本発明は、搬送される記録媒体にインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復方法に関する。
記録に使用されるインクには、溶媒として水を使用したものがあり、空気中に晒されると溶媒である水が蒸発し、インクの粘度上昇(増粘)が生じる。記録ヘッドの吐出口内のインクが増粘すると、記録動作時のインクの吐出量の減少や吐出速度の低下が起こり、画像品質が低下する。このため、従来のインクジェット記録装置では、吐出口を覆うキャッピング機構を設け、記録停止時に吐出口を覆うことで、吐出口内のインクの増粘を防止している。また、増粘したインクあるいは塵埃などが混入したインクを吐出口から排出するためのインク排出処理(予備吐出)が行われている。予備吐出を行っている間は、記録媒体への記録ができないため、予備吐出の回数が増えることで生産性が低下することから、予備吐出は最小限に行われることが好ましい。
しかし、吐出口内のインクの増粘の度合は、装置の稼動状態によって異なるにもかかわらず、一様に予備吐出が実施されることから生産性が低下することが懸念されていた。
そこで特許文献1では、吐出口が大気に暴露された時間に応じて予備吐出を行うことが提案されている。
特開2004−160803号公報
しかし、吐出口が大気に暴露された状態でも、吐出口内のインクが蒸発しやすい状態と蒸発しにくい状態とがあり、特許文献1のように吐出口が大気に暴露された時間に応じて予備吐出を行っても、依然として生産性の低下は懸念されていた。
よって本発明は、生産性の低下を抑制することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復方法を提供することを目的とする。
本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出して記録媒体に記録を行う記録手段と、前記記録手段のインクの吐出性能を回復する回復処理を実施する回復手段と、前記記録手段が記録動作中に記録媒体と対向する対向時間と記録動作中に対向しない非対向時間とに基づいて、前記回復手段が前記回復処理を実施するタイミングを設定する設定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、生産性の低下を抑制することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復方法を実現することができる。
カードプリンタとホストコンピュータとを接続した記録システムを示した図である。 記録装置の制御ハードウェアの構成例を示すブロック図である。 記録動作中の記録装置を示した側面図である。 記録ヘッドとキャッピング機構とによるキャッピング動作を示した図である。 記録ヘッドの吐出口と吐出口から吐出されるインクとを示した図である。 記録処理を示したフローチャートである。 記録ヘッドと記録媒体との対向時間と非対向時間の比率と許容暴露時間との関係を示したグラフである。 記録処理を示したフローチャートと搬送間隔設定に対応する回復モードを示した表である。 記録処理を示したフローチャートとシート上予備吐出のレベルとその係数とを示した表である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態におけるインクジェット式カードプリンタ(以下、記録装置ともいう)100と、ホストコンピュータ(以下、ホストともいう)101と、を接続した記録システムを示した図である。記録装置100は、プリンタケーブル102によって、情報処理装置としてのホストコンピュータ101に接続される。ホスト101は、プリンタケーブル102を介して、画像データおよび記録媒体に関する情報などを制御コマンドとして記録装置100に出力する。記録媒体Pは、給送トレイ103に積載されており、最上位に位置する記録媒体から順に給送されて記録ヘッド110によって記録される。記録媒体を搬送する搬送ユニット104には、搬送モータ105、搬送ベルト106および吸着ファン(負圧発生手段)107が備えられている。
搬送ベルト106は、ガイドローラ108A、108Bおよび駆動ローラ108Cの間に架け渡されている。搬送モータ105によって駆動ローラ108Cが回転されることにより、記録媒体Pを支持する搬送ベルト106が矢印A1方向に移動する。吸着ファン107が回転することにより負圧を発生させ、搬送ベルト106に複数形成された吸引孔(不図示)から空気が吸引されて、搬送ユニット104の排気口から排出される。搬送ベルト106は、吸引孔からの空気の吸引によって、搬送ベルト106の表面に記録媒体Pを吸着しつつ、矢印A1方向(第1の方向)に搬送する。
記録装置100は記録部を備えており、記録部には、記録媒体に画像を記録可能なインクジェット方式の記録ヘッド110が着脱可能に搭載されている。記録ヘッド110は、電気熱変換素子(ヒータ)やピエゾ素子などの吐出エネルギ発生素子を用いてインクを吐出する。電気熱変換素子を用いた場合には、その発熱によりインクを発泡させ、その発泡エネルギを利用して記録ヘッド110に形成された吐出口からインクを吐出する。記録ヘッド110における複数の吐出口は、記録媒体Pの搬送方向と直交する方向に延在する吐出口列を少なくとも1列以上形成するように配列されている。本実施形態における記録ヘッド110は、フルラインタイプのインクジェット記録ヘッドであり、記録媒体Pの記録領域の最大幅に相当する長さの吐出口列が形成されている。
記録部には、記録動作に先立ち記録に寄与しないインクを吐出する予備吐出により吐出したインクを受けるキャッピング機構が記録ヘッド110に対応して設けられている。記録装置100には、記録タイミングを得るために記録媒体Pの先端を検出する先端検出センサ111が備えられている。先端検出センサ111は、反射型センサ、透過型センサのいずれかまたは双方を備えた構成となっている。例えば、記録媒体がラベルの場合は、ラベルが貼り付けられているシート(セパレータ)と、そのセパレータに貼付けられたラベルとの反射率の差によって、単位領域としてのラベルの先端を検出する。ガイドローラ108Aの回転軸には、その回転軸に同期して回転する不図示のエンコーダが備えられており、それは、記録媒体Pの搬送位置を検出する検出手段として機能する。搬送ユニット104による記録媒体Pの搬送、記録ヘッド110による記録タイミング、そのエンコーダの検出信号に基づいて後述するCPUにより管理される。記録が行われた記録媒体Pは排出トレイ501に排出される。
図2は、本実施形態に係る記録装置100の制御ハードウェアの構成例を示すブロック図である。記録装置100の制御部200は、中央処理装置(CPU)201を備え、不揮発性メモリ(ROM)202に格納されている制御プログラムを実行して、記録装置100の各構成要素を制御する。また、制御部200は、各種データ処理のワークエリアや受信バッファとして使用されるメモリ(RAM)203、および画像展開部としてのイメージメモリ204を備える。
制御部200の制御回路210には、記録ヘッド110を駆動する駆動回路205、モータドライバ207、およびセンサ208等が備えられている。モータドライバ207は、記録ヘッドのクリーニング動作、記録動作を制御する各種モータ206のドライバである。センサ208は、記録装置100における各種動作の制御および記録媒体Pの有無の検出等のために用いられる。制御部200は、USB209を介してホスト101に接続されている。
本実施形態のホスト101からプリンタケーブル102を介して記録装置100に送信される記録コマンドについて説明する。記録コマンドには、記録媒体Pのサイズ等を通知する記録媒体設定コマンド、記録領域等を指定するフォーマットコマンド、記録媒体Pの搬送速度を指定する搬送速度設定コマンドおよび記録画像の画像データを通知するデータコマンドがある。
描画色コマンドには描画色数が格納されており、その描画色数に応じて、イメージデータコマンドには1個以上のデータが格納される。描画色がK(ブラック)のみの場合には、1個のイメージデータが格納され、また描画色がK(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の場合には、4個のイメージデータが順に格納される。
図3は、記録動作中の記録装置100を示した側面図である。以下、インクジェット記録装置100における記録動作について説明する。記録される記録媒体Pは、搬送ベルト106に搭載されて搬送され、搬送ベルト106上では、吸着ファン107による吸引力によって搬送ベルト106に吸着されている。記録媒体Pは、搬送ベルト106上で所定の間隔で搬送され、先端が先端検出センサ111の下を通過して検出された後、ガイドローラ108Aの回転軸に同期して回転する不図示のエンコーダによって記録媒体Pの搬送位置が検出される。記録動作時は、記録媒体が矢印A1方向に搬送されつつ、記録部110からインクが付与されることにより記録媒体上に記録される。
図4(a)から(c)は、記録ヘッド110とキャッピング機構402とによるキャッピング動作を示した図である。記録ヘッド110の吐出口401が設けられる吐出口面は、記録待機時は吐出口内のインクからの水分蒸発を防止するために、図4(a)のようにキャッピング機構402で覆われる。しかし、記録動作時には記録媒体に対して吐出口401からインクを吐出するため、図4(b)のように記録ヘッド110はキャッピング機構402から離間して、キャッピング機構402は退避する。その後、図4(c)のように、記録ヘッド110は記録位置まで降下して記録動作を行う。このように、キャッピング機構402が記録ヘッド110から離間している間は、吐出口は大気中に暴露されることになり、吐出口内のインクから水分が蒸発する。
図5(a)、(b)は、記録ヘッド110の吐出口401と吐出口401から吐出されるインクとを示した図である。記録動作により所定量のインクを吐出している状態では、大気中に暴露されることにより、水分蒸発した吐出口内のインクを吐出することによって排出することができる(図5(a)参照)。しかし、記録動作でのインクの排出量が少ない(排出速度が低い)場合には、水分が蒸発したインクを十分に吐出することができず、図5(b)のように吐出口付近のインクの粘度上昇が進行する。そこで、記録動作でのインクの排出量が少ない場合には、記録に寄与しないインクを吐出する予備吐出を定期的に行い、水分が蒸発したインクを吐出口から排出してリフレッシュすることで吐出性能を良好な状態に維持している。このような予備吐出は、吐出性能を良好な状態に維持する回復動作(回復処理)として、キャッピング機構402に対して行うものや、紙面上の画像形成領域内に視認し難いように行うもの、記録媒体上の画像形成領域外に行うもの、或いはそれらの組合せで実施される。
また、記録ヘッド110の吐出口がキャッピング機構402で覆われていない状態では、吐出口内のインクから水分が蒸発することを説明したが、キャッピング機構402で覆われていない状態でも、水分が蒸発し易い状態と水分が蒸発し難い状態とが有る。以下、吐出口内のインクから水分が蒸発し易い状態と水分が蒸発し難い状態とについて説明する。
記録媒体は、図1および図3で説明した通り、搬送ベルト106に搭載されて搬送され、その際、記録媒体は、搬送ベルト106の下部に設けられた吸着ファン107による吸引力によって搬送ベルト106に吸着されている。また、記録媒体は、搬送ベルト106上で所定の間隔をあけて搬送される。搬送される記録媒体と記録媒体との間では、記録媒体が無いことから、吸着ファン107による吸引孔からの空気の吸引によって搬送ベルト106の上面(記録媒体搭載面)から下面へ向けた空気の流れが生じる。
記録動作中、記録ヘッド110は、吐出口が記録媒体と対向するように配置される。記録ヘッド110による記録媒体への記録が完了し、次の記録媒体と対向するまでの間に、記録媒体と記録媒体との間で記録媒体が存在しない(吐出口と記録媒体とが対向しない)領域がある。この吐出口と記録媒体とが対向しない領域では、上述したように、搬送ベルト106の吸引孔を介して上面から下面へ向けた空気の流れが生じている。この空気の流れは、吐出口の近傍にも空気の流れを生じさせ、吐出口内のインクから水分の蒸発を促進させる。吐出口と記録媒体とが対向している状態では、吸引孔は記録媒体で塞がれており、吸着ファン107による吸引力によって搬送ベルト106の上面から下面へ向けた空気の流れは生じない。そのため、吐出口内のインクからの水分の蒸発が促進されることはない。
このように、記録ヘッド110の吐出口が記録媒体と対向している状態と、記録媒体と対向していない状態とでは、吐出口内のインクにおける水分の蒸発量が異なる。つまり、吐出口と記録媒体とが対向している状態ではインクの水分は蒸発しにくく、吐出口と記録媒体とが対向していない状態ではインクの水分は蒸発し易い。
そこで本実施形態では、このような吐出口内のインクにおける水分の蒸発量の違いに着眼した。つまり、記録動作において吐出口と記録媒体とが対向している時間と、吐出口と記録媒体とが対向していない時間とに応じて許容暴露時間を設定し、暴露時間が許容暴露時間を越えるようであれば回復動作(予備吐出)を実施する。以下、その具体的な方法について説明する。
図6は、本実施形態における記録処理を示したフローチャートである。以下、このフローチャートを用いて本実施形態の記録処理を説明する。記録処理が開始されると、ステップS601で、記録装置100のCPU201は、ホスト101から記録コマンドを受信し、ステップS602で、記録データを受信する。その後、ステップS603で、受信した記録データの中の記録媒体のサイズデータと搬送速度情報とから、CPU201は記録媒体が搬送される時間と、記録媒体と記録媒体との間(記録媒体間)の時間の比率を計算する。この記録媒体間の時間は、搬送速度情報と装置固有の記録媒体間距離から計算される。そして、ステップS604で、CPU201は、この比率に基づいて記録ヘッド110が正常にインク滴の吐出を行える暴露時間の範囲である許容暴露時間(吐出口がキャッピング機構に覆われていない時間)を設定し、ステップS605で記録動作を開始する。
記録動作が開始されるとステップS606で、CPU201は記録ヘッド110とキャッピング機構402とが離間したタイミングから暴露時間の計測を開始する。その後、ステップS607で、暴露時間計測開始からの経過時間である暴露時間が、許容暴露時間を超えたかどうかを判断する。許容暴露時間を超えていれば、ステップS609に移行して、暴露によって粘度が上昇したインクを排出する回復動作として、記録ヘッド110とキャッピング機構402とを対向させてインク滴の吐出を行うキャップ内予備吐出を実行する。そして、ステップS610で、暴露時間をリセットして、ステップS606に戻る。なお、ステップS609で行う回復動作は、記録中の記録媒体に対する記録動作が終了した後、次の1枚の記録媒体への記録動作を開始する前に行うようにしても良い。
ステップS607で、CPU201は暴露時間が許容暴露時間を超えていなければ、ステップS608に移行して、記録ジョブが終了したかを判断して終了していなければ、ステップS607に戻り、全ての記録ジョブが終了していれば記録処理を終了する。
図7(a)は、本実施形態における記録媒体が吐出口と対向する時間(対向時間)と、記録媒体が吐出口と対向しない時間(非対向時間)との比率である対向時間比率と、許容暴露時間との関係を示したグラフである。このグラフにおける線の傾きは、吐出口内のインクの乾燥状態に影響する装置の構成に応じたものとなる。このグラフを用いて、図6のステップS604では、算出した対向時間比率から許容暴露時間を設定する。
なお、グラフの代わりに参照テーブルや計算式を用いて、対向時間と非対向時間から許容暴露時間を設定してもよい。
ここで、具体的な例を挙げて許容暴露時間について説明する。
対向時間は、所定の記録ヘッドの吐出口との対向位置を記録媒体が通過する時間である。非対向時間は、先行する記録媒体の後端が所定の記録ヘッドの吐出口との対向位置を通過してから、後続の記録媒体の先端が同じ記録ヘッドの吐出口との対向位置に到達するまでの時間である。これは、給送トレイ103から記録媒体が給送される間隔によるものである。
図7(b)のように、搬送速度が160mm/sで、記録媒体である搬送方向の寸法が55mmの名刺を搬送する場合、対向時間が0.34sであり、非対向時間である記録媒体間(名刺間)の時間は給送トレイ103からの記録媒体の給送間隔により0.42sとなる。
次に対向時間と、非対向時間との比率(対向時間比率)を求めると、(0.34s/0.42s)となる。図7(a)を参照すると対向時間比率が1対1である場合、許容暴露時間は51sである。よって、上記の例の場合では許容暴露時間は以下のように算出される。
許容暴露時間(s)=51s×(0.34s/0.42s)=41s
このようにして、許容暴露時間を得ることができる。
なお、例えば染料インクや顔料インクなど記録に用いるインクの種類によって、水分の蒸発量が吐出性能に与える影響は異なるため、記録に使用するインクの種類に応じて、グラフの傾きを変えることが望ましい。
また、記録動作中の温度や湿度等の環境条件によって、インクの水分の蒸発量は異なるため、記録動作中の温度や湿度等の環境条件に応じて、許容暴露時間の基準値すなわち対向時間と非対向時間の比が1対1の時の許容暴露時間を設定することが好ましい。
また、記録媒体の種類によって表面のインク受容層の性質が異なるため、記録媒体に吐出されたインクから蒸発する水分量が異なり、吐出口付近の湿度も異なるため、記録媒体の種類に応じて、許容暴露時間を設定することが好ましい。
また、記録媒体の種類によって硬さが異なることから、その硬さに合わせて吸着ファンによる吸引力が変更される場合がある。その場合には記録媒体の種類によって、記録ヘッドと記録媒体とが対向しない領域における空気の流れが異なる。よって、記録媒体の種類に応じた吸着ファンによる吸引力も考慮して、許容暴露時間の基準値を設定することが好ましい。
また、本実施形態では、受信した記録データの中の記録媒体のサイズデータと搬送速度情報とから、記録媒体が搬送される時間と、記録媒体と記録媒体との間の時間の比率を計算したが、これに限定するものではない。記録媒体を検出する検出手段による検出結果から記録媒体が搬送される時間と、記録媒体と記録媒体との間の時間とを求めて対向時間と非対向時間としてもよい。
また、本実施例においては回復動作として予備吐出を行う場合について説明を行ったが、回復動作としてはこれに限定されるものではなく、吐出口を拭うワイピングや吐出口からインクを吸引する吸引動作など、他の吐出性能を回復する動作に適用することも可能である。
また、対向時間と非対向時間のどちらが変化する場合であっても、本実施例を適用することが可能である。つまり、非対向時間が一定の場合には、記録媒体のサイズが変化した時に回復動作のタイミングを設定すればよく、記録媒体のサイズが一定の場合には、非対向時間が変化した時に回復動作のタイミングを設定すればよい。
記録媒体のサイズはユーザーによって変更される場合があり、非対向時間は
ユーザーによる設定変更や記録ヘッド110の温度が上昇した時の待ち時間により変化する場合がある。
以上の説明のように、回復動作を実施するタイミングを設定することで、生産性の低下を抑制することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復方法を実現することができた。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第2の実施形態を説明する。なお本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成についてのみ説明する。 本実施形態では、ユーザーの設定によって先行する記録媒体と後続の記録媒体との間隔が変更された場合に、CPU201が回復タイミングを変更するものについて説明を行う。
図8は本実施形態における記録処理を示したフローチャートである。基本的な制御の流れは図6のフローチャートと同じであるので、ここでは異なる部分について説明を行う。
ステップS802において、CPU201はホスト101から搬送間隔モードの設定を受信する。この設定は、連続して搬送される記録媒体の、先行するものと後続のものの間隔について、ユーザーがホスト101上で設定するものである。
次にCPU201は、ステップS803で回復モードの設定を行う。CPU201は、ステップS802で受信した搬送間隔モードの設定内容を確認し、回復動作の間隔、すなわち許容暴露時間を設定する。具体的には図8(b)に示すように、記録媒体の搬送間隔について、「標準」と「長い」の2つのモードを設定可能とする。CPU201は、記録媒体の搬送間隔モードが「標準」である場合に許容暴露時間を所定の値である「標準」(たとえば50秒)に設定する(ステップS804)。また、搬送間隔モードの設定が「長い」である場合には、CPU201は、許容暴露時間を「標準」よりも短いもの(たとえば40秒)に設定する(ステップS805)。
ここで、回復モードの「標準」、「短い」に対する許容暴露時間は、使用されるインク種類や装置の構成に応じて、適宜設定されるものである。
その後、CPU201は受信した記録データに基づいて記録動作を行うとともに、設定された許容暴露時間に応じて回復動作を実行する。
なお、本実施形態では、記録媒体の搬送間隔モードの設定について、「標準」と「長い」の2つから選択するものとしたが、3つ以上から選択するものであってもよい。その場合、記録媒体の搬送間隔がより長いものに対して許容暴露時間をより短く設定するようにすればよい。
また、本実施形態では記録媒体の搬送間隔がユーザーにより設定される場合について説明を行ったが、記録動作中における記録ヘッド110の温度上昇など、他の要因によって記録媒体の搬送時間が変化することに応じて、CPU201が回復動モードを変更するようにしてもよい。
(第3の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の第3の実施形態を説明する。なお本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成についてのみ説明する。
予備吐出の種類として、記録媒体上の画像形成領域内に視認しにくいようにインクの吐出を行うシート上予備吐出がある。シート上予備吐出は、記録媒体上の画像形成領域内あるいは画像形成領域外に、記録データに含まれないインク滴を視認しにくいように吐出し、吐出口内部のインクが増粘するのを緩和するために行われる。シート上予備吐出を行う場合、シート上予備吐出の吐出間隔が短いほど吐出口内部のインクの増粘を緩和する効果は高くなる。そこで本実施形態ではこの点に着眼し、シート上予備吐出を伴う記録動作において、シート上予備吐出の吐出間隔と、記録ヘッドと記録媒体とが対向する時間と対向しない時間とに基づいて、暴露回復を行うタイミングを設定する。
なお、本実施形態では、シート上予備吐出のレベルを3段階から選択可能とし、レベルが高くなるほど各吐出口におけるシート上予備吐出の吐出間隔が短いものとする。シート上予備吐出のレベルが高いほど、吐出口内部のインクの増粘を緩和する効果が高くなるとともに記録媒体上に吐出したインク滴から蒸発する水分により記録ヘッド近傍の湿度が上昇するため、許容暴露時間を長く設定する事ができる。そこで、シート上予備吐出のレベルが高くなるほど許容暴露時間に対して乗じる係数が大きくなるようにする。以下、その具体的な方法について説明する。
図9(a)は、本実施形態における記録処理を示したフローチャートであり、図9(b)は、シート上予備吐出のレベルとその係数とを示した表である。以下、図9(a)のフローチャートと図9(b)の表とを用いて本実施形態の記録処理を説明する。なお、第1の実施形態と(図6のフローチャートにおける)同様の処理については説明を省略する。第1の実施形態における記録処理と本実施形態における記録処理とでは、ステップS902とステップS903とおよびステップS906が異なる。CPU201は、ステップS901で記録コマンドを受信した後、ステップS902で、シート上予備吐出設定としてシート上予備吐出のレベルを取得する。その後、ステップS903で、取得したシート上予備吐出のレベルから図9(b)の表に基づいて、許容暴露時間係数を設定する。そして、ステップS906で、搬送時間比率から許容暴露時間を特定し、その特定した許容暴露時間にステップS903で設定した許容暴露時間係数を乗じたものを、許容暴露時間として設定する。
このように、CPU201は、記録手段と記録媒体との対向時間と非対向時間およびシート上予備吐出のレベルに応じて回復動作を実施するタイミングを設定する。これによって、生産性の低下を更に抑制することができるインクジェット記録装置およびインクジェット記録装置の回復方法を実現することができた。
(他の実施形態)
以下、図面を参照して本発明の他の実施形態を説明する。なお、本実施形態の基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、以下では特徴的な構成についてのみ説明する。
シート上予備吐出に関しては、吐出口と記録媒体とが対向している状態では実施できるが、吐出口が記録媒体と対向していないと実施することができない。したがって、図3の搬送ユニット104が記録媒体Pを搬送するときに、記録ヘッド110の吐出口が記録媒体Pと対向している状態と、記録媒体Pと対向していない状態とで、紙面予備吐出のレベルによって吐出口内のインクにおける水分の蒸発量が異なる。
このことから、搬送手段としての搬送ユニット104は、枚葉の記録媒体を搬送することができればよく、必ずしも記録媒体を吸着ファン107によって搬送ベルト106に吸着させて搬送する構成のみに特定されない。
また、連続したシート(セパレータ)に記録媒体である複数のラベルが貼り付けられた様態に対しても適用可能である。この場合は、記録ヘッドとラベルとが対向している時間と記録ヘッドとラベルとが対向していない時間(記録ヘッドとセパレータとが対向している時間)とに基づいて、回復動作を行うタイミングを設定する。
100 インクジェット記録装置
101 ホストコンピュータ
106 搬送ベルト
107 吸着ファン
110 記録ヘッド
401 吐出口
402 キャッピング機構

Claims (14)

  1. インクを吐出して記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録手段のインクの吐出性能を回復する回復処理を実施する回復手段と、
    前記記録手段が記録動作中に記録媒体と対向する対向時間と記録動作中に対向しない非対向時間とに基づいて、前記回復手段が前記回復処理を実施するタイミングを設定する設定手段と、を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. インクを吐出して記録媒体に記録を行う記録手段と、
    前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
    前記記録手段のインクの吐出性能を回復する回復処理を実施する回復手段と、
    前記搬送手段により搬送される所定サイズの複数の記録媒体に対して、所定の搬送速度で連続して記録を行う場合に、先行する記録媒体の搬送方向後端から後続の記録媒体の搬送方向先端までの間隔を第1の間隔とする第1のモードと、前記第1の間隔と異なる第2の間隔とする第2のモードと、を選択可能であり、前記第1のモードと前記第2のモードとで前記回復処理を実行するタイミングを異ならせる設定手段と、
    を有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 前記設定手段は、前記第1の間隔よりも前記第2の間隔が広い時に、前記第1のモードにおける前記回復手段のタイミングよりも前記第2のモードにおける前記回復手段のタイミングを早めることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記搬送手段は、負圧発生手段により発生させた負圧で記録媒体を吸引しながら記録媒体を搬送することを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
  5. 負圧発生手段により発生させた負圧で記録媒体を吸引しながら前記記録媒体を搬送する搬送手段を更に有し、
    前記設定手段は、前記搬送手段の搬送速度と、記録媒体の搬送方向における寸法と、に基づいて、前記対向時間を取得することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  6. 記録媒体の有無を検出する検出手段を更に有し、
    前記設定手段は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記対向時間を取得することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記回復手段が実施する前記回復処理は、前記記録手段が記録に寄与しないインクを吐出する予備吐出であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記設定手段は、記録に用いるインクの種類に基づいて、前記回復手段が前記回復処理を実施するタイミングを設定することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記設定手段は、記録動作中の環境条件に基づいて、前記回復手段が前記回復処理を実施するタイミングを設定することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記設定手段は、記録する記録媒体の種類に基づいて、前記回復手段が前記回復処理を実施するタイミングを設定することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  11. 前記設定手段は、前記負圧発生手段が発生する負圧の大きさに基づいて、前記回復手段が前記回復処理を実施するタイミングを設定することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記記録手段をキャッピングするキャッピング手段を有し、
    前記設定手段は、前記キャッピング手段が前記記録手段をキャッピングしていない状態における前記対向する時間と前記対向しない時間とに基づいて、前記回復処理を実施するタイミングを設定することを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  13. 記録手段が記録媒体にインクを吐出する記録工程と、
    前記記録手段のインクの吐出性能を回復する回復処理を実施する回復工程と、
    前記記録工程において前記記録手段が記録媒体と対向する対向時間と対向しない非対向時間とに基づいて、前記回復処理を実施するタイミングを設定する設定工程と、
    を含むことを特徴とするインクジェット記録装置の回復方法。
  14. 記録手段が記録媒体にインクを吐出する記録工程と、
    前記記録手段のインクの吐出性能を回復する回復処理を実施する回復工程と、
    先行する記録媒体の搬送方向後端から後続の記録媒体の搬送方向先端までの間隔を第1の間隔とする第1のモードに対して、前記回復処理を行う第1のタイミングを設定し、前記第1の間隔と異なる第2の間隔とする第2のモードに対して、前記第1のタイミングと異なる第2のタイミングを設定する設定工程と、を含むことを特徴とするインクジェット記録装置の回復方法。
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