JP2002051181A - ファクシミリ装置、その制御方法、ネットワークシステム、及び処理プログラムを提供する媒体 - Google Patents

ファクシミリ装置、その制御方法、ネットワークシステム、及び処理プログラムを提供する媒体

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JP2002051181A
JP2002051181A JP2000231967A JP2000231967A JP2002051181A JP 2002051181 A JP2002051181 A JP 2002051181A JP 2000231967 A JP2000231967 A JP 2000231967A JP 2000231967 A JP2000231967 A JP 2000231967A JP 2002051181 A JP2002051181 A JP 2002051181A
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Japan
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transmission
destination
network
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JP2000231967A
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English (en)
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Shigeyuki Sugiyama
杉山  茂行
Yasuhiro Matsumoto
保宏 松本
Toshiyuki Takano
敏行 高野
Yasuo Komada
保雄 駒田
Hiroshi Fukada
宏 深田
Tokuaki Seto
徳昭 瀬戸
Naoto Akimoto
直人 秋元
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信宛先がファックス番号とインターネット
アドレスを送信先として有している場合に、1つのワン
タッチキーに前記両方の送信先を登録して、そのファッ
クス番号とインターネットアドレスのどちらに送信する
かを選択することができ、また、最後に選択された送信
先が次操作時の第一優先になるようにして送信時の送信
先の入力作業を低減させることができるファクシミリ装
置を提供する。 【解決手段】 ワンタッチキーと、送信先がFAX番号
のときに使用される回線制御部と、送信先がインターネ
ットアドレスのときに使用されるネット制御部と、送信
先がFAX番号かインターネットアドレスかを判断する
判断手段と、ワンタッチキーに登録された送信先の順序
を入れ替える登録部とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワンタッチダイヤ
ルや短縮ダイヤルなどのメモリダイヤル機能を有するフ
ァクシミリ装置等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤ
ルの機能を有するファクシミリ装置においては、複数の
宛先の回線番号をそれぞれ異なるワンタッチダイヤル/
短縮ダイヤルに対応して登録し、このワンタッチダイヤ
ル/短縮ダイヤルが押下されると、装置自体が自動的に
登録されている電話番号を選択信号として出力してい
た。
【0003】このように、ワンタッチダイヤル機能や短
縮ダイヤル機能を利用することにより、電話番号を入力
する手間が軽減し、電話やファクシミリの発呼時の操作
性を向上させることができる。
【0004】また、1つのワンタッチキーや短縮キーに
複数の電話公衆回線番号を登録する機能を有する機種に
おいては、同一宛先の登録送信先として、電話番号とF
AX番号を登録しておくことによって、電話とFAXを
使い分けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ファクシミリ装置では、登録できる送信先は電話公衆回
線番号だけであるのが現状である。また、近年のインタ
ーネット等の通信手段の進展に伴って、同じ宛先が電話
公衆回線番号だけでなく、インターネットアドレスや携
帯端末を所有している場合が多くなってきている。
【0006】このような場合には、送信する内容や時間
帯に応じて、これらの送信先のうち最適な送信先を簡単
に選択して、ファクシミリ画情報を送信したい、という
使用者の要望が高まっていた。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、1つの
送信宛先が電話公衆回線番号とインターネットアドレス
を送信先として有している場合に、1つのワンタッチキ
ーに前記両方の送信先を登録でき、且つその電話公衆回
線番号とインターネットアドレスのどちらに送信するか
を選択することができるファクシミリ装置等を提供する
ことを目的とする。また、最後に選択された送信先が次
操作時の第一優先になるようにして送信時の送信先の入
力作業を低減させることができるファクシミリ装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係るファクシミリ装置では、
電話公衆回線番号及びネットワークアドレスを含む複数
の送信先を登録し、その登録送信先から所定の送信先を
選択するメモリダイヤル手段と、送信先が電話公衆回線
番号である時に使用され、電話公衆回線網との回線接続
制御を行う回線制御部と、送信先がネットワークアドレ
スであるときに使用され、ネットワーク網とのインター
フェース制御を行うネット制御部と、送信先が電話公衆
回線番号であるか又はネットワークアドレスであるかを
判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果に応じ
て、前記回線制御部と前記ネット制御部とを選択的に起
動して、前記メモリダイヤル手段によって指示された送
信先にファクシミリ送信する送信制御部とを備えたこと
を特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項1記載のファクシミリ装置において、前
記メモリダイヤル手段は、ワンタッチキー又は短縮キー
に対応して設定された送信先を登録する構成であって、
1つのワンタッチキー又は短縮キーに、前記登録送信先
として、電話公衆回線番号とネットワークアドレスを含
む複数の送信先を登録したことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項2記載のファクシミリ装置において、前
記1つのワンタッチキー又は短縮キーに登録された複数
の登録送信先の選択優先順序を自動的に入れ替える手段
を備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項3記載のファクシミリ装置において、前
記複数の登録送信先は、前回の選択動作によって選択さ
れた送信先が次回の第1優先順序となることを特徴とす
る。
【0012】請求項5記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項2乃至請求項4記載のファクシミリ装置
において、ファクシミリ送信に関する情報の表示を行う
表示部を備え、前記複数の登録送信先は、対応する短縮
キーを操作する毎に前記表示部に順次表示することを特
徴とする。
【0013】請求項6記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項5記載のファクシミリ装置において、フ
ァクシミリ送信に関する操作を行うための操作部を備
え、対応する短縮キーの操作により前記複数の登録送信
先のうちの一部を前記表示部に表示し、その後の前記操
作部上のカーソルキーの操作により残りの送信先を順次
表示することを特徴とする。
【0014】請求項7記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項6記載のファクシミリ装置において、前
記複数の登録送信先からの所定の送信先の選択は、前記
表示部に表示されている状態で前記操作部からの送信命
令によって行うことを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項6記載のファクシミリ装置において、前
記複数の登録送信先からの所定の送信先の選択は、前記
表示部に表示されている状態で前記操作部からの選択命
令によって行うことを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項2乃至請求項8記載のファクシミリ装置
において、前記1つのワンタッチキー又は短縮キーに登
録された複数の登録送信先のうち、複数又は全ての送信
先を選択可能に構成したことを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、電話公衆回線番号及びネットワー
クアドレスを含む複数の送信先を登録し、その登録送信
先から所定の送信先を選択するメモリダイヤル手段と、
送信先が電話公衆回線番号である時に使用され、電話公
衆回線網との回線接続制御を行う回線制御部と、送信先
がネットワークアドレスであるときに使用され、ネット
ワーク網とのインターフェース制御を行うネット制御部
とを備えたファクシミリ装置の制御方法であって、送信
先が電話公衆回線番号であるか又はネットワークアドレ
スであるかを判断し、その判断結果に応じて、前記回線
制御部と前記ネット制御部とを選択的に起動して、前記
メモリダイヤル手段によって指示された送信先にファク
シミリ送信することを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項10記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記メモリダイヤル手段は、ワ
ンタッチキー又は短縮キーに対応して設定された送信先
を登録する手段であって、1つのワンタッチキー又は短
縮キーに、前記登録送信先として、電話公衆回線番号と
ネットワークアドレスを含む複数の送信先を登録したこ
とを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項11記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記1つのワンタッチキー又は
短縮キーに登録された複数の登録送信先の選択優先順序
を入れ替える行程を備えたことを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項12記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記複数の登録送信先は、前回
の選択動作によって選択された送信先が次回の第1優先
順序となることを特徴とする。
【0021】請求項14記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項11乃至請求項13記載の
ファクシミリ装置の制御方法において、前記複数の登録
送信先は、対応する短縮キーを操作する毎に前記表示部
に順次表示することを特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項14記載のファクシミリ装
置の制御方法において、対応する短縮キーの操作により
前記複数の登録送信先のうちの一部を前記表示部に表示
し、その後の前記操作部上のカーソルキーの操作により
残りの送信先を順次表示することを特徴とする。
【0023】請求項16記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項15記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記複数の登録送信先からの所
定の送信先の選択は、前記表示部に表示されている状態
で前記操作部からの送信命令によって行うことを特徴と
する。
【0024】請求項17記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項15記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記複数の登録送信先からの所
定の送信先の選択は、前記表示部に表示されている状態
で前記操作部からの選択命令によって行うことを特徴と
する。
【0025】請求項18記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項11乃至請求項17記載の
ファクシミリ装置の制御方法において、前記1つのワン
タッチキー又は短縮キーに登録された複数の登録送信先
のうち、複数又は全ての送信先を選択可能にしたことを
特徴とする。
【0026】請求項19記載の発明に係るネットワーク
システムでは、電話公衆回線網に接続された回線端末
と、ネットワーク網に接続されたネットワーク端末と、
前記電話公衆回線網及び前記ネットワーク網に接続され
たファクシミリ装置とを備えたネットワークシステムで
あって、前記ファクシミリ装置は、電話公衆回線番号と
ネットワークアドレスを含む複数の送信先を登録し、そ
の登録送信先から所定の送信先を選択するメモリダイヤ
ル手段と、送信先が電話公衆回線番号である時に使用さ
れ、前記電話公衆回線網との回線接続制御を行う回線制
御部と、送信先がネットワークアドレスであるときに使
用され、前記ネットワーク網とのインターフェース制御
を行うネット制御部と、送信先が電話公衆回線番号であ
るか又はネットワークアドレスであるかを判断する判断
手段と、前記判断手段の判断結果に応じて、前記回線制
御部と前記ネット制御部とを選択的に起動して、前記メ
モリダイヤル手段によって指示された送信先にファクシ
ミリ送信する送信制御部とを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項20記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項19記載のネットワークシステム
において、前記ファクシミリ装置のメモリダイヤル手段
は、ワンタッチキー又は短縮キーに対応して設定された
送信先を登録する構成であって、1つのワンタッチキー
又は短縮キーに、前記登録送信先として、電話公衆回線
番号とネットワークアドレスを含む複数の送信先を登録
したことを特徴とする。
【0028】請求項21記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項20記載のネットワークシステム
において、前記ファクシミリ装置は、前記1つのワンタ
ッチキー又は短縮キーに登録された複数の登録送信先の
選択優先順序を自動的に入れ替える手段を備えたことを
特徴とする。
【0029】請求項22記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項21記載のネットワークシステム
において、前記複数の登録送信先は、前回の選択動作に
よって選択された送信先が次回の第1優先順序となるこ
とを特徴とする。
【0030】請求項23記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項20乃至請求項22記載のネット
ワークシステムにおいて、前記ファクシミリ装置は、フ
ァクシミリ送信に関する情報の表示を行う表示部を備
え、前記複数の登録送信先が、対応する短縮キーを操作
する毎に前記表示部に順次表示されることを特徴とす
る。
【0031】請求項24記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項23記載のネットワークシステム
において、前記ファクシミリ装置は、ファクシミリ送信
に関する操作を行うための操作部を備え、対応する短縮
キーの操作により前記複数の登録送信先のうちの一部を
前記表示部に表示し、その後の前記操作部上のカーソル
キーの操作により残りの送信先を順次表示することを特
徴とする。
【0032】請求項25記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項24記載のネットワークシステム
において、前記複数の登録送信先からの所定の送信先の
選択は、前記表示部に表示されている状態で前記操作部
からの送信命令によって行うことを特徴とする。
【0033】請求項26記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項24記載のネットワークシステム
において、前記複数の登録送信先からの所定の送信先の
選択は、前記表示部に表示されている状態で前記操作部
からの選択命令によって行うことを特徴とする。
【0034】請求項27記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項20乃至請求項26記載のネット
ワークシステムにおいて、前記ファクシミリ装置は、前
記1つのワンタッチキー又は短縮キーに登録された複数
の登録送信先のうち、複数又は全ての送信先を選択可能
に構成したことを特徴とする。
【0035】請求項28記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、電話公衆回線番号及びネットワ
ークアドレスを含む複数の送信先を登録し、その登録送
信先から所定の送信先を選択するメモリダイヤル手段
と、送信先が電話公衆回線番号である時に使用され、電
話公衆回線網との回線接続制御を行う回線制御部と、送
信先がネットワークアドレスであるときに使用され、ネ
ットワーク網とのインターフェース制御を行うネット制
御部とを備えたファクシミリ装置の制御方法を実行する
ための処理プログラムを提供する媒体であって、前記処
理プログラムは、送信先が電話公衆回線番号であるか又
はネットワークアドレスであるかを判断する判断ステッ
プと、前記判断ステップの判断結果に応じて、前記回線
制御部と前記ネット制御部とを選択的に起動して、前記
メモリダイヤル手段によって指示された送信先にファク
シミリ送信する送信ステップとを備えたことを特徴とす
る。
【0036】請求項29記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項28記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記メモリダイヤル手段に
より、1つのワンタッチキー又は短縮キーに前記登録送
信先として、電話公衆回線番号とネットワークアドレス
を含む複数の送信先を登録するステップを備えたことを
特徴とする。
【0037】請求項30記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項29記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記1つのワンタッチキー
又は短縮キーに登録された複数の登録送信先の選択優先
順序を入れ替えるステップを備えたことを特徴とする。
【0038】請求項31記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項30記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記複数の登録送信先は、
前回の選択動作によって選択された送信先が次回の第1
優先順序となることを特徴とする。
【0039】請求項32記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項29乃至請求項31記載
の処理プログラムを提供する媒体において、前記複数の
登録送信先について、対応する短縮キーを操作する毎に
表示部に順次表示するステップを備えたことを特徴とす
る。
【0040】請求項33記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項32記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、対応する短縮キーの操作に
より前記複数の登録送信先のうちの一部を表示部に表示
し、その後の操作部上のカーソルキーの操作により残り
の送信先を順次表示するステップを備えたことを特徴と
する。
【0041】請求項34記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項33記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記複数の登録送信先から
の所定の送信先の選択は、前記表示部に表示されている
状態で前記操作部からの送信命令によって行うことを特
徴とする。
【0042】請求項35記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項33記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記複数の登録送信先から
の所定の送信先の選択は、前記表示部に表示されている
状態で前記操作部からの選択命令によって行うことを特
徴とする。
【0043】請求項36記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項29乃至請求項35記載
の処理プログラムを提供する媒体において、前記1つの
ワンタッチキー又は短縮キーに登録された複数の登録送
信先のうち、複数又は全ての送信先を選択するステップ
を備えたことを特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0045】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態に係るファクシミリ装置が設置されたネットワー
クシステムの構成を示すブロック図である。
【0046】このネットワークシステムは、電話公衆回
線網11とインターネット等のネットワーク網12とに
接続された本発明のファクシミリ装置(FAX)10を
備えている。電話公衆回線網11には、FAX21を含
む複数の端末装置が相互に接続されており、また、ネッ
トワーク網12には、PC(パソコン)22を含む複数
の端末装置が相互に接続されている。
【0047】本実施形態では、FAX10の送信宛先と
して、前記FAX21と前記PC22とを有する送信宛
先20を想定している。
【0048】図2は、図1に示したファクシミリ装置1
0の制御構成を示すブロック図である。
【0049】同図において、101は装置全体を制御す
るマイクロプロセッサユニット(MPU)であり、シス
テムバス102を介して装置全体を制御する。103は
MPU101の動作のためのプログラムコード、初期値
データ及びテーブルデータなどを格納したROMであ
る。
【0050】104は画像バッファ及び画像メモリ等に
使用されるDRAMであり、ネットワーク網12と送受
信する際のデータを一時的に保持するバッファとして使
用される。また、通信部121を介して受信された画像
データや読取部106から読み取られた画像データ、ネ
ットワーク網12から送られてきた画像データをファイ
ルとして蓄積するためのメモリとして使用される。
【0051】105はユーザ登録データエリア、ワーク
エリア等に使用されるSRAMである。DRAM104
とSRAM105はそれぞれバッテリーバックアップに
よって停電などの不慮の障害から保護されている。
【0052】106は読取部であり、コンタクトセンサ
(CS)107、読取画像補正部108、読取画像処理
部109、読取駆動部110及びSRAM111等によ
り構成され、読取駆動部110を駆動して原稿を搬送
し、CS107によって光学的に読み取って電気的な画
像信号に変換する。この信号を読取画像補正部108で
シェーディング補正等を行い、さらに読取画像処理部1
09で画像処理を行って高精細な画像データを出力す
る。SRAM111は画像処理を行う際のバッファとし
て使用される。
【0053】112は記録部であり、SRAM111、
記録データ復号化部113、記録画像処理部114、記
録制御用ワンチップマイコン115、プリンタエンジン
116、及び記録インターフェース部117等により構
成されている。記録データ復号化部113はランレング
ス形式の画像データを生画像データにデータ変換する。
記録画像処理部114は、生画像データを解像度変換、
画像の変倍、スムージング、及び濃度補正等の画像処理
を施して高精細な画像データに変換する。SRAM11
1は、これらのデータ変換の際のバッファとして使用さ
れる。
【0054】記録制御用ワンチップマイコン115は、
記録部112の各動作の制御を行う記録制御用MPU、
記録制御を行うための各種インストラクションを記述し
たROM、該ROMよりインストラクションを読み出す
手段、読み出したインストラクションを処理する処理手
段、処理手段が必要とする情報を記憶しておくための入
力が可能なRAM、及び処理手段によって作り出された
信号を出力する出力手段等から成り、これらによってプ
リンタエンジン116の記録制御を行うための信号の入
出力が行われる。記録インターフェース部117は、記
録制御用ワンチップマイコン115とMPU101との
間で連携をとるためのインターフェースである。
【0055】118は操作部であり、テンキーなどの各
種キースイッチ等により構成され、装置の動作指示及び
各種情報の入力を行う。119は表示部であり、LCD
やLED等により構成され、装置の状態などの表示を行
う。120はパネルインターフェース部であり、MPU
101と操作部118及び表示部119との連携をとる
ためのインターフェースである。
【0056】121は通信部であり、回線接続装置等の
通信接続部122、変復調装置等の通信制御部123に
より構成され、回線制御を行うものである。126は音
響装置であり、スピーカ等により構成され各種状態を音
響により装置使用者に通知するものである。
【0057】127は外部インターフェース部であり、
MPU101を有する制御部とネットワーク網12との
間のデータ送受信を行ってネットワーク網12から装置
を制御する。
【0058】128は不揮発性記憶装置であり、画像情
報等の保存に使用される大容量の不揮発性のメモリであ
り、電源が切れても情報が消えることはない。129は
画像データの符号化・複合化を行うための画像符号・複
合部であり、画像復号化部129a、画像符号化部12
9b、内部SRAM129cから構成される。130は
本装置に電源を供給する電源である。
【0059】図3は、図2に示した操作部118と表示
部119が構成されたオペレーションパネルの外観図で
ある。
【0060】図中の151は操作者が電話番号等を入力
するためのテンキー部、152はレポート出力等の各機
能を命令したり、短縮番号等を記録させておくためのワ
ンタッチキー部、153はワンタッチキー部152の各
機能を有効にさせるための機能キー、154はワンタッ
チキー部152の入力を確定させるためのセットキー、
155は原稿の読み取りを開始したり、送信を開始した
りするためのスタートキー、156は装置の状況等を使
用者に知らしめるためのLCDである。
【0061】本実施形態では、原稿をセットした後、送
信先が登録されているワンタッチキー152を押下する
と、LCD156に第一優先となっている送信先が表示
される。さらにもう一度、該ワンタッチキー152を押
下すると、LCD156には第二優先の送信先が表示さ
れる。
【0062】使用者は送信したい宛先がLCD156に
表示された時にセットキー154を押下すると、送信先
が確定される。その後、スタートキー155を押下する
と送信が開始される。このとき、送信先として電話公衆
回線番号が選択されていれば、通信部121を経由して
送信され、送信先としてインターネットアドレス等のネ
ットアドレスが選択されていれば外部インターフェース
部127を経由して送信される。
【0063】また、1つのワンタッチキー152に登録
されている複数の送信先のうちから送信先を選択する方
法として、ワンタッチキー152を押下し、LCD15
6に第一優先となっている送信先が表示された後、機能
キー153を押下して、ワンタッチキー152を各機能
を指示するためのキーに変更し、カーソールキーを押下
することで第二優先以降の送信先をLCD156に表示
させても良い。
【0064】さらに、本実施形態では、こうして選択さ
れた送信先が次回操作時の第一優先になるようにSRA
M105の内容を書き換える。
【0065】図4は、上記したファクシミリ装置10の
断面図である。
【0066】同図において、Aはインクジェット記録装
置である記録ユニット、Bは原稿を光学的に読み取る読
取ユニット、及びCは積載された記録紙を分離して記録
ユニットAに供給する給紙ユニットである。
【0067】本図において、まず被記録材(以下記録紙
と称す)の流れについての概略説明を行う。一連の記録
紙搬送経路は矢印Gで示されている。
【0068】本実施形態では、定形のカット紙を用いて
おり、複数枚重ねてオートシートフィーダー250に収
納される。オートシートフィーダー250はスライダ2
51によって記録紙のサイズに合わせて記録紙の側面を
ガイドできるように構成されている。
【0069】まず、オートシートフィーダー250に収
納積載された記録紙は、給紙ローラ252及び不図示の
分離爪によって1枚だけ分離搬送される。その後、搬送
ローラと対向配置されたコロとで挟持搬送される。
【0070】記録ユニットAでは、記録ヘッド201に
よって記録が行われ、記録ヘッド201の下流に位置し
印字がなされた記録紙を装置の下流に搬送する排紙ロー
ラ209と、排紙ローラ209の対向側にあり記録紙の
印字面に接触してもインクが転写されることのない材質
で構成された拍車208を備えている。
【0071】排紙ローラ209と拍車208によって搬
送された記録紙は、装置本体260の下部に設けられた
記録紙排紙トレイ255上に排出される。
【0072】また、223は開閉可能なカバーであり、
開放した状態では記録ヘッド201の交換に要する空間
を開放する。
【0073】次に、シート材(以下原稿と称す)の流れ
について説明する。
【0074】一連の原稿搬送経路は矢印Fで示されてい
る。原稿は、原稿積載トレイを兼ねるカバー223上に
1枚又は複数枚セットされると、不図示の原稿の有無を
検知する原稿有無センサによってその存在を検知され
る。
【0075】その後、使用者によって、送信時/コピー
時にスタートボタン155が押下されると、駆動源であ
る不図示のステッピングモーターにより回転される分離
ローラ233と予備搬送押圧アーム232によって原稿
は扶持され先端が捌かれる。
【0076】そして、原稿は上記分離ローラ233と摩
擦片ユニット234によって構成される分離部で複数枚
原稿の時は1枚ずつ分離され、前記ステッピングモータ
ーにより回転される給紙ローラ235と対向配置される
給紙コロ236とによって挟持搬送され、原稿の先後端
を検知する不図示の原稿先後端センサによってその先端
が検知される。
【0077】その後、原稿読取デバイスであるコンタク
トセンサ237により原稿の画像データを読み取りつ
つ、前記原稿先後端センサにより原稿の後端を検出す
る。前記ステッピングモーターにより回転される排紙ロ
ーラ238を前記原稿先後端センサからの出力によって
所定量回転させ、原稿は前記排紙ローラ238と対向配
置される排紙コロ239によって挟持搬送され、原稿排
紙トレイを兼ねるカバー231上に積載される。
【0078】なお、本実施形態で用いる記録ヘッド20
1は、ノズル内に設けた電気熱変換素子の発熱によって
インク中に生じた膜沸騰の圧力によってノズル先端の吐
出口よりインクを吐出するものである。この記録ヘッド
201として本実施形態のファクシミリでは、128個
のノズルを持ち360DPIの解像度のブラックインク
のモノクロ記録ヘッド201と、64個のノズルを持つ
ブラックインクと各々24個のノズルを持つイエロー、
マゼンタ、シアンの各インクが一体となっている解像度
が360DPIのカラー記録ヘッド201との2種類が
使用できるようになっている。この2種類の記録ヘッド
201を使い分けることによって、ハイスピードのモノ
クロ印字と高精細なフルカラー印字の2通りの印字を行
うことができる。
【0079】次に、本実施形態の動作を図5及び図6を
用いて具体的に説明する。
【0080】図5は、本実施形態に係るワンタッチキー
の登録内容の具体例を示す図であり、図2に示したSR
AM105に記憶されている。また、図6は、本実施形
態の動作を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートに従ったプログラムコードをROM103に格納し
動作することにより、次の制御方法を実現させることが
可能となる。
【0081】図5に示すようにワンタッチキー152の
1番に送信宛先20としてA株式会社が登録されてお
り、その送信先として、第一優先にFAX21のFAX
番号、第二優先にPC22のE−mailアドレス(イ
ンターネットアドレス)が登録されているものとする。
【0082】操作の流れは、図6に示すように使用者が
原稿をセットした後(ステップS11)、ワンタッチキ
ー152の1番を押下すると(ステップS12)、LC
D156に第一優先のFAX番号が表示される(ステッ
プS13)。
【0083】使用者がFAX番号に送信したい時は(ス
テップS14)、そのままセットキー154を押下して
(ステップS15)、送信先をFAX番号で確定させ
(ステップS16)、スタートキー155を押下して
(ステップS17)、送信を開始させる(ステップS1
8)。この場合は、通信部121を経由して電話公衆回
線網11より送信宛先20に送信される。
【0084】もし、送信先としてPC22を指定したい
時は(ステップS14)、LCD156にFAX番号が
表示されている状態から再度ワンタッチキー152の1
番を押下する(ステップS19)。すると、LCD15
6に第二優先のE−mailアドレスが表示されるので
(ステップS20)、セットキー154を押下して(ス
テップS21,ステップS22)送信先をE−mail
アドレスで確定させる(ステップS23)。さらに、ス
タートキー155を押下して(ステップS24)送信を
開始させる(ステップS25)。この場合は、外部イン
ターフェース部127を経由してネットワーク網12よ
り送信宛先20に送信される。また、SRAM105の
内容が書き換えられ、次回操作時の第一優先がE−ma
ilアドレス、第二優先がFAX番号となり、使用頻度
の高い送信先が第一優先となるように送信先の順序を入
れ替えることができる。
【0085】このように本実施形態では、ワンタッチキ
ーにインターネットアドレスも送信先として登録するこ
とによって、送信先が電話公衆回線番号だけでなく、イ
ンターネットアドレスを所有している場合において、送
信する内容や時間帯に応じて、これらの送信先のうち最
適な送信先を簡単に選択して画情報を送信することがで
きる。
【0086】[第2実施形態]上記第1実施形態では、
送信先を2個登録して第二優先までとして説明したが、
本実施形態では、送信先を3箇所登録して第三優先まで
として説明する。
【0087】図7は、本発明の第2実施形態に係るファ
クシミリ装置が設置されたネットワークシステムの構成
を示すブロック図であり、図1と共通の要素には同一の
符号を付し、その説明を説明する。
【0088】本実施形態のネットワークシステムは、電
話公衆回線網11とネットワーク網12とに接続された
上述のFAX10の送信宛先として、FAX21とPC
22に加えてノートパソコンなどの携帯端末23を有す
る送信宛先20を想定している。
【0089】携帯端末23は、電話公衆回線網11に接
続された無線基地局30との間で例えばPHS電話機を
使用して無線接続される。
【0090】次に、本実施形態の動作を図8及び図9を
用いて具体的に説明する。
【0091】図8は、本実施形態に係るワンタッチキー
の登録内容の具体例を示す図であり、図2に示したSR
AM105に記憶されている。また、図9は、本実施形
態の動作を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートに従ったプログラムコードをROM103に格納し
動作することにより、次の制御方法を実現させることが
可能となる。
【0092】図8に示すようにワンタッチキー152の
1番に送信宛先20としてA株式会社が登録されてお
り、その送信先として、第一優先にFAX21のFAX
番号、第二優先にPC22のE−mailアドレス、第
三優先に携帯端末23のPHS電話番号が登録されてい
るものとする。
【0093】図9において、図6と同一の処理は同一の
符合が付されており、その説明は省略する。
【0094】送信先として携帯端末23を指定したい時
は(ステップS21)、LCD156にE−mailア
ドレスが表示されている状態から再度ワンタッチキー1
52の1番を押下する(ステップS31)。すると、L
CD156に第三優先のPHS電話番号が表示されるの
で(ステップS32)、セットキー154を押下して
(ステップS33,ステップS34)送信先をPHS電
話番号で確定させる(ステップS35)。さらに、スタ
ートキー155を押下して(ステップS36)送信を開
始させる(ステップS37)。この場合は、通信部12
1を経由して電話公衆回線網11より送信宛先20に送
信される。
【0095】また、SRAM105の内容が書き換えら
れ、次回操作時の第一優先がPHS電話番号、第二優先
がFAX番号、第三優先がE−mailアドレスとな
る。
【0096】このように本実施形態では、ワンタッチキ
ーにFAX番号、インターネットアドレス、及びPHS
電話番号を送信先として登録することによって、送信先
が電話公衆回線番号だけでなく、インターネットアドレ
スや携帯端末を所有している場合に、送信する内容や時
間帯に応じて、これらの送信先のうち最適な送信先を簡
単に選択して画情報を送信するできる。
【0097】なお、本発明は、上述した実施形態の装置
に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。
前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、完成さ
れることは言うまでもない。
【0098】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、
光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることがで
きる。また、コンピュータが読み出したプログラムコー
ドを実行することにより、前述した実施形態の機能が実
現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際
の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言
うまでもない。
【0099】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部又
は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機
能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0100】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ装置では、電話公衆回線番号及び
ネットワークアドレスを含む複数の送信先を登録し、そ
の登録送信先から所定の送信先を選択するメモリダイヤ
ル手段と、送信先が電話公衆回線番号である時に使用さ
れ、電話公衆回線網との回線接続制御を行う回線制御部
と、送信先がネットワークアドレスであるときに使用さ
れ、ネットワーク網とのインターフェース制御を行うネ
ット制御部と、送信先が電話公衆回線番号であるか又は
ネットワークアドレスであるかを判断する判断手段と、
前記判断手段の判断結果に応じて、前記回線制御部と前
記ネット制御部とを選択的に起動して、前記メモリダイ
ヤル手段によって指示された送信先にファクシミリ送信
する送信制御部とを備えたので、メモリダイヤル手段に
は、電話公衆回線番号だけでなくネットワークアドレス
も登録することができ、送信宛先が電話公衆回線番号と
ネットワークアドレスを有している場合に、使用者の都
合に合わせて、電話公衆回線番号とネットワークアドレ
スのいずれによって送信を行うかを選択することが可能
となる。
【0101】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項1記載のファクシミリ装置において、前
記メモリダイヤル手段は、ワンタッチキー又は短縮キー
に対応して設定された送信先を登録する構成であって、
1つのワンタッチキー又は短縮キーに、前記登録送信先
として、電話公衆回線番号とネットワークアドレスを含
む複数の送信先を登録した備えたので、送信宛先が電話
公衆回線番号とネットワークアドレスを有している場合
に、送信する内容や時間帯に応じて、電話公衆回線番号
とネットワークアドレスのいずれによって送信を行うか
を極めて簡単に選択することが可能となる。
【0102】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項2記載のファクシミリ装置において、前
記1つのワンタッチキー又は短縮キーに登録された複数
の登録送信先の選択優先順序を自動的に入れ替える手段
を備えたので、例えば使用頻度の高い送信先を次回の送
信先として優先的に選択することができ、送信時の送信
先の入力作業を軽減させることが可能である。
【0103】請求項4記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項3記載のファクシミリ装置において、前
記複数の登録送信先は、前回の選択動作によって選択さ
れた送信先が次回の第1優先順序となるようにしたの
で、送信時の送信先の入力作業を軽減させることが可能
である。
【0104】請求項5記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項2乃至請求項4記載のファクシミリ装置
において、ファクシミリ送信に関する情報の表示を行う
表示部を備え、前記複数の登録送信先は、対応する短縮
キーを操作する毎に前記表示部に順次表示する備えたの
で、使用者は複数の登録送信先を容易に知ることができ
る。
【0105】請求項6記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項5記載のファクシミリ装置において、フ
ァクシミリ送信に関する操作を行うための操作部を備
え、対応する短縮キーの操作により前記複数の登録送信
先のうちの一部を前記表示部に表示し、その後の前記操
作部上のカーソルキーの操作により残りの送信先を順次
表示する備えたので、使用者は、複数の登録送信先から
所定の送信先を容易に選択することが可能になる。
【0106】請求項7記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項6記載のファクシミリ装置において、前
記複数の登録送信先からの所定の送信先の選択は、前記
表示部に表示されている状態で前記操作部からの送信命
令によって行うようにしたので、簡易且つ的確に所望の
送信先に送信を行うことが可能になる。
【0107】請求項8記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項6記載のファクシミリ装置において、前
記複数の登録送信先からの所定の送信先の選択は、前記
表示部に表示されている状態で前記操作部からの選択命
令によって行うようにしたので、簡易且つ的確に所望の
送信先の選択を行うことが可能になる。
【0108】請求項9記載の発明に係るファクシミリ装
置では、請求項2乃至請求項8記載のファクシミリ装置
において、前記1つのワンタッチキー又は短縮キーに登
録された複数の登録送信先のうち、複数又は全ての送信
先を選択可能に構成した備えたので、送信宛先が電話公
衆回線番号とネットワークアドレスを有している場合
に、複数又は全ての送信先に対して同一内容の送信を同
時に行うことが可能になる。
【0109】請求項10記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、電話公衆回線番号及びネットワー
クアドレスを含む複数の送信先を登録し、その登録送信
先から所定の送信先を選択するメモリダイヤル手段と、
送信先が電話公衆回線番号である時に使用され、電話公
衆回線網との回線接続制御を行う回線制御部と、送信先
がネットワークアドレスであるときに使用され、ネット
ワーク網とのインターフェース制御を行うネット制御部
とを備えたファクシミリ装置の制御方法であって、送信
先が電話公衆回線番号であるか又はネットワークアドレ
スであるかを判断し、その判断結果に応じて、前記回線
制御部と前記ネット制御部とを選択的に起動して、前記
メモリダイヤル手段によって指示された送信先にファク
シミリ送信する備えたので、上記請求項1の発明と同様
の効果を奏する。
【0110】請求項11記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項10記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記メモリダイヤル手段は、ワ
ンタッチキー又は短縮キーに対応して設定された送信先
を登録する手段であって、1つのワンタッチキー又は短
縮キーに、前記登録送信先として、電話公衆回線番号と
ネットワークアドレスを含む複数の送信先を登録した備
えたので、上記請求項2の発明と同様の効果を奏する。
【0111】請求項12記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項11記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記1つのワンタッチキー又は
短縮キーに登録された複数の登録送信先の選択優先順序
を入れ替える行程を備えたので、上記請求項3の発明と
同様の効果を奏する。
【0112】請求項13記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項12記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記複数の登録送信先は、前回
の選択動作によって選択された送信先が次回の第1優先
順序となる備えたので、上記請求項4の発明と同様の効
果を奏する。
【0113】請求項14記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項11乃至請求項13記載の
ファクシミリ装置の制御方法において、前記複数の登録
送信先は、対応する短縮キーを操作する毎に前記表示部
に順次表示する備えたので、上記請求項5の発明と同様
の効果を奏する。
【0114】請求項15記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項14記載のファクシミリ装
置の制御方法において、対応する短縮キーの操作により
前記複数の登録送信先のうちの一部を前記表示部に表示
し、その後の前記操作部上のカーソルキーの操作により
残りの送信先を順次表示する備えたので、上記請求項6
の発明と同様の効果を奏する。
【0115】請求項16記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項15記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記複数の登録送信先からの所
定の送信先の選択は、前記表示部に表示されている状態
で前記操作部からの送信命令によって行う備えたので、
上記請求項7の発明と同様の効果を奏する。
【0116】請求項17記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項15記載のファクシミリ装
置の制御方法において、前記複数の登録送信先からの所
定の送信先の選択は、前記表示部に表示されている状態
で前記操作部からの選択命令によって行う備えたので、
上記請求項8の発明と同様の効果を奏する。
【0117】請求項18記載の発明に係るファクシミリ
装置の制御方法では、請求項11乃至請求項17記載の
ファクシミリ装置の制御方法において、前記1つのワン
タッチキー又は短縮キーに登録された複数の登録送信先
のうち、複数又は全ての送信先を選択可能にした備えた
ので、上記請求項9の発明と同様の効果を奏する。
【0118】請求項19記載の発明に係るネットワーク
システムでは、電話公衆回線網に接続された回線端末
と、ネットワーク網に接続されたネットワーク端末と、
前記電話公衆回線網及び前記ネットワーク網に接続され
たファクシミリ装置とを備えたネットワークシステムで
あって、前記ファクシミリ装置は、電話公衆回線番号と
ネットワークアドレスを含む複数の送信先を登録し、そ
の登録送信先から所定の送信先を選択するメモリダイヤ
ル手段と、送信先が電話公衆回線番号である時に使用さ
れ、前記電話公衆回線網との回線接続制御を行う回線制
御部と、送信先がネットワークアドレスであるときに使
用され、前記ネットワーク網とのインターフェース制御
を行うネット制御部と、送信先が電話公衆回線番号であ
るか又はネットワークアドレスであるかを判断する判断
手段と、前記判断手段の判断結果に応じて、前記回線制
御部と前記ネット制御部とを選択的に起動して、前記メ
モリダイヤル手段によって指示された送信先にファクシ
ミリ送信する送信制御部とを備えたので、上記請求項1
の発明と同様の効果を奏する。
【0119】請求項20記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項19記載のネットワークシステム
において、前記ファクシミリ装置のメモリダイヤル手段
は、ワンタッチキー又は短縮キーに対応して設定された
送信先を登録する構成であって、1つのワンタッチキー
又は短縮キーに、前記登録送信先として、電話公衆回線
番号とネットワークアドレスを含む複数の送信先を登録
した備えたので、上記請求項2の発明と同様の効果を奏
する。
【0120】請求項21記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項20記載のネットワークシステム
において、前記ファクシミリ装置は、前記1つのワンタ
ッチキー又は短縮キーに登録された複数の登録送信先の
選択優先順序を自動的に入れ替える手段を備えたので、
上記請求項3の発明と同様の効果を奏する。
【0121】請求項22記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項21記載のネットワークシステム
において、前記複数の登録送信先は、前回の選択動作に
よって選択された送信先が次回の第1優先順序となる備
えたので、上記請求項4の発明と同様の効果を奏する。
【0122】請求項23記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項20乃至請求項22記載のネット
ワークシステムにおいて、前記ファクシミリ装置は、フ
ァクシミリ送信に関する情報の表示を行う表示部を備
え、前記複数の登録送信先が、対応する短縮キーを操作
する毎に前記表示部に順次表示される備えたので、上記
請求項5の発明と同様の効果を奏する。
【0123】請求項24記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項23記載のネットワークシステム
において、前記ファクシミリ装置は、ファクシミリ送信
に関する操作を行うための操作部を備え、対応する短縮
キーの操作により前記複数の登録送信先のうちの一部を
前記表示部に表示し、その後の前記操作部上のカーソル
キーの操作により残りの送信先を順次表示する備えたの
で、上記請求項6の発明と同様の効果を奏する。
【0124】請求項25記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項24記載のネットワークシステム
において、前記複数の登録送信先からの所定の送信先の
選択は、前記表示部に表示されている状態で前記操作部
からの送信命令によって行う備えたので、上記請求項7
の発明と同様の効果を奏する。
【0125】請求項26記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項24記載のネットワークシステム
において、前記複数の登録送信先からの所定の送信先の
選択は、前記表示部に表示されている状態で前記操作部
からの選択命令によって行う備えたので、上記請求項8
の発明と同様の効果を奏する。
【0126】請求項27記載の発明に係るネットワーク
システムでは、請求項20乃至請求項26記載のネット
ワークシステムにおいて、前記ファクシミリ装置は、前
記1つのワンタッチキー又は短縮キーに登録された複数
の登録送信先のうち、複数又は全ての送信先を選択可能
に構成した備えたので、上記請求項9の発明と同様の効
果を奏する。
【0127】請求項28記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、電話公衆回線番号及びネットワ
ークアドレスを含む複数の送信先を登録し、その登録送
信先から所定の送信先を選択するメモリダイヤル手段
と、送信先が電話公衆回線番号である時に使用され、電
話公衆回線網との回線接続制御を行う回線制御部と、送
信先がネットワークアドレスであるときに使用され、ネ
ットワーク網とのインターフェース制御を行うネット制
御部とを備えたファクシミリ装置の制御方法を実行する
ための処理プログラムを提供する媒体であって、前記処
理プログラムは、送信先が電話公衆回線番号であるか又
はネットワークアドレスであるかを判断する判断ステッ
プと、前記判断ステップの判断結果に応じて、前記回線
制御部と前記ネット制御部とを選択的に起動して、前記
メモリダイヤル手段によって指示された送信先にファク
シミリ送信する送信ステップとを備えたので、上記請求
項1の発明と同様の効果を奏する。
【0128】請求項29記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項28記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記メモリダイヤル手段に
より、1つのワンタッチキー又は短縮キーに前記登録送
信先として、電話公衆回線番号とネットワークアドレス
を含む複数の送信先を登録するステップを備えたので、
上記請求項2の発明と同様の効果を奏する。
【0129】請求項30記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項29記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記1つのワンタッチキー
又は短縮キーに登録された複数の登録送信先の選択優先
順序を入れ替えるステップを備えたので、上記請求項3
の発明と同様の効果を奏する。
【0130】請求項31記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項30記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記複数の登録送信先は、
前回の選択動作によって選択された送信先が次回の第1
優先順序となる備えたので、上記請求項4の発明と同様
の効果を奏する。
【0131】請求項32記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項29乃至請求項31記載
の処理プログラムを提供する媒体において、前記複数の
登録送信先について、対応する短縮キーを操作する毎に
表示部に順次表示するステップを備えたので、上記請求
項5の発明と同様の効果を奏する。
【0132】請求項33記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項32記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、対応する短縮キーの操作に
より前記複数の登録送信先のうちの一部を表示部に表示
し、その後の操作部上のカーソルキーの操作により残り
の送信先を順次表示するステップを備えたので、上記請
求項6の発明と同様の効果を奏する。
【0133】請求項34記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項33記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記複数の登録送信先から
の所定の送信先の選択は、前記表示部に表示されている
状態で前記操作部からの送信命令によって行う備えたの
で、上記請求項7の発明と同様の効果を奏する。
【0134】請求項35記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項33記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記複数の登録送信先から
の所定の送信先の選択は、前記表示部に表示されている
状態で前記操作部からの選択命令によって行う備えたの
で、上記請求項8の発明と同様の効果を奏する。
【0135】請求項36記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項29乃至請求項35記載
の処理プログラムを提供する媒体において、前記1つの
ワンタッチキー又は短縮キーに登録された複数の登録送
信先のうち、複数又は全ての送信先を選択するステップ
を備えたので、上記請求項9の発明と同様の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るファクシミリ装置
が設置されたネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1に示したファクシミリ装置10の制御構成
を示すブロック図である。
【図3】図2に示した操作部118と表示部119が構
成されたオペレーションパネルの外観図である。
【図4】ファクシミリ装置10の断面図である。
【図5】第1実施形態に係るワンタッチキーの登録内容
の具体例を示す図である。
【図6】第1実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2実施形態に係るファクシミリ装置
が設置されたネットワークシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図8】第2実施形態に係るワンタッチキーの登録内容
の具体例を示す図である。
【図9】第2実施形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10,21 FAX 11 電話公衆回線網 12 ネットワーク網 22 PC 101 MPU 103 ROM 104 DRAM 105 SRAM 106 読取部 112 記録部 118 操作部 119 表示部 121 通信部 127 外部インターフェース部
フロントページの続き (72)発明者 高野 敏行 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 駒田 保雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 深田 宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 瀬戸 徳昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 秋元 直人 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C062 AA02 AA29 AB20 AB23 AB42 AC40 AC42 AF02 AF05 BA04 5C075 AB90 BA08 CB07 CD07 CE14 5K036 AA15 BB01 DD16 DD25 DD32 DD44 JJ03 JJ13 5K101 KK01 LL01 LL02 NN02 NN18 QQ11 RR04 RR12

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話公衆回線番号及びネットワークアド
    レスを含む複数の送信先を登録し、その登録送信先から
    所定の送信先を選択するメモリダイヤル手段と、 送信先が電話公衆回線番号である時に使用され、電話公
    衆回線網との回線接続制御を行う回線制御部と、 送信先がネットワークアドレスであるときに使用され、
    ネットワーク網とのインターフェース制御を行うネット
    制御部と、 送信先が電話公衆回線番号であるか又はネットワークア
    ドレスであるかを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に応じて、前記回線制御部と前
    記ネット制御部とを選択的に起動して、前記メモリダイ
    ヤル手段によって指示された送信先にファクシミリ送信
    する送信制御部とを備えたことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリダイヤル手段は、ワンタッチ
    キー又は短縮キーに対応して設定された送信先を登録す
    る構成であって、1つのワンタッチキー又は短縮キー
    に、前記登録送信先として、電話公衆回線番号とネット
    ワークアドレスを含む複数の送信先を登録したことを特
    徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記1つのワンタッチキー又は短縮キー
    に登録された複数の登録送信先の選択優先順序を自動的
    に入れ替える手段を備えたことを特徴とする請求項2記
    載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の登録送信先は、前回の選択動
    作によって選択された送信先が次回の第1優先順序とな
    ることを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 ファクシミリ送信に関する情報の表示を
    行う表示部を備え、 前記複数の登録送信先は、対応する短縮キーを操作する
    毎に前記表示部に順次表示することを特徴とする請求項
    2乃至請求項4記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 ファクシミリ送信に関する操作を行うた
    めの操作部を備え、 対応する短縮キーの操作により前記複数の登録送信先の
    うちの一部を前記表示部に表示し、その後の前記操作部
    上のカーソルキーの操作により残りの送信先を順次表示
    することを特徴とする請求項5記載のファクシミリ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記複数の登録送信先からの所定の送信
    先の選択は、前記表示部に表示されている状態で前記操
    作部からの送信命令によって行うことを特徴とする請求
    項6記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の登録送信先からの所定の送信
    先の選択は、前記表示部に表示されている状態で前記操
    作部からの選択命令によって行うことを特徴とする請求
    項6記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 前記1つのワンタッチキー又は短縮キー
    に登録された複数の登録送信先のうち、複数又は全ての
    送信先を選択可能に構成したことを特徴とする請求項2
    乃至請求項8記載のファクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 電話公衆回線番号及びネットワークア
    ドレスを含む複数の送信先を登録し、その登録送信先か
    ら所定の送信先を選択するメモリダイヤル手段と、送信
    先が電話公衆回線番号である時に使用され、電話公衆回
    線網との回線接続制御を行う回線制御部と、送信先がネ
    ットワークアドレスであるときに使用され、ネットワー
    ク網とのインターフェース制御を行うネット制御部とを
    備えたファクシミリ装置の制御方法であって、 送信先が電話公衆回線番号であるか又はネットワークア
    ドレスであるかを判断し、 その判断結果に応じて、前記回線制御部と前記ネット制
    御部とを選択的に起動して、前記メモリダイヤル手段に
    よって指示された送信先にファクシミリ送信することを
    特徴とするファクシミリ装置の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記メモリダイヤル手段は、ワンタッ
    チキー又は短縮キーに対応して設定された送信先を登録
    する手段であって、1つのワンタッチキー又は短縮キー
    に、前記登録送信先として、電話公衆回線番号とネット
    ワークアドレスを含む複数の送信先を登録したことを特
    徴とする請求項10記載のファクシミリ装置の制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記1つのワンタッチキー又は短縮キ
    ーに登録された複数の登録送信先の選択優先順序を入れ
    替える行程を備えたことを特徴とする請求項11記載の
    ファクシミリ装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 前記複数の登録送信先は、前回の選択
    動作によって選択された送信先が次回の第1優先順序と
    なることを特徴とする請求項12記載のファクシミリ装
    置の制御方法。
  14. 【請求項14】 前記複数の登録送信先は、対応する短
    縮キーを操作する毎に表示部に順次表示することを特徴
    とする請求項11乃至請求項13記載のファクシミリ装
    置の制御方法。
  15. 【請求項15】 対応する短縮キーの操作により前記複
    数の登録送信先のうちの一部を表示部に表示し、その後
    の操作部上のカーソルキーの操作により残りの送信先を
    順次表示することを特徴とする請求項14記載のファク
    シミリ装置の制御方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の登録送信先からの所定の送
    信先の選択は、前記表示部に表示されている状態で前記
    操作部からの送信命令によって行うことを特徴とする請
    求項15記載のファクシミリ装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 前記複数の登録送信先からの所定の送
    信先の選択は、前記表示部に表示されている状態で前記
    操作部からの選択命令によって行うことを特徴とする請
    求項15記載のファクシミリ装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記1つのワンタッチキー又は短縮キ
    ーに登録された複数の登録送信先のうち、複数又は全て
    の送信先を選択可能にしたことを特徴とする請求項11
    乃至請求項17記載のファクシミリ装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 電話公衆回線網に接続された回線端末
    と、ネットワーク網に接続されたネットワーク端末と、
    前記電話公衆回線網及び前記ネットワーク網に接続され
    たファクシミリ装置とを備えたネットワークシステムで
    あって、 前記ファクシミリ装置は、 電話公衆回線番号とネットワークアドレスを含む複数の
    送信先を登録し、その登録送信先から所定の送信先を選
    択するメモリダイヤル手段と、 送信先が電話公衆回線番号である時に使用され、前記電
    話公衆回線網との回線接続制御を行う回線制御部と、 送信先がネットワークアドレスであるときに使用され、
    前記ネットワーク網とのインターフェース制御を行うネ
    ット制御部と、 送信先が電話公衆回線番号であるか又はネットワークア
    ドレスであるかを判断する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に応じて、前記回線制御部と前
    記ネット制御部とを選択的に起動して、前記メモリダイ
    ヤル手段によって指示された送信先にファクシミリ送信
    する送信制御部とを備えたことを特徴とするネットワー
    クシステム。
  20. 【請求項20】 前記ファクシミリ装置のメモリダイヤ
    ル手段は、ワンタッチキー又は短縮キーに対応して設定
    された送信先を登録する構成であって、1つのワンタッ
    チキー又は短縮キーに、前記登録送信先として、電話公
    衆回線番号とネットワークアドレスを含む複数の送信先
    を登録したことを特徴とする請求項19記載のネットワ
    ークシステム。
  21. 【請求項21】 前記ファクシミリ装置は、前記1つの
    ワンタッチキー又は短縮キーに登録された複数の登録送
    信先の選択優先順序を自動的に入れ替える手段を備えた
    ことを特徴とする請求項20記載のネットワークシステ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記複数の登録送信先は、前回の選択
    動作によって選択された送信先が次回の第1優先順序と
    なることを特徴とする請求項21記載のネットワークシ
    ステム。
  23. 【請求項23】 前記ファクシミリ装置は、 ファクシミリ送信に関する情報の表示を行う表示部を備
    え、 前記複数の登録送信先が、対応する短縮キーを操作する
    毎に前記表示部に順次表示されることを特徴とする請求
    項20乃至請求項22記載のネットワークシステム。
  24. 【請求項24】 前記ファクシミリ装置は、 ファクシミリ送信に関する操作を行うための操作部を備
    え、 対応する短縮キーの操作により前記複数の登録送信先の
    うちの一部を前記表示部に表示し、その後の前記操作部
    上のカーソルキーの操作により残りの送信先を順次表示
    することを特徴とする請求項23記載のネットワークシ
    ステム。
  25. 【請求項25】 前記複数の登録送信先からの所定の送
    信先の選択は、前記表示部に表示されている状態で前記
    操作部からの送信命令によって行うことを特徴とする請
    求項24記載のネットワークシステム。
  26. 【請求項26】 前記複数の登録送信先からの所定の送
    信先の選択は、前記表示部に表示されている状態で前記
    操作部からの選択命令によって行うことを特徴とする請
    求項24記載のネットワークシステム。
  27. 【請求項27】 前記ファクシミリ装置は、 前記1つのワンタッチキー又は短縮キーに登録された複
    数の登録送信先のうち、複数又は全ての送信先を選択可
    能に構成したことを特徴とする請求項20乃至請求項2
    6記載のネットワークシステム。
  28. 【請求項28】 電話公衆回線番号及びネットワークア
    ドレスを含む複数の送信先を登録し、その登録送信先か
    ら所定の送信先を選択するメモリダイヤル手段と、送信
    先が電話公衆回線番号である時に使用され、電話公衆回
    線網との回線接続制御を行う回線制御部と、送信先がネ
    ットワークアドレスであるときに使用され、ネットワー
    ク網とのインターフェース制御を行うネット制御部とを
    備えたファクシミリ装置の制御方法を実行するための処
    理プログラムを提供する媒体であって、 前記処理プログラムは、 送信先が電話公衆回線番号であるか又はネットワークア
    ドレスであるかを判断する判断ステップと、 前記判断ステップの判断結果に応じて、前記回線制御部
    と前記ネット制御部とを選択的に起動して、前記メモリ
    ダイヤル手段によって指示された送信先にファクシミリ
    送信する送信ステップとを備えたことを特徴とする処理
    プログラムを提供する媒体。
  29. 【請求項29】 前記メモリダイヤル手段により、1つ
    のワンタッチキー又は短縮キーに前記登録送信先とし
    て、電話公衆回線番号とネットワークアドレスを含む複
    数の送信先を登録するステップを備えたことを特徴とす
    る請求項28記載の処理プログラムを提供する媒体。
  30. 【請求項30】 前記1つのワンタッチキー又は短縮キ
    ーに登録された複数の登録送信先の選択優先順序を入れ
    替えるステップを備えたことを特徴とする請求項29記
    載の処理プログラムを提供する媒体。
  31. 【請求項31】 前記複数の登録送信先は、前回の選択
    動作によって選択された送信先が次回の第1優先順序と
    なることを特徴とする請求項30記載の処理プログラム
    を提供する媒体。
  32. 【請求項32】 前記複数の登録送信先について、対応
    する短縮キーを操作する毎に表示部に順次表示するステ
    ップを備えたことを特徴とする請求項29乃至請求項3
    1記載の処理プログラムを提供する媒体。
  33. 【請求項33】 対応する短縮キーの操作により前記複
    数の登録送信先のうちの一部を表示部に表示し、その後
    の操作部上のカーソルキーの操作により残りの送信先を
    順次表示するステップを備えたことを特徴とする請求項
    32記載の処理プログラムを提供する媒体。
  34. 【請求項34】 前記複数の登録送信先からの所定の送
    信先の選択は、前記表示部に表示されている状態で前記
    操作部からの送信命令によって行うことを特徴とする請
    求項33記載の処理プログラムを提供する媒体。
  35. 【請求項35】 前記複数の登録送信先からの所定の送
    信先の選択は、前記表示部に表示されている状態で前記
    操作部からの選択命令によって行うことを特徴とする請
    求項33記載の処理プログラムを提供する媒体。
  36. 【請求項36】 前記1つのワンタッチキー又は短縮キ
    ーに登録された複数の登録送信先のうち、複数又は全て
    の送信先を選択するステップを備えたことを特徴とする
    請求項29乃至請求項35記載の処理プログラムを提供
    する媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008182761A (ja) * 2008-03-25 2008-08-07 Kyocera Corp 通信装置
JP2010238249A (ja) * 2010-06-02 2010-10-21 Kyocera Corp 通信装置および表示制御方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008182761A (ja) * 2008-03-25 2008-08-07 Kyocera Corp 通信装置
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