JP2002051214A - 画像処理装置及び方法、並びに記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び方法、並びに記憶媒体

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JP2002051214A
JP2002051214A JP2000235868A JP2000235868A JP2002051214A JP 2002051214 A JP2002051214 A JP 2002051214A JP 2000235868 A JP2000235868 A JP 2000235868A JP 2000235868 A JP2000235868 A JP 2000235868A JP 2002051214 A JP2002051214 A JP 2002051214A
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JP2000235868A
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Atsushi Nochida
淳 後田
Suzuko Fukao
珠州子 深尾
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハーフトーン画像で再現可能な階調数の制限
及びハーフトーン画像の目障りなテクスチャの発生を無
くすことができる画像処理装置及び方法、並びに記憶媒
体を提供する。 【解決手段】 誤差補正画素値I’と出力画素値の差分
である量子化誤差E0を算出して誤差メモリ18に蓄積
し、本来ハーフトーン処理に使用すべき誤差E2と現在
ハーフトーン処理されている網点における実際にハーフ
トーン処理に使用された誤差E1との差分E2−E1を
算出し、上記蓄積された量子化誤差E0に上記差分E2
−E1を加算した量子化誤差E0を現在ハーフトーン処
理されている網点に隣接する網点のうちいずれか1つに
転送し、上記加算された量子化誤差E0に基づいて該網
点に属する出力画素の出力画素値を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置及び
方法、並びに記憶媒体に関し、特に連続階調画像からハ
ーフトーン画像を作成する画像処理装置及び方法、並び
に記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続階調画像からハーフトーン画
像を作成する方法として、複数の入力画素によって構成
される網点の面積によって画像の濃度を表現する網点ス
クリーン法が知られている。
【0003】網点スクリーン法としては、スキャナが読
取った連続階調画像を座標変換して網点スクリーンを生
成する際に、生成される網点スクリーン座標の角度の正
接(tanθ)が有理数となる有理正接法や無理数とな
る無理正接法が存在する。特に、網点スクリーンを区切
ることによって網点の大きさを決定する網点スクリーン
線の数と網点スクリーン座標の角度との夫々を任意の値
として網点スクリーンを生成する際には、有理正接法で
は使用可能な網点スクリーン角度が限られるので、無理
正接法を用いる必要がある。
【0004】以下、無理正接法によって網点スクリーン
を生成する方法について説明する。
【0005】まず、連続階調画像の入力画素の座標
(x、y)に対応する出力画素の網点スクリーンの座標
系の座標(u,v)をアフィン変換により求め、次い
で、アフィン変換により求められた出力画素の座標
(u,v)を用いて出力画素を網点スクリーンへ出力す
るか否かを判別するための出力画素の濃度の閾値を算出
し、判別された出力画素の濃度を量子化する。以上の処
理を全ての入力画素に行うことによって網点スクリーン
を生成する。
【0006】上記閾値を求める方法としては、網点の成
長方法を指定した関数による方法や予め用意してある閾
値配列の回転、拡大縮小及び補間算出による方法などが
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、網点ス
クリーンを生成する際には、有理正接法及び無理正接法
のいずれにおいても、出力装置としてのプリンタの解像
度に対して網点スクリーン線の数が多い場合には、1つ
の網点を構成する出力画素の数が少なくなるので、1つ
の網点が再現できる階調数が制限され、例えば、解像度
が600DPIのプリンタにおいて、150線の網点ス
クリーンを作成する場合、1つの網点を構成する出力画
素の数は16画素となり、再現できる階調数はわずか1
7階調に制限されるという問題がある。
【0008】さらに、無理正接法によって網点スクリー
ンを生成する際には、各々の網点を構成する出力画素の
数が網点スクリーン上における網点の位置により変化す
るため、例えば、特定の連続階調画像において網点の大
きさが周期的に変化するので、目障りなテクスチャが発
生する問題がある。
【0009】本発明の目的は、ハーフトーン画像で再現
可能な階調数の制限及びハーフトーン画像の目障りなテ
クスチャの発生を無くすことができる画像処理装置及び
方法、並びに記憶媒体を提供することにある。
【0010】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するため、請求
項1記載の画像処理装置は、入力画像を構成する複数の
入力画素の座標を複数の網点から成る網点スクリーンの
座標系の座標に変換して前記入力画素から出力画素を取
得する座標変換手段と、前記取得された出力画素の濃度
が所定の閾値より大きいか否かを判別する判別手段と、
前記取得された出力画素の濃度が前記閾値より大きいと
きは前記取得された出力画素を前記網点スクリーンに出
力し、前記取得された出力画素の濃度が前記閾値以下で
あるときは前記取得された出力画素を前記網点スクリー
ンに出力しない出力手段とを備える画像処理装置におい
て、前記入力画素の濃度と前記取得された出力画素の濃
度の差分を算出する差分算出手段と、前記差分に基づい
て出力画素の濃度を補正する濃度補正手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項2記載の画像処理装置は、請求項1
記載の画像処理装置において、前記閾値は、前記取得さ
れた出力画素が属する網点の中心から前記取得された出
力画素までの距離に比例することを特徴とする。
【0012】請求項3記載の画像処理装置は、請求項1
又は2記載の画像処理装置において、前記差分を蓄積す
る蓄積手段を備え、前記濃度補正手段は前記蓄積された
差分を前記取得された出力画素が属する網点に隣接する
網点のいずれか1つの網点に転送し、前記蓄積された差
分に基づいて該網点に属する出力画素の濃度を補正する
ことを特徴とする。
【0013】請求項4記載の画像処理装置は、請求項1
又は2記載の画像処理装置において、前記差分を蓄積す
る蓄積手段を備え、前記差分算出手段は、前記蓄積され
た差分、及び前記取得された出力画素が属する網点を構
成する画素の数から算出される値と、前記蓄積された差
分、及び前記複数の網点の夫々を構成する画素の数の平
均値から算出される値との他の差分を算出し、前記濃度
補正手段は、前記蓄積された差分に前記他の差分を加算
した値を前記取得された出力画素が属する網点に隣接す
る網点のいずれか1つの網点に転送し、前記加算された
値に基づいて該網点に属する出力画素の濃度を補正する
ことを特徴とする。
【0014】請求項5記載の画像処理装置は、請求項1
乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記出力手段は、前記取得された出力画素の濃度を量子
化し、当該量子化された値を前記網点スクリーンに出力
することを特徴とする。
【0015】請求項6記載の画像処理装置は、請求項1
乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置において、
前記座標変換手段は、前記複数の入力画素の座標を前記
網点スクリーンの座標系の座標へ所定の倍数で変倍する
と共に、所定の回転角度で回転することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するため、請求項7記載の
画像処理方法は、入力画像を構成する複数の入力画素の
座標を複数の網点から成る網点スクリーンの座標系の座
標に変換して前記入力画素から出力画素を取得する座標
変換工程と、前記取得された出力画素の濃度が所定の閾
値より大きいか否かを判別する判別工程と、前記取得さ
れた出力画素の濃度が前記閾値より大きいときは前記取
得された出力画素を前記網点スクリーンに出力し、前記
取得された出力画素の濃度が前記閾値以下であるときは
前記取得された出力画素を前記網点スクリーンに出力し
ない出力工程とを有する画像処理方法において、前記入
力画素の濃度と前記取得された出力画素の濃度の差分を
算出する差分算出工程と、前記差分に基づいて出力画素
の濃度を補正する濃度補正工程とを有することを特徴と
する。
【0017】請求項8記載の画像処理方法は、請求項7
記載の画像処理方法において、前記閾値は、前記取得さ
れた出力画素が属する網点の中心から前記取得された出
力画素までの距離に比例することを特徴とする。
【0018】請求項9記載の画像処理方法は、請求項7
又は8記載の画像処理方法において、前記差分を蓄積す
る蓄積工程を有し、前記濃度補正工程は前記蓄積された
差分を前記取得された出力画素が属する網点に隣接する
網点のいずれか1つの網点に転送し、前記蓄積された差
分に基づいて該網点に属する出力画素の濃度を補正する
ことを特徴とする。
【0019】請求項10記載の画像処理方法は、請求項
7又は8記載の画像処理方法において、前記差分を蓄積
する蓄積工程を有し、前記差分算出工程は、前記蓄積さ
れた差分、及び前記取得された出力画素が属する網点を
構成する画素の数から算出される値と、前記蓄積された
差分、及び前記複数の網点の夫々を構成する画素の数の
平均値から算出される値との他の差分を算出し、前記濃
度補正工程は、前記蓄積された差分に前記他の差分を加
算した値を前記取得された出力画素が属する網点に隣接
する網点のいずれか1つの網点に転送し、前記加算され
た値に基づいて該網点に属する出力画素の濃度を補正す
ることを特徴とする。
【0020】請求項11記載の画像処理方法は、請求項
7乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方法におい
て、前記出力工程は、前記取得された出力画素の濃度を
量子化し、当該量子化された値を前記網点スクリーンに
出力することを特徴とする。
【0021】請求項12記載の画像処理方法は、請求項
7乃至11のいずれか1項に記載の画像処理方法におい
て、前記座標変換工程は、前記複数の入力画素の座標を
前記網点スクリーンの座標系の座標へ所定の倍数で変倍
すると共に、所定の回転角度で回転することを特徴とす
る。
【0022】上記目的を達成するために、請求項13記
載の記憶媒体は、入力画像を構成する複数の入力画素の
座標を複数の網点から成る網点スクリーンの座標系の座
標に変換して前記入力画素から出力画素を取得する座標
変換工程と、前記取得された出力画素の濃度が所定の閾
値より大きいか否かを判別する判別工程と、前記取得さ
れた出力画素の濃度が前記閾値より大きいときは前記取
得された出力画素を前記網点スクリーンに出力し、前記
取得された出力画素の濃度が前記閾値以下であるときは
前記取得された出力画素を前記網点スクリーンに出力し
ない出力工程とを有する画像処理方法を実行するプログ
ラムを記憶した記憶媒体において、前記プログラムは、
前記入力画素の濃度と前記取得された出力画素の濃度の
差分を算出する差分算出モジュールと、前記差分に基づ
いて出力画素の濃度を補正する濃度補正モジュールから
なることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
画像処理装置について図面を参照して詳述する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態に係る画像処
理装置の概略構成を示すブロック図である。
【0025】図1に示す本発明の実施の形態に係る画像
処理装置において、入力端子10は、累積誤差加算部1
1を介して量子化部15の一方の入力に接続されると共
に、入力端子12は、座標算出部13及び閾値算出部1
4を介して量子化部15の他方の入力に接続されてお
り、量子化部15の出力は出力端子19に接続されてい
る。また、座標算出部13はメモリ管理部20及び誤差
メモリ18を介して累積誤差加算部11にも接続されて
いる。さらに、量子化部15の一方の入力及び出力は夫
々誤差算出部16の入力に接続され、誤差算出部16の
出力は、誤差拡散部17を介して誤差メモリ18に接続
されている。
【0026】ハーフトーン画像を作成する際には、入力
端子10を介して、読取られた画像(入力画像)を構成
する入力画素の濃度を表す入力画素値を入力し、入力端
子12を介して、読取られた画像における入力画素の座
標を表す画素アドレス信号を入力する。
【0027】累積誤差加算部11は、入力画素値に誤差
メモリ18に蓄積された後述する累積誤差Eを累積し、
累積された入力画素値を量子化部15及び誤差算出部1
6へ送信する。一方、座標算出部13は、画素アドレス
信号に基づいて各種座標算出を行い、算出された画素ア
ドレス信号を閾値算出部14及びメモリ管理部20に送
信する。閾値算出部14は、算出された画素アドレス信
号に基づいて入力画素から取得された出力画素を網点ス
クリーンへ表示するか否かを判別するための出力画素の
濃度の閾値を算出し、該閾値を量子化部15へ送信す
る。
【0028】量子化部15は、累積誤差Eを累積された
入力画素値に基づいて網点スクリーンへ表示される出力
画素の濃度である出力画素値を量子化する。誤差算出部
16は、累積誤差Eを累積された入力画素値及び上記出
力画素値に基づいて後述する量子化誤差E0(濃度の差
分)を求め、該量子化誤差E0を誤差拡散部17へ送信
する。誤差拡散部17は、量子化誤差E0を誤差メモリ
18に蓄積する。
【0029】誤差メモリ18は、各出力画素毎の量子化
誤差E0、各網点毎の累積誤差E及び各網点を構成する
出力画素の数を蓄積し、累積誤差Eを累積誤差加算部1
1に送信する。メモリ管理部20は、累積誤差E及び不
図示の画素数カウンタを上書きして変更し、且つ誤差メ
モリ18の空き領域を管理する。
【0030】また、量子化部15は出力画素値を出力端
子19を介して不図示のホストコンピュータへ出力す
る。
【0031】以下、図1の画像処理装置の作動を図面を
参照して説明する。
【0032】図2は、図1の画像処理装置によって実行
される連続階調画像のハーフトーン処理のフローチャー
トである。
【0033】まず、不図示の画像走査部としてのスキャ
ナにより連続階調画像が順次走査され、8ビットの整数
値等で表される入力画素値Iを入力端子10から入力
し、同様に入力画素の画素アドレス信号を入力端子12
から入力する(ステップS200)。スキャナが連続階
調画像を走査する際には、画像の副走査方向の先頭且つ
主走査方向の左端から主走査方向に向けて走査を開始
し、主走査方向の右端に達した後、副走査方向に一画素
分後ろに下がり、同様に副走査方向の左端から走査を開
始する。以上の作動を画像の副走査方向の後端且つ主走
査方向の右端まで継続する。
【0034】次に、入力画素の画素アドレス信号をアフ
ィン変換することによって出力画素の網点スクリーンの
座標系の座標における座標を算出する(ステップS20
1)(座標変換工程)。
【0035】図3は、図2のステップS201において
実行されるアフィン変換の説明図である。
【0036】図3において、画素座標30の各罫線の交
点には、不図示のドットが打たれており、各ドットの画
素座標30における座標は(x,y)で表される。ま
た、網点スクリーン座標31は、網点スクリーン線のピ
ッチが入力画素のピッチの4倍(所定の倍数)であり、
網点スクリーン座標の角度が画素座標に対して30度
(所定の回転角度)回転している場合を示している。例
えば、プリンタの解像度が600DPIであれば、網点
スクリーン線の数は150線/インチとなる。
【0037】入力画素の画素座標30における座標
(x,y)をアフィン変換することによって取得される
出力画素の網点スクリーン座標31における座標(u,
v)は、入力画素のピッチと網点スクリーン線のピッチ
の比をL、画素座標30に対する網点スクリーン座標3
1の角度をθとして以下に示す式により求められる。
【0038】u=(x・cosθ+y・sinθ)/L v=(−x・sinθ+y・cosθ)/L 例えば、図3の網点スクリーン座標31では、L=4、
θ=30°となる。
【0039】図2に戻り、出力画素の座標(u,v)の
u及びvの夫々の整数部を出力画素が属する網点のセル
番号(Iu,Iv)のIu及びIvとすることによって
セル番号を算出し(ステップS202)、誤差メモリ1
8の網点の画素数カウンタ(Iu,Iv)を1だけ加算
する(ステップS203)。
【0040】次に、累積誤差加算部11が、入力画素値
Iに現在ハーフトーン処理されている網点(取得された
出力画素が属する網点)の累積誤差E(Iu,Iv)を
加算することによって誤差補正画素値I’を求め(ステ
ップS204)(濃度補正工程)、出力画素の現在ハー
フトーン処理されている網点における網点内座標(S
u,Sv)を算出する(ステップS205)。累積誤差
E(Iu,Iv)は、現在ハーフトーン処理されている
網点に隣接する網点において、誤差算出部16が求めた
後述する出力画素毎の量子化誤差E0を累積し、さらに
後述する本来ハーフトーン処理に使用すべき誤差E2
(蓄積された差分、及び取得された出力画素が属する網
点を構成する画素の数から算出される値)と後述する実
際にハーフトーン処理に使用された誤差E1(蓄積され
た差分、及び複数の網点の夫々を構成する画素の数の平
均値から算出される値)との差分(他の差分)を上記累
積された量子化誤差E0に加え、その量子化誤差E0を
誤差拡散部17が現在ハーフトーン処理されている網点
に転送、即ち拡散した誤差である。
【0041】続くステップS205において、網点内座
標(Su,Sv)は網点スクリーン座標(u,v)の小
数部を(Fu,Fv)として以下に示す式により求め
る。
【0042】Su=2Fu−1 Sv=2Fv−1 ステップS205の座標算出処理の結果、網点内座標
(Su,Sv)は、現在ハーフトーン処理されている網
点の中心を原点とする−1以上+1未満の座標値とな
る。
【0043】さらに、閾値算出部14が出力画素毎にそ
の網点内座標(Su,Sv)を用いて閾値Tを求める
(ステップS206)(閾値設定工程)。通常、閾値T
は、網点の中心から外側に行くほど大きな値となる値で
あり、ステップS206において以下に示す式により求
められる。
【0044】T(Su,Sv)=M・(Su・Su+S
v・Sv)/2 上記に示す式において、Mは画素の濃度の最大値であ
り、例えば、入力画素値Iが8ビットの整数値で表され
ているとすると、Mは255となる。
【0045】次に、誤差補正画素値I’が閾値Tより大
きいか否かを判別し(ステップS207)(判別工
程)、出力画素値を量子化して出力する(出力工程)。
ステップS207の判別の結果、誤差補正画素値I’が
閾値Tより大きいときは、出力画素値としてMを出力
し、即ちドットオンした(ステップS208)後、誤差
補正画素値I’が閾値T以下のときは、何も出力せず、
即ちドットオフした(ステップS209)後、ステップ
S210に進む。
【0046】続くステップS210では、誤差算出部1
6が上述した誤差補正画素値I’、画素の濃度の最大値
M及び入力画素のピッチと網点スクリーン線のピッチの
比Lを用いて量子化誤差E0を求め(差分算出工程)、
誤差拡散部17によって量子化誤差E0を誤差メモリ1
8に蓄積する(蓄積工程)。ステップS210において
量子化誤差E0は以下に示す式により求められる。
【0047】E0=(I’−M)/(L・L)(ステッ
プS207でI’>T) E0=I’/(L・L)(ステップS207でI’≦
T) 上記で示す式において、誤差補正画素値I’と画素の濃
度の最大値Mの差分又は誤差補正画素値I’を網点スク
リーンを構成する複数の網点の平均画素数(L・L)
(複数の網点の夫々を構成する画素の数の平均値)で割
るのは、量子化誤差E0を画素単位の誤差に変換するた
めである。
【0048】次に、以上のハーフトーン処理を行ってき
た出力画素が、セル番号(Iu,Iv)の網点に属する
最後の出力画素であるか否かを判別する(ステップS2
11)。画素座標30の座標(x+1,y)及び座標
(x,y+1)をアフィン変換して求められる各々の座
標が属する網点のセル番号が、上記セル番号(Iu,I
v)と異なる場合、上記出力画素が最後の出力画素とな
る。
【0049】ステップS211の判別の結果、出力画素
が最後の出力画素でないときは、次の出力画素について
ステップS201以降の処理を繰り返す。このとき、上
述した誤差メモリ18に各入力画素の量子化誤差E0が
蓄積されることによって量子化誤差E0は累積してい
く。一方、ステップS211の判別の結果、出力画素が
最後の出力画素であるときは、上記累積された量子化誤
差E0(蓄積された差分)を補正して(ステップS21
2)本処理を終了する。
【0050】上記累積された量子化誤差E0について補
正処理が必要である理由は次の通りである。網点を構成
する出力画素の数は、図2のハーフトーン処理がステッ
プS212へ進行するまで不明であるので、ステップS
210の誤差算出処理において、現在ハーフトーン処理
されている網点を構成する出力画素の数(取得された出
力画素が属する網点を構成する画素の数)ではなく、網
点スクリーンを構成する複数の網点の平均画素数(L・
L)を用いて出力画素毎の量子化誤差E0を算出する。
しかしながら、現在ハーフトーン処理されている網点を
構成する出力画素の数が平均画素数(L・L)と異なる
場合があり得るため、常に上記出力画素毎の量子化誤差
E0が正しいとは限らないからである。
【0051】上述した理由から、ステップS212の誤
差補正処理では、以下の手順によって上記累積された量
子化誤差E0が補正される。
【0052】現在ハーフトーン処理されている網点を構
成する出力画素の数をNとすると、現在ハーフトーン処
理されている網点における実際にハーフトーン処理に使
用された誤差E1及び本来ハーフトーン処理に使用すべ
き誤差E2は、上述した累積誤差E(Iu,Iv)及び
入力画素のピッチと網点スクリーン線のピッチの比をL
を用いて以下の式によって表される。
【0053】E1=E・N E2=E・L・L 上記の式によって求められたE2及びE1の差分E2−
E1を上述した誤差メモリ18に累積された量子化誤差
E0に加えることによって量子化誤差E0は補正され
る。
【0054】次に、誤差拡散部17は上記補正された量
子化誤差E0(加算された値)を誤差メモリ18に蓄積
された未処理の網点(隣接する網点)の累積誤差Eに加
算する(濃度補正工程)ことによって拡散する。量子化
誤差E0を拡散する網点のセル番号は網点スクリーン座
標の角度θの値を用いて以下の判別式によって決定す
る。
【0055】0°≦θ<90°の場合、セル番号(Iu
+1,Iv+1) 90°≦θ<180°の場合、セル番号(Iu+1,I
v−1) 180°≦θ<270°の場合、セル番号(Iu−1,
Iv−1) 270°≦θ<360°の場合、セル番号(Iu−1,
Iv+1) 以上のハーフトーン処理を全ての入力画素について行う
ことによって画像のハーフトーン化が行われる。
【0056】図2の処理によれば、誤差補正画素値I’
と出力画素値の差分である量子化誤差E0を算出して誤
差メモリ18に蓄積し、本来ハーフトーン処理に使用す
べき誤差E2と現在ハーフトーン処理されている網点に
おける実際にハーフトーン処理に使用された誤差E1と
の差分E2−E1を算出し、上記蓄積された量子化誤差
E0に上記差分E2−E1を加算した量子化誤差E0を
現在ハーフトーン処理されている網点に隣接する網点の
うちいずれか1つに転送し、上記加算された量子化誤差
E0に基づいて該網点に属する出力画素の出力画素値を
補正するので、ハーフトーン画像で再現可能な階調数の
制限及びハーフトーン画像の目障りなテクスチャの発生
を無くすことができる。
【0057】尚、網点スクリーン線の数及び角度は、本
具体例に制限されるものではなく、任意の値であっても
よい。
【0058】さらに、上述した実施の形態を実現する画
像処理方法を記憶した任意の記憶媒体が、上述した画像
処理装置に上記画像処理方法を実行するプログラムを供
給し、画像処理装置の不図示のコンピュータ、不図示の
CPU又は不図示のMPUのいずれか1つが上記プログ
ラムを実行してもよい。上記プログラムを供給する記憶
媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)デイス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ
カード、若しくはROMなどがある。
【0059】また画像処理装置のコンピュータ、CPU
又はMPUのいずれか1つの代わりに、これらと同様の
動作をする不図示の回路が上述した実施の形態を実現し
てもよい。
【0060】また、記憶媒体が供給する上記プログラム
は、コンピュータに挿入された不図示の機能拡張ボード
やコンピュータに接続された不図示の機能拡張ユニット
に備わる不図示のメモリに書き込まれた後、その機能拡
張ボードや機能拡張ユニットに備わる不図示のCPU等
が上記プログラムの一部または全部を実行してもよい。
【0061】この他、不図示のコンピュータ上で稼働し
ているOSなどが上記プログラムの一部または全部を実
行してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の画像処理装置、請求項7記載の画像処理方法及び請
求項13記載の記憶媒体によれば、入力画素の濃度と取
得された出力画素の濃度の差分を算出し、該差分に基づ
いて出力画素の濃度を補正するので、ハーフトーン画像
で再現可能な階調数の制限を無くすことができ、且つハ
ーフトーン画像の目障りなテクスチャの発生を抑えるこ
とができる。
【0063】請求項4記載の画像処理装置及び請求項1
0記載の画像処理方法によれば、入力画素の濃度と取得
された出力画素の濃度の差分を算出して蓄積し、該蓄積
された差分及び上記取得された出力画素が属する網点を
構成する画素の数から算出される値と、上記蓄積された
差分及び複数の網点の夫々を構成する画素の数の平均値
から算出される値との他の差分を算出し、前記蓄積され
た差分に該他の差分を加算した値を上記取得された出力
画素が属する網点に隣接する網点のいずれか1つの網点
に転送し、上記加算された値に基づいて該網点に属する
出力画素の濃度を補正するので、ハーフトーン画像で再
現可能な階調数の制限及びハーフトーン画像の目障りな
テクスチャの発生を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の画像処理装置によって実行される連続階
調画像のハーフトーン処理のフローチャートである。
【図3】図2のステップS201において実行されるア
フィン変換の説明図である。
【符号の説明】
10 入力画素値の入力端子 11 累積誤差加算部 12 画素アドレス信号の入力端子 13 座標算出部 14 閾値算出部 15 量子化部 16 誤差算出部 17 誤差拡散部 18 誤差メモリ 19 出力端子 20 メモリ管理部 30 画素座標 31 網点スクリーン座標
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA30 CA08 CA12 CA16 CB07 CB12 CB16 CE13 DA17 DB02 DB09 DC22 DC32 5C077 LL04 MP01 NN04 NN12 PP43 PP46 PP47 PP48 PQ17 PQ20 RR02 RR16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像を構成する複数の入力画素の座
    標を複数の網点から成る網点スクリーンの座標系の座標
    に変換して前記入力画素から出力画素を取得する座標変
    換手段と、前記取得された出力画素の濃度が所定の閾値
    より大きいか否かを判別する判別手段と、前記取得され
    た出力画素の濃度が前記閾値より大きいときは前記取得
    された出力画素を前記網点スクリーンに出力し、前記取
    得された出力画素の濃度が前記閾値以下であるときは前
    記取得された出力画素を前記網点スクリーンに出力しな
    い出力手段とを備える画像処理装置において、前記入力
    画素の濃度と前記取得された出力画素の濃度の差分を算
    出する差分算出手段と、前記差分に基づいて出力画素の
    濃度を補正する濃度補正手段とを備えることを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記閾値は、前記取得された出力画素が
    属する網点の中心から前記取得された出力画素までの距
    離に比例することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記差分を蓄積する蓄積手段を備え、前
    記濃度補正手段は前記蓄積された差分を前記取得された
    出力画素が属する網点に隣接する網点のいずれか1つの
    網点に転送し、前記蓄積された差分に基づいて該網点に
    属する出力画素の濃度を補正することを特徴とする請求
    項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記差分を蓄積する蓄積手段を備え、前
    記差分算出手段は、前記蓄積された差分、及び前記取得
    された出力画素が属する網点を構成する画素の数から算
    出される値と、前記蓄積された差分、及び前記複数の網
    点の夫々を構成する画素の数の平均値から算出される値
    との他の差分を算出し、前記濃度補正手段は、前記蓄積
    された差分に前記他の差分を加算した値を前記取得され
    た出力画素が属する網点に隣接する網点のいずれか1つ
    の網点に転送し、前記加算された値に基づいて該網点に
    属する出力画素の濃度を補正することを特徴とする請求
    項1又は2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、前記取得された出力画
    素の濃度を量子化し、当該量子化された値を前記網点ス
    クリーンに出力することを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記座標変換手段は、前記複数の入力画
    素の座標を前記網点スクリーンの座標系の座標へ所定の
    倍数で変倍すると共に、所定の回転角度で回転すること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力画像を構成する複数の入力画素の座
    標を複数の網点から成る網点スクリーンの座標系の座標
    に変換して前記入力画素から出力画素を取得する座標変
    換工程と、前記取得された出力画素の濃度が所定の閾値
    より大きいか否かを判別する判別工程と、前記取得され
    た出力画素の濃度が前記閾値より大きいときは前記取得
    された出力画素を前記網点スクリーンに出力し、前記取
    得された出力画素の濃度が前記閾値以下であるときは前
    記取得された出力画素を前記網点スクリーンに出力しな
    い出力工程とを有する画像処理方法において、前記入力
    画素の濃度と前記取得された出力画素の濃度の差分を算
    出する差分算出工程と、前記差分に基づいて出力画素の
    濃度を補正する濃度補正工程とを有することを特徴とす
    る画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記閾値は、前記取得された出力画素が
    属する網点の中心から前記取得された出力画素までの距
    離に比例することを特徴とする請求項7記載の画像処理
    方法。
  9. 【請求項9】 前記差分を蓄積する蓄積工程を有し、前
    記濃度補正工程は前記蓄積された差分を前記取得された
    出力画素が属する網点に隣接する網点のいずれか1つの
    網点に転送し、前記蓄積された差分に基づいて該網点に
    属する出力画素の濃度を補正することを特徴とする請求
    項7又は8記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記差分を蓄積する蓄積工程を有し、
    前記差分算出工程は、前記蓄積された差分、及び前記取
    得された出力画素が属する網点を構成する画素の数から
    算出される値と、前記蓄積された差分、及び前記複数の
    網点の夫々を構成する画素の数の平均値から算出される
    値との他の差分を算出し、前記濃度補正工程は、前記蓄
    積された差分に前記他の差分を加算した値を前記取得さ
    れた出力画素が属する網点に隣接する網点のいずれか1
    つの網点に転送し、前記加算された値に基づいて該網点
    に属する出力画素の濃度を補正することを特徴とする請
    求項7又は8記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記出力工程は、前記取得された出力
    画素の濃度を量子化し、当該量子化された値を前記網点
    スクリーンに出力することを特徴とする請求項7乃至1
    0のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記座標変換工程は、前記複数の入力
    画素の座標を前記網点スクリーンの座標系の座標へ所定
    の倍数で変倍すると共に、所定の回転角度で回転するこ
    とを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載
    の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 入力画像を構成する複数の入力画素の
    座標を複数の網点から成る網点スクリーンの座標系の座
    標に変換して前記入力画素から出力画素を取得する座標
    変換工程と、前記取得された出力画素の濃度が所定の閾
    値より大きいか否かを判別する判別工程と、前記取得さ
    れた出力画素の濃度が前記閾値より大きいときは前記取
    得された出力画素を前記網点スクリーンに出力し、前記
    取得された出力画素の濃度が前記閾値以下であるときは
    前記取得された出力画素を前記網点スクリーンに出力し
    ない出力工程とを有する画像処理方法を実行するプログ
    ラムを記憶した記憶媒体において、前記プログラムは、
    前記入力画素の濃度と前記取得された出力画素の濃度の
    差分を算出する差分算出モジュールと、前記差分に基づ
    いて出力画素の濃度を補正する濃度補正モジュールから
    なることを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8773720B2 (en) 2011-07-29 2014-07-08 Canon Kabushiki Kaisha Image processing using halftone image data

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