JP2002058093A - スピーカおよびスピーカの作製方法 - Google Patents

スピーカおよびスピーカの作製方法

Info

Publication number
JP2002058093A
JP2002058093A JP2000239722A JP2000239722A JP2002058093A JP 2002058093 A JP2002058093 A JP 2002058093A JP 2000239722 A JP2000239722 A JP 2000239722A JP 2000239722 A JP2000239722 A JP 2000239722A JP 2002058093 A JP2002058093 A JP 2002058093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
winding
magnetic gap
speaker
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000239722A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kawai
裕明 川合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP2000239722A priority Critical patent/JP2002058093A/ja
Publication of JP2002058093A publication Critical patent/JP2002058093A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 磁束密度を有効に効率良く使用することがで
きかつ総合的に磁束密度を増大させることのできるスピ
ーカーを提供する。 【解決手段】 磁性体2の両磁極に配置した金属板3,
4の側面から、それぞれ磁気ギャップを介して、金属板
3,4より大きな直径を有しかつ磁性体2を囲む金属部
材5へと磁束が流れる磁気回路を有し、一方の磁気ギャ
ップのクリアランスを、他方の磁気ギャップのクリアラ
ンスより狭い構成を持ったスピーカ20とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカおよびス
ピーカの作製方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の高性能マグネットを使用
した軽量型のスピーカの一部(以後、スピーカ用磁気回
路構成部という)を示す断面図である。図9において、
スピーカ用磁気回路構成部51は、円筒状磁性体である
高性能のマグネット(たとえば、ネオジムマグネット
等)52の上下に同一径を有する円板状金属プレート5
3,54を接合している。マグネット52および円板状
金属プレート53,54の廻りには、円板状金属プレー
ト53,54の外周と一定の間隔を保つように配置され
た、円管状金属材料にて作られたアウターリング55に
よって構成される。
【0003】スピーカ用磁気回路構成部51の中心に位
置するマグネット52より発生する磁束は、上下に取り
付けられた円板状金属プレート53を介し、外周のアウ
ターリング55へ伝わり、円板状金属プレート54に戻
る閉回路的な磁気回路を形成している。この閉回路的な
磁気回路を形成している円板状金属プレート53,54
とアウターリング55の間に形成される上下2つの磁気
ギャップ内に、2つの巻線部58,59を備えたボイス
コイル57が配置される。
【0004】図10は、図9に示すスピーカ用磁気回路
構成部51を使用したスピーカの概略断面図である。こ
のスピーカ50は、スピーカ用磁気回路構成部51、ホ
ルダー56、巻線部58,59を備えたボイスコイル5
7、フレーム60、ダンパー61、端子板62、錦糸線
63,キャップ64、振動板65およびエッジ66から
構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構造では、アウターリング55の形状は、均等な肉厚を
有する円筒型である。このため、円板状プレート53,
54とアウターリング55の間に形成される上下の磁気
ギャップ部分には、同一の磁束密度しか発生していな
い。
【0006】また、磁気ギャップ内に配置されるボイス
コイル57の上下の巻線部58,59において、たとえ
ば、一方の巻線部に使用されるコイルワイヤの線径を、
他方の巻線部に使用されるコイルワイヤの線径より細く
したとしても、磁気ギャップのクリアランスが上下とも
同じである。したがって、磁束密度を有効に効率良く使
用することができない。また、総合的に磁束密度を増大
させることができない。
【0007】そこで、本発明は、磁束密度を有効に効率
良く使用することができ、かつ総合的に磁束密度を増大
させることができるスピーカおよびスピーカの作製方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的に鑑みて、
本発明のスピーカは、磁性体の両磁極に配置した金属板
の側面から、それぞれ磁気ギャップを介して、金属板よ
り大きな直径を有しかつ磁性体を囲む金属部材へと磁束
が流れる磁気回路を有するスピーカであって、一方の磁
気ギャップのクリアランスを、他方の磁気ギャップのク
リアランスより狭い構成を有するスピーカとするように
している。これにより、総合的に磁束密度を増大させる
ことができると共に、それぞれの磁気ギャップの磁束密
度を用途に応じて有効に効率良く使用することができ
る。
【0009】また、他の発明は、上述のスピーカにおい
て、一方の磁気ギャップは、磁気回路の上側に位置し、
他方の磁気ギャップは、磁気回路の下側に位置するよう
にしている。これにより、上側磁気ギャップの磁束密度
を増大させかつ総合的に磁束密度を増大させることがで
きる。
【0010】また、他の発明は、上述のスピーカにおい
て、一方の磁気ギャップは、磁気回路の下側に位置し、
他方の磁気ギャップは、磁気回路の上側に位置するよう
にしている。これにより、下側磁気ギャップの磁束密度
を増大させかつ総合的に磁束密度を増大させることがで
きる。
【0011】また、本発明のスピーカは、一方の磁気ギ
ャップ内に配置された第1の巻線部および他方の磁気ギ
ャップ内に配置された第2の巻線部を有するボイスコイ
ルを備え、第1の巻線部の巻幅を第2の巻線部の巻幅よ
り長くするようにしている。これにより、2つの磁気ギ
ャップ内に配置される2つの巻線部の巻幅を用途に応じ
て調整することにより、ある音域の周波数特性の再生効
率を補正することができる。具体的には、低域の周波数
特性を補正することができる。
【0012】また、他の発明は、一方の磁気ギャップ内
に配置された第1の巻線部および他方の磁気ギャップ内
に配置された第2の巻線部を有するボイスコイルを備
え、第1の巻線部の巻幅を第2の巻線部の巻幅より短く
するようにしている。これにより、中高域の周波数特性
を補正することができる。また、スピーカの振動系の下
方向へのストロークを制限して、スピーカの全高を浅く
することができる。
【0013】また、本発明のスピーカの作製方法は、円
筒状磁性体の上と下にそれぞれ円板状金属プレートを同
心円的に接合して円板状金属プレート付き磁性体を作製
する第1のステップと、円板状金属プレート付き磁性体
をホルダーに接着固定する第2のステップと、ホルダー
に、円板状金属プレート中の一方の円板状金属プレート
に対応する部分の内径が他方の円板状金属プレートに対
応する部分の内径と異なっているアウターリングを挿入
する第3のステップと、円筒状磁性体の上部に接合され
た円板状金属プレートの外周とアウターリングの内径の
間にゲージを挿入する第4のステップとを含むようにし
ている。これにより、2つの磁気ギャップを有するスピ
ーカ用磁気回路構成部を有するスピーカを、1種類のゲ
ージで一方の磁気ギャップのクリアランスを位置決めす
るだけで作製することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るスピーカおよ
びスピーカの作製方法の各実施の形態について、図面に
基づいて説明する。
【0015】図1は、スピーカのスピーカ用磁気回路構
成部を示す。図中の(a)は斜視図、(b)は断面図で
ある。スピーカ用磁気回路構成部1は、円筒状磁性体で
あるマグネット2の上下に接合された円板状金属プレー
ト(以後、単に円板状プレートという)3,4と、円板
状プレート3,4の廻りに配置された円管状金属材料
(たとえば、鉄など)にて作られたアウターリング5と
からなる。アウターリング5は、その上部に大きな内径
を有する大内径部5aと、その下部に大内径部5aより
内径の小さい小内径部5bとを有する。
【0016】図2に示すように、円板状プレート3の直
径をD1 、円板状プレート4の直径をD2 、アウターリ
ング5の大内径部5aの内径をD3 および小内径部の内
径をD4 (<D3 )とする。円板状プレート3と円板状
プレート4の直径は、同一に設定されている(D1 =D
2 )。円板状プレート3,4とアウターリング5の間に
は、上下2つの磁気ギャップが形成される。
【0017】一方の磁気ギャップ(上側の磁気ギャッ
プ)は、円板状プレート3とアウターリング5の間に形
成され、そのクリアランスは(D3 −D1 )/2とな
る。他方の磁気ギャップ(下側の磁気ギャップ)は、円
板状プレート4とアウターリング5の間に形成され、そ
のクリアランスは(D4 −D2 )/2となる。したがっ
て、このスピーカ用磁気回路構成部1は、上下2つの磁
気ギャップがそれぞれ異なるクリアランスを有する。
【0018】このようなスピーカ用磁気回路構成部1を
有するスピーカの作製方法は次の通りである。
【0019】まず、図3(a)に示すように、マグネッ
ト2の上面および底面に接着剤を塗布し、上面および底
面に円板上プレート3,4を配置し、治具30を使用し
てマグネット2および円板状プレート3,4を同心円的
に重ねて接着固定する。
【0020】次に、組み立てたマグネット2および円板
状プレート3,4を治具30から取り外し、図3(b)
に示すように、ホルダー6の凹部6aに上方から挿入
し、中心にある円柱部6bの上面に接着剤で接着固定す
る。
【0021】次に、図3(c)に示すように、ホルダー
6の凹部6aにアウターリング5を上方から挿入し、さ
らに、ゲージ31を上方から挿入する。ゲージ31は、
アウターリング5の大内径部5aの内径に合った外径を
有する円柱部31aを有し、円柱部31aの底面には、
円板状プレート3の直径および厚さに一致する直径およ
び深さを有する凹部31bが形成されている。
【0022】図3(d)に示すように、ゲージ31の凹
部31bが円板上プレート3にはめ込まれると共に円柱
部31aがアウターリング5の大内径部5aにはめ込ま
れた状態で、アウターリング5をホルダー6の凹部6a
の内壁に固定する。このとき、ゲージ31で、上側磁気
ギャップのクリアランスが位置決めされるが、それによ
り、下側磁気ギャップのクリアランスの位置決めも自動
的に行われる。その後、ゲージ31を取り外すことによ
り、スピーカ用磁気回路構成部1が完成する。
【0023】このようにして作製されるスピーカ用磁気
回路構成部1は、図2において、たとえば、上側磁気ギ
ャップが、図9に示す従来のスピーカ用磁気回路構成部
51と同様に通常使用される一般的なクリアランスと同
一のクリアランスを有する場合、下側磁気ギャップのク
リアランスは、上側磁気ギャップのクリアランスより狭
くなっている。したがって、下側磁気ギャップの磁束密
度は、上側磁気ギャップの磁束密度より増大し、上側お
よび下側の2つのギャップでの平均化した磁束密度も増
大する。
【0024】そこで、たとえば、図9の従来のスピーカ
用磁気回路構成部51と図1に示すスピーカ用磁気回路
構成部1を、それぞれのマグネット、円板状プレート、
アウターリングの材質および寸法を同一にし、かつ図1
のスピーカ用磁気回路構成部1におけるアウターリング
5の小内径部5bの内径D4 を大内径部5aの内径D3
より0.33ミリ狭めて作製し、両方の磁気回路におけ
る上下2つの磁気ギャップの磁束密度を測定し、比較し
てみた。
【0025】その結果、図9の従来のスピーカ用磁気回
路構成部51では、上側磁気ギャップの磁束密度は0.
815(T)、下側磁気ギャップの磁束密度は0.82
0(T)、平均磁束密度は0.818(T)となった。
【0026】一方、図1の本発明のスピーカ用磁気回路
構成部1では、上側磁気ギャップの磁束密度は0.80
3(T)、下側磁気ギャップの磁束密度は0.879
(T)、平均磁束密度は0.841(T)となった。
【0027】したがって、図1の本発明のスピーカ用磁
気回路構成部1では、図9の従来のスピーカ用磁気回路
構成部51に比べて、下側磁気ギャップの磁束密度が増
大し、かつ平均磁束密度も約2.8%増大した。
【0028】図4は、図1に示すスピーカ用磁気回路構
成部1を使用したスピーカを示す断面図である。このス
ピーカ20は、スピーカ用磁気回路構成部1、ホルダー
6、巻線部8,9を備えたボイスコイル7、フレーム1
0、ダンパー11、端子板12、錦糸線13,キャップ
14、振動板15およびエッジ16から構成される。
【0029】上下2つの磁気ギャップ内に配置されるボ
イスコイル7の各巻線部8,9は、同一線径の配置で
も、異なる線径の配置でも良い。上下2つの磁気ギャッ
プのうち、狭いクリアランスを有する下側磁気ギャップ
側には、最大外径の小さい巻線部9を、もう一方の上側
磁気ギャップに配置された巻線部8より異なる仕様にて
配置すれば、必要に応じた周波数特性の補正も可能とな
る。
【0030】本発明のスピーカ20のスピーカ用磁気回
路構成部1によれば、2つの磁気ギャップを有する磁気
回路の総合的な磁束密度が上昇する。また、2つの磁気
ギャップのうち、磁束密度を増大させた磁気ギャップ側
に配置されるボイスコイル7の巻線部を、必要とされる
用途に合わせて構成すれば、スピーカ周波数特性の補正
もできる。
【0031】たとえば、低域特性を補正したい場合は、
振動系のストロークが取れるような巻幅を広げた巻線部
の配置とし、また、中高域特性を補正したい場合は、短
い巻幅を有する巻線部の配置とする。
【0032】図5は、本発明のスピーカ20において、
磁束密度を増大させた磁気ギャップ側に配置されるボイ
スコイル7の巻線部の巻幅を短くして中高域特性を補正
した場合の周波数特性を表わす。実線で示す特性Aは補
正前の特性である。点線で示す特性Bは、周波数約30
00Hz以上の中高域特性では、周波数特性及び音圧レ
ベルの改善が見られる。
【0033】以上の通り、本発明の実施の形態について
説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用
が可能である。
【0034】たとえば、上述の実施の形態では、上下2
つの円板状プレート3,4を同一寸法としかつアウター
リング5の内径を一部異ならしめることにより、それぞ
れクリアランスの異なる2つの磁気ギャップを構成とし
ている。しかし、これに代えて、アウターリングの内径
を一様にしかつ上下2つの円板状プレートの直径を異な
らしめることにより、それぞれクリアランスの異なる2
つの磁気ギャップを構成するようにしても良い。
【0035】また、他の実施例として、図6の断面図に
示すように、その下部に大きな内径を有する大内径部5
cと、その上部に大内径部5cより内径の小さい小内径
部5dとから構成されるアウターリング5を使用するこ
ともできる。この場合、上下2つの磁気ギャップのう
ち、大内径部5cと円板状プレート4で形成される下側
磁気ギャップのクリアランスに対して、小内径部5dと
円板状プレート3で形成される上側磁気ギャップのクリ
アランスが狭い構造となる。
【0036】さらに、他の実施例として、図7の要部断
面図に示すように、狭いクリアランスを有する下側磁気
ギャップ内に位置するボイスコイル7の巻線部9の巻幅
を、広いクリアランスを有する上側磁気ギャップ内に位
置するボイスコイル7の巻線部8の巻幅より短くした構
造とすることができる。図9に示す従来構造のように、
下側磁気ギャップ内に位置するボイスコイル57の巻線
部59の巻幅d1 ′は、ボイスコイル57の下方向への
ストロークd2 ′より大きくなっている。しかし、図7
の構造では、巻線部9の巻幅d1 を短くしたことによ
り、ボイスコイル7の下方向へのストロークd2 を短く
抑えることができる。したがって、スピーカの全高を浅
くすることができる。
【0037】さらに、上述の実施の形態では、同心円の
中心に磁性体(マグネット)を置く内磁型の磁気回路で
あるが、これに代わる他の実施例として、図8に示すよ
うに、同心円の外周側に磁性体22を置く外磁型の磁気
回路においても実施することができる。
【0038】図8では、磁気回路の中心にインナーリン
グ25を配置する。リング状の磁性体すなわちマグネッ
ト22は、インナーリング25の外周に位置し、マグネ
ット22の上下にはドーナツ状プレート23,24を配
置する。ドーナツ状プレート23,24の穴径は、D
(>D)である。インナーリング25およびドーナ
ツ状プレート23,24はホルダー26に固定される。
ドーナツ状プレート23とインナーリング25の間に形
成される磁気ギャップのクリアランスに対して、ドーナ
ツ状プレート24とインナーリング25の間に形成され
る磁気ギャップのクリアランスは狭くなり、磁束密度が
増大する。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、2つの磁気ギャップの
磁束密度を用途に応じて有効に効率良く使用することが
でき、かつ総合的に磁束密度を増大させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカの実施の形態のスピーカ
用磁気回路構成部を示し、(a)は斜視図、(b)は断
面図である。
【図2】図1のスピーカ用磁気回路構成部のクリアラン
スを説明する図である。
【図3】本発明に係るスピーカの作製方法の実施の形態
を説明する図であり、(a),(b)(c)および
(d)は、作製工程の順番の途中段階を示す。
【図4】図1に示すスピーカ用磁気回路構成部を使用し
たスピーカを示す断面図である。
【図5】図4のスピーカの周波数特性を、図9の従来型
スピーカのそれと比較して示すグラフである。
【図6】本発明に係るスピーカの他の実施例を示す断面
図である。
【図7】本発明に係るスピーカのさらなる他の実施例の
要部断面図である。
【図8】本発明に係るスピーカのさらなる他の実施例の
要部断面図である。
【図9】従来のスピーカのスピーカ用磁気回路構成部を
示す断面図である。
【図10】図9のスピーカ用磁気回路構成部を使用した
スピーカを示す断面図である。
【符号の説明】
2 マグネット(磁性体、円筒状磁性体) 3 円板状プレート(金属板、円板状金属プレート) 4 円板状プレート(金属板、円板状金属プレート) 5 アウターリング(金属部材) 6 ホルダー 7 ボイスコイル 8 巻線部(第1の巻線部または第2の巻線部) 9 巻線部(第2の巻線部または第1の巻線部) 20 スピーカ 31 ゲージ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体の両磁極に配置した金属板の側面か
    ら、それぞれ磁気ギャップを介して、上記金属板より大
    きな直径を有しかつ上記磁性体を囲む金属部材へと磁束
    が流れる磁気回路を有するスピーカであって、 一方の磁気ギャップのクリアランスを、他方の磁気ギャ
    ップのクリアランスより狭い構成を有することを特徴と
    するスピーカ。
  2. 【請求項2】前記一方の磁気ギャップは、前記磁気回路
    の上側に位置し、前記他方の磁気ギャップは、前記磁気
    回路の下側に位置することを特徴とする請求項1記載の
    スピーカ。
  3. 【請求項3】前記一方の磁気ギャップは、前記磁気回路
    の下側に位置し、前記他方の磁気ギャップは、前記磁気
    回路の上側に位置することを特徴とする請求項1記載の
    スピーカ。
  4. 【請求項4】前記一方の磁気ギャップ内に配置された第
    1の巻線部および前記他方の磁気ギャップ内に配置され
    た第2の巻線部を有するボイスコイルを備え、上記第1
    の巻線部の巻幅を、上記第2の巻線部の巻幅より長くし
    たことを特徴とする請求項1記載のスピーカ。
  5. 【請求項5】前記一方の磁気ギャップ内に配置された第
    1の巻線部および前記他方の磁気ギャップ内に配置され
    た第2の巻線部を有するボイスコイルを備え、上記第1
    の巻線部の巻幅を、上記第2の巻線部の巻幅より短くし
    たことを特徴とする請求項1記載のスピーカ。
  6. 【請求項6】円筒状磁性体の上と下にそれぞれ円板状金
    属プレートを同心円的に接合して円板状金属プレート付
    き磁性体を作製する第1のステップと、上記円板状金属
    プレート付き磁性体をホルダーに接着固定する第2のス
    テップと、上記ホルダーに、上記円板状金属プレート中
    の一方の円板状金属プレートに対応する部分の内径が他
    方の円板状金属プレートに対応する部分の内径と異なっ
    ているアウターリングを挿入する第3のステップと、上
    記円筒状磁性体の上部に接合された上記円板状金属プレ
    ートの外周と上記アウターリングの内径の間にゲージを
    挿入する第4のステップと、を含むことを特徴とするス
    ピーカの作製方法。
JP2000239722A 2000-08-08 2000-08-08 スピーカおよびスピーカの作製方法 Withdrawn JP2002058093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239722A JP2002058093A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 スピーカおよびスピーカの作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000239722A JP2002058093A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 スピーカおよびスピーカの作製方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002058093A true JP2002058093A (ja) 2002-02-22

Family

ID=18731213

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000239722A Withdrawn JP2002058093A (ja) 2000-08-08 2000-08-08 スピーカおよびスピーカの作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002058093A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033694A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Pioneer Electronic Corp スピーカーユニット及びその製造方法、並びにスピーカー装置
JP2014238413A (ja) * 2008-03-18 2014-12-18 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 磁気回路加速度計における振動整流エラーを最小限に抑える方法及びシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006033694A (ja) * 2004-07-21 2006-02-02 Pioneer Electronic Corp スピーカーユニット及びその製造方法、並びにスピーカー装置
JP4573591B2 (ja) * 2004-07-21 2010-11-04 パイオニア株式会社 スピーカーユニット及びその製造方法、並びにスピーカー装置
JP2014238413A (ja) * 2008-03-18 2014-12-18 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 磁気回路加速度計における振動整流エラーを最小限に抑える方法及びシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3337631B2 (ja) ドームスピーカ及びその製造方法
US6865282B2 (en) Loudspeaker suspension for achieving very long excursion
US9654881B2 (en) Electroacoustic transducer
US20030031338A1 (en) Speaker and magnetic circuit used for the speaker
JP2008211733A (ja) スピーカ
JP2003259486A (ja) スピーカ装置
EP1643799A2 (en) Speaker and manufacturing method of the same
JP2003032786A (ja) 角形スピーカ
JP2008263515A (ja) スピーカ
JP2002058093A (ja) スピーカおよびスピーカの作製方法
JP4690942B2 (ja) スピーカ装置の製造方法およびスピーカ装置の組立治具
KR20070041425A (ko) 진동판과 그것을 이용한 스피커
WO2003061337A1 (fr) Circuit magnetique pour haut-parleur et haut-parleur contenant un tel circuit
KR101739335B1 (ko) 슬림형 스피커 및 이의 제조 방법
JP4415349B2 (ja) スピーカ
JP2002027590A (ja) ダイナミックスピーカの磁気回路
WO2018051480A1 (ja) 電気音響変換装置
JP2004048432A (ja) スピーカ
JP3631389B2 (ja) スピーカ用磁気回路およびその製造方法
JP3970360B2 (ja) 圧電発音器
JPH09215091A (ja) 電磁型発音体
JP2006109123A (ja) スピーカ及びその製造方法
JPS6214598A (ja) スピ−カ及びその製造法
JPH10336780A (ja) サブコーン付きスピーカ
JP2005318338A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071106