JP2002059912A - 開封装置 - Google Patents

開封装置

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JP2002059912A
JP2002059912A JP2000245634A JP2000245634A JP2002059912A JP 2002059912 A JP2002059912 A JP 2002059912A JP 2000245634 A JP2000245634 A JP 2000245634A JP 2000245634 A JP2000245634 A JP 2000245634A JP 2002059912 A JP2002059912 A JP 2002059912A
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譲 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品を密封した袋の開封作業を簡略化する。 【解決手段】 開封対象物14を載置するテーブル16
の一部であるサブテーブル20を昇降可能とする。開封
対象物14である袋42の縁をカッター刃30,36に
より切断した後、サブテーブル20を、袋の下側のフィ
ルムをこれに吸着した状態で、下降させる。これにより
袋の上下のフィルムが分離され、フィルムが剥きやすく
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部材を密封収納す
る袋の開封装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温水により等方加圧を行う加圧成形装置
において、加圧対象となるワークは、ポリエチレン等の
袋に納められた状態で加圧成形が行われる。これは、ワ
ークに圧力の媒体となる温水がしみこまないようにする
ためである。加圧終了後、袋は手作業で開封され、ワー
クが取り出されていた。具体的には、袋の1辺またはい
くつかの辺を刃物で切断し、ワークからフィルムを剥
(む)くようにして、袋の開封、ワークの取り出しを行
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の開封方法におい
て、袋の一部を切断後も、袋どうしおよび袋とワークは
密着しており、これを引き剥(は)がすのは、手間がか
かっていた。さらに、ワークは温水で暖められているた
めに、作業にどうしても時間がかかってしまうという問
題があった。
【0004】本発明は、前述の問題点を解決するために
なされたものであり、袋に密封されたワークを取り出す
作業を容易なものとすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明にかかる開封装置
は、板状部材を密封収納する袋を開封する装置である。
前記袋は、板状部材を収納した状態で、少なくとも開封
対象となる縁の部分は、板状部材からせり出したつば状
部分を有するものである。
【0005】前述の課題を解決するために、本発明にか
かる開封装置は、前記袋に密封収納された板状部材を載
置するテーブルと、前記袋の開封対象の縁を、切断する
カッターと、を有し、前記テーブルは、前記袋の開封対
象の縁の少なくとも一部に対応し、他の部分に対し下降
するサブテーブルを有し、前記サブテーブルの板状部材
を載置する面に前記袋の下側の1枚を固定する固定手段
が設けられている。
【0006】カッターにより袋の縁部分を切断した後、
固定手段により袋の下側の1枚を固定した状態で、サブ
テーブルを下降させる。これにより、カッターで切断さ
れた縁の下側の1枚を、板状部材および袋の上側の1枚
から引き剥がすことができる。このようにして、引き剥
がされた部分、引き剥がした部分に手をかけやすくし、
袋を剥くようにすれば、板状部材を容易に取り出すこと
ができる。
【0007】前記固定手段は、サブテーブルの、板状部
材を載置する面に設けられた穴に負圧を導き、袋を吸着
する吸着手段とすることができる。
【0008】また、カッターで切断する際、袋を固定し
ておくために、袋をテーブルに密着固定するための押さ
え手段を設けることも好ましい。さらに、この押さえ手
段は、カッターの刃が通過する軌跡の両側に配列された
穴に負圧を導き、前記袋をテーブルに吸着する吸着手段
とすることができる。
【0009】さらに、袋を剥く際により容易に作業がで
きるように、カッターにより袋の三方を切断することも
好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)を、図面に従って説明する。図1に
は、本実施形態の開封装置10の概略斜視図が示されて
いる。基台12上には、開封対象物14を載置するため
のテーブル16が配置されている。テーブル16は、基
台12に固定配置されたメインテーブル18と、メイン
テーブル18に対して上下方向に移動可能であるサブテ
ーブル20を含んでいる。また、基台12上には、テー
ブル16を挟むようにしてメインガイドレール22が配
置されている。この2本のメインガイドレール22上
に、メインスライダ24が配置され、メインガイドレー
ル22に沿って移動可能となっている。メインスライダ
24は、テーブル16および開封対象物14をまたぐ梁
(はり)部材26と、この梁部材26をメインガイドレ
ール22上に支える脚部材28を有している。梁部材2
6の下方には円板形のカッター刃30が配置され、この
カッター刃30は、メインスライダ24の移動に伴っ
て、テーブル16上の開封対象物14の所定の位置に当
接し、切断を行う。メインスライダ24の梁部材26の
側方には、これに双方向にサブガイドレール32が設け
られている。サブスライダ34は、このサブガイドレー
ル32上を移動する。また、サブスライダ34は、円板
形のカッター刃36を備えている。このカッター刃36
は、サブテーブル20上の開封対象物の切断に用いられ
る。
【0011】図2は、開封対象物14の詳細を示す断面
図である。開封対象物14は、液体を用いて、等方加圧
と加熱を行った積層体38を含むものである。積層体3
8は、セラミックグリーンシートと、所定のパターンが
刻設された金属シートを積層し、これを加圧加熱して成
形されたものである。積層体38は、柔らかく、それ自
体では形状を保っていられないので、剛体の板、本実施
形態においてはステンレス板40上に載置されている。
さらに、成形工程中、液体に浸されるので、ポリエチレ
ン製の袋42に密封されている。袋42は、上側のフィ
ルム44と下側のフィルム46を縁の部分で熱溶着され
て形成されている。図中「×」で示す部分が熱溶着部4
8である。図示するように、熱溶着部48は、加圧成形
の対象となる板状部材よりせり出した部分のさらにその
先端に位置する。
【0012】図3には、テーブル16の要部を示す側面
図が示されている。サブテーブル20はアクチュエータ
50により支持されており、このアクチュエータ50に
より、図示するメインテーブル18と同じ高さから、こ
れより低い位置へと移動可能である。
【0013】図4には、テーブル16の開封対象物14
を載置する面の詳細が示されている。この面には、載置
される袋42の縁に沿って2列に配列された微細な穴5
2が開けられている。これらの穴52は、パイプを介し
て吸引ポンプ(不図示)につながっており、吸引ポンプ
の作用により、これらの穴52の上面を覆うものがテー
ブル16の上面に吸着される。
【0014】次に、開封動作について説明する。開封対
象物14をテーブル16上に載置する。このとき、袋4
2のステンレス板40より外側の部分は、穴52による
吸引作用によって、テーブル16上に固定される。この
状態でメインスライダ24を図1に示される位置から手
前に向けて移動する。この移動中にカッター刃30が図
1に示す一点鎖線L1に沿って袋42を切断する。図示
されるように、一点鎖線L1は、袋の熱溶着部48(図
中ダブルハッチングで示す部分)より内側にある。この
カッター刃30の軌跡となる一点鎖線L1を、図4にも
示してある。図4に示されように、カッター刃30の軌
跡の両側に対称に、穴52が配置されている。これによ
り、カッター刃30が通過する際に袋42が固定され、
確実に切断を行うことができる。
【0015】メインスライダ24が図1の手前側にまで
移動した後、サブスライダ34が手前から奥に向けて移
動される。このときのカッター刃36の軌跡が、図1中
および図4中、一点鎖線L2で示されている。一点鎖線
L2で示されるように、カッター刃の軌跡は、袋の熱溶
着部分48より内側にある。また、穴52は、一点鎖線
L2の両側に対象に配置されている。切断の際に、穴5
2によりカッター刃36の軌跡L2付近が固定されてい
るので、確実に切断が実行される。
【0016】袋42の三方が切断されると、アクチュエ
ータ50によりサブテーブル20が下降される。このと
き、袋の下側フィルム46は、穴52により導かれる負
圧によってサブテーブル20に吸着されており、サブテ
ーブル20とともに下に引き下げられる。これにより、
上側フィルム44と下側フィルム46が分離され、この
分離された部分を作業者がつかんでフィルム44,46
を剥き、積層体38およびステンレス板40を取り出
す。
【0017】開封作業においては、開封対象物14は熱
くなっているので、作業者が触れる時間が短い方が好ま
しい。特に、ステンレス板40は触ると熱いために、こ
れに触らないような作業工程が望ましい。カッターによ
る切断後、密着している上下のフィルムを引き剥がす作
業は、時間を要し、またステンレス板などに触る機会が
増える。本実施形態によれば、袋42の縁を切断するだ
けでなく、切断後上下のフィルム44,46を分離す
る。つまり、作業者は密着したフィルム44,46を引
き剥がす作業をする必要がなくなり、開封作業が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の開封装置の概略構成を示す斜視
図である。
【図2】 開封対象物の詳細図である。
【図3】 テーブル、特にサブテーブルの昇降について
の説明図である。
【図4】 テーブルの、開封対象物を載置する面の詳細
図である。
【符号の説明】
10 開封装置、14 開封対象物、16 テーブル、
18 メインテーブル、20 サブテーブル、24 メ
インスライダ、30 カッター刃、34 サブスライ
ダ、36 カッター刃、38 積層体、40 ステンレ
ス板、42 袋、44 上側フィルム、46 下側フィ
ルム、48 熱溶着部、50 アクチュエータ、52
穴。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状部材を密封収納する袋であり、この
    袋は、板状部材を収納した状態で、少なくとも開封対象
    となる縁の部分は、板状部材からせり出したつば状部分
    を有するものであり、この袋を開封する開封装置であっ
    て、 前記袋に密封収納された板状部材を載置するテーブル
    と、 前記袋の開封対象の縁を、切断するカッターと、を有
    し、 前記テーブルは、前記袋の開封対象の縁の少なくとも一
    部に対応し、他の部分に対し下降するサブテーブルを有
    し、 前記サブテーブルの板状部材を載置する面に前記袋の下
    側の1枚を固定する固定手段が設けられ、 前記カッターによる切断後、開封された袋の1枚を下降
    するサブテーブルによって板状部材から引きはがす、開
    封装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の開封装置であって、前
    記固定手段は、サブテーブルの板状部材を載置する面に
    設けられた穴に負圧を導き、前記袋の下側の一枚を吸着
    する吸着手段である、開封装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の開封装置であって、前
    記袋の開封対象の縁を、テーブルに密着させるための押
    さえ手段を有する、開封装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の開封装置であって、前
    記押さえ手段は、前記カッターの刃が通過する軌跡の両
    側に配列された穴に負圧を導き、前記袋をテーブルに吸
    着する吸着手段である、開封装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の開封装
    置であって、前記カッターにより、前記袋の三方が切断
    される、開封装置。
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