JP2002054446A - 可変ターボチャージャの制御装置 - Google Patents

可変ターボチャージャの制御装置

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JP2002054446A
JP2002054446A JP2000193070A JP2000193070A JP2002054446A JP 2002054446 A JP2002054446 A JP 2002054446A JP 2000193070 A JP2000193070 A JP 2000193070A JP 2000193070 A JP2000193070 A JP 2000193070A JP 2002054446 A JP2002054446 A JP 2002054446A
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valve
opening
negative pressure
variable
engine
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JP2000193070A
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Jun Kawaguchi
潤 川口
Kazunari Adachi
一成 安達
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/22Control of the pumps by varying cross-section of exhaust passages or air passages, e.g. by throttling turbine inlets or outlets or by varying effective number of guide conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/18Control of the pumps by bypassing exhaust from the inlet to the outlet of turbine or to the atmosphere
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変ターボチャージャの効率をエンジン低速
域から高速域まで広く十分に確保する。 【解決手段】 エンジン低速域では可変ターボチャージ
ャ20の可変制御バルブ24及びウェイストゲートバル
ブ26を共に全閉状態に保ち、中速域ではウェイストゲ
ートバルブ26を全閉状態に保ったまま可変制御バルブ
24を全閉から全開の間で可変制御し、そして高速域で
は可変制御バルブ24を全開に保ったままウェイストゲ
ートバルブを全閉から全開の間で可変制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可変ターボチャ
ージャの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エンジンの吸気管に挿入されたコンプレ
ッサと、エンジンの排気管に挿入されたタービンと、タ
ービン効率を可変とする第1バルブと、コンプレッサと
タービンとを連結するシャフトとを備えた可変ターボチ
ャージャの制御が、例えば日産プレサージュ新型車解説
書(B7 YD25DDTiディーゼルエンジン・制御
系,B−110)で提案されている。ここで、第1バル
ブとは可変ノズルに相当し、負圧制御バルブを用いてそ
のノズル位置を制御している。可変ターボチャージャは
例えば自動車のエンジンに適用される。この提案された
制御によれば、エンジン低速域でのタービン効率を確保
するために、逆に高速域ではタービン効率を悪化させざ
るを得ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、可
変ターボチャージャの効率をエンジン低速域から高速域
まで広く十分に確保することを、その技術的課題とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るための第1の技術的手段は、エンジンの吸気管に挿入
されたコンプレッサと、エンジンの排気管に挿入された
タービンと、タービン効率を可変とする第1バルブと、
コンプレッサとタービンとを連結するシャフトとを備え
た可変ターボチャージャにおいて、エンジンの排気管に
タービンをバイパスするバイパス通路を設けると共にバ
イパス通路中に第2バルブを配設し、第1及び第2バル
ブを、それぞれ異なるエンジン回転域において可変制御
するようにしたことである。この手段によれば、第1バ
ルブがエンジンのある回転域においてタービン効率を可
変とし、第2バルブがエンジンの異なる回転域において
バイパス通路の開度を可変とする。第1及び第2バルブ
が可変制御される各々の領域は、互いに独立した異なる
領域であっても、ある程度オーバーラップした異なる領
域であっても良い。
【0005】また、上記技術的課題を解決するためにと
った第2の技術的手段は、第1の技術的手段に加えて、
第1及び第2バルブを単一の負圧制御バルブによって開
閉制御し、負圧制御バルブはその出力負圧が可変とされ
るもので、負圧制御バルブの第1の出力負圧範囲におい
て第1バルブ及び第2バルブの一方の開度が全開から全
閉の間の所定開度間で変化し、負圧制御バルブの第2の
出力負圧範囲において第1バルブ及び第2バルブの他方
の開度が全開から全閉の間の所定開度間で変化するよう
にしたことである。この手段によれば、第1及び第2バ
ルブはいわゆる負圧アクチュエータを備えたものとな
り、第1の出力負圧範囲と第2の出力負圧範囲は互いに
独立した異なる範囲であっても、ある程度オーバーラッ
プした異なる範囲であっても良い。
【0006】また、上記技術的課題を解決するためにと
った第3の技術的手段は、第2の技術的手段に加えて、
エンジン回転の中速域では第2の出力負圧範囲を適用
し、高速域では第1の出力負圧範囲を適用したことであ
る。
【0007】また、上記技術的課題を解決するためにと
った第4の技術的手段は、第1または第2の技術的手段
に加えて、タービンは第1バルブが閉じている時には内
周スクロールのみが作用する内外周のスクロールを持
ち、エンジン回転の低速域では第1バルブ及び第2バル
ブを共に全閉とし、中速域では第2バルブを全閉として
第1バルブを全閉から全開の間で可変制御し、高速域で
は第1バルブを全開として第2バルブを全閉から全開の
間で可変制御したことである。この手段によれば、エン
ジンの低速域ではタービンの内周スクロールが作用して
排気ガスがタービンを回し、中速域では内周スクロール
に加えて外周スクロールも、あるいは外周スクロールの
みが作用して排気ガスがタービンを回し、高速域ではバ
イパス通路を開いた状態で排気ガスがタービンを回す。
【0008】また、上記技術的課題を解決するためにと
った第5の技術的手段は、第1の技術的手段に加えて、
エンジン回転の低速域では第1及び第2バルブを共に第1
開度とし、中速域では第2バルブを第1開度としたまま
第1バルブを第1開度から第2開度の間で可変に開閉制
御し、高速域では第1バルブを第2開度としたまま第2
バルブを第1開度から第2開度の間で可変に開閉制御す
るようにしたことである。
【0009】また、上記技術的課題を解決するためにと
った第6の技術的手段は、第5の技術的手段に加えて、
第1バルブの開度を直接又は間接的に検知し、その開度
が第2開度に到達した際に第2バルブの開閉制御を行う
ようにした。
【0010】また、上記技術的課題を解決するためにと
った第6の技術的手段は、第2乃至第6のいずれか一つ
技術的手段に加えて、第1開度はバルブの全閉状態を、
上記第2開度はバルブの全閉以外の任意の開度状態を示
すようにしたことである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1に第1の実施形態とし
て示す可変ターボチャージャの制御装置において、エン
ジン11は吸気管12と排気管13とを備えており、吸
気管12中には可変ターボチャージャ20のコンプレッ
サ21が、排気管13中には可変ターボチャージャ20
のタービン22がそれぞれ配設されている。コンプレッ
サ21のコンプレッサロータ21aとタービン22のタ
ービンロータ22aはシャフト23によって連結されて
おり、排気管13を流れる高温高圧の排気ガスによって
回転するタービンロータ22aを駆動源として、シャフ
ト23を介してコンプレッサロータ21aを回転駆動す
る。可変ターボチャージャ20を構成する一般的な構成
部品、例えばハウジングや軸受け、冷却機構は図1では
省略している。可変ターボチャージャの形式には様々な
ものがあるが、例えば特開2000−130175号公
報にも開示されるように、タービン22が内周側排気通
路(内周スクロール)22b、外周側排気通路(外周ス
クロール)22cと可変制御バルブ(第1バルブ)24
を備えており、可変制御バルブの開度を制御してタービ
ン22のタービン効率を可変とできる。図1において、
可変制御バルブ24はタービン22に形成された開口2
2dを開いており、内周側排気通路22bにも外周側排
気通路22cにも排気ガスが流れる。図示しないが、可
変制御バルブ24が開口22dを閉じると排気ガスは内
周側排気通路22bのみを流れる。なお、可変制御バル
ブ24が開口22dの開度を連続的に可変制御すること
で、外周側排気通路22cを流れる排気ガス量が可変制
御される。一方、排気管13には、タービン2をバイパ
スするバイパス通路25が接続されており、バイパス通
路25中にはウェイストゲートバルブ(第2バルブ)2
6が配設されている。このウェイストゲートバルブ26
もタービン22の効率を可変とできる。
【0012】可変制御バルブ24は弁体24aと弁体2
4aを駆動する負圧アクチュエータ24bを備え、同様
にウェイストゲートバルブ26も弁体26aと弁体26
aを駆動する負圧アクチュエータ26bを備えている。
アクチュエータ24bおよび26bは共に負圧によって
駆動制御されるもので、負圧の供給量は単一の負圧制御
バルブ27によって制御される。負圧制御バルブ27は
図示しないソレノイド機構を備えており、エンジン11
やエンジン11が搭載される自動車の諸条件に応じてエ
ンジン11の要求過給圧が決まり、この要求過給圧に従
って制御装置29がソレノイド機構の通電を制御する。
ソレノイド機構への通電は、単位時間あたりの通電時間
と非通電時間を図2に示す0%から100%の間の任意
のデューティ比を適宜選択しながら行う。なお、エンジ
ン11の吸気負圧を負圧源28として利用できる。
【0013】負圧制御バルブが出力する負圧は、図2に
示すように、デューティ比100%の時に最大値bをと
り、デューティ比0%の時に最小値0をとり、そしてあ
るx%の時にある中間値aをとる。可変制御バルブ24
のアクチュエータ24bは、図示しないスプリングやダ
イアフラムの諸元を適宜設定して、図3に示すバルブ開
度特性を持っている。即ち、アクチュエータ24bに印
加される負圧量が0からaまでの間は、可変制御バルブ
24の開口22dに対する開度は全開状態にある。そし
て、アクチュエータ24bに印加される負圧量がaから
bまでの間(第2の出力負圧範囲)は、可変制御バルブ
24の開口22dに対する開度は全開(第2開度)状態
から比例的に全閉(第1開度)状態へと変化していく。
同様に、ウェイストゲートバルブ26のアクチュエータ
26bは、図示しないスプリングやダイアフラムの諸元
を適宜設定して、図4に示すバルブ開度特性を持ってい
る。即ち、アクチュエータ26bに印加される負圧量が
0からa(第1の出力負圧範囲)までの間は、ウェイス
トゲートバルブ26の開度は全開状態から比例的に全閉
状態へと変化していく。そして、アクチュエータ24b
に印加される負圧量がaからbまでの間は、ウェイスト
ゲートバルブ24の開度は全閉状態のままとなる。
【0014】以上の特性をもつ負圧制御バルブ27、可
変制御バルブ24およびウェイストゲートバルブ26
を、図5に示すようにエンジン回転数に応じて制御する
ことで、可変ターボチャージャ20は図6に示すタービ
ン効率のもとで運転される。つまり、負圧制御バルブ2
7のソレノイド機構への通電を、エンジン低速域ではデ
ューティ比100%のもとで行い、中速域ではデューテ
ィ比を100%からx%の範囲で可変して行い、そして
高速域ではデューティ比をx%から0%の範囲で可変し
て行う。従って、エンジン低速域では可変制御バルブ2
4及びウェイストゲートバルブ26は共に全閉状態に保
たれ、中速域ではウェイストゲートバルブ26を全閉状
態に保ったまま可変制御バルブ24を全閉から全開の間
で可変制御し、そして高速域では可変制御バルブ24を
全開に保ったままウェイストゲートバルブを全閉から全
開の間で可変制御する。
【0015】このように第1の実施の形態では、単一の
負圧制御バルブ27を使って2つの異なる作動特性をも
つ負圧制御アクチュエータ24b,26bを制御してい
る。なお、図6において、点線部分は従来の制御を行っ
た場合を示しており、エンジンの中速域から高速域にお
いてタービン効率が下がって行くのに対し、本実施形態
では実線で示すようにエンジンの中速域から高速域にお
いてもタービン効率の低下が無いことが分かる。従っ
て、エンジン11への可変ターボチャージャ20による
過給をエンジンの回転数の全域において効率よく行うこ
とが可能となる。
【0016】なお、上記した第1の実施の形態では、負
圧制御バルブが出力する負圧量がaを境として可変制御
バルブ24とウェイストゲートバルブ26の開度が切り
替わっており、両バルブ24,26が共に所定の開度を
持っている、いわゆる開度についてのオーバーラップが
ない。しかし、各バルブのスプリングやダイアフラムの
諸元を適宜設定することで、両バルブ24,26が共に
各々所定の開度をもって開度についてオーバーラップす
るようにしても良い。言い方を変えれば、上記の第1の
出力負圧範囲と第2の出力負圧範囲はオーバーラップす
ることができる。また、可変制御弁及びウェイストゲー
トバルブ26を負圧制御バルブによって駆動制御した
が、例えばソレノイド式のアクチュエータなど駆動方式
は負圧式に限定するものではない。この他、上記した本
発明の実施の形態では、負圧制御バルブがデューティ制
御されるものだが、リニアにその出力負圧を可変とでき
れば、負圧制御バルブ自身の制御方法は問わない。
【0017】以下に本発明の第2の実施の形態を説明す
るが、図7について図1と同一の部分には同じ番号・符
号を付すことで、それらの説明を省略する。図7におい
て、バイパス通路25中に配設されたウェイストゲート
バルブ(第2バルブ)126は、タービン22の効率を
可変とする。ウェイストゲートバルブ126は弁体12
6aと弁体126aを駆動する正圧アクチュエータ12
6bを備えている。アクチュエータ126bは正圧制御
バルブ127よって駆動制御されるもので、制御バルブ
127には吸気管12のコンプレッサ21よりも下流側
の位置128で取り出した吸気圧力が付与されている。
このように第2の実施の形態では、第1の実施の形態と
は異なり、各アクチュエータ24b,126bが異なる
制御バルブ27,127によってそれぞれ駆動制御され
る。
【0018】可変制御バルブ24は第1の実施の形態と
同様に制御されるが、ウェイストゲートバルブ126は
図8に示すように、エンジン11の低中速域では全閉
(第1開度)を保つが、高速域においては全開(第2開
度)となる。即ち、図9に示すフローチャートに基づい
て各バルブ24,126が制御される。ステップS1に
おいてスタートし、ステップS2ではエンジン11の回
転数や負荷の情報がCPU129に入力される。ステッ
プS3では入力された情報に基づいて可変制御バルブ2
4の開閉制御量を図示しないマップを参照して決定し、
対応するデューティ比に従って負圧制御バルブ27を駆
動制御する。次いでステップS4では可変制御バルブ2
4の開度θが設定値よりも大きいか否かを判断する。開
度θは負圧制御バルブ27のデューティ比と対応してい
るので、開度θに代えてこのデューティ比を設定値デュ
ーティ比よりも大きいか否かを判断してもよい。そし
て、ステップS4において開度θが設定値よりも大きく
なければ、ステップS6に進んでウェイストゲートバル
ブ126を全閉とするよう正圧制御バルブ127に所定
の信号を出力してステップS2に戻る。一方、ステップ
S4において開度θが設定値よりも大きければ、ステッ
プS5に進んでウェイストゲートバルブ126を全閉か
ら全開の間で可変開閉制御できるよう正圧制御バルブ1
27に所定の信号を出力してステップS2に戻る。つま
り、正圧制御バルブ127が全開となり、エンジン11
の給気管12中の圧力(過給成分を含んだ圧力)がウェ
イストゲートバルブ126に付加される。バルブ126
はこの吸気管12中の圧力に応じて全閉から全開の間で
変化する。図10には各バルブ27,127の状態を示
す。
【0019】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、第1バルブと
第2バルブが異なったエンジン回転領域で作用させられ
るので、それぞれタービン効率を制御するのに都合の良
い領域で使い分けて、エンジン回転域の全域に渡ってタ
ービン効率を必要十分に保つことができる。
【0020】請求項2の発明によれば、第1及び第2バ
ルブを単一の負圧制御バルブで制御できるので、制御装
置が簡単な構成をとることができる。
【0021】請求項3の発明によれば、第1バルブと第
2バルブが異なったエンジンの中速域や高速域で作用さ
せられるので、エンジン回転域の全域に渡ってタービン
効率を必要十分に保つことができる。
【0022】請求項4の発明によれば、エンジンの低速
域では第1及び第2バルブがともに閉じているので、バ
イパス通路は閉じたまま内周スクロールのみを作用させ
て、可変ターボチャージャが必要十分なタービン効率を
得ることができ、中速域では第2バルブを全閉として第
1バルブを全閉から全開の間で可変制御したので、バイ
パス通路は閉じたまま内外周スクロールまたは外周スク
ロールのみを作用させて、可変ターボチャージャが必要
十分なタービン効率を得ることができ、高速域では第1
バルブを全開として第2バルブを全閉から全開の間で可
変制御したので、バイパス通路を開いて可変ターボチャ
ージャが必要十分なタービン効率を得ることができる。
【0023】請求項5の発明によれば、第1バルブと第
2バルブが異なったエンジンの中速域や高速域で作用さ
せられるので、エンジン回転域の全域に渡ってタービン
効率を必要十分に保つことができる。
【0024】請求項6の発明によれば、第1バルブの作
動領域と第2バルブの作動領域の切り換えを簡単な制御
で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に従った可変ターボ
チャージャの制御装置の構成図である。
【図2】図1に示す負圧制御バルブの通電デューティ比
と出力負圧の関係を示すグラフである。
【図3】図1に示す可変制御バルブの印加負圧とバルブ
開度の関係を示すグラフである。
【図4】図1に示すウェイストゲートバルブの印加負圧
とバルブ開度の関係を示すグラフである。
【図5】図1に示す可変ターボチャージャの制御装置の
制御状態を示す表である。
【図6】図1に示す可変ターボチャージャの制御装置に
従って制御を行った時の、エンジン回転数とタービン効
率の関係を示すグラフである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に従った可変ターボ
チャージャの制御装置の構成図である。
【図8】図7に示す可変ターボチャージャの制御装置の
制御状態を示す表である。
【図9】図7に示す可変ターボチャージャの制御装置の
制御を示すフローチャートである。
【図10】図7に示す可変制御バルブ及びウェイストゲ
ートバルブのバルブ開度とエンジン回転数の関係を示す
グラフである。
【符号の説明】
11・・・エンジン 12・・・吸気管 13・・・排気管 20・・・可変ターボチャージャ 21・・・コンプレッサ 22・・・タービン 23・・・シャフト 24・・・可変制御バルブ(第1バルブ) 25・・・バイパス通路 26・・・ウェイストゲートバルブ(第2バルブ) 126・・・ウェイストゲートバルブ(第2バルブ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 37/12 301A

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気管に挿入されたコンプレ
    ッサと、エンジンの排気管に挿入されたタービンと、タ
    ービン効率を可変とする第1バルブと、コンプレッサと
    タービンとを連結するシャフトとを備えた可変ターボチ
    ャージャにおいて、 エンジンの排気管にタービンをバイパスするバイパス通
    路を設けると共にバイパス通路中に第2バルブを配設
    し、 第1及び第2バルブを、それぞれ異なるエンジン回転域
    において可変開閉制御することを特徴とする可変ターボ
    チャージャの制御装置。
  2. 【請求項2】 第1及び第2バルブを単一の負圧制御バ
    ルブによって開閉制御し、負圧制御バルブはその出力負
    圧が可変とされるもので、負圧制御バルブの第1の出力
    負圧範囲において第1バルブ及び第2バルブの一方の開
    度が第2開度から第1開度の間の所定開度間で変化し、
    負圧制御バルブの第2の出力負圧範囲において第1バル
    ブ及び第2バルブの他方の開度が第2開度から第1開度
    の間の所定開度間で変化することを特徴とする請求項1
    記載の可変ターボチャージャの制御装置。
  3. 【請求項3】 エンジン回転の中速域では第2の出力負
    圧範囲を適用し、高速域では第1の出力負圧範囲を適用
    したことを特徴とする請求項2記載の可変ターボチャー
    ジャの制御装置。
  4. 【請求項4】 タービンは第1バルブが閉じている時に
    は内周スクロールのみが作用する内外周のスクロールを
    持ち、第1バルブが開いていくと外周スクロールエンジ
    ン回転の低速域では第1バルブ及び第2バルブを共に第
    1開度とし、中速域では第2バルブを第1開度として第
    1バルブを第1開度から第2開度の間で可変制御し、高
    速域では第1バルブを第2開度として第2バルブを第1
    開度から第2開度の間で可変制御したことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の可変ターボチャージャの制御装
    置。
  5. 【請求項5】 エンジン回転の低速域では第1及び第2バ
    ルブを共に第1開度とし、中速域では第2バルブを第1
    開度としたまま第1バルブを第1開度から第2開度の間
    で可変に開閉制御し、高速域では第1バルブを第2開度
    としたまま第2バルブを第1開度から第2開度の間で可
    変に開閉制御したことを特徴とする請求項1記載の可変
    ターボチャージャの制御装置。
  6. 【請求項6】 第1バルブの開度を直接又は間接的に検
    知し、その開度が第2開度に到達した際に第2バルブの
    開閉制御を行うことを特徴とする請求項5記載の可変タ
    ーボチャージャの制御装置。
  7. 【請求項7】 上記第1開度はバルブの全閉状態を、上
    記第2開度はバルブの全閉以外の任意の開度状態を示す
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載
    の可変ターボチャージャの制御装置。
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