JP2002050688A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2002050688A
JP2002050688A JP2000235931A JP2000235931A JP2002050688A JP 2002050688 A JP2002050688 A JP 2002050688A JP 2000235931 A JP2000235931 A JP 2000235931A JP 2000235931 A JP2000235931 A JP 2000235931A JP 2002050688 A JP2002050688 A JP 2002050688A
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insulating layer
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forming
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Kazuhiro Masuda
員拓 増田
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線容量が低減された半導体装置およびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体装置100は、第1の配線層14
の上に設けられた、第1の配線層14に達する開口部6
0を有する層間絶縁層20を含む。開口部60は、スル
ーホール62と、スルーホール62と連続する配線溝6
4とを有する。スルーホール62においてコンタクト層
92が設けられ、配線溝64において第2の配線層94
が設けられている。層間絶縁層20は、第1の絶縁層3
0と、第1の絶縁層30の上に設けられた第2の絶縁層
50と、第1の絶縁層30と第2の絶縁層50との間に
設けられた中間層40とを有する。第1の絶縁層30
は、有機系材料からなる多孔質膜である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特に、多層配線を有する半導体装
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【背景技術】近年、半導体装置の微細化に伴い、配線層
が多層にわたって形成されるようになってきている。こ
のため、半導体装置の製造プロセスにおいて、配線層間
を電気的に接続するコンタクト層(以下「コンタクト
層」という)と、配線層とを形成するためのプロセス数
が、半導体装置の全製造プロセス数に占める割合が大き
くなってきている。したがって、現在、配線層およびコ
ンタクト層の形成方法は、半導体装置の製造プロセスに
おいて重要な位置を占めるようになっている。この配線
層およびコンタクト層を、簡易かつ同時に形成する技術
として、いわゆるデュアルダマシン法がある。以下、こ
のデュアルダマシン法の一例を説明する。
【0003】図4に、このデュアルダマシン法を利用し
た配線層およびコンタクト層の製造工程を模式的に示
す。
【0004】まず、図4(a)を参照しながら説明す
る。拡散層112が形成されているシリコン基板110
上に第1の絶縁膜120を形成する。次いで、第1の絶
縁膜120上に窒化シリコン膜130を形成する。窒化
シリコン膜130上にレジスト層R3を形成する。レジ
スト層R3は、後述のコンタクトホール150を形成し
ようとする領域の上方において開口部170を有する。
次いで、窒化シリコン膜130をエッチングする。
【0005】次に、図4(b)を参照しながら説明す
る。レジスト層R3を除去した後、窒化シリコン膜13
0および第1の絶縁膜120の上に第2の絶縁膜140
を形成する。第2の絶縁膜140上にレジスト層R4を
形成する。レジスト層R4は、後述の溝部152を形成
しよとする領域の上方において開口部180を有する。
レジスト層R4をマスクとして第2の絶縁膜140をエ
ッチングして溝部152を形成し、さらに窒化シリコン
膜130をマスクとして第1の絶縁膜120をエッチン
グしてコンタクトホール150を形成する。
【0006】次に、図4(c)を参照しながら説明す
る。レジスト層R4を除去した後、導電物をコンタクト
ホール150および溝部152を含む全面に堆積する。
その後、全面をCMP法により研磨し、埋め込み配線層
160を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、配線
容量が低減された半導体装置およびその製造方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】(半導体装置)本発明の
半導体装置は、導電層の上に設けられた、該導電層に達
する開口部を有する層間絶縁層を含み、前記開口部は、
スルーホールと、該スルーホールと連続する配線溝とを
有し、前記スルーホールにおいてコンタクト層が設けら
れ、前記配線溝において配線層が設けられ、前記層間絶
縁層は、第1の絶縁層と、該第1の絶縁層の上に設けら
れた第2の絶縁層と、該第1の絶縁層と該第2の絶縁層
との間に設けられた中間層とを有し、前記第1の絶縁層
は、有機系材料からなる多孔質膜である。
【0009】ここで、「導電層」には、半導体基板の表
面に形成された、半導体素子(たとえばゲート電極,拡
散層)および配線層、ならびに、層間絶縁層の上に形成
された配線層を含む。
【0010】本発明においては、第1の絶縁層は、有機
系材料からなる。有機系材料は、一般に、酸化シリコン
に比べて低比誘電率を示すものが多く存在し、この場合
では比誘電率が好ましくは3以下のものに着目して適用
する。このため、本発明によれば、第1の絶縁層が酸化
シリコンからなる場合に比べて、配線容量を低減させる
ことができる。
【0011】また、第1の絶縁層は、多孔質膜からな
る。第1の絶縁層が多孔質膜であることにより、第1の
絶縁層の密度が低減されている。このため、第1の絶縁
層の比誘電率は低減されている。その結果、本発明によ
れば、配線容量を低減させることができる。
【0012】本発明は、次の態様のうち、いずれかの態
様をとることが好ましい。
【0013】(1)第1に、前記中間層は、酸化シリコ
ン系材料からなる多孔質膜である態様である。中間層が
酸化シリコン系材料からなることにより、中間層が窒化
シリコンからなる場合に比べて、中間層の比誘電率を低
減することができる。また、中間層が多孔質膜であるこ
とにより、中間層が多孔質膜でない場合に比べて、中間
層の比誘電率を低減することができる。このため、より
配線容量を低減することができる。
【0014】(2)第2に、前記第2の絶縁層は、有機
系材料からなる多孔質膜である態様である。第2の絶縁
層が有機系材料からなる多孔質膜であることで、第2の
絶縁層が酸化シリコンからなる場合に比べて、第2の絶
縁層の比誘電率を低減することができる。このため、よ
り配線容量を低減することができる。
【0015】(半導体装置の製造方法)本発明の半導体
装置は、たとえば次のようにして形成されることができ
る。
【0016】本発明の半導体装置の製造方法は、(A)
導電層の上に、該導電層に達する開口部を有する層間絶
縁層を形成する工程であって、前記開口部は、スルーホ
ールと、該スルーホールと連続する配線溝とを有し、お
よび(B)前記スルーホールにおいてコンタクト層を形
成し、前記配線溝において配線層を形成する工程を含
み、前記工程(A)は、以下の工程(a)〜(f)を含
む。 (a)前記導電層の上に、第1の絶縁層を形成する工程
であって、前記第1の絶縁層は、有機系材料からなる多
孔質膜であり、(b)前記第1の絶縁層の上に、中間層
を形成する工程、(c)前記中間層をパターニングする
工程、(d)前記中間層の上に、第2の絶縁層を形成す
る工程、(e)前記第2の絶縁層の所定の部分を除去し
て、前記配線溝を形成する工程、および(f)前記中間
層をマスクとして、前記第1の絶縁層を除去して、前記
スルーホールを形成する工程。
【0017】本発明の半導体装置の製造方法は、中間層
ならびに第2の絶縁層の材質として、本発明の半導体装
置の項で説明したものと同様のものを適用することがで
きる。
【0018】前記工程(a)および工程(b)は、スピ
ンコート法により行われることが好ましい。これによっ
て、第1の絶縁層と中間層との形成において、スピンコ
ーター1台での連続処理が可能となる。このため、工程
数を短縮でき、その結果、製造コストを削減することが
できる。
【0019】中間層が酸化シリコン系材料からなる多孔
質膜である場合には、次のようにして、第1の絶縁層お
よび中間層を形成することが好ましい。
【0020】前記工程(A)は、さらに、前記導電層の
上に、第1の絶縁層の前駆体を形成する工程(g)、前
記第1の絶縁層の前駆体の上に、中間層の前駆体を形成
する工程(h)を含み、前記第1の絶縁層および前記中
間層は、前記第1の絶縁層の前駆体および前記中間層の
前駆体を熱処理することにより形成される。
【0021】これによって、1回の熱処理で、第1の絶
縁層および中間層を形成することができるため、工程数
を短縮することができる。
【0022】前記工程(g)および(h)は、スピンコ
ート法により行われることが好ましい。これによって、
第1の絶縁層の前駆体と、中間層の前駆体との形成が、
スピンコーター1台での連続処理が可能となる。このた
め、工程数を短縮でき、その結果、製造コストを削減す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しながら説明する。
【0024】(半導体装置)以下、実施の形態に係る半
導体装置について説明する。図1は、実施の形態にかか
る半導体装置を模式的に示す断面図である。
【0025】半導体基板(たとえばシリコン基板)10
の表面には、MOSFETなどの半導体素子、配線層お
よび素子分離領域(図示せず)が形成されている。半導
体基板10上には、第1の層間絶縁層12が形成されて
いる。第1の層間絶縁層12の上には、所定のパターン
を有する第1の配線層14が形成されている。第1の層
間絶縁層12の所定の部分に、コンタクトホール(図示
せず)が形成されている。コンタクトホールは、半導体
基板10の表面に形成された半導体素子または配線層
と、第1の配線層14とを接続している。コンタクトホ
ール内には、コンタクト層(図示せず)が形成されてい
る。コンタクト層は、たとえば、タングステンプラグ,
アルミニウム合金層あるいは銅層からなる。
【0026】第1の配線層14および第1の層間絶縁層
12の上には、第2の層間絶縁層20が形成されてい
る。第2の層間絶縁層20は、第1の絶縁層30、中間
層40および第2の絶縁層50が順次積層して構成され
る。第1の絶縁層30は、有機材料からなる多孔質膜で
構成されている。有機材料は、比誘電率が3以下である
ことが好ましい。この有機材料の具体例としては、ポリ
アリーレンエーテルを主体としたAllied Signal製FLARE
(登録商標)、Dow Chemical製Silk(登録商標)、BC
B(Benzocyclobutene)を挙げることができる。中間層
は、酸化シリコン系材料からなる多孔質膜で構成されて
いる。第2の絶縁層50の構成は、特に限定されない
が、有機材料からなる多孔質膜であることが好ましい。
この有機材料の具体例としては、第1の絶縁層30にお
いて説明したものを挙げることができる。
【0027】第2の層間絶縁層20の所定の部分には、
開口部60が形成されている。開口部60は、第1の配
線層14の上面に達している。開口部60は、スルーホ
ール62と、配線溝64とからなる。スルーホール62
は、第1の絶縁層30および中間層40において、形成
されている。配線溝64は、第2の絶縁層50におい
て、形成されている。
【0028】開口部60内には、埋め込み配線層90が
形成されている。埋め込み配線層90は、コンタクト層
92と、第2の配線層94とを有する。すなわち、スル
ーホール62においてコンタクト層92が形成され、配
線溝64において第2の配線層94が形成されている。
【0029】(作用効果)以下、本実施の形態に係る半
導体装置100の作用効果について説明する。
【0030】(a)本実施の形態においては、第1の絶
縁層30は、有機材料からなる。有機材料は、一般に、
比誘電率が酸化シリコンに比べて低いものが多くあり、
比誘電率が好ましくは3以下のものに着目して適用す
る。このため、本実施の形態によれば、第1の絶縁層3
0が酸化シリコンからなる場合に比べて、配線容量を低
減することができ、RC配線遅延を抑えることができ
る。
【0031】さらに、第1の絶縁層30は、多孔質膜で
構成されている。このため、第1の絶縁層30は密度が
低くなっているため、第1の絶縁層30の比誘電率は低
減されている。このため、本実施の形態によれば、第1
の絶縁層が多孔質膜でない場合に比べて、配線容量を低
減することができ、RC配線遅延を抑えることができ
る。
【0032】(b)本実施の形態においては、中間層4
0は、酸化シリコン系の材料からなる。このため、中間
層が窒化シリコンからなる場合に比べて、中間層の比誘
電率を低減することができる。このため、本実施の形態
によれば、中間層40が窒化シリコンからなる場合に比
べて、配線容量を低減することができ、RC配線遅延を
抑えることができる。
【0033】さらに、中間層40は、多孔質膜で構成さ
れている。このため、中間層40の密度が低くなってい
るため、中間層40の比誘電率が低減されている。この
ため、本実施の形態によれば、中間層が多孔質化されて
いない場合に比べて、配線容量を低減することができ、
RC配線遅延を抑えることができる。
【0034】(半導体装置の製造方法)次に、実施の形
態に係る半導体装置の製造方法について説明する。図2
および図3は、本実施の形態に係る半導体装置の製造工
程を模式的に示す断面図である。
【0035】(1)まず、図2(a)を参照しながら説
明する。半導体基板10の表面に、一般的な方法によ
り、半導体素子(たとえばMOSFET)、配線層およ
び素子分離領域(図示せず)を形成する。次に、この半
導体基板10上に、第1の層間絶縁層12を形成する。
次に、第1の層間絶縁層12に、コンタクトホール(図
示せず)を形成し、コンタクトホール内に、公知の方法
により、コンタクト層(図示せず)を形成する。
【0036】次に、第1の層間絶縁層12の上に、所定
のパターンを有する第1の配線層14を形成する。
【0037】(2)次に、図2(b)に示すように、第
1の層間絶縁層12および第1の配線層14の上に、第
1の絶縁層30および中間層40を、順次形成する。第
1の絶縁層30および中間層40は、たとえば、次のよ
うにして形成することができる。
【0038】第1の層間絶縁層12および第1の配線層
14の上に、第1の絶縁層30の前駆体(図示せず)を
形成する。第1の絶縁層30の前駆体としては、熱分解
−揮発する温度特性が異なる2種類の有機ポリマーをハ
イブリッドさせたものや、有機ポリマーとSiO2系材
料を混在させ、HF蒸気によりSiO2部分を欠落させ
多孔を形成するものを挙げることができる。第1の絶縁
層30の前駆体の形成方法は、特に限定されないが、ス
ピンコート法が好ましい。第1の絶縁層30の前駆体の
膜厚は、たとえば、300〜600nmである。
【0039】次に、第1の絶縁層30の前駆体の上に、
中間層40の前駆体(図示せず)を形成する。中間層4
0の前駆体としては、たとえば、触媒化成工業株式会社
のIPSシリーズのような従来のシラノール:Si
n(OH)mをベースとするSOG材料に熱分解性のある
有機ポリマーを混在させているものを挙げることができ
る。中間層40の前駆体の形成方法は、特に限定されな
いが、スピンコート法が好ましい。第1の絶縁層30の
前駆体と、中間層40の前駆体との形成は、両者ともス
ピンコート法により行うことが好ましい。これにより、
第1の絶縁層30の前駆体と、中間層40の前駆体との
形成が、スピンコーター1台での連続処理が可能とな
る。このため、工程数を短縮でき、結果として、製造コ
ストを削減することができる。中間層40の前駆体の膜
厚は、たとえば30〜100nmである。
【0040】次に、第1の絶縁層30の前駆体および中
間層40の前駆体を熱処理して、それらの前駆体におけ
る溶媒を気化させ、または、それらの前駆体における構
成分子を熱分解し、気孔32を形成する。こうして、第
1の絶縁層30および中間層40を形成することができ
る。
【0041】(3)次に、中間層40の上に、所定のパ
ターンを有する第1のレジスト層R1を形成する。すな
わち、第1のレジスト層R1は、スルーホール62を形
成しようとする領域の上方において、開口されている。
【0042】次に、図2(c)に示すように、第1のレ
ジスト層R1をマスクとして、中間層40をエッチング
する。中間層のエッチング方法は、公知の方法をとるこ
とができる。その後、第1のレジスト層R1を除去す
る。
【0043】(4)次に、図3(a)に示すように、中
間層40の上に、第2の絶縁層50を形成する。第2の
絶縁層50の形成方法としては、第2の絶縁層50が有
機材料からなる多孔質膜で構成される場合を例にとる
と、たとえば、第2の絶縁層50の前駆体を形成し、そ
の前駆体を熱処理することにより、第2の絶縁層50を
形成することができる。第2の絶縁層50の前駆体の具
体例は、第1の絶縁層30の前駆体と同様である。第2
の絶縁層50の前駆体は、たとえば塗布法、好ましくは
スピンコート法により形成されることができる。第2の
絶縁層50の膜厚は、デバイスの設計により異なるが、
たとえば300〜600nmである。また、必要に応じ
て、第2の絶縁層50をCMP法により平坦化すること
ができる。
【0044】次に、第2の絶縁層50の上に、所定のパ
ターンを有する第2のレジスト層R2を形成する。第2
のレジスト層R2は、配線溝64を形成したい領域の上
方において、開口されている。
【0045】(5)次に、図3(b)に示すように、第
2のレジスト層R2をマスクとし、かつ、中間層をエッ
チングストッパとして、第2の絶縁層50をエッチング
し、配線溝64を形成する。そして、中間層40をマス
クとして、第1の絶縁層30をエッチングし、スルーホ
ール62を形成する。エッチング方法としては、たとえ
ば反応性イオンエッチングを挙げることができる。こう
して、第2の層間絶縁層30において、開口部60が形
成される。その後、第2のレジスト層R2を除去する。
【0046】(6)次に、図3(c)に示すように、ス
ルーホール62および配線溝64を充填するようにし
て、第2の絶縁層50の上に、第2の導電層80を形成
する。第2の導電層80の形成方法としては、たとえば
CVD法,スパッタ法を挙げることができる。第2の導
電層80の材質としては、導電性を有する材質であれば
特に限定されない。第2の導電層80の材質の具体例と
しては、たとえばアルミニウム,タングステン,銅,ア
ルミニウムと銅との合金を挙げることができる。
【0047】(7)次に、第2の導電層80はCMP法
により平坦化され、図1に示すように、埋め込み配線層
90が完成する。すなわち、スルーホール62において
コンタクト層92が形成され、配線溝64において第2
の配線層94が形成される。こうして、本実施の形態に
係る半導体装置100が完成する。
【0048】[変形例]本発明は、上記の実施の形態に
限定されず、本発明の要旨を超えない範囲で種々の変更
が可能である。たとえば、次の変更が可能である。
【0049】上記実施の形態においては、デュアルダマ
シン法により、第2層目の層間絶縁層にコンタクト層と
配線層とを形成する場合について説明した。しかし、本
発明は、半導体基板の表面に形成された第1層目の層間
絶縁層、あるいは、第2層目より上の層間絶縁層におい
ても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る半導体装置を模式的に示す断
面図である。
【図2】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図3】実施の形態に係る半導体装置の製造工程を模式
的に示す断面図である。
【図4】従来例に係る半導体装置の製造方法の工程を模
式的に示す断面図である。
【符号の説明】
10 基板 12 第1の層間絶縁層 14 第1の配線層 20 第2の層間絶縁層 30 第1の絶縁層 40 中間層 50 第2の絶縁層 60 開口部 62 スルーホール 64 配線溝 70 ボイド 80 導電層 90 埋め込み配線層 92 コンタクト層 94 第2の配線層 100 半導体装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH08 HH09 HH11 HH19 JJ01 JJ08 JJ09 JJ11 JJ19 KK00 KK01 MM02 PP06 PP15 QQ09 QQ10 QQ13 QQ25 QQ37 QQ48 RR04 RR21 RR29 SS22 TT04 XX24 5F058 AD04 AD05 AF04 AH02 BA20 BD01 BD04 BD07 BF46 BJ02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電層の上に設けられた、該導電層に達
    する開口部を有する層間絶縁層を含み、 前記開口部は、スルーホールと、該スルーホールと連続
    する配線溝とを有し、 前記スルーホールにおいてコンタクト層が設けられ、前
    記配線溝において配線層が設けられ、 前記層間絶縁層は、第1の絶縁層と、該第1の絶縁層の
    上に設けられた第2の絶縁層と、該第1の絶縁層と該第
    2の絶縁層との間に設けられた中間層とを有し、 前記第1の絶縁層は、有機系材料からなる多孔質膜であ
    る、半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記中間層は、酸化シリコン系材料からなる多孔質膜で
    ある、半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第2の絶縁層は、有機系材料からなる多孔質膜であ
    る、半導体装置。
  4. 【請求項4】 (A)導電層の上に、該導電層に達する
    開口部を有する層間絶縁層を形成する工程であって、前
    記開口部は、スルーホールと、該スルーホールと連続す
    る配線溝とを有し、および(B)前記スルーホールにお
    いてコンタクト層を形成し、前記配線溝において配線層
    を形成する工程を含み、 前記工程(A)は、以下の工程(a)〜(f)を含む、
    半導体装置の製造方法。 (a)前記導電層の上に、第1の絶縁層を形成する工程
    であって、 前記第1の絶縁層は、有機系材料からなる多孔質膜であ
    り、(b)前記第1の絶縁層の上に、中間層を形成する
    工程、(c)前記中間層をパターニングする工程、
    (d)前記中間層の上に、第2の絶縁層を形成する工
    程、(e)前記第2の絶縁層の所定の部分を除去して、
    前記配線溝を形成する工程、および(f)前記中間層を
    マスクとして、前記第1の絶縁層を除去して、前記スル
    ーホールを形成する工程。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記中間層は、酸化シリコン系材料からなる多孔質膜で
    ある、半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5において、 前記工程(a)および工程(b)は、スピンコート法に
    より行われる、半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 前記工程(A)は、さらに、前記導電層の上に、第1の
    絶縁層の前駆体を形成する工程(g)、 前記第1の絶縁層の前駆体の上に、中間層の前駆体を形
    成する工程(h)を含み、 前記第1の絶縁層および前記中間層は、前記第1の絶縁
    層の前駆体および前記中間層の前駆体を熱処理すること
    により形成される、半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記工程(g)および(h)は、スピンコート法により
    行われる、半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項4〜8のいずれかにおいて、 前記第2の絶縁層は、有機系材料からなる多孔質膜であ
    る、半導体装置の製造方法。
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JP2005057277A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Samsung Electronics Co Ltd ボイド発生が防止される金属配線構造及び金属配線方法
JP2007518276A (ja) * 2004-01-06 2007-07-05 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 低k相互配線構造物用のしなやかな不動態化エッジシール

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