JP2002060010A - 自動倉庫のスタッカ停止位置調整方法 - Google Patents

自動倉庫のスタッカ停止位置調整方法

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JP2002060010A
JP2002060010A JP2000247164A JP2000247164A JP2002060010A JP 2002060010 A JP2002060010 A JP 2002060010A JP 2000247164 A JP2000247164 A JP 2000247164A JP 2000247164 A JP2000247164 A JP 2000247164A JP 2002060010 A JP2002060010 A JP 2002060010A
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JP
Japan
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stacker
storage unit
shelf
target storage
moved
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JP2000247164A
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English (en)
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Kazuo Enomoto
和雄 榎本
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高層棚の空間格納効率を向上させることが可能
な自動倉庫のスタッカ停止位置調整方法を提供する。 【解決手段】棚柱6に対して収納部5に対応するポジシ
ョンマーカ21を付けておく。また、スタッカに上記ポ
ジションマーカ21を検出可能な位置検出器を設ける。
そして、スタッカを目的の収納部5に向けて移動し、位
置検出器が目的の収納部5に対応するポジションマーカ
21を検出すると、棚1の前面に沿って偏差を求めその
偏差分だけスタッカを移動することで、確実に目的の収
納部5の前面にスタッカを停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の収納部が前
面視で格子状に配列した高層棚に対し、各収納部への荷
の出し入れをスタッカクレーンで行う自動倉庫に係り、
特にスタッカクレーンのスタッカの停止位置の設定に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動倉庫は、荷を格納する収納部が前面
視で格子状に配列する高層棚と、各収納部に対し荷の出
し入れを行うスタッカクレーンとから構成される。上記
高層棚は、前面(スタッカとの対向方向側)からみて、
上下に延びる複数の縦フレームが所定間隔毎に左右方向
に配列している。その隣り合う縦フレームの左右方向の
間隔は、対象とする荷が収納できるだけの間口寸法とな
っている(図3参照)。また、各隣り合う縦フレーム間
にあっては、上下に向けて所定間隔毎に荷の下部を支持
する棚板が設けられることで、荷の収納部が上下に配列
する。
【0003】そして、例えば、目的とする収納部が属す
る縦方向の収納部列の左右方向基準位置までスタッカを
移動して当該スタッカの左右方向の位置決めを行った後
に、そのスタッカを目的の収納部の高さまで昇降させる
ことで当該スタッカを目的の収納部の前面に移動して停
止し、その収納部とスタッカとの間で荷の出し入れを行
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、各縦フレーム
は、通常、複数の棚柱を上下に繋いで構成されているた
め、各棚柱の据付精度によって縦フレームが左右方向に
僅かに傾いていることが多い。その棚柱の軸が左右に傾
いている場合には、同一の縦の収納部列において、上段
の収納部の位置と下段の収納部の位置とでは、左右方向
にずれが生じる。
【0005】このようなことから、棚柱の製作精度や据
付精度などの誤差分を考慮し、出し入れする際の収納部
に対するスタッカの停止位置のバラツキを吸収できるよ
うに、荷と各縦フレームとの間の隙間寸法を、大きめに
設定している。すなわち、上記バラツキを吸収できるよ
うに大きめに各縦フレーム間の間隔を確保する必要があ
ることから、高層棚全体では公約数的に大きな隙間寸法
の合計が左右方向に発生し、その分、高層棚全体での空
間格納効率が低くなる。これは、左右方向よりは小さい
ものの、上下方向の隙間寸法についても同様である。
【0006】ここで、事前に棚の寸法偏差(各棚柱の傾
斜度など)をデータとして記憶しておき、目標の収納部
にスタッカを接近させる際に上記寸法偏差を加味したデ
ータ分だけロータリエンコーダで左右方向及び上下方向
のスタッカの移動距離を測定して当該スタッカの停止位
置を制御することも考えられるが、ロータリエンコーダ
の分解能や装置の可動部の滑り、バックラッシなどによ
る誤差だけ、スタッカの停止位置の調整に限界があった
り、使用によって生じる棚柱の変形分を吸収することが
できない。
【0007】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、各収納部を画成する棚のフレームと収
納された荷との間の隙間寸法を小さくして、高層棚の空
間格納効率を向上させることが可能な自動倉庫のスタッ
カ停止位置調整方法を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、荷の収納部が前面視で上下方向及び左右
方向に並んで格子状に配列する高層棚と、その高層棚の
前面に沿って上下方向及び左右方向にスタッカを移動可
能なスタッカクレーンとを備えた自動倉庫で、上記スタ
ッカを目的の収納部に向けて昇降及び左右動の少なくと
も一方の移動を行って、当該スタッカを目的の収納部の
前面まで移動して停止させるスタッカの停止位置制御に
おいて、各収納部を画成する棚のフレーム部分における
上記スタッカと対向可能な面に対し当該収納部の位置を
示すポジションマーカをそれぞれ設けると共に、上記ポ
ジションマーカを検出可能な位置検出器をスタッカに設
け、スタッカを目的の収納部に向けて移動させて、上記
位置検出器が上記目的の収納部のポジションマーカを検
出すると、その検出信号に基づき目的の収納部の位置と
現在のスタッカ位置との高層棚前面に沿った偏差を求
め、当該偏差分だけ、スタッカを上下方向及び左右方向
の少なくとも一方の方向に移動して当該スタッカを目的
の収納部前面に停止することを特徴とする自動倉庫のス
タッカ停止位置調整方法を提供するものである。
【0009】本発明によれば、棚を構成する各フレーム
に傾き等があっても、実際の収納部の位置とスタッカ位
置との偏差に基づいてスタッカの停止位置を調整するの
で、確実に目的の収納部の前面にスタッカを停止するこ
とができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ説明する。高層棚1は、当該高層棚1
を前面からみた概念図である図1に示すように、縦フレ
ーム2が左右方向に所定間隔毎に配置されると共に、上
下の棚柱6間に棚板3が所定間隔毎に配置されること
で、荷4を収納する収納部5が前面視で格子状に配置さ
れている。なお、以下の説明では、左右方向をX方向
と、上下方向をZ方向と呼ぶ場合もある。
【0011】各縦フレーム2は、図3に示すように、複
数の棚柱6を上下に繋いで構成され、上下の棚柱6間に
棚板3が介装されて左右方向で隣り合う一対の棚柱6と
上下の棚板3とによって囲まれる空間が収納部5を構成
する。すなわち、一対の棚柱6と上下の棚板3とによっ
て各収納部5が画成される。その高層棚1の前方に、上
記図1及び図2に示すように、スタッカクレーン7が配
置されている。スタッカクレーン7は、天井側及び床側
にそれぞれ設けられたレール8,9に案内支持されて当
該一対のレール8,9に沿って左右方向にのみ移動可能
な一対のポール10と、その一対のポール10に案内支
持されて当該一対のポール10に沿って昇降可能なスタ
ッカ11とから構成される。これによって、一対のポー
ル10が左右方向に移動することでスタッカ11が左右
方向に移動すると共に、スタッカ11が一対のポール1
0に沿って昇降することで当該スタッカ11が上下方向
に移動可能となっている。
【0012】上記スタッカ11には、棚1に対して進退
可能なフォークなどの出し入れ具(不図示)が装備され
て、その出し入れ具に載置された荷4を収納部5に格納
したり、収納部5の荷4を取り出すこと可能となってい
る。また、上記スタッカ11の左右両側には、荷4がポ
ール10と干渉することを防止する一対の隔壁部12を
有し、その一対の隔壁部12の一方には、アレー式の位
置検出器20が設けられている。この位置検出器20
は、検出信号を不図示のコントローラに供給する。コン
トローラへの信号の供給は、有線でも良いし、無線であ
っても良い。
【0013】また、各棚柱6の上記スタッカ11と対向
する面における下側には、位置検出のポジションマーカ
21が付けられている。なお、収納部5に向かって当該
収納部5の右側のマーカ21が当該収納部5のポジショ
ンマーカ21である。コントローラには、各収納部5の
左右方向及び上下方向のピッチ間隔XU、ZUが予め設
定されている。
【0014】そして、コントローラは、不図示の操作部
から目的の収納部5(移動すべき収納部5)についての
収納部5番号や座標などが入力されると、当該目的の収
納部5を含む縦の収納部5列のX方向基準位置(各縦の
収納部5列の床レベルでのX方向基準位置A)までポー
ル10を左右方向に移動する。続いて、スタッカ11
を、現在のスタッカ11位置から目的の収納部5が有る
であろう位置に向けて低速で昇降させる。そして、アレ
イ式の位置検出器20が目的の収納部5に対応するマー
カ21を検出すると、目的の収納部5の基準位置に対す
る現在のスタッカ11位置の左右方向及び上下方向の偏
差を求め、その偏差分だけ、ポール10及びスタッカ1
1の少なくとも一方を微低速で移動させる。なお、ポー
ル10を移動することでX方向の偏差が吸収され、スタ
ッカ11自身を昇降させることでZ方向の偏差が吸収さ
れる。
【0015】これによって、目的の収納部5の前方の正
しい位置でスタッカ11が停止する。続いて、荷4を格
納する場合であれば、出し入れ具(不図示)を前進させ
て、荷4を目的の収納部5に格納する。また、荷4を取
り出す場合であれば、出し入れ具(不図示)を前進させ
て、荷4を目的の収納部5から当該出し入れ具に載せ、
当該出し入れ具を後退させることで、荷4を収納部5か
ら取り出す。
【0016】以上のように、本実施形態の自動倉庫にあ
っては、棚柱6などに据付誤差があっても、確実にスタ
ッカ11を目的の収納部5の前方に停止できるので、各
棚柱6と荷4との間の隙間寸法XC、ZC、特にX方向
の隙間寸法XCを小さく設定することができる。この結
果、高層棚1に格納できる荷4の数が多くなり、高層棚
1の空間格納効率が増加する。なお、図3中XL、ZL
は荷4の外形寸法を表す。
【0017】ここで、本実施形態では、位置検出器20
として、所定面積を持ったアレー式を採用しているの
で、目的のポジションマーカ21の検出が容易となって
いる。また、上記実施形態では、棚柱6にポジションマ
ーカ21を付けているが、棚板3に対してポジションマ
ーカ21を付けても良い。また、本実施形態では、目的
の収納部5の近傍へのスタッカ11の移動(ポジション
マーカ21を検出するまでの移動)は、予め記憶したX
方向及びZ方向の収納部5のピッチXU,ZUに基づ
き、X方向及びZ方向の移動を行っているが、例えば、
スタッカ11を目的の収納部5に昇降させる際に位置検
出器20が検出したポジションマーカ21の数によって
目的の収納部5に接近させるようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明を採用
すると、棚の据付精度などの誤差の有無に関係なく、確
実にスタッカを目的の収納部前面で停止できるので、各
収納部における荷と棚の各フレームとの間の隙間寸法を
小さく設定することが可能となる。
【0019】すなわち、本発明を採用すると、高層棚の
空間格納効率を向上することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施形態に係る高層棚の正面図
である。
【図2】本発明に基づく実施形態に係る高層棚とスタッ
カとの位置関係を示す図である。
【図3】本発明に基づく実施形態に係る高層棚の棚柱と
棚板を示す正面図である。
【図4】ポジションマーカとアレー式位置検出器との関
係を示す図である。
【符号の説明】 1 高層棚 2 縦フレーム 3 棚板 4 荷 5 収納部 6 棚柱 7 スタッカクレーン 8、9 レール 10 ポール 11 スタッカ 12 隔壁部 20 位置検出器 21 ポジションマーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷の収納部が前面視で上下方向及び左右
    方向に並んで格子状に配列する高層棚と、その高層棚の
    前面に沿って上下方向及び左右方向にスタッカを移動可
    能なスタッカクレーンとを備えた自動倉庫で、上記スタ
    ッカを目的の収納部に向けて昇降及び左右動の少なくと
    も一方の移動を行って、当該スタッカを目的の収納部の
    前面まで移動して停止させるスタッカの停止位置制御に
    おいて、 各収納部を画成する棚のフレーム部分における上記スタ
    ッカと対向可能な面に対し当該収納部の位置を示すポジ
    ションマーカをそれぞれ設けると共に、上記ポジション
    マーカを検出可能な位置検出器をスタッカに設け、 スタッカを目的の収納部に向けて移動させて、上記位置
    検出器が上記目的の収納部のポジションマーカを検出す
    ると、その検出信号に基づき目的の収納部の位置と現在
    のスタッカ位置との高層棚前面に沿った偏差を求め、当
    該偏差分だけ、スタッカを上下方向及び左右方向の少な
    くとも一方の方向に移動して当該スタッカを目的の収納
    部前面に停止することを特徴とする自動倉庫のスタッカ
    停止位置調整方法。
JP2000247164A 2000-08-17 2000-08-17 自動倉庫のスタッカ停止位置調整方法 Pending JP2002060010A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7729797B2 (en) 2005-09-09 2010-06-01 Daifuku Co., Ltd. Article transport apparatus for an article storage system, and a method of operating the apparatus
CN114684522A (zh) * 2022-04-24 2022-07-01 昆山同日工业自动化有限公司 一种堆垛机及其自适应存放方法
CN114852575A (zh) * 2022-05-31 2022-08-05 三一汽车制造有限公司 一种立库、用于立库的物料出库方法及装置

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