JP2002057502A - 超高周波二極双投スイッチ、超高周波分配/伝送スイッチ及び電力増幅装置 - Google Patents

超高周波二極双投スイッチ、超高周波分配/伝送スイッチ及び電力増幅装置

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JP2002057502A
JP2002057502A JP2000363812A JP2000363812A JP2002057502A JP 2002057502 A JP2002057502 A JP 2002057502A JP 2000363812 A JP2000363812 A JP 2000363812A JP 2000363812 A JP2000363812 A JP 2000363812A JP 2002057502 A JP2002057502 A JP 2002057502A
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Houng-Chol Hong
聖▲チョル▼ 洪
Doo-Young Ha
斗英 河
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Korea Advanced Institute of Science and Technology KAIST
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    • H03F3/20Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
    • H03F3/21Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P1/00Auxiliary devices
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  • Microwave Amplifiers (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 構造が簡単である超高周波DPDTスイッチ、入
力信号を2出力信号に分配するか、又は1つの出力信号
で伝送することが出来る超高周波分配/伝送スイッチ、
及び均衡性及び高効率を有した電力増幅装置を提供す
る。 【解決手段】 2つの入力ポート1,4と出力ポート
2,3とを有し、前記入力ポート1,4と出力ポート
2,3との間の分岐ラインに、2つの分岐ラインギャッ
プ50を有した90度分岐ラインカプラ60と、前記分岐ライ
ンギャップ50各々に位置し、入力信号を出力ポートに伝
送するSPSTスイッチ70とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超高周波スイッチ
に関し、特に、超高周波二極双投(Double-PoleDouble-
Throw;以下、DPDTという)スイッチ、超高周波分配/
伝送スイッチ及びこれを用いた電力増幅装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超高周波及びミリ波スイッチは、位相移
動器(phase shifters)、位相−アレイアンテナ(phas
e-array antenna)、トランシーバ(transceivers)、Q
PSK(Quadrature Phase Shift Keying)及びPSK(Phase Sh
ift Keying) システムのような無線回路の構成要素とし
て、そして増幅器の出力端として広く用いられている。
前記スイッチは、又、伝送スイッチ及び分配/スイッチ
としても用いられている。報告された大部分の超高周波
スイッチはFET とピンダイオードとを使用してきた。そ
の理由は、MMIC(Microwave Monolithic Integrated Ci
rcuits)の同一工程により製造することが出来るからで
ある。しかし、超高周波スイッチは、挿入損失が高く絶
縁性が良くないので、避けられない非線形性及びスタン
ディングパワー(standing power)特性を有している。
【0003】前記のような問題点を解決するために、ラ
ーソン(Larson)らによって1990年序盤に報告された超
高周波スイッチがあるが、これらはマイクロモータを用
いたものであり、スイッチを駆動させるためには、約10
0V以上の大きな初期電圧を必要とした。J.Yao らはカン
チレバー(cantilever)タイプのスイッチを発表した
が、これは4GHzで50dBの絶縁性と 0.1dB の挿入損失を
示していた。スイッチング電圧は28V であり、クローザ
(closure)タイムは30μsであった。かかるスイッチは
直列及び抵抗型スイッチである。Goldsmith らはシャン
ト(shunt)及びキャパシティブタイプのスイッチを発表
しており、Pacheco らはアンチ−バイブレーション(an
ti-vibration)スイッチを発表した。
【0004】大部分のマイクロマシン超高周波スイッチ
は、ピンダイオード及びFET スイッチより遥かに遅く、
しかも相対的に高いスイッチング電圧を要する。また、
超高周波スイッチのハンドリングパワー(handling pow
er)は、やはりそれらの半導体カウンターパーツ(coun
terparts)より小さい。しかし、マイクロマシン超高周
波スイッチは、オン状態(on-state)で0.5 dB 以下の
低い挿入損失を示しており、オフ状態(off-state)では
40dB以上の高い絶縁性を示し、スイッチが動かない場合
には、電力消耗は無く、何ら非線形性も有していないの
で低電力RF通信システムに有用に使用されてきた。
【0005】また、超高周波システムで多く使用される
超高周波DPDTスイッチは図1に示したように、4つの単
極単投(Single-Pole Single-Throw;以下、SPSTとい
う)スイッチを必要とする複雑な構造を有しているの
で、その構造を単純化する必要がある。
【0006】一方、一般的な均衡電力増幅器は、電力増
幅器の均衡性を提供するために、図2に示したように、
2つの増幅器と2つの分岐ライン(branch line)結合器
とからなっている。かかる均衡電力増幅器は、入力信号
の平均電力が電力増幅器の最大限度電力より遥かに低い
システムの場合、効率が低いという短所を有している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は斯かる事情に
鑑みてなされたものであり、構造が簡単でありながら2
つの入力信号を2つの出力信号にルーティング(routin
g)出来る超高周波DPDTスイッチと、入力信号を2出力信
号に分配するか、又は1つの出力信号で伝送することが
出来る超高周波分配/伝送スイッチを提供することを目
的とする。
【0008】本発明の他の目的は、分岐ラインカプラの
代わりに分配/伝送スイッチを用いることにより、均衡
性だけでなく、高効率を得ることが出来る電力増幅装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明の超高周波二極
双投スイッチは、入力ポート及び出力ポートを各2つ有
し、前記入力ポートと出力ポートの間の3つの分岐ライ
ンに各々分岐ラインギャップを有した分岐ラインカプラ
と、前記3つの分岐ラインギャップの間に各々位置し、
入力信号を出力信号ポートに伝送する単極単投スイッチ
とを備えることを特徴とする。
【0010】第2発明の超高周波二極双投スイッチは、
第1発明において、前記入力ポートに入力される信号
は、3つの単極単投スイッチをオン状態にすることによ
り、クロス出力ポートに伝送されるべくなしてあること
を特徴とする。第3発明の超高周波二極双投スイッチ
は、第1発明において、前記入力ポートに入力される信
号は、3つの単極単投スイッチをオフ状態にすることに
より、バー出力ポートに伝送されるべくなしてあること
を特徴とする。
【0011】第4発明の超高周波二極双投スイッチは、
第1発明において、前記単極単投スイッチは、マイクロ
マシン超高周波スイッチ素子であることを特徴とする。
第5発明の超高周波二極双投スイッチは、第1発明にお
いて、前記単極単投スイッチは、ガリウム−砒素電界効
果トランジスタからなることを特徴とする。第6発明の
超高周波二極双投スイッチは、第1発明において、前記
単極単投スイッチは、ピンダイオードからなることを特
徴とする。
【0012】第7発明の超高周波二極双投スイッチは、
入力ポート及び出力ポートを各2つ有する180 度分岐ラ
インカプラと、一方のポートが前記180 度分岐ラインカ
プラに接続されており、他方のポートが3つの超高周波
接地のうちのいずれか1つに接続される3つの超高周波
シャントスイッチとを備え、前記超高周波シャントスイ
ッチのオン/オフによって入力信号を出力ポートに伝送
すべくなしてあることを特徴とする。
【0013】第8発明の超高周波二極双投スイッチは、
第7発明において、前記3つの超高周波シャントスイッ
チをオン状態にし、前記 180度分岐ラインカプラと3つ
の超高周波接地とを接続させることにより、入力信号を
バー出力ポートに伝送すべくなしてあることを特徴とす
る。第9発明の超高周波二極双投スイッチは、第7発明
において、前記3つの超高周波シャントスイッチをオフ
状態にすることにより、入力信号をクロス出力ポートに
伝送すべくなしてあることを特徴とする。
【0014】第10発明の超高周波二極双投スイッチ
は、第7発明において、前記超高周波シャントスイッチ
は、マイクロマシンスイッチであることを特徴とする。
第11発明の超高周波二極双投スイッチは、第7発明に
おいて、前記超高周波シャントスイッチは、ガリウム−
砒素電界効果トランジスタからなることを特徴とする。
第12発明の超高周波二極双投スイッチは、第7発明に
おいて、前記超高周波シャントスイッチは、ピンダイオ
ードからなることを特徴とする。
【0015】第13発明の超高周波分配/伝送スイッチ
は、入力ポート及び出力ポートを各2つ有し、前記入力
ポートと出力ポートとの間の2 つの分岐ラインに各々分
岐ラインギャップを有した90度分岐ラインカプラと、前
記分岐ラインギャップ各々に位置し、入力信号を出力ポ
ートに伝送する単極単投スイッチとを備え、入力信号を
出力ポートに分配又は伝送すべくなしてあることを特徴
とする。
【0016】第14発明の超高周波分配/伝送スイッチ
は、第13発明において、前記2つの単極単投スイッチ
をオン状態にし、入力信号の電力を半分にして各々の出
力ポートに伝送すべくなしてあることを特徴とする。第
15発明の超高周波分配/伝送スイッチは、第13発明
において、前記2つの単極単投スイッチをオフ状態に
し、入力信号の電力をバー出力ポートに伝送すべくなし
てあることを特徴とする。
【0017】第16発明の超高周波分配/伝送スイッチ
は、第13発明において、前記単極単投スイッチが、マ
イクロマシンスイッチであることを特徴とする。第17
発明の超高周波分配/伝送スイッチは、第13発明にお
いて、前記単極単投スイッチが、ガリウム−砒素電界効
果トランジスタからなることを特徴とする。第18発明
の超高周波分配/伝送スイッチは、第13発明におい
て、前記単極単投スイッチが、ピンダイオードからなる
ことを特徴とする。
【0018】第19発明の超高周波分配/伝送スイッチ
は、入力ポート及び出力ポートを各2つ有する90度分岐
ラインカプラと、一方のポートが前記90度分岐ラインカ
プラに接続されており、他方のポートが2つの超高周波
接地のうちのいずれか1つに接続される2つの超高周波
シャントスイッチとを備え、前記高周波シャントスイッ
チのオン/オフによって、入力信号を出力ポートに伝送
すべくなしてあることを特徴とする。
【0019】第20発明の超高周波分配/伝送スイッチ
は、第19発明において、前記超高周波シャントスイッ
チをオン状態にすることにより、入力ポートに入力され
た信号がバー出力ポートに伝送されるべくなしてあるこ
とを特徴とする。第21発明の超高周波分配/伝送スイ
ッチは、第19発明において、前記超高周波シャントス
イッチをオフ状態にすることにより、入力ポートに入力
された信号の電力が半分に分配され、出力ポート各々に
伝送されるべくなしてあることを特徴とする請求項19
記載の超高周波分配/伝送スイッチ。
【0020】第22発明の超高周波分配/伝送スイッチ
は、第19発明において、前記超高周波シャントスイッ
チが、マイクロマシンスイッチであることを特徴とす
る。第23発明の超高周波分配/伝送スイッチは、第1
9発明において、前記超高周波シャントスイッチが、ガ
リウム−砒素電界効果トランジスタからなることを特徴
とする。第24発明の超高周波分配/伝送スイッチは、
第19発明において、前記超高周波シャントスイッチ
が、ピンダイオードからなることを特徴とする。
【0021】第25発明の電力増幅装置は、各2つの入
力ポートと出力ポートとの間の2 つの分岐ラインに各々
分岐ラインギャップがある90度分岐ラインカプラと、前
記分岐ラインギャップ各々に位置し、入力信号を出力ポ
ートに伝送する単極単投スイッチとを有した、2つの超
高周波分配/伝送スイッチと、前記2つの超高周波分配
/伝送スイッチ間に接続されており、1つの超高周波分
配/伝送スイッチから伝送された入力信号を増幅して出
力する2つの電力増幅器と、前記電力増幅器のうちのい
ずれか1つの出力端に接続され、入力信号の電力を半波
長遅延させて出力する半波長変換器とを備えることを特
徴とする。
【0022】第26発明の電力増幅装置は、第25発明
において、入力信号の電力が基準電力より小さい場合、
前記2つの超高周波分配/伝送スイッチを伝送モードで
動作させて、前記1つの電力増幅器により入力信号を増
幅させ、入力信号の電力が基準電力より高い場合、前記
2つの超高周波分配/伝送スイッチを分配モードで動作
させて、前記2つの電力増幅器により入力信号を増幅さ
せるべくなしてあることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて具体的に説明する。ここで、特定の
実施の形態に関連して図示及び説明するが、添付された
特許請求範囲により示された発明の思想及び領域から逸
脱しない限度内で様々な改造及び変化が可能である。一
方、本発明の要旨を不要に曇らせる公知機能及び構成に
対する詳細な説明は省略している。
【0024】まず、本発明の実施の形態に係る超高周波
DPDTスイッチは、図3に示したように、3つのギャップ
がある分岐ラインカプラ30と、3つのSPSTスイッチ40と
から構成される。そして、3つのSPSTスイッチ40はマイ
クロマシン超高周波スイッチであり、かかるマイクロマ
シン超高周波スイッチは本願出願人によって2000年5月
25日付で大韓民国特許庁に出願された“プッシュ−プル
形態のマイクロマシン超高周波スイッチ”に詳細に記載
されている。この超高周波DPDTスイッチは、ガリウム−
砒素電界効果トランジスタ又はピンダイオードから構成
してもよい。
【0025】一方、上述した超高周波DPDTスイッチの動
作は、2つの状態を有する。すなわち、図3(a)に示した
ように、3つのSPSTスイッチ40が“オン”(cross )状
態である場合、ポート1の信号がポート3に伝達され、
ポート4の信号はポート2に伝達される。また、3つの
SPSPスイッチ40が、図3(b)のように“オフ”(bar )状
態である場合、ポート1の信号がポート2に、ポート4
の信号がポート3に伝達される。このとき、ポート1を
入力1、ポート4を入力2、ポート2を出力1、ポート
3を出力2とすると、本発明の実施の形態に係る超高周
波DPDTスイッチの動作は、3つのSPSTスイッチ40のオン
/オフ状態によって決定され、入力1,2の信号が出力
1,2のうちのいずれに伝送されるかが決定される。
【0026】前記の超高周波DPDTスイッチの奇/偶数
(Odd/Even)モード伝送行列は次の式のように表記する
ことができる。
【0027】
【数1】
【0028】前記奇/偶数モードの伝送係数及び反射係
数は、次の式のように表記することができる。
【0029】
【数2】
【0030】この場合、超高周波DPDTスイッチは全てが
“オン”状態であり、B 1が1である場合、Γ1 ,T
2 ,T3 ,T4 は各々次の式により、0、0、j、0と
なる。
【0031】
【数3】
【0032】一方、超高周波DPDTスイッチは全てが“オ
フ”状態であり、B 1が1であり、しかも偶数モード
のみが励起される場合、Γ1 =Γe =0,T2 =Te
jであり、T3 、T4 は0になる。
【0033】上述した超高周波DPDTスイッチは、2GHz
と10GHz とにより設計することが出来る。
【0034】図4は、本発明の実施の形態に係る超高周
波DPDTスイッチの分岐ラインカプラ(branch line coup
ler)の一例を示したものである。図5は、図4に示され
たスイッチが2GHz超高周波DPDTスイッチである場合、超
高周波DPDTスイッチのオフ状態においてgH の変化に基
づき算出したS−パラメータ値を示したグラフである。
図6は、オフ状態において、gV の変化に基づき算出し
たS−パラメータ値を示したグラフである。図6に示し
たように、gV が1.5 [μm]以上ではS21はあまり変
化しない。図7は、オン状態において、RC の変化に基
づき算出したS−パラメータ値を示したグラフである。
0.5 dB の挿入損失を許容するとした場合、1[OMEGA
]のRC を許容することができる。
【0035】図8は、図4に示したスイッチが10GHz 超
高周波DPDTスイッチである場合、超高周波DPDTスイッチ
のオフ状態において、gH の変化に基づき算出したS−
パラメータ値を示したグラフである。2GHzスイッチと比
較して、S−パラメータ値がgH の変化に従って相当変
化することが判る。図9は、オフ状態において、gV
変化に基づき算出したS−パラメータ値を示したグラフ
である。図9において、gV が1.5 [μm]以上の場
合、S21はあまり変化しない。図10は、オン状態におい
て、RC の変化に基づき算出したS−パラメータ値を示
したグラフである。0.5 dB の挿入損失を許容するとし
た場合、1 [Ω]のRC を許容することが出来る。
【0036】次に、本発明の実施の形態に係る超高周波
分配/伝送スイッチの構成及び動作について説明する。
図11は、本発明の実施の形態に係る超高周波分配/伝送
スイッチを示す模式図である。図11(a) に示したよう
に、本発明の実施例に係る超高周波分配/伝送スイッチ
は、中に2つのギャップ50がある90度分岐ラインカプラ
60と2つのSPSTスイッチ70とから構成される。2つのSP
STスイッチ70が図11(b) のように“オン”状態である場
合、ポート1の信号がポート2とポート3とに電力が半
分ずつ分けられ伝送される。この時、ポート2と3との
信号位相差は90度になる。一方、2つのSPSTスイッチ70
が図11(c) のように“オフ”状態である場合、ポート1
の信号がポート2のみに伝送される。図12は、図11の超
高周波分配/伝送スイッチを、マイクロストリップギャ
ップ(microstrip gap:MGAP)、キャパシタ及び抵抗に
よってモデリングした状態を示す模式図である。
【0037】図13は、可動接点のギャップgV 及びマイ
クロストリップギャップgH の変化に基づき算出された
絶縁度を示したグラフである。図13を参照すると、gV
とg H の増加に従い、絶縁性は低下する。図14は、接点
抵抗RC の変化に基づき算出された挿入損失を示したグ
ラフである。図14を参照すると、接点抵抗RC の増加に
従い、挿入損失が減少していることが判る。
【0038】図15は、本発明の実施の形態に係る分岐ラ
インカプラを示す模式図であり、2GHzスイッチ及び10GH
z スイッチ各々により、異なる長さ及び幅の分岐(bran
ch)を有する。2GHzスイッチ及び10GHz スイッチ各々の
分岐長さと幅とが図15に記載されている。図15を参照す
ると、分岐の長さはλ/4である。図16は、オフ状態に
おいて、gH の変化に基づき算出された分配/伝送スイ
ッチのS−パラメータ値を示したグラフである。S−パ
ラメータ値はgH によって変化する。図17は、オフ状態
において、gV の変化に基づき算出された分配/伝送ス
イッチのS−パラメータ値を示したグラフである。図17
を参照すると、gV が1.5 [μm]以上ではS21はあま
り変化しないことが判る。
【0039】オン状態において、RC の変化に基づき算
出された分配/伝送スイッチのS−パラメータ値を示す
グラフが図18に示されている。0.5 dB の挿入損失を許
容するとした場合、2 [Ω]の接点抵抗RC が許容され
る。接点抵抗RC が10[Ω]以上である場合、図11に示
されたポート2とポート3との出力電力は相当の差を示
す。
【0040】上述したスイッチは直列型である。図19は
本発明の実施の形態に係るシャント(shunt)型分配/伝
送スイッチを示す模式図であり、図20は、オフ状態にお
いて、gV の変化に基づき算出されたシャント型スイッ
チのS−パラメータ値を示したグラフである。
【0041】以下、10GHz 分配/伝送スイッチについて
説明する。まず、変化するgH とgV によって算出され
た絶縁度が図13に示されている。接点抵抗RC の変化に
従い算出された挿入損失は2GHzスイッチの場合と同じで
ある。図21は、オフ状態において、gH の変化に基づき
算出された分配/伝送スイッチのS−パラメータ値を示
したグラフである。図21を参照すると、gH が50[μ
m]以上ではS21が−0.2 dB より高い。図22は、オフ
状態において、gV の変化に基づき算出された分配/伝
送スイッチのS−パラメータを示したグラフである。図
22を参照すると、gV が1.5 [μm]以上ではS21はあ
まり変化しない。
【0042】以下、上述の構成の超高周波分配/伝送ス
イッチを用いた電力増幅装置の構成について説明する。
図23は、本発明の実施の形態に係る電力増幅装置の構成
を示す模式図である。図23を参照すると、本発明の実施
の形態に係る電力増幅装置は、2つの超高周波分配/伝
送スイッチ80と、前記超高周波分配/伝送スイッチ80の
間に接続されている2つの電力増幅器90、そして、1つ
の電力増幅器90後端に接続される半波長変換器(half w
avelength transformer)100 とから構成される。
【0043】このような構成の電力増幅装置で、入力信
号の電力が大きい場合には、2つの分配/伝送スイッチ
80を“オン”にし、2つの電力増幅器90両方を使用して
増幅し、入力信号の電力が基準電力より小さい場合に
は、2つの分配/伝送スイッチ80を“オフ”にし、1つ
(上方)の電力増幅器90のみにより増幅させると1つの
電力増幅器のみを使用した場合に比べ、図24(c) のよう
にPAE (Power Added Efficiency)を改善することが出
来る。図23においては、左側上ポートが入力であり、右
側上ポートが出力になる。すなわち、本発明の実施の形
態においては、入力信号の電力が基準電力より小さい場
合は、分配/伝送スイッチ80を伝送モードに動作させ、
1つの電力増幅器90のみを使用し、入力信号の電力が基
準電力より大きい場合は、分配/伝送スイッチ80を分配
モードに動作させ、2つの電力増幅器90を使用すること
により、入力信号の電力と関係なく、効率の高い電力増
幅装置を具現することが出来る。
【0044】図24は、本発明の実施の形態に係る電力増
幅装置における入力電力とPAE との関係を示したグラフ
である。図24(a) は、図23で1つの増幅器(下方)のDC
電流がターンオフされた場合の電力増幅器PAE 曲線を示
したものである。この場合、オフ状態におけるPAE が入
力電力の全範囲でオン状態のPAE より高いことが判る。
図24(b) はDC電流をスイッチングしない場合のPAE 曲線
を示したものである。オフ状態におけるPAE は入力電力
の全範囲でオン状態のPAE より小さいことが判る。図24
(c) よりDC電流をスイッチしなくても、オフ状態のPAE
が低入力電力において、オン状態のPAE より高い値を有
することが判る。従って、2つのPAE 曲線の交差点をス
イッチングポイントに設定することが出来る。
【0045】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明は2つの
入力信号を2つの出力信号にルーティング(routing)す
ることが出来る超高周波DPDTスイッチと、入力信号を2
出力信号として分配するか1つの出力信号として伝送す
ることが出来る超高周波分配/伝送スイッチを提供する
ものであり、従来のDPDTスイッチに比べ構造が簡単であ
るという特徴を有し、分岐ラインカプラの代わりに分配
/伝送スイッチを使用することにより、均衡性だけでな
く効率の高い電力増幅装置を具現できるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の二極双投スイッチを示す模式図である。
【図2】従来の電力増幅装置を示す模式図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る超高周波DPDTスイッ
チを示す模式図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る超高周波DPDTスイッ
チの分岐ラインカプラを示す模式図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る2GHz超高周波DPDTス
イッチのオフ状態において、g H の変化に基づき算出し
たS−パラメータ値を示したグラフである。
【図6】本発明の実施の形態に係る2GHz超高周波DPDTス
イッチのオフ状態において、g V の変化に基づき算出し
たS−パラメータ値を示したグラフである。
【図7】本発明の実施の形態に係る2GHz超高周波DPDTス
イッチのオン状態において、R C の変化に基づき算出し
たS−パラメータ値を示したグラフである。
【図8】本発明の実施の形態に係る10GHz 超高周波DPDT
スイッチのオフ状態において、gH の変化に基づき算出
したS−パラメータ値を示したグラフである。
【図9】本発明の実施の形態に係る10GHz 超高周波DPDT
スイッチのオフ状態において、gV の変化に基づき算出
したS−パラメータ値を示したグラフである。
【図10】本発明の実施の形態に係る10GHz 超高周波DP
DTスイッチのオン状態において、RC の変化に基づき算
出したS−パラメータ値を示したグラフである。
【図11】本発明の実施の形態に係る超高周波分配/伝
送スイッチを示す模式図である。
【図12】図11の超高周波分配/伝送スイッチを、MGA
P、キャパシタ及び抵抗によってモデリングした状態を
示す模式図である。
【図13】超高周波分配/伝送スイッチの可動接点のギ
ャップgV 及びマイクロストリップラインギャップgH
の変化に基づき算出された絶縁度を示したグラフであ
る。
【図14】超高周波分配/伝送スイッチの接点抵抗RC
の変化に基づき算出された挿入損失を示したグラフであ
る。
【図15】本発明の実施の形態に係る分岐ラインカプラ
を示す模式図である。
【図16】オフ状態において、gH の変化に基づき算出
された2GHz分配/伝送スイッチのS−パラメータ値を示
したグラフである。
【図17】オフ状態において、gV の変化に基づき算出
された2GHz分配/伝送スイッチのS−パラメータ値を示
したグラフである。
【図18】オン状態において、RC の変化に基づき算出
された2GHz分配/伝送スイッチのS−パラメータ値を示
したグラフである。
【図19】本発明の実施の形態に係るシャント型分配/
伝送スイッチを示す模式図である。
【図20】オフ状態において、gV の変化に基づき算出
された2GHzシャント型スイッチのS−パラメータ値を示
したグラフである。
【図21】オフ状態において、gH の変化に基づき算出
された10GHz 分配/伝送スイッチのS−パラメータ値を
示したグラフである。
【図22】オフ状態において、gV の変化に基づき算出
された10GHz 分配/伝送スイッチのS−パラメータ値を
示したグラフである。
【図23】本発明の実施の形態に係る電力増幅装置を示
す模式図である。
【図24】本発明の実施の形態に係る電力増幅装置にお
ける入力電力とPAE との関係を示したグラフである。
【符号の説明】
30 分岐ラインカプラ 40 SPSTスイッチ 50 ギャップ 60 90度分岐ラインカプラ 70 SPSTスイッチ 80 超高周波分配/伝送スイッチ 90 電力増幅器 100 半波長変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J012 BA04 5J067 AA04 AA21 AA41 CA36 CA92 FA18 HA09 HA19 HA24 HA25 HA29 HA39 HA40 KA16 KA68 LS01 LS12 QS02 5J069 AA04 AA21 AA41 AA53 CA36 CA92 FA18 HA09 HA19 HA24 HA25 HA29 HA39 HA40 KA16 KA68 TA01 TA02 5J091 AA04 AA21 AA41 AA53 CA36 CA92 FA18 HA09 HA19 HA24 HA25 HA29 HA39 HA40 KA16 KA68 TA01 TA02

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ポート及び出力ポートを各2つ有
    し、前記入力ポートと出力ポートとの間の3つの分岐ラ
    インに各々分岐ラインギャップを有した分岐ラインカプ
    ラと、 前記3つの分岐ラインギャップに各々位置し、入力信号
    を出力信号ポートに伝送する単極単投スイッチとを備え
    ることを特徴とする超高周波二極双投スイッチ。
  2. 【請求項2】 前記入力ポートに入力される信号は、3
    つの単極単投スイッチをオン状態にすることにより、ク
    ロス出力ポートに伝送されるべくなしてあることを特徴
    とする請求項1記載の超高周波二極双投スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記入力ポートに入力される信号は、3
    つの単極単投スイッチをオフ状態にすることにより、バ
    ー出力ポートに伝送されるべくなしてあることを特徴と
    する請求項1記載の超高周波二極双投スイッチ。
  4. 【請求項4】 前記単極単投スイッチは、マイクロマシ
    ン超高周波スイッチ素子であることを特徴とする請求項
    1記載の超高周波二極双投スイッチ。
  5. 【請求項5】 前記単極単投スイッチは、ガリウム−砒
    素電界効果トランジスタからなることを特徴とする請求
    項1記載の超高周波二極双投スイッチ。
  6. 【請求項6】 前記単極単投スイッチは、ピンダイオー
    ドからなることを特徴とする請求項1記載の超高周波二
    極双投スイッチ。
  7. 【請求項7】 入力ポート及び出力ポートを各2つ有す
    る180 度分岐ラインカプラと、 一方のポートが前記180 度分岐ラインカプラに接続され
    ており、他方のポートが3つの超高周波接地のうちのい
    ずれか1つに接続される3つの超高周波シャントスイッ
    チとを備え、 前記超高周波シャントスイッチのオン/オフによって入
    力信号を出力ポートに伝送すべくなしてあることを特徴
    とする超高周波二極双投スイッチ。
  8. 【請求項8】 前記3つの超高周波シャントスイッチを
    オン状態にし、前記180度分岐ラインカプラと3つの超
    高周波接地とを接続させることにより、入力信号をバー
    出力ポートに伝送すべくなしてあることを特徴とする請
    求項7記載の超高周波二極双投スイッチ。
  9. 【請求項9】 前記3つの超高周波シャントスイッチを
    オフ状態にすることにより、入力信号をクロス出力ポー
    トに伝送すべくなしてあることを特徴とする請求項7記
    載の超高周波二極双投スイッチ。
  10. 【請求項10】 前記超高周波シャントスイッチは、マ
    イクロマシンスイッチであることを特徴とする請求項7
    記載の超高周波二極双投スイッチ。
  11. 【請求項11】 前記超高周波シャントスイッチは、ガ
    リウム−砒素電界効果トランジスタからなることを特徴
    とする請求項7記載の超高周波二極双投スイッチ。
  12. 【請求項12】 前記超高周波シャントスイッチは、ピ
    ンダイオードからなることを特徴とする請求項7記載の
    超高周波二極双投スイッチ。
  13. 【請求項13】 入力ポート及び出力ポートを各2つ有
    し、前記入力ポートと出力ポートとの間の2つの分岐ラ
    インに各々分岐ラインギャップを有した90度分岐ライン
    カプラと、 前記分岐ラインギャップ各々に位置し、入力信号を出力
    ポートに伝送する単極単投スイッチとを備え、 入力信号を出力ポートに分配又は伝送すべくなしてある
    ことを特徴とする超高周波分配/伝送スイッチ。
  14. 【請求項14】 前記2つの単極単投スイッチをオン状
    態にし、入力信号の電力を半分にして各々の出力ポート
    に伝送すべくなしてあることを特徴とする請求項13記
    載の超高周波分配/伝送スイッチ。
  15. 【請求項15】 前記2つの単極単投スイッチをオフ状
    態にし、入力信号の電力をバー出力ポートに伝送すべく
    なしてあることを特徴とする請求項13記載の超高周波
    分配/伝送スイッチ。
  16. 【請求項16】 前記単極単投スイッチは、マイクロマ
    シンスイッチであることを特徴とする請求項13記載の
    超高周波分配/伝送スイッチ。
  17. 【請求項17】 前記単極単投スイッチは、ガリウム−
    砒素電界効果トランジスタからなることを特徴とする請
    求項13記載の超高周波分配/伝送スイッチ。
  18. 【請求項18】 前記単極単投スイッチは、ピンダイオ
    ードからなることを特徴とする請求項13記載の超高周
    波分配/伝送スイッチ。
  19. 【請求項19】 入力ポート及び出力ポートを各2つ有
    する90度分岐ラインカプラと、 一方のポートが前記90度分岐ラインカプラに接続されて
    おり、他方のポートが2つの超高周波接地のうちのいず
    れか1つに接続される2つの超高周波シャントスイッチ
    とを備え、 前記高周波シャントスイッチのオン/オフによって、入
    力信号を出力ポートに伝送すべくなしてあることを特徴
    とする超高周波分配/伝送スイッチ。
  20. 【請求項20】 前記超高周波シャントスイッチをオン
    状態にすることにより、入力ポートに入力された信号が
    バー出力ポートに伝送されるべくなしてあることを特徴
    とする請求項19記載の超高周波分配/伝送スイッチ。
  21. 【請求項21】 前記超高周波シャントスイッチをオフ
    状態にすることにより、入力ポートに入力された信号の
    電力が半分に分配され、出力ポート各々に伝送されるべ
    くなしてあることを特徴とする請求項19記載の超高周
    波分配/伝送スイッチ。
  22. 【請求項22】 前記超高周波シャントスイッチは、マ
    イクロマシンスイッチであることを特徴とする請求項1
    9記載の超高周波分配/伝送スイッチ。
  23. 【請求項23】 前記超高周波シャントスイッチは、ガ
    リウム−砒素電界効果トランジスタからなることを特徴
    とする請求項19記載の超高周波分配/伝送スイッチ。
  24. 【請求項24】 前記超高周波シャントスイッチは、ピ
    ンダイオードからなることを特徴とする請求項19記載
    の超高周波分配/伝送スイッチ。
  25. 【請求項25】 各2つの入力ポートと出力ポートとの
    間の2つの分岐ラインに各々分岐ラインギャップを有し
    た90度分岐ラインカプラと、前記分岐ラインギャップ各
    々に位置し、入力信号を出力ポートに伝送する単極単投
    スイッチとを含む、2つの超高周波分配/伝送スイッチ
    と、 前記2つの超高周波分配/伝送スイッチ間に接続されて
    おり、1つの超高周波分配/伝送スイッチから伝送され
    た入力信号を増幅して出力する2つの電力増幅器と、 前記電力増幅器のうちのいずれか1つの出力端に接続さ
    れており、入力信号の電力を半波長遅延させて出力する
    半波長変換器とを備えることを特徴とする電力増幅装
    置。
  26. 【請求項26】 入力信号の電力が基準電力より小さい
    場合、前記2つの超高周波分配/伝送スイッチを伝送モ
    ードで動作させて、前記1つの電力増幅器により入力信
    号を増幅させ、 入力信号の電力が基準電力より大きい場合、前記2つの
    超高周波分配/伝送スイッチを分配モードで動作させ
    て、前記2つの電力増幅器により入力信号を増幅させる
    べくなしてあることを特徴とする請求項25記載の電力
    増幅装置。
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