JP2002054806A - 廃棄物の焼却溶融リサイクルシステム - Google Patents

廃棄物の焼却溶融リサイクルシステム

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JP2002054806A
JP2002054806A JP2000274138A JP2000274138A JP2002054806A JP 2002054806 A JP2002054806 A JP 2002054806A JP 2000274138 A JP2000274138 A JP 2000274138A JP 2000274138 A JP2000274138 A JP 2000274138A JP 2002054806 A JP2002054806 A JP 2002054806A
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waste gas
cooling
combustion furnace
incinerator
furnace
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Yasuo Matsuura
康夫 松浦
Tsutomu Kanai
努 金井
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/30Technologies for a more efficient combustion or heat usage

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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小規模の焼却処理施設に使用されてきた火格
子方式の焼却炉においても燃焼炉において完全燃焼させ
ることを可能とし、ダイオキシン等の有害物質の発生を
防止することである。 【解決手段】 焼却炉においてはエジェクターによって
外部から外気を強制的に注入し、さらに焼却炉内の廃ガ
スを強制的に排出することにより燃焼炉内の圧力を最適
化し、完全燃焼を図る。冷却部においては、完全燃焼し
た焼却炉の廃ガスを急速に冷却するために、当該廃ガス
を冷却部に送り込む煙道に外気の取り込み口を設け、冷
却済みの空気をエジェクターによって強制的に送り込む
とともに減圧装置による断熱変化により、急速冷却を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業廃棄物、一般
廃棄物等を高温によって焼却処理した後急速に冷却して
ダイオキシン等の有害物質の発生を抑制する高温焼却技
術である。塩素成分を中和しNOX等の有害ガスを取り
除く技術であり、かつ焼却によって発生する焼却残渣を
溶融することによってガラス材料を製造するリサイクル
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火格子式の焼却炉は構造が簡単で
あり、安価な費用で設置できることから多く用いられて
きた。しかしながら、投入される廃棄物の種類や状態に
よって温度変化が生じ安く、結果として不完全燃焼によ
り有害物質が生成されやすいと言う問題があった。この
温度変化が生じる原因は、燃焼ガスの発生と温度上昇に
より炉圧が上昇し、外部から新しい空気を取り入れるこ
とが困難となることによる酸素不足によって引き起こさ
れると考えられる。
【0003】また高温の廃ガスを外部に排出するとき、
冷却速度が遅いと再びダイオキシン等の有害物質が発生
してしまうという問題もあった。この問題を解決するた
めの従来の高温炉は規模が大きく、高価であり、財政力
の弱い自治体や民間の中間処理業者は導入を躊躇ってい
るのが実状であり、この状態が放置されれば廃棄物の不
法投棄や野積みが増加するのは必然である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は火格子方式の
焼却炉においても燃焼炉において完全燃焼させることを
可能とし、ダイオキシン等の有害物質の発生を防止する
ことである。また廃ガスの冷却部においても、灰ガスを
急速に冷却し、ダイオキシン等が再発生しやすい200
℃から300℃の温度帯を瞬時に通過することにより、
ダイオキシン等の有害物質を発生させないシステムを提
供することである。
【0005】また装置を腐蝕する塩素ガスを中和し、N
OX等の有害ガスを除去する手段を比較的安価に提供す
ることである。さらに溶融炉と一体で構成したリサイク
ルシステムとすることにより、最終処分の必要な廃棄物
の発生を防ぐとともに、溶融炉の発生する高温の廃熱を
有効利用することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、焼却炉においてはエジェクターによって外部から外
気を強制的に注入するとともに、燃焼炉内の廃ガスを他
のエジェクターによって強制的に排出して、燃焼炉内の
圧力を最適化し完全燃焼を図っている。また必要に応じ
て燃焼炉を1次、2次の構成とし、それぞれの燃焼炉に
外気を強制的に注入し、また廃ガスを強制的に排出する
構造として完全燃焼を確保する構成も可能である。
【0007】エジェクターによって燃焼炉内に注入され
る外気の量と外部へ排出される廃ガスの量は、炉内温度
や圧力を測定する手段を設け、その結果を用いて自動も
しくは手動によって炉内圧力、温度を一定に保つように
制御される。エジェクターによって1次燃焼炉に供給さ
れる外気として、溶融炉の廃熱を利用することにより、
燃焼炉をより高温に保つことが可能である。
【0008】冷却部においては、完全燃焼した焼却炉の
廃ガスを急速に冷却するために、当該廃ガスを冷却部に
送り込む煙道に外気の取り込み口を設け、当該冷却部の
最終処理プロセスから取り出された、冷却済みの空気を
エジェクターによって強制的に送り込むとともに2次燃
焼炉の廃ガスを強制的に取り込み急速冷却を図る。
【0009】煙道において冷却された廃ガスは、冷却部
内の減圧装置に送り込まれ、さらに断熱冷却されて次段
の廃ガス処理装置に送り込まれる。
【0010】廃ガス処理装置においては冷却水を噴霧し
て、さらに廃ガスを冷却するとともに、塩素ガス等を水
もしくは水蒸気によって吸収させ希塩酸として固定させ
て次段の廃ガス中和冷却装置に送る。
【0011】廃ガス中和冷却装置においては、廃ガス中
に弱アルカリ水を噴霧して塩素成分を中和するととも
に、さらに冷却して後段のラジエーターに送り、常温付
近まで冷却して
【0008】のプロセスにおける冷却済み空気として一
部が再利用され、残りの廃ガスはケミカルフィルターに
よって有害ガスを除去され外部へ排気される。
【0012】前記
【0010】
【0011】の各プロセスで結露した水分は、回収され
減圧蒸留装置で、蒸留され再使用可能となり、再び冷却
水として使用される。減圧蒸留装置では、さらに残留す
る飛灰成分を濾過板によって集塵する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明においては、小規模で安価
な費用で建設できる火格子式燃焼炉を用いてシステムを
構成している。図1は本焼却溶融リサイクルシステムの
簡略化した構成図であり、廃棄物1を焼却する焼却炉2
と、焼却炉から排出される廃ガス3を冷却する冷却部4
と、焼却炉2から排出される焼却灰6を溶融しガラス材
料8にリサイクルする溶融炉7から構成される。
【0014】図2は焼却炉2の詳細な構成図であり、あ
らかじめ分別され破砕された廃棄物1は、廃棄物投入設
備10から1次燃焼炉11に投入される。1次燃焼炉の
火格子から落下した焼却灰は、焼却灰排出部14を経由
して溶融炉7に送られる。溶融炉7から排出される高温
の廃熱ガスは、エジェクター12によって外気17と混
合され、1次燃焼炉11に強制的に送られる。
【0015】飛灰を含んだ高温ガスは1次燃焼炉11か
ら2次燃焼炉16へ煙道を通じて送られるが、煙道には
第2のエジェクター15が取り付けられており、外気取
り込み口18から外部の空気を強制的に送り込むととも
に、1次燃焼炉11の廃ガスを吸引し、1次燃焼炉内の
圧力を一定に保ち完全燃焼を確保する。
【0016】完全燃焼を確保するためのエジェクター1
2と15の流量制御は制御部13が行うが、1次燃焼炉
11と2次燃焼炉16に設置されたセンサーにより温度
と圧力を検出し、その結果が制御部13に送られ、最適
な流量を決定しエジェクター12と15を制御する。な
お制御部としては、コンピュータやアナログサーボによ
って自動的に行うことが望ましいが、温度と圧力の数値
を人間が認識し、手動によって制御することも可能であ
る。
【0017】図3は本システムの冷却部の詳細な構成図
である。図2の2次燃焼炉16から排出される廃ガス3
は800℃付近の高温であり、その中の飛灰はそのほと
んどが重金属の微粒子もしくはガス状でありガスは塩素
分を含んでいる。本発明においては、高温の廃ガスを導
く煙道に第3のエジェクター21が設けられ、焼却炉か
らの廃ガスを吸引するとともに、本プロセスの末端の冷
却処理済み排ガス(20℃付近)を送り込み、エジェク
ター21により圧入して急速に廃ガスを冷却する。
【0018】さらに廃ガスは減圧装置22に送り込ま
れ、断熱変化による急速冷却で一気に90℃付近まで冷
却される。これによりダイオキシン等の再発生が抑制さ
れる。減圧装置22の温度と圧力を検出した結果は制御
部13に送られ、当該制御部におて最適な流量が決定さ
れ、その結果によりエジェクター21を制御する。なお
制御部としては、コンピュータやアナログサーボによっ
て行うことが望ましいが、温度と圧力の数値を人間が認
識し、手動によって制御することも可能である。なお制
御部13は本システムを最適制御するため、各プロセス
で使用される制御部を制御部13として統合化してい
る。
【0019】次は集塵冷却工程であり廃ガス処理装置2
3において、冷却装置26から供給される冷却水を27
のノズルによって噴霧することにより、50℃付近まで
冷却する。これによって煤塵は集塵され、塩素ガスは水
分に吸収されて希塩酸水となり安定化される。
【0020】次の排ガス中和冷却装置24では、さらに
ノズル28から冷却された噴霧水を直接噴霧し40℃ま
で冷却する。噴霧水は弱アルカリ水となっており、希塩
酸水を中和する働きも行う。これによって、これまで問
題となっていた廃ガス中の塩素による処理機器の腐蝕の
問題が解決される。なお、請求項6にあるように、この
工程は前行程
【0019】の集塵冷却工程で同時に実行させることも
可能である。
【0021】40℃付近まで冷却された廃ガスは水冷ラ
ジエーター25により20℃まで冷却され、排気筒29
に排出される。水冷ラジエーター25の冷却水は冷却装
置26から供給される。当該排気筒29の場所では、温
度低下により廃ガスの容積は高温時の30%程度に縮減
する。この段階で高価なケミカルフィルター(特殊活性
炭フィルター)30を用いてNOX等の有害ガスを処理
することにより、大幅なコストダウンを図ることができ
る。無害化された廃ガスは外部に放出される。廃ガスの
一部は、当該排気筒29からエジェクター21に送り込
まれ、冷却用ガスとして再利用される。
【0022】排気筒29においては、温度低下により水
蒸気の飽和点が低下し、前行程でガス中に噴霧された水
蒸気は結露して水として回収される。なお、結露はこれ
より前の工程(
【0019】
【0020】)でも発生し、31の水分回収装置で回収
され、さらに32の減圧蒸留装置によって純粋水分を回
収し、残留する飛灰成分は濾過板33によって集塵さ
れ、使用済みの濾過版とともに溶融工程へ送られる。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を有する。
【0024】従来の火格子式焼却炉によって構成される
ので、建設コストを大幅に抑えることができるととも
に、多数存在する既存の火格子式焼却炉を安価に改造し
て用いることができる。
【0025】溶融炉と一体化して構成されるので、最終
処分の必要な焼却残渣が発生せず、ガラス材料としてリ
サイクルされる。さらに、溶融炉の高温廃熱は焼却炉に
供給されて、高温燃焼させる働きを行う。
【0026】エジェクターによって外気を注入し、また
高圧となった炉内のガスを強制的に排気することにより
炉圧を一定に保っているので、安価なコストで炉を完全
燃焼させることが出来る。
【0027】廃ガスの冷却工程において、冷却処理済み
排ガスをエジェクターにより圧入してする手段と、減圧
装置により断熱冷却する手段を併用することにより廃ガ
スを急速に冷却し、ダイオキシン等の発生を防止するこ
とができる。
【0028】弱アルカリの噴霧水を噴霧することによ
り、廃ガス中の塩素ガスを中和し、塩素ガスによる処理
機器の腐蝕の問題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本焼却溶融リサイクルシステムの簡略化した構
成図
【図2】焼却炉の詳細な構成図
【図3】冷却部の詳細な構成図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/50 ZAB F23G 5/50 ZABH 4D004 B01D 53/34 134A B09B 3/00 303J F23J 15/04 ZAB 303K 15/06 ZAB F23J 15/00 ZABE ZABK Fターム(参考) 3K061 AA01 AA23 AB01 AC01 AC19 BA10 DA18 DA19 DB15 3K062 AA01 AA23 AB01 AC01 AC19 BA02 CB03 DA01 DA11 DB05 3K070 DA02 DA05 DA16 DA22 DA27 DA32 DA37 DA38 DA44 DA46 3K078 AA10 BA03 BA26 CA02 CA11 CA24 CA27 4D002 AA12 AA18 AC04 AC10 BA03 CA01 DA01 EA05 HA10 4D004 AA46 BA06 CA28 CA29 CA32 CA34 CB31 CB44 DA01 DA02 DA06 DA07 DA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄物を高温で燃焼させる火格子式焼却炉
    と、当該焼却炉から排出される高温のガスを急速冷却し
    てダイオキシン等の発生を防止する冷却部と、当該焼却
    炉から排出される焼却残渣を溶融しガラス材料等にリサ
    イクルする焼却溶融炉から構成されるシステムであって
    下記のように構成されることを特徴とする廃棄物の焼却
    溶融リサイクルシステムである。焼却炉は1次燃焼炉と
    2次燃焼炉から成り、1次燃焼炉には空気導入部が設け
    られ、当該空気導入部に対して、第1のエジェクターに
    より溶融炉から排出される高温の廃熱を1次燃焼炉内に
    強制的に送り込むとともに、1次燃焼炉から2次燃焼炉
    に廃ガスを送り込む煙道にも空気導入部を設け、当該空
    気導入部を通じて、第2のエジェクターによって外部の
    空気を2次燃焼炉に強制的に送り込むと共に、1次燃焼
    炉内の廃ガスを当該第2のエジェクターの吸引効果によ
    り強制的に煙道を通じて2次燃焼炉に排出する事によ
    り、1次燃焼炉内圧力値を一定に保ち、炉を完全燃焼さ
    せることにより炉内温度を高温に保つ事を特徴とする。
    前記第1、第2のエジェクターの導入空気量の制御は、
    焼却炉内の温度と圧力を検出して自動もしくは手動によ
    って制御を行う。冷却部は、焼却炉から排出された廃ガ
    スが送られる煙道に、本冷却プロセスの末端の処理済み
    排ガスを強制的に送り込む第3のエジェクターと、当該
    廃ガスを断熱的に減圧し冷却する減圧装置を有し、両者
    の相乗作用により廃ガスを急速冷却する高速冷却プロセ
    スと、当該高速冷却プロセスの冷却温度を一定に保つよ
    うに当該第3のエジェクターの送風量を自動もしくは手
    動によって調整する手段と、前記高速冷却プロセスから
    送られてくる廃ガスに冷却された噴霧水を混入してさら
    に冷却するとともに、塩素ガスを水分(水蒸気)に吸収
    させて固定化する廃ガス処理装置と、前記廃ガス処理装
    置から送られてくる廃ガスに対して、冷却されたアルカ
    リ性の噴霧水を噴霧して廃ガスをさらに冷却するととも
    に、含有塩素分を中和する廃ガス中和冷却装置と、前記
    廃ガスをさらに常温付近まで冷却する水冷ラジエーター
    と、当該水冷ラジエーターから送られてくる廃ガスの一
    部を前記した本冷却部先端の煙道に送り込む手段と、残
    りの当該廃ガスからケミカルフィルターによって有害ガ
    スを除去して廃ガスを外部に排出する手段と、本冷却プ
    ロセスで使用された水分を回収して減圧蒸留し、純粋水
    分を回収して再利用するとともに残留する飛灰成分を濾
    過版によって取り除く手段から成る。溶融部は、焼却灰
    や固定化された飛灰等を溶融して溶融スラグを生成しガ
    ラス原料を生成するプロセスであり、多くの方法が存在
    し本システムで採用可能である。本プロセスの廃熱は燃
    焼炉に供給され、炉の高温を保つ働きをする。
  2. 【請求項2】本システムは請求項1から溶融炉を取り去
    り、単なる安価な焼却システムとして構成することも可
    能である。この場合1次燃焼炉には空気導入部を取り付
    け、第1のエジェクターによって1次燃焼炉に強制的に
    空気を送り込み、炉の圧力低下により燃焼温度が低下す
    るのを防ぐ。これ以外の構成は、請求項1と同等とす
    る。
  3. 【請求項3】本システムは請求項1の焼却炉部分を1次
    燃焼炉のみとした安価な焼却システムとして構成するこ
    とも可能である。この場合1次燃焼炉には空気導入部を
    設け、第1のエジェクターによって強制的に空気が送り
    込むとともに、冷却部に設けられた第3のエジェクター
    により、1次燃焼炉の廃ガスを強制的に排出し、炉の圧
    力変動により燃焼温度が低下するのを防ぐ。
  4. 【請求項4】請求項1における冷却部に関して、2次焼
    却炉から排出された高温の廃ガスが送られる煙道に、本
    プロセスの末端の処理済み廃ガスをエジェクターにより
    強制的に送り込み混合して冷却する手段と、当該混合さ
    れた廃ガスを減圧装置に送り込み断熱冷却する手段との
    相乗作用により、廃ガスを急速に冷却する高速冷却プロ
    セス。
  5. 【請求項5】請求項4の高速冷却プロセスから送られて
    くる廃ガスに冷却された噴霧水を混入してさらに冷却す
    るとともに、塩素ガスを水分(水蒸気)に吸収させて固
    定化する廃ガス処理装置と、前記廃ガス処理装置から送
    られてくる廃ガスに対して、冷却されたアルカリ性の噴
    霧水を噴霧して廃ガスをさらに冷却するとともに、含有
    塩素分を中和する廃ガス中和冷却装置
  6. 【請求項6】請求項5において、廃ガス処理装置で使用
    する噴霧水として、冷却されたアルカリ性の噴霧水を使
    用し、塩素ガスの固定と中和を同時に実施し、廃ガス処
    理装置と廃ガス中和冷却装置を一体で構成する手段。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100664975B1 (ko) * 2001-02-22 2007-01-04 유인섭 교반 유동상 용융플라즈마소각로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100664975B1 (ko) * 2001-02-22 2007-01-04 유인섭 교반 유동상 용융플라즈마소각로

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