JP2002056320A - 統合リース管理システム - Google Patents

統合リース管理システム

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JP2002056320A
JP2002056320A JP2000240177A JP2000240177A JP2002056320A JP 2002056320 A JP2002056320 A JP 2002056320A JP 2000240177 A JP2000240177 A JP 2000240177A JP 2000240177 A JP2000240177 A JP 2000240177A JP 2002056320 A JP2002056320 A JP 2002056320A
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Japan
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lease
management
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JP2000240177A
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English (en)
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Hiroki Michihiro
啓樹 道廣
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Mitsui Leasing & Dev Ltd
Mitsui Leasing & Development Ltd
Original Assignee
Mitsui Leasing & Dev Ltd
Mitsui Leasing & Development Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リース契約、中途解約等の手続を簡単に行な
うことができ、各ユーザ毎に使い勝ってのよい形式でリ
ース管理事務を一括管理できるリース管理システムを提
案すること 【解決手段】 リース管理システム1は、リース会社等
が運営するリース管理装置3と、各リースユーザ4の側
のユーザ端末5を有し、これらはインターネット経由で
接続可能である。リース管理装置3のウエブサーバ12
は、リース管理サーバ11によって提供されるソフトウ
エアおよびハードウエア資源を利用して、各ユーザ毎の
リース管理サイトを運営している。ユーザ4はウエブサ
ーバ12のリース管理サイトにアクセスすることにお
り、リース申込手続、リース契約手続等を行なうことが
できる。また、当該リース管理サイトにアクセスしたユ
ーザ端末5によって利用しているリース物件管理手続を
行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リース契約手続や
リース物件の管理等を効率良く行なうことができ、ま
た、通常のリース関連事務処理を行いながら、ユーザー
が管理すべきデータを蓄積することができ、さらに、リ
ース会社側機能の使用によるリース会社とユーザーの相
互のやりとりを管理情報として活用できる統合リース管
理システムに関するものである。
【0002】本発明は、インターネットを活用して共有
サーバー上において具現化できる共に、電子メールを活
用して相互のインフラのデータの交換を行う方法におい
ても具現化できる。
【0003】
【従来の技術】企業等においてはOA機器、通信機器等
のリースが普及しており、それに伴って、リース契約手
続、リース物件およびその費用管理が煩雑化の一途を辿
っている。すなわち、リース契約に当たっては、リース
見積の取り寄せ、リース契約条件の検討および契約書へ
の署名、捺印等の事務処理が発生し、リース期間中にお
いては、各物件毎に設置場所の把握、リース料の管理お
よび支払い手続、リース期限管理が必要となり、リース
満了時には、再リース手続等が発生し、終了契約に関し
ては、当該物件の返却が厳格に義務付けられている。従
って、リース物件数が増加すると、それらの事務管理手
続が煩雑化する。
【0004】従来においてはこのようなリース事務処理
手続を人手に頼っており、リース契約の申し込み手続等
は対面式により行われ、契約書類はユーザとリース会社
間で郵送によりやり取りされ、また、電話、FAX連絡
等によって、見積依頼等が行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リース
物件数が増加するとリース事務処理手続が煩雑になり、
リース資産も自己所有の固定資産と同様の管理が必要と
なってくる。従来の手作業に頼ったリース事務手続き、
リース関連管理では効率が悪く、また、手続ミスも発生
し易い。さらには、多数の支店等を抱えた企業等では、
リース物件の設置場所等の管理、リース費用の付け替え
管理等も行なわねばならないので、リース契約、物件、
費用の管理も煩雑になる。
【0006】これまでリース物件の管理手続は、各ユー
ザ毎に個別に行われているのが一般的である。複数のユ
ーザの、複数の管理部署のリース管理、手続等を一元化
できれば、利用資源の共用化、節約化を図ることがで
き、また、人件費も削減できるので、望ましい。
【0007】また、各ユーザー内でのリース管理は、一
般に、そのシステム部、管財部、経理部、総務部等が各
々の管理ニーズに基づいて行なっている。従って、各部
門では自己の部門のリース管理状況は把握できるが、全
体の状況を把握することが困難である。従って、各ユー
ザー内でのリース管理を、ユーザーの管理体系を尊重し
た形態で一元管理できることが望ましい。
【0008】本発明の課題は、このような点に鑑みて、
リースの申込、契約、変更、解約手続等を簡単、かつ効
率良く行なうことのできる統合リース管理システムを提
案することにある。
【0009】また、本発明の課題は、各ユーザによるリ
ース契約、物件、費用管理などの事務手続の一括管理を
可能とすること、ユーザーとリース会社間の事務手続き
を簡便、効率化すること、リース会社との事務手続きを
ユーザーのリース関連管理と直結することを可能とする
統合リース管理システムを提案することにある。
【0010】さらに、本発明の課題は、本発明によるリ
ース管理システムを、リース会社側のシステムに実装す
る形態、ユーザー側のシステムに実装する形態、および
インターネットを活用して相互のデータを連携させる形
態、ユーザー側のネットワークに常駐させる形態、イン
トラネットに常駐させる形態、リース会社側のインフラ
設備を活用してユーザーのリース管理を行う形態等の何
れにも対応可能にすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の統合リース管理システムはインターネッ
トを介して接続可能なリース管理サーバを有し、インタ
ーネット接続機能を有するユーザ端末から、当該リース
管理サーバに対して、インターネット経由で、リース見
積申込手続、リース契約申込手続、リース契約変更手
続、リース中途解約申込、リース契約の満了手続、およ
び契約期間満了後の再リース契約締結手続のうちの少な
くとも一つを行なうことを可能としている。勿論、これ
らの処理の任意の組み合わせも実行可能としている。
【0012】また、本発明のシステムでは、ユーザー端
末に直接インストールした当該システムとインターネッ
トを介して行ったリース事務情報を連携させることを可
能としている。
【0013】ここで、インターネット接続機能を有する
サプライヤ端末を有している場合には、前記ユーザ端末
から、当該リース管理サーバーを経由してサプライヤ端
末に対して、インターネット経由で、リース対象物件の
見積依頼手続を行なうことが可能である。
【0014】また、前記リース管理サーバは、ユーザー
に実装した場合、複数のリース会社から同一リース物件
のリース見積書をインターネット経由で取り寄せ可能で
あることが望ましい。
【0015】さらに、前記リース管理サーバは、各ユー
ザ端末からインターネット経由で提供されるリース事務
処理情報に基づき、各ユーザのリース事務処理の管理を
する、またリース管理(契約、物件、費用)をするよう
に構成しておけば、各ユーザのリース事務処理、リース
管理を、共通のハードウエア資源、ソフトウエア資源を
用いて一元化できる。
【0016】ここで、前記リース管理サーバは、リース
契約管理手段、リース資産管理手段、およびリース費用
管理手段を備えていることが望ましい。
【0017】この場合、前記リース契約管理手段による
リース契約管理には、契約状況の管理、契約詳細の管
理、契約変更履歴の管理、契約付加情報の管理が含まれ
る。前記契約状況の管理にはリースの開始、終了、期
間、再リース回数が含まれる。前記契約詳細の管理には
リース月額、設置場所、残期間、残リース料が含まれ
る。前記契約変更履歴の管理には設置場所移動、中途解
約情報が含まれる。さらに、前記契約付加情報の管理に
は契約管理部署、決済者が含まれる。
【0018】また、前記リース資産管理手段によるリー
ス資産管理には、機器別連続番号の管理、設置場所の管
理、管理責任者の管理、資産分類の管理、インストール
ソフトおよびそのバージョンの管理、メモリ、HD、C
PU等の機器仕様の管理が含まれている。
【0019】さらに、前記リース費用管理手段によるリ
ース費用管理には、費用発生予想表出力機能と、支払い
リース料実績表作成機能と、機器別リース料の管理と、
請求書宛先場所別費用の管理と、費用負担部署別費用の
管理と、設置場所別費用の管理と、資産分類別費用の管
理と、保守費用の管理が含まれている。
【0020】一方、前記リース管理サーバは、ユーザが
設定変更可能なマスタを有していることが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した統合リース管理システムの実施例を説明す
る。
【0022】図1は本例の統合リース管理システムの概
略構成図である。この図に示すように、本例の統合リー
ス管理システム1は、リース会社2等が運営するリース
管理装置3と、複数のリースユーザ4(4(1),4
(2),4(3)・・・)が所持しているユーザ端末5
と、リース物件を提供するサプライヤ6が所持している
サプライヤ端末7とを有している。これらの各端末は、
インターネット8を介して相互に接続可能であると共
に、インターネット8を介してリース管理装置3にアク
セス可能となっている。
【0023】リース管理装置3は、各リースユーザ4で
利用されているリース物件の事務処理等を一括管理して
いるサーバである。すなわち、当該サーバ3を管理運営
しているリース会社2によって各ユーザ4のリース物件
が一元管理されている。また、本例では、各ユーザ4に
よる新規のリース契約手続、その変更手続、再リース手
続等も、ユーザ端末5からインターネット経由で行なう
ことが可能となっている。このリース管理装置3は、各
ユーザ4毎のリース管理を行なっているリース管理サー
バ11と、このリース管理サーバ11によって提供され
る資源を利用して各ユーザ毎のリース管理サイトをイン
ターネット上で運営しているウエブサーバ12とを有し
ている。なお、リース管理サーバ11は、リース会社2
の基幹システム13に接続されており、必要情報がリー
ス管理サーバ11から基幹システム13に提供すること
が可能となっている。
【0024】図2は、リース管理装置3によって実現さ
れる機能をブロックで示す機能ブロック図である。リー
ス管理装置3におけるウエブサーバ12は、パスワード
等によってリース管理サーバ11に対するアクセス権が
付与されているユーザであるか否かを判別する認証機能
14aと、参照できるデータの範囲を限定するセクショ
ン管理機能14bと、使用できる機能を限定するアカウ
ント管理機能14cと、ホームページ上において各ユー
ザにリース管理サイト15(5(1)、15(2)15
(3)・・・)を提供する機能を備えている。各ユーザ
4は、ユーザ端末5からインターネット8を経由して、
各ユーザ毎に設定されている、またはユーザーを跨る商
内形態別の括りに基づきリース管理サイト15にアクセ
スすることによって、ユーザ端末5の画面上において全
てのリース管理業務を行なうことが可能である。
【0025】リース管理サーバ11は、データ書き込み
機能21、データ出力機能22、データ編集・加工機能
23およびデータ検索機能24を備えている。また、各
ユーザ4毎に、データ書き込み、データ出力、データ編
集・加工およびデータ検索の形態を設定可能なユーザマ
スタ25を備えおり、当該ユーザマスタ25に登録され
ている形式に従って、データ編集や出力等が行われる。
本例のリース管理サーバ11によれば、インターネット
を介してのリース見積申込手続31、リース契約申込手
続32、リース契約変更手続33、リース契約満了手続
34および再リース手続35を行なうことが可能となっ
ている。また、各ユーザ毎のリース契約管理36、リー
ス資産管理37、リース費用管理38を行なうことが可
能となっている。
【0026】これらの各種の手続、管理情報は、各ユー
ザ毎の管理データベース39(39(1)、39
(2)、39(3)・・・)に保存されており、手続が
行われる毎に、各データベースの更新が行われる。リー
ス管理サーバ11によって蓄積された各ユーザ毎の管理
データベースの内容は当該システム内で完結した形をと
れるが、必要に応じ例えば定期的に基幹システム13の
側にデータ提供を行い、そのデータベース40に蓄積さ
せることが可能である。
【0027】ここで、本例のリース管理サーバ11によ
って提供され、ウエブサーバ12を介して各ユーザに提
供されているリース契約管理36、リース資産管理3
7、およびリース費用管理38の内容を以下に列記す
る。
【0028】まず、リース契約管理36には、契約状況
の管理、契約詳細の管理、契約変更履歴の管理、契約付
加情報の管理が含まれている。リース契約状況の管理に
はリースの開始、終了、期間、再リース回数が含まれ、
契約詳細の管理にはリース月額、設置場所、残期間、残
リース料が含まれ、契約変更履歴の管理には設置場所移
動、中途解約情報が含まれ、契約付加情報は、契約管理
部署、決済者等ユーザーが任意に設定できる項目管理が
が含まれている。
【0029】ここで、契約管理表の作成に関しては、ユ
ーザーの自由な検索、サマリー基準をもってデータを検
索、ソート、出力項目の設定、出力順番の選択等が可能
である。
【0030】リース資産管理37には、機器別連続番号
の管理、設置場所の管理、管理責任者の管理、資産分類
の管理、インストールソフトおよびそのバージョンの管
理、メモリ、HD、CPU等の機器仕様の管理、物件付
加情報としてユーザーが任意に設定できる項目管理が含
まれている。また当該システムからのバーコード発行に
よる、現物とデータのリンクを取ることを可能とする。
【0031】リース物件は物件グループ、物件明細、物
件明細構成要素に分けて階層管理ができ、ユーザー任意
の管理体系に基づき設定が可能である。また、出力に関
しても、ユーザー任意の検索、サマリー基準を設定する
事ができ、データを検索、ソート、出力項目の設定、出
力順番の選択等、自由度の大きい表作成が可能である。
【0032】リース費用管理38には、費用発生予想表
出力機能と、支払いリース料実績表作成機能と、機器別
リース料の管理と、請求書宛先場所別費用の管理と、費
用負担部署別費用の管理と、設置場所別費用の管理と、
資産分類別費用の管理と、保守費用の管理が含む、ユー
ザー任意の検索、サマリー基準の設定を可能としてお
り、ユーザー任意の検索、サマリー基準を設定する事が
でき、データを検索、ソート、出力項目の設定、出力順
番の選択等、自由度の大きい表作成が可能である。ユー
ザーが自己のニーズに基づきデータ編集を簡便に行わせ
られる機能が含まれている。また、リース費用は契約
毎、物件毎、若しくは各々の任意按分機能を保持し費用
管理を行う事を可能としている。
【0033】(リース見積依頼手続から検収までの手
続)次に、図3は、本例のリース管理システム1を利用
したリース見積申込手続からリース物件の検収までの手
順を示すフローチャートである。このフローチャートに
従って説明すると、まず、ユーザ4(1)がユーザ端末
5からインターネット経由でリース対象物件についての
見積依頼をサプライヤ6の端末7に送信する(ステップ
ST1)。サプライヤ6から見積書を電子メールあるい
はその他の形態で受け取ると(ステップST2)、ユー
ザ4(1)はユーザ端末5からインターネット8を経由
して、リース管理装置3のウエブサーバ12のリース管
理サイトにアクセスして、リース見積申込画面を開く
(ステップST3)。このリース見積申込画面上で必要
事項を入力して確認ボタンをクリックすると、リース見
積申込情報が、ウエブサーバ12の側に送信され、リー
ス管理サーバ11を介して基幹システム13の側に提供
される。
【0034】基幹システム13の側では、リース会社担
当者が端末画面上においてユーザ受け付け一覧画面上に
おいて申し込みがあった旨が表示されると(ステップS
T4)、受け取ったリース見積申込書を開き、それに基
づき、端末画面上に見積作成画面を開き、見積書を作成
する(ステップST5)。見積書の作成は、タリフ表を
使用して作成する場合(ステップST6)と、採算計算
に基づき作成する場合(ステップST7)の二つの形態
がある。
【0035】見積書作成後は、リース会社担当者が端末
からユーザ4(1)の端末5に宛てて電子メールで見積
書を送付する(ステップST8)。ウエブサーバ12の
リース管理サイトにおいて当該見積書を参照可能であ
り、ユーザ端末5からリース管理サイトにアクセスして
当該見積参照画面を開き、承認するか否かは、承認画面
を開き、その旨を入力することによりリース会社側に送
信される(ステップST11)。承認した場合には、画
面がリース契約申込画面に切り替わる。必要事項を入力
した後に確認ボタンをクリックすると、リース契約申込
情報がリース会社側に送信される(ステップST1
2)。
【0036】リース会社の端末では、ユーザ受け付け一
覧画面上において、リース契約申込を受け取ると(ステ
ップST13)、画面をリース契約受け付け画面に切り
換えて、リース会社内でのリース契約の社内決済用の社
内申請書をプリントアウトする(ステップST14)。
社内決済により許可がでた場合には、正式なリース契約
書を作成して郵送等の手段によりユーザ4(1)に送付
する(ステップST15)。勿論、許可する旨を電子メ
ールで連絡し、リース管理サイト上からユーザ4(1)
が契約書をダウンロードしてプリントアウトするように
してもよい。リース契約が承認されない場合には、その
旨がユーザ4(1)に電子メール等の手段で通知される
(ステップST16)。
【0037】リース契約書を受け取ったユーザ4(1)
は、署名、捺印等を行なった後に当該リース契約書をリ
ース会社に返送する。勿論、完全なペーパレス化を図る
ためには、リース管理サイト上において、リース契約画
面上で、必要事項の入力、署名・捺印に代わる承認手続
を行なわせるようにしてもよい。
【0038】リース会社がリース契約書を受け取ること
によりリース契約が締結する(ステップST17)。こ
の後は、リース物件の注文書をサプライヤ6に送付する
(ステップST18)。この注文手続も、インターネッ
ト8を経由してサウプライヤ端末7宛ての電子メール送
付により行なうこともできる。注文を受けたサプライヤ
6はリース物件をユーザ4に向けて発送する(ステップ
ST19)。ユーザ4はリース物件を受け取ると、リー
ス管理サイトにアクセスして、検収エントリ画面を開
き、検収した旨の情報をリース会社側に送信する(ステ
ップST20)。または、検収書をダウンロードして必
要事項を入力のうえ、プリントアウトして、リース会社
に送付する。
【0039】(リース中途解約処理)次に、図4を参照
してリース途中解約手続を説明する。この場合、ユーザ
ー4(1)は、ユーザー端末5からインターネット経由
で、リース管理装置3のウエブサーバ12のリース管理
サイトにアクセスして、途中解約申込画面を開く(ステ
ップST41)。
【0040】この中途解約申込画面上で、解約対象のリ
ース物件を特定する情報(リース番号等)および解約希
望日等の必要事項を入力して確認ボタンをクリックする
と、中途解約情報が、ウエブサーバ12に送られ、リー
ス管理サーバ11を介して基幹システム13の側に提供
される。
【0041】基幹システム13の側では、端末のユーザ
受け付け一覧画面上において途中解約申し込みがあった
旨が表示されると(ステップST42)、リース会社担
当者は中途解約受け付け画面を開き、規定損害金等の算
出を行なう(ステップST43)。途中解約受け付け画
面上において、解約対象のリース物件をユーザーが返却
希望なのか、買い取り希望なのか、あるいは廃棄希望な
のかを判別して(ステップST44ないし46)、各場
合についての所定の手続を行なって、途中解約手続の完
了を電子メールの形態でユーザー端末5に送信する(ス
テップST47)。廃棄手続の場合には、ユーザーから
の廃棄承諾書の受け取りを待って、途中解約手続の完了
をユーザー側に通知する。
【0042】(リース満了処理および再リース処理)図
5には、リース満了処理および再リース処理のフローチ
ャートを示してある。この図に従って説明すると、リー
ス会社側においては、その基幹システム13においてリ
ースが満了になるリース物件についてモニターしてい
る。満了に近づいたリース物件が検索されると、ユーザ
ー受け付け一覧画面から再リース料入力画面に切り換
え、再リース料を入力し、当該料金情報と共にリース期
間満了通知を電子メールによってユーザー端末5に送信
する(ステップST51ないしST53)。
【0043】ユーザーはユーザ端末5においてリース期
間満了通知を受け取ると、リース管理装置の管理サーバ
11にアクセスして、端末画面をリース契約満了申込画
面に切り換え、リース物件を返却するのか、買い取るの
か、廃棄するのか、あるいは再リースするかに関する指
示を送信する(ステップST54、55)。
【0044】この情報を、リース管理会社の担当者が端
末画面上において確認すると、端末画面を満了受け付け
画面に切り換えて、ユーザーの希望条件に応じた処理手
続を行なう(ステップST56ないしST61)。
【0045】再リースが希望されている場合には(ステ
ップST61)、再リース処理を行い(ステップST6
2)、再リース契約一覧表を出力してユーザーに送付す
る。ユーザー側からの確認の返事を待って、満了処理が
完了した旨の電子メールをユーザー端末宛てに送付する
(ステップST63)。
【0046】なお、図6にはリース契約変更手続のフロ
ーチャートを示してある。変更手続の上述の各手続と同
様に、ユーザー側から管理サーバにアクセスして、契約
変更画面を開き、当該画面上において必要事項を入力し
て、管理サーバの側に送信することにより行なうことが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の統合リー
ス管理システムでは、インターネット上に各ユーザ毎の
リース管理サイトを運営し、リース見積依頼手続、リー
ス契約手続、リース契約変更手続、リース満了手続、お
よび再リース手続をユーザ端末からインターネット経由
でリース会社に対して行なうことができる。よって、従
来のように契約書類を郵送によりやり取るする等の手続
が不要になるので、リースの各種手続を時間、場所の制
約を受けることなく、効率良く行なうことが可能にな
る。
【0048】また、本発明では、各ユーザ毎のリース管
理をリース管理サーバによって一元管理しているので、
ソフトウエアおよびハードウエアの資源の共用化を図る
ことができ、また、各ユーザの側においても経費を削減
できる。
【0049】さらに、本発明では、各ユーザ毎のマスタ
を備えており、検索項目、出力項目等をユーザ毎に設定
できるので、各ユーザにとって極めて使い勝手のよいリ
ース管理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したリース管理システムの一例を
示す概略構成図である。
【図2】図1のシステムにおけるリース管理装置の機能
ブロック図である。
【図3】図1のシステムにおけるリース見積申込から検
収までの流れを示す概略フローチャートである。
【図4】図1のシステムにおけるリース中途解約手続を
示す概略フローチャートである。
【図5】図1のシステムにおけるリース満了および再リ
ース手続の概略フローチャートである。
【図6】図1のシステムにおけるリース変更手続の概略
フローチャートである。
【符号の説明】
1 統合リース管理システム 2 リース会社 3 リース管理装置 4 リースユーザー 5 ユーザ端末 6 サプライヤ 7 サプライヤ端末 11 リース管理サーバ 12 ウエブサーバ 13 基幹システム 14a 認証機能 14b セクション管理機能 14c アカウント管理機能 15 リース管理サイト 21 データ書き込み機能 22 データ出力機能 23 データ編集・加工機能 24 データ検索機能 31 リース申込手続 32 リース契約手続 33 リース変更手続 34 リース契約満了手続 34 再リース手続 36 リース契約管理 37 リース資産管理 38 リース費用管理 39 管理データベース 40 データベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月22日(2000.8.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 19/00 300 G06F 19/00 300A 300N

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットを介して接続可能なリー
    ス管理サーバを有し、インターネット接続機能を有する
    ユーザ端末から、当該リース管理サーバに対して、イン
    ターネット経由で、リース見積申込手続、リース契約申
    込手続、リース契約変更手続、リース中途解約申込、リ
    ース契約の満了手続、および契約期間満了後の再リース
    契約締結手続のうちの少なくとも一つを行なうことが可
    能なことを特徴とする統合リース管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ユーザ端末に保持したリース事務情報と、当該ユー
    ザ端末から前記リース管理サーバに対して行われたリー
    ス事務情報とを連携させることを特徴とする総合リース
    管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 インターネット接続機能を有するサプライヤ端末を有
    し、 前記ユーザ端末から、当該リース管理サーバを経由して
    サプライヤに対して、インターネット経由で、リース対
    象物件の購入見積依頼手続を行なうことが可能なことを
    特徴とする統合リース管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記リース管理サーバは、前記サプライヤからの購入リ
    ース物件、またはユーザーが独自に設定したリース物件
    に関し、複数のリース会社から同一リース物件のリース
    見積書をインターネット経由で受け取り、ビッドを可能
    とすることを特徴とする統合リース管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記リース管理サーバは、各ユーザ端末からインターネ
    ット経由で提供されるリース事務処理情報に基づき、各
    ユーザのリース事務処理のステイタス管理、およびユー
    ザーがリース会社へ伝達しなくてはならない再リース情
    報等の事前告知を含むリース関連事務管理を行なうこと
    を特徴とする統合リース管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記リース管理サーバは、リース事務機能、リース事務
    代行機能、リース会社側事務処理機能、リース契約管理
    手段、リース資産管理手段、およびリース費用管理手段
    を備えていることを特徴とするリース管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記リース契約管理手段によるリース契約管理には、契
    約状況の管理、契約詳細の管理、契約変更履歴の管理、
    ユーザーが任意に項目設定できる契約付加情報の管理が
    含まれ、 前記契約状況の管理にはリースの開始、終了、期間、再
    リース回数が含まれ、 前記契約詳細の管理にはリース月額、設置場所、リース
    料支払部署、リース残期間、残リース料、リース管理担
    当者、リース物件に纏わる保守契約情報が含まれ、 前記契約変更履歴の管理には担当者変更、設置場所移
    動、中途解約情報、再リース情報が含まれ、 前記契約付加情報の管理にはユーザーが任意に設定でき
    る項目に基づく付随情報が含まれていることを特徴とす
    る統合リース管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項6において、 前記リース資産管理手段によるリース資産管理には、機
    器別連続番号の管理、設置場所の管理、管理責任者の管
    理、資産分類の管理、インストールソフトおよびそのバ
    ージョンの管理、メモリ、HD、CPU等の機器仕様の
    管理が含まれていることを特徴とする統合リース管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記リース資産管理手段は、リース資産管理形態を物件
    グループ管理、物件明細管理、物件構成要素管理に細分
    化、グループ化できる機能を有し、各ユーザー毎の資産
    管理体系を設定できることを特徴とする統合リース管理
    システム。
  10. 【請求項10】 請求項6において、 前記リース費用管理手段によるリース費用管理には、費
    用発生予想表出力機能と、支払いリース料実績表作成機
    能と、機器別リース料の管理と、請求書宛先場所別費用
    の管理と、費用負担部署別費用の管理と、設置場所別費
    用の管理と、資産分類別費用の管理と、保守費用の管理
    が含まれていることを特徴とする統合リース管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 請求項6において、 前記リース管理サーバは、各ユーザ毎のリース管理体系
    に応じて設定、変更可能なマスタデータベースを有して
    いることを特徴とする統合リース管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記リース管理サーバは、前記の各種管理において、各
    ユーザーの設定したマスタ、登録したすべてのデータに
    おける出力項目設定および出力順番設定等を含むデータ
    出力形態を、各ユーザー毎に設定可能であることを特徴
    とする統合リース管理システム。
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