JP2002050687A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
電率絶縁膜を適用する場合において、導電層の研磨の際
に、研磨圧力が高くても膜はがれ、膜破壊等のない良好
な、半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置の製造方法は、以下の工程
(a)〜(e)を含む。 (a)多孔質絶縁層の前駆体30aを形成する工程、
(b)多孔質絶縁層の前駆体30aの所定領域を除去
し、スルーホール32を形成する工程、(c)多孔質絶
縁層の前駆体30aの上に、スルーホール32を充填す
る導電層42を形成する工程、(d)導電層42を研磨
し、スルーホール32内に埋め込み配線層40を形成す
る工程、および(e)工程(d)の後、多孔質絶縁層の
前駆体30aを多孔質化して、多孔質絶縁層30を形成
する工程。
Description
導体装置の製造方法に関する。
されている。これに伴い、層間絶縁層の低誘電率化が必
要となっている。層間絶縁層の低誘電率化を図る技術と
して、層間絶縁層を多孔質化する技術が提案されてい
る。また、さらに、多孔質絶縁層の所定領域に、ダマシ
ン(Damascene)法により、配線層を形成することが検
討されている(たとえば特開平H10−112503号
公報)。
層の所定領域に、ダマシン法により、配線層を形成する
ことができる。図4は、多孔質絶縁層の所定領域に、ダ
マシン法により、配線層を形成する工程を模式的に示す
断面図である。
層120の上に、多孔質絶縁層130を形成する。次
に、リソグラフィおよびエッチングにより、多孔質絶縁
層130の所定領域に、スルーホール132を形成す
る。その後、スルーホール132を充填するようにし
て、導電層142を形成する。
械的研磨(CMP)法により、導電層142を研磨し
て、埋め込み配線層140を形成する。
密度が低いため、機械的強度が低く、上下膜界面での接
着断面積が小さい。その結果、導電層142の研磨の
際、膜はがれ、膜破断等が発生し、研磨圧力を高くする
のに限界がある。
質絶縁層のような機械的強度の低い低誘電率絶縁膜を適
用する場合において、導電層の研磨の際に、研磨圧力が
高くても膜はがれ、膜破壊等のない良好な、半導体装置
の製造方法を提供することにある。
造方法は、以下の工程(a)〜(e)を含む。 (a)多孔質絶縁層の前駆体を形成する工程、(b)前
記多孔質絶縁層の前駆体の所定領域を除去し、スルーホ
ールを形成する工程、(c)前記多孔質絶縁層の前駆体
の上に、前記スルーホールを充填する導電層を形成する
工程、(d)前記導電層を研磨し、スルーホール内に埋
め込み配線層を形成する工程、および(e)前記工程
(d)の後、前記多孔質絶縁層の前駆体を多孔質化し
て、多孔質絶縁層を形成する工程。
(d)の後に行われる。つまり、多孔質絶縁層の前駆体
を多孔質化する前に、導電層の研磨を行っている。多孔
質絶縁層の前駆体は、多孔質化されたものに比べて、密
度が高いため、機械的強度が大きい。このため、本発明
によれば、導電層の研磨の際、研磨圧力が高い場合にお
いても、膜はがれ、膜破壊等が発生せず、良好な研磨を
行うことができる。
ることが好ましい。つまり、熱処理によって、多孔質絶
縁層の前駆体の多孔質化を行うことにより、同時に、埋
め込み配線層におけるグレイン成長を促進させることが
できる。その結果、多孔質絶縁層の前駆体の多孔質化を
するための熱処理と、埋め込み配線層においてグレイン
成長を促進するための熱処理とを、同一の工程で行うこ
とができる。このため、熱処理工程を1工程減らすこと
ができ、製造プロセス工程数の低減を図ることができ
る。
電層が銅、アルミニウムまたはタングステンを主体とす
る材質からなる場合に、特に有用である。
について、図面を参照しながら説明する。
係る半導体装置の製造方法により得られる半導体装置に
ついて説明する。図1は、半導体装置を模式的に示す断
面図である。
(たとえばシリコン基板)10の表面には、MOSFE
Tなどの半導体素子、配線層および素子分離領域(いず
れも図示せず)が形成されている。半導体基板10の上
に、層間絶縁層20が形成されている。
0が形成されている。多孔質絶縁層30の所定領域にお
いて、スルーホール32が形成されている。スルーホー
ル32内には、埋め込み配線層40が形成されている。
埋め込み配線層40は、銅を主体とする材質からなる。
る半導体装置の製造方法について説明する。
導体装置の製造工程を模式的に示す断面図である。
明する。半導体基板10の表面に、一般的な方法によ
り、半導体素子(たとえばMOSFET)、配線層およ
び素子分離領域(いずれも図示せず)を形成する。次
に、この半導体基板10上に、層間絶縁層20を形成す
る。次に、層間絶縁層20に、コンタクトホール(図示
せず)を形成し、コンタクトホール内に、公知の方法に
より、コンタクト層(図示せず)を形成する。
層の前駆体30aを形成する。多孔質絶縁層の前駆体3
0aの形成方法は、たとえば、スピンコート法である。
多孔質絶縁層の前駆体30aの具体例としては、たとえ
ば、触媒化成工業株式会社のIPSシリーズのような従
来のシラノール:Sin(OH)mをベースとするSOG
材料に熱分解性のある有機ポリマーを混在させているも
のを挙げることができる。多孔質絶縁層の前駆体30a
の膜厚としては、たとえば、600〜1000nmであ
る。なお、必要に応じて、層間絶縁層20と、多孔質絶
縁層の前駆体30aとの間に、ベース層(図示せず)を
介在させてもよい。ベース層は、層間絶縁層20と、多
孔質絶縁層の前駆体30aとの密着性を高める機能を有
する。ベース層の具体例は、たとえばプラズマTEOS
酸化膜である。
ソグラフィおよびエッチングにより、多孔質絶縁層の前
駆体30aの所定領域を除去し、スルーホール32を形
成する。また、必要に応じて、スルーホール32におい
て、密着層やバリア層を形成する。
ルーホール32を充填するようにして、多孔質絶縁層の
前駆体30aの上に、銅を主体とする材質からなる導電
層42を形成する。導電層42の形成方法としては、多
孔質絶縁層の前駆体30aが多孔質化しない程度の温度
で、導電層42を形成することができる方法であれば特
に限定されず、たとえばスパッタ法、電界メッキ法を挙
げることができる。導電層42の膜厚は、たとえば60
0〜1500nmである。
MP法により、導電層42を研磨し、平坦化する。これ
により、スルーホール32内に、埋め込み配線層40が
形成される。
行う。これにより、多孔質絶縁層の前駆体30aにおけ
る溶媒が気化し、または、多孔質絶縁層の前駆体30a
における構成分子のうちの一部が熱分解して揮発し、構
造内に空隙34が形成される。こうして、多孔質絶縁層
の前駆体30aが多孔質化され、多孔質絶縁層30が形
成される。また、この熱処理によって、埋め込み配線層
40における、グレイン成長が促進される。埋め込み配
線層40において、グレイン成長が促進されることで、
埋め込み配線層40の低抵抗化を迅速に図ることができ
る。さらに、この熱処理によって、埋め込み配線層40
に含有しているガスを取り去ることができる。この熱処
理における、半導体基板10の温度は、たとえば400
〜450℃である。この温度は、熱分解性物質の分解温
度特性を考慮し、処理時間とともに規定する。
導体装置の製造方法の作用効果について説明する。
2の研磨の後に、多孔質絶縁層の前駆体30aの多孔質
化をしている。すなわち、導電層42の研磨の際、多孔
質絶縁層の前駆体30aは、多孔質化されていない。多
孔質絶縁層の前駆体30aは、多孔質化されたものと比
べると、密度が高いため、機械的強度が大きい。このた
め、本実施の形態によれば、導電層42の研磨の際、研
磨圧力を高くすることができる。
の多孔質化を図るための熱処理は、埋め込み配線層40
を形成した後にしている。このため、この熱処理は、埋
め込み配線層40における、グレイン成長を促進させる
機能をも有する。その結果、多孔質絶縁層の前駆体30
aの多孔質化を図るための熱処理と、埋め込み配線層4
0におけるグレイン成長を促進するための熱処理とを、
同一の工程で行うことができる。このため、熱処理工程
を1工程減らすことができ、製造プロセス工程数の低減
を図ることができる。
限定されず、本発明の要旨を超えない範囲で種々の変更
が可能である。たとえば、次の変更が可能である。
層(導電層)40の材質は、銅を主体とする材質であっ
た。しかし、これに限定されず、埋め込み配線層(導電
層)の材質は、アルミニウムを主体とする材質,タング
ステンを主体とする材質、銀を主体とする材質、金を主
体とする材質であってもよい。
面図である。
的に示す断面図である。
的に示す断面図である。
り、配線層を形成する工程を模式的に示す断面図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 以下の工程(a)〜(e)を含む、半導
体装置の製造方法。 (a)多孔質絶縁層の前駆体を形成する工程、(b)前
記多孔質絶縁層の前駆体の所定領域を除去し、スルーホ
ールを形成する工程、(c)前記多孔質絶縁層の前駆体
の上に、前記スルーホールを充填する導電層を形成する
工程、(d)前記導電層を研磨し、スルーホール内に埋
め込み配線層を形成する工程、および(e)前記工程
(d)の後、前記多孔質絶縁層の前駆体を多孔質化し
て、多孔質絶縁層を形成する工程。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記工程(e)は、熱処理によって行われる、半導体装
置の製造方法。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 前記導電層は、銅、アルミニウムまたはタングステンを
主体とする材質からなる、半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000235930A JP2002050687A (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000235930A JP2002050687A (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | 半導体装置の製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007301774A Division JP2008109149A (ja) | 2007-11-21 | 2007-11-21 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002050687A true JP2002050687A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18728059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000235930A Withdrawn JP2002050687A (ja) | 2000-08-03 | 2000-08-03 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002050687A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004509468A (ja) * | 2000-09-13 | 2004-03-25 | シップレーカンパニー エル エル シー | 電子デバイスの製造 |
US7064060B2 (en) | 2004-02-26 | 2006-06-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor device |
-
2000
- 2000-08-03 JP JP2000235930A patent/JP2002050687A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004509468A (ja) * | 2000-09-13 | 2004-03-25 | シップレーカンパニー エル エル シー | 電子デバイスの製造 |
US7064060B2 (en) | 2004-02-26 | 2006-06-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor device |
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