JP2002056461A - キャッシュレジスター - Google Patents

キャッシュレジスター

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JP2002056461A
JP2002056461A JP2000242017A JP2000242017A JP2002056461A JP 2002056461 A JP2002056461 A JP 2002056461A JP 2000242017 A JP2000242017 A JP 2000242017A JP 2000242017 A JP2000242017 A JP 2000242017A JP 2002056461 A JP2002056461 A JP 2002056461A
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bill
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JP2000242017A
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Funao Kurosawa
二七雄 黒澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容されている金銭の取り出しを禁止するこ
とにより、犯罪を未然に防止することができるキャッシ
ュレジスターを提供すること。 【解決手段】 商品金額をバーコードリーダー14また
はキーボードによって入力する。合計請求金額がCPU
32によって算出され、ディスプレイ20に表示され
る。顧客から金銭を受け取った硬貨は硬貨投入口22に
投入し、紙幣は紙幣投入口24に投入する。硬貨鑑別部
34、紙幣鑑別部36によって、硬貨、紙幣が真正であ
ると判定された場合には、金種毎に硬貨計数部38、紙
幣計数部40によって計数されその計数結果の合計であ
る合計投入金額がCPU32で計算されるとともに、計
数された硬貨と紙幣はそれぞれ硬貨収容部42、紙幣収
容部44に収容される。必要な釣銭を構成する金種と金
種毎の枚数を算出して釣銭硬貨計数部46、釣銭紙幣計
数部48を制御して、釣銭を返却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の売買に伴う
金銭の精算を行なうためのキャッシュレジスターに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のキャッシュレジスターは、商品
金額を示すバーコードを読み取って商品金額を入力し、
入力された商品金額に基づいて合計請求金額を表示器に
表示するように構成されている。キャッシュレジスター
の筐体には金銭を収容するための引出し(以下ドロワー
という)が開閉可能に設けられ、顧客から受領した金銭
をドロワーに収容するとともに、ドロワーから釣銭を取
り出して顧客に渡すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のドロ
ワーが設けられたキャッシュレジスターでは、簡単な操
作でドロワーを筐体から引き出すことができるため、た
とえばオペレータによる不正な金銭の抜き取りや強盗な
どの犯罪による被害を防止することは困難である。本発
明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の
目的は、収容されている金銭の取り出しを禁止すること
により、犯罪を未然に防止することができるキャッシュ
レジスターを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のキャッシュレジスターは、商品金額を示すコー
ドを読み取って前記商品金額を入力するコード読取り手
段と、前記コード読取り手段で入力された前記商品金額
の合計である合計請求金額を計算する請求金額計算手段
と、前記請求金額計算手段で算出された前記合計請求金
額を表示する表示手段と、金銭投入口と、金銭排出口
と、前記金銭投入口に投入された金銭を収容する金銭収
容手段と、前記金銭投入口から金銭が投入されると、投
入された金銭の合計である合計投入金額を計数した後、
投入された金銭を前記金銭収容手段に収容する投入金銭
計数手段と、前記合計投入金額と前記合計請求金額に基
づいて釣銭金額を計算する釣銭計算手段と、前記釣銭計
算手段で算出された前記釣銭金額に対応する金銭を前記
金銭収容手段から前記金銭排出口に排出する釣銭払い出
し手段とを備え、前記請求金額計算手段、金銭収容手
段、投入金銭計数手段、釣銭計算手段および釣銭払い出
し手段を収容する筐体とを備え、前記金銭投入口と金銭
排出口とは前記筐体の一方の面側に配置され、前記金銭
収容手段は前記筐体の前記一方の面と異なる面から取り
出し可能でかつ施錠可能に設けられていることを特徴と
する。
【0005】そのため、本発明のキャッシュレジスター
によれば、コード読取り手段によって商品金額を示すコ
ードが読み取られて商品金額が入力され、請求金額計算
手段によってコード読取り手段で入力された前記商品金
額の合計である合計請求金額が計算され、表示手段によ
って前記請求金額計算手段で算出された前記合計請求金
額が表示される。投入金銭計数手段は、金銭投入口から
金銭が投入されると、投入された金銭の合計である合計
投入金額を計数した後、投入された金銭を前記金銭収容
手段に収容する。釣銭計算手段によって合計投入金額と
前記合計請求金額に基づいて釣銭金額が計算され、釣銭
払い出し手段によって、その釣銭金額に対応する金銭が
前記金銭収容手段から前記金銭排出口に排出される。請
求金額計算手段、金銭収容手段、投入金銭計数手段、釣
銭計算手段および釣銭払い出し手段は筐体に収容され、
金銭投入口と金銭排出口とは前記筐体の一方の面側に配
置され、前記金銭収容手段は前記筐体の前記一方の面と
異なる面から取り出し可能でかつ施錠可能に設けられて
いるので、施錠された状態であれば金銭収容手段に収容
されている金銭の取り出しは不可能となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は第1の実施の形態に
おけるキャッシュレジスターの概略構成を示すブロック
図、図2は第1の実施の形態におけるキャッシュレジス
タの外観図、図3は第1の実施の形態におけるキャッシ
ュレジスターの動作フローチャートである。
【0007】まず、図2を参照してキャッシュレジスタ
の概略構成について説明する。キャッシュレジスタ10
は筐体12を備えて構成されている。筐体12は、前後
方向の長さと左右方向の幅と上下方向の高さを有してい
る。そして、筐体12の前後方向の前面12A、つまり
オペレータが操作する側の面(特許請求の範囲の一方の
面に相当)には、キーボード16、カードリーダ18、
硬貨投入口22、紙幣投入口24、硬貨排出口26、紙
幣排出口28、レシート発行口30などが設けられてい
る。筐体12の上面12Bにはディスプレイ20が設け
られている。また、筐体12には、バーコードリーダ1
4(コード読取り手段)が接続されている。
【0008】バーコードリーダ14は、商品に付された
その商品の商品名や商品金額を示すバーコードを読み取
って入力するものである。なお、バーコードは、例えば
商品に貼り付けれるシールに印刷されるか、商品に直接
印刷されている。キーボード16は、商品金額を打鍵し
て入力するものである。カードリーダ18は、クレジッ
トカードやデビットカードに記録されている顧客に関わ
る情報を読み取って入力するものである。ディスプレイ
20は、バーコードリーダ14やキーボード16によっ
て入力された商品名、商品金額、商品金額の合計である
合計請求金額などを主に顧客に対して表示するための小
型のディスプレイ20Aと、主としてオペレータに対し
て表示するための大型のディスプレイ20B(特許請求
の範囲の表示手段に相当)とを備えている。ディスプレ
イ20Bはその表示面を筐体12の前面12Aと同じ向
きに向けた状態で設けられている。
【0009】硬貨投入口22は商品の代金として受け取
った貨幣のうち、硬貨を投入するためのものである。紙
幣投入口24は商品の代金として受け取った貨幣のう
ち、紙幣を投入するためのものである。硬貨排出口26
は、釣銭のうち、硬貨を排出するためのものである。紙
幣排出口28は、釣銭のうち、紙幣を排出するためのも
のである。レシート発行口30は、商品名や商品金額な
どが印刷されたレシートを排出するためのものである。
【0010】次に、図1を参照して、キャシュレジスタ
ー10の構成について詳細に説明する。なお、図1にお
いて実線は信号や情報の授受を示し、破線は金銭の移動
(搬送)を示している。キャッシュレジスタ10は、上
述したバーコードリーダ14、キーボード16、カード
リーダ18、ディスプレイ20、硬貨投入口22、紙幣
投入口24、硬貨排出口26、紙幣排出口28、レシー
ト発行口30に加えて、CPU32(特許請求の範囲の
請求金額計算手段、釣銭計算手段に相当)、硬貨鑑別部
34(特許請求の範囲の金銭鑑別手段に相当)、紙幣鑑
別部36(特許請求の範囲の金銭鑑別手段に相当)、硬
貨計数部38、紙幣計数部40、硬貨収容部42、紙幣
収容部44、釣銭硬貨計数部46、釣銭紙幣計数部4
8、レシート発行部50、タグ消去部52(特許請求の
範囲の消去手段に相当)などを備えて構成されている。
【0011】なお、第1の実施の形態においては、商品
に、盗難防止用のタグが取着され、商品を販売する店舗
の出入口には盗難防止用ゲートが設置されているものと
する。タグには、設定情報が磁気的に記録されている。
この設定情報は、タグの機能の有効、無効を示すもので
ある。タグの機能、すなわち設定情報が有効状態に設定
されているときに、タグを付けたまま盗難防止ゲートの
前を通過すると、この盗難防止用ゲートの警報動作が起
動される。一方、タグの機能が無効状態に設定されてい
るときに、タグを付けたまま盗難防止ゲートの前を通過
しても、この盗難防止用ゲートの警報動作は起動されな
い。したがって、支払いが終了していない商品のタグは
有効状態に設定されており、支払が終了した時点で後述
するタグ消去機52によってタグの設定情報を消去して
タグを無効状態に設定するようになっている。
【0012】図1に戻ってキャッシュレジスター10の
構成の説明を続ける。CPU32は、バーコードリーダ
14、キーボード16、カードリーダ18、ディスプレ
イ20、硬貨鑑別部34、紙幣鑑別部36、硬貨計数部
38、紙幣計数部40、硬貨収容部42、紙幣収容部4
4、釣銭硬貨計数部46、釣銭紙幣計数部48、レシー
ト発行部50、タグ消去機52などの制御を司るもので
ある。硬貨鑑別部34は、硬貨投入口22に投入された
硬貨の金種を判定するとともに真偽を判別し、本物と判
定された硬貨は後段の硬貨計数部38に送り、本物と判
定されなかった硬貨は硬貨排出口26に送るように構成
されている。紙幣鑑別部36は、紙幣投入口24に投入
された紙幣の金種を判定するとともに真偽を判別し、本
物と判定された紙幣は後段の紙幣計数部40に送り、本
物と判定されなかった紙幣は紙幣排出口28に送るよう
に構成されている。硬貨計数機38は、硬貨鑑別機34
で判定された金種毎の硬貨の枚数を計数して後段の硬貨
収容部42に送るように構成されている。紙幣計数機4
0は、紙幣鑑別機36で判定された金種毎の紙幣の枚数
を計数して後段の紙幣収容部44に送るように構成され
ている。
【0013】硬貨収容部42は、硬貨計数機38で計数
された硬貨をその金種別に収容するものである。紙幣収
容部44は、紙幣計数機40で計数された紙幣をその金
種別に収容するものである。釣銭硬貨計数部46は、硬
貨収容部42に収容されている硬貨から、釣銭として返
却すべき硬貨を金種毎に計数して硬貨排出口26に送る
ものである。釣銭紙幣計数部48は、紙幣収容部44に
収容されている紙幣から、釣銭として返却すべき紙幣を
金種毎に計数して紙幣排出口28に送るものである。レ
シート発行部50は、バーコードリーダ14やキーボー
ド16から入力された商品名、商品の金額、その合計金
額などを記録したレシートを発行しレシート排出口30
から排出させるものである。タグ消去部52は、図2に
は図示されていないが、バーコードリーダ14でバーコ
ードの読取りを行なうとほぼ同時に商品に付されている
タグを有効状態から無効状態に設定するものである。P
OS部54は、POSシステム用のコンピュータ(図
略)に通信回線を介して接続されており、このキャッシ
ュレジスター10に入力された商品名、商品金額、合計
金額などの情報を処理して上記コンピュータに送信する
ものである。
【0014】なお、硬貨鑑別部34、紙幣鑑別部36、
硬貨計数部38、紙幣計数部40、硬貨収容部42、紙
幣収容部44、釣銭硬貨計数部46、釣銭紙幣計数部4
8、レシート発行部50はキャッシュレジスター10の
筐体12の内部に収容されている。硬貨収容部42と紙
幣収容部44は、筐体12のうち、前面12Aの反対側
の面(背面)から取り出し可能に、かつ、施錠可能に設
けられている。したがって、硬貨収容部42と紙幣収容
部44を施錠すると、これら硬貨収容部42と紙幣収容
部44を筐体12から取り出すことが禁止されて貨幣の
取り出しができない。また、硬貨収容部42と紙幣収容
部44を開錠すると、これら硬貨収容部42と紙幣収容
部44を筐体12から取り出すことが可能となり、貨幣
を取り出すことができる。つまり、従来のキャッシュレ
ジスターは、そのオペレータが商品の代金を入れたり、
釣銭を取り出したりするために金銭収納用のドロワーが
開閉可能に設けられているが、本発明のキャッシュレジ
スターは、オペレータが金銭の収容された硬貨収容部4
2と紙幣収容部44から金銭を取り出すことができない
様に構成されている。なお、これら硬貨収容部42と紙
幣収容部44の筐体12からの取り出しは、これらの部
分のみを取り出せるように構成してもよく、あるいはこ
れら硬貨収容部42と紙幣収容部44とを含んだ他の部
分と一体に取り出せるように構成してもよい。
【0015】次に、図3のフローチャートを参照して、
キャッシュレジスター10の動作に付いて説明する。な
お、以下の説明では、キャッシュレジスター10の操作
はオペレータが行なうものとする。まず、商品金額をバ
ーコードリーダー(スキャナ)またはキーボードによっ
て入力する(S10)。バーコードリーダによってバー
コードを読み取る場合には、商品名などの情報も入力さ
れる。商品金額の入力とほぼ同時にタグ消去部によって
商品に付されているタグの設定を有効状態から無効状態
にされる(S12)。ステップS10、S12の動作は
商品毎に繰り返して行なわれる。商品金額の入力が終了
すると、合計請求金額がCPU32によって算出され、
ディスプレイ20に表示される。
【0016】また、CPU32は、入力された商品名や
金額の情報をPOS部54に与え、POS部54はPO
S用のコンピュータにこれら商品名や金額の情報を含む
売り上げ情報を送信する(S14)。支払が、現金であ
れば、ステップS16に移行し、オペレータは、顧客か
ら金銭(硬貨および紙幣)を受け取り(S16)、硬貨
は硬貨投入口22に投入し、紙幣は紙幣投入口24に投
入する(S18)。硬貨は硬貨鑑別部34によって、紙
幣は紙幣鑑別部36によって、それぞれ金種と真偽が判
別される。硬貨または紙幣が真正でないと判定(偽物と
判定)された場合には(S22)、ディスプレイ20に
よる警告表示、あるいは図略のブザーによる警告音が発
生される(S24)。そして、真正でないと判定された
硬貨は高価排出口26に排出され、真正でないと判定さ
れた紙幣は紙幣投入口24から排出される(S26)。
【0017】一方、硬貨鑑別部34、紙幣鑑別部36に
よって、硬貨、紙幣が真正であると判定された場合(S
28)には、硬貨鑑別部34、紙幣鑑別部36で判定さ
れた金種毎に硬貨計数部38、紙幣計数部40によって
計数されその計数結果の合計である合計投入金額がCP
U32で計算されるとともに、計数された硬貨と紙幣は
それぞれ硬貨収容部42、紙幣収容部44に金種毎に収
容される(S30、S32)。さらに、ステップS28
で本物と判定された場合には、CPU32は、前記合計
投入金額と前記合計請求金額に基づいて釣銭の有無を確
定し(S34)、釣銭がない場合には(S36)、レシ
ート発行部50でレシートを発行させてレシート排出口
30から排出させる。
【0018】一方、釣銭がある場合には、CPU32
は、必要な釣銭を構成する金種と金種毎の枚数を算出し
て釣銭硬貨計数部46、釣銭紙幣計数部48を制御す
る。すなわち、釣銭硬貨計数部46を制御して、硬貨収
容部42に収容されている硬貨から、釣銭として返却す
べき硬貨を金種毎に計数して硬貨排出口26に送らせ
る。また、釣銭紙幣計数部48を制御して、紙幣収容部
44に収容されている紙幣から、釣銭として返却すべき
紙幣を金種毎に計数して紙幣排出口28に送らせる(S
40)。次いでレシートを発行する(S38)。
【0019】一方、支払がクレジットカードまたはデビ
ットカードによるものである場合には(S42)、オペ
レータは顧客から預かったカードをカードリーダ18に
通して、カードの情報を読み取らせる(S44)。これ
により、顧客の金融機関の口座から合計商品金額を引き
落とすために必要な処理を行なう。次いでレシートを発
行する(S38)。
【0020】上述したキャッシュレジスター10によれ
ば次のような作用効果を奏することができる。顧客から
受領した金銭は、硬貨投入口22と紙幣投入口24に投
入され、釣銭は硬貨排出口26と紙幣排出口28に排出
されるため、従来と違って金銭が収容されたドロワーを
開閉可能に設ける必要が無い。そして、硬貨収容部42
と紙幣収容部44を施錠することで、これら硬貨収容部
42と紙幣収容部44に収容されている金銭の取り出し
が禁止されているので、従来と違って、キャッシュレジ
スター10を操作するオペレータによる金銭の抜き取り
などの不正を未然に防止できる。また、従来と違って金
銭が収容された開閉可能に設けられたドロワーが無いの
で、強盗などに対する被害を防ぐことができる。硬貨鑑
別部34と紙幣鑑別部36を設けたので偽造された硬貨
や紙幣の受け取りを未然に防止することができる。釣銭
硬貨計数機46と釣銭紙幣計数機48によって釣銭を計
数するため、人為的な釣銭の計数誤りが防止される。
【0021】なお、上述の説明では、商品にタグを付
け、キャッシュレジスター10でバーコードの読取りと
同時にタグを無効状態にするものとしたが、オペレータ
が上記精算を行なう場合には、タグと盗難防止用ゲート
を省略することも可能である。
【0022】次に、第2の実施の形態について説明す
る。第2の実施の形態では、キャッシュレジスター10
を操作するオペレータを置かず、顧客のみで精算を行な
う。この場合には商品にタグを付けるとともに、盗難防
止用ゲートを設置することが必要である。オペレータを
介在させないで精算を行なう場合には、前述した第1の
実施の形態におけるオペレータと同様の操作を顧客自身
が行なえばよい。つまり、顧客が商品のバーコードをバ
ーコードリーダ14で読み取らせるとほぼ同時にタグ消
去部52によってタグが無効状態に設定される。したが
って、顧客が全商品に対する精算を正しく行なった場合
には、全てのタグが無効状態となるので、盗難防止用ゲ
ートの警報動作は起動されない。一方、顧客がバーコー
ドリーダによる読取りを行なわない商品を1つでも所持
していると、その商品のタグが有効状態に設定されてい
るため、盗難防止用ゲートが警報動作を起動させ、代金
支払いをしていない商品の持ち出しを抑止することがで
きる。したがって、本発明のキャッシュレジスター10
を用いることで精算の無人化を実現することが可能とな
る。
【0023】なお、上述した実施の形態の説明と特許請
求の範囲の記載との対応について説明しておくと、CP
U32と硬貨鑑別部34と紙幣鑑別部36と硬貨計数部
38と紙幣計数部40とによって特許請求の範囲の投入
金銭計数手段が構成されている。また、釣銭硬貨計数部
46と釣銭紙幣計数部48によって特許請求の範囲の釣
銭払い出し手段が構成されている。
【0024】なお、上述した各実施の形態では、商品金
額などを示すコードをバーコードとして説明し、そのバ
ーコードをコード読取り手段を構成するバーコードリー
ダ14で読み取るものとしたが、商品金額などを示すコ
ードはバーコードに限定されるものではなく、コード読
取り手段もバーコードリーダに限定されるものではな
い。また、実施の形態では、硬貨収容部42と紙幣収容
部44を筐体12の背面から取り出せるように構成した
が、キャッシュレジスター10を操作するオペレータが
筐体12の前面に立つ場合が多いであろうことを考える
と、オペレータによる金銭の抜き取りを防止する点で
は、硬貨収容部42と紙幣収容部44を筐体12の左右
側面から取り出せるように構成してもよい。また、実施
の形態では、投入された硬貨と紙幣を硬貨収容部42と
紙幣収容部44に収容すると共に、釣銭としての硬貨と
紙幣を硬貨収容部42と紙幣収容部44から払い出すよ
うに構成し、投入された硬貨と紙幣を釣銭としても再利
用するように構成したが次のような構成とすることもで
きる。すなわち、硬貨収容部42を第1、第2硬貨収容
部から構成し、紙幣収容部44を第1、第2紙幣収容部
から構成する。第1硬貨収容部と第1紙幣収容部には、
投入された硬貨と紙幣を収容し、かつ、第2硬貨収容部
と第2紙幣収容部には予め釣銭用の硬貨と紙幣を収容す
る。そして、釣銭の払い出しは第2硬貨収容部と第2紙
幣収容部からのみ行なうようにする。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のキャッシュ
レジスターによれば、顧客から受領した金銭は、金銭投
入口に投入され、釣銭は金銭排出口に排出される。ま
た、金銭収容手段を施錠することで金銭収容手段に収容
されている金銭の取り出しが禁止される。したがって、
従来と違って金銭の収容されたドロワーが開閉可能に設
けられていないので、金銭の抜き取りや強盗からの被害
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるキャッシュレジスタ
ーの概略構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態におけるキャッシュレジスタ
の外観図である。
【図3】第1の実施の形態におけるキャッシュレジスタ
ーの動作フローチャートである。
【符号の説明】
10 キャッシュレジスター 12 筐体 14 バーコードリーダ 16 キーボード 20 ディスプレイ 32 CPU 34 硬貨鑑別部 36 紙幣鑑別部 38 硬貨計数部 40 紙幣計数部 42 硬貨収容部 44 紙幣収容部 46 釣銭硬貨計数部 48 釣銭紙幣計数部 52 タグ消去部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品金額を示すコードを読み取って前記
    商品金額を入力するコード読取り手段と、 前記コード読取り手段で入力された前記商品金額の合計
    である合計請求金額を計算する請求金額計算手段と、 前記請求金額計算手段で算出された前記合計請求金額を
    表示する表示手段と、金銭投入口と、 金銭排出口と、 前記金銭投入口に投入された金銭を収容する金銭収容手
    段と、 前記金銭投入口から金銭が投入されると、投入された金
    銭の合計である合計投入金額を計数した後、投入された
    金銭を前記金銭収容手段に収容する投入金銭計数手段
    と、 前記合計投入金額と前記合計請求金額に基づいて釣銭金
    額を計算する釣銭計算手段と、 前記釣銭計算手段で算出された前記釣銭金額に対応する
    金銭を前記金銭収容手段から前記金銭排出口に排出する
    釣銭払い出し手段とを備え、 前記請求金額計算手段、金銭収容手段、投入金銭計数手
    段、釣銭計算手段および釣銭払い出し手段を収容する筐
    体とを備え、 前記金銭投入口と金銭排出口とは前記筐体の一方の面側
    に配置され、 前記金銭収容手段は前記筐体の前記一方の面と異なる面
    から取り出し可能でかつ施錠可能に設けられている、 ことを特徴とするキャッシュレジスター。
  2. 【請求項2】 前記金銭収容手段が取り出し可能に設け
    られている前記筐体の面は、前記筐体の一方の面の反対
    側の面であることを特徴とする請求項1記載のキャッシ
    ュレジスター。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は表示面が前記筐体の一方
    の面とほぼ同じ方向を向くように設けられていることを
    特徴とする請求項1または2記載のキャッシュレジスタ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記金銭投入口に投入された金銭の真偽
    を判別する金銭鑑別手段が前記筐体に収容され、前記金
    銭鑑別手段が真正でないと判断した金銭の前記金銭収容
    手段へ収容を禁止することを特徴とする請求項1、2ま
    たは3記載のキャッシュレジスター。
  5. 【請求項5】 前記商品には盗難防止用のタグが取着さ
    れており、前記タグは、前記タグの機能が有効状態に設
    定されているときに盗難防止用ゲートの警報動作を起動
    させるように、かつ、前記タグの機能が無効状態に設定
    されているときに前記盗難防止用ゲートの警報動作を起
    動させないように構成され、前記タグの機能を無効状態
    に設定するための消去手段を設けたことを特徴とする請
    求項1乃至4に何れか1項記載のキャッシュレジスタ
    ー。
  6. 【請求項6】 前記消去手段による前記タグの機能の無
    効状態への設定は、前記コード読取り手段による前記コ
    ードの読取り動作とほぼ同時に行なわれるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項5記載のキャッシュレ
    ジスター。
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