JP2002057631A - 海中通信ネットワークシステム - Google Patents

海中通信ネットワークシステム

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JP2002057631A
JP2002057631A JP2000242223A JP2000242223A JP2002057631A JP 2002057631 A JP2002057631 A JP 2002057631A JP 2000242223 A JP2000242223 A JP 2000242223A JP 2000242223 A JP2000242223 A JP 2000242223A JP 2002057631 A JP2002057631 A JP 2002057631A
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JP
Japan
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undersea
network system
communication network
acoustic
submarine
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000242223A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kobayashi
仁 小林
Masahiko Toyoda
真彦 豊田
Risuke Nayama
理介 名山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 海水面下の任意の場所で通信可能な海中通信
ネットワークシステムを提供する。 【解決手段】 海上に設けられ音響信号を送受信する音
響通信用送受信部30uと、海中に複数設けられ前記音
響通信用送受信部からの音響信号および前記音響通信用
送受信部への音響信号を中継する海中設置中継器20h
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海中通信ネットワ
ークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】海中では電波が通らないため、通信には
主に音響が用いられている。特開平10−181685
号公報には、図4に示すように、支援母船Bと深海潜水
調査船Kが音響信号のやり取りを行い、深海潜水調査船
Kが支援母船Bによって追尾される旨が記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現状の音響通信システ
ムで遠距離通信を行うには、設備規模が非常に大きくな
り現実的ではない。今後、海中、海底の利用が見込まれ
る上で、海中においても通信インフラ(インフラストラ
クチャー)の設備が不可欠となる。
【0004】本発明の目的は、海水面下の任意の場所で
通信可能な海中通信ネットワークシステムを提供するこ
とを目的としている。本発明の他の目的は、海中での遠
距離通信を実現可能な海中通信ネットワークシステムを
提供することを目的としている。本発明の更に他の目的
は、将来の海中、海底の利用に際して必要な通信インフ
ラとなる海中通信ネットワークシステムを提供すること
を目的としている。
【0005】本発明の更に他の目的は、設備コストを抑
えることのできる海中通信ネットワークシステムを提供
することを目的としている。本発明の更に他の目的は、
既設の設備をそのまま用いて設備コストを抑えることの
できる海中通信ネットワークシステムを提供することを
目的としている。
【0006】本発明の更に他の目的は、設備が移動して
も通信可能な海中通信ネットワークシステムを提供する
ことを目的としている。本発明の更に他の目的は、海洋
における様々な自然条件下で通信可能な海中通信ネット
ワークシステムを提供することを目的としている。
【0007】本発明の更に他の目的は、海上・海中での
交通管制に利用可能な海中通信ネットワークシステムを
提供することを目的としている。本発明の更に他の目的
は、設備で消費されるエネルギー量が少ない海中通信ネ
ットワークシステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中の請求
項対応の技術的事項には、括弧()つき、番号、記号等
が添記されている。その番号、記号等は、請求項対応の
技術的事項と実施の複数・形態のうちの少なくとも一つ
の形態の技術的事項との一致・対応関係を明白にしてい
るが、その請求項対応の技術的事項が実施の形態の技術
的事項に限定されることを示されるためのものではな
い。
【0009】本発明の海中通信ネットワークシステム
は、海上に設けられ音響信号を送受信する音響通信用送
受信部(30u)と、海中に複数設けられ前記音響通信
用送受信部(30u)からの音響信号および前記音響通
信用送受信部(30u)への音響信号を中継する海中設
置中継器(20h)とを備えている。
【0010】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記音響通信用送受信部(30u)は、無人の
ユニットボックスとして構成されている。
【0011】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記海中設置中継器(20h)は、重り(W)
に接続されたワイヤー(C)によって繋がれており、前
記重り(W)は海底に設置される。
【0012】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記音響通信用送受信部(30u)および前記
海中設置中継器(20h)の少なくとも一方は、移動可
能に設けられ、前記移動可能な前記音響通信用送受信部
(30u)および前記海中設置中継器(20h)の前記
少なくとも一方は、該他方からの音響信号の受信レベル
が一定値未満となったとき、前記受信レベルが前記一定
値以上となる位置まで移動する。
【0013】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、更に、海上に設けられ前記音響通信用送受信部
(30u)からの音響信号および前記音響通信用送受信
部(30u)への音響信号を中継する海上設置中継器
(20u)を備えている。
【0014】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、更に、海底に設けられ音響信号を送受信する海
底設置送受信部(30b)を備えている。
【0015】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記海底設置送受信部(30b)は、海底ケー
ブル(CBL)に接続されている。
【0016】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記海底設置送受信部(30b)は、前記海底
ケーブル(CBL)に複数接続され、前記複数の海底設
置送受信部(30b)のうち、設定された一つの前記海
底設置送受信部(30b)が前記海底ケーブル(CB
L)上の伝送データを前記音響通信用送受信部(30
u)に向けて送信する。
【0017】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記設定された一つの海底設置送受信部(30
b)は、前記伝送データの送信先となる前記音響通信用
送受信部(30u)の位置に応じて、可変とされる。
【0018】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記海中設置中継器(20h)は、海底面の地
形の影響で前記海底設置送受信部(30b)からの音響
信号が伝搬されない範囲をカバーするように設置され
る。
【0019】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記海中設置中継器(20h)は移動可能に設
けられ、かつ推進器を有し、前記海中設置中継器(20
h)が移動したときに前記推進器を駆動させて前記海底
設置送受信部(30b)からの音響信号を中継可能な位
置まで推進する。
【0020】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記海中設置中継器(20h)は、複数設けら
れ、前記複数の海中設置中継器(20h)のそれぞれ
は、移動可能に設けられ、かつ推進器を有し、前記複数
の海中設置中継器(20h)のうちの第1の前記海中設
置中継器(20h)が移動したときに、前記第1の海中
設置中継器(20h)とは異なる第2の前記海中設置中
継器(20h)が前記推進器を駆動させて前記海底設置
送受信部(30b)からの音響信号を中継可能な位置ま
で推進する。
【0021】本発明の海中通信ネットワークシステムに
おいて、前記音響通信用送受信部(30u)および前記
海中設置中継器(20h)のそれぞれの位置に基づい
て、海上・海中での交通管制に利用される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
海中通信ネットワークシステムの一実施形態を説明す
る。
【0023】本実施形態では、海中で通信可能な通信方
式(音響通信他)を採用し、その通信用の中継装置を海
底、海水面、海中に複数設置することにより、海水面下
の任意の場所で通信可能なネットワークを構築する。
【0024】ネットワークの形態として、中継装置だ
けで構成する、長距離または高速等の特性を持つ海底
光ケーブル等の有線あるいは海上からの衛星通信との組
合せで構成する、等が考えられる。
【0025】これにより、海底敷設物からのデータを海
上に通知可能となる。水中移動体から水中での遠隔地と
の通信が可能となる。
【0026】図1を参照して、本発明の第1実施形態を
説明する。海中、海底、海水面上に音響通信用の中継器
20(20u、20h)、送受信機30(30u、30
b)を設置して、海中での通信ネットワークシステムを
構築する。すなわち、海水面上には、中継器20uおよ
び音響送受信機30uが設置されている。海中には、中
継器20hが設置されている。海底には、音響送受信機
30bが設置されている。中継器20は、後述する中継
機能を複数有する中継局であることができる。
【0027】海水面上に設置された音響送受信機30u
は、海中を伝搬した音響信号(音波信号)を受信して電
気信号に変換しその電気信号を地上(衛星を含む)に送
信するとともに、地上から受信した電気信号を音響信号
に変換しその音響信号を海中に送信する。
【0028】海水面上の音響送受信機30uは、海中移
動体Mまたは海底敷設物(以下、両者を代表して海中移
動体Mという)から出力された音響信号を、直接もしく
は海底に設置された音響送受信機30b、海中に設置さ
れた中継器20hまたは海上に設置された中継器20u
を介して、受信する。海水面上の音響送受信機30u
は、地上から受信した電気信号を変換した音響信号を、
直接もしくは海底に設置された音響送受信機30b、海
中に設置された中継器20hまたは海上に設置された中
継器20uを介して、海中移動体Mに送信する。これに
より、海中においても、海水面上の音響送受信機30u
から直接または衛星を介して地上の所望の相手と通信が
可能となる。
【0029】ここで、海中移動体Mは、例えば観測・調
査用または観光用の潜水艦、潜水艇、もしくは海洋観測
用ブイであることができる。
【0030】海水面上の音響送受信機30uは、音響信
号を送受信して電気信号との間で信号変換する機能とそ
の駆動用のバッテリを備えてなり、海水に対して浮力を
有する無人のユニットボックス(浮体)である。また
は、これに代えて、海水面上の音響送受信機30uは、
上記特開平10−181685号に記載されるように、
音響送受信および信号変換機能を有する支援母船である
と捉えることもできる。
【0031】同様に、海水面上の中継器20uは、音響
信号を中継する中継機能とその駆動用のバッテリを備え
てなり、海水に対して浮力を有する無人のユニットボッ
クス(浮体)である。これに代えて、海水面上の中継器
20uは、上記特開平10−181685号に記載され
るように、中継機能を有する支援母船であると捉えるこ
ともできる。
【0032】ここで、海上、海中に設置された中継器2
0u、20hが有する中継機能とは、弱い信号を受信し
これに対応する強い信号をそのまま又は波形を再生して
送り出す増幅器などを含む中継器(repeater)
の機能であり、送受両方向性を有する。また、中継機能
とは、二つの無線通信リンクの間で信号の受け渡しをす
る中継器(relay)の機能、さらに、呼をネットワ
ーク内で中継する中継交換機能(transit sw
itching)を含むことができる。
【0033】海水面上に設置された中継器20uは、受
けた音響信号を、他の海水面上の中継器20u、海中の
中継器20h、海底の音響送受信機30b、海中移動体
Mまたは海上の音響送受信機30uに中継する。
【0034】海中移動体Mまたは海底の音響送受信機3
0bから送信された音響信号が海水面上に設置された音
響送受信機30uまたは中継器20uに到達可能なよう
に、海中に中継器20hが設置される。この機能が達成
される限り、すなわち、海中の音響信号が海水面上の音
響送受信機30uまたは中継器20uまで到達可能な範
囲であれば(海中通信ネットワークが維持できれば)、
海中に設置された中継器20hは、海中で移動しても問
題が無い。
【0035】同様に、海水面上の音響送受信機30uま
たは中継器20uからの音響信号が海中移動体Mまたは
海底の音響送受信機30bに到達可能な範囲であれば、
海中の中継器20hは、海中で移動しても問題がない。
【0036】なお、海水面上の音響送受信機30uまた
は中継器20uと、海中移動体Mまたは海底の音響送受
信機30bとが直接通信な場合には(そのような領域で
は)、海中の中継器20hの設置は省略することが可能
である。
【0037】海底には、海底通信ケーブルCBLが敷設
されている。海底通信ケーブルCBLは、もともと国際
電話や一般的なデータ通信(インターネットを含む)な
どに利用されている既設のものである。海底通信ケーブ
ルCBLとしては、光ケーブル、電気ケーブルのいずれ
もが用いられることができる。
【0038】本実施形態では、海底通信ケーブルCBL
に海底設置用の音響送受信機30bが接続されている。
海中移動体Mは、その海中移動体Mの直近傍の海中に設
置されている中継器20hを介してまたは直接、海底通
信ケーブルCBLに接続された音響送受信機30bとの
間で音響信号を送受信する。
【0039】音響送受信機30bが光ケーブルCBLに
接続されている場合には、その音響送受信機30bは、
海中から受信した音響信号を光信号に変換した上で光ケ
ーブルCBL上に伝送させるとともに、光ケーブルCB
L上を伝送する光信号を音響信号に変換した上で海中に
送信する。
【0040】音響送受信機30bが電気ケーブルCBL
に接続されている場合には、その音響送受信機30b
は、海中から受信した音響信号を電気信号に変換した上
で電気ケーブルCBL上に伝送させるとともに、電気ケ
ーブルCBL上を伝送する電気信号を音響信号に変換し
た上で海中に送信する。
【0041】これにより、海中移動体Mは、海底通信ケ
ーブルCBLを通じて所望の地上または海中の相手と通
信が可能となる。海底通信ケーブルCBLを通じての通
信は、通信速度が速い。
【0042】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態は、海中通信ネットワークシステムの設置
形態に関する。
【0043】設備コスト削減のためには、海水面上に設
置された音響送受信機30uおよび中継器20uの数
は、少ない方が望ましい。また、海中通信ネットワーク
の海域を航行する船舶または当該海域で漁ろうに従事す
る船舶と干渉しないためにも、海水面上に設置された音
響送受信機30uおよび中継器20uの数は、少ない方
が望ましい。
【0044】以下の方法により、海水面上に設置された
音響送受信機30uの数を、海底通信ケーブルCBLに
接続された音響送受信機30bの数よりも圧倒的に少な
くすることができる。
【0045】海底通信ケーブルCBLに接続された複数
の音響送受信機30bのうち、海水面上の音響送受信機
30uに最も近い(音響送受信機30uの真下になるべ
く近い)位置に在る音響送受信機30bは、予め、特定
音響送受信機30bとして設定されている(符号Sで示
す)。
【0046】海中移動体Mは、その海中移動体Mの最寄
の中継器20hを介してまたは直接、その海中移動体M
に近い、海底通信ケーブルCBLに接続された音響送受
信機30bに音響信号を送信する。その音響送受信機3
0bにより受信された音響信号は光または電気信号に変
換されて海底通信ケーブルCBL上を伝送される。
【0047】次に、海底通信ケーブルCBL上のデータ
は、上記の特定音響送受信機30bから、その特定音響
送受信機30bの最寄の中継器20hを介してまたは直
接、その真上位置に相当する海水面上に設置された音響
送受信機30uに送信される。その音響送受信機30u
は、受信したデータの音響信号を電気信号に変換して地
上に送信する。このように、数少ない海水面上の音響送
受信機30uに対して、海底通信ケーブルCBL上の伝
送データが確実に送信される構成とされている。そのた
め、海水面上に設置される音響送受信機30uの数を最
小限に抑えることができる。
【0048】さらには、その場合、その数少ない音響送
受信機30uに対して、海底通信ケーブルCBL上の伝
送データがその海底通信ケーブルCBLから最短距離で
到達することになるため、その分、海中に設置される中
継器20hの数を最小限に抑えることができる。
【0049】同様に、海底通信ケーブルCBLに接続さ
れた複数の音響送受信機30bのうち、海水面上の中継
器20uに最も近い(中継器20uの真下になるべく近
い)位置に在る音響送受信機30bは、予め、特定音響
送受信機30bとして設定され、上記と同様の動作が行
われることができる。これにより、海水面上に設置され
る中継器20uの数を最小限に抑えることができる。
【0050】次に、本発明の第3実施形態を説明する。
第3実施形態は、第2実施形態を更に発展させたもので
ある。
【0051】海水面上に設置される音響送受信機30u
が固定されていない場合には、潮流、風の影響や船舶や
海中生物との衝突等によって、海水面上で大幅に移動す
ることがある。その結果、予め設定された特定音響送受
信機30bがその移動した音響送受信機30uに最も近
いものでなくなることがある。
【0052】このような事態を防ぐために、海底通信ケ
ーブルCBLに接続された複数の音響送受信機30bの
うちで、特定音響送受信機30bを固定的に設定しない
(当初設定された一つに限定しない)。すなわち、海水
面上の音響送受信機30uが移動した結果、その移動し
た音響送受信機30uに最も近くなったものをその都
度、特定音響送受信機30bに設定し直す。この再設定
の方法は以下の通りである。
【0053】海水面上の音響送受信機30uは、所定時
間間隔で海底通信ケーブルCBLに接続された複数の音
響送受信機30bとの間で制御信号のやり取りをする
(そのやり取りは海上の中継器20uまたは海中の中継
器20hを介したものであることができる)。
【0054】その複数の音響送受信機30bの中で、海
水面上の音響送受信機30uから受信した制御信号の受
信レベルが最大のものを、その都度、特定音響送受信機
30bと設定する。これにより、海水面上に設置される
音響送受信機30uが移動しても、その都度、特定音響
送受信機30bが再設定され、その結果、確実に海底通
信ケーブルCBLを用いた通信が可能となる。このこと
から、海水面上に設置される音響送受信機30uが移動
するものであっても、その数を最小限に抑えることがで
きる。
【0055】同様に、海水面上の中継器20uが固定さ
れていない場合に、潮流等の影響によって海水面上で移
動することがあり、その場合にも、海底通信ケーブルC
BLに接続された複数の音響送受信機30bのうちでそ
の移動した中継器20uに最も近くなったものを特定音
響送受信機30bとして再設定することができる。
【0056】次に、図2を参照して、本発明の第4実施
形態を説明する。第4実施形態は、海中通信ネットワー
クシステムの設置形態に関する。
【0057】海底通信ケーブルCBLの敷設位置または
敷設環境の関係で、その海底通信ケーブルCBLに接続
された音響送受信機30bから送信された音響信号が海
中の広範囲に向けて伝搬されないことがある。
【0058】例えば、海底通信ケーブルCBLに接続さ
れた音響送受信機30bの側方の大半が海底丘Hの影に
なる場合、その海底丘Hの死角となる範囲Pには、その
音響送受信機30bからの音響信号が伝搬されない(ま
たは伝搬されにくい)。
【0059】海底通信ケーブルCBLは、海底面の自然
の地形を利用して凹溝状の内部Fに敷設されることがあ
る。その場合にも、その海底通信ケーブルCBLに接続
された音響送受信機30bからの音響信号は、凹溝状の
開放部方向以外の方向には伝搬されにくい。
【0060】その他、潮流の流速・流向等の影響によ
り、その海底通信ケーブルCBLに接続された音響送受
信機30bからの音響信号の減衰が大きく、所定以上の
信号強度を持って広範囲に伝搬されないことがある。
【0061】そこで、本実施形態では、海底の地形、潮
流の流速・流向等の自然条件を考慮し、自然条件の関係
で音響信号が伝搬されないことを回避可能な海中の位置
を予め検出または予測し、その場所に中継器20hを設
置する(符号Qで示す)。
【0062】次に、本発明の第5実施形態を説明する。
第5実施形態は、第4実施形態を更に発展させたもので
ある。
【0063】さらに、上記のように、自然条件の関係で
音響信号が伝搬されないことを回避可能な海中の位置
(後述する所定の設置位置)に中継器20hが設置され
ても、その中継器20hが潮流、海中生物などの影響で
移動した結果、音響信号が伝搬されなくなることが考え
られる。
【0064】そこで、その中継器20hは、所定時間間
隔で海底通信ケーブルCBLに接続された音響送受信機
30bとの間で制御信号のやり取りをし、その受信強度
が一定以上となる位置(上記所定の設置位置)に中継器
20h自らが移動する。
【0065】この場合、中継器20hは推進機能および
/または深度変更機能を有しているものとし、受信強度
が一定値未満となったときのみ動作することで、消費エ
ネルギーを抑える。推進機能とは、例えばモータ付きプ
ロペラであり、深度変更機能とは、例えば搭載するバラ
スト量を調節する機能である。
【0066】または、同様に制御信号のやりとりを行う
ことで、他の場所から上記所定の設置位置の近傍に移動
してきた海中の中継器20hが自ら上記所定の設定位置
に移動し、当初の中継器20h(上記所定の設置位置か
ら移動してしまった中継器20h)の代わりとして機能
することができる。
【0067】以上のことから、海中の中継器20hが移
動した結果、海底通信ケーブルCBLに接続された音響
送受信機30bからの音響信号が伝搬されなくなること
がない。
【0068】同様に、海中の中継器20h、海上の中継
器20uまたは海上の音響送受信機30uが移動して
も、それらが互いにまたは海底通信ケーブルCBLに接
続された音響送受信機30bとの間で通信可能なよう
に、所定間隔おきに互いに制御信号のやりとりをし、そ
れぞれの受信制御信号の信号強度に基づいて、自局が移
動することができる。
【0069】この場合、海中の中継器20h、海上の中
継器20uおよび海上の音響送受信機30uは、それぞ
れ、推進機能および/または深度変更機能を有している
ものとし、受信強度が一定値未満となったときのみ動作
することで、消費エネルギーを抑える。
【0070】次に、本発明の第6実施形態について説明
する。第6実施形態は、海中通信ネットワークシステム
の利用形態に関する。
【0071】海上に設置された中継器20uおよび音響
送受信機30u、海中に設置された中継器20hならび
に海底通信ケーブルCBLに接続された音響送受信機3
0bの存在する位置を認識し、それらの位置に基づい
て、海上・海中での交通管制を行う。
【0072】ここで、海底通信ケーブルCBLに接続さ
れた複数の音響送受信機30bは、海底通信ケーブルC
BLによって固定され、海底通信ケーブルCBLの位置
の移動も実質的に無視できることから、それらの位置認
識には問題がない。これに対し、海上の中継器20u、
音響送受信機30uおよび海中の中継器20hは、海底
通信ケーブルCBLのような既設固定物に固定されてい
ないため、その位置検出方法が問題となる。
【0073】中継器20u、20hおよび音響送受信機
30uの位置が認識されるには、次の二つの方法が考え
られる。その一つ目の方法は、中継器20u、20hお
よび音響送受信機30uの位置を実質的に固定する方法
である。二つ目の方法は、中継器20u、20hおよび
音響送受信機30uの位置が変動してもその都度それら
の位置を認識する方法である。
【0074】まず、上記の一つ目の方法について説明す
る。
【0075】中継器20u、20hおよび音響送受信機
30uの位置の固定に際しては、中継器20u、20h
および音響送受信機30uの各位置を静的制御または動
的制御をし、もしくは両者の組合せを行う。
【0076】ここで、静的制御とは、例えば、中継器2
0u、20hおよび音響送受信機30uの材質を適宜選
択することでその浮力を利用したり、それらの形状に工
夫を施す方法である。
【0077】動的制御とは、例えば、中継器20u、2
0hおよび音響送受信機30uのそれぞれが緯度・経度
を検出する手段および推進手段を有し、さらに、中継器
20hが海中での深度を検出する機能および深度変更機
能を有し、各検出結果に基づいて自らが推進または深度
変更して積極的に移動して位置保持を行う方法である。
【0078】上記の緯度・経度を検出する手段とは、例
えば、海上であればGPS(Global Posit
ioning System)が含まれ、海中であれば
慣性航法システムが含まれる。慣性航法システムの一例
が特開平9−61166号公報に開示されている。上記
の深度を検出する機能とは、例えば圧力計である。
【0079】次に、上記の二つ目の方法について説明す
る。
【0080】海水面上に設置されている中継器20uお
よび音響送受信機30uは、潮流等により移動してもG
PSによりその位置が常時監視される。次いで、上記の
ようにその位置が検出可能な海水面上の音響送受信機3
0uまたは中継器20uは、海中の中継器20hと制御
信号のやり取りを所定時間おきに行う。海水面上の音響
送受信機30uまたは中継器20uは、海中の中継器2
0hから受信した制御信号の受信方向と受信時間(到達
時間)から、その海中の中継器20hの位置を認識する
ことができる。これにより、海中の中継器20hについ
ても、位置検出が可能となる。
【0081】その後、その位置が認識されている海中の
中継器20hが、他の(未だその位置が認識されていな
い)海中の中継器20hと制御信号のやり取りを所定時
間おきに行う。そして、上記の他の海中の中継器20h
から受信した制御信号の受信方向と受信時間から、上記
の他の海中の中継器20hの位置を認識することができ
る。
【0082】上記と同様に、順次、その位置が認識され
ている海中の中継器20hが、他の(未だその位置が認
識されていない)海中の中継器20hと制御信号のやり
取りをすることで、全ての海中の中継器20hの位置が
認識される。
【0083】なお、上記の利用形態においては、海上に
設置された中継器20uおよび音響送受信機30u、海
中に設置された中継器20hならびに海底通信ケーブル
CBLに接続された音響送受信機30bの全ての存在す
る位置を認識し、それらの位置に基づいて、海上・海中
での交通管制を行うこととした。これに代えて、海上に
設置された中継器20uおよび音響送受信機30u、海
中に設置された中継器20hならびに海底通信ケーブル
CBLに接続された音響送受信機30bの少なくとも一
つの存在する位置を認識し、その位置に基づいて、海上
・海中での交通管制を行うことができる。
【0084】次に、図3を参照して、本発明の第7実施
形態について説明する。第7実施形態は、海中通信ネッ
トワークの他の設置形態に関する。
【0085】本設置形態は、海中に設置された中継器2
0hの設置形態に工夫が施されたものである。それ以外
の海上に設置された音響送受信機30u、中継器20u
および海底の音響送受信機30bの設置形態は、前述と
同じである。
【0086】海中に設置された中継器20hは、設定さ
れた長さのワイヤーCによってコンクリート塊Wに繋が
れている。そのコンクリート塊Wが海底に沈められるこ
とで、そのワイヤーCの長さ分だけ離間した位置の海中
に中継器20hが配置される。
【0087】潮流等によって中継器20hは、そのワイ
ヤーCの長さ分しか移動しないため、概ね位置を固定す
る効果がある。これにより、海中の交通管制の実現に寄
与する。
【0088】また、中継器20hが自ら位置保持をしよ
うとするときに消費エネルギーが少ない。さらに、ワイ
ヤーCは、海水面直下には存在しないため、船舶等に引
っ掛けられて切断されることがない。
【0089】なお、上記第1から第7実施形態におい
て、海水面上に設置される中継器20uまたは音響送受
信機30uは、太陽電池を搭載していることができ、そ
の太陽電池を通じて電力を確保することができる。
【0090】さらに、上記第1から第7実施形態におい
て、音響送受信機30は、海中に設置されていることが
でき、また海底に海底通信ケーブルCBLに接続されな
い状態で設置されていることができる。またさらに、上
記第1から第7実施形態において、中継器20は海底に
設置されていることができる。
【0091】
【発明の効果】本発明の海中ネットワークシステムによ
れば、海水面下の任意の場所で通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の海中ネットワ
ークシステムを示す側面図である。
【図2】図2は、本発明の第4実施形態の海中ネットワ
ークシステムの一部を示す側面図である。
【図3】図3は、本発明の第7実施形態の海中ネットワ
ークシステムを示す側面図である。
【図4】図4は、従来の海洋での音響通信の一例を示す
側面図である。
【符号の説明】 20h 中継器 20u 中継器 30b 音響送受信機 30u 音響送受信機 C ワイヤー CBL 海底通信ケーブル F 凹溝状の内部 H 海底丘 M 海中移動体 P 死角となる範囲 W コンクリート塊

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海上に設けられ音響信号を送受信する音
    響通信用送受信部と、 海中に複数設けられ前記音響通信用送受信部からの音響
    信号および前記音響通信用送受信部への音響信号を中継
    する海中設置中継器とを備えた海中通信ネットワークシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の海中通信ネットワークシ
    ステムにおいて、 前記音響通信用送受信部は、無人のユニットボックスと
    して構成されている海中通信ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の海中通信ネッ
    トワークシステムにおいて、 前記海中設置中継器は、重りに接続されたワイヤーによ
    って繋がれており、前記重りは海底に設置される海中通
    信ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれか1項に記載の
    海中通信ネットワークシステムにおいて、 前記音響通信用送受信部および前記海中設置中継器の少
    なくとも一方は、移動可能に設けられ、 前記移動可能な前記音響通信用送受信部および前記海中
    設置中継器の前記少なくとも一方は、該他方からの音響
    信号の受信レベルが一定値未満となったとき、前記受信
    レベルが前記一定値以上となる位置まで移動する海中通
    信ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれか1項に記載の
    海中通信ネットワークシステムにおいて、 更に、 海上に設けられ前記音響通信用送受信部からの音響信号
    および前記音響通信用送受信部への音響信号を中継する
    海上設置中継器を備えた海中通信ネットワークシステ
    ム。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載の
    海中通信ネットワークシステムにおいて、 更に、 海底に設けられ音響信号を送受信する海底設置送受信部
    を備えた海中通信ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の海中通信ネットワークシ
    ステムにおいて、 前記海底設置送受信部は、海底ケーブルに接続されてい
    る海中通信ネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の海中通信ネットワークシ
    ステムにおいて、 前記海底設置送受信部は、前記海底ケーブルに複数接続
    され、 前記複数の海底設置送受信部のうち、設定された一つの
    前記海底設置送受信部が前記海底ケーブル上の伝送デー
    タを前記音響通信用送受信部に向けて送信する海中通信
    ネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の海中通信ネットワークシ
    ステムにおいて、 前記設定された一つの海底設置送受信部は、前記伝送デ
    ータの送信先となる前記音響通信用送受信部の位置に応
    じて、可変とされる海中通信ネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 請求項6から9のいずれか1項に記載
    の海中通信ネットワークシステムにおいて、 前記海中設置中継器は、海底面の地形の影響で前記海底
    設置送受信部からの音響信号が伝搬されない範囲をカバ
    ーするように設置される海中通信ネットワークシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の海中通信ネットワー
    クシステムにおいて、 前記海中設置中継器は移動可能に設けられ、かつ推進器
    を有し、前記海中設置中継器が移動したときに前記推進
    器を駆動させて前記海底設置送受信部からの音響信号を
    中継可能な位置まで推進する海中通信ネットワークシス
    テム。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の海中通信ネットワー
    クシステムにおいて、 前記海中設置中継器は、複数設けられ、 前記複数の海中設置中継器のそれぞれは、移動可能に設
    けられ、かつ推進器を有し、 前記複数の海中設置中継器のうちの第1の前記海中設置
    中継器が移動したときに、前記第1の海中設置中継器と
    は異なる第2の前記海中設置中継器が前記推進器を駆動
    させて前記海底設置送受信部からの音響信号を中継可能
    な位置まで推進する海中通信ネットワークシステム。
  13. 【請求項13】 請求項1から12のいずれか1項に記
    載の海中通信ネットワークシステムにおいて、 前記音響通信用送受信部および前記海中設置中継器のそ
    れぞれの位置に基づいて、海上・海中での交通管制に利
    用される海中通信ネットワークシステム。
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