JP2002058098A - センサアレイおよび送受信装置 - Google Patents

センサアレイおよび送受信装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感度がよく製造しやすく圧電振動子間の特性
のばらつきが小さいセンサアレイを提供する。 【解決手段】 送受信回路20に用いられるセンサアレ
イとしての超音波プローブ22は、バッキング材からな
る基板24を含む。基板24の一方主面上には、複数の
直方体状の圧電振動子26がマトリックス状に固着され
る。圧電振動子26は、圧電振動子26の隣接する2つ
の側面とそれぞれ略45度の角度で交差する方向に積層
される複数の圧電体層28を含む。圧電体層28間に
は、内部電極30がそれぞれ形成され、圧電体層28の
両端面には、外部電極32がそれぞれ形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はセンサアレイおよ
び送受信装置に関し、特にたとえば超音波診断装置、超
音波顕微鏡、金属探傷装置などに用いられる超音波プロ
ーブなどのセンサアレイおよび送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この発明の背景となる従来の超音波診断
装置に用いられる超音波プローブなどが、たとえば、IE
EE TRANSACTIONS ON ULTRASONICS, FERROELECTRICS, AN
D FREQUENCY CONTROL, VOL. 44, NO. 2, MARCH 1997 Hy
brid Multi/Single Layer Array Transducers for Incr
eased Signal-to-Noise Ratio などに開示されている。
図9は従来の超音波診断装置に用いられる超音波プロー
ブの要部を示す斜視図であり、図10はその超音波プロ
ーブに用いられる圧電振動子を示す斜視図である。図9
に示す超音波プローブ1は、バッキング材といわれる音
響吸収体からなる基板2を含む。基板2の一方主面上に
は、複数の圧電振動子3がマトリックス状に固着され
る。圧電振動子3は、図10に示すように、積層される
複数の圧電体層4を含み、圧電体層4間には内部電極5
がそれぞれ形成され、圧電体層4の上下面には外部電極
6がそれぞれ形成される。また、圧電体層4の両端部に
はビアホール7がそれぞれ形成され、ビアホール7内に
は接続電極8がそれぞれ形成される。さらに、それらの
圧電体層4は、1層おきに逆の厚み方向に分極される。
そして、圧電振動子3は、圧電体層4の主面が基板2の
一方主面と平行になるように接着剤で基板2の一方主面
上に接着される。さらに、複数の圧電振動子3上には、
人体との音響的マッチングをとるための音響マッチング
層9が形成され、音響マッチング層9上には、超音波ビ
ームを収束させるための音響レンズ10が形成される。
なお、上述の超音波プローブ1に用いられている圧電振
動子3では、内部電極5がビアホール7などによって引
き出されているが、内部電極を引き出す構造ないし方法
としては、それとは別に一般に積層コンデンサなどに用
いられているように、内部電極を側面から引き出す構造
ないし方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図9に示す超音波プロ
ーブ1に用いられる圧電振動子3では、単層構造と異な
り積層構造を有するので、高機能化、高分解能化を実現
することができ感度がよいが、製造する際にビアホール
の高い加工精度や電極の高い印刷精度などが必要であ
り、材料の焼成時の収縮などによってビアホール間の直
線性を得にくく焼成した材料をマトリックス状にカット
するのが困難であり、さらに、カット後に外部電極を欠
落しやすいことなど、製造上において極めて高い加工精
度が必要であり、製造上の問題が多く特性のばらつきが
生じやすい。なお、超音波プローブ1において圧電振動
子3の内部電極5を側面から引き出す場合にも、製造す
る際に高い加工精度が必要となる。
【0004】そこで、本出願人が特願平11−2730
78号で出願しているように、感度がよく製造しやすい
超音波プローブが考え出された。図11はそのような超
音波プローブの要部を示す斜視図であり、図12はその
超音波プローブに用いられる圧電振動子を示す斜視図で
ある。図11に示す超音波プローブ1では、図9に示す
超音波プローブ1と比べて、特に圧電振動子3において
異なる。すなわち、図9に示す超音波プローブ1の圧電
振動子3では、圧電体層4と内部電極5とが基板2の一
方主面上で上下方向に積層されるが、図11に示す超音
波プローブ1の圧電振動子3では、圧電体層4と内部電
極5とが圧電振動子3の側面に平行する方向に積層され
る。
【0005】図11に示す超音波プローブでも、積層構
造の圧電振動子が用いられるので、感度がよい。さら
に、図11に示す超音波プローブは、複数の圧電体層お
よび複数の内部電極を積層した積層体を作り、積層体を
積層方向にカットして板状のマザー板を作り、マザー板
の主面に外部電極を形成し、マザー板を基板の一方主面
上に固着し、マザー板を複数の圧電振動子にカットする
ことによって製造することができ、マザー板を基板に固
着する際にマザー板の主面全面に外部電極が形成されて
いるので高い位置決め精度が不要となり、製造しやす
い。
【0006】ところが、図11に示す超音波プローブな
どにおいて、圧電振動子を構成する圧電体層は、厚さに
ばらつきがあり、一定に保つことはできない。一定の形
状の圧電振動子を作るためには、圧電振動子の側部とな
る圧電体層の厚さを薄くして調整する必要がある。この
とき、側部の圧電体層には外側に電極がないため電圧を
印加することができず、振動の減衰成分となる。この減
衰成分が、全体にあたえる影響が大きく、効率ダウンの
主要因となる。また、圧電振動子ごとに側部の圧電体層
の厚さが変わるため、圧電振動子間の特性のばらつきが
大きくなる。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、感
度がよく製造しやすく圧電振動子間の特性のばらつきが
小さいセンサアレイを提供することである。この発明の
他の目的は、感度がよく製造しやすく圧電振動子間の特
性のばらつきが小さいセンサアレイを含む送受信装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるセンサ
アレイは、基板と、基板の主面上にマトリックス状に固
着される複数の直方体状の圧電振動子とを含み、圧電振
動子は、基板の主面と平行な方向にかつ少なくとも一部
のものが圧電振動子の隣接する2つの側面と交差する方
向に積層される複数の圧電体層と、複数の圧電体層間に
設けられる内部電極と、複数の圧電体層の端面に形成さ
れる外部電極とを含む、センサアレイである。この発明
にかかるセンサアレイでは、複数の圧電体層は、たとえ
ば、圧電振動子の隣接する2つの側面とそれぞれ略45
度の角度で交差する方向に積層される。また、この発明
にかかる送受信装置は、この発明にかかるセンサアレイ
を含む送受信装置である。
【0009】この発明にかかるセンサアレイでは、積層
構造の圧電振動子が用いられるので、感度がよい。さら
に、この発明にかかるセンサアレイは、複数の圧電体層
および複数の内部電極を積層した積層体を作り、積層体
を積層方向にカットして板状のマザー板を作り、マザー
板の主面に外部電極を形成し、マザー板を基板の一方主
面上に固着することなどによって製造することができる
が、マザー板を基板に固着する際にマザー板の主面全面
に外部電極が形成されているので高い位置決め精度が不
要となり、製造しやすい。また、この発明にかかるセン
サアレイは、基板の主面と平行な方向にかつ圧電振動子
の隣接する2つの側面と交差する方向に、圧電振動子の
少なくとも一部の圧電体層および内部電極が積層される
ので、圧電振動子において圧電特性を示さない最外層の
圧電体層の端面の面積が小さくなる。そのため、圧電振
動子の最外層の圧電体層で振動を減衰する要因が小さく
なり、圧電振動子の最外層の圧電体層の厚さのばらつき
で圧電振動子の特性に与える影響も小さくなる。したが
って、圧電振動子間の特性のばらつきが小さくなる。
【0010】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明にかかる送受信装
置の一例を示すブロック図であり、図2はその送受信装
置に用いられる超音波プローブを示す斜視図であり、図
3はその超音波プローブに用いられる圧電振動子を示す
斜視図である。図1に示す送受信装置20は、超音波プ
ローブ22を含む。
【0012】超音波プローブ22は、図2に示すよう
に、バッキング材といわれる音響吸収体からなる基板2
4を含む。基板24の一方主面上には、複数の直方体状
の圧電振動子26がマトリックス状に固着される。これ
らの圧電振動子26は、それぞれ、たとえば縦0.35
mm、横0.35mm、高さ0.7mmの寸法を有す
る。なお、複数の圧電振動子26は、図2では7行7列
に示されているが、実際には多数配列されている。
【0013】圧電振動子26は、図3に示すように、た
とえば比誘電率2000程度の材料からなり積層される
複数の圧電体層28を含む。これらの圧電体層28は、
それぞれ、たとえば40μmの厚さを有する。また、こ
れらの圧電体層28は、圧電振動子26の隣接する2つ
の側面とそれぞれ略45度の角度で交差する方向に積層
される。これらの圧電体層28間には、たとえば3μm
の厚さを有する内部電極30がそれぞれ形成される。こ
の場合、内部電極30は、1つおきのものが圧電体層2
8の一端部から中央部にわたって形成され、他の1つお
きのものが圧電体層28の他端部から中央部にわたって
形成される。さらに、これらの圧電体層28の両端面に
は、外部電極32がそれぞれ形成される。この場合、一
方の外部電極32は1つおきの内部電極30に接続さ
れ、他方の外部電極32は他の1つおきの内部電極30
に接続される。また、これらの圧電体層28は、1層お
きに逆の厚み方向に分極される。なお、各圧電振動子2
6では、外径すなわち外部電極32の一辺はそれぞれ
0.35mmに形成され、厚みすなわち外部電極32間
は主モードである長さ振動(d31モード)とその他の
不要振動との結合を防止するため外径の2倍以上の寸法
が望ましくたとえば0.7mmに形成される。そして、
各圧電振動子26は、複数の圧電体層28が基板24の
主面と平行な方向に積層されるように、基板24上に接
着剤でマトリックス状に接着される。
【0014】各圧電振動子26の接着面側の外部電極3
2には、各圧電振動子26に電気信号を入出力できる各
引出し線が、互いに電気的に独立して接続される。ま
た、これらの引出し線は、基板24を貫通して基板24
の裏面から引き出される。
【0015】さらに、それらの圧電振動子26の上側の
外部電極32側の面全体には、導電性薄膜34が共通電
極として貼り付けられる。また、その導電性薄膜34に
は、別の引出し線が接続される。なお、圧電振動子26
と導電性薄膜34との間には、導電性音響整合層が入れ
られてもよい。また、導電性薄膜34の上には、導電性
超音波レンズが配置されてもよい。
【0016】また、この送受信装置20は、多数の切り
替えスイッチ40を含む。各切り替えスイッチ40に
は、各一端に各送信部42が接続され、各他端に各受信
部44が接続される。この場合、各送信部42としてた
とえばファンクションシンセサイザのようなサイン波発
生装置が使用され、各受信部44としてたとえばデジタ
ルオシロスコープ等の波形測定装置が使用される。ま
た、各送信部42および各受信部44には、共通の基準
電位が使用される。
【0017】さらに、超音波プローブ22の各圧電振動
子26の接着面側の外部電極32は、各引出し線を介し
て、各切り替えスイッチ40の中点に接続される。ま
た、超音波プローブ22の圧電振動子26の上側の外部
電極32には、別の引出し線を介して、基準電位が与え
られる。
【0018】この送受信装置20では、通常、各切り替
えスイッチ40の中点が一端にも他端にも接続されない
状態にされる。
【0019】この送受信装置20では、まず、第1番目
の切り替えスイッチ40の中点が一端に接続され、第1
番目の圧電振動子26が第1番目の送信部42に接続さ
れる。すると、第1番目の送信部42から第1番目の圧
電振動子26に、第1番目の圧電振動子26の共振周波
数のサイン波5波長分が入力され、第1番目の圧電振動
子26が振動して超音波を発信する。
【0020】その後すぐに、第1番目の切り替えスイッ
チ40の中点が他端側に切り替えられ、第1番目の圧電
振動子26が第1番目の受信部44に接続される。する
と、発信した超音波の測定面での反射波が、第1番目の
圧電振動子26を介して、第1番目の受信部44で受信
される。この場合、第1番目の受信部44において、発
信から受信までの時間が測定され記憶される。
【0021】第1番目の圧電振動子26についての測定
および記憶が終われば、隣の圧電振動子26について同
様の操作が繰り返され、それが終われば、さらに、その
隣の第3番目の圧電振動子26について同様の操作が繰
り返される。そして、全ての圧電振動子26について、
同様の操作が行なわれると、各反射波を受信するまでの
時間差から超音波プローブ22の圧電振動子26の上面
に対向する測定面の凹凸を検出することができる。
【0022】この送受信装置20では、3次元画像化や
高分解能化にともなう超音波プローブの2次元化におい
て、超音波プローブ22に積層構造の圧電振動子26が
用いられるので、図9および図11に示す各超音波プロ
ーブ1と同様のインピーダンスのマッチングとともに受
波感度を得ることができ、高性能化を実現させることが
できる。
【0023】さらに、この送受信装置20では、図3に
示すような方向に積層された積層構造を有する圧電振動
子26が用いられるので、ビアホールの形成やビアホー
ルにあわせたカット方法などの複雑な工程や高い加工精
度が不要となり、工程の簡素化とともに圧電振動子26
の製作時に高い加工精度が不要となる。
【0024】また、この送受信装置20では、基板24
の主面と平行な方向にかつ圧電振動子26の隣接する2
つの側面と交差する方向に、圧電振動子26の圧電体層
28および内部電極30が積層されるので、圧電振動子
26において圧電特性を示さない最外層の圧電体層28
の端面(図3における上下面)の面積が小さくなる。そ
のため、圧電振動子26の最外層の圧電体層28で振動
を減衰する要因が小さくなり、圧電振動子26の最外層
の圧電体層28の厚さのばらつきで圧電振動子26の特
性に与える影響も小さくなる。したがって、圧電振動子
26間の特性のばらつきが小さくなる。
【0025】次に、図11に示す超音波プローブの圧電
振動子のように圧電体層および内部電極が圧電振動子の
側面に平行する方向に積層された圧電振動子のばらつき
と、図2に示す超音波プローブの圧電振動子のように圧
電体層および内部電極が圧電振動子の隣接する2つの側
面と交差する方向に積層された圧電振動子のばらつきと
について説明する。
【0026】ここで、まず、超音波プローブの作り方に
ついて簡単に説明する。
【0027】図4は超音波プローブを作るためのマザー
板を示す斜視図である。このマザー板50は、たとえ
ば、縦12mm、横4mm、厚さ0.7mmの寸法を有
する。このマザー板50は、たとえば、0.7mm×1
2mm×42μmの圧電体層52を95枚積層して作ら
れる。この場合、各圧電体層52間には、内部電極54
がそれぞれ設けられる。これらの内部電極54は、マザ
ー板50の表面全面および裏面全面に外部電極を設けた
ときに表面の外部電極と裏面の外部電極とに交互に接続
するように形成される。
【0028】そして、マザー板50が基板の一方主面に
接着され、図5に示すように、定ピッチでマトリックス
状にカットされるなどして、各圧電振動子60が作られ
るとともに、超音波プローブが作られる。なお、マザー
板50の表面全面および裏面全面には、マザー板50を
基板に接着する前に外部電極が形成される。
【0029】ところが、図11に示す超音波プローブの
ように圧電振動子の圧電体層および内部電極が圧電振動
子の側面に平行する方向に積層されたものを作る場合、
マザー板50をカットするピッチが、圧電体層52の厚
さの整数倍とはならないため、圧電振動子60ごとに内
部電極54の位置が変わっていく。このように内部電極
54の位置が変わると、圧電体層52の層数が異なる圧
電振動子60が作られてしまう。その結果、圧電振動子
60の容量がたとえば10%以上違うものが混在し、受
信感度などの特性にばらつきが生じてしまう。
【0030】それに対して、図2に示す超音波プローブ
のように圧電振動子の圧電体層および内部電極が圧電振
動子の隣接する2つの側面と交差する方向に積層された
ものを作る場合、マザー板50をカットするピッチが、
圧電体層52の厚さの整数倍とはならなくても、圧電振
動子において圧電特性を示さない最外層の圧電体層の端
面の面積が小さくなるため、圧電振動子の最外層の圧電
体層で振動を減衰する要因が小さくなり、圧電振動子の
最外層の圧電体層の厚さのばらつきで圧電振動子の特性
に与える影響も小さくなる。したがって、圧電振動子間
の特性のばらつきが小さくなる。
【0031】そこで、次に、超音波プローブの圧電振動
子のばらつきについて具体的な数値を用いて説明する。
【0032】まず、マザー板を積層方向にマトリックス
状にカットするなどして作った圧電振動子60について
述べる。この場合の圧電振動子60の上面の図解図を図
6に示す。この圧電振動子60は、たとえば縦350μ
m、横350μmの寸法を有する。また、圧電体層52
は、たとえば厚さ42μmの厚さを有する。さらに、図
6に示すように、一端側の最外層の圧電体層52の厚さ
をt1とし、一端側の最外層の圧電体層52の面積をs
1とし、他端側の最外層の圧電体層52の厚さをt2と
し、他端側の最外層の圧電体層52の面積をs2とす
る。この場合のマザー板をカットするピッチは、350
μm程度であるが、圧電体層52の厚みの整数倍にはな
らない。そのため、圧電振動子60ごとに内部電極の位
置が違うものとなる。
【0033】図6に示す圧電振動子60において、中間
の活性となる圧電体層52が8層の場合、すなわち、0
<t1<14μmの場合、t1+t2=350−42*
8=14μmなので、t2=14−t1となる。そのた
め、分極できない両端側の最外層の圧電体層52の面積
s1+s2は、s1+s2=(t1+t2)*350=
14*350=4900〔μm*μm〕となる。
【0034】また、図6に示す圧電振動子60におい
て、中間の活性となる圧電体層52が7層の場合、すな
わち、14μm≦t1≦42μmの場合、t1+t2=
350−42*7=56μmなので、t2=56−t1
となる。そのため、分極できない両端側の最外層の圧電
体層52の面積s1+s2は、s1+s2=(t1+t
2)*350=56*350=19600〔μm*μ
m〕となる。
【0035】さらに、図6に示す圧電振動子60におい
て、42μm<t1の場合、中間の活性となる圧電体層
52が8層の場合と同様になり、分極できない両端側の
最外層の圧電体層52の面積は、4900〔μm*μ
m〕となる。
【0036】次に、マザー板を積層方向に対して45度
傾けてマトリックス状にカットするなどして作った圧電
振動子60について述べる。この場合の圧電振動子60
の上面の図解図を図7に示す。この圧電振動子60は、
たとえば縦350μm、横350μm、対角線の長さ4
95μmの寸法を有する。また、圧電体層52は、たと
えば厚さ42μmの厚さを有する。さらに、図7に示す
ように、一端側の最外層の圧電体層52の直角二等辺三
角形の高さをt1とし、一端側の最外層の圧電体層52
の面積をs1とし、他端側の最外層の圧電体層52の直
角二等辺三角形の高さをt2とし、他端側の最外層の圧
電体層52の面積をs2とする。この場合の積層方向の
長さが長くなるので、中間の活性となる圧電体層52の
層数が、11層か10層になる。
【0037】図7に示す圧電振動子60において、中間
の活性となる圧電体層52が11層の場合、すなわち、
0<t1<33μmの場合、t1+t2=495−42
*11=33μmなので、t2=33−t1となる。そ
のため、分極できない両端側の最外層の圧電体層52の
面積s1+s2は、s1+s2=1/2*t1*(2*
t1)+1/2*t2*(2*t2)=t1 2 +t22
=t12 +(33−t1)2 =2*t12 −66t1+
332 となる。また、このように斜めにカットした場
合、分極できない部分は、最外層の圧電体層52のみで
はなく、各圧電体層52の両端にも発生する。ここで、
中央以外の活性となる圧電体層52の分極できない部分
の面積をs3とすると、s3=422 *10となる。ま
た、A=332 +422 *10とおくと、s1+s2+
s3=2*t12 −66t1+Aとなる。次に、中央の
圧電体層52の分極されない部分の面積を出す。中央の
圧電体層52の 1つの角部の拡大図を図8に示す。この
角部において分極されない部分は、2つの三角形と小さ
い1つの長方形とに分けられる。小さい方の三角形の面
積をs4/2とおき、大きい方の三角形の面積をs5/
2とおき、残りの長方形の面積をs6/2とおく。s4
の三角形の高さをt4とすると、t4=21±(16.
5−t1)となる。また、s4+s5+s6=t42
(42−t4)2 +(42−2t4)*t4*2=−2
t42 +422 となる。ここで、B=A+422 とおい
て、分極されない部分の全部の面積をsとおくと、s=
2*t12 −66*t1−2*t42 +Bとなる。も
し、0≦t1≦16.5μmなら、t4=21−(1
6.5−t1)=4.5+t1で、s=−66*t1−
2*9*t1−2*4.52 +B=−84*t1−2*
4.52 +Bとなる。また、もし、16.5μm<t1
≦33μmなら、t4=21−(t1−16.5)=3
7.5−t1で、s=−66*t1+2*75*t1−
2*37.5 2 +B=84*t1−2*37.52 +B
となる。したがって、分極されない部分の面積sの最小
値は、t1=16.5μmのときで、s=19066.
5〔μm*μm〕となる。
【0038】図7に示す圧電振動子60において、中間
の活性となる圧電体層52が10層の場合、すなわち、
33μm<t1<42μmの場合、t2=495−42
*10−t1=75−t1となる。また、両端側の最外
層の圧電体層52の面積s1+s2は、s1+s2=t
2 +t22 =2t12 −150t1+752 となる。
今回も、中央の圧電体層52以外に、活性となる圧電体
層52の両端に、分極されない部分ができる。中央以外
の活性となる圧電体層52では、一定の三角形が両端に
できる。この部分の面積をs3とすると、s3=422
*9となり、D=752 +422 *9とする。中央にあ
たる1層の圧電体層52の両端にだけ、2つの三角形と
1つの長方形との分極されない部分が残る。分極されな
い部分の全体の面積sは、E=D+422 とすると、s
=2*t1 2 −150*t1−2t42 +Eとなる。今
回は、t4=37.5−t1となる。したがって、s=
2*t12 −150*t1+−2*t12 +2*75*
t1−2*37.52 +E=−2*37.52 +E=2
0452.5〔μm*μm〕と常に一定値となる。
【0039】以上において、分極されない部分の面積の
ばらつきを検討してきたが、裏返せば、このばらつきは
分極される部分のばらつきでもある。また、このばらつ
きは、容量のばらつきで、受信感度のばらつきとなって
現れる。
【0040】上述のように、マザー板を積層方向にカッ
トした場合、分極される部分の面積sの最小値は102
900〔μm*μm〕(350*350−19600)
で、分極される部分の面積sの最大値は、117600
〔μm*μm〕(350*350−4900)で、それ
ら差は14700〔μm*μm〕であり、単純にセンタ
ー表記すると、110250±7350〔μm*μm〕
(±7%)となる。
【0041】一方、上述のように、マザー板を積層方向
に対して45度傾けてカットした場合、分極される部分
の面積sの最小値は、102047.5〔μm*μm〕
(350*350−20452.5)で、分極される部
分の面積sの最大値は、103433.5〔μm*μ
m〕(350*350−19066.5)で、それらの
差は、1386〔μm*μm〕であり、単純にセンター
表記すると、102740.5±693〔μm*μm〕
(±0.7%)となる。したがって、上述の例では、マ
ザー板を積層方向にカットした場合にばらつきが±7%
と大きいのに対して、マザー板を積層方向に対して45
度傾けてカットした場合にはばらつきが±0.7%に収
まることがわかる。
【0042】なお、上述の送受信装置20では、特別の
寸法の圧電振動子26が超音波プローブ22に用いられ
ているが、他の寸法の圧電振動子が超音波プローブに用
いられてもよい。
【0043】さらに、上述の圧電振動子26では1つお
きの内部電極30が外部電極32で接続されているが、
圧電振動子26は、外部電極32に接続されない内部電
極を形成することなどによって、1つおきの内部電極を
接続した構造の圧電振動子に限定されない。
【0044】また、この発明は送受信装置に用いられる
超音波プローブなどのセンサアレイに限らず、超音波診
断装置、超音波顕微鏡、金属探傷装置に用いられるセン
サアレイなどにも適用され得る。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば、感度がよく製造しや
すく圧電振動子間の特性のばらつきが小さい超音波プロ
ーブなどのセンサアレイが得られる。また、この発明に
よれば、感度がよく製造しやすく圧電振動子間の特性の
ばらつきが小さい超音波プローブなどのセンサアレイを
含む送受信装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる送受信装置の一例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示す送受信装置に用いられる超音波プロ
ーブを示す斜視図である。
【図3】図2に示す超音波プローブに用いられる圧電振
動子を示す斜視図である。
【図4】超音波プローブを作るためのマザー基板を示す
斜視図である。
【図5】図4に示すマザー基板を積層方向にカットした
状態を示す斜視図である。
【図6】超音波プローブの圧電振動子の上面の図解図で
ある。
【図7】超音波プローブの圧電振動子の上面の図解図で
ある。
【図8】超音波プローブの圧電振動子の上面の角部の図
解図である。
【図9】従来の超音波診断装置に用いられる超音波プロ
ーブの要部を示す斜視図である。
【図10】図9に示す超音波プローブに用いられる圧電
振動子を示す斜視図である。
【図11】他の超音波プローブの要部を示す斜視図であ
る。
【図12】図11に示す超音波プローブに用いられる圧
電振動子を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 送受信装置 22 超音波プローブ 24 基板 26 圧電振動子 28 圧電体層 30 内部電極 32 外部電極 34 導電性薄膜 40 切り替えスイッチ 42 送信部 44 受信部 50 マザー板 52 圧電体層 54 内部電極 60 圧電振動子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板、および前記基板の主面上にマトリ
    ックス状に固着される複数の直方体状の圧電振動子を含
    み、 前記圧電振動子は、 前記基板の主面と平行な方向にかつ少なくとも一部のも
    のが前記圧電振動子の隣接する2つの側面と交差する方
    向に積層される複数の圧電体層、 前記複数の圧電体層間に設けられる内部電極、および前
    記複数の圧電体層の端面に形成される外部電極を含む、
    センサアレイ。
  2. 【請求項2】 前記複数の圧電体層は、前記圧電振動子
    の隣接する2つの側面とそれぞれ略45度の角度で交差
    する方向に積層される、請求項1に記載のセンサアレ
    イ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のセンサ
    アレイを含む、送受信装置。
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