JP2002052647A - 軽合金製の成形体 - Google Patents

軽合金製の成形体

Info

Publication number
JP2002052647A
JP2002052647A JP2000245242A JP2000245242A JP2002052647A JP 2002052647 A JP2002052647 A JP 2002052647A JP 2000245242 A JP2000245242 A JP 2000245242A JP 2000245242 A JP2000245242 A JP 2000245242A JP 2002052647 A JP2002052647 A JP 2002052647A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light alloy
coating
layer
primer layer
electrostatic coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000245242A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiko Miyasato
邦彦 宮里
Katsuhiko Kojo
勝彦 古城
Hiroshi Watanabe
洋 渡辺
Isao Seki
伊佐夫 関
Yutaka Hotsuchi
豊 発地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO SEITANKOSHO KK
Proterial Ltd
Original Assignee
TOKYO SEITANKOSHO KK
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO SEITANKOSHO KK, Hitachi Metals Ltd filed Critical TOKYO SEITANKOSHO KK
Priority to JP2000245242A priority Critical patent/JP2002052647A/ja
Publication of JP2002052647A publication Critical patent/JP2002052647A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面に金属光沢を有し、耐食性、耐候性に優
れた美観のある軽合金製筐体を提供すること。 【解決手段】軽合金製の成形体の表面の電着塗装層にヘ
アライン加工を施し金属光沢面を露出させ、このヘアラ
イン面の上に静電塗装によるプライマー層及びクリヤ層
を施し、静電塗装層の厚みの合計が2μm以上であるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、金属光沢面の上
に、耐食性、耐候性を備えた樹脂系の塗装層を有する軽
合金製の成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、筐体やケースなどの成形体は、そ
の表面の美観のため使用される条件に従って、種々工夫
がなされており、鏡面、塗装、なし地仕上、ヘアライン
などのつや消しなどが施されている。特に成形体が筐体
やケースの場合は、表面を鏡面にすると、肉厚が薄い場
合は変形し易く、一寸したゆがみや、凹みや傷が目立ち
易いため、比較的表面の粗いつや消しであるなし地仕上
や、ヘアラインが施されていた。
【0003】本願発明者等は、特に成形体が、表面の美
観を重要視される薄肉の筐体やケース類の場合は、金属
感覚が感じられる表面仕上が適していることを知見し
た。しかし、成形体が薄肉の場合は、変形しやすく、少
しの歪み、凹凸や傷でも、鏡面であれば、欠陥が目立ち
易いので、これらの欠陥が目立ち難くく、商品価値が上
がるヘアラインを施すことを考えた。しかし、一方向に
のみ被加工体を動かす場合は、研磨帯の砥粒そのままが
転写され、溝の深い所と浅い所が横並びに現れ、深い溝
の所は、1本の連続した太い黒い線に見えることもあ
り、美観上好ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のヘアライン加工
方法において、深い溝が連続して見えることを防止する
ためには、研磨帯と被加工体である成形体の動きを研磨
帯の進行方向と直角方向に動かすことにより、解消でき
る。また、成形体が薄肉の筐体やケースの場合は、連続
して押圧すると、摩擦熱により、筐体やケースが変形を
起こし、歪みが大きくなる。特に成形体が、電子機器
用、特に携帯電話機等の小型通信機器、ノート型パソコ
ン、モバイル型パソコン等の小型事務機器、デジタルカ
メラなどの映像機器に用いられる筐体である場合には、
内部に電子回路を組み込んだ基板等を取り付けるため、
筐体に歪みがあるのは好ましくなく、また、美観上から
も許されるものではない。特に、筐体の材質が軽合金の
場合は活性度が高いために、金属面をむき出しにしてい
ると錆が発生しやすいので、金属光沢を残したまま、塗
装を施して、耐食性、耐候性に優れた保護膜の層が必要
となる。 公知例として、特開平7―102733号公
報に金属の表面に装飾を付けた板とその製造方法があ
る。この公報によると、実施例の一つとしてステンレス
鋼板又はアルミニウム板等からなる金属板素地の表面
に、例えば鏡面仕上やヘアライン仕上等の加工が施され
て金属光沢面が形成され、この面上には、接着層を介し
透明樹脂層が形成され、この透明樹脂層には着色模様が
形成され、金属光沢と着色模様の組み合わせで、独特の
風会いを持つ複雑な模様表現を可能にすることができる
ことが開示されている。これらの目的は、金属装飾パネ
ルのあらゆる面に着色模様を設けることにある。本発明
課題は、下地処理を施さないで、耐食性、耐候性に優れ
た保護膜の層を有する軽合金製の成形体を得ることであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明において、軽合
金製の成形体は、表面の少なくとも一部に金属光沢面を
有し、その金属光沢面の上に静電塗装によるプライマー
層とクリヤ層が施されていることを特徴とする。また、
表面の少なくとも一部に金属光沢面を有す成形体であっ
て、電着塗装によるプライマー層と塗装層、更に静電塗
装によるプライマー層及びクリヤ層を有することを特徴
とする。また、本願発明の軽合金製の成形体は、表面の
少なくとも一部に電着塗装によるプライマー層と塗装層
を有し、前記電着塗装によるプライマー層と塗装層の少
なくとも一部分を剥離し、前記成形体の金属光沢面を露
出させ、その金属光沢面の上に静電塗装によるプライマ
ー層とクリヤ層が施されていることを特徴とする。前記
静電塗装のプライマー層と静電塗装のクリヤ層の合計の
厚みが2μm以上であることを特徴とする。
【0006】本願発明の軽合金製の成形体は、電着塗装
によるプライマー層と電着塗装層の少なくとも一部分
を、ヘアライン加工により剥離され、金属光沢面を有す
ることを特徴とする。また、このヘアラインは、表面粗
さRyで10μm以下であることを特徴とし、見た目に
柔らかい感じの外観を与える。 また、金属光沢面がなし
地仕上であることを特徴とする。ヘアライン加工また
は、なし地仕上加工を施された成形体の表面の上に静電
塗装のプライマー層があり、その上に施される静電塗装
のクリヤ層が紫外線吸収剤及びつや消し剤を含み有機酸
を添加しないことを特徴とする。また、前記成形体の静
電塗装のプライマー層がエポキシ系樹脂で、静電塗装の
クリア層がアクリル系樹脂であることが好ましい。つや
消しの程度は、全つや消しを10分とした時に、4〜6
分位のつや消しが、見た目に非常に柔らかい感じを与え
て好ましい。
【0007】本願発明の成形体の材質は、軽合金であ
り、特に電磁シールド性に優れたマグネシウム合金、ま
たはアルミニウム合金であることを特徴とする。成形体
を製造する方法は、ダイカスト鋳造、チクソモールド
法、絞り加工や鍛造加工などの塑性加工法がある。これ
ら成形方法の中でも、特に軽合金の薄板を熱間や温間ま
たは冷間鍛造法で成形すると、ボスや凹部などが一体的
に成形出来、更には、表面に欠陥のない、美しい金属光
沢面を有する成形体が得られることを特徴とする。マグ
ネシウム合金としては、素材が薄板の場合は、MP1、
MP4などがあり、材質としては、AZ31、AM20
などが適用可能であり、アルミニウム合金として、素材
が薄板の場合は、主として5052、5056や606
1などが適用可能である。この他にも材質としては、展
伸材や棒材や鋳造用合金などがあり、また軽合金の材質
としても、上記に限られるものではない。
【0008】本願発明の成形体に施すヘアライン加工
は、走行する研磨帯と被加工体である成形体とを断続的
に接触させ、前記被加工体と前記研磨帯の進行方向と交
差する方向に前記研磨帯と被加工体である成形体とを相
対的に揺動させて形成したヘアラインであり、その成形
体の表面のヘアラインが表面粗さがRyで10μm以下
であることを特徴とする。表面粗さがRyで10μmを
超えると、深い溝が黒い太い線に見え、また、見た目に
硬い感じのする外観となり、商品価値が落ち、好ましく
ない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本願発明の実施の形態につい
て図1〜図4を用いて説明する。 (実施の形態)図1は、本願発明の成形体の一実施例を
示す。1は、成形体は一実施例の筐体であり、薄板を種
々の鍛造加工法で成形される、巾約100mm、奥行き
約90mm、周壁の高さが約10mmで、主要部の肉厚
が1.5mm以下と極めて薄肉の筐体1である。成形体
1の表面の一部には、少なくとも一個所以上の凹部7を
有し、金属光沢面を表面に有する。特に、表面粗さがR
yで10μm以下のかなり均一なへアライン2またはな
し地仕上(図示せず)を有すると更に良い。ヘアライン
2の深さは、平均している方が、反射率が均一化され、
見た目に軟らかい感じの外観を有する。同様になし地仕
上の場合も表面粗さがRyで10μm以下の方が望まし
い。図2に筐体1のA−A断面の一実施例の拡大模式図
を示す。ヘアライン2またはなし地仕上の上には、ま
ず、プライマー層として、透明なエポキシ系の樹脂層3
が約0.5〜10μmの厚さで静電塗装され、 次いで透
明で、紫外線吸収剤とつや消し剤を含んだアクリル系樹
脂層4が約0.5〜10μmの厚さに静電塗装されてい
る。両方の塗装層の合計の厚みが2μm以上となってい
ればよい。塗装層の合計の厚みが2μm以上であると、
軽合金製の成形体であっても、下地処理をせずに、金属
光沢を維持したままで、長期間の防錆効果を持つことが
確認できた。アクリル樹脂層に紫外線吸収剤を添加する
のは、プライマー層の透明なエポキシ系樹脂層4の紫外
線劣化による黄化を防止するためであり、 つや消し剤を
添加するのは、ヘアライン2またはなし地仕上の反射を
或程度押さえて、見た目に柔らかな感じを与える外観を
得るためである。 つや消しの度合いは、全つや消しを1
0分としたとき、4〜6分位が特に見た目に感じが良
い。またアクリル系樹脂には、接着性を改善するための
蟻酸などの有機酸を添加しない方がよい。これは、有機
酸が下地のエポキシ系樹脂を貫通して、成形体の表面に
達し、成形体の腐食を促進するからである。 成形体の材
質は軽合金であり、成形体が電子機器用の筐体として用
いられる場合は、軽量化及び電磁シールド性と言う観点
から特にアルミニウム合金や、マグネシウム合金が好ま
しい。
【0010】図3に本願発明の成形体の別の実施例の筐
体1のA−A断面の拡大模式図を示す。まず、表面の下
地処理をしてない筐体1に、先ずエポキシ系樹脂層6を
5〜30μmの厚さのプライマー層として電着塗装し、
次いで、アクリル系樹脂層5を5〜30μmの厚さに電
着塗装する。アクリル系樹脂層5は、顔料やメタリック
等を含んでいても良い。 筐体1の表面の両方の電着塗装
層が固着し、硬化した後、研摩装置により筐体1の金属
光沢が必要な部分の電着塗装層を剥離する。剥離は、研
摩装置の研摩帯と被加工体とを断続的に接触させなが
ら、研摩帯の進行方向と交差する方向に、研摩帯または
被加工体を揺動させて行う。この結果、被加工体である
筐体1の表面にヘアライン2が形成される。
【0011】次いで、ヘアライン2が形成された筐体1
を脱脂、洗浄し、まず、プライマー層として透明なエポ
キシ系樹脂層4を0.5〜10μmの厚さに静電塗装
し、次に、透明なアクリル系樹脂層3を0.5〜10μ
mの厚さに静電塗装する。両方の塗装層の合計の厚みが
2μm以上となるように静電塗装を施す。アクリル系樹
脂層3には、エポキシ系樹脂層4の紫外線による黄化を
防ぐための紫外線吸収剤と、筐体1の表面の反射を少な
くし、見た目に柔らかい外観を得るためのつや消し剤が
添加されている。ヘアライン2の上に形成する塗装膜
は、静電塗装を施すことにより、エッジ部分にも塗膜が
良く付き、耐食性を十分に保つことが出来る。
【0012】図4に、本願発明の塗装膜の耐食テストを
行った結果を示す。テストは表面にヘアラインを有する
マグネシウム合金の成形体を、静電塗装で施したエポキ
シ系樹脂層のプライマー層と静電塗装で施したアクリル
系樹脂層で覆い、塗装膜の合計を色々な厚さにして、1
000ppmの塩酸水溶液中に24時間浸漬し、溶出し
たマグネシウムの量をICP(誘導結合型プラズマ発光
分析器)で測定したものである。なお、塗装膜の厚さは
SEMで観察し、実測したものである。実験結果から塗
装膜の厚さが合計で2μm以上あれば、長期の耐食性が
得られることが分かった。
【0013】
【実施例】(実施例1)まず、マグネシウム合金の薄板
を熱間鍛造法で成形された、主要部の肉厚1mmで大き
さが、巾100mm、奥行き90mm、周壁高さ10m
m、表面に凹部7を二箇所有する筐体1を準備した。筐
体1は、研摩装置によるヘアライン加工により表面に表
面粗さがRyで5μmのヘアライン2を施された。この
ヘアライン2の上に、静電塗装により、先ず、透明なエ
ポキシ系樹脂層4の塗装を厚さ2μm施した。次いで、
紫外線吸収剤とつや消し剤を添加した透明なアクリル系
樹脂層3を静電塗装により厚さ3μm施した。表面粗さ
がRyで5μmのヘアライン2とつや消しの度合を5分
としたので、見た目に柔らかな感じのする外観を有する
筐体1が得られた。樹脂層が乾燥固化した後、溶出試験
を行なったが、1000ppmの塩酸水溶液中に24間
浸漬した後、溶出量をICPで測定した値は、約1μg
/cm2 と良好な結果を示し、耐食性が良いことが分か
った。また、耐候性についても、紫外線照射の結果、黄
化が、非常に少なかった。
【0014】(実施例2)アルミニウム合金の薄板を温
間鍛造法で成形した、巾90mm、奥行き85mm、周
壁高さ8mm、主要部の肉厚が1.2mmで、表面に凹
部7を二箇所有する筐体1を準備した。まず、筐体1
に、電着塗装でエポキシ系樹脂層6を厚み15μm施し
た。次いで電着塗装で、顔料入りのアクリル系樹脂層5
を厚み15μm施し、乾燥固化させた。固化後、筐体1
の表面の凹部以外の筐体1の表面を研摩装置により表面
に表面粗さがRyで8μmのヘアライン2を施した。こ
のヘアライン2の上に、静電塗装により、先ず、透明な
エポキシ系樹脂層4の塗装を厚さ3μm施した。次い
で、紫外線吸収剤とつや消し剤を添加した透明なアクリ
ル系樹脂層3を静電塗装により厚さ5μm施した。樹脂
層が乾燥固化した後、溶出試験を行なったが、1000
ppmの塩酸水溶液中に24間浸漬した後、溶出量をI
CPで測定した値は、1μg/cm2以下の良好な結果
を示し、耐食性が良いことが分かった。また、耐候性に
ついても、紫外線照射の結果、黄化が、非常に少なかっ
た。
【0015】以上の実施例は、金属光沢面に、ヘアライ
ンを有する筐体の説明をしたが、ヘアラインでなく、な
し地仕上などによる金属光沢面を有する軽合金製の成形
体にも適用可能である。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願発明に
よるヘアラインまたはなし地仕上を有する軽合金製の成
形体は、見た目に非常にソフトな感じのする外観を持
ち、商品価値が高められ、しかも、筐体が軽合金製であ
るがゆえの金属光沢を有し、静電塗装によるプライマー
層と静電塗装によるクリヤ層を有するので、耐食性、耐
候性にすぐれ、美的感覚に優れた成形体を得ることが出
来るなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の成形体の一実施例の筐体の概略斜視
図である。
【図2】本願発明に係る成形体の一実施例の筐体で、図
1のA−Aの部分の断面の拡大模式図を示す。
【図3】本願発明に係る成形体の別の実施例の筐体の図
1のA−Aの部分の断面の拡大模式図を示す。
【図4】塗装膜厚とマグネシウム溶出量の関係を示す図
である。
【符号の説明】
1 筐体 2 ヘアライン 3 静電塗装層 4 静電塗装プライマー層 5 電着塗装層 6 電着塗装プライマー層 7 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 洋 新潟県南魚沼郡六日町大字二日町684−1 株式会社東京精鍛工所六日町工場内 (72)発明者 関 伊佐夫 新潟県南魚沼郡六日町大字二日町684−1 株式会社東京精鍛工所六日町工場内 (72)発明者 発地 豊 新潟県南魚沼郡六日町大字二日町684−1 株式会社東京精鍛工所六日町工場内 Fターム(参考) 4D075 AA09 AA82 AE03 AE27 BB02X BB20X BB89Y CA32 CA33 CB06 DA23 DB01 DB07 DC18 DC21 DC24 EA41 EA43 EB22 EB33 4F100 AB01A AB09A AB10A AB31A AK25C AK53B AK53D AR00B AR00C AR00D BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C DD07A EH46 EJ15A EJ65B EJ65D GB16 GB71 GB90 JB02 JL09 JN01B JN01C JN01D JN24 YY00A YY00B YY00C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面の少なくとも一部に金属光沢面を有
    する成形体であり、下地処理なしで、前記金属光沢面の
    上に静電塗装による透明のプライマー層とクリヤ層が施
    されていることを特徴とする軽合金製の成形体。
  2. 【請求項2】 表面の少なくとも一部に金属光沢面を有
    する成形体であり、前記成形体の表面の少なくとも一部
    に電着塗装によるプライマー層と塗装層、更に静電塗装
    によるプライマー層及びクリヤ層を有することを特徴と
    する軽合金製の成形体。
  3. 【請求項3】 表面の少なくとも一部に電着塗装による
    プライマー層と塗装層を有する成形体であり、前記電着
    塗装によるプライマー層と塗装層の少なくとも一部分を
    剥離し、前記成形体の金属光沢面を露出させ、前記金属
    光沢面の上に静電塗装によるプライマー層とクリヤ層が
    施されていることを特徴とする軽合金製の成形体。
  4. 【請求項4】 前記成形体の金属光沢面は、ヘアライン
    加工が施されていることを特徴とする請求項1乃至3記
    載の軽合金製の成形体。
  5. 【請求項5】 前記成形体の前記ヘアラインが表面粗さ
    Ryで10μm以下であることを特徴とする請求項4記
    載の軽合金製の成形体。
  6. 【請求項6】 前記成形体の金属光沢面は、なし地仕上
    加工が施されていることを特徴とする請求項1乃至3記
    載の軽合金製の成形体。
  7. 【請求項7】 前記成形体の静電塗装によるプライマー
    層とクリヤ層の合計の厚みが2μm以上であることを特
    徴とする請求項1乃至6記載の軽合金製の成形体。
  8. 【請求項8】 前記成形体の静電塗装によるクリヤ層が
    紫外線吸収剤及びつや消し剤を含むことを特徴とする請
    求項1乃至7に記載の軽合金製の成形体。
  9. 【請求項9】 前記成形体の静電塗装によるプライマー
    層がエポキシ系樹脂で、静電塗装によるクリア層がアク
    リル系樹脂であることを特徴とする請求項1乃至8記載
    の軽合金製の成形体。
  10. 【請求項10】 前記成形体の材質の軽合金がマグネシ
    ウム合金であることを特徴とする請求項1乃至9記載の
    軽合金製の成形体。
  11. 【請求項11】 前記成形体の材質の軽合金がアルミニ
    ウム合金であることを特徴とする請求項1乃至9記載の
    軽合金製の成形体。
  12. 【請求項12】 前記成形体が薄板を鍛造加工により成
    形されたことを特徴とする請求項1乃至11記載の軽合
    金製の成形体。
JP2000245242A 2000-08-11 2000-08-11 軽合金製の成形体 Pending JP2002052647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000245242A JP2002052647A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 軽合金製の成形体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000245242A JP2002052647A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 軽合金製の成形体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002052647A true JP2002052647A (ja) 2002-02-19

Family

ID=18735804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000245242A Pending JP2002052647A (ja) 2000-08-11 2000-08-11 軽合金製の成形体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002052647A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254183A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Fujitsu Ltd 電子機器、塗装方法、及び塗膜の剥離方法
JP2010037646A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Fuzhun Precision Industry (Shenzhen) Co Ltd マグネシウム合金製筐体及びその製造方法
JP2011149038A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 筐体用高光沢アルミニウム塗装材及びその製造方法
WO2014175309A1 (ja) * 2013-04-23 2014-10-30 住友電気工業株式会社 マグネシウム基金属部材、及びマグネシウム基金属部材の製造方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186475A (ja) * 1982-04-26 1983-10-31 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd アルミニウムおよびアルミニウム合金の表面処理方法
JPS60262639A (ja) * 1984-06-09 1985-12-26 株式会社根本製作所 アルミニウムまたはアルミニウム合金を基材とする成型品の製造方法
JPH01155317A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Nitto Denko Corp 反射型偏光板
JPH03124831U (ja) * 1990-03-31 1991-12-18
JPH04175157A (ja) * 1990-11-09 1992-06-23 Toyoda Denken Kogyosho:Kk 金属化粧板
JPH1024524A (ja) * 1996-05-09 1998-01-27 Topy Ind Ltd 金属材表面被膜構造とその形成方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186475A (ja) * 1982-04-26 1983-10-31 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd アルミニウムおよびアルミニウム合金の表面処理方法
JPS60262639A (ja) * 1984-06-09 1985-12-26 株式会社根本製作所 アルミニウムまたはアルミニウム合金を基材とする成型品の製造方法
JPH01155317A (ja) * 1987-12-14 1989-06-19 Nitto Denko Corp 反射型偏光板
JPH03124831U (ja) * 1990-03-31 1991-12-18
JPH04175157A (ja) * 1990-11-09 1992-06-23 Toyoda Denken Kogyosho:Kk 金属化粧板
JPH1024524A (ja) * 1996-05-09 1998-01-27 Topy Ind Ltd 金属材表面被膜構造とその形成方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005254183A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Fujitsu Ltd 電子機器、塗装方法、及び塗膜の剥離方法
JP2010037646A (ja) * 2008-08-04 2010-02-18 Fuzhun Precision Industry (Shenzhen) Co Ltd マグネシウム合金製筐体及びその製造方法
JP2011149038A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sumitomo Light Metal Ind Ltd 筐体用高光沢アルミニウム塗装材及びその製造方法
WO2014175309A1 (ja) * 2013-04-23 2014-10-30 住友電気工業株式会社 マグネシウム基金属部材、及びマグネシウム基金属部材の製造方法
JP2014213481A (ja) * 2013-04-23 2014-11-17 住友電気工業株式会社 マグネシウム基金属部材、及びマグネシウム基金属部材の製造方法
CN105008124A (zh) * 2013-04-23 2015-10-28 住友电气工业株式会社 镁基金属构件及镁基金属构件的制造方法
KR20160002654A (ko) * 2013-04-23 2016-01-08 스미토모덴키고교가부시키가이샤 마그네슘계 금속 부재, 및 마그네슘계 금속 부재의 제조 방법
KR102144485B1 (ko) * 2013-04-23 2020-08-13 스미토모덴키고교가부시키가이샤 마그네슘계 금속 부재, 및 마그네슘계 금속 부재의 제조 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2744928B1 (en) Anodization and plating surface treatments
JP2010058112A (ja) プラスチック成形品の表面処理方法
EP2311689A1 (en) Method for manufacturing a decorative member, particularly intended to be used as an emblem on a motor vehicle
WO2006088420A1 (en) Coated metal product, method to produce it and use of the method
US20070207310A1 (en) Chrome coated surfaces and deposition methods therefor
US8309183B2 (en) Method of making magnesium alloy housing
US8894777B2 (en) Surface treatment method of magnesium alloy article and structure thereof
JP2002052647A (ja) 軽合金製の成形体
JPH07223126A (ja) アルミホイールの表面処理方法
JP2009045841A (ja) 加飾樹脂成形品及びその製造方法
CN212576750U (zh) 一种金属磨砂封釉板卷
JP2007069405A (ja) 金属感の光沢を有するアルミニウム基金属部材
JPH07329502A (ja) 光輝アルミロードホイールの製造方法
US10220265B2 (en) Metallized and masked golf ball and method
JP5091667B2 (ja) 表面処理金属製品
KR101150452B1 (ko) 휴대단말기용 케이스 및 그 제조방법
JP4989961B2 (ja) 金属蒸着加工物およびその製造方法
JPH10193512A (ja) アルミホイールの塗膜とその塗装方法
CN211165741U (zh) 超耐指纹不锈钢复合板
JPH1094751A (ja) アルミホイールの塗膜とその形成方法
CN111330821A (zh) 一种金属磨砂封釉板卷
JP6406774B1 (ja) 稽古用模擬刀
KR200398593Y1 (ko) 가장자리 부식방지를 위한 거울
JPH10157401A (ja) アルミホイールの塗膜とその塗装方法
WO2021154274A1 (en) Electronic device covers and/or enclosures

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070712

A977 Report on retrieval

Effective date: 20091225

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100803