JP2002052365A - 区分装置と区分処理方法 - Google Patents

区分装置と区分処理方法

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JP2002052365A
JP2002052365A JP2000242984A JP2000242984A JP2002052365A JP 2002052365 A JP2002052365 A JP 2002052365A JP 2000242984 A JP2000242984 A JP 2000242984A JP 2000242984 A JP2000242984 A JP 2000242984A JP 2002052365 A JP2002052365 A JP 2002052365A
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sorting
image
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unit
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JP2000242984A
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English (en)
Inventor
Naoki Ota
直樹 太田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、装置全体のコストを安価に抑え
ることができ、装置のリソースの効率的な運用が行え
る。 【解決手段】 この発明は、判別部12にてオンライン
OCRとオフラインOCRとを共通のハードウエアで実
現し、オンラインOCRとして稼動していない時間帯
は、オフラインOCRとして稼動させるようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、葉書や
封書などの郵便物等の紙葉類上の画像を読み取って区分
先を示す区分情報を認識して区分処理を行う区分装置と
区分処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙葉類に記載されている宛先など
の区分先を示す区分情報を認識して区分する区分装置で
は、処理対象の紙葉類が区分装置内を搬送されている間
に、認識部(オンラインOCR)により区分情報の文字
認識を行っている。このようなオンラインOCRでは、
認識処理時間の制限が設けられており、所定の処理時間
内に処理結果が出せないと認識不能として処理する。
【0003】一方、上記オンラインOCRとは別に、処
理時間制限を緩めて種々のアルゴリズムに基づく認識処
理を行って読取性能を向上させようとするオフラインO
CRが実用になてきている。オフラインOCRでは、H
DD等の記憶装置に蓄積された処理対象の画像を使っ
て、上記オンラインOCRの認識処理アルゴリズムとは
特性の異なる処理を実行して性能向上をはかるのが一般
的である。また、オフラインOCRでは実機に処理対象
の紙葉類を搬送中に認識処理を完了させる必要がないた
め、処理時間の制限を緩くしておくことが可能なので、
いろんな処理ができる。
【0004】しかしながら、従来の区分装置では、オン
ラインOCRとオフラインOCRとは別々のハードウエ
アおよびソフトウエアにより構成されており、区分装置
全体のコストが高価になってしまうという問題点があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、別々
のハードウエアおよびソフトウエアにより構成されるオ
ンラインOCRとオフラインOCRとを装備すると装置
全体のコストが高価になってしまうというという問題点
を解決するもので、装置全体のコストを安価に抑えるこ
とができ、装置のリソースの効率的な運用が行える区分
装置と区分処理方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の区分装置は、
区分情報が記載されている紙葉類をその区分情報に基づ
いて区分処理するものにおいて、区分処理の対象とする
紙葉類の画像を読み取る読取手段と、この読取手段によ
り読み取った紙葉類の画像を受信し、所定の処理時間内
で文字認識を行う第1の制御プログラムにより区分情報
の認識処理を行う第1の認識手段と、この第1の認識手
段により区分情報が認識できなかった場合、上記読取手
段により読み取った当該紙葉類の画像を蓄積する画像蓄
積手段と、区分処理が停止した際に、上記第1の認識手
段を上記第1の制御プログラムと異なったアルゴリズム
で作成された第2の制御プログラムで動作させ、上記画
像蓄積手段に蓄積されている紙葉類の画像を受信して区
分情報の認識処理を行う第2の認識手段とから構成され
ている。
【0007】この発明の区分装置は、区分情報が記載さ
れている紙葉類をその区分情報に基づいて区分処理する
ものにおいて、区分処理の対象とする紙葉類の画像を読
み取る読取手段と、この読取手段により読み取った紙葉
類の画像を受信し、所定の処理時間内で文字認識を行う
第1の制御プログラムにより区分情報の認識処理を行う
第1の認識手段と、この第1の認識手段により区分情報
が認識できなかった場合、上記読取手段により読み取っ
た当該紙葉類の画像を蓄積する画像蓄積手段と、区分処
理が停止した際に、上記第1の認識手段を上記第1の制
御プログラムと異なったアルゴリズムで作成された第2
の制御プログラムで動作させ、上記画像蓄積手段に蓄積
されている紙葉類の画像を受信して区分情報の認識処理
を行う第2の認識手段と、この第2の認識手段により区
分情報が認識できなかった場合に、当該紙葉類の画像を
受信して当該紙葉類の区分情報を打鍵入力するコーディ
ング手段とから構成されている。
【0008】この発明の区分装置は、区分情報が記載さ
れている紙葉類をその区分情報に基づいて区分処理する
ものにおいて、区分処理の実行を指示する第1の指示手
段と、この第1の指示手段により区分処理の実行が指示
されている際に、区分処理の対象とする紙葉類の画像を
読み取る読取手段と、この読取手段により読み取った紙
葉類の画像を受信し、所定の処理時間内で文字認識を行
う第1の制御プログラムにより区分情報の認識処理を行
う第1の認識手段と、この第1の認識手段により区分情
報が認識できなかった場合、上記読取手段により読み取
った当該紙葉類の画像を蓄積する画像蓄積手段と、区分
処理の停止を指示する第2の指示手段と、この第2の指
示手段により区分処理の停止が指示された際に、上記第
1の認識手段を上記第1の制御プログラムと異なったア
ルゴリズムで作成された第2の制御プログラムで動作さ
せ、上記画像蓄積手段に蓄積されている紙葉類の画像を
受信して区分情報の認識処理を行う第2の認識手段とか
ら構成されている。
【0009】この発明の区分装置は、区分情報が記載さ
れている紙葉類をその区分情報に基づいて区分処理する
ものにおいて、区分処理の実行を指示する第1の指示手
段と、この第1の指示手段により区分処理の実行が指示
されている際に、区分処理の対象とする紙葉類の画像を
読み取る読取手段と、この読取手段により読み取った紙
葉類の画像を受信し、所定の処理時間内で文字認識を行
う第1の制御プログラムにより区分情報の認識処理を行
う第1の認識手段と、この第1の認識手段により区分情
報が認識できなかった場合、上記読取手段により読み取
った当該紙葉類の画像を蓄積する画像蓄積手段と、区分
処理の停止を指示する第2の指示手段と、この第2の指
示手段により区分処理の停止が指示された際に、上記第
1の認識手段を上記第1の制御プログラムと異なったア
ルゴリズムで作成された第2の制御プログラムで動作さ
せ、上記画像蓄積手段に蓄積されている紙葉類の画像を
受信して区分情報の認識処理を行う第2の認識手段と、
この第2の認識手段により区分情報が認識できなかった
場合に、当該紙葉類の画像を受信して当該紙葉類の区分
情報を打鍵入力するコーディング手段とから構成されて
いる。
【0010】この発明の区分装置は、区分情報が記載さ
れている紙葉類を供給する供給手段と、この供給手段に
より供給された紙葉類の画像を読み取る読取手段と、こ
の読取手段により読み取った紙葉類の画像を受信し、所
定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラム
により区分情報の認識処理を行う第1の認識手段と、こ
の第1の認識手段により区分情報が認識できた場合に、
区分情報に基づいて紙葉類を区分し、上記第1の認識手
段により区分情報が認識できなかった場合に、当該紙葉
類を区分情報に基づいて区分される紙葉類とは別の排除
集積部に集積する区分手段と、この区分手段により上記
排除集積部に集積された紙葉類の画像を蓄積する画像蓄
積手段と、区分処理が停止した際に、上記第1の認識手
段を上記第1の制御プログラムと異なったアルゴリズム
で作成された第2の制御プログラムで動作させ、上記画
像蓄積手段から蓄積されている紙葉類の画像を受信して
区分情報の認識処理を行う第2の認識手段と、この第2
の認識手段により区分情報が認識された紙葉類を、上記
排除集積部から再度上記供給手段に供給することによ
り、上記第1の処理手段で認識した区分情報に基づいて
上記区分手段により区分する処理手段とから構成されて
いる。
【0011】この発明の区分装置は、区分情報が記載さ
れている紙葉類を供給する供給手段と、この供給手段に
より供給された紙葉類の画像を読み取る読取手段と、こ
の読取手段により読み取った紙葉類の画像を受信し、所
定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラム
により区分情報の認識処理を行う第1の認識手段と、こ
の第1の認識手段により区分情報が認識できた場合に、
当該紙葉類を区分情報に基づいて区分し、上記第1の認
識手段により区分情報が認識できなかった場合に、当該
紙葉類を区分情報に基づいて区分される紙葉類とは別の
排除集積部に集積する区分手段と、この区分手段により
上記排除集積部に集積された紙葉類の画像を蓄積する画
像蓄積手段と、区分処理が停止した際に、上記第1の認
識手段を上記第1の制御プログラムと異なったアルゴリ
ズムで作成された第2の制御プログラムで動作させ、上
記画像蓄積手段に蓄積されている紙葉類の画像を受信し
て区分情報の認識処理を行う第2の認識手段と、この第
2の認識手段により区分情報が認識できなかった場合
に、当該紙葉類の区分情報を打鍵入力するコーディング
手段と、上記第2の認識手段により区分情報が認識され
た紙葉類、あるいは上記コーディング手段により区分情
報が入力された紙葉類を、上記排除集積部から再度上記
供給手段に供給することにより、上記第2の認識手段で
認識した区分情報、あるいは上記コーディング手段で入
力した区分情報に基づいて上記区分手段により区分する
処理手段とから構成されている。
【0012】この発明の区分処理方法は、区分情報が記
載されている紙葉類の区分情報を判別する判別部を有
し、上記紙葉類を区分情報に基づいて区分処理する区分
装置に用いられる方法において、区分処理の対象とする
紙葉類の画像を読み取る読取工程と、この読取工程によ
り読み取った紙葉類の画像を受信し、所定の処理時間内
で文字認識を行う第1の制御プログラムにより上記判別
部を動作させて区分情報の認識処理を行う第1の認識工
程と、この第1の認識工程により区分情報が認識できな
かった場合、上記読取工程により読み取った当該紙葉類
の画像を蓄積する画像蓄積工程と、区分処理が停止した
際に、上記第1の制御プログラムと異なったアルゴリズ
ムで作成された第2の制御プログラムにより上記判別部
を動作させ、上記画像蓄積工程で蓄積された紙葉類の画
像を受信して区分情報の認識処理を行う第2の認識工程
とを有する。
【0013】この発明の区分処理方法は、区分情報が記
載されている紙葉類の区分情報を判別する判別部を有
し、上記紙葉類を区分情報に基づいて区分処理する区分
装置に用いられる方法において、区分処理の実行を指示
する第1の指示工程と、この第1の指示工程により区分
処理の実行が指示されている際に、区分処理の対象とす
る紙葉類の画像を読み取る読取工程と、この読取工程に
より読み取った紙葉類の画像を受信し、所定の処理時間
内で文字認識を行う第1の制御プログラムにより上記判
別部を動作させて区分情報の認識処理を行う第1の認識
工程と、この第1の認識工程により区分情報が認識でき
なかった場合、上記読取工程により読み取った当該紙葉
類の画像を蓄積する画像蓄積工程と、区分処理の停止を
指示する第2の指示工程と、この第2の指示工程により
区分処理の停止が指示された際に、上記第1の制御プロ
グラムと異なったアルゴリズムで作成された第2の制御
プログラムにより上記判別部を動作させ、上記画像蓄積
工程で蓄積された紙葉類の画像を受信して区分情報の認
識処理を行う第2の認識工程とを有する。
【0014】この発明の区分処理方法は、区分情報が記
載されている紙葉類を供給する供給工程と、この供給工
程により供給された紙葉類の画像を読み取る読取工程
と、この読取工程により読み取った紙葉類の画像を受信
し、所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プロ
グラムにより上記判別部を動作させて区分情報の認識処
理を行う第1の認識工程と、この第1の認識工程により
区分情報が認識できた場合に、区分情報に基づいて紙葉
類を区分し、上記第1の認識工程により区分情報が認識
できなかった場合に、上記紙葉類を区分情報に基づいて
区分される紙葉類とは別の排除集積部に集積する区分工
程と、この区分工程により上記排除集積部に集積された
紙葉類の画像を蓄積する画像蓄積工程と、区分処理が停
止した際に、上記第1の制御プログラムと異なったアル
ゴリズムで作成された第2の制御プログラムにより上記
判別部を動作させ、上記画像蓄積工程で蓄積された紙葉
類の画像を受信して区分情報の認識処理を行う第2の認
識工程と、この第2の認識工程により区分情報が認識さ
れた紙葉類を、上記排除集積部から再度上記供給工程に
供給することにより、上記第1の処理工程で認識した区
分情報に基づいて上記区分工程により区分する処理工程
を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0016】図1は、この発明の実施の形態に係る区分
機(区分装置)1の全体構成を示すブロック図である。
【0017】この区分機1は、文字あるいはバーコード
により区分情報が記載されている紙葉類P上の画像を光
学的に読取り、その読み取った画像から区分情報を認識
し、この区分情報の認識結果によって紙葉類Pを区分す
る区分機である。
【0018】図1に示すように、区分機(区分装置)1
は、供給部(供給手段)10、光電変換部(スキャナ、
読取手段)11、判別部(第1の認識手段、第2の認識
手段)12、区分部(区分手段)13、区分機制御部
(処理手段)14、操作部15、VCSI/F16など
を有している。
【0019】上記供給部10は、複数の紙葉類が所定位
置にセットされ、これらの所定位置にセットされた紙葉
類Pを搬送路(図示しない)に沿って1通ずつ供給する
ものである。上記光電変換部11は、光電変換素子を有
し、上記供給部10によって供給されて搬送路を搬送さ
れている1通ずつの紙葉類Pの表面の画像を光学的に読
み取って、電気的に処理できるデータに変換するもので
ある。
【0020】上記判別部12は、上記光電変換部11か
らの紙葉類Pの画像に基づいて宛先などの区分先を示す
文字の認識処理を行って区分情報を認識するものであ
る。上記区分部13は、複数の区分箱13a、13bを
有し、上記判別部12による認識結果の区分情報に基づ
いて紙葉類を区分するものである。この区分部13は、
区分情報に基づいて区分される紙葉類を集積する区分箱
13aと、区分情報が判別できなかった紙葉類を排除集
積するリジェクト箱(排除集積部)13bを有してい
る。
【0021】上記区分機制御部14は、区分装置全体を
制御するものであり、判別部12のオフラインモードで
認識された区分情報やビデオコーディングデスク(VC
D、コーディング手段)17a、…で打鍵入力された区
分情報を記録するテーブル14aを有している。
【0022】上記操作部15は、区分処理の実行を指示
するスタートスイッチ(第1の指示手段)15a、区分
処理の停止を指示する停止スイッチ(第2の指示手段)
15bなどの種々の指示釦を有する。
【0023】上記VCSI/F16は、上記判別部12
にて所定時間(実時間)内に区分情報が認識できなかっ
た紙葉類Pの画像を蓄積する画像蓄積部16aを有し、
複数のビデオコーディングデスク(VCD)17a、…
が接続される。
【0024】上記VCD17a、…は、CRT等の画像
表示部とキーボード等の入力部とを有し、画像蓄積部1
6aからの画像が画像表示部で表示され、この表示され
ている画像の区分情報をオペレータが入力部により入力
するようになっている。この入力部で入力された区分情
報は、対応する紙葉類Pを示す識別番号としての画像番
号とともにVCSI/F16を介して区分機制御部14
に出力される。
【0025】図2は、判別部12内の構成を説明するた
めのブロック図である。
【0026】図2に示すように、上記判別部12は、認
識コントローラ21、複数の認識ユニット22a、…を
有する。上記認識コントローラ21と各認識ユニット2
2a、…とは、画像ハブ23を介して画像の送受信を行
なう画像データバスで接続されるとともに、LANハブ
24を介して認識結果などのデータの送受信を行なうネ
ットワークケーブルで接続されている。
【0027】上記認識コントローラ21は、制御部とし
てのLCPU31、画像の送受信を行なう画像分配部3
2、光電変換部11および区分機制御部14とのデータ
通信を行うシリアルインターフェース(シリアルI/
F)33、LANハブ24を介して各認識ユニット22
a、…とのデータ通信を行うLANインターフェース
(LANI/F)34を有している。
【0028】上記画像分配部32は、画像ブリッジ回路
25を介して光電変換部11からの紙葉類Pの画像を受
信し、この受信した紙葉類Pの画像をLCPU31の制
御に基づき各認識ユニット22a、…へ分配する。ま
た、各認識ユニット22a、…からの認識結果は、LA
Nハブ24を介してLANインターフェース34により
受信するようになっている。
【0029】また、上記各認識ユニット22a、…は、
図2及び図3に示すように、認識ユニット全体の制御を
行うRCPU41としての汎用のパーソナルコンピュー
タ(PC)に、認識コントローラ21からの紙葉類の画
像を受信する画像入力部42としての文字識別用の専用
基板と、LANハブ24を介して認識コントローラ21
とのデータ通信を行うLANインターフェース(LAN
I/F)43としてのLANインターフェース基板と、
を実装した構成となっている。
【0030】上記RCPU41は、汎用PCなどで構成
され、認識ユニット22a、…全体の制御を行うもので
ある。このRCPU41には、種々の処理を実行するた
めの種々の制御プログラムが記憶されている内部メモリ
41aが設けられている。
【0031】上記画像入力部42は、文字の認識処理に
おいて多くの処理時間を必要とする画像の取り込みと文
字の類似度計算とを高速に実行するため、画像の取込処
理および文字の類似度計算処理を行うハードウエアとし
て専用の基板で構成されている。
【0032】このような構成により上記各認識ユニット
22a、…は、認識処理において、多くの処理時間を必
要とする画像の取込処理および文字認識類似度計算処理
の2つの処理以外のすべてをソフトウエアによる処理で
実現するようになっている。なお、本実施の形態では、
画像の取込処理および文字認識類似度計算処理を行う専
用の基板を実装したものについて説明するが、上記画像
の取込処理および文字認識類似度計算処理についてもR
CPU41の性能を向上させることによりソフトウエア
による処理が可能である。
【0033】次に、認識ユニット22a、…で実行され
る認識処理の制御プログラムについて説明する。
【0034】上記認識ユニット22a、…は、上記内部
メモリ41aに記録されている制御プログラムに基づい
て動作するようになっている。上記内部メモリ32aに
は、所定の実時間(処理時間)内で認識処理を行うオン
ライン用制御プログラム(第1の制御プログラム)と、
上記実時間よりも長い時間をかけ、上記オンライン用制
御プログラムと異なるアルゴリズムに基づいて認識処理
を行うオフライン用制御プログラム(第2の制御プログ
ラム)が記憶されている。
【0035】認識ユニット22a、…をオンライン用制
御プログラムで動作させるか、オフライン用制御プログ
ラムで動作させるかは、上記区分機制御部14から判別
部12に通知される処理モードを示す情報に基づいて決
定される。また、本実施の形態では、スタートスイッチ
15aが押下された際に、オンラインモードとなり、停
止スイッチ15bが押下されて停止処理が終了した際
に、オフラインモードとなるようになっている。
【0036】つまり、区分機制御部14からオンライン
モードであることが通知されると、各認識ユニット22
a、…はオンライン用制御プログラムで動作(オンライ
ンOCR、第1の認識手段)し、オンラインモードであ
ることが通知されると、認識ユニット22a、…はオフ
ライン用制御プログラムで動作(オフラインOCR、第
2の認識手段)するようになっている。
【0037】上記オンライン用制御プログラムは、認識
ユニット22a、…にオンライン用の認識処理を実行さ
せるプログラムである。ここで、オンラインとは、区分
装置が紙葉類を供給してから区分するまでの処理を実行
中のことであり、例えば、上記スタートスイッチ15a
が押下された時から上記停止スイッチ15bが押下され
て区分装置内の停止処理が終了した時までのことであ
る。
【0038】すなわち、オンラインで紙葉類を区分する
には、供給部10から供給された紙葉類Pの画像を読み
取ってから区分部13に至る手前までの間に、紙葉類P
の区分先を決定しなければならない。従って、紙葉類P
の画像を読み取った時から区分部13に至る手前までの
装置内における紙葉類Pの搬送時間を実時間(例えば、
2〜3秒)とすると、オンラインにおける区分情報の認
識処理は、少なくとも実時間に完了しなければならい。
【0039】このため、上記オンライン用制御プログラ
ムでは、上記実時間の制限を厳守するため、高速に認識
結果が得られるようなアルゴリズムに基づいて作成され
ている。
【0040】一方、上記内部メモリ41aに記憶されて
いる上記オフライン用制御プログラムでは、上記実時間
による制限を厳守する必要がない。このため、オフライ
ン用制御プログラムは、認識処理時間の制限を緩めて認
識精度や認識率が高くなるように、上記オンライン用制
御プログラムとは異なったアルゴリズムに基づいて作成
されている。
【0041】このオフライン用制御プログラムでは、オ
ンライン用制御プログラムに比較して、画像の2値化レ
ベル、文字列に対するパターンマッチング処理、データ
ベースの認識深度などの認識処理における種々の要素が
高度化される。
【0042】つまり、オフライン用制御プログラムで
は、画像の2値化処理において、画像の2値化レベルを
単純2値化から画像濃度に応じた高度な2値化を行うこ
とにより画像処理を高度化したり、文字列のマッチング
処理において、マッチング対象となる文字列の候補を多
くすることにより認識精度の向上を図っている。これに
より、オフラインの認識処理は、オンラインの認識処理
よりもより高精度で、認識率の高い認識処理を行うよう
になっている。
【0043】上記のように、近年の半導体技術、特に、
CPU(中央演算装置)の核となるプロセッサの処理性
能向上と、PCの普及による低価格化に着目し、従来、
別々のハードウエアおよびソフトウエアの組み合わせで
実現していたオンラインOCRとオフラインOCRのハ
ードウエアを共通にできるように区分装置の全体構成を
決め、ソフトウエアのみの違いによってオンラインOC
RとオフラインOCRと両機能を実現するようにしてい
る。
【0044】これにより、装置全体のリソースを効率的
に使用でき、かつ装置全体の価格を安価に抑え、コスト
パフォーマンスの良い区分装置を提供できる。
【0045】次に、区分情報の認識処理に関わる処理に
ついて図4に示すフローチャートを参照しつつ説明す
る。
【0046】すなわち、上記操作部15において区分処
理の開始を示すスタートスイッチ15aが押下されると
(ステップS1)、区分機制御部14は、区分処理の開
始を判断し、処理モードを示す情報としてオンラインモ
ードである旨を判別部12の認識コントローラ21に通
知する。
【0047】このオンラインモードである旨の通知を受
けた認識コントローラ21は、各認識ユニット22a、
…にオンライン用制御プログラムによる動作を指示す
る。このような指示を受けた各認識ユニット22a、…
のRCPU41は、内部メモリ41a内に記憶している
オンライン用制御プログラムを起動させる(ステップS
2)。
【0048】これにより、各認識ユニット22a、…
は、オンライン用制御プログラムに基づくオンライン用
の文字認識を行うオンラインOCRとして機能するよう
になる。
【0049】このように、各認識ユニット22a、…が
オンラインOCRで機能する状態になると、区分機制御
部14は、供給部10から順次供給される紙葉類Pの表
面の画像を光電変換部11により読み取って、判別部1
2の認識コントローラ21に送信する。この際、区分機
制御部14は、各紙葉類を識別するための識別情報を発
行する。この識別情報は後述する処理において画像が対
応している紙葉類を識別するために使用される。また、
この識別情報は図示しない印刷機構により紙葉類にバー
コードなどにより印刷される。
【0050】認識コントローラ21は、光電変換部11
にて読み取られた紙葉類の画像を受信すると、紙葉類P
の画像を画像分配部32により各認識ユニット(オンラ
インOCR)22a、…に分配するとともに、一旦VC
SI/F16内のバッファメモリ(図示しない)に記憶
させる。
【0051】認識コントローラ21から各認識ユニット
22a、…に分配された紙葉類Pの画像は、各認識ユニ
ット22a、…の画像入力部42に入力される。画像入
力部42に画像が入力された認識ユニット22a、…の
RCPU41は、上記オンライン用制御プログラムに基
づいて所定時間(実時間)内での文字認識による区分情
報の認識処理を行う。
【0052】このオンライン用の文字認識により実時間
内に区分情報が認識できた場合(ステップS4)、RC
PU41は、認識結果として区分情報を認識コントロー
ラ21を介して区分機制御部14に送信する(ステップ
S5)。また、実時間内に区分情報が認識できなかった
場合(ステップS4)、RCPU41は認識できなかっ
た旨の通知を認識コントローラ21を介して区分機制御
部14に送信する(ステップS6)。
【0053】区分機制御部14では、判別部12から認
識結果として区分情報を受信した場合、区分情報が認識
できたものと判断し、受信した区分情報に基づいて上記
区分部13による当該紙葉類の区分を行う(ステップS
7)。
【0054】また、区分機制御部14は、判別部12よ
り区分情報が認識できなかった旨の通知を受けた場合、
区分部13にて当該紙葉類Pをリジェクト箱13bに集
積する(ステップS8)。また、区分情報が認識できな
かった紙葉類Pをリジェクト箱13bに集積する場合、
区分機制御部14は、VCSI/F16のバッファメモ
リに一旦記憶されている画像を画像蓄積部16aに上記
識別情報に対応させて蓄積する(ステップS9)。ま
た、画像を画像蓄積部16aに蓄積する際、画像蓄積部
16aの記憶容量を節約するために、紙葉類Pの画像は
圧縮(JPEG圧縮)されて記憶される。
【0055】区分機制御部14は、上記ステップS7ま
での処理を停止スイッチ15bが押下されるまで継続す
る。すなわち、停止スイッチ15bが押下された際(ス
テップS10)、区分機制御部14は、区分処理の停止
を判断し、搬送路内の紙葉類の排除処理などの区分機の
停止処理を行う(ステップS11)。
【0056】この区分機の停止処理が完了すると、区分
機制御部14は、画像蓄積部16aに蓄積されている画
像があるか否かを判断する(ステップS12)。これに
より、画像蓄積部16aに画像が蓄積されていないと判
断した場合(ステップS12、NO)、区分機制御部1
4は、すべての処理を完了し、区分装置を完全に停止さ
せる。
【0057】また、、画像蓄積部16aに画像が蓄積さ
れていると判断した場合(ステップS12、YES)、
区分機制御部14は、処理モードをオフラインモードに
変更させる。すなわち、区分機制御部14は、認識コン
トローラ21へ処理モードのオフラインモードへの変更
を通知する。
【0058】このオフラインモードへの変更通知を受け
た認識コントローラ21は、各認識ユニット22a、…
にオフライン用制御プログラムによる動作を指示する。
このような指示を受けた各認識ユニット22a、…のR
CPU41は、内部メモリ41a内に記憶しているオフ
ライン用制御プログラムを起動させる(ステップS1
3)。
【0059】これにより、各認識ユニット22a、…
は、オフライン用制御プログラムに基づくオフライン用
の文字認識を行うオフラインOCRとして機能するよう
になる。
【0060】このように、各認識ユニット22a、…が
オフラインOCRで機能する状態になると、区分機制御
部14は、画像蓄積部16aにJPEG圧縮で記憶して
いる紙葉類Pの画像を解凍して各認識ユニット22a、
…の画像入力部42へ送信する。
【0061】このVCSI/F16の画像蓄積部16a
から送信された蓄積画像は、認識ユニット22a、…の
画像入力部42に入力され、RCPU41により上記オ
フライン用制御プログラムに基づいて文字認識による区
分情報の認識処理が行われる(ステップS14)。
【0062】このオフライン用の文字認識により区分情
報が認識できた場合(ステップS13、YES)、RC
PU41は認識結果として区分情報を認識コントローラ
21を介して区分機制御部14へ送信する(ステップS
16)。また、区分情報が認識できなかった場合(ステ
ップS13、NO)、RCPU41は認識できなかった
旨の通知を認識コントローラ21を介して区分機制御部
14に送信する(ステップS17)。
【0063】区分機制御部14では、識別部12より区
分情報が認識できなかった旨の通知を受けた場合(ステ
ップS17)、処理対象の画像を再びVCSI/F16
に返信する。VCSI/F16では、返信された画像を
再び画像蓄積部16aに蓄積し、順次各VCD17a、
…へ分配する。画像が分配されたVCD17a、…で
は、オペレータの打鍵入力による区分情報の入力処理が
行われ(ステップS18)、この結果、打鍵入力された
区分情報は区分機制御部14へ送信される(ステップS
19)。
【0064】区分機制御部14では、判別部12から認
識結果として区分情報を受信した場合(ステップS1
6)、あるいは各VCD17a、…で打鍵入力された区
分情報を受信した場合、受信した区分情報を紙葉類Pに
与えられている識別情報に対応させて上記テーブル14
aに記憶する(ステップS20)。
【0065】画像蓄積部16aに蓄積されたすべての画
像について、上記ステップS12〜S20の処理が終了
すると、区分機制御部14は、装置全体を完全に停止さ
せる。
【0066】その後、オペレータが再度供給部10に上
記リジェクト箱13bされた紙葉類Pをセットすると、
上記テーブル14aに記憶されている区分情報に基づい
て区分処理が行われる。この結果、再供給された紙葉類
Pについても、上記ステップS20でテーブル14aに
記憶されていた区分情報に基づいて区分部13にて区分
される。上記のような処理により、処理対象とする全て
の紙葉類が区分部13にて区分される。
【0067】上記のように、判別部にてオンラインOC
RとオフラインOCRを共通のハードウエアで実現し、
オンラインOCRとして稼動していない時間帯は、オフ
ラインOCRとして稼動するようになっていることか
ら、区分装置全体として処理の効率化が図れるととも
に、区分装置のコストが安価にできる。
【0068】また、判別部と光電変換部とを画像データ
バスで接続するとともに、判別部と画像蓄積部とを画像
データバスで接続するようにしたものである。これによ
り、判別部は選択的に光電変換部あるいは画像蓄積部か
ら画像を受信でき、判別部をオンラインモードで動作さ
せる場合、読み取った画像を光電変換部から入力して認
識処理し、判別部をオフラインモードで動作させる場
合、画像蓄積部に蓄積された画像を直接的に画像蓄積部
から入力して認識処理することができる。
【0069】また、上記スタートスイッチの押下に応じ
て判別部をオンラインモードで動作させ、上記停止スイ
ッチの押下に応じて実行される停止処理が終了した際に
判別部をオフラインモードで動作させるようにしたた
め、操作者に意図に応じた判別部のオンラインモードと
オフラインモードとの切り換えを行うことができる。
【0070】また、1つの判別部を処理モードの切り換
え指示でオフライン用あるいはオフライン用の認識処理
が可能なため、1つの判別部でオンラインモードのオン
ライン用認識処理とオフラインモードのオフライン用認
識処理とを行って、オンライン用認識処理およびオフラ
イン用認識処理の両方の認識処理で認識できなかった画
像を、最後に、ビデオコーディングディスクで区分情報
の打鍵入力を行うようにしたものである。これにより、
装置全体のコストパフォーマンスを維持しつつ、人手の
作業である区分情報の打鍵入力を必要最小限に抑えるこ
とができる。
【0071】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、装置全体のコストを安価に抑えることができ、装置
のリソースの効率的な運用が行える区分装置と区分処理
方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る区分装置の概略構
成を示すブロック図。
【図2】判別部の概略構成を示すブロック図。
【図3】認識ユニットの概略構成を示すブロック図。
【図4】区分情報の認識処理に関わる処理を説明するた
めのフローチャート。
【符号の説明】
P…紙葉類 1…区分機(区分装置) 10…供給部(供給手段) 11…光電変換部(読取手段) 12…判別部(第1の認識手段、第2の認識手段) 13…区分部(区分手段) 13a…区分箱 13b…リジェクト箱(排除集積部) 14…区分機制御部(処理手段) 15a…スタートスイッチ(第1の指示手段) 15b…停止スイッチ(第2の指示手段) 16…VCSI/F 16a…画像蓄積部(画像蓄積手段) 17a(17b、…)…VCD(コーディング手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 9/62 650 G06K 9/62 650A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 区分情報が記載されている紙葉類をその
    区分情報に基づいて区分処理する区分装置において、 区分処理の対象とする紙葉類の画像を読み取る読取手段
    と、 この読取手段により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより区分情報の認識処理を行う第1の認識手段と、 この第1の認識手段により区分情報が認識できなかった
    場合、上記読取手段により読み取った当該紙葉類の画像
    を蓄積する画像蓄積手段と、 区分処理が停止した際に、上記第1の認識手段を上記第
    1の制御プログラムと異なったアルゴリズムで作成され
    た第2の制御プログラムで動作させ、上記画像蓄積手段
    に蓄積されている紙葉類の画像を受信して区分情報の認
    識処理を行う第2の認識手段と、 を具備したことを特徴とする区分装置。
  2. 【請求項2】 区分情報が記載されている紙葉類をその
    区分情報に基づいて区分処理する区分装置において、 区分処理の対象とする紙葉類の画像を読み取る読取手段
    と、 この読取手段により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより区分情報の認識処理を行う第1の認識手段と、 この第1の認識手段により区分情報が認識できなかった
    場合、上記読取手段により読み取った当該紙葉類の画像
    を蓄積する画像蓄積手段と、 区分処理が停止した際に、上記第1の認識手段を上記第
    1の制御プログラムと異なったアルゴリズムで作成され
    た第2の制御プログラムで動作させ、上記画像蓄積手段
    に蓄積されている紙葉類の画像を受信して区分情報の認
    識処理を行う第2の認識手段と、 この第2の認識手段により区分情報が認識できなかった
    場合に、当該紙葉類の画像を受信して当該紙葉類の区分
    情報を打鍵入力するコーディング手段と、 を具備したことを特徴とする区分装置。
  3. 【請求項3】 区分情報が記載されている紙葉類をその
    区分情報に基づいて区分処理する区分装置において、 区分処理の実行を指示する第1の指示手段と、 この第1の指示手段により区分処理の実行が指示されて
    いる際に、区分処理の対象とする紙葉類の画像を読み取
    る読取手段と、 この読取手段により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより区分情報の認識処理を行う第1の認識手段と、 この第1の認識手段により区分情報が認識できなかった
    場合、上記読取手段により読み取った当該紙葉類の画像
    を蓄積する画像蓄積手段と、 区分処理の停止を指示する第2の指示手段と、 この第2の指示手段により区分処理の停止が指示された
    際に、上記第1の認識手段を上記第1の制御プログラム
    と異なったアルゴリズムで作成された第2の制御プログ
    ラムで動作させ、上記画像蓄積手段に蓄積されている紙
    葉類の画像を受信して区分情報の認識処理を行う第2の
    認識手段と、 を具備したことを特徴とする区分装置。
  4. 【請求項4】 区分情報が記載されている紙葉類をその
    区分情報に基づいて区分処理する区分装置において、 区分処理の実行を指示する第1の指示手段と、 この第1の指示手段により区分処理の実行が指示されて
    いる際に、区分処理の対象とする紙葉類の画像を読み取
    る読取手段と、 この読取手段により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより区分情報の認識処理を行う第1の認識手段と、 この第1の認識手段により区分情報が認識できなかった
    場合、上記読取手段により読み取った当該紙葉類の画像
    を蓄積する画像蓄積手段と、 区分処理の停止を指示する第2の指示手段と、 この第2の指示手段により区分処理の停止が指示された
    際に、上記第1の認識手段を上記第1の制御プログラム
    と異なったアルゴリズムで作成された第2の制御プログ
    ラムで動作させ、上記画像蓄積手段に蓄積されている紙
    葉類の画像を受信して区分情報の認識処理を行う第2の
    認識手段と、 この第2の認識手段により区分情報が認識できなかった
    場合に、当該紙葉類の画像を受信して当該紙葉類の区分
    情報を打鍵入力するコーディング手段と、 を具備したことを特徴とする区分装置。
  5. 【請求項5】 区分情報が記載されている紙葉類を供給
    する供給手段と、 この供給手段により供給された紙葉類の画像を読み取る
    読取手段と、 この読取手段により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより区分情報の認識処理を行う第1の認識手段と、 この第1の認識手段により区分情報が認識できた場合
    に、区分情報に基づいて紙葉類を区分し、上記第1の認
    識手段により区分情報が認識できなかった場合に、当該
    紙葉類を区分情報に基づいて区分される紙葉類とは別の
    排除集積部に集積する区分手段と、 この区分手段により上記排除集積部に集積された紙葉類
    の画像を蓄積する画像蓄積手段と、 区分処理が停止した際に、上記第1の認識手段を上記第
    1の制御プログラムと異なったアルゴリズムで作成され
    た第2の制御プログラムで動作させ、上記画像蓄積手段
    から蓄積されている紙葉類の画像を受信して区分情報の
    認識処理を行う第2の認識手段と、 この第2の認識手段により区分情報が認識された紙葉類
    を、上記排除集積部から再度上記供給手段に供給するこ
    とにより、上記第1の処理手段で認識した区分情報に基
    づいて上記区分手段により区分する処理手段と、 を具備したことを特徴とする区分装置。
  6. 【請求項6】 区分情報が記載されている紙葉類を供給
    する供給手段と、 この供給手段により供給された紙葉類の画像を読み取る
    読取手段と、 この読取手段により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより区分情報の認識処理を行う第1の認識手段と、 この第1の認識手段により区分情報が認識できた場合
    に、当該紙葉類を区分情報に基づいて区分し、上記第1
    の認識手段により区分情報が認識できなかった場合に、
    当該紙葉類を区分情報に基づいて区分される紙葉類とは
    別の排除集積部に集積する区分手段と、 この区分手段により上記排除集積部に集積された紙葉類
    の画像を蓄積する画像蓄積手段と、 区分処理が停止した際に、上記第1の認識手段を上記第
    1の制御プログラムと異なったアルゴリズムで作成され
    た第2の制御プログラムで動作させ、上記画像蓄積手段
    に蓄積されている紙葉類の画像を受信して区分情報の認
    識処理を行う第2の認識手段と、 この第2の認識手段により区分情報が認識できなかった
    場合に、当該紙葉類の区分情報を打鍵入力するコーディ
    ング手段と、 上記第2の認識手段により区分情報が認識された紙葉
    類、あるいは上記コーディング手段により区分情報が入
    力された紙葉類を、上記排除集積部から再度上記供給手
    段に供給することにより、上記第2の認識手段で認識し
    た区分情報、あるいは上記コーディング手段で入力した
    区分情報に基づいて上記区分手段により区分する処理手
    段と、 を具備したことを特徴とする区分装置。
  7. 【請求項7】 区分情報が記載されている紙葉類の区分
    情報を判別する判別部を有し、上記紙葉類を区分情報に
    基づいて区分処理する区分装置に用いられる区分処理方
    法において、 区分処理の対象とする紙葉類の画像を読み取る読取工程
    と、 この読取工程により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより上記判別部を動作させて区分情報の認識処理を
    行う第1の認識工程と、 この第1の認識工程により区分情報が認識できなかった
    場合、上記読取工程により読み取った当該紙葉類の画像
    を蓄積する画像蓄積工程と、 区分処理が停止した際に、上記第1の制御プログラムと
    異なったアルゴリズムで作成された第2の制御プログラ
    ムにより上記判別部を動作させ、上記画像蓄積工程で蓄
    積された紙葉類の画像を受信して区分情報の認識処理を
    行う第2の認識工程と、 を有することを特徴とする区分処理方法。
  8. 【請求項8】 区分情報が記載されている紙葉類の区分
    情報を判別する判別部を有し、上記紙葉類を区分情報に
    基づいて区分処理する区分装置に用いられる区分処理方
    法において、 区分処理の実行を指示する第1の指示工程と、 この第1の指示工程により区分処理の実行が指示されて
    いる際に、区分処理の対象とする紙葉類の画像を読み取
    る読取工程と、 この読取工程により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより上記判別部を動作させて区分情報の認識処理を
    行う第1の認識工程と、 この第1の認識工程により区分情報が認識できなかった
    場合、上記読取工程により読み取った当該紙葉類の画像
    を蓄積する画像蓄積工程と、 区分処理の停止を指示する第2の指示工程と、 この第2の指示工程により区分処理の停止が指示された
    際に、上記第1の制御プログラムと異なったアルゴリズ
    ムで作成された第2の制御プログラムにより上記判別部
    を動作させ、上記画像蓄積工程で蓄積された紙葉類の画
    像を受信して区分情報の認識処理を行う第2の認識工程
    と、 を有することを特徴とする区分処理方法。
  9. 【請求項9】 区分情報が記載されている紙葉類を供給
    する供給工程と、 この供給工程により供給された紙葉類の画像を読み取る
    読取工程と、 この読取工程により読み取った紙葉類の画像を受信し、
    所定の処理時間内で文字認識を行う第1の制御プログラ
    ムにより上記判別部を動作させて区分情報の認識処理を
    行う第1の認識工程と、 この第1の認識工程により区分情報が認識できた場合
    に、区分情報に基づいて紙葉類を区分し、上記第1の認
    識工程により区分情報が認識できなかった場合に、上記
    紙葉類を区分情報に基づいて区分される紙葉類とは別の
    排除集積部に集積する区分工程と、 この区分工程により上記排除集積部に集積された紙葉類
    の画像を蓄積する画像蓄積工程と、 区分処理が停止した際に、上記第1の制御プログラムと
    異なったアルゴリズムで作成された第2の制御プログラ
    ムにより上記判別部を動作させ、上記画像蓄積工程で蓄
    積された紙葉類の画像を受信して区分情報の認識処理を
    行う第2の認識工程と、 この第2の認識工程により区分情報が認識された紙葉類
    を、上記排除集積部から再度上記供給工程に供給するこ
    とにより、上記第1の処理工程で認識した区分情報に基
    づいて上記区分工程により区分する処理工程と、 を有することを特徴とする区分処理方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003036570A2 (en) * 2001-10-24 2003-05-01 Intelligent Kiosk Company Security mailing system
JP2010073201A (ja) * 2008-08-20 2010-04-02 Hammock:Kk Ocrシステム

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