JPH11155064A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH11155064A
JPH11155064A JP9321116A JP32111697A JPH11155064A JP H11155064 A JPH11155064 A JP H11155064A JP 9321116 A JP9321116 A JP 9321116A JP 32111697 A JP32111697 A JP 32111697A JP H11155064 A JPH11155064 A JP H11155064A
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JP9321116A
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Yuji Konno
裕司 今野
Takashi Ishikawa
尚 石川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高解像度での出力が可能な出力装置が低容量
のバッファメモリしか備えていない場合であっても、少
ない処理でハイライト部での粒状性を大幅に改善できる
画像処理方法及び装置の提供。 【解決手段】 例えば600dpiの低解像度の多値画
像データを入力し、出力ガンマ補正部では、低濃度部の
濃度が高くなる様に濃度特性を変換する。特性の変換さ
れたデータは600dpiの単位で誤差拡散処理回路3
02〜305で2値化される。ドット補間部1003で
は600dpiの2値画像データを1200dpiの2
値画像データに変換し、出力エンジン1004は120
0dpiの解像度で画像を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理方法及び装
置に関し、特に、入力多値画像データを2値画像データ
に2値化処理する画像処理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1画素ドットのオン/オフの2値しか表
現できない画像出力装置で、連続階調を表現するための
擬似中間調処理方式の一つとして誤差拡散法がある。誤
差拡散法は、例えば多値の入力データに対して2値の出
力しかできない場合、そこで発生する量子化誤差を所定
の重み付けをして周辺画素の多値の入力データに拡散し
て加算させるものである。この誤差拡散法は階調性と解
像性に優れ、擬似中間調処理方式の中で最も多く用いら
れている手法である。
【0003】しかしながら、誤差拡散法はディザ法等に
比べて処理の負荷が高く、ソフト処理を行う際には処理
する画素数が増大するほど、演算に時間がかかってしま
う。
【0004】図2に画像処理システムの概略構成図を示
す。
【0005】図2の画像処理部は誤差拡散法による2値
化処理部を含む。図2の画像処理システムで、画像入力
部201はスキャナ、又はホストにより構成される。画
像入力部201より、1画素多値レベルの多値画像デー
タが画像処理部202に入力される。画像処理部202
では、画像出力部203が出力可能なレベルの画像デー
タに変換されて入力される。もし画像出力部203が2
値しか出力できないときには、画像処理部202で誤差
拡散法による2値化処理を行って2値データとして画像
出力部203に渡される。画像出力部203は1画素に
つきドットのオン/オフにより画像を形成する例えばイ
ンクジェットプリンタにより構成される。
【0006】図2の画像処理部202の詳細な構成を図
3に示す。解像度変換部301では画像入力部より入力
された画像データを、画像出力装置の解像度に合わせる
ために、解像度の変換を行う。例えば入力画像データの
解像度が主走査、副走査共に600dpiで、出力装置
の解像度が主走査、副走査共に1200dpiであった
ときには、、2×2=4倍に解像度変換を行う。従って
図3中の以降の処理はすべて1200dpiでの処理と
なる。加算器302では、解像度変換部301からのデ
ータに対して、誤差メモリ303に格納されている既に
処理された画素で発生した、量子化誤差が加算される。
比較器305では加算器302で誤差が加算された後の
データ(Dとする)と、あらかじめ設定されたしきい値
との間の比較を行い、その結果から画像出力部203に
対して出力(Pとする)を行う。画像入力部201より
入力されてくる画像データが8ビットであり、画像出力
部203は2値(0と255)の出力しか行えないとき
には、しきい値を128として、以下のように出力を行
う。
【0007】 D≦128 ならば P=0 D>128 ならば P=255
【0008】減算器304では、比較器305に入力さ
れる加算器303で誤差が加算された後のデータDと、
画像出力部203で出力を行う出力値Pとの差分を演算
する。この値が量子化誤差に相当する。誤差メモリ30
3は、発生した量子化誤差を周囲の画素に所定の割合で
配分するためのラインメモリである。例えば図4に示す
ような比率で周囲の画素に発生した量子化誤差を配分す
る場合は、誤差メモリとして2ライン分のメモリを持
つ。
【0009】図5に画像出力部203の詳細な構成を示
す。画像処理部202から送られてきた誤差拡散処理後
のデータはバッファメモリコントローラ701を経由し
てバッファメモリ702に書き込まれ、出力エンジン7
03の出力タイミングに合わせて読み出される。
【0010】上記のような構成により、誤差拡散法を用
いることで擬似的に中間調が表現できるため、階調性に
優れた高画質の画像出力が可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の技術には、次のような問題点がある。
【0012】誤差拡散法により2値化した後のビットマ
ップデータを画像出力部に転送したとき、画像出力部で
は出力エンジンのタイミングに合わせるため、図5に示
したように何らかのバッファメモリが必要となってく
る。このとき画像出力部の解像度が高くなるほど大容量
のバッファメモリを必要とするが、その分コストが高く
なってしまう。
【0013】今、仮定として、画像出力部の解像度が1
200dpiであったとする。もしもシステム全体のコ
ストバランスから鑑みて、バッファメモリに対してのコ
スト削減が必要であり、1200dpiの1画素に対し
て、0.25ビットしか割り当てられなかったものとす
る。すると1200dpiの2値を表現するのに必要な
1ビットが割り当てられていないことから、1200d
piのビットマップを持つことはできず、600dpi
の2値しか表現できなくなる。ここで簡単に図を使って
説明する。もしバッファメモリの制限がなければ、図6
(a)に示すような600dpiの多値の画像データが
入力されてきたときに、解像度変換を行って図6(b)
のように1200dpiに拡大してから誤差拡散法によ
り2値化を行うと、図6(c)のような1200dpi
の2値のビットマップデータが生成される。よって画像
出力部では図6(c)に示す2値の出力が行える。しか
し上述のようにバッファメモリの制限により、図6
(c)にあるような1200dpiのビットマップが持
てず、600dpiのバッファメモリしか備えられない
のならば、図6(a)の画像データを1200dpiに
解像度変換する意味はなく、600dpiのまま誤差拡
散を行って、600dpiの2値で出力を行うしかな
い。
【0014】従って図6(a)の600dpiの多値情
報を、600dpiのまま誤差拡散法により2値化する
ことにより得られる図6(d)のようなビットマップ画
像を出力することになる。
【0015】このように、バッファメモリの制限がある
場合、画像出力部がせっかく高解像度の表現能力があり
ながら、その高解像度情報が有効に使うことができな
い。また、この際の出力結果としては、図6(d)に示
すようにドットが600dpi単位で固まって打たれる
ので、ハイライト部での粒状感が非常に目立ってしまう
という問題点があった。
【0016】本発明は上述した課題に鑑みなされたもの
であり、高解像度の出力が可能な画像出力装置でありな
がら、ビットマップデータを格納するバッファメモリの
不足により、高解像度のビットマップが持てない場合で
も、低解像度の形態で2値化処理した後に高解像度のド
ットを形成することにより、少ない処理でハイライト部
での粒状性を大幅に改善することができる画像処理方法
及び装置の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための本発明の画像処理装置は、多値画像データを2値
画像データに変換する画像処理装置において、低解像度
の多値画像データを入力する入力手段と、前記入力手段
により入力した多値画像データの濃度特性を変換する変
換手段と、前記変換手段で濃度特性の変換された多値画
像データを低解像度の単位で2値画像データに変換する
2値化手段と、前記2値化手段により2値化された低解
像度の2値画像データを高解像度の2値画像データに変
換する変換手段とを有することを特徴とする。
【0018】又、本発明の画像処理方法は、低解像度の
多値画像データを入力し、前記入力した多値画像データ
の濃度特性を変換し、前記濃度特性の変換された多値画
像データを低解像度の単位で2値画像データに変換し、
前記2値化された低解像度の2値画像データを高解像度
の2値画像データに変換することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照し説明する。
【0020】本実施の形態における画像処理システムの
全体構成は従来技術で説明した図2のものと同一であ
る。
【0021】図1は図2における画像処理部202と画
像出力部203の詳細を示したブロック図である。
【0022】図1において、400は入力画像データの
濃度変換を行う出力ガンマ補正部である。出力ガンマ補
正部の処理に関しては、後に詳細に説明する。加算器3
02、誤差メモリ303、減算器304、比較器305
は前述従来技術の図3で説明した誤差拡散法による2値
化処理を行う2値化回路に相当する。この画像処理部で
は600dpi(ドットパーインチ)の入力多値画像デ
ータを600dpiの2値画像データに変換する。
【0023】画像出力部203におけるバッファメモリ
1002は1200dpiの解像度の画像データを少な
くとも3ライン分格納可能であり、バッファメモリコン
トローラ1001は画像処理部から送られてきた2値デ
ータのバッファメモリ1002への書き込み制御及びバ
ッファメモリ1002からのデータの読み出し制御を行
う。
【0024】ドット補間部1003は、600dpiの
2値データを1200dpiの2値データに変換し、例
えばインクジェットプリンタにより構成される出力エン
ジン1004へ1200dpiの2値データを送出す
る。
【0025】本実施の形態では図6(a)のような、入
力解像度が600dpiの多値画像データが入力されて
くるものとする。また、出力エンジン1004の出力解
像度は1200dpiとする。誤差拡散処理は600d
piのままで処理を行い、発生したビットマップ情報を
画像出力部のバッファメモリ1002に格納する。この
データは図7の位置のドットに相当する。従って、図6
(a)の多値画像データを入力して、600dpiで誤
差拡散処理を行って生成されたビットマップは、120
0dpiの画素位置で考えれば、図8に示した位置のビ
ットマップに相当する。
【0026】次に図7の斜線がつけられていない画素に
ついては、図10の法則に基づいて画素のON/OFF
を決め、高解像度のドットを補間して出力する。このド
ットを補間するのは図1に示した画像出力部203のド
ット補間部1003で行う。
【0027】このドット補間部1003の処理内容につ
いて簡単に説明する。図10の斜線がつけられたA、
B、C、Dの画素は、図7の斜線がつけられた画素、す
なわち画像出力部203のバッファメモリ1002上に
格納されているビットマップに相当する。このA、B、
C、Dの画素のON/OFF(1or0)の結果から、
図10のX、Y、ZのドットのON/OFFを下の式に
従って決定する。
【0028】 X=A・B Y=A・C Z=A・D+B・C よってXの位置の画素はAとBの画素が両方ONのとき
にONとなる。またYの位置の画素はAとCの画素が両
方ONのときにONとなる。さらにZの位置の画素はA
とDの画素が両方ONとなるか、あるいはBとCの画素
が両方ONのときにONとなる。
【0029】この図10の法則に従って図8の600d
piの誤差拡散で生成されたビットマップから、図7に
おける斜線をつけていない、すべての1200dpiの
画素位置のON/OFFを決定すると図9のような結果
となる。ここでの結果は図8に示した画素の外側にも画
素が存在するものとして、ドットON/OFFを決定し
ている。この際、従来例の処理結果である図6(d)と
図9を比較すると、ドットが1200dpi単位で分散
されて、粒状感が改善される。ただ、図6(d)に比較
して図9の結果は、ONとなるドット数が少なくなり、
全体の濃度が低下してしまう。
【0030】図1の出力ガンマ補正部400はこの問題
を解決するために設けられており、詳細は後述する。
【0031】このようにして図1のドット補間部100
3において、1200dpiの画素位置のON/OFF
を決定した後に、出力エンジン1004に1200dp
iのビットマップデータを渡す。
【0032】また図11(a)に示すような濃度値の大
きい、600dpiの多値画像データが入力されてくる
場合を説明する。バッファメモリに余裕があれば、図1
1(b)のように一度1200dpiに解像度変換して
から、1200dpi単位で誤差拡散を行って、図11
(c)のようなビットマップデータを出力することがで
きる。しかしバッファメモリに余裕がなければ、600
dpi単位で誤差拡散法により2値化処理し、図11
(d)のような処理結果となる。ここで本実施の形態の
ように600dpiのビットマップから1200dpi
のドット情報を生成する場合、まず誤差拡散処理で得ら
れた600dpiのビットマップを図7の斜線部の位置
のみに配置すると、図12に示すようになる。ここから
図10の法則にしたがって、図7における斜線をつけて
いない、すべての1200dpiの画素位置のON/O
FFを決定すると、図13のようになる。この場合、図
6(a)のような低濃度の多値画像を入力したときのO
Nドットの減少による濃度低下はほとんど起きない。よ
って濃度低下の問題点はハイライト部特有の問題とな
る。
【0033】本実施の形態によれば、図9に示した如
く、ハイライト部でのドットの集中を抑えられるため、
粒状性が緩和される。一方、ハイライト部において、濃
度の低下が発生してしまうが、本実施の形態では図1の
出力ガンマ補正部400で濃度の低下を補正する。
【0034】図1に示した構成から、出力ガンマ補正部
400をはずして、0〜255の入力画像データを処理
し、その入力画像データの濃度と測定した出力画像デー
タの濃度との関係を図14に示す。
【0035】入力濃度の低い部分で濃度の低下が発生す
る。そこで本実施の形態ではこの濃度の低下を補正する
ため図15に示したガンマ特性のテーブルを出力ガンマ
補正部400に設定する。図15の特性は濃度レベルが
ある程度低い場合は濃度が高くなる様に、又、高い場合
は低くなる様に変換する。
【0036】このように本発明の実施形態によれば、バ
ッファメモリの容量が不足して、出力解像度のビットマ
ップがメモリに格納できない場合においても、ハイライ
ト部の粒状性を、高解像度の2値化を行ったときと同等
の品質で出力することが可能となる。またこのときの誤
差拡散処理による2値化は低解像度のままで行うため、
ソフト処理を行う場合には演算負荷を大幅に減らすこと
ができる。
【0037】(他の実施の形態)他の実施の形態を示す
図を図16に示す。これは前記実施の形態の高解像度ビ
ットマップ情報を決定するための法則を変更したもので
あり、さらに高解像度のビットマップを生成する際の具
体例である。
【0038】このときの入力解像度は前記実施の形態と
同様に600dpiとし、出力解像度を主走査方向は1
800dpiとし、副走査方向を1200dpiとした
ものである。このとき、図1におけるドット補間部10
03では、ドット補間を下の式に従って行う。
【0039】 X1=A・B X2=A・B Y=A・C Z1=A・D+B・C Z2=A・D+B・C
【0040】この式に則って、実際に高解像度ビットマ
ップを生成したときの具体例を示す。
【0041】図11(a)にあるような解像度600d
piの多値画像データが入力されたとき、600dpi
のままで誤差拡散処理して得られるビットマップを図1
7に示す位置に配置したときの状態が図18のようにな
る。このとき図16の法則に従って主走査方向1800
dpi、副走査方向1200dpiにドット補間を行う
と、図19に示すようになる。
【0042】この様に本実施の形態によれば、さらに高
解像度の出力装置でも、その出力解像度のビットマップ
情報を格納するバッファメモリを必要とせず、プリンタ
エンジンの高解像度情報を活かした画像出力が可能であ
る。また更なる高解像度化はハイライト部の粒状性をさ
らに抑えることが可能となる。
【0043】本発明に係る画像処理装置の形態として
は、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末とし
て一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組
み合わせた複写装置、更には送受信機能を有するファク
シミリ装置の形態を取るものであっても良い。
【0044】また本発明の画像処理方法、例えば、ホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タ等の複数のデバイスによって構成されるシステムにも
適用でき、更に、例えば、複写機、ファクシミリ装置等
の単体の装置に適用できる。
【0045】前述した実施形態の画像処理の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒
体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあ
るいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が
記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行す
ることにも適用できる。
【0046】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、上述した実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体は本発明を構成することになる。プログラムコードを
供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピデ
ィスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディス
ク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性の
メモリカード,ROM等を用いることができる。
【0047】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、上述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行ない、その処理によって、上述した実施形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0048】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの・指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行な
い、その処理によって、上述した実施形態の機能が実現
される場合も含まれることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高解像度の出力が可能な画像出力装置でありながら、ビ
ットマップデータを格納するバッファメモリの不足によ
り、高解像度のビットマップが持てない場合でも、低解
像度の形態で2値化処理した後に高解像度のドットを形
成することにより、少ない処理でハイライト部での粒状
性を大幅に改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における画像処理部及び画像出力部
の構成を示したブロック図である。
【図2】画像処理システムを示すブロック図である。
【図3】従来例の画像処理部を説明する図である。
【図4】誤差拡散処理の拡散係数を説明する図である。
【図5】従来例の画像出力部を説明する図である。
【図6】多値入力画像データと誤差拡散処理結果を説明
する図である。
【図7】本発明の実施の形態において、画像出力部のバ
ッファメモリに格納するビットマップデータを説明する
図である。
【図8】図6の多値入力データを入力したときに、画像
出力部のバッファメモリに格納されるビットマップデー
タを説明する図である。
【図9】図8のビットマップに対して、図10に示した
法則でドット補間を行った時のビットマップデータを説
明する図である。
【図10】ドット補間処理を説明するための図である。
【図11】多値入力画像データと誤差拡散処理結果を説
明する図である。
【図12】図11の多値入力データを入力したときに、
画像出力部のバッファメモリに格納されるビットマップ
データを説明する図である。
【図13】図12のビットマップに対して、本発明の第
一の実施例による図10に示した法則でドット補間を行
った時のビットマップデータを説明する図である。
【図14】出力ガンマ特性を説明するための図である。
【図15】本実施の形態で用いられる出力ガンマ特性を
示した図である。
【図16】他の実施の形態におけるドット補間処理を説
明するための図である。
【図17】他の実施の形態における、画像出力部のバッ
ファメモリに格納するビットマップデータを説明する図
である。
【図18】他の実施の形態において、図10の多値入力
データを入力したときに、画像出力部のバッファメモリ
に格納されるビットマップデータを説明する図である。
【図19】図18のビットマップに対して、図16に示
した法則でドット補間を行った時のビットマップデータ
を説明する図である。
【符号の説明】
201 画像入力部 202 画像処理部 203 画像出力部 302 加算器 303 誤差メモリ 304 減算器 305 比較器 1001 バッファメモリコントローラ 1002 バッファメモリ 1003 ドット補間部 1004 出力エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/405 H04N 1/40 B 1/403 103A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像データを2値画像データに変換
    する画像処理装置において、 低解像度の多値画像データを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力した多値画像データの濃度特性
    を変換する変換手段と、 前記変換手段で濃度特性の変換された多値画像データを
    低解像度の単位で2値画像データに変換する2値化手段
    と、 前記2値化手段により2値化された低解像度の2値画像
    データを高解像度の2値画像データに変換する変換手段
    とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記2値化手段は、誤差拡散法により多
    値画像データを2値画像データに変換することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 多値画像データを2値画像データに変換
    する画像処理方法において、 低解像度の多値画像データを入力し、 前記入力した多値画像データの濃度特性を変換し、 前記濃度特性の変換された多値画像データを低解像度の
    単位で2値画像データに変換し、 前記2値化された低解像度の2値画像データを高解像度
    の2値画像データに変換することを特徴とする画像処理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記2値化は、誤差拡散法により多値画
    像データを2値画像データに変換することを特徴とする
    請求項3記載の画像処理方法。
JP9321116A 1997-11-21 1997-11-21 画像処理方法及び装置 Withdrawn JPH11155064A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7251060B2 (en) 2000-12-12 2007-07-31 Ricoh Company, Ltd. Image-processing device using quantization threshold values produced according to a dither threshold matrix and arranging dot-on pixels in a plural-pixel field according to the dither threshold matrix
US10031759B2 (en) 2002-03-29 2018-07-24 Intel Corporation System and method for execution of a secured environment initialization instruction

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