JP2002059330A - 工具マガジン - Google Patents

工具マガジン

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JP2002059330A
JP2002059330A JP2000252035A JP2000252035A JP2002059330A JP 2002059330 A JP2002059330 A JP 2002059330A JP 2000252035 A JP2000252035 A JP 2000252035A JP 2000252035 A JP2000252035 A JP 2000252035A JP 2002059330 A JP2002059330 A JP 2002059330A
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JP
Japan
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tool
rotary table
indexing
main drum
rotation
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JP2000252035A
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English (en)
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Heizaburo Kato
平三郎 加藤
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Sankyo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具の取り出し位置への自動搬送を可能とし
つつ、限られたスペース内でより多くの工具を収納し、
かつ、目的の工具を簡単かつ迅速に選択して作業能率の
向上を図ることができる工具マガジンを提供する。 【解決手段】 第1割出装置15によって必要回転角度
回転されて位置割り出しされるメインドラム11と、メ
インドラム11の外周に配置され、第2割出装置16に
よって必要回転角度回転されて位置割り出しされる複数
の回転テーブル12とを備え、回転テーブル12には工
具13を脱着する複数のツールポット14をその回転方
向に配置し、メインドラム11の位置割り出しと回転テ
ーブル12の位置割り出しとにより目的のツールポット
14を取り出し位置Pに移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械などに使
用される複数種類の工具を収納し、これらの工具から選
択した特定の工具を取り出し位置に自動搬送する工具マ
ガジンに関し、とりわけ、限られたスペース内でより多
くの工具を収納することができる工具マガジンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の工具マガジンとしては、
例えば特開2000−94252号に示すように円周方
向にツールポットを適宜間隔をもって配置したものがあ
る。この場合はツールポットを配置する軌道が円形状と
なるため、所定数のツールポットに対して工具マガジン
の占有スペースが大きくなる。
【0003】このため、占有スペースを小さくする方法
として、所定スパンを設けてスプロケットなどの1対の
回転部材を設け、これら回転部材間にチェーンなどの回
転滑りを生じない周回部材を長円形状に周回して、この
長円形となった周回部材に所定間隔を設けてツールポッ
トを配置することが考えられる。このように構成された
工具マガジンでは、回転部材を回転して周回部材ととも
にツールポットを移動して、目的の工具が装着されたツ
ールポットを取り出し位置まで搬送することになる。そ
して、取り出し位置に搬送されたツールポットから目的
の工具をピックアップ装置で取り出して、これを作業機
械に装着するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、長円形
状の周回部材にツールポットを配置した場合にも、その
ツールポットの配置数は周回部材の長さによって一義的
に決定され、結果的に工具の収納数にある程度の限界が
生ずる。このため、多数、例えば数十もの工具を収納し
ようとした場合には、複数台の工具マガジンを設置する
必要があり、それらの占有スペースが拡大されてしまう
とともに、目的の工具を選択する方式が複雑化されてし
まう。
【0005】また、工具の選択は上記周回部材を全体的
に回転することになるため、周回部材を移動する際には
全ての工具の重量が該周回部材に作用してその慣性力が
大きくなり、停止時および回転開始時の衝撃力が大きく
なる。このため、マガジン割り出しの高速化が困難にな
ってしまう。
【0006】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、工具の取り出し位置への自動搬送を
可能としつつ、限られたスペース内でより多くの工具を
収納し、かつ、目的の工具を簡単かつ迅速に選択して作
業能率の向上を図ることができる工具マガジンを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の工具マガジンは、第1割出装置によって必
要回転角度回転されて位置割り出しされるメインドラム
と、該メインドラムの外周に配置され、第2割出装置に
よって必要回転角度回転されて位置割り出しされる複数
の回転テーブルとを備え、該回転テーブルには工具を脱
着する複数のツールポットをその回転方向に配置し、メ
インドラムの位置割り出しと回転テーブルの位置割り出
しとにより目的のツールポットを取り出し位置に移動さ
せることを特徴とする。
【0008】また、前記第2割出装置の出力軸を前記回
転テーブルの回転軸に係脱自在に係合させる係脱機構を
備えたことを特徴とする。
【0009】また、前記ツールポットの位置を確定する
ために、前記回転テーブルの回転位置を位置決めするた
めの位置決め機構を設けたことを特徴とする。
【0010】さらに、前記回転テーブルは、メインドラ
ムの幅方向一側に配置されて回転テーブルの回転軸と一
体に回転する駆動側円形部材と、該メインドラムの幅方
向他側に該駆動側円形部材と対向配置される被動側円形
部材と、これら駆動側円形部材と被動側円形部材との間
に周回されて移動する周回部材とを備え、該周回部材に
複数のツールポットを配置することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図16は本発明
の第1実施形態を示し、図1は工具マガジンの全体を示
す正面図、図2は図1中のA−A線断面図、図3は図1
中のB−B線断面図、図4は工具マガジンの設置状態を
示す右側面図、図5は第1割出装置を示す図2中のC−
C線に対応する拡大断面図、図6は図5中のD−D線断
面図、図7は第2割出装置を示す図3中のE−E線に対
応する拡大断面図、図8は図7中のF−F線断面図、図
9は第2割出装置を示す拡大左側面図、図10は第2割
出装置の前進状態を示す拡大底面図、図11は第2割出
装置を示す拡大背面図、図12は第2割出装置の後退状
態を示す拡大底面図、図13は第2割出装置と回転テー
ブルの回転軸との関係を示す説明図、図14は図3中の
G部拡大断面図、図15は位置決めプレートの拡大図、
図16は位置決めプレートを位置決めした状態を示す説
明図である。
【0012】本実施形態の工具マガジン10は、メイン
ドラム11の外周に回転テーブル12を複数配置し、更
に各回転テーブル12に複数のツールポット14を設け
て、メインドラム11と回転テーブル12とをそれぞれ
必要回転角度回転して位置割り出しして、取り出し位置
Pに位置した目的のツールポット14から特定の工具1
3を取り出すようにしたもので、1つのメインドラム1
1に対してより多くの工具13を収納できるようになっ
ており、その基本とする構造は第1割出装置15によっ
て必要回転角度回転されて位置割り出しされるメインド
ラム11と、該メインドラム11の外周に配置され、第
2割出装置16によって必要回転角度回転されて位置割
り出しされる複数の回転テーブル12とを備え、該回転
テーブル12には工具13を脱着する複数のツールポッ
ト14をその回転方向に配置し、メインドラム11の位
置割り出しと回転テーブル12の位置割り出しとにより
目的のツールポット14を取り出し位置Pに移動させる
ことにある。
【0013】即ち、本実施形態の工具マガジン10はド
ラムタイプとして構成され、図1〜図3に示すように大
径円盤状に形成されるメインドラム11と、該メインド
ラム11の外周に配置される複数(本実施形態では10
個)の小径円盤状の回転テーブル12とを備える。上記
メインドラム11の外周には、回転テーブル12を取り
付けるためのボス部11aが該メインドラム11の中心
を指向して回転テーブル12の数だけ等間隔に設けられ
ており、各ボス部11aに回転テーブル12の回転軸3
1が回転自在に抜け止めされて取付けられる。
【0014】また、各回転テーブル12の周縁部には、
工具13を脱着自在に装着するツールポット14が、該
回転テーブル12の所定径のピッチ円上に等間隔をもっ
て複数(本実施形態では6個)が配置される。本実施形
態では、第1および第2割出装置15,16として後述
するように、カム式インデキシングドライブ方式のもの
を採用していて、上記メインドラム11は第1割出装置
15によって回転方向の間欠割り出しを伴いつつ一定方
向に回転されるとともに、上記回転テーブル12は第2
割出装置16によって回転方向の間欠割り出しを伴いつ
つ一定方向に回転される。
【0015】そして、上記メインドラム11および回転
テーブル12を備えた工具マガジン10は、図4に示す
ようにケース40内に格納されて設置され、該メインド
ラム11の横、つまりメインドラム11の回転中心に対
して水平となる位置に移動してきた回転テーブル12の
1つのツールポット14から目的の工具13がピックア
ップ装置41によって取り出されるようになっている。
【0016】上記第1割出装置15はメインドラム11
の中心部に配置されるとともに、第2割出装置16は工
具取り出し位置Pの回転テーブル12に対応した位置に
配置され、該第2割出装置16には、これの第2出力軸
28を、取り出し位置Pにある回転テーブル12の回転
軸31に係脱自在に係合する係脱機構50を設けてあ
る。
【0017】第1割出装置15は、図5,図6に示すよ
うにハウジング17内に、第1入力軸18、第1ローラ
ギアカム19、第1ターレット20および第1出力軸2
1等の各構成部材が組み付けられて構成される。第1入
力軸18はハウジング17を第1出力軸21に対して直
角に貫通する状態で配置され、それぞれの貫通部分はベ
アリング22,22aを介してハウジング17に回転自
在に両持ち支持され、その一端部18aには第1モータ
42の回転駆動力が入力される。該第1入力軸18には
第1ローラギアカム19が一体に形成され、該第1ロー
ラギアカム19の外周面にはテーパリブ19aが所定の
幾何学的曲線をもって全体的に螺旋状に形成される。
【0018】上記第1ターレット20は第1出力軸21
の外周に円盤状として一体に形成され、該第1ターレッ
ト20と上記第1ローラギアカム19とは直角のねじれ
関係をもって配置される。第1ターレット20の外周に
は複数のカムフォロア23が等間隔をもって取付けら
れ、これらカムフォロア23は隣接されるものどうしの
間に上記テーパリブ19aの両側を挟むようにして摺接
することにより、カム式インデキシングドライブ方式と
なっている。
【0019】そして、第1ローラギアカム19の回転に
よって第1ターレット20は、螺旋配置された該テーパ
リブ19aに案内されて回転されつつ、その幾何学的曲
線によって回転方向の間欠割り出しが与えられる。この
間欠割り出しとは、停止動作と移動動作を交互に繰り返
す回転を意味し、その停止動作はテーパリブ19aが軸
方向の変位を伴うことなく周方向に沿って配置される部
分によって作られるとともに、移動動作はテーパリブ1
9aが螺旋状に傾斜される部分によって作られる。
【0020】このような間欠割り出し動作に代えて、次
のように構成することもできる。すなわち、第1割出装
置15の第1ローラギアカム19の幾何学的曲線を直線
とし、当該第1ローラギアカム19とカムフォロワ23
によって減速機を構成し、第1入力軸18あるいは第1
出力軸21の回転角度変化をセンサやエンコーダ等で検
出して、軸回転を電気的信号によって制御するようにす
れば、一定角度の移動・停止を何度も繰り返す間欠割り
出し動作を創出することなく、所望の回転角度変位を一
回の回転動作で一気に行わせることができる。これは、
後述する第2割出装置16に対しても、必要に応じて適
用できることはもちろんである。
【0021】また、上記第1出力軸21は筒状に形成さ
れ、その中心部にメインドラム11の支持シャフト43
が嵌合されるとともに、該第1出力軸21の先端は上記
メインドラム11の中央部にボルト24(図2参照)を
介して取付けられる。
【0022】従って、上記第1割出装置15は、第1入
力軸18がモータ42で回転駆動されることにより、第
1ローラギアカム19のテーパリブ19aがその螺旋方
向にカムフォロア23を送って第1ターレット20を一
定方向に回転し、かつその回転時に該テーパリブ19a
の幾何学的曲線部分で間欠割り出しが行われる。そし
て、該第1ターレット20の間欠割り出しを伴う回転は
第1出力軸21を介してメインドラム11に伝達され
る。
【0023】上記第2割出装置は、図7,図8に示すよ
うに第1割出装置15と同様に構成され、第2入力軸2
5、第2ローラギアカム26、第2ターレット27およ
び第2出力軸28等の各構成部材を備えて構成される。
第2入力軸25はハウジング17aを貫通して、その両
端部がベアリング29,29aを介して該ハウジング1
7aに両持ち支持され、ハウジング17aから突出する
一端部25aにはモータ44(図9参照)の回転駆動力
が入力される。また、該第2入力軸25に一体に形成さ
れる上記第2ローラギアカム26には、第2ターレット
27を間欠割り出しするためにテーパリブ26aが所定
の幾何学的曲線をもって全体的に螺旋状に形成される。
上記第2出力軸28はその両端部がベアリング32,3
2aを介してハウジング17aに両持ち支持され、その
一端部が出力側となってハウジング17aから突出され
るとともに、該第2出力軸28に一体に形成された第2
ターレット27の外周に複数取付けられたカムフォロア
30は、隣接されるものどうしの間が上記テーパリブ2
6aの両側を挟んで摺接されることにより、カム式イン
デキシングドライブ方式として構成される。
【0024】そして、該第2出力軸28の出力側先端部
に、断面が非円形状、本実施形態ではこの非円形状とし
て回転テーブル12上のツールポット14の数に対応し
た正六角形とした係合凸部28aが形成される一方、図
14に示すように上記回転テーブル12の回転軸31が
上記第2出力軸28に対向する端部に、上記係合凸部2
8aに係合する係合凹部52aが設けられる。この係合
凹部52aは位置決め機構53を構成する位置決めプレ
ート52に形成され、この位置決めプレート52はボル
ト54を介して回転軸31の端面に固定される。そし
て、上記係合凸部28aは上記係脱機構50によって上
記係合凹部52aに係脱されるようになっている。
【0025】上記第2割出装置16は、図9〜図12に
示すように上記係脱機構50を介して工具マガジン10
のフレーム35に支持される。該係脱機構50は、上記
第2入力軸25のハウジング17aから突出する他端部
25bに取り付けられて一体に回転する溝カム51と、
ハウジング17aを上記フレーム35にスライド自在に
支持するスライドユニット55とによって構成される。
【0026】上記溝カム51は、円盤51aの端面に無
端状のカム溝51bを形成することにより構成され、該
カム溝51aは第2入力軸25を中心とする等径部分X
と縮径部分Yとが設けられる一方、上記フレーム35に
は該カム溝51b内に摺接するカムフォロア56が固定
される。従って、第2入力軸25の回転に伴って溝カム
51が回転すると、図10に示すようにカムフォロア5
6が上記等径部分Xに位置する場合は、第2割出装置1
6を前進方向(回転テーブル12方向)に押し出して保
持する一方、図12に示すようにカムフォロア56が上
記縮径部分Yに位置する場合は、上記係合凸部28aを
後退させる方向に第2割出装置16を移動させ、この第
2割出装置16の往復動作は第2入力軸25の1回転に
よって一回行われ、この最中に回転テーブル12が一回
割り出し回転される。
【0027】上記スライドユニット55は、図11に示
すように上記フレーム35に取付けられ上記第2出力軸
25の軸方向を指向する2条の平行レール58,58
と、上記ハウジング17aに取付けられこれら各平行レ
ール58,58に2箇所づつ設けられる計4個のスライ
ダー59,59…とで構成され、上記溝カム51によっ
て移動する第2割出装置16を円滑に案内する。
【0028】従って、第2入力軸25の一回転に伴って
溝カム51が一回転し、この際、まずスライドユニット
55に案内されつつ第2割出装置16とともに第2出力
軸28の係合凸部28aが進出して、回転テーブル12
の回転軸31の係合凹部52aに係合され、次いでこの
係合状態で回転テーブル12が回転されて一回の割り出
しが行われ、その後さらに継続する第2入力軸25の回
転によって第2割出装置16が後退して係合が解除され
るようになっている。第2出力軸28の係合凸部28a
は、位置決めプレート52を回転させる必要があるとき
のみ進退され、この往復動作は回転テーブル12の一割
り出し動作ごとに行われる。従って、本実施形態の場
合、ツールポット14を180°移動させるときには、
一割り出し動作で60°回転テーブル12を進める第2
入力軸25は3回転されて、第2割出装置16は3回往
復駆動されることになる。また他方で、メインドラム1
1で回転テーブル12を取り出し位置Pへ移動させてき
たときに、ツールポット14の位置変更が不要な場合に
は、第2割出装置16の第2入力軸25は回転されず、
往復動作や係合動作はなされない。
【0029】上記回転テーブル12の回転軸31には上
記位置決め機構53が設けられ、この位置決め機構53
は、上記位置決めプレート52と、この位置決めプレー
ト52の回転に節度力を付加する付勢手段60とによっ
て構成される。
【0030】上記位置決めプレート52は、図15に示
すように外周に複数個の凹部52bが設けられる円盤状
として形成され、本実施形態ではこれら複数個の凹部5
2bは、回転テーブル12に設けたツールポット14の
取付位置に対応して6箇所、等間隔に配置される。
【0031】上記付勢手段60は、図14に示すように
回転テーブル12の回転軸31を支持するボス部11a
から、中心軸が上記位置決めプレート52の肉厚中央を
指向するように一体に形成された筒部61と、この筒部
61の位置決めプレート52に対向する先端部内に摺動
自在に嵌合されるスライダー62と、このスライダー6
2の先端に取り付けられて位置決めプレート52の外周
に摺接しつつ上記凹部52bに係脱されるカムフォロア
63と、上記スライダー62と端板64との間に圧縮状
態で挿入されるスプリング65とによって構成される。
【0032】従って、この付勢手段60ではカムフォロ
ア63がスプリング65の付勢力で位置決めプレート5
2の外周に圧接されており、回転軸31とともに位置決
めプレート52が回転される際、カムフォロア63が凹
部52bに係合される度に該位置決めプレート52に回
転節度を与えるようになっている。
【0033】このような位置決め機構53を備えている
ことにより、回転テーブル12はピックアップ装置41
に対するツールポット14の位置を適切に保持すること
ができ、工具13の受け渡しを確実に達成することがで
きる。また、この位置決め機構53を備えたことによ
り、メインドラム11回転時などの回転テーブル12の
遊動を阻止できるので、第2割出装置16による回転テ
ーブル12上のツールポット14の位置出しは、取り出
し位置P以外の場所でも実行することができる。
【0034】勿論、上記凹部52bの形成位置は、各ツ
ールポット14が取り出し位置Pに位置する回転角と一
致するように設定され、回転テーブル12の位置が精度
良く確定される。また、このことは図16に示すように
断面が非円形状となった係合凸部28aと係合凹部52
aとが係脱される回転位置をも確定するようになってい
る。
【0035】以上の構成により本実施形態の工具マガジ
ン10は、第2割出装置16は回転テーブル12を回転
させる必要がある場合に、第2入力軸25にモータ44
の回転駆動が入力されることにより、第2出力軸28を
間欠割り出ししつつ回転する一方、溝カム51とスライ
ドユニット55からなる係脱機構50によって、第2割
出装置16を全体的に回転テーブル12方向に進出さ
せ、また上記第2出力軸28の間欠割り出しにより回転
テーブル12を回転させる。
【0036】従って、第1割出装置15によってメイ
ンドラム11が間欠割り出しを伴って回転され、必要な
ツールポット14を備える1つの回転テーブル12が取
り出し位置Pまで移動した時点でメインドラム11が回
転停止される。上記係脱機構50によって往復動作す
る第2割出装置16が進出して、第2出力軸28の係合
凸部28aが回転テーブル12の係合凹部52aに係合
する。次いで、回転テーブル12を間欠割り出ししつ
つ回転させる。上記およびの動作を繰り返して、
必要なツールポット14が取り出し位置Pに移動する
と、第2割出装置16は係脱機構50により後退して係
合凸部28aが係合凹部52aから離脱する。工具13
を交換するときには、上記からの動作が随時行われ
ることになる。
【0037】つまり、本実施形態ではメインドラム11
に10個の回転テーブル12が等間隔に配置されるた
め、該メインドラム11が36°の回転角毎に回転停止
される一方、回転テーブル12は6個のツールポット1
4が等間隔に配置されるため、該回転テーブル12はメ
インドラム11に対して60°の回転角毎に回転停止さ
れ、それらの回転停止位置は1つの回転テーブル12
と、その回転テーブル12の1つのツールポット14と
が取り出し位置Pで合致されることになる。
【0038】従って、必要とする目的の工具13の取り
出しは、その合致された位置に目的の工具13を装着し
たツールポット14が位置して、該回転テーブル12が
回転停止される間に、ピックアップ装置41によってそ
の工具13を掴んで取り出すことになる。また、このと
き使用済みの工具13は、目的の工具13を取り出した
後のツールポット14に相前後して装着することができ
る。そして、このように装着した工具13は、メインド
ラム11の回転により選択される回転テーブル12の番
号と、各回転テーブル12の回転により選択されるツー
ルポット14の番号とをマトリックス化して記憶してお
くことにより、各工具13の収納場所が常時明確とな
り、次回に使用する工具13を迅速に特定して取り出す
ことができる。
【0039】このように本実施形態の工具マガジン10
は、メインドラム11に複数の回転テーブル12を配置
し、その回転テーブル12に複数のツールポット14を
配置して工具13を収納するようにしたので、1つのメ
インドラム11に対して(回転テーブルの数)×(ツー
ルポットの数)となる多数の工具13を収納でき、本実
施形態では10×6=60個もの工具13を収納できる
ようになる。従って、このように多数の工具13を収納
できるにもかかわらず、工具マガジン10をコンパクト
に構成できるためその省スペース化を図ることができ、
工場内のスペースを有効利用することができる。
【0040】また、本実施形態ではメインドラム11お
よび回転テーブル12の間欠割り出しに、ローラギアカ
ムとカムフォロアを用いたカム式インデキシングドライ
ブ方式が採用されたことにより、メインドラム11およ
び回転テーブル12を円滑に回転することができ、これ
によって工具13を呼び出す際に起こる振動による加工
面への影響を抑制し、このことは摩耗を低減して耐久性
を大幅に向上することができる。
【0041】更に、メインドラム11と回転テーブル1
2を必要回転角度回転させて位置割り出しさせることが
できるとともに、多数の工具13の収納を複数の回転テ
ーブル12に分割したので、ツールポット14を選択す
る際に回転される回転テーブル12の慣性力を小さくす
ることができる。このため、回転テーブル12の回転,
停止をスムーズに行って、マガジン割り出しの高速化を
図ることができようになり、工具13の呼び出し時間の
短縮化、ひいては作業能率の大幅な向上を図ることがで
きる。
【0042】ところで、本実施形態では回転テーブル1
2の回転軸31に、位置決めプレート52と付勢手段6
0とからなる位置決め機構53を設けたので、回転自在
となった回転テーブル12の回転位置を該位置決め機構
53によって節度をもって回転停止させることができ
る。このため、回転テーブル12の回転停止位置を、ツ
ールポット14が取り出し位置Pに一致する点に精度良
く設定できるとともに、断面が非円形状となった係合凸
部28aと係合凹部52aとの相対回転位置を精度良く
一致させ、係脱機構50により第2割出装置16が進出
した際に、これら係合凸部28aと係合凹部52aとを
確実に係合させることができる。
【0043】図17は本発明の第2実施形態を示し、上
記実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する
説明を省略して述べる。この図17は取り出し位置にあ
る回転テーブルを中央に配置した拡大右側面図である。
即ち、この第2実施形態の工具マガジン10aは、上記
第1実施形態と同様にメインドラム11の外周に、複数
のツールポット14を備えた回転テーブル12aを複数
配置し、メインドラム11と回転テーブル12aとをそ
れぞれ必要回転角度回転させて位置割り出しさせて、取
り出し位置Pに位置した目的のツールポット14から特
定の工具13を取り出すようになっており、第1実施形
態と主に異なる点は、回転テーブル12aが、メインド
ラム11の幅方向(図中左右方向)一側に配置されて回
転テーブル12aの回転軸31と一体に回転する駆動側
円形部材70と、該メインドラム11の幅方向他側に該
駆動側円形部材70と対向配置される被動側円形部材7
1と、これら駆動側円形部材70と被動側円形部材71
との間に周回されて移動する周回部材72とを備え、該
周回部材72に複数のツールポット14を配置したこと
にある。
【0044】上記駆動側円形部材70および上記被動側
円形部材71は、回転滑りを生じない回転部材、例えば
スプロケットなどで構成される一方、上記周回部材72
は例えばチェーンとして構成される。勿論、これら駆動
側円形部材70,被動側円形部材71および周回部材7
2は、該周回部材72が可撓性を備え、かつ伸縮性の無
い部材である限りにおいて、回転滑りの無いその他の回
転伝達要素を用いることができる。そして、駆動側円形
部材70の回転により周回部材72は、被動側円形部材
71の回転を伴いつつ一定方向に周回移動し、これに伴
って該周回部材72に等間隔に設けられたツールポット
14が移動するようになっている。
【0045】上記駆動側円形部材70の回転は、上記第
1実施形態と同様に第2割出装置16によって位置割り
出しされ、この第2割出装置16による回転駆動方式
は、第1実施形態に示したように係脱機構50を用いて
行われるようになっている。勿論、メインドラム11の
回転は前記第1実施形態に示した第1割出装置15によ
って位置割り出しされる。
【0046】従って、この実施形態の工具マガジン10
aにあっても、メインドラム11の位置割り出しによ
り、各回転テーブル12aが取り出し位置Pに位置した
時点で一時的に回転停止し、その間に該回転テーブル1
2aの周回部材72が周回移動して、各ツールポット1
4を取り出し位置Pに一時停止させることができる。
【0047】このため、この実施形態では上記第1実施
形態と同様の機能を発揮することができるのは勿論のこ
と、更には各回転テーブル12aに設けられるツールポ
ット14の数を多くすることができる。本実施形態では
各回転テーブル12aに12個のツールポット14が設
けられて、10×12=120個もの大量の工具13の
収納が可能となって、工具マガジン10aの更なる省ス
ペース化を達成することができる。
【0048】上記実施形態で示した溝カム51およびス
ライドユニット55からなる係脱機構50を備える第2
割出装置16については、ピックアンドプレース装置
や、自動工具交換装置に用いられている、図18および
図19に示すような従来周知のカム装置を適用すること
もできる。このカム装置は、入力回転を、出力軸の軸周
りの回転運動および軸方向に沿う往復直線運動に変換す
るもので、これにより上述した第2出力軸の進退動作や
第2出力軸による回転テーブルの割り出し回転動作を実
現することができる。
【0049】このカム装置で構成される第2割出装置1
00は、入力軸102によって回転されるローラギアカ
ム103を備え、該ローラギアカム103の回転が、こ
れの外周面に所定の幾何学的曲線をもって形成されるテ
ーパーリブ103aとこれに係合されるカムフォロア1
04aとを介して、ターレット104に伝達されこれを
割り出し回転させる。上記ターレット104には上記第
2出力軸に対応する出力軸105がスプライン嵌合さ
れ、出力軸105はターレット104に対してその軸方
向への相対移動が許容されつつ回転方向に係止されてい
る。
【0050】また、ローラギアカム103の一方の端面
には溝カム103bが形成され、上記入力軸102の回
転はまた、該溝カム103bに係合される揺動アーム1
06を介して往復揺動運動として取り出され、該揺動ア
ーム106の先端部を上記出力軸105に係合して、該
出力軸105を軸方向に往復直線運動させるようになっ
ている。従って、第2出力軸に対応する出力軸105
は、ターレット104と揺動アーム106によって、入
力軸102の回転により割り出し回転運動と往復直線運
動との複合運動を行うこととなり、これにより上記実施
形態における第2出力軸の進退動作と回転テーブルの割
り出し回転動作とが得られるもので、このような装置構
成であっても、上記第2割出装置と同様な作用を確保す
ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明の工具マガジ
ンにあっては、第1割出装置によって必要回転角度回転
されて位置割り出しされるメインドラムと、該メインド
ラムの外周に配置され、第2割出装置によって必要回転
角度回転されて位置割り出しされる複数の回転テーブル
とを備え、該回転テーブルには工具を脱着する複数のツ
ールポットをその回転方向に配置し、メインドラムの位
置割り出しと回転テーブルの位置割り出しとにより目的
のツールポットを取り出し位置に移動させるようにした
ので、メインドラムに配置された複数の回転テーブルに
対してそれぞれ複数のツールポットを配置できるため、
工具の収納数を大幅に増加することができるとともに、
多数の工具を複数の回転テーブルに分割して収納できる
ので、マガジン割り出しの高速化を図ることができるよ
うになって、工具呼び出し時間の短縮化、ひいては作業
能率の大幅な向上を図ることができる。
【0052】また、前記回転テーブルを、メインドラム
の幅方向一側に配置されて回転テーブルの回転軸と一体
に回転する駆動側円形部材と、該メインドラムの幅方向
他側に該駆動側円形部材と対向配置される被動側円形部
材と、これら駆動側円形部材と被動側円形部材との間に
周回されて移動する周回部材とを備え、該周回部材に複
数のツールポットを配置することにより、各回転テーブ
ルに設けられるツールポットの数を更に多くして工具の
収納数を増加することができ、工具マガジンの更なる省
スペース化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す工具マガジン全体
の正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す図1中のA−A線
断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す図1中のB−B線
断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンの設
置状態の右側面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに用
いられる第1割出装置の図2中C−C線に対応する拡大
断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示す図5中のD−D線
断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに用
いられる第2割出装置の図3中E−E線に対応する拡大
断面図である。
【図8】本発明の第1実施形態を示す図7中のF−F線
断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに用
いられる第2割出装置の拡大左側面図である。
【図10】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに
用いられる第2割出装置の前進状態の拡大底面図であ
る。
【図11】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに
用いられる第2割出装置の拡大背面図である。
【図12】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに
用いられる第2割出装置の後退状態の拡大底面図であ
る。
【図13】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに
用いられる第2割出装置と回転テーブルの回転軸との関
係の説明図である。
【図14】本発明の第1実施形態を示す図3中のG部拡
大断面図である。
【図15】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに
用いられる位置決めプレートの拡大図である。
【図16】本発明の第1実施形態を示す工具マガジンに
用いられる位置決めプレートを位置決めした状態の説明
図である。
【図17】本発明の第2実施形態を示す工具マガジンの
取り出し位置にある回転テーブルを中央に配置した拡大
右側面図である。
【図18】本発明に適用される第2割出装置の変形例を
示す断面平面図である。
【図19】本発明に適用される第2割出装置の変形例を
示す断面正面図である。
【符号の説明】
10,10a 工具マガジン 11 メインドラム 12,12a 回転テーブル 13 工具 14 ツールポット 15 第1割出装置 16 第2割出装置 31 回転軸 50 係脱機構 51 溝カム 53 位置決め機構 55 スライドユニット 70 駆動側円形部材 71 被動側円形部材 72 周回部材 P 取り出し位置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1割出装置によって必要回転角度回転
    されて位置割り出しされるメインドラムと、該メインド
    ラムの外周に配置され、第2割出装置によって必要回転
    角度回転されて位置割り出しされる複数の回転テーブル
    とを備え、該回転テーブルには工具を脱着する複数のツ
    ールポットをその回転方向に配置し、メインドラムの位
    置割り出しと回転テーブルの位置割り出しとにより目的
    のツールポットを取り出し位置に移動させることを特徴
    とする工具マガジン。
  2. 【請求項2】 前記第2割出装置の出力軸を前記回転テ
    ーブルの回転軸に係脱自在に係合させる係脱機構を備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の工具マガジン。
  3. 【請求項3】 前記ツールポットの位置を確定するため
    に、前記回転テーブルの回転位置を位置決めするための
    位置決め機構を設けたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の工具マガジン。
  4. 【請求項4】 前記回転テーブルは、メインドラムの幅
    方向一側に配置されて回転テーブルの回転軸と一体に回
    転する駆動側円形部材と、該メインドラムの幅方向他側
    に該駆動側円形部材と対向配置される被動側円形部材
    と、これら駆動側円形部材と被動側円形部材との間に周
    回されて移動する周回部材とを備え、該周回部材に複数
    のツールポットを配置することを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかの項に記載の工具マガジン。
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