JP2002050421A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2002050421A
JP2002050421A JP2000235990A JP2000235990A JP2002050421A JP 2002050421 A JP2002050421 A JP 2002050421A JP 2000235990 A JP2000235990 A JP 2000235990A JP 2000235990 A JP2000235990 A JP 2000235990A JP 2002050421 A JP2002050421 A JP 2002050421A
Authority
JP
Japan
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base
contact
insulator
connector
bent
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000235990A
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English (en)
Inventor
Toru Hashiguchi
徹 橋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でありながら接続対象物に関する寸法の
バラツキを吸収する能力が高く、しかも低コストで製造
できるコネクタを提供すること。 【解決手段】 コンタクト2に、インシュレータ1に保
持された基部6の一端から延長され途中で基部の反対端
側に折り曲げられた第1のビーム11と、基部の反対端
から延長され途中で基部の一端側に折り曲げられた第2
のビームとを設ける。第1のビームの先端近傍には一方
の基板に接触するための第1の接点部15を設ける。第
2のビームの先端近傍には他方の基板に接触するための
第2の接点部16を設ける。第1のビームと第2のビー
ムは、コンタクトの幅方向で互いにずれた位置にあり干
渉を防止されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つの接続対象物
間を接続するコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二つの接続対象物間を接続するコ
ネクタとして、弾力性及び導電性をもつ細長い板材を略
U字状又は略V字状に折り曲げて作った単純な形状のコ
ンタクトをインシュレータに組付けてなるコネクタが知
られている(例えば実用新案登録第2537606号公
報参照)。
【0003】そのコネクタにおいて、コンタクトは折曲
部から互いに対向しつつ延びた対のビームを有してい
る。対のビームの自由端には、二つの接続対象物の相対
向する面に接触するための接触部をそれぞれ設けてい
る。使用時には、対のビームが互いに近づく向きに押さ
れて折曲部をさらに曲げ、その弾性復元力により接触部
を接続対象物に圧接させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したコンタクトに
おいては、二つの接続対象物の間隔寸法のバラツキを吸
収するための十分な弾性を備えるには、折曲部から各ビ
ームの自由端又は接触部までの寸法が大きくなることを
避けられない。したがって、コネクタが大型化する。
【0005】また、コンタクトを確実に保持するために
インシュシュレータを複数の部品の組み合わせにより作
っているため、複雑である。
【0006】それ故に本発明の課題は、小型でありなが
ら接続対象物に関する寸法のバラツキを吸収する能力が
高いコネクタを提供することにある。
【0007】本発明の他の課題は、インシュレータを一
体で構成でき、したがって低コストで製造できるコネク
タを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、インシ
ュレータと該インシュレータに組付けられた弾力性及び
導電性をもつコンタクトとを含み、二つの接続対象物間
を接続するコネクタにおいて、前記コンタクトは、前記
インシュレータに保持された基部と、前記基部の一端か
ら延長され途中で前記基部の反対端側に折り曲げられた
第1のビームと、前記第1のビームの先端近傍に設けら
れた、前記接続対象物のうち一方に接触するための第1
の接点部と、前記基部の反対端から延長され途中で前記
基部の一端側に折り曲げられた第2のビームと、前記第
2のビームの先端近傍に設けられた、前記接続対象物の
うち他方に接触するための第2の接点部とを有し、前記
第1のビームと前記第2のビームは、前記コンタクトの
幅方向で互いにずれた位置にあり干渉を防止されている
ことを特徴とするコネクタが得られる。
【0009】前記基部の一端及び反対端に係止部をそれ
ぞれ形成し、前記インシュレータは前記コンタクトを収
容する収容部を有し、前記収容部に前記係止部と係合す
る係合部をそれぞれ設け、前記基部を前記収容部に挿入
することにより、前記コンタクトを前記インシュレータ
に係合により保持してもよい。
【0010】前記係止部は前記基部から前記幅方向に突
出しており、前記係合部は内向きの突起であってもよ
い。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して、本発明
の実施の形態に係るコネクタについて説明する。
【0012】図示のコネクタは、合成樹脂などよりなる
インシュレータ1と、このインシュレータ1に組付けら
れた複数のコンタクト2とを含む。各コンタクト2は弾
力性及び導電性をもつ細長い板材から作られたものであ
る。
【0013】インシュレータ1は、図3にも示すよう
に、コンタクト2を収容するための空所よりなる複数の
収容部3を有している。これらの収容部3は第1の方向
A1に配列されている。第1の方向に直交する第2の方
向A2で互いに対向して各収容部3を規定する二つの壁
部には内向きの突起よりなる係合部4,5がそれぞれ設
けられている。係合部4,5は第1の方向A1で位置ず
れしている。
【0014】コンタクト2は、図4にも示すように、イ
ンシュレータ1の収容部3に挿入される湾曲形成された
基部6を有している。基部6の第2の方向A2における
一端(下端)及び反対端(上端)から幅方向即ち第1の
方向A1で互いに反対向きに突出した突片よりなる係止
部7,8を有している。基部6を収容部3に挿入した状
態で、第1及び第2の方向A1,A2に直交する第3の
方向A3で係止部7,8は係合部4,5にそれぞれ係合
し、これによりコンタクト2は基部6をインシュレータ
1に固定保持される。
【0015】コンタクト2は、さらに、基部6の下端か
ら延長され途中で基部6の上端側に折り曲げられた第1
のビーム11と、基部6の上端から延長され途中で基部
6の下端側に折り曲げられた第2のビーム12とを有し
ている。第1及び第2のビーム11,12は第2の方向
A1にのびた上、さらに途中で基部6側に折り曲げられ
てインシュレータ1の上面13及び下面14にそれぞれ
間隔をおいて対向している。第1のビーム11の先端近
傍には第1の接点部15が設けられている。第2のビー
ム12の先端近傍には第2の接点部16が設けらてい
る。なお、第1のビーム11と第2のビーム12は、コ
ンタクト1の幅方向即ち第1の方向A1で互いにずれた
位置にあり干渉を防止されている。
【0016】さらに図5をも参照して、上述したコネク
タの使用形態を説明する。
【0017】図示のコネクタ20はインシュレータ1に
コンタクト2を多数個備えており、平行な二枚の基板2
1,22即ち接続対象物間の電気的接続に使用される。
その場合、基板21,22間にコネクタ20をその第1
及び第2の接点部15,16が基板21,22にそれぞ
れ対向するように配置する。そして、基板21,22を
互いに近づけ、第1及び第2の接点部15,16に圧接
させる。この結果、基板21,22の回路パターン2
3,24はコネクタ20を介して互いに電気的に接続さ
れる。
【0018】このコネクタは、コンタクト2の独特の形
状により、第3の方向A3の寸法を小さく作ることがで
きるが、基板21,22間の寸法のバラツキに対しては
十分に大きな吸収能力をもつ。しかも、インシュレータ
1を一体で構成でき、したがって低コストで製造でき
る。
【0019】なおコンタクトの数は任意に変更可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型でありながら接続対象物に関する寸法のバラツキを
吸収する能力が高く、しかも低コストで製造できるコネ
クタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコネクタの断面斜視
図である。
【図2】図1のコネクタの断面図である。
【図3】図1のコネクタに使用されたインシュレータの
断面斜視図である。
【図4】図1のコネクタに使用されたコンタクトの斜視
図である。
【図5】図1のコネクタの全体を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図、(c)は底面図、(d)は右側面
図である。
【符号の説明】
1 インシュレータ 2 コンタクト 3 収容部 4,5 係合部 6 基部 7,8 係止部 11 第1のビーム 12 第2のビーム 13 インシュレータの上面 14 インシュレータの下面 15 第1の接点 16 第2の接点 20 コネクタ 21,22 基板 23,24 回路パターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータと該インシュレータに組
    付けられた弾力性及び導電性をもつコンタクトとを含
    み、二つの接続対象物間を接続するコネクタにおいて、 前記コンタクトは、前記インシュレータに保持された基
    部と、前記基部の一端から延長され途中で前記基部の反
    対端側に折り曲げられた第1のビームと、前記第1のビ
    ームの先端近傍に設けられた、前記接続対象物のうち一
    方に接触するための第1の接点部と、前記基部の反対端
    から延長され途中で前記基部の一端側に折り曲げられた
    第2のビームと、前記第2のビームの先端近傍に設けら
    れた、前記接続対象物のうち他方に接触するための第2
    の接点部とを有し、 前記第1のビームと前記第2のビームは、前記コンタク
    トの幅方向で互いにずれた位置にあり干渉を防止されて
    いることを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記基部の一端及び反対端に係止部をそ
    れぞれ形成し、前記インシュレータは前記コンタクトを
    収容する収容部を有し、前記収容部に前記係止部と係合
    する係合部をそれぞれ設け、前記基部を前記収容部に挿
    入することにより、前記コンタクトを前記インシュレー
    タに係合により保持した請求項1に記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記係止部は前記基部から前記幅方向に
    突出しており、前記係合部は内向きの突起である請求項
    3に記載のコネクタ。
JP2000235990A 2000-08-03 2000-08-03 コネクタ Pending JP2002050421A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7621755B2 (en) 2006-06-12 2009-11-24 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Contact and IC socket using the contact

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7621755B2 (en) 2006-06-12 2009-11-24 Yamaichi Electronics Co., Ltd. Contact and IC socket using the contact

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040310