JP2002052933A - 車体開口開閉装置 - Google Patents

車体開口開閉装置

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JP2002052933A
JP2002052933A JP2000241202A JP2000241202A JP2002052933A JP 2002052933 A JP2002052933 A JP 2002052933A JP 2000241202 A JP2000241202 A JP 2000241202A JP 2000241202 A JP2000241202 A JP 2000241202A JP 2002052933 A JP2002052933 A JP 2002052933A
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JP
Japan
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opening
cable
slide
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cable member
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Pending
Application number
JP2000241202A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Tsukamoto
宏行 塚本
Nobuhiro Funahashi
信裕 舟橋
Makoto Nakao
誠 中尾
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Yachiyo Industry Co Ltd
Hi Lex Corp
Original Assignee
Nippon Cable System Inc
Yachiyo Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル部材及びスライド部材のガイドレー
ルに対する組付け作業を容易化し得るように改良された
車体開口開閉装置を提供する。 【解決手段】 車体の開口部(2)に設けられたスライ
ドパネル(3)と、スライドパネルとの結合部を備え且
つガイド溝(21)に摺合したスライド部材(20)
と、スライド部材に駆動装置(モータ13)の駆動力を
伝達するケーブル部材(30)とを有する車体開口開閉
装置において、スライド部材とケーブル部材の端末との
いずれか一方に結合子(24)を設け、且つ他方に結合
子を受容する受容部(窪み26)を設けると共に、結合
子または受容部を設けたケーブル部材の端末が突入し得
る切欠部(27)をガイド溝の一部に設けるものとす
る。これにより、ガイド溝の切欠部にケーブル部材の端
末が突入することで結合子と受容部との干渉が避けられ
るので、スライド部材とケーブル部材とを別々にガイド
溝に組み付け、かつガイド溝内でスライド部材とケーブ
ル部材とを連結することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動装置に連結さ
れたケーブル部材によってスライドパネルが開閉駆動さ
れる車体開口開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の屋根に開口を設け、その開口に
開閉可能なスライドパネルを設けたサンルーフ装置が知
られている。以下、従来のサンルーフ装置の一例につい
て図4を参照して簡単に説明する。
【0003】車体の固定ルーフ1に設けられた開口2に
は、スライドパネル3が開閉自在に設けられている。そ
して固定ルーフ1の車室内側には、サンルーフフレーム
4が固定されており、このサンルーフフレーム4には、
固定ルーフ1の開口2と対応する室内側開口5と、室内
側開口5の両側延に沿って車体前後方向に延在する左右
一対のガイドレール6とが設けられている。
【0004】スライドパネル3の両側部下面には、フロ
ントステー8及びリヤステー9が固定されている。そし
てこれらフロントステー8及びリヤステー9には、ガイ
ドレール6に摺合するスライド部材10が設けられてい
る。
【0005】リヤステー9と実質的に一体をなすスライ
ド部材10には、図5に示すように、ギヤードケーブル
11の端末が剛固に結合されている。このギヤードケー
ブル11は、鋼製の可撓体の外周面にワイヤを螺旋状に
巻回してなるものであり、サンルーフフレーム4の後端
中央部に配設されたギヤ装置12内の駆動ギヤと歯合し
ている。そしてギア装置12に結合されたモータ13を
正逆転駆動することによってギヤードケーブル11を押
し引き駆動し、ギヤードケーブル11に一体結合された
スライド部材10及びこれに連結されたリヤステー9を
介してスライドパネル3に開閉動作を与えるようになっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、上述の如く、従
来のサンルーフ装置は、ギヤードケーブル11の端末が
スライド部材10に剛固に結合されていた。そのため、
パネル支持部が連結されたスライド部材10とギヤード
ケーブル11とが一体をなした形態のサブアセンブリを
ガイドレール6に組み込まねばならないので、この作業
が厄介であった。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、
ケーブル部材及びスライド部材のガイドレールに対する
組付け作業を容易化し得るように改良された車体開口開
閉装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を果たす
ために、本発明においては、車体の開口部(2)に設け
られたスライドパネル(3)と、スライドパネルとの結
合部を備え且つガイド溝(21)に摺合したスライド部
材(20)と、スライド部材に駆動装置(モータ13)
の駆動力を伝達するケーブル部材(30)とを有する車
体開口開閉装置であって、前記スライド部材と前記ケー
ブル部材の端末とのいずれか一方に結合子(24)を設
け、且つ他方に前記結合子を受容する受容部(窪み2
6)を設けると共に、前記結合子または受容部を設けた
前記ケーブル部材の端末が突入し得る切欠部(27)を
前記ガイド溝の一部に設けたことを特徴とする車体開口
開閉装置を提供することとした。
【0009】このようにすれば、ガイド溝の切欠部にケ
ーブル部材の端末が突入することで結合子と受容部との
干渉が避けられるので、スライド部材とケーブル部材と
を別々にガイド溝に組み付け、かつガイド溝内でスライ
ド部材とケーブル部材とを連結することができる。
【0010】特に、結合子と受容部の入り口との互いの
当接部に傾斜面を設け、スライド部材を押し出すと自動
的にケーブル部材が切欠部へ入り込むようにすると良
い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明について詳細に説明する。
【0012】図1及び図2は、本発明に基づき構成され
たスライド部材20とケーブル部材30との連結部を示
している。ガイドレール6には、スライド部材20が摺
動する角形溝21と、ケーブル部材30が挿通される円
形溝22とが互いに隣接配置されている。これら両溝2
1・22同士間は、その全長に渡ってスリット23を介
して互いに連通している。なお、ケーブル部材30は、
押し引き駆動のギヤードケーブル及び引き駆動のプルケ
ーブルのいずれも含むものとする。
【0013】ケーブル部材30の端末には、後方が傾斜
面24aとされた実質的に直角三角形をなす結合子24
が剛固に結合されている。この結合子24は、スライド
部材20が摺動する角形溝21内に位置しており、スリ
ット23を通る連結アーム25をもってケーブル部材3
0の端末と一体結合している。
【0014】他方、スライド部材20には、結合子24
を受容し得るように、結合子24の輪郭に対応し、且つ
下方が開かれた窪み26が形成されている。またスライ
ド部材20の先端には、下側の角を削り落とした傾斜面
20aが形成されている。
【0015】ガイドレール6の底壁における角形溝21
と円形溝22との部分の適所には、適宜な長さに渡る切
欠部27が設けられている。
【0016】次に本発明装置の組み付け要領について説
明する。先ず、ケーブル部材30の端末を結合子24と
共にガイド溝21・22内に通し、その先端を切欠部2
7の上方に到達させておく。
【0017】次いでスライド部材20を角形溝21に通
し、前方へ移動させて行く。そして先に通されたケーブ
ル部材30に固着された結合子24の後側の傾斜面24
aにスライド部材20の前端の傾斜面20aが突き当た
ると、ケーブル部材30が撓み、結合子24が切欠部2
7を経て下方へと押し下げられる。これにより、結合子
24との干渉を避けることができるので、そのままスラ
イド部材20をさらに押し込むことができる。そしてス
ライド部材20の窪み26の下向き開放面と結合子24
との位置が互いに整合すると、ケーブル部材30の弾発
的復元力で結合子24が上向きに移動して窪み26には
まりこむ。
【0018】切欠部27を超えてスライド部材20を前
方へ更に移動させてガイド溝21・22の完全部に到達
すると、スライド部材20と結合子24とが共にガイド
溝21・22でその上下移動を規制されるので、両者が
分離し得なくなる。
【0019】しかしてケーブル部材30を押し出すとス
ライド部材20も共に前方へ移動し、ケーブル部材30
を引き込むとスライド部材20も共に後退するので、ス
ライド部材20に結合されたスライドパネル3も前後に
移動することとなる。
【0020】
【発明の効果】このように本発明によれば、ガイド溝に
対してケーブル部材とスライド部材とを別々に組み込む
ことができ、しかも両者が自動的に連結されるので、ケ
ーブル部材及びスライド部材の組付け作業を容易化する
上に多大な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるケーブル部材とスライド部材との
結合要領の説明図
【図2】本発明によるケーブル部材とスライド部材との
結合状態を一部切除して示す正面図
【図3】本発明によるケーブル部材とスライド部材との
結合状態を一部切除して示す側面図
【図4】従来のサンルーフ装置の構成を示す平面図
【図5】従来のギヤードケーブルとスライド部材との結
合部を示す斜視図
【符号の説明】
2 開口部 3 スライドパネル 13 モータ 20 スライド部材 21 角形溝 24 結合子 26 窪み 27 切欠部 30 ケーブル部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 舟橋 信裕 兵庫県宝塚市栄町1丁目12番28号 日本ケ ーブル・システム株式会社内 (72)発明者 中尾 誠 兵庫県宝塚市栄町1丁目12番28号 日本ケ ーブル・システム株式会社内 Fターム(参考) 3D003 AA11 AA18 BB02 CA38 CA40 DA18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の開口部に設けられたスライドパネ
    ルと、前記スライドパネルとの結合部を備え且つガイド
    溝に摺合したスライド部材と、前記スライド部材に駆動
    装置の駆動力を伝達するケーブル部材とを有する車体開
    口開閉装置であって、 前記スライド部材と前記ケーブル部材の端末とのいずれ
    か一方に結合子を設け、且つ他方に前記結合子を受容す
    る受容部を設けると共に、 前記結合子または受容部を設けた前記ケーブル部材の端
    末が突入し得る切欠部を前記ガイド溝の一部に設けたこ
    とを特徴とする車体開口開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記結合子と前記受容部の入り口とに互
    いに当接する傾斜面を設け、前記スライド部材を押し出
    すと前記ケーブル部材が前記切欠部へ入り込むようにし
    たことを特徴とする請求項1に記載の車体開口開閉装
    置。
JP2000241202A 2000-08-09 2000-08-09 車体開口開閉装置 Pending JP2002052933A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018111755A1 (de) 2017-05-17 2018-11-22 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Schiebedachvorrichtung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018111755A1 (de) 2017-05-17 2018-11-22 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Schiebedachvorrichtung
US10647184B2 (en) 2017-05-17 2020-05-12 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Sunroof apparatus

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