JP2015009388A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙面予備吐出による回復不足を軽減し得る記録装置および記録方法を提供する。【解決手段】記録位置へ向けて順次供給されるシート706,707,803,804のうち、第1のシート803,804に対する紙面予備吐出から、第1のシートに続いて供給される第2のシート706,707に対する紙面予備吐出までの間の非吐出時間に応じて、第2のシートより前に供給されるシートに対して行われる紙面予備吐出のタイミングを制御する。【選択図】図8

Description

本発明は、記録ヘッドからシートへとインクを吐出することによって記録を行なう記録装置、特に、記録ヘッドの吐出性能の維持・回復を行なうためシートに予備吐出を行なう記録装置および記録方法に関する。
インクジェット記録装置では、記録ヘッドの吐出性能の維持・回復を目的として、記録紙に対し、画像の記録に寄与しないインク吐出である予備吐出を行なうことが知られている。この記録紙に行なう予備吐出は、一般に紙面予備吐出と呼ばれており、特許文献1には、紙面予備吐出を行なうインクジェット記録装置が開示されている。インクジェット記録装置では、インクを吐出しない非吐出時間が長くなった場合、次のインク吐出において画像品位が低下する可能性がある。このため非吐出時間に応じて紙面予備吐出のタイミングを変化させることが行われている。
ところで、記録装置において使用されるシートは、ピックアップ機構によって給紙トレイから記録ヘッドへと一定の間隔で供給されるが、湿度や紙の種類によっては給送不良やピックアップ不良が発生することもある。このような動作不良が発生した場合、動作をリトライすることで給紙不良によるエラーの発生頻度を低下させることは、従来より行われている。しかしリトライを行った場合、先行するシートと後続のシートとの間の間隔(給紙間隔)が広がり、非吐出時間が増大して記録ヘッドのノズル内のインクが増粘し、記録ヘッドのインク吐出性能が低下する可能性がある。そこでインクジェット記録装置では、給紙不良等に起因してシートの給紙間隔が広くなった場合、給紙が遅れたシートに対してより多くのインクを紙面予備吐出で排出することも行われている。
特開2002−144599号公報
しかしながら特許文献1に開示の記録装置を含む従来の記録装置では給紙が遅れて給紙間隔が広がる等して非吐出時間が長くなった場合、先行するシートには通常の紙面予備吐出を行ない、給紙が遅れた後続のシートには通常より多くの紙面予備吐出を行なっている。このため、インクの非吐出時間が長くなり、ノズル内に多量の増粘インクが発生した場合、シートに対する紙面予備吐出のみではノズル内から増粘インクを十分に排除できず、ノズル内に増粘インクが残留することがある。この場合、ノズル内に増粘インクが残留した回復不足の状態で記録動作が行われてしまい、画像品質が低下する可能性がある。
本発明は、順次供給される第1、第2のシートとの間の非吐出時間に応じて、第2のシートより前に供給されたシートへの紙面予備吐出のタイミングを制御し、記録ヘッドの回復不足の発生を軽減することができる記録装置および方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の構成を有する。
すなわち、本発明の第1の形態は、所定の給紙部から記録位置へと搬送されるシートに対し、前記記録位置に配置された記録ヘッドのノズルからインクを吐出して画像を記録する記録動作と、前記ノズルの吐出性能を維持するために前記シートに対し予備的に前記ノズルからインクを吐出させる紙面予備吐出と、を実行可能とする記録装置であって、前記記録位置へ向けて順次供給されるシートのうち、第1のシートに対する紙面予備吐出から、前記第1のシートに続いて供給される第2のシートに対する紙面予備吐出までの非吐出時間に応じて、前記第2のシートより前に供給されるシートに対して行われる紙面予備吐出のタイミングを制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、順次供給される第1、第2のシートとの間の非吐出時間に応じて、第2のシートより前に供給されるシートへの紙面予備吐出のタイミングを制御するため、予備吐出による記録ヘッドの回復不足の発生を軽減することが可能になる。
第1の実施形態における記録システムを示す図である。 図1に示す記録装置の内部構成を概略的に示す断面図である。 図1に示す記録装置の制御系を示すブロック図である。 図1に示すホストコンピュータの機能を説明するための模式図である。 第1の実施形態において送信される記録コマンドの概略図である。 第1の実施形態における紙面予備吐出の時間間隔を設定するための表である。 従来の紙面予備吐方法を説明するための模式図である。 第1の実施形態における紙面予備吐方法を説明するための模式図である。 第1の実施形態における追加紙面予備吐出の吐出数を算出するための表である。 第1の実施形態における制御動作の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態における追加紙面予備吐出数を設定するための表である。 第2の実施形態における紙面予備吐出方法を説明するための模式図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は本実施形態におけるインクジェット記録装置(以下、単に記録装置ともいう)とホストコンピュータとを接続した記録システムの構成例を示す図である。
記録装置102はケーブル103で情報処理装置としてのホストコンピュータ101と接続されている。ホストコンピュータ101は画像を記録するための記録データや使用するシートに関する情報をケーブル103を介して制御コマンドとして記録装置102に出力する。
図2は、図1に示した記録装置102の概略構成を示す断面図である。本実施形態における記録装置102は、使用するシートの最大幅以上の範囲に亘ってノズルを配列した長尺な記録ヘッドを用い、搬送部によって連続的に搬送されるシートに対し、ノズルからインクを吐出して記録を行う、フルライン型の記録装置となっている。この記録装置102には、複数本の記録ヘッドを備えるヘッドモジュールが設けられている。ヘッドモジュールには、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のインクを吐出するための4本の記録ヘッド205BK、205C、205M、205Yがシートの搬送方向に沿って配列されている。なお、以下の説明において、特に各記録ヘッドを区別する必要が無い場合には、記録ヘッド205と記す。各記録ヘッドに供給されるインクは、搬送部202の下方部に着脱可能に設けられたタンク部201に収容されている。
ヘッドモジュール204の下側には、シートをY方向へと搬送する搬送部202が設けられている。この搬送部202は、無端ベルト202a、無端ベルト202aが掛け渡されるプーリ202b、および無端ベルト202aを移動させるための駆動力を発生する搬送モータ202cなどを備える。無端ベルト202aは、搬送モータ202cの駆動力によって移動し、給紙部209から給送されたシートを、記録ヘッド205と対向する記録位置を経て排紙部208へと搬送する。なお、シートの搬送方向は、図中、Y方向として示す。また、搬送部202より上流側に配置された給紙部209には、シートを束状に積載する給紙トレイ206と、給紙トレイ206に積載されたシート207を1枚ずつ搬送部202へと順次供給する給紙機構としての給紙ローラ211を備える。
給紙部209の給紙トレイ206に積載されたシート207がヘッドモジュール204による記録位置に向けて搬送されると、その先端位置および後端位置が搬送側シートセンサ(端部検出手段)203により検出される。その後、搬送部202と同期するエンコーダ(不図示)の出力信号により、検出されたシートの先端位置および後端位置が管理される。シートSの先端が記録位置に達すると、記録データに基づいて各記録ヘッドのノズルからインクが吐出されてシート207上に画像が記録され、最終的に排紙部208に搬出される。
なお、記録装置102には、記録装置内の温度と湿度を検出する温湿度センサ(図示せず)が設けられており、検出した温度と湿度とに応じて、後述の回復動作シーケンスや、各記録ヘッド205のインク吐出制御が変更される。また、シート207が給紙トレイ206より給紙されると、給紙側シートセンサ210によってシート207の先端および後端が検出され、その検出信号とエンコーダの出力信号とにより、シート207の先端位置および後端位置が管理される。また、前回給紙したシート207と今回給紙したシート207との給紙間隔距離も管理することが可能となっている。また、本実施形態では、搬送側シートセンサ203にてシートの先端および後端を検出しているが、使用するシートの搬送方向におけるサイズが予め決定されている場合、シートの先端と後端のうち、いずれか一方のみを検出するようにすることも可能である。
図3は本実施形態の記録装置102における制御系の概略構成を示すブロック図である。図3において、301は記録装置全体の制御を司るメインコントローラを示している。このメインコントローラ301は、後述する入力データの格納、データの演算、判別処理、各種モータやアクチュエータの制御などを行うものであり、本発明における制御手段、決定手段、給紙間隔算出手段、および非吐出時間算出手段などの機能を果たす。
また、メインコントローラ301はホストコンピュータ101に接続され、互いに信号の授受を行う。302はメインコントローラ301に接続されたROMを示しており、このROM302にはメインコントローラ301にて実行可能な制御プログラムなどが格納されている。303はメインコントローラに接続されたRAMを示しており、メインコントローラ301はこのRAM303を作業用メモリとして使用し、種々の処理を行う。304はホストコンピュータから送信された画像データを格納するイメージバッファ(記録データ格納手段)であり、304Bkはブラックの画像データを一時的に格納するブラックイメージバッファを示している。同様に304C、304M、304Yは、シアン、マゼンタ、イエローの画像データを一時的に格納するイメージバッファをそれぞれ示している。
305は各記録ヘッド205の各ノズルからインクを吐出させるための吐出エネルギを発生させる吐出エネルギ発生素子を駆動するための駆動回路を示している。また、306は駆動回路305を制御するドライバコントローラを示している。このドライバコントローラ306は、前記のイメージバッファに格納されたビットマップ形式の各色の画像データに従って駆動回路305を介して吐出エネルギ発生素子を駆動することによりインクを吐出させ、画像の記録を行う。またRAM303にはホストコンピュータ101から後述する制御コマンドによって転送されるシート情報データが一時的に格納される。307は搬送部202に設けられた搬送モータ202bなどを含む種々のモータ(ここでは、これらのモータを308として示す)を駆動する駆動回路であり、メインコントローラ301によって制御される。また、センサ回路309によって前述の搬送側シートセンサ203および給紙側シートセンサ210などを含む各種センサでの検出が行われる。
図4は本実施形態で使用するホストコンピュータの機能を説明するための模式図である。ホストコンピュータ101には、入力装置としてキーボード401とマウス402が接続され、入力された情報は、内部のCPU(不図示)で処理され、メモリ(不図示)もしくはハードディスク(不図示)に格納される。処理を行なうためのオペレーティングシステムは、予めハードディスクに格納されており、ホストコンピュータ101の電源投入時に読み込まれ、各種の制御を行なう。ホストコンピュータ101と記録装置102とはプリンタケーブル103などの接続手段により互いに情報通信が可能な状態に接続されており、ホストコンピュータ101から記録装置102へと後述の記録コマンドを送信することが可能になっている。
次に、ホストコンピュータ101を用いた記録画像情報作成方法について説明する。記録を行なう記録画像情報はホストコンピュータ101のハードディスク内に格納されている専用のアプリケーションソフトで行なう。この専用のアプリケーションソフトは記録装置102の有する機能に適合したもので、バーコードや続き番号などを処理する機能を備える。作成する記録画像情報の種類によっては、汎用の画像作成アプリケーションソフトでも良い。この専用のアプリケーションソフトは、任意の記録画像情報を画像イメージ404としてレイアウトし、ディスプレイ405に表示させ、記録枚数403やシートサイズ406、シートの種類411、搬送速度412などの各種設定を行なう機能を有する。
入力されたシートサイズ406はディスプレイ405上の画像イメージ404に反映され、矩形407、線408、文字409、イメージ情報410などを自由に配置し、それぞれ大きさ、角度などを指定することができる。これらの情報が操作者の指示により記録装置102に送信される。このとき記録画像情報はディスプレイ405上においてRGB(レッド、グリーン、ブルーの色要素)で表されているが、送信時にはブラック、シアン、マゼンタ、イエローの色要素毎に2値データに変換され、後述するコマンド体系で記録装置102に送信される。
図5は本実施形態で使用するホストコンピュータ101から送信される記録コマンドの概略図である。記録コマンドとしては、シート設定コマンド501、搬送設定コマンド502、データコマンド503、ジョブ開始コマンド504が存在する。ここで、シート設定コマンド501は、シートのサイズや種類、シートに形成すべき余白等を通知するコマンドである。搬送設定コマンド502は、搬送速度や給紙間隔などを通知するコマンドである。データコマンド503は、記録画像の画像データを通知するコマンドである。ジョブ開始コマンド504は、記録コマンドの終了を示すコマンドである。
図6は本実施形態で使用する1ノズル当たりの紙面予備吐出の吐出間隔を設定するための表である。なお、本実施形態においても、紙面予備吐出は画像の記録に寄与しない予備的なインク吐出をシートに対して行うことを意味する。吐出間隔設定表601はROM302に格納されており、記録装置内102の温湿度センサによって検出された温度602と湿度603とから紙面予備吐出間隔時間604を設定することができる。そして、設定された紙面予備吐出間隔時間604と、搬送速度指定コマンド502(図5参照)によって通知されるユーザによって指定された搬送速度412とから、紙面予備吐出間隔距離を算出することができる。例えば、温湿度センサで検出した温度と湿度が温度20[℃]、湿度70[%]の場合、紙面予備吐出間隔時間は1[sec]となり、搬送速度が200[mm/sec]の場合、1ノズル当たりの紙面予備吐出間隔距離は200[mm](距離=速度×時間)となる。
また、本実施形態では、紙面予備吐間隔距離を表によって求めたが、メインコントローラ301による演算処理によって求めても良い。同様に本実施形態では、紙面予備吐出間隔距離を演算処理によって求めたが、温度、湿度および搬送速度に対する紙面予備吐出間隔距離を表す設定表をROM302に格納し、その表に従って、紙面予備吐出間隔距離を定めるようにしてもよい。
図7は従来の紙面予備吐出方法を説明する模式図である。図7(a)はシート207が一定間隔で給送された場合を示している。図中、黒ドット701は記録ヘッド205Bkから紙面予備吐出によって吐出されたインクの着弾位置を示し、白ドット702は記録ヘッド205Bkから紙面予備吐出によって吐出される予定のインクの着弾位置を示している。紙面予備吐出の間隔距離703Lは、記録開始前に算出された前記紙面予備吐出間隔距離であり、同一ノズルから紙面予備吐出されたインクの着弾位置701、702の搬送方向の距離である。給紙不良がなく、一定の間隔で給紙された場合は、算出された所定の紙面予備吐出間隔距離毎に紙面予備吐出を行うことができ、これによってノズルの吐出性能を適正に維持することができ、記録不良の発生を防止することができる。
図7(b)は軽微な給紙不良が発生した場合を示している。給紙側シートセンサ210は各シートが通過する際、各シートの先端と後端を検出しており、その間隔をメインコントローラ301が管理している。従って、シート706が記録ヘッド205Bkの直下に到達し、記録が開始される以前に給紙が遅れたと判断することが可能である。図中のシート706は給紙が遅れたと判断され、事前に算出されている紙面予備吐出間隔距離毎に行う予定の予備吐出とは別に、シート706に対して紙面予備吐出が実行される。その際、特定ノズルの紙面予備吐出間隔距離は704Lになってしまい、事前に算出されている紙面予備吐間隔距離703Lよりも間隔が増大する。このため、予備吐出のために吐出エネルギ発生素子を駆動してもメニスカスに膜に形成された膜によって十分に予備吐出ができず、吐出不良を招く可能性がある。
図7(c)は、図7(b)より大きな給紙不良が発生し、給紙がさらに遅れた場合を示している。ここでは、シート707の給紙が遅れたと判断され、適正に給紙が行われた場合に比べて、シート707に対してより多くの紙面予備吐出が実行される。その際、特定ノズルの紙面予備吐間隔距離は705Lになってしまい、図7(b)以上に間隔が開いてしまい、吐出不良に繋がる可能性がさらに高まる。
図8は本実施形態で使用する紙面予備吐出方法を説明する模式図である。図8(a)は図7(a)と同様にシートが一定間隔で給紙された場合を示しており、図7(a)に示す従来と紙面予備吐出の方法は同様である。これに対し、図8(b)、(c)は給紙不良が発生した場合を示している。本実施形態においても、従来と同様に後続のシート(第2のシート)706、707の給紙が遅れたと判断され、その遅れが大きくなるほど、遅れたシート706、707に対してより多くの紙面予備吐出が実行される。さらに、シート706、707の先端が給紙側シート検出センサ210を通過した時点で、シート706、707が遅れていると判断できる。このため、シート706、707の直前に給紙された先行するシート(第1のシート)803、804にも多くの紙面予備吐を実行する。このように先行する記録紙803,804に対する紙面予備吐出を追加することにより、特定ノズルの紙面予備吐出間隔距離は801L、802Lとなり、図7(a)、(b)よりも間隔が狭くなる。すなわち先行するシート803,804と後続のシート706,707との給紙間隔が通常の間隔よりも大きくなった場合には、先行するシート803,804に対する紙面予備吐出のタイミングを変化させ、紙面予備吐出間隔距離を狭める。その結果、記録ヘッドのノズルの吐出口に増粘したインクにより形成される膜の厚さを低減することが可能になると共に、ノズル内の増粘したインクを十分に排除することが可能になる。このため、記録ヘッドの吐出性能は十分に回復し、インクの吐出不良に繋がる可能性は大幅に低減される。
また、追加する紙面予備吐出については、給紙が遅れたシート706、707の先端付近に行い、かつ先行するシート803、804の後端付近に行う方が、紙面予備吐間隔距離801L、802Lをより狭くできるので、効果的である。また、本実施形態では、追加している紙面予備吐出を搬送方向(Y方向)と直交した方向に一列に吐出している。しかし紙面予備吐出によって形成されるドットを目立たなくするためには、搬送方向と直交する方向に分散して吐出した方が効果的である。なお、追加する紙面予備吐出の吐出数については後述する。また、以上の説明では、記録ヘッド205Bkの紙面予備吐方法について述べたが、他の記録ヘッド205C、205M、205Yについても同様の処理を行う。
図9は本実施形態で使用する追加の紙面予備吐出数を設定するための表である。この表901はROM302に格納されており、シートの給紙間隔時間902から追加の紙面予備吐出数を設定することができる。給紙間隔時間902は、給紙が遅れたシート706、707と、シート706、707の直前に給紙された先行するシート803、804との給紙間隔距離801L、802Lから算出することができる。そして、算出した給紙間隔時間902と、温湿度センサによって検出された温度903及び湿度904とから、給紙が遅れたシート706、707と、先行するシート803、804とに追加すべき紙面予備吐出数(1ノズル当たりの吐出数)を算出する。例えば、給紙間隔距離が150[mm]、搬送速度が200[mm/sec]の場合、給紙間隔時間は0.75[sec](時間=距離÷速度)となる。そして、温湿度センサで検出した温度と湿度が温度20[℃]、湿度70[%]の場合、追加する1ノズル当たりの紙面予備吐出数は2[吐出数/1ノズル]となる。なお、給紙間隔時間が0.5[sec]未満の場合は紙面予備吐出を追加しない。
上記のように、本実施形態では給紙が遅れたシート706、707と、先に給紙されているシート803、804とに追加する紙面予備吐出数を同一の吐出数とした。しかし、先行するシート803、804と後続のシート706、707とに対する追加の予備吐出数の設定を、それぞれ別の表を用いて行ってもよく、その結果として後続のシートと先行するシートとでそれぞれ異なる吐出数が設定されても良い。
また、本実施形態では、給紙間隔時間を演算処理によって求めるようにしたが、表によって求めるようにしても良い。さらに、本実施形態では、追加する1ノズル当たりの紙面予備吐発数を表によって求めるようにしたが、演算処理によって求めるようにしても良い。
次に、本実施形態におけるメインコントローラ301によって実行される制御動作の処理手順を図10のフローチャートに沿って説明する。ステップS1では、メインコントローラ301が、ホストコンピュータ101から送信された記録データ503を含む記録コマンドを受信する。ここで、メインコントローラ301は、記録動作時の搬送速度を決定する(ステップS2)。この搬送速度は、メインコントローラ301が搬送速度設定コマンド502に付随する搬送速度設定値を参照することで決定する。搬送速度は、200、150、100、50mm/secの4つの速度のうち、いずれか1つの速度がユーザによって設定される。
この後、メインコントローラ301が、搬送速度や温度、湿度に基いて紙面予備吐出間隔距離Lを決定する(ステップS3)。ここで、メインコントローラ301は駆動回路301を制御して図外のヘッド移動機構の駆動モータを制御し、記録ヘッド205を記録動作を行うためのポジションに移動させる(ステップS4)。
次に、メインコントローラ301は、ステップS2で決定した搬送速度に応じて搬送部203の搬送を開始させ(ステップS5)、さらにステップS1006では、ステップS1002で決定した搬送速度に応じて給紙部209の搬送を開始させる。次に、メインコントローラ301は、給紙部203によるピックアップ動作を開始させ(ステップS7)、給紙トレイ206に積層されたシートの束から1枚のシート207を搬送部へと送り出れるように制御する。この給紙動作は、ステップS1で受信した画像データが枯渇するまで行われる。
ステップS8では、メインコントローラ301が給紙側シート検出センサ210によるシートの先端位置と後端位置の検出を開始させ、検出した先端位置と後端位置とから、各シートの給紙間隔距離を算出する。ステップS9では、搬送側シート検出センサ203によるシートの先端検出に基き、そのシートの先端が記録開始位置に到達したかを確認する。シートの先端が記録開始位置に到達すると、メインコントローラ301は、記録ヘッド205による記録処理を開始させる(ステップS10)。次に、メインコントローラ301は、記録ヘッド205による紙面予備吐出を開始させる(ステップS11)。この紙面予備吐出は、ステップS3で決定した紙面予備吐間隔距離Lの周期で、各ノズルからインクを吐出させることにより行う。
ステップS12では、ステップS8で算出した各シートの給紙間隔距離を参照し、給紙間隔距離が所定距離未満の場合、つまり図9の追加紙面予備吐出数算出表901を用いた場合には、メインコントローラ301は、給紙間隔距離を給紙間隔時間に換算する。そそして、換算した給紙間隔時間が0.5[sec]未満の場合は、メインコントローラ301は、ステップS11で開始した紙面予備吐出のみを実行させる(ステップS10)。これに対し、給紙間隔時間が所定時間以上の場合、つまり図9の表において給紙間隔時間が0.5[sec]以上の場合は、メインコントローラ301は、ステップS13において追加紙面予備吐出数算出表901から追加する紙面予備吐出数を算出する。
この後、メインコントローラ301は、給紙が遅れたシート706、707と、先行して給紙されているシート803、804とに追加の紙面予備吐出を実行させる(ステップS14)。この後、メインコントローラ301は、ホストコンピュータ101から送信された画像データ503が枯渇し、かつ給紙した全てのシートの記録が終了して排紙が終了したか否かを確認し(ステップS15)、全て終了したら次のステップS16へと移行する。
ステップS16において、メインコントローラ301は給紙部209による給送動作を停止させ、さらにステップS1017において、搬送部202の搬送を停止させる。この後、メインコントローラ301はステップS18において、記録ヘッド205を、そのノズルが図外の周知のキャップ部材によって密閉されるキャップポジションへと移動させる。これにより、本実施形態のメインコントローラ301によって実行される一連の制御処理は終了する。
以上のように、本実施形態では、給紙間隔が所定間隔以上である場合には、給紙が遅れたシートだけではなく、そのシートよりも先に給紙されたシートにも多くの紙面予備吐を事前に行う。つまり、長い非吐出時間に入る前に、前記メニスカス表面の膜を除去しておくことで、その後の長い非吐出時間で発生する膜の厚さを薄くし、画像品位の低下を防ぐことができる。
(第2の実施形態)
次に本発明の第2の実施形態を説明する。
この第2の実施形態においても、上記第1の実施形態と同様に、図1ないし図4に示す構成と同様の構成を有するものとなっている。但し、上記第1の実施形態では追加する紙面予備吐出数を全ノズル共通としたが、第2の実施形態における記録装置では、各ノズルに追加する紙面予備吐出数を、各ノズルの非吐出時間に基づいて算出するようになっており、この点が上記第1の実施形態と異なる。以下、この相違点を中心に第2の実施形態の説明を行う。
図11は第2の実施形態で使用する各ノズルの追加の紙面予備吐出数を設定するための表である。この表1101はROM302に格納されており、各ノズルの紙面予備吐出遅延時間1102に基いて各ノズルの追加の紙面予備吐出数を算出することができる。各ノズルの紙面予備吐出遅延時間は、次の3つのパラメータから算出することができる。一つ目のパラメータは紙面予備吐出間隔時間604(図6参照)である。二つ目のパラメータは本来給紙されるべき給紙間隔時間から、給紙不良等の要因によって遅れた給紙間隔遅延時間である。三つ目のパラメータはノズル毎にメインコントローラ301で管理される、前回の紙面予備吐出を行ってから現在に至るまでの経過時間である。各ノズルの紙面予備吐出遅延時間1102は、紙面予備吐出間隔時間604に給紙間隔遅延時間を加算して非吐出時間を求め、前回の紙面予備吐出を行ってから現在までの経過時間を、非吐出時間から減算することによって求めることができる。
上記演算処理算を、記録動作中に一定周期でノズル毎に行い、紙面予備吐出遅延時間1102が所定時間以上の場合、その時間に対応した各ノズルの追加紙面予備吐出数1103を算出することができる。また、紙面予備吐出遅延時間1102が1[sec]未満の場合は紙面予備吐出を追加しない。
なお、第2の実施形態では、紙面予備吐出遅延時間1102を演算処理によって求める例を説明したが、同時間1102を予め定めた表を参照して設定するようにしても良い。また、第2の実施形態では、追加する各ノズルの紙面予備吐出数1103を表1101によって設定するようにしたが、追加する各ノズルの紙面予備吐出数を演算処理によって求めるようにしても良い。
さらに第2の実施形態では、前回紙面予備吐出から現在までの経過時間に基づいて紙面予備吐出の遅延時間1102を求めたが、記録データに基づく画像形成または紙面予備吐出から現在までの経過時間に基づいて遅延時間1102を求めるようにしても良い。
また、記録中に一定周期で各ノズル毎に上記演算処理を行った場合、メインコントローラ301の演算処理に要する負荷が大きくなるので、上記演算処理または上記演算処理の一部を演算する専用の回路を設けても良い。
図12はこの第2の実施形態で使用する紙面予備吐出方法を説明するための模式図である。図12(a)は図7(a)と同様にシート207が一定間隔で給紙された場合を示しており、紙面予備吐出は従来技術と同様に行う。図12(a)は給紙不良が発生した場合を示している。ここでは、シート706は給紙が遅れたと判断されるが、この後続のシート706には追加の紙面予備吐出を行わない。しかし、先行して給紙されているシート1201、1202の記録動作中、シート706が給紙側シートセンサ210を通過した時点で、一部のノズルで遅延時間が所定時間以上になり、追加の紙面予備吐出が必要と判断される場合がある。この場合には、ノズル毎にその都度、追加の紙面予備吐出を行う。
また、この第2の実施形態では、記録ヘッド205Bkの紙面予備吐方法について説明したが、他の記録ヘッド205C、205M、205Yについても同様の処理を行う。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、給紙側シート検出センサ210でシートの先端および後端を検出し、先行するシートと後続のシートとの間隔である給紙間隔または非記録時間を求めるようにした。このため、給紙動作不良などの不測の事態によって給紙間隔が拡大した場合にも、給紙間隔に応じて、先行するシートの紙面予備吐出を確実に制御することが可能となる。しかし、記録装置では、予め設定した異なる給紙間隔でシートを供給することもあり、そのような場合には、予め定められたデータに基づいて紙面予備吐出を行なうようにすることも可能である。例えば、図5に示すように、設定コマンドの上下余白サイズデータと、搬送設定コマンドにおける給紙間隔データとを用いて、非吐出距離間隔を求め、非吐出距離間隔と搬送速度とに基いて非吐出時間を求める。このようにして予め設定されているデータに基づいて各給紙動作における非吐出時間を求め、この非吐出時間に基いて、上記実施形態と同様に先行するシートに対する紙面予備吐出データ定める。これによれば、給紙側シート検出センサを用いなくとも、予め設定した種々の給紙間隔に応じて適正な紙面予備吐出を行うことが可能になる。
なお、上記各実施形態では、シートを連続的に搬送しつつ、定位置に保持した記録ヘッドからインクを吐出することによって記録を行う、フルライン型の記録装置を例に採り説明したが、本発明は、他の記録方式を採る記録装置にも適用可能である。例えば、シートを間欠的に搬送し、シートの停止時にシートの搬送方向と交差する方向にノズルを配列してなる比較的短尺な記録ヘッドを走査させながらインクを吐出させて記録を行う、シリアル型の記録装置にも本発明は適用可能である。
102 記録装置
202 搬送部
203 搬送側シートセンサ
205 記録ヘッド
209 給紙部
301 メインコントローラ
706,707 第2のシート
803,804 第1のシート

Claims (12)

  1. 記録位置へと搬送されるシートに対し、前記記録位置に配置された記録ヘッドのノズルからインクを吐出して画像を記録する記録動作と、前記ノズルの吐出性能を維持するために前記シートに対し予備的に前記ノズルからインクを吐出させる紙面予備吐出と、を実行可能とする記録装置であって、
    前記記録位置へ向けて順次供給されるシートのうち、第1のシートに対する紙面予備吐出から、前記第1のシートに続いて供給される第2のシートに対する紙面予備吐出までの非吐出時間に応じて、前記第2のシートより前に供給されるシートに対して行われる紙面予備吐出のタイミングを制御する制御手段を備えることを特徴とする記録装置。
  2. 前記非吐出時間を決定する決定手段を備え、
    前記制御手段は、前記決定手段によって決定された前記非吐出時間に応じて前記紙面予備吐出のタイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記決定手段は、前記第1のシートの後端から前記第2のシートの先端に至る距離間隔である給紙間隔に基いて前記非吐出時間を決定することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. 前記決定手段は、
    シートの先端と後端の少なくとも一方を検出する端部検出手段と、
    前記端部検出手段によって第1のシートの後端が検出されてから前記第2のシートの先端が検出されるまでの距離を算出する給紙間隔算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  5. 前記決定手段は、前記給紙間隔算出手段により算出した距離に基づいて前記非吐出時間を算出する非吐出時間算出手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記非吐出時間が一定の時間より長くなる場合に、前記第2のシートより前に供給されたシートへの紙面予備吐出のタイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  7. 前記制御手段は、前記非吐出時間が一定の時間より長くなる場合には、前記第2のシートより前に給紙されるシートに対して、前記非吐出時間が一定の時間である場合より多くの紙面予備吐出を行うことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  8. 前記決定手段は、前記記録ヘッドのノズル毎に非吐出時間を算出し、
    前記制御手段は、ノズル毎に算出された非吐出時間に応じて、前記第2のシートより前に供給されたシートに対する紙面予備吐出のタイミングをノズル毎に変化させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  9. 前記制御手段は、前記非吐出時間が長いほど、前記第2のシートより前に供給されるシートへの紙面予備吐出の量を多くすることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  10. 前記制御手段は、前記非吐出時間が長いほど、前記第2のシートより前に供給された先行するシートへの紙面予備吐出のタイミングを遅らせることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  11. 前記制御手段は、前記給紙間隔が所定の間隔より狭いとき、前記先行するシートに対して予め定めた通常の予備吐出を実行させ、前記所定の間隔以上であるとき、前記先行するシートに対し追加の紙面予備吐出を実行させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  12. 所定の給紙部から記録位置へと搬送されるシートに対し、前記記録位置に配置された記録ヘッドのノズルからインクを吐出して画像を記録する記録工程と、前記ノズルの吐出性能を維持するために前記シートに対し予備的に前記ノズルからインクを吐出させる紙面予備吐出工程と、を実行可能とする記録方法であって、
    前記記録位置へ向けて順次供給されるシートのうち、第1のシートに対する紙面予備吐出から、前記第1のシートに続いて供給される第2のシートに対する紙面予備吐出までの非吐出時間を決定する工程と、
    前記非吐出時間に応じて前記第2のシートより前に供給されるシートに対して行われる紙面予備吐出のタイミングを制御する制御工程と、を備えることを特徴とする記録方法。
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