JP2002053985A5

JP2002053985A5 -

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Publication number: JP2002053985A5
Application number: JP2001173362A
Authority: JP
Filing date: 2001-06-08
Publication date: 2008-07-24
Anticipated expiration: 2021-06-08

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】基板の表面から１層以上の皮膜を選択的に除去する方法であって、（ａ）アルミナイド材料を含む拡散皮膜と（ｂ）ＭＣｒＡｌ（Ｘ）（式中、ＭはＮｉ、Ｃｏ、Ｆｅ及びこれらの組合せよりなる群から選択される元素であり、ＸはＹ、Ｔａ、Ｓｉ、Ｈｆ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｂ、Ｃ及びこれらの組合せよりなる群から選択される元素である）を含むオーバーレイ皮膜の少なくともいずれかを含む皮膜を、式Ｈ_ｘＡＦ_６（式中、ＡはＳｉ、Ｇｅ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ａｌ及びＧａよりなる群から選択され、ｘは１〜６である）で表わされる酸及びこの酸の前駆物質の１種以上を含有する水性組成物に皮膜を接触させる工程を含む、方法。
【請求項２】ｘが１〜３である、請求項１に記載の方法。
【請求項３】前記酸が０．０５Ｍ〜５Ｍの濃度で存在する、請求項１に記載の方法。
【請求項４】酸が０．２Ｍ〜３．５Ｍの濃度で存在する、請求項３に記載の方法。
【請求項５】前記前駆物質が前記酸の塩である、請求項１に記載の方法。
【請求項６】前記水性組成物が化合物Ｈ_２ＳｉＦ_６又はＨ_２ＺｒＦ_６を含有する、請求項１に記載の方法。
【請求項７】前記Ｈ_２ＳｉＦ_６化合物が、この化合物の対応する塩の解離により、又はケイ素含有化合物とフッ素含有化合物との反応により、水性組成物中にその場で形成される、請求項６に記載の方法。
【請求項８】ケイ素含有化合物がＳｉＯ_２であり、フッ素含有化合物がＨＦである、請求項７に記載の方法。
【請求項９】水性組成物がさらに追加の酸又はその前駆物質を１種以上含有する、請求項１に記載の方法。
【請求項１０】追加の酸が純水中でｐＨ７以下である、請求項９に記載の方法。
【請求項１１】追加の酸が純水中でｐＨ３．５以下である、請求項１０に記載の方法。
【請求項１２】追加の酸が無機酸である、請求項９に記載の方法。
【請求項１３】追加の酸がリン酸、硝酸、硫酸、塩酸、フッ化水素酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、酢酸、過塩素酸、亜リン酸、ホスフィン酸、アルキルスルホン酸及びこれらのいずれかの混合物よりなる群から選択される、請求項９に記載の方法。
【請求項１４】追加の酸が組成物中に０．１Ｍ〜２０Ｍの濃度で存在する、請求項９に記載の方法。
【請求項１５】追加の酸がリン酸である、請求項１４に記載の方法。
【請求項１６】リン酸が０．５Ｍ〜５Ｍの濃度で存在する、請求項１５に記載の方法。
【請求項１７】基板を前記水性組成物の浴に浸漬する、請求項１に記載の方法。
【請求項１８】室温〜１００℃の温度に保持した浴に基板を浸漬する、請求項１７に記載の方法。
【請求項１９】浴を４５℃〜９０℃の温度に保持する、請求項１８に記載の方法。
【請求項２０】浸漬時間が１０分〜７２時間である、請求項１８に記載の方法。
【請求項２１】浸漬時間が６０分〜２０時間である、請求項２０に記載の方法。
【請求項２２】浴がさらに反応抑制剤、分散剤、界面活性剤、キレート化剤、湿潤剤、解膠剤、安定剤、沈降防止剤及び消泡剤よりなる群から選択される１種以上の添加剤を含む、請求項１７に記載の方法。
【請求項２３】前記アルミナイド材料がアルミナイド、貴金属アルミナイド、ニッケルアルミナイド、貴金属ニッケルアルミナイド及びこれらの混合物よりなる群から選択される、請求項１に記載の方法。
【請求項２４】前記基板が金属材料又はポリマー材料である、請求項１に記載の方法。
【請求項２５】前記ポリマー材料がポリオレフィン類、ポリテトラフルオロエチレン類、エポキシ樹脂、ポリスチレン類、ポリフェニレンエーテル類、これらのいずれかを含む混合物及びこれらのいずれかを含むコポリマーよりなる群から選択される、請求項２４に記載の方法。
【請求項２６】前記金属材料が鉄、コバルト、ニッケル、アルミニウム、クロム、チタン及びこれらのいずれかを含む混合物よりなる群から選択される１種以上の元素を含む、請求項２４に記載の方法。
【請求項２７】前記金属材料が超合金を含む、請求項２６に記載の方法。
【請求項２８】前記超合金がニッケル基又はコバルト基である、請求項２７に記載の方法。
【請求項２９】前記超合金がタービンエンジンの部品である、請求項２７に記載の方法。
【請求項３０】前記部品がエーロフォイルである、請求項２９に記載の方法。
【請求項３１】金属基板の表面から１層以上の皮膜材料を選択的に除去する方法であって、アルミナイド材料及びＭＣｒＡｌＹ（式中、ＭはＮｉ、Ｃｏ、Ｆｅ及びこれらの組合せよりなる群から選択される元素である）から選択される材料を含む皮膜を、式Ｈ_ｘＡＦ_６（式中、ＡはＳｉ、Ｔｉ及びＺｒよりなる群から選択され、ｘは１〜３である）で表わされる酸及びこの酸の前駆物質の１種以上を含有する水性組成物に皮膜を接触させる工程を含む、方法。
【請求項３２】前記酸が０．０５Ｍ〜５Ｍの濃度で存在する、請求項３１に記載の方法。
【請求項３３】前記水性組成物がさらに、リン酸、硝酸、硫酸、塩酸、フッ化水素酸及びこれらの混合物よりなる群から選択される追加の酸又はその前駆物質を１種以上含有する、請求項３１に記載の方法。
【請求項３４】前記追加の酸が組成物中に０．１Ｍ〜２０Ｍの濃度で存在する、請求項３３に記載の方法。
【請求項３５】前記皮膜が拡散アルミナイド化されたＭＣｒＡｌＹ層を含む、請求項３１に記載の方法。
【請求項３６】前記金属基板がニッケル基又はコバルト基超合金を含む、請求項３１に記載の方法。
【請求項３７】金属基板がタービンエンジン・エーロフォイルである、請求項３６に記載の方法。